JP3633471B2 - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネルあるいは反射式映像表示素子などのライトバルブ素子を使用して、スクリーン上に映像を投影する投射装置、例えば、液晶プロジェクタ装置や、反射式映像表示プロジェクタ装置、投射型リアプロジェクションテレビ等の投射型映像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
論文Gary D. Sharp et al. “Throughput Color Switch for Sequential Color Projection”SID 2000 DIGESTには、特定波長帯域の光軸を偏光させることがきる偏光回転制御素子、例えば、P偏光光であるR(赤)光の偏光軸を回転させてS偏光光に変換するR偏光回転制御素子、P偏光光であるG(緑)光の偏光軸を回転させてS偏光光に変換するG偏光回転制御素子、P偏光光であるB(青)光の偏光軸を回転させてS偏光光に変換するB偏光回転制御素子を用いて液晶パネルに入射する色を周期的に切り替えることができる電子式の時分割光学特性切替素子(以下、光学特性切替素子と言う)について記載されている。
【0003】
また、上記論文には、光源からの光をリフレクタで反射させ、第1のレンズアレイ、第2のレンズアレイを通過させ、偏光ビームスプリッタでP偏光光に変換して、集光レンズを通過後、光学特性切替素子に入射してR光、B光及びG光を順次出力させ、偏光ビームスプリッタ(以下、PBSと言う)を透過して、反射型の液晶パネルに入射させ、この液晶パネルで反射させ、映像信号が白表示の時に、液晶パネルにてP偏光光をS偏光光に変換してPBSで反射させ、この反射光を、投射レンズを通して拡大された映像を得ることが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術に示されるように、時分割光学特性切り替え素子を、集光レンズ出射後のパネル近傍に置くと、時分割光学特性切り替え素子の厚みや材料成分や応力等の面内不均一性に起因して光学性能の面内不均一性がある場合に、上記面内不均一性に起因する照度むらや色むらがパネルに写像されやすい。そのため、時分割光学特性切り替え素子の面内不均一性がスクリーン上の照度むらや色むらの直接の原因となった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記電子式の時分割光学特性切り替え素子を、パネルに集光する働きをする集光レンズよりランプ側に置くことにより、レンズ等の配置構成を変更することなく、照度むらや色むらの少ない投射型表示装置の提供が可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0007】
図1は、本発明における投射型映像表示装置の一実施例の光学構成図であり、ライトバルブとして反射型液晶パネル12を1枚用いた単板式投射型表示装置を示している。上記装置では液晶パネルに入射する色を周期的に変化させることにより、色を表示する。
【0008】
光源7から放射される光は楕円面または放物面または非球面のリフレクタ1にて集光され、この反射面鏡リフレクタ1の出射開口と略同等サイズの矩形枠に設けられた複数の集光レンズセルにより構成され、リフレクタ1から出射した光を集光して、複数の2次光源像を形成するための第一のアレイレンズ2に入射し、さらに複数の集光レンズセルにより構成され、前述の複数の2次光源像が形成される近傍に配置され、かつ液晶パネル12に第一のアレイレンズ2の個々のレンズ像を結像させる第二のアレイレンズ3を通過する。
【0009】
出射光は第二のアレイレンズ3の各々のレンズ光軸の横方向のピッチに適合するように配置された各々のレンズ幅の略1/2サイズの菱形プリズムの列により構成された偏光ビームスプリッタ4へ入射する。このプリズム面には偏光ビームスプリッタ膜4aの膜付けが施されており、入射光は、この偏光ビームスプリッタ膜4aにてP偏光光とS偏光光に分離される。P偏光光は、そのまま偏光ビームスプリッタ膜を直行し、このプリズムの出射面に設けられたλ/2位相差板4aにより、偏光方向が90°回転され、S偏光光に変換され出射される。一方、S偏光光は、偏光ビームスプリッタ膜により反射され、隣接する菱形プリズム内で本来の光軸方向にもう一度反射してからS偏光光として出射される。
【0010】
偏光板8aにより特定偏光により偏光度の純度を上げて、電子式の時分割光学特性切り替え素子9に入射する。その後、集光レンズ5に入射する。集光レンズ5は、光をパネルに集光するコリメータレンズ5aと、パネルへの入射光をテレセントリックに変換するコンデンサレンズ5bにより構成される。光学エンジンをコンパクトに構成するために反射ミラー14にて光路を折り曲げる。
【0011】
上記時分割光学特性切り替え素子9は、特定波長帯域とそれと異なる波長帯域とでは、異なる偏光軸を有する出射光に変換し、かつ、前記波長帯域を周期的に切り替える。例えば、上記時分割光学特性切り替え素子9からの出射光は、ある時点で赤がS偏光、青と緑はP偏光、次の時点で青がS偏光、赤と緑はP偏光、その次の時点で緑がS偏光、青と赤はP偏光となり、上記3つの状態を周期的に切り替える。
【0012】
その後の光路で、特定の偏光軸、ここではS偏光のみ反射し、P偏光は透過する偏光ビームスプリッタ膜10aを膜付けした直方体型偏光ビームスプリッタ10に入射させることにより、ある時点で赤のみ反射、次に青、次に緑のみ反射することになる。不要色はP偏光ゆえ、偏光ビームスプリッタ膜10aを透過し、液晶パネル12へ入射することはない。上記により、時分割色分離が行われた後、光は変調素子である反射型液晶パネル12を照射する。ここで、位相補償によるコントラスト向上を可能にするλ/4位相差板11を液晶パネル12前に配置している。
【0013】
この反射型液晶パネル12は、表示する画素に対応する(例えば横1024画素縦768画素など)数の液晶表示部が設けてある。そして、外部より入力される信号に従って、液晶パネル12の各画素の偏光角度が変わり、最終的に入射の偏光方向と直交方向になった光が出射され、偏光方向の一致した光が偏光ビームスプリッタ膜10aにより検光される。この途中の角度の偏光を持った光は、偏光ビームスプリッタ膜10aの偏光度との関係で偏光ビームスプリッタ膜10aを通る光の量と検光される量とが決まる。このようにして、外部信号に従った画像を投影する。この時、直方体型偏光ビームスプリッタ10は、反射型液晶パネル12が黒表示を行う場合に、偏光方向は入射光と同等であり、そのまま入射光路に沿って光源側に戻される。
【0014】
その後、映像である光は、例えばズームレンズである投射レンズ13を通過し、スクリーンに到達する。前記投射レンズ13により、反射型液晶パネル12に形成された画像は、スクリーン上に拡大投影され表示装置として機能するものである。この映像液晶表示装置は、電源により、光源7および液晶パネル12の駆動を行っている。
【0015】
上記のように、アレイレンズ2、3により、前記電子式の時分割光学特性切り替え素子9を、液晶パネル12に集光する働きをする集光レンズよりランプ1側に置くことにより、時分割光学特性切り替え素子9の厚みや材料成分や応力等の面内不均一性に起因して光学性能の面内不均一性があっても、上記面内不均一性に起因する照度むらや色むらがパネルに写像されることはない。そのため、時分割光学特性切り替え素子9の面内不均一性がスクリーン上の照度むらや色むらへの影響を低減することができる。
【0016】
アレイレンズ2、3と集光レンズ5による時分割光学特性切り替え素子の面内不均一性に起因するスクリーン上の照度むらや色むらの低減作用を説明する。アレイレンズ2、3により、時分割光学特性切り替え素子の面内不均一性に起因して生じた照度むら及び色むらを有した光の分布を、アレイレンズのセル数だけに細かく分割する。その後、集光レンズによりパネル面上に集光することにより、液晶パネル12上に均一な照度及び色の分布を得るように作用する。
【0017】
電子式の時分割光学特性切り替え素子9が、角度に依存して、出射する光の色の純度が変化したり、他の色の成分が混じって混色が発生したり、色分離時の半値波長のシフトが生じる等によりスクリーン上の色の純度が劣化する問題が発生する場合がある。ゆえに、できるだけ、時分割光学特性切り替え素子9に入射する光の角度成分を少なくすることが、スクリーン上でより良い色性能を得る方法である。集光レンズ5の後の位置より、集光レンズ5の前の位置の方が、入射光の角度成分が小さく、この位置に時分割光学特性切り替え素子9を配置することにより、色の純度を良くすることができる。
【0018】
また、図に示すように、一つの空冷ファン6で冷却可能とするため、偏光板8aと時分割光学特性切り替え素子9を近くに配置している。ただし、偏光板8aは熱の吸収により放熱するので、偏光板8aと時分割光学特性切り替え素子9は、その間に空冷ファンによる十分な流路が確保できるように3mm以上離す必要がある。
【0019】
ところで、省エネルギー及び騒音低減の観点から、冷却ファンの回転数はなるべく低くしたい。しかし、回転数を低くすると冷却効果は減るので、十分な冷却をするためには、より効率的な冷却を行う必要がある。そのためには、偏光板8a及び時分割光学特性切り替え素子9のなるべく広い表面積に風が当たる方がよい。よって、冷却ファン6は偏光板aと時分割光学特性切り替え素子9の間に空気を送り込める位置に配置される必要がある。例えば、図に示すように、偏光板8aと時分割光学特性切り替え素子9の横から空気を吹き込む位置に冷却ファン6を配置する。
【0020】
偏光板8aによる熱吸収に伴う輻射熱による時分割光学特性切り替え素子9の温度上昇を抑えるために、偏光板8aのフィルムを貼った方の面を光源側に向けて配置する。
【0021】
あるいは、偏光板8aそのものに対する熱対策として、偏光フィルムを貼った面を液晶パネル12側へ向け、その裏面を光源側に向けて配置し、該裏面にUVカットとIRカットが設けてもよい。必要によってはスクリーン上で、より良い色純度を得るための不要色光をカットするダイクロカットを該裏面に設けてある。本構成のようにダイクロカットを液晶パネルより離れた位置にある光学部品に設けることにより、カットされた光が投射レンズに入り込んで、コントラストを劣化させることもない。
【0022】
図2は、本発明による第2番目の一実施形態を示す図である。リフレクタ1の後に偏光ビームスプリッタ4を配置し、時分割光学特性切り替え素子9をその後に配置している。図1の偏光ビームスプリッタ4では有効な入射開口は1列おきに存在するため、その間の列に入った光束は、有効に活用されることはない。本実施例では、偏光ビームスプリッタ4の有効な入射開口は、リフレクタ1と略同等の入射開口を有し、ているため、リフレクタ1からの入射光を全て活用できるので、スクリーン上で、より明るい照度を得ることができる。また、偏光ビームスプリッタ4の膜特性を向上させることにより、時分割光学特性切り替え素子9の前の偏光板8aを削除することも可能である。そうした場合、偏光板8aによる吸収損失がなくなるので、スクリーン上で、より明るい照度を得ることができる。また、偏光板8aによる熱の発生もなくなり、冷却ファンを設置する必要がなくなり、省エネルギー、騒音の低減が可能となる。時分割光学特性切り替え素子9の後に、第一のアレイレンズ2及び第二のアレイレンズ3を配置し、その後に集光レンズを配置している。他の部品の構成及び作用及びは図1と同じである。
【0023】
図3は、本発明による第3番目の一実施形態を示す図である。これは、色分離を行う他の方法として、回折現象を利用した時分割光学特性切り替え素子9を用いる。図3に実線で示したON光6aは、時分割光学特性切り替え素子9で反射されて、液晶パネル12まで到達する光路へ向けて出射されるが、破線で示したOFF光6bは、時分割光学特性切り替え素子を透過して、コントラスト低下を防止するために黒塗りした遮光板15へ出射される。ある時点でON光6aは青、OFF光は緑と赤とし、次の時点でON光6aは赤、OFF光は緑と青とし、その次の時点でON光6aは緑、OFF光は赤と青として、上記3つの状態を切り替えることにより色分離を行う。他の部品の構成及び作用は図1と同じである。
【0024】
図4は、本発明による第4番目の一実施形態を示す図である。これは、2枚の反射型液晶パネル12a、12bを用いた2板式投射型映像表示装置である。
【0025】
1方のパネル12aに1色を表示し、他方のパネル12bに2色を交互に表示する。例えば、1方のパネル12aに青、他方のパネル12bに赤と緑を割り当てる。むろん、1方のパネル12aに赤、他方のパネル12bに緑と青という組み合わせや、1方のパネル12aに緑、他方のパネル12bに赤と青という組み合わせでもよい。
【0026】
以下、1方のパネル12aに緑、他方のパネル12bに赤と青の組み合わせで説明する。 光源7、リフレクタ1、第一のアレイレンズ2、第二のアレイレンズ3、偏光ビームスプリッタ4は図1の実施例と同じ働きをする。
【0027】
ここで、電子式の時分割光学特性切り替え素子9は、特定波長帯域とそれと異なる波長帯域とでは、異なる偏光軸を有する出射光に変換し、かつ、前記波長帯域を周期的に切り替える。具体的に、波長帯域を分割して周期的に切り替える。例えば、素子9からの出射光は、緑は常にP偏光で出射し、ある時点で赤はP偏光、青はS偏光、次の時点で青がP偏光、赤がS偏光となり、上記2つの状態を周期的に切り替える。
【0028】
その後、特定の偏光軸、ここではP偏光のみ透過する色分離用偏光ビームスプリッタや色分離用偏光板8bを通過させることにより、ある時点で緑と青のみ透過、次に緑と赤のみ透過することになり、時分割色分離が行われる。
【0029】
次に、特定波長選択波長板16aにて所定の波長帯域の光の偏光方向を変換する。この場合、特定波長選択波長板16aで緑をP偏光からS偏光に変換し、緑はP偏光、赤と青はS偏光で出射される。その後、偏光ビームスプリッタ膜10aによりS偏光である緑は反射されて液晶パネル12bへ出射され、P偏光である赤と青は透過するので液晶パネル12aへ交互に出射される。時分割色分離された光は反射型液晶パネルに読み出し光として入射し、液晶パネルによって、それぞれ変調されて反射して射出される。その後、映像である光は偏光ビームスプリッタ膜10aにより、再び合成される。光はズームレンズであるような投射手段13を通過し、スクリーンに到達する。前記投射手段13により、反射型液晶パネル12a、12bに形成された画像は、スクリーン上に拡大投影され表示装置として機能するものである。
【0030】
直方体型偏光ビームスプリッタ10の出射側に特定波長帯域の偏光方向を変換させる特定波長選択波長板16bを挿入し、赤色、緑色、青色全ての光の偏光方向を揃える。これにより、出射偏光板8cおよび偏光スクリーンの使用が可能となる。 また出射偏光板8cを設けているので、偏光度の純度を向上し、コントラストを向上できる。本構成は、他の実施例に比較して、液晶パネルを1枚多く用いている分、より明るいスクリーン上の照度を得ることができる。
【0031】
図5は、本発明による第5番目の一実施形態を示す図である。リフレクタ1の後に偏光板8aを配置し、その後に時分割光学特性切り替え素子9を配置している。その後に、第一のアレイレンズ2及び第二のアレイレンズ3を配置している。電子式の時分割光学特性切り替え素子9が、角度に依存して、出射する光の色の純度が変化したり、他の色の成分が混じって混色が発生したり、色分離時の半値波長のシフトが生じる等によりスクリーン上の色の純度が劣化する問題が発生する場合がある。ゆえに、できるだけ、時分割光学特性切り替え素子9に入射する光の角度成分を少なくすることが、スクリーン上でより良い色性能を得る方法である。本構成ではリフレクタ1直後であるので、リフレクタ1後の光路では、入射光の角度成分が最も小さく、この位置に時分割光学特性切り替え素子9を配置することにより、他の実施例に比較して色の純度を良くすることができる。他の部品の構成及び作用は第1図と同じである。
【0032】
【発明の効果】
電子式の時分割光学特性切り替え素子を、パネルに集光する働きをする集光レンズよりランプ側に置くことにより、レンズ等の配置構成を変更することなく、照度むらや色むらを改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1番目の一実施形態を示す投射型液晶表示装置の構成図である。
【図2】本発明の第2番目の一実施形態を示す投射型液晶表示装置の構成図である。
【図3】本発明の第3番目の一実施形態を示す投射型液晶表示装置の構成図である。
【図4】本発明の第4番目の一実施形態を示す投射型液晶表示装置の構成図である。
【図5】本発明の第5番目の一実施形態を示す投射型液晶表示装置の構成図である。
【符号の説明】
1…リフレクタ
2…第一アレイレンズ
3…第二アレイレンズ
4…偏光ビームスプリッタ
4a…λ/2位相差板
5…集光レンズ
5a…コリメータレンズ
5b…コンデンサレンズ、
6a…ON光
6b…OFF光
7…光源
8a…入射側偏光板
8b…色分離用偏光板
8c…出射側偏光板
9…電子式の時分割光学特性切り替え素子
10…直方体型偏光ビームスプリッタ
10a…偏光ビームスプリッタ膜
11…λ/4位相差板
12、12a、12b…反射型液晶パネル
13…投射レンズ
14…反射ミラー
15…遮光板
16a…入射側特定波長選択偏光変換素子
16b…出射側特定波長選択偏光変換素子

Claims (4)

  1. 光を放射する光源ユニットと、前記光源ユニットの出射光から映像信号に応じた光学像を形成するライトバルブ手段である映像表示素子と、前記光源ユニットからの光を前記映像表示素子の上に照射させる照明光学系と、前記映像表示素子から出射した光を投射する投射手段と、前記映像表示素子に入射する光の波長帯域を周期的に切り替え可能な時分割切り替えシステムで構成される投射型映像表示装置であって、
    前記照明光学系は、
    複数の集光レンズセルにより構成され、前記光源ユニットからの光を集光して複数の2次光源像を形成する第一のアレイレンズと、
    複数の集光レンズセルにより構成され、前記複数の2次光源像が形成される近傍に配置され、前記第一のアレイレンズの個々のレンズ像を結像させる第二のアレイレンズと、
    前記第二のアレイレンズ近傍に、光をP偏光光とS偏光光とに分離する偏光ビームスプリッタと、該偏光ビームスプリッタの出射光であるP偏光光とS偏光光の何れかの偏光方向を回転させるためのλ/2位相差板と、該P偏光光と該S偏光光の何れかの偏光光を反射させるための反射部から構成される偏光変換素子と、
    前記映像表示素子に光を集光する集光レンズとを有し、
    前記波長帯域時分割切り替えシステムは、偏光板と、該偏光板により偏光度の純度を上げた光が入射される電子式の時分割光学特性切り替え素子とを有し、
    前記電子式の時分割光学特性切り替え素子が前記集光レンズよりも前記光源ユニット側であって、前記第二のアレイレンズと前記偏光変換素子よりも前記映像表示素子側に配置したことを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 光を放射する光源ユニットと、前記光源ユニットの出射光から映像信号に応じた光学像を形成するライトバルブ手段である映像表示素子と、前記光源ユニットからの光を前記映像表示素子の上に照射させる照明光学系と、前記映像表示素子から出射した光を投射する投射手段と、前記映像表示素子に入射する光の波長帯域を周期的に切り替え可能な時分割切り替えシステムで構成される投射型映像表示装置であって、
    前記照明光学系は、
    複数の集光レンズセルにより構成され、前記光源ユニットからの光を集光して複数の2次光源像を形成する第一のアレイレンズと、
    複数の集光レンズセルにより構成され、前記複数の2次光源像が形成される近傍に配置され、前記第一のアレイレンズの個々のレンズ像を結像させる第二のアレイレンズと、
    前記第二のアレイレンズ近傍に、光をP偏光光とS偏光光とに分離する偏光ビームスプリッタと、該偏光ビームスプリッタの出射光であるP偏光光とS偏光光の何れかの偏光方向を回転させるためのλ/2位相差板と、該P偏光光と該S偏光光の何れかの偏光光を反射させるための反射部から構成される偏光変換素子と、
    前記映像表示素子に光を集光する集光レンズとを有し、
    前記波長帯域時分割切り替えシステムは、
    偏光板と、
    該偏光板からの光が入射され、特定波長帯域の光とそれと異なる波長帯域の光とでは、異なる偏光方向を有する出射光に変換し、かつ、前記特定波長帯域を周期的に切り替える電子式の時分割光学特性切り替え素子とを有し、
    前記電子式の時分割光学特性切り替え素子が前記集光レンズよりも前記光源ユニット側であって、前記第二のアレイレンズと前記偏光変換素子よりも前記映像表示素子側に配置したことを特徴とする投射型映像表示装置。
  3. 前記波長帯域時分割切り替えシステムは、更に、特定波長帯域光の略直線偏光のみ透過あるいは反射する偏光素子を有することを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れかに記載の投射型映像表示装置。
  4. 前記電子式の時分割光学特性切り替え素子と、少なくとも1枚の前記偏光素子を1台の空冷ファンで冷却可能な構成としたことを特徴とする請求項5に記載の投射型映像表示装置。
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