JP2573759Y2 - 軒樋吊り具 - Google Patents

軒樋吊り具

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JP2573759Y2
JP2573759Y2 JP1993033312U JP3331293U JP2573759Y2 JP 2573759 Y2 JP2573759 Y2 JP 2573759Y2 JP 1993033312 U JP1993033312 U JP 1993033312U JP 3331293 U JP3331293 U JP 3331293U JP 2573759 Y2 JP2573759 Y2 JP 2573759Y2
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JP
Japan
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eaves gutter
gutter
eaves
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eave
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範男 丹野
臣久 鶴野
泰夫 清水
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建物に軒樋を取付け
る軒樋吊り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かっては、建物に固定した取付け金具の
半円形の凹部に断面が略半円形の軒樋を載せ、軒樋の上
縁を取付け金具に係止することによって、軒樋を建物に
取り付けていた。
【0003】しかし、近年は建物の外観向上が重視さ
れ、取付け金具が下方から見えないように軒樋の上側か
ら係止する軒樋吊り金具が広く採用される傾向があり、
例えば実開昭61−43322号公報、実開平2−10
3432号公報に新しい形式の軒樋吊り金具が示されて
いる。
【0004】図3は上記実開平2−103432号公報
に開示された軒樋吊り具を示す側面図である。11は軒
樋、12および13は軒樋の上縁部(耳部)、14は軒
樋吊り具、15は軒樋吊り具を建物に取付ける取付け面
部、16は帯状の支持部、17は軒樋の上縁部を押える
押え片、18および19は軒樋11の上縁部を係止する
軒樋係止部である。
【0005】そして、軒樋吊り具14の取付け面部15
を建物に固定し、軒樋係止部18,19に軒樋11の上
縁部12,13を係止することにより、軒樋吊り具14
を外部下方から見えないようにして比較的容易に軒樋1
1を建物に取付けることができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】軒樋は水平から所定の
僅かな傾斜をもって直線状に取付ける必要があり、軒樋
吊り具14の取付け面部15を取付ける軒下部、殊に鼻
隠し部分に水糸を引いたり、墨付けを行って直線を出し
施工している。しかし、軒樋の取付け工事は高所での不
安定な作業であり、また軒樋吊り具14を取付ける部分
が不揃い等のために直線状に施工し難いことがある。
【0007】一旦、建物の鼻隠し部分に取付けた軒樋の
高さを僅かに変更して再取付けすることは実際の作業上
は困難であり、取付け高さの調整可能な軒樋取付け具が
要望されており、例えば、実開昭63−140423号
公報「樋受金具」、実開平3−14223号公報「雨樋
の吊金具」には、図4、図5に示すように鼻隠し部分に
固定した取付材(基板部)に設けた垂直方向の長溝に軒
樋取付部(軒樋受具)を上下位置調整可能に固定した構
成が開示されている。
【0008】しかし上記2例とも、軒樋を支える軒樋取
付部(軒樋受具)の基部の固定位置を調整する構成のた
めに、一旦、建物に取付けてからの再調整作業は困難で
あるといった問題がある。
【0009】この考案は、上記従来技術の問題点を解消
するためになされたもので、新規取付け時の軒樋高さの
調節が可能であるだけでなく、取付け後の再調節も容易
にできる軒樋吊り具を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、この考案に係
る軒樋吊り具は、建物に取付ける取付基部と軒樋係止具
を取付ける係合部を有する支持具と、該支持具係合部に
係合する係合部と軒樋係止部を有する軒樋保持具と、支
持具の係合部と軒樋保持具の係合部とを係合させて締付
け固定する締付け具とよりなり、支持具の係合部と軒樋
保持具の係合部との間にスペーサを介在させて締付け固
定可能とする構成によって、前記の目的を達成しようと
するものである。
【0011】
【作用】以上の構成により、建物側に固定した支持具の
係合部に軒樋保持具の係合部を係合させ締付け具によっ
て締付け固定し、軒樋保持具の軒樋係止部に軒樋の両側
上縁部分を係止することにより、軒樋を軒下に取り付け
ることができる。
【0012】そして、支持具の係合部と軒樋保持具の係
合部との間にスペーサを介在させ、スペーサの厚みを変
更したり、或はスペーサを取り外したりすることにより
軒樋の取付け高さの調節ができる。しかも、同係合締付
け部分は軒樋の上方に露出しており、高さ調節作業は容
易であり、一旦取付けた後の再調節も容易である。
【0013】
【実施例】以下、この考案に係る軒樋吊り具を実施例に
より説明する。
【0014】図1は、この考案の一実施例によって軒樋
を取付けた状態を示す側面図であり、図2は同実施例の
高さ調節状態を示す要部拡大側面図である。
【0015】実施例の軒樋吊り具は、金属材または合成
樹脂材、FRP材等により形成した支持具Aと、軒樋保
持具Bと、締付け具8とより成っている。
【0016】支持具Aには、建物に取付けるための釘孔
を有する平板状の取付基部1が一方の端部に形成してあ
り、取付基部1から軒先外方に伸びる断面が下向きコの
字状の腕部2の先端部分に軒樋保持具Bを取付けるため
のボルト孔を有する係合部3が形成してある。
【0017】軒樋保持具Bには、断面コの字状の腕部4
の両端部分に軒樋11の両側上縁部分(耳部)12,1
3を係止して取付ける軒樋係止部5,6が形成してあ
り、腕部4の中間部分にはボルト孔を有し支持具Aの係
合部3に嵌め込み係合する係合部7が形成してある。
【0018】そして、支持具Aの係合部3に軒樋保持具
Bの係合部7を係合させ、両方のボルト孔にボルトを貫
通させ蝶ナット8で締付けて支持具Aと軒樋保持具Bと
を一体化する構成となっている。
【0019】なお、図1に示す10は、軒樋11内の雨
水を不図示の縦樋に落すためのジョイントである落とし
口ドレンを示している。
【0020】本実施例は図2に示すように、支持具Aの
係合部3と軒樋保持具Bの係合部7との間に図1には無
かったスペーサ9を介在させて、蝶ナット8で締付け支
持具Aと軒樋保持具Bとを一体化することもできる構成
となっている。
【0021】上記の構成により、支持具Aの取付基部1
を建物の軒下鼻隠し部に固定し、支持具Aの係合部3と
軒樋保持具Bの係合部7とを係合させてボルトを貫通さ
せ蝶ナット8で締付けて支持具Aに軒樋保持具Bを固定
し、軒樋保持具Bの両端部分に形成した軒樋係止部5,
6に軒樋11の両側縁部分12,13を係止することに
より、軒樋11を軒下に取り付けることができる。
【0022】そして、支持具Aの係合部3と軒樋保持具
Bの係合部7との間にスペーサ9を介在させ、スペーサ
9の厚みを変更したり、或はスペーサを取り外したりす
ることにより軒樋11の取付け高さの調節ができる。
【0023】更に、スペーサ9をゴム板等、適度な弾性
を有して圧縮可能な材質で構成することにより、蝶ナッ
ト8での締付け力を加減して容易に軒樋11の取付け高
さの調節ができ、特に微調整にも優れた効果を発揮する
ことができる。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、建物側に固定した支持具の係合部に軒樋保持具の係
合部を締付け具によって締付け固定し、軒樋保持具に形
成した軒樋係止部に軒樋の両側縁部分を係止することに
より、軒樋を軒下に取り付けることができる。
【0025】そして、支持具の係合部と軒樋保持具の係
合部との間にスペーサを介在させ、スペーサの厚みを変
更したり、或はスペーサを取り外したりすることにより
軒樋の取付け高さの調節ができる。しかも、同係合締付
け部分は軒樋の上方に露出しているので、高さ調節作業
は容易であるので、一旦取付けた後での再調節も容易で
ある。従って軒樋を直線状に所定の傾斜をもって建物に
取付けたり、或は補修することが容易にできる。この機
能効果により、軒樋の機能を満足に維持し、建物外観を
美しく保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例に軒樋を取付けた状態を示す側面図
である。
【図2】 一実施例の高さ調節状態を示す要部拡大側面
図である。
【図3】 従来の軒樋吊り具を示す側面図である。
【図4】 従来の樋受金具を示す斜視図である。
【図5】 従来の雨樋の吊金具を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 支持具 B 軒樋保持具 1 取付基部 2,4 腕部 3 支持具の係合部 5,6 軒樋係止部 7 軒樋保持具の係合部 8 蝶ナット 9 スペーサ 10 落とし口ドレン 11 軒樋 12,13 軒樋の上縁部分 14 軒樋吊り具 15 取付け面部 16 支持部 17 押え片 18,19 軒樋係止部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に取付ける取付基部と軒樋係止具を
    取付ける係合部を有する支持具と、該支持具係合部に係
    合する係合部と軒樋係止部を有する軒樋保持具と、支持
    具の係合部と軒樋保持具の係合部とを係合させて締付け
    固定する締付け具とよりなり、支持具の係合部と軒樋保
    持具の係合部との間にスペーサを介在させて締付け固定
    可能となされた軒樋吊り具。
JP1993033312U 1993-06-21 1993-06-21 軒樋吊り具 Expired - Fee Related JP2573759Y2 (ja)

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DE102006002238C5 (de) 2006-01-17 2019-02-28 Böllhoff Verbindungstechnik GmbH Verfahren zum Herstellen einer Nagelverbindung sowie Nagel hierfür

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