JP3630963B2 - 車両用収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車内には複数の収納装置が取り付けられる。たとえば、特開平7−145844号には、図5に示すように、コンソ−ルボックスに取り付けられた、収納部11aを有する収納体11と蓋体12とを備える収納装置本体と、収納装置本体の前方に配置されたカバー部材13とを有する収納装置が開示されている。蓋体12は回転軸11bを軸に回動することにより収納体11の収納部11aを開閉する。収納部11aの開時、蓋体12はカバー部材13側に位置する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の収納装置は収納装置本体の蓋体12とカバー部材13との間に隙間S’があるため、カードやコインなどの小物類が隙間S’に入りやすく、また、隙間S’に小物類が入ると取り出しにくいという問題がある。
本発明の目的は、収納装置本体とカバー部材との間に小物類が入りにくく、また、収納装置本体とカバー部材との間に小物類が入ったとしても容易に取り出すことができる、車両用収納装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
収納部を有する収納体と、前記収納部を開閉可能に前記収納体に回動可能に支持された蓋体と、を備える収納装置本体と、
前記収納体の収納部が開の状態の時に蓋体が位置する側で前記収納装置本体と隣合って配置されるカバー部材と、
前記蓋体の前記カバー部材側端に前記カバー部材との間に隙間をもたせて移動可能に設けられ、軟質材からなり前記蓋体とは別体に形成されたシール部と、
前記シール部の前記カバー部材側端に形成された複数の溝と、
前記カバー部材の中央部から下部にかけての部位のみに設けられ、前記シール部の溝に隙間をもって入り込む凸部と、
を有する車両用収納装置。
【0005】
上記本発明の車両用収納装置では、蓋体のカバー部材側端の先端部に溝を有するシール部が設けられているので、蓋体が収納体の収納部を閉じているときはシール部が蓋体からカバー部材に向かって延び、収納装置本体の蓋体とカバー部材の間がシール部がない場合に比べて小さくなり、収納装置本体とカバー部材との間に小物類が入りにくくなる。蓋体が回動するときにはシール部が下方に向くため収納装置本体の蓋体とカバー部材の間から小物類が入りやすくなるが、小物類が入ったとしても、小物類は収納部を閉じる方向に蓋体が回動する時にそれと同時に蓋体のシール部上に保持された状態で上方に持ち上げられるので、取り出しが容易である。また、蓋体の回動途中、シール部に設けられた溝にカバー部材に設けられた凸部が入り込んでいる部分ではシール部とカバー部材の間の隙間は凹凸状になっているので、小物類は凹凸状の隙間を抜けて蓋体のシール部より下方に入りにくく、シール部あるいはカバー部材の凸部上に保持される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例の車両用収納装置の構成を図1〜図4を参照して説明する。図1〜図4は本発明の実施例の車両用収納装置を示す。本発明の実施例の車両用収納装置はたとえば自動車のコンソールボックスに配置される。
車両用収納装置は、小物類を収納するための、上方に向かって開口している収納部1aを有する収納体1と、収納部1aを開閉可能に収納体1に回動可能に支持された蓋体2と、を備える収納装置本体10と、収納部1aが開の状態の時に蓋体2が位置する側で収納装置本体10と隣合って配置されるカバー部材3と、を有し、蓋体2のカバー部材側端には先端部に複数の溝2dを有しカバー部材3に向かって延びるシール部2cが設けられ、カバー部材3には収納体1に向かって突出しシール部2cの溝2dに隙間をもって入り込む複数の凸部3aが設けられている。
【0007】
収納体1には両側壁面に外側に突出する軸部1bが形成されている。
蓋体2の裏面のシール部側左右両側にはアーム部2aが形成されている。アーム部2aはほぼL字状で、蓋体2に直交する方向に取り付けられ、先端がシール部側とは反対側に曲げられている。アーム部2aの先端部には孔2bが形成されている。アーム部2aの孔2bに収納体1の軸部1bが挿入されビス締めされることにより、蓋体2は軸部1bを中心に回動する。
収納体1、蓋体2はたとえばアクリロニトリル・スチレン樹脂からなる。
シール部2cは蓋体2と別体に形成され、たとえば軟質材であるエラストマーなどからなるが、蓋体2と同じ材質で一体に形成されてもよい。
【0008】
カバー部材3は収納装置本体10側の面が蓋体2の回動軌跡にほぼ沿って湾曲し、収納装置本体10との間には空隙部S2を有する。
カバー部材3の凸部3aは湾曲した面に中央部から下部にかけて設けられている。
【0009】
蓋体2が収納部1aを閉じているほぼ水平の状態から回動軸1bを中心に回動して収納部1aを開ける過程では、蓋体2の回動をスムーズにするためにシール部2cはカバー部材3とは接することなく所定の間隔を有する。カバー部材3の凸部3aは、図4に示すように、シール部2cの溝2dに隙間S3をもって入り込む。収納部1aが完全に開となった状態では、蓋体2は収納体1とカバー部材3の間で水平に対して直交する方向に向いている。
溝2dと溝2dに入り込む凸部3aの数はそれぞれ1つ以上設けられ、形状は任意でよい。
【0010】
つぎに、作用を説明する。
蓋体2が収納部1aを閉じ水平とされている状態では、図2に示すように、シール部2cが蓋体2からカバー部材3に向かって延びているので、シール部2cにより蓋体2とカバー部材3の間S1が小さくされ、カードやコインなどの小物類は蓋体2とカバー部材3の間S1から入りにくくなる。
【0011】
蓋体2が、図2に示す水平状態から図3に示す収納部1aを完全に開とし、水平に対し直交する方向に向くまで回動する過程では、シール部2cが下方に向くため、カードやコインなどの小物類が蓋体2の上部とカバー部材3の間S1から収納装置本体10とカバー部材3の間の空隙部S2に入りやすくなる。しかし、空隙部S2に小物類が入ったとしてもカバー部材3の凸部3aの上方に小物類が保持されれば空隙部S2の下方まで小物類が入り込むことはない。また、蓋体2の回動途中、シール部2cの溝2dとカバー部材3の凸部3aが隙間S3をもって入り込んでいる部分では、隙間S3は、図4に示すように、ジグザク状(凹凸状)となるので、蓋体2の上部とカバー部材3の間S1から空隙部S2に小物類が入ったとしてもシール部2cとカバー部材3で保持され、シール部2cより下方に小物類が入り込むことを防止できる。そして、シール部2c上に保持された小物類は、蓋体2が収納部1aを閉じるために回動するときに、上方に向かって回動するシール部2c上に保持されたまま持ち上げられるので、隙間S1から取り出しやすい。
【0012】
【発明の効果】
本発明の車両用収納装置によれば、収納体の収納部が蓋体によって閉じているときは、蓋体に設けられたシール部により蓋体とカバー部材との間が小さくされているので小物類は入り込みにくい。収納部が開けられるときは、蓋体のシール部は下方に移動するので収納体とカバー部材との間から小物類が入るおそれがあるが、小物類が入ったとしてもシール部の溝に隙間をもって入り込むカバー部材の凸部上に、あるいはシール部上に保持され、蓋体が収納部を閉じる方向へ回動するときにシール部とともに上方に持ち上げられるので取り出しが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の車両用収納装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例の車両用収納装置の蓋体が収納部を閉じている状態の断面図である。
【図3】本発明の実施例の車両用収納装置の蓋体が開き収納部が開となっている状態の断面図である。
【図4】本発明の実施例の車両用収納装置の蓋体の回動途中の部分断面図である。
【図5】従来の車両用収納装置の側面図である。
【符号の説明】
1 収納体
1a 収納部
2 蓋体
2c シール部
2d 溝
3 カバー部材
3a 凸部
10 収納装置本体
S3 隙間

Claims (1)

  1. 収納部を有する収納体と、前記収納部を開閉可能に前記収納体に回動可能に支持された蓋体と、を備える収納装置本体と、
    前記収納体の収納部が開の状態の時に蓋体が位置する側で前記収納装置本体と隣合って配置されるカバー部材と、
    前記蓋体の前記カバー部材側端に前記カバー部材との間に隙間をもたせて移動可能に設けられ、軟質材からなり前記蓋体とは別体に形成されたシール部と、
    前記シール部の前記カバー部材側端に形成された複数の溝と、
    前記カバー部材の中央部から下部にかけての部位のみに設けられ、前記シール部の溝に隙間をもって入り込む凸部と、
    を有する車両用収納装置。
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