JP3626754B2 - 有機化合物の触媒的焼却 - Google Patents

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、廃ガス流れの中に含まれている有機化合物の触媒的分解を生じさせる新規触媒、並びに上記触媒を用いた方法に関するものである。
【従来の技術】
現在、有機化学品の製造、浄化および脱脂工程、並びに汚染されている地下水または土壌の空気除去で生じる排出空気または排気などを源とする、有害な揮発性有機物によって環境が汚染されることに関して多大な関心が寄せられている。これらの材料の分解では典型的に熱焼却が用いられているが、これは非常に高い温度(1300℃)と特別な装置を必要としている結果として、投資額と維持費が高くなってしまう。炭素吸着が1つの代替法である。しかしながら、この方法は汚染物質の分解を生じさせるものでなく、単にこれらの濃縮を行うものである。その後、これらの汚染物質を取り出してその炭素を再生する必要があり、これは費用および時間のかかる方法である。
触媒による酸化は、有害な材料の分解をもたらすエネルギー効率が良い経済的な方法である。これは熱焼却よりも有意に低い温度および短い滞留時間で働くことで、それに必要とされる反応槽は小型であり安価な材料で建造可能である。
触媒を用いて有機化合物およびハロゲン化有機化合物の酸化を生じさせる方法は本技術分野でよく知られている。例えば、G.C.BondおよびN.Sadeghiの論文「塩化炭化水素の触媒分野」、J.Appl.Chem.Biotechnol.、1975、25、241−248の中には、ガンマアルミナ触媒上の白金を用いて塩化炭化水素をHClとCO2に変化させることが報告されている。
米国特許第3,972,979号および4,053,557号には、酸化クロムまたはベーマイト支持白金上の酸化によるハロ炭化水素類の分解が記述されている。
米国特許第4,059,675号、4,059,676号および4,059,683号には、それぞれルテニウム、ルテニウム−白金および白金を含んでいる触媒を用い、酸化剤の存在下、少なくとも350℃の温度でハロゲン化有機化合物の分解を生じさせる方法が記述されている。
James J.Spivyの論文「揮発性有機物の完全触媒酸化」、Ind.Eng.Chem.Res.、1987、26、2165−2180は、不均一触媒で揮発性有機化合物の酸化を生じさせることを取り扱っている文献の論評である。
S.ChatterjeeおよびH.L.Greeneの論文「金属充填酸性触媒による塩化炭化水素の酸化的触媒作用」、Journal of Catalysis、130、76−85(1991)には、支持されているゼオライト触媒H−Y、Cr−YおよびCe−Yを用いた塩化メチレンの空気中触媒酸化に関する研究が報告されている。
米国特許第4,983,366号には、触媒を用いて炭化水素、ハロゲン化炭化水素および一酸化炭素が入っている廃ガスの変換を行う方法が記述されており、ここでは、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、ケイ酸アルミニウムおよび/またはゼオライトの如き触媒が入っておりそして任意にバリウム、マンガン、銅、クロム、マンガンとニッケルの酸化物化合物が入っている第一ゾーンに上記廃ガスを通した後、白金および/またはパラジウムまたは白金とロジウムなどの如き触媒が入っている第二ゾーンに通すことによって変換が行われている。
PCT国際出願番号PCT/U.S.90/02386には、有機ハロゲン化合物が含まれている有機化合物の変換または分解を行う触媒方法が記述されており、ここでは、触媒成分としてチタニアを含んでいる触媒が用いられており、そして好適な触媒にはまた、酸化バナジウム、酸化タングステン、酸化錫、並びに白金、パラジウムおよびロジウムから成る群から選択される少なくとも1種の貴金属が含まれており、これは、この酸化バナジウム、酸化タングステンおよび貴金属がそのチタニアの上に均一分散していることを特徴としている。
【発明が解決しようとする課題】
ハロゲン化有機物および他の有機化合物の酸化的分解を生じさせるに適した、改良された活性と安定性を示す触媒および方法に対する必要性がまだ存在している。
【課題を解決するための手段】
本発明は、気体流れを処理する触媒および方法に関するものである。
1つの態様において、本発明は、ハロゲン化有機化合物を含んでいる気体流れを処理する触媒に関係しており、上記触媒は、酸化バナジウムおよび酸化ジルコニウムを含んでいると共に、酸化マンガン、酸化セリウムおよび酸化コバルトから成る群から選択される少なくとも1種の酸化物を含んでいる。
別の態様において、本発明は、ハロゲン化有機化合 含んでいる気体流れを処理する方法に関係しており、この方法は、酸化バナジウムおよび酸化ジルコニウムを含んでいると共に酸化マンガン、酸化セリウムおよび酸化コバルトから成る群から選択される少なくとも1種の酸化物を含んでいる触媒に上記気体流れを有効量の酸素および水の存在下約175℃から約550℃の温度で接触させることを含んでいる。
【発明を実施するための最良の形態】
上で述べたように、本発明は、ハロゲン化有機化合 含んでいる気体流れを処理する触媒、並びに上記触媒を用いてその処理を行う方法を提供するものである。
本発明の触媒は、酸化バナジウムおよび酸化ジルコニウムを含んでいると共に酸化マンガン、酸化セリウムまたは酸化コバルトの少なくとも1種を含んでいる。この触媒はまた、白金族金属の1種以上および/またはタングステンおよび錫の酸化物の1種以上を含む他の成分を含んでいてもよく、ここで、本明細書で用いる時の白金族金属は白金、パラジウムおよびロジウムである。
本明細書で金属酸化物(類)または金属の酸化物(類)に対する言及を行う場合、これは上記金属の全ての酸化物形態およびそれらの混合物、並びにヒドロキソ−酸化物、含水酸化物などを包含することを意図している。
典型的に、本発明の触媒には、酸化ジルコニウム(ZrO2として)が約40から約88重量%、好適には約60から85重量%含まれており、そしてマンガン、セリウムまたはコバルトの1種以上の酸化物が約3から約48重量%、好適には約10から約30重量%含まれている。
本発明の触媒には、ハロゲン化有機化合物または他の有機化合物の分解を促進するに有効な量で酸化バナジウムが含まれている。酸化物形態として(V2O5として)この触媒の約0.1から約20重量%、好適には約2から約10重量%の量で酸化バナジウムを存在させるのが望ましい。
この触媒にタングステンを含める場合、典型的には酸化物形態(WO3)として約20重量%以下の量、好適には約5から約10重量%の量で含有させる。
この触媒の約0.01から約5重量%、好適には約0.1から約1.0重量%の量でこの触媒の上に貴金属を存在させるのが望ましい。
最後に、この触媒に酸化錫を含める場合、酸化物の形態’(SnO2)としてこの触媒の約0.1から約2.0重量%、好適には約0.3から約1.0重量%の量で酸化錫を存在させるのが望ましい。
好適な態様において、本触媒は、コア材料に酸化ジルコニウムが含まれている共にマンガン、セリウムまたはコバルトの酸化物の1種以上が含まれておりそしてこのコア材料の上に酸化バナジウムと上で考察した如き他の成分が分散していることによって特徴づけられる。上記他の成分は好適には白金族金属である。好適な白金族金属は白金である。このコア材料の上にまた分散させてもよい他の成分にはタングステンおよび錫の酸化物が含まれる。
この好適な態様において、酸化ジルコニウムを含んでいる共にマンガン、セリウムまたはコバルトの酸化物の少なくとも1種を含んでいるコア材料を最初に調製した後、その上に酸化バナジウムと他の成分を分散させる。
典型的に、本発明のコア材料に酸化ジルコニウム(ZrO2)を約90重量%以下の量、好適には約50から約80重量%の量で含有させる。
酸化マンガンと酸化ジルコニウムを含有させたコア材料の場合、このコア材料の中にマンガンを約50重量%(Mn2O3として)以下の量で存在させ、典型的には酸化マンガンを少なくとも約10重量%、好適には約15から約35重量%含有させるのが望ましい。
酸化セリウムと酸化ジルコニウムを含有させたコア材料の場合、このコア材料の中に酸化セリウムを50重量%(CeO2として)以下の量で存在させるのが望ましく、典型的には酸化セリウムを少なくとも約14重量%、好適には約15から約25重量%含有させる。
酸化コバルトと酸化ジルコニウムを含有させたコア材料の場合、このコア材料の中に酸化コバルトをCo3O4として50重量%以下の量で存在させるのが望ましく、典型的には少なくとも10重量%、好適には約15から約35重量%含有させる。
このコア材料を他の材料、例えば結合剤または接着助剤などか或は活性成分、例えばチタニアなどと組み合わせてもよいが、本発明の触媒にはチタニアを存在させないのが好適である。このコア材料は本分野の通常の技術者によく知られている手段で製造可能であり、これには、物理的混合、共ゲル化(cogellation)、共沈または含浸が含まれる。本発明のコア材料を製造するに好適な技術は共ゲル化および共沈である。これらの方法のさらなる詳細に関しては、米国特許第4,085,193号(共沈および共ゲル化に関する技術の教示に関しては引用することによって本明細書に組み入れられる)を参照のこと。このコア材料の上に酸化バナジウムおよび他の成分を分散させることに関しては、この考察する方法と同様な様式で含浸を利用することができる。
例えば、適切な酸化ジルコニウム前駆体、例えばオキシ硝酸ジルコニウム、酢酸ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニウムまたはオキシ硫酸ジルコニウムなどが入っている水溶液と適切な酸化マンガン前駆体、例えば硝酸マンガン、酢酸マンガン、二塩化マンガンまたは二臭化マンガンなどを混合し、8−9のpHを得るに充分な量の塩基、例えば水酸化アンモニウムなどを加え、その結果として生じる沈澱物の濾過を行い、水で洗浄し、120−150℃で乾燥を行った後、450−500℃で焼成を行うことにより、酸化ジルコニウムと酸化マンガンのコア材料を調製することができる。
酸化ジルコニウムとセリアまたはコバルトの酸化物を含んでいるコア材料が望まれている場合、溶解性を示すセリウムまたはコバルト化合物、例えば硝酸セリウム、酢酸セリウム、硫酸セリウムまたは塩化セリウムなど、或は硝酸コバルト、塩化コバルトまたは臭化コバルトなどを利用した同様な操作を用いることができる。
本発明のコア材料および触媒には約25m2/gから約2752/g、好適には約100から約2502/gの表面積を持たせるのが望ましい。
本技術分野でよく知られている手段を用いてこのコア材料の上に酸化バナジウムと他の成分を分散させることができる。バナジウムと1種以上の他の成分の両方が望まれている場合、これらの全てを同時にか或は如何なる順でも遂次的に含浸させることができる。含浸が好適な方法である。本分野の通常の技術者によく知られている技術を用いて含浸を実施することができる。
例えば、このコア材料の上に酸化バナジウムを他の成分と組み合わせて分散させることが望まれるかもしれない。これらの成分を分散させる1つの方法は、粒子または粉末形態(コア材料が示す形状の代表的な例としては例えば球、錠剤、押出し物または粉末など)のコア材料に、バナジウム化合物および/または他の成分の化合物が入っている溶液を含浸させる方法である。この溶液は水溶液であってもよく、有機溶媒またはこの2種の混合物を用いることも可能であるが、水溶液が好適である。これらの化合物を選択する時に用いる判断基準は、これらの化合物が所望溶媒に溶解性を示すこと、並びにこれらの化合物を高温加熱するか或はこれらが化学反応を生じることによってこれらが適当な酸化物に変化し得ることである。これらの化合物の説明的例は、バナジウム、タングステンおよび錫のハロゲン化物、そしてバナジウム、タングステンおよび錫のオキシ酸類、オキシ酸塩類およびオキシ塩類である。特定例は、タングステンのジオキシジクロライド、臭化錫、塩化錫、タングステン酸、パラタングステン酸アンモニウム、メタタングステン酸アンモニウム、オキシ塩化バナジウム、バナジウムのオキシジクロライド、バナジン酸、コバルト酸、硫酸バナジル、酢酸錫、硝酸錫、塩化錫およびメタバナジン酸アンモニウムなどである。メタタングステン酸アンモニウム、メタバナジン酸アンモニウムおよび塩化錫が好適な化合物である。
金属化合物の溶液を用いた粒子または粉末の含浸は本技術分野でよく知られている方法で実施可能である。1つの便利な方法は、粒子形態、例えば顆粒状のコア材料を、加熱浴の中に部分含浸されている回転蒸発装置の中に入れる方法である。ここで、仕上げ触媒で望まれている酸化物または金属濃度を与える量で所望金属化合物が入っている含浸用溶液を、このコア材料に加えた後、この混合物を約10から60分間冷回転させる(加熱なし)。次に、熱をかけて溶液を蒸発させる。これには通常約1から4時間要する。最後に、この回転蒸発装置から固体を取り出した後、約400−600℃の温度の空気中で約1から3時間焼成を行う。バナジウムと1種以上の他の成分の両方が望まれている場合、同時にか或は如何なる順でも遂次的にこれらの含浸を行ってもよい。
別法として、粉末形態のコア材料をプラネタリーミキサーの中に入れた後、連続撹拌しながら初期湿潤(imcipient wetness)状態になるまで含浸用溶液を加える。次に、この粉末をオーブン内で4−8時間乾燥させた後、約400℃−600℃で1−3時間焼成を行う。
これらの酸化物をコア材料の上に分散させる別の方法は共沈または共ゲル化である。
本触媒の上に白金族金属成分を存在させることが望まれている場合、このコア材料の上に酸化バナジウムまたはその他の成分を添加する前か或はその後、所望白金族金属(類)の化合物が入っている溶液をこの材料に含浸させることによって、このコア材料の上にこの白金族金属成分を分散させてもよい。この溶液は水溶液または非水系(有機溶媒)溶液であってもよい。この白金族金属化合物がその選択した溶媒に溶解性を示し、そして高温の空気中で加熱すると分解して金属を生じることを条件として、如何なる白金族金属化合物も使用可能である。これらの白金族金属化合物の説明的例は、クロロ白金酸、クロロ白金酸アンモニウム、ヒドロキシジスルファイト(hydroxy disulfite)、ブロモ白金酸、四塩化白金水化物、白金ジクロロカルボニルジクロライド、ジニトロジアミノ白金、アミンで可溶化した水酸化白金、三塩化ロジウム、ヘキサアミンロジウムクロライド、ロジウムカルボニルクロライド、三塩化ロジウム水化物、硝酸ロジウム、酢酸ロジウム、塩化第二パラジウム水素酸、塩化パラジウム、硝酸パラジウム、水酸化ジアミンパラジウムおよび塩化テトラアミンパラジウムなどである。この含浸操作は、酸化バナジウムおよび他の成分を分散させる目的で用いた操作と同様である。
本発明の触媒は如何なる製造、形状および大きさでも使用可能であり、この状態でこれをその処理すべき気体に暴露する。例えば、本触媒は、便利に粒子形態で利用可能であるか、或はこの触媒を固体状のモノリシック(monolithic)担体の上に堆積させてもよい。粒子形態が望まれている場合、この触媒の成形を行って例えば錠剤、ペレット、顆粒、環、球などの形状を生じさせてもよい。触媒が多量に必要とされている場合、並びにこの触媒を頻繁に交換することが望まれ得る環境下でこれを用いるには、粒子形態が特に望ましい。望まれている質量が小さいか、或は触媒粒子が動くか或は撹拌される結果として摩損および粉じん化が生じ、その結果として、その分散している金属または酸化物の損失が生じるか、或は気体流量が高いことが原因でこれらの粒子を横切る圧力低下が過度に増大するような環境下では、モノリシック形態が好適である。
モノリシック形態を用いる場合、通常、この触媒の構造的支持を与えている不活性担体材料上に堆積させた薄フィルムまたはコーティング物としてこの触媒を利用するのが最も便利である。この不活性担体材料はセラミックまたは金属材料などの如き如何なる耐火材料であってもよい。この担体材料は本触媒成分に反応性を示さずそして暴露させる気体で劣化しないことが望ましい。適切なセラミック材料の例には、シリマナイト、葉長石、コージライト、ムライト、ジルコン、ジルコンムライト、ゆうき石、アルミナ−チタネートなどが含まれる。また、本発明の範囲内に入る金属材料には、米国特許第3,920,583号(引用することによって本明細書に組み入れられる)の中に開示されている金属および合金が含まれ、これらは酸化抵抗力を示し、さもなくば高温に耐え得る。ハロカーボン類が入っている気体の処理ではセラミック材料が好適である。
このモノリシック担体材料は、気体流れの方向に伸びている多数の孔またはチャンネルが備わっている如何なる硬質単体構造でも最良に利用可能である。この構造はハニカム構造であるのが好適である。このハニカム構造は有利に単体形態として使用可能であるか、或は多数のモジュールを配列させた状態で使用可能である。通常、このハニカム構造に備わっているセルまたはチャンネルと気体流れが一般に同じ方向になるように、このハニカム構造を配向させる。モノリシック構造の更に詳細な考察に関しては、米国特許第3,785,998号および米国特許第3,767,453号(これらは引用することによって本明細書に組み入れられる)を参照のこと。
粒子形態が望まれている場合、この産業でよく知られている手段を用いてこの触媒の成形を行うことで顆粒、球または押出し物を生じさせることができる。例えば、ペレット化用ディスク装置内でこの触媒粉末と粘土の如き結合剤とを一緒にした後、回転させることによって、触媒球を得ることができる。かなりこの結合剤量を変化させることができるが、便利には、約10から約30重量%存在させる。
モノシリック形態が望まれている場合、通常手段を用いて本発明の触媒をモノリシックハニカム担体の上に堆積させることができる。例えば、本技術分野で知られている手段、例えば本発明の触媒の適当量を粉末形態で水と一緒にすることなどによって、スラリーを調製することができる。この得られるスラリーを約8から18時間ボールミルにかけることによって、使用可能なスラリーを生じさせる。他の種類のミル、例えばインパクトミルなどを用いて、この製粉時間を約1−4時間にまで短くすることができる。ここで、このスラリーを用い、本技術分野でよく知られている手段により、そのモノリシック担体の上に本発明の触媒の薄フィルムまたはコーティング物を堆積させることができる。任意に、アルミナ、シリカ、ケイ酸ジルコニウム、ケイ酸アルミニウム類または酢酸ジルコニウムなどの如き接着助剤を水スラリーまたは溶液の形態で加えてもよい。通常の方法は、上記スラリーの中にモノシリック担体を浸漬し、過剰のスラリーを吹き飛ばして除去し、乾燥させた後、約450℃から約600℃の温度の空気内で約1から約4時間焼成を行うことを伴っている。本発明の触媒が所望量で上記モノリシックハニカム担体の上に堆積するまで、上記操作を繰り返すことができる。本発明の触媒では、このモノシリック担体の上に本触媒をこの担体体積16.39cm 3 1立方インチ当たり約1−4g、好適には約1.5−3g/16.39cm 3 立方インチの範囲の量で存在させるのが望ましい。
代替製造方法は、上記操作でコア材料の被覆のみを行ったコア材料被覆モノリシック担体の上に酸化バナジウムと上記他の任意の成分を分散させる方法である。使用可能な化合物および分散方法は上に記述したのと同じである。このコア材料で被覆した担体の上に上記化合物の1種以上を分散させた後、この触媒を乾燥させ、そして約400℃から約600℃の温度で約1から6時間焼成を行う。バナジウムと上記他の成分の両方が望まれている場合、同時にか或は如何なる順でも個別にこれらの含浸を行ってもよい。
この触媒の上に白金族金属成分を存在させることが望まれている場合、上に記述したのと同様な方法で、コア材料で被覆したモノリスの上にその1種以上を分散させてもよい。即ち、このモノリシックハニカム担体(これの上には予めコア材料および他の任意の成分が分散させてある)を、溶解性および分解性を示す貴金属化合物が入っている水溶液の中に浸漬し、乾燥させた後、400から500℃の温度で約1から約5時間焼成を行う。上に挙げた如何なる分解性白金族金属化合物も使用可能である。この白金族金属類の濃度もまた上で示したのと同じである。バナジウムおよび他の成分の含浸を行うに先立ってこの白金族金属(類)の含浸を行うことも可能であるが、このバナジウムおよび他の成分の含浸を行った後これらの含浸を行うのが好適である。
本発明の他の態様は、気体流れ内に存在しているハロゲン化有機化合物(本明細書ではオルガノハロゲン化合物とも呼ぶ)および他の有機化合物の酸化および/または加水分解を生じさせることによってこれらの分解または変換を行う方法であり、これは、上に記述した触媒にその気体流れを約175℃から約550℃、好適には約250℃から約475℃の温度で接触させることを含んでいる。処理可能なオルガノハロゲン化合物は、これらの化合物の構造内にハロゲン原子を少なくとも1種含んでいる全ての有機化合物である。いくつかの特定例はクロロベンゼン、ジクロロベンゼン類、フルオロベンゼン、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチル、塩化ビニル、塩化メチレン、塩化エチル、塩化エチレン、二塩化エチリデン、1,1,2−トリクロロエタン、1,1,1−トリクロロエタン、臭化メチル、二臭化エチレン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、多塩化ビフェニル類、クロロトリフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、1−クロロブタン、臭化エチル、ジクロロフルオロメタン、クロロ蟻酸、トリクロロ酢酸およびトリフルイオロ酢酸などである
子ハロゲン化合物、例えばCl2などの代わりにハロ酸、例えばHClなどを生じさせるように、この処理すべき気体流れの中に水蒸気を含有させるのもまた望ましい。下記の2つの理由で、分子ハロゲン化合物の代わりにハロ酸を生じさせるのが望ましい。1番目として、HClなどの如き酸の方が塩素(Cl2)よりもずっと容易にその流出気体流れから捕捉されて中和されることで、下流の工程装置内における腐食問題が低下する。2番目として、分子ハロゲン化合物はハロ酸よりもずっと容易に本触媒の成分を攻撃し得ることで、この触媒の寿命が短くなる可能性がある。
通常、これらの気体流れは適当量で水を含んでいる、と言うのは、この気体流れはしばしば、汚染されている地下水または土壌の空気除去で得られる排ガスであるか、或はこれは、炭化水素または他の水素含有有機種からの燃焼生成物を含んでいるからである。しかしながら、この気体流れが水を全く含んでいない場合、この気体流れを本触媒に接触させるに先立ってこの気体流れに水を添加してもよい。これに必要とされる水の最小量は、H:X原子比が1:1になるような量であり、ここで、Hは全水素原子数でありそしてXは全ハロゲン原子数である。H:X原子比が約6:1またはそれ以上であるのが好適である。
乾燥している気体流れにその必要な水を与える別の方法は、炭化水素または他の有機化合物、例えばエチレン、プロピレン、メタノール、エタノール、アセトン、メチルエチルケトンなどがこの廃ガス流れの中に予め存在していない場合、これらを添加した後、本触媒上で燃焼させて二酸化炭素と水を生じさせる方法である。この触媒反応槽に入る気体流れ内に存在している全ての給源から得られる全水素数と全ハロゲン原子数の比率が少なくとも1:1、好適には6:1以上になるように、上記有機化合物の量を選択する。追加的に、この気体流れが酸素(空気)を含んでいない場合、この燃焼を実施する目的で酸素を加える必要がある。
数多くの気体流れはその汚染物質全部の酸化を生じさせるに充分な量で酸素(O2)を既に含んでおり、大部分の気体流れは過剰量で含んでいる。一般に、酸素を大過剰で存在させるとその酸化反応が大きく促進される。この気体流れが充分な量で酸素を含んでいない場合、この気体流れを本触媒に接触させるに先立って、これに酸素を、好適には空気として注入してもよい。この気体流れ内に存在させる必要のある最小酸素量は、存在している化合物内の炭素および水素を二酸化炭素および水に変化させるに必要とされる化学量論的量である。便利さのため、並びにこの酸化反応が完結まで進行するのを保証する目的で、過剰量で酸素を存在させるのが望ましい。従って、この化学量論的量の少なくとも2倍、最も好適にはこの化学量論的量の少なくとも5倍の量で酸素をその廃ガス流れの中に存在させるのが好適である。
その汚染物質の分解を生じさせるに必要とされる接触時間は非常に短いことから、本触媒の上を流す気体流れの流量は決定的でない。従って、標準温度および圧力で計算した気体率(gas rates)を基準にして本質的に約1,000から約100,000時-1、好適には約5,000から約15,000時-1で体積時間空間速度((volume hourly space velocity)(VHSV)を変化させることができる。この触媒床の大きさを調整することによってこのVHSVを調節することができる。
本発明の方法はまた、液状のオルガノハロゲン化合物および有機化合物を蒸発させて酸素と混合する方法にも適用可能である。また、本発明の方法はこの有機化合物および/またはオルガノハロゲン化合物の濃度に依存しないことを理解すべきである。従って、本方法では、汚染物質が非常に幅広い濃度範囲で入っている気体流れを処理することができる。
本発明の触媒は非常に高い活性および安定性を示す。例えば、実験室試験データにおいて、モノリシックコージライトハニカム担体を酸化マンガンとジルコニアで被覆しそしてこの上にバナジアを分散させることから成る触媒は、450℃および7500VHSVで少なくとも1200時間に渡り、試験流れの中に入っているトリクロロエチレンの分解を99%生じさせることが示された。
この触媒にその気体流れを接触させそしてその汚染物質の分解を生じさせた後、望まれるならば、この触媒処理した気体流れのさらなる処理を行うことで、この変換過程の間に生じたハロゲン酸および何らかのハロゲンを除去することができる。例えば、この触媒処理した気体流れをスクラバーに通すことで、その酸を吸収させることができる。このスクラバーの中には塩基、例えば水酸化ナトリウムまたはアンモニウムなどを入れてもよく、これらが、その酸を中和しそしてそのハロゲン類を塩基性次亜ハロゲン酸塩およびハロゲン化物として可溶化する。
以下に示す実施例を用いて本発明を例示する。これらの実施例を通常の手段で修飾したものが本分野の通常の技術者に即座に明白にになるであろうことから、勿論、これらの実施例は本発明を制限するものとして意図するものでない。
実施例1
オキシ硝酸ジルコニルの20%溶液(790g)と硝酸マンガンの50%溶液(100g)とから成る混合物を調製する。この混合物に一定撹拌しながら水酸化アンモニウムの7M溶液を加えることで、3.5のpHが得られ、ゲルが生じる。このゲルに水を1リットル加えた後、大型スパチュラで撹拌することでゲルを壊す。水酸化アンモニウムの7M溶液を加えることで8−9のpHが得られる。次に、この混合物を濾過した後、追加的水で洗浄する。この得られる粉末を120℃で一晩乾燥させた後、500℃で2時間焼成を行うことによって、共沈させた酸化マンガン/ジルコニア粉末が得られる。
実施例2
メタバナジン酸アンモニウム溶液(水中11.1%)を288g用い、初期湿潤にまで、実施例1で調製した酸化マンガン/ジルコニア粉末(800g)の含浸を行う。この得られる粉末を120℃で一晩乾燥させた後、500℃で1時間焼成を行うことによって、所望の、酸化マンガン/ジルコニア上に酸化バナジウムが存在している触媒が生じる。この得られる触媒粉末には酸化バナジウムが4.0%含まれている。この粉末の40gを水が100g入っているボールミルの中に入れて12時間製粉することにより、この粉末のスラリーを調製する。このバナジア/酸化マンガン/ジルコニアのスラリーが82%含まれておりそしてアルミナのスラリーが18%含まれている混合物を生じさせるに充分な量で、上記スラリーにアルミナ(Condea SBA−150)のスラリー(48%固体)を加える。6.45cm 2 1平方インチ当たり400個のセルが備わっている、直径が2.54cm(1インチであり長さが7.62cm(3インチの筒状モノリスコージライト製ハニカムを、上記スラリーの中に浸漬する。浸漬後、エアーガンを用いて過剰スラリーを吹き飛ばして除去し、このハニカムを120℃で1時間乾燥させた後、500℃で1時間焼成を行う。このモノリスの触媒充填量が1.5g/16.39cm 3 (1立方インチになるまでこの操作を繰り返す。試験を行うに先立って、上で調製した触媒を長さが2.54cm(1インチの片に切断した後、研磨することでそれの直径を小さくして2.22cm(7/8インチにする。
実施例3
アミンで可溶化した水酸化白金(H2Pt(OH))の水溶液(15.1%のPt)を41.1gそして水を69.7g用いて、実施例2で調製した酸化バナジウム/酸化マンガン/ジルコニア触媒の含浸を行う。次に、この粉末を120℃で一晩乾燥させた後、500℃で1時間焼成を行う。実施例2に記述した触媒と同様な方法で、実施例2に記述した大きさと形状を有するコージライト製ハニカムの被覆を行う。
実施例4
メタバナジン酸アンモニウムの11.1%水溶液を288g用いて含浸を行った800gのセリア/ジルコニア(20%のCeO2)を用い、実施例2に記述したバナジア/マンガン/ジルコニア触媒と同じ様式で、酸化セリウム/ジルコニア粉末上の酸化バナジウムを調製する。アルミナ接着助剤を用いることなくこの実施例の粉末を上記ハニカムに塗布する。
実施例5
オキシ硝酸ジルコニルの20%溶液(790g)と硝酸マンガンの50%溶液(100g)と硝酸コバルト(81.32g)とから成る混合物を調製する。この混合物に一定撹拌しながら水酸化アンモニウムの7M溶液を加えることで、3.5のpHが得られ、ゲルが生じる。このゲルに水を1リットル加えた後、スパチュラで撹拌することでゲルを壊す。水酸化アンモニウムの7M溶液を加えることで8−9のpHが得られる。この混合物を濾過した後、追加的水で洗浄する。この得られる粉末を120℃で一晩乾燥させた後、500℃で2時間焼成を行うことによって、所望の酸化コバルト/酸化マンガン/ジルコニア粉末が得られる。メタバナジン酸アンモニウム水溶液(8%)の14gを更に260mLの水で希釈したものを用いて、上記粉末(100g)の含浸を行う。この得られる粉末を150℃で一晩乾燥させた後、500℃で1時間焼成を行う。この得られる触媒粉末には酸化バナジウム(V2O5)が4.0%含まれている。
実施例6
ハロゲン化有機物および他の有機化合物の分解を生じさせることに関する触媒効率の評価で一般的に用いる試験では、直径が2.54cm(1インチの石英製管反応槽を用いこれをLindberg炉の中に入れる。この管の上部から気体を導入し、触媒上を通して下方に流す。この管の中間部に、直径が2.22cm(7/8インチで長さが2.54cm 1インチのハニカムモノリス上の触媒を位置させ、そしてこの触媒による有機化合物の分解を評価する。175℃から450℃の範囲の温度でこの触媒の試験を行う。水が1.5%入っている空気の中に存在している有機化合物の濃度は1000ppmであり、それの体積時間空間速度は7500である。この出て来る気体の分析では、炭化水素分析装置(FID)またはガスクロを用いる。下記の方程式1
変換%=[(Cin−Cout)/Cin]x100 (1)
[ここで、
Cinは、変換を行うべき有機化合物の入り口濃度であり、そしてCoutは、出口濃度である]
を用い、変換効率の計算を種々の温度で行う。
上記試験の結果を下記の表に示すことで、本発明の触媒を用いた時のハロゲン化有機物および他の有機物の分解を例示する。
表 I
触 媒 有機化合物 温 度 変換率
実施例2 TCE 375℃ 50%
実施例2 TCE 425℃ 90%
実施例2 TCE 450℃ 99%
実施例3 TCE 375℃ 50%
実施例3 TCE 425℃ 90%
実施例3 TCE 450℃ 99%
実施例4 TCE 375℃ 50%
実施例4 TCE 425℃ 90%
実施例4 TCE 450℃ 90%
参考例2 トルエン 320℃ 50%
参考例2 トルエン 345℃ 90%
参考例2 トルエン 350℃ 99%
参考例3 トルエン 199℃ 90%
参考例3 トルエン 225℃ 99%
実施例2 MC 375℃ 50%
実施例2 MC 400℃ 90%
実施例2 MC 450℃ 99%
実施例4 MC 375℃ 50%
実施例4 MC 425℃ 90%
実施例4 MC 450℃ 99%
実施例2 テトラCE 375℃ 50%
実施例2 テトラCE 425℃ 90%
実施例2 テトラCE 450℃ 99%
実施例4 テトラCE 375℃ 50%
実施例4 テトラCE 425℃ 90%
実施例4 テトラCE 450℃ 99%
実施例2 クロロベンゼン 300℃ 50%
実施例2 クロロベンゼン 350℃ 90%
実施例2 クロロベンゼン 400℃ 99%
TCE=トリクロロエチレン
MC=塩化メチレン
テトラCE=テトラクロロエチレン

Claims (18)

  1. ハロゲン化有機化合物を含む気体流れを処理するための触媒において、上記触媒が(i)40から88重量%の酸化ジルコニウム、及び酸化マンガン、酸化セリウムおよび酸化コバルトから成る群から選択される少なくとも1種の酸化物から成る、表面積が25m 2 /gから27 5m 2 /gであるコア材料、並びに(ii)該触媒の0.1重量%から20重量%(V2O5として)の量で該コア材料の上に分散している酸化バナジウムを含んで成る触媒。
  2. 酸化ジルコニウムが50重量%から90重量%(ZrO2として)の量で該コア材料の中に存在している請求の範囲1記載の触媒。
  3. 酸化マンガンが10重量%から50重量%(Mn2O3として)の量で該コア材料の中に存在している請求の範囲1記載の触媒。
  4. 上記コア材料が酸化ジルコニウムと酸化マンガンから成る請求の範囲1記載の触媒。
  5. 該触媒が少なくとも40重量%の酸化ジルコニウム(ZrO2として)を含むと共に、更にこの触媒の0.01から5重量%の量で1種以上の白金族金属を含んでいる請求の範囲1記載の触媒。
  6. 該触媒が更に酸化タングステン、酸化錫またはこれらの混合物を含んでいる請求の範囲1記載の触媒。
  7. 酸化タングステンが該触媒の5から20重量%(WO3として)の量で存在している請求の範囲6記載の触媒。
  8. 該コア材料の上にこの触媒の0.01から5重量%の量で1種以上の白金族金属が更に分散している請求の範囲1記載の触媒。
  9. 該コア材料の上に酸化タングステン、酸化錫またはこれらの混合物が更に分散している請求の範囲1記載の触媒。
  10. ハロゲン化有機化合物を含む気体流れを処理する方法において、(i)40から88重量%の酸化ジルコニウム、及び酸化マンガン、酸化セリウムおよび酸化コバルトから成る群から選択される少なくとも1種の酸化物から成る、表面積が25m 2 /gから275m 2 /gであるコア材料、並びに(ii)該触媒の0.1重量%から20重量%(V2O5として)の量で該コア材料の上に分散している酸化バナジウムを含んで成る触媒に上記気体流れを、有効量の酸素および水の存在下175℃から550℃の温度で接触させることを含む方法。
  11. 該酸化ジルコニウムが50重量%から90重量%(ZrO2として)の量で該コア材料の中に存在している請求の範囲10記載の方法。
  12. 該コア材料の中に存在している酸化マンガンの量が10重量%から50重量%(Mn2O3として)である請求の範囲10記載の方法。
  13. 該触媒がこの触媒の0.01から5重量%の量で上記コア材料の上に分散している1種以上の白金族金属を更に含んでいる請求の範囲10記載の方法。
  14. 該触媒が酸化タングステン、酸化錫またはこれらの混合物を更に含んでいる請求の範囲10記載の方法。
  15. 酸化タングステンが該触媒の5から20重量%(WO3として)の量で存在している請求の範囲14記載の方法。
  16. 上記触媒がこの触媒の0.01から5重量%の量で該コア材料の上に分散している1種以上の白金族金属を更に含んでいる請求の範囲10記載の方法。
  17. 該白金族金属が白金である請求の範囲16記載の方法。
  18. 該コア材料の上に酸化タングステン、酸化錫またはこれらの混合物が更に分散している請求の範囲16記載の方法。
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