JP3219279U - 日除け帽子 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用と同時に日除け効果の良好な位置にツバおよび日除け布を位置させることができ、着用時の作業が簡略化された日除け帽子を提供する。【解決手段】日除け帽子1は、半クラウン11および半クラウン11を取り巻くツバ12を有する帽子本体10と、帽子本体10に連なって取り付けられた日除け布20と、日除け布20の内面の取付部21に取り付けられたベルト30と、日除け布20のツバ12両端の縁13近傍に設けられた、ベルト30を通過可能な孔22とを備えているから、ベルト30を顎に結んで着用すると同時に日除け効果の良好な位置にツバ12および日除け布20を保持することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、帽子本体に日除け布が取り付けられた日除け帽子、特に、前側半分がクラウンの周りにツバを有する帽子本体で構成され、後ろ側半分が日除け布で構成された日除け帽子に関する。
日除け用の帽子は、野外での農作業や園芸作業の際に顔や首が日焼けすることを防ぐために用いられる。このような日焼け防止用の帽子として、帽子本体に日除け布が取り付けられた帽子が用いられており、例えば、半円の麦わら帽子に日除け布が取り付けられたいわゆる半麦がある。半麦には、着用の際に半円の麦わら帽子を頭部に固定するために、帽子本体の後ろ側に平ゴムが設けられた構成を備えたものがある。
しかし、半麦はクラウン部が頭全体ではなく頭の前側半分を覆っているに過ぎない。このため、クラウン部を頭に抑えつける手段として平ゴムを用いる従来の構成は、安定的に帽子を着用するために十分ではない。特に、半麦は大きなツバを備えているから、着用した状態で頭を上下するたびに、帽子がずれてしまうという問題があった。この問題を解決するために、日除け布に細長い紐を取り付け、この紐を首に結びつけて固定する半円麦わら帽子(半麦)が提案されている(特許文献1)。
特許文献1に記載された半麦は、従来の平ゴムに代えて、日除け布に細長い紐が縫い付けられた構成を備えている。日除け布に縫いつけられた紐を顎にかけて結ぶことにより、日除け布を介して帽子本体を着用者の頭に安定に固定することができる。
特開2006−200102号公報
しかし、特許文献1の半麦は、平ゴムで固定する構成を備えた従来の半麦同様、日除け効果を十分にするために、日除け布の両端を首に結んで帽子本体のツバおよび日除け布で着用者の顔の周りを覆う必要がある。すなわち、日除け布に取り付けられた紐を用いることにより安定に着用することができるが、日除け効果を十分にするために日除け布の両端を首に結ぶ作業が必要であることから、特許文献1の半麦には着用時の作業が煩雑であるという問題がある。
また、特許文献1の半麦のように、帽子を固定するための紐を日除け布の襟足近くに平面的に縫いつけると、着用者の後頭部に日除け布が密着して通気性が低下し、後頭部が蒸れて着用時の快適性が低下するという問題もある。
そこで、本考案は、安定に着用すると同時に日除け効果の良好な位置にツバおよび日除け布を位置させることができ、着用時の作業が簡易であり、容易かつ快適に着用できる日除け帽子を提供することを目的としている。
本考案は、上記目的を達成するための手段として、下記の事項を備えている。
(1)半クラウンおよび前記半クラウンを取り巻くツバを有する帽子本体と、前記帽子本体に連なって取り付けられた日除け布と、前記日除け布の内面に取り付けられたベルトとを備えており、前記ベルトを通過可能な孔が、前記ツバまたは前記日除け布に設けられていることを特徴とする日除け帽子。
(2)前記ベルトは、前記日除け布に余裕部が生じるように取り付けられている(1)に記載の日除け帽子。
(3)前記取付部のそれぞれにタックが設けられており、前記タックの近傍にダーツが形成されている(2)に記載の日除け帽子。
(4)前記取付部の間に弾性体が取り付けられることにより、前記伸縮性を有するギャザー部が形成されている(3)に記載の日除け帽子。
(5)前記帽子本体の前記ツバの内面に複数のガイド部を備えており、前記ガイド部は、前記取付部と前記孔との間において前記ベルトを所定の位置に保持する前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の日除け帽子。
(6)前記ガイド部は、マスクを着脱可能である前記(5)に記載の日除け帽子。
(7)前記日除け布は、前記半クラウンに連続する半クラウン部を備えており、前記日除け布の前記半クラウン部と前記帽子本体の前記半クラウンとにより着用者の頭部全周を覆うクラウン部が形成されている前記(2)〜(6)のいずれか一項に記載の日除け帽子。
(8)前記孔は、前記ツバの両端の近傍に各複数設けられている前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の日除け帽子。
(9)前記ベルトは、第1の紐状部材と第2の紐状部材とを有し、前記第1の紐状部材の一端は前記取付部に取り付けられ、他端は前記ツバ又は前記日除け布に取り付けられることでループを形成し、前記第2の紐状部材の一端は前記第1の紐状部材に取り付けられ、前記第2の紐状部材は前記孔に通されている、前記(1)〜(8)のいずれか一項に記載の日除け帽子。
(10)前記第2の紐状部材の一端は、前記第1の紐状部材に沿って移動可能に取り付けられている、前記(9)に記載の日除け帽子。
本考案によれば、日除け布に取り付けられたベルトを孔に通して着用者の顎に引っ掛けて結ぶことにより、安定に日除け帽子を着用すると同時に日除け布およびツバで着用者の顔を覆うことができる。このように、安定な着用と同時にツバおよび日除け布を移動させて、日除け効果の良好な位置に保持できるから、着用時の作業が簡易かつ快適になる。
本考案の第1の実施形態に係る日除け帽子を概略的に示す正面図 図1の日除け帽子を概略的に示す底面図 図1の日除け帽子を概略的に示す側面図 図1の日除け帽子を着用した状態を概略的に示す正面図 本考案の第2の実施形態に係る日除け帽子を概略的に示す正面図 図5の日除け帽子を概略的に示す底面図 図5の日除け帽子を概略的に示す側面図 図5の日除け帽子を着用した状態を概略的に示す正面図 図5の日除け帽子にマスクが取り付けられた状態を概略的に示す正面図
本考案の実施形態について、図面を参酌して以下に説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態では、本考案をいわゆる半麦の日除け帽子として実施する形態について説明する。
図1、2および3は、本実施形態に係る日除け帽子を概略的に示す、正面図、底面図および側面図である。これらの図に示すように、本実施形態の日除け帽子1は、前側半分が半クラウン11の周りにツバ12を有する帽子本体10で構成され、後ろ側半分が日除け布20で構成されている。
日除け布20は、帽子本体10後端に連続するように設けられており、その内面の2か所の取付部21・21において、ベルト30が取り付けられている。帽子本体10の縁13の両端近傍には、日除け布20に取り付けられたベルト30を通過可能な孔22・22が設けられている。ここで、帽子本体10の縁13の両端「近傍」とは、孔22・22を通過させた状態で、ベルト30を着用者の顎に引掛けて結ぶことによって、着用者の顎の近くにツバ12を引き寄せることができる位置をいう。
本実施形態では、孔22・22が日除け布20側に設けられた構成を一例として示している。しかし、孔22・22は、日除け帽子1を着用すると同時にツバ12および日除け布20を移動させて、日よけ効果が良好な位置に保持できる位置に設けられていればよい。したがって、孔22・22は、日除け布20ではなく、帽子本体10のツバ12に設けられてもよい。あるいは、帽子本体10のツバ12または日除け布20に別部材を付して、当該別部材に孔を設けた構成としてもよい。別部材は、例えば、帽子本体10の縁13の両端近傍に設けられたベルト通しのようなループ状部材であって、ベルト30がループ状部材のループ内を通過する構成としてもよい。
図1、図2および図3では、孔22・22がツバ12の縁13両端の近傍に各1つずつ設けられた構成を示したが、各複数ずつ孔22が設けられた構成としてもよい。各複数ずつ孔22が設けられた構成とすれば、ベルト30を通す孔22を選択することにより、着用時におけるツバ12および日除け布20の位置を調整できる。したがって、着用者の頭の大きさ、好み、気候、季節等に応じて、日除け帽子1の着用時におけるツバ12と日除け布20の位置を調整することが可能となる。
図2に示すように、日除け帽子1のベルト30は、2箇所の取付部21・21において日除け布20の内面に取り付けられている。本実施形態では、日除け布20にベルト30の一部を縫合することにより取り付けている。しかし、日除け布20にベルト30を取り付ける手段は縫合に限られず、接着剤で接着された構成や、スナップボタンにより取り外し可能な状態で取り付けられた構成としてもよい。
本実施形態の日除け帽子1は、1本の連続したベルト30を用いているが、この構成には限定されない。例えば、ベルト30は、2つの紐状部材から構成され、2つの紐状部材の一端が2箇所の取付部21・21において日除け布20の内面にそれぞれ取り付けられ、他端が孔22・22に向かってそれぞれ延びる構成としてもよい。ベルト30はさらに、2以上の紐状部材から構成されてもよい。例えば、ベルト30は、一端が2箇所の取付部21・21において日除け布20の内面に取り付けられ、他端がツバ12の両端近傍にそれぞれ取り付けられることにより、耳にかけるループを左右に形成する2つのループ用紐状部材と、一端が左右のループ用紐状部材に固定して、あるいは、ループ用紐状部材に沿って移動可能に取り付けられ、他端が孔22・22に向かってそれぞれ延びる2つの紐状部材とを有する構成としてもよい。紐状部材をループ用紐状部材に沿って移動可能に構成した場合、着用者の耳の位置に応じてベルト30の位置を調整することが可能となる。なお、これらの構成によれば、取付部21・21の間には、ベルト30は設けられない。
本実施形態の日除け帽子1は、機能面を重視して、細い紐状のベルト30を用いている。しかし、ベルト30は、孔22・22を通過可能なものであって、日除け帽子1を安定に頭に固定するとともに、ツバ12と日除け布20とを移動させて保持できるものであれば装飾が付されていてもよい。装飾が付されたベルト30としては、例えば、日除け布20と同じ布で覆われたベルト30や、幅の広いスカーフ状の布からなるベルト30等が挙げられる。日除け布20と同じ布で覆われたベルト30を用いれば、帽子全体としての統一感が向上する。また、幅の広いスカーフ状の布をベルト30として用いれば、着用者の顎で結ぶことにより、日除け帽子1を固定するとともに、首の周りに華やかな印象を与えることができる。ベルト30として、幅の広いスカーフ状の布を用いる場合、孔22・22を布が通過した状態で移動可能な大きさとする。また、装飾は、ベルト30全体ではなく一部にのみ付してもよい。例えば、着用時に顎の近くに位置する部分を日除け布20と同じ布で覆われたベルトやスカーフ状の布で構成し、日除け布20内面の取付部21・21近くの部分を細い紐で構成してもよい。
図2および図3に示すように、本実施形態の日除け帽子1の日除け布20の2つの取付部21にはそれぞれタック23が設けられており、タック23の近傍から日除け布20の縁方向に向けてダーツ24が形成されている。ここで、「タック」とは、布にゆとりをもたせるために一定の間隔をおいて布をつまんで縫ったひだをいい、「ダーツ」とは布をつまんで縫い消した部分をいう。このように日除け布20にタック23およびダーツ24を設けることにより、平面状の布によりなる日除け布20で立体的な形状を形成することができる。なお、タック23の近傍とは、着用時に日除け布20に設けられたタック23による立体的とされた外観上の影響が及ぶ位置をいい、例えば、タック23とダーツ24とが、一部重なる場合、両者は近傍に設けられているといえる。
図2に示すように、ベルト30は、タック23・23近傍の取付部21・21において、日除け布20に余裕部25が形成されるように取り付けられている。図2に示すベルト30上における取付部21・21間の距離L1よりも、日除け布20上における取付部21・21間の距離L2が大きい。すなわち、ベルト30は日除け布20が余裕をもった状態となるように取り付けられている。この構成により、日除け布20の取付部21・21間に余裕部25が形成される。
図2および図3に示すように、日除け布20にタック23、ダーツ24および余裕部25を設けることにより、半クラウン11に連続する半クラウン部26が形成される。そして、日除け布20の半クラウン部26と帽子本体10の半クラウン11により着用者の頭部全周を覆うクラウン部40が形成される。このように、日除け布20を立体的な形状にすることで、着用感が良好になる。また、日除け布20内に空間が形成されて着用時の通気性がよくなり、日除け帽子1内部の蒸れが抑制されるから、着用時の快適性が向上する。そして、日除け布20の膨らみが形成されることにより、丸みをもったやわらかい外観が生じることで意匠性も良好になる。
図4は、本実施形態の日除け帽子を着用した状態を概略的に示す正面図である。日除け布20に設けられている孔22・22を通過させたベルト30を着用者の顎に引掛けて結ぶことにより、日除け帽子1を着用者の頭に安定に着用して固定することができる。さらに、この日除け帽子1を着用すると同時に、ベルト30によりツバ12の縁13の両端から矢印Aの方向に引っ張り、着用者の顎近辺に引き寄せて顔の周りをツバ12で覆うことができる。また、日除け布20を矢印Bで示す方向に引き寄せて着用者の首の周りを覆うことができる。これにより、着用と同時に日除け効果が良好な位置にツバ12および日除け布20を移動させて保持できるから、着用時の作業が簡易かつ快適になる。
孔22・22は、半クラウン11のツバ12の縁13両端の近傍にそれぞれ設けられている。孔22・22は、日除け帽子1を着用するとともに帽子本体のツバ12の縁13両端および日除け布20の前端を着用者の顎近辺に位置させて、日光を効果的に遮ることができる位置に設けられる。当該好適な位置は、日除け布の形状により異なるが、日除け布20の縁13近傍であることが好ましい。縁13近傍は、例えば、縁13から3cm以内、より好ましくは2cm以内、さらに好ましくは1cm以内である。
本実施形態の日除け帽子1は、いわゆる半麦であるから、帽子本体10が麦わらにより構成されている。日除け布20は、日除け用に一般に用いられている綿、合繊繊維などの布帛や、金属光沢のある細長い布が略均等な間隔の隙間を形成した格子状の遮光性の高い布等を用いることができる。なお、本実施形態では、半クラウン11は、ツバ12と同じ材質で構成されているが、これに代えて、日除け布20と同じ材質で構成してもよい。
以上のように、本実施形態の日除け帽子によれば、ベルトを顎に引掛けて結ぶことにより、日除け帽子がずれないように安定に着用すると同時に、日除け布およびツバを日除け効果が良好な位置に移動させて保持することができる。また、日除け布によってクラウン状の形状を形成することにより、通気性および意匠性が良好なものとなる。したがって、着用時の作業が簡易となり、かつ着用時の快適性が向上する。
(第2の実施形態)
本実施形態では、本考案の日除け帽子を半麦よりもツバが小さい布製の日除け帽子として実施する形態について説明する。
図5、図6および図7は、本実施形態に係る日除け帽子を概略的に示す正面図、底面図および側面図である。これらの図に示すように、本実施形態の日除け帽子100は、前側半分が半クラウン111の周りにツバ112を有する帽子本体110で構成され、後ろ側半分が日除け布120で構成されている。本実施形態の日除け帽子100は、上述した第1の実施形態の日除け帽子1と、ツバの大きさ、日除け布を立体的にして半クラウン部を形成するための構成、および、孔と取付部との間にベルトの位置を規定するガイド部を備えている点において異なっている。
日除け布120は、帽子本体110後端に連続するように設けられており、その内面の2か所の取付部121・121にベルト130が取り付けられている。日除け布120は、帽子本体110の縁113の両端近傍に、ベルト130を通過可能な孔122・122が設けられている。なお、本実施形態のベルトは、第1の実施形態と同様、複数の紐状部材から構成されてもよい。
図6に示すように、2か所の取付部121・121間の日除け布120に弾性体123が取り付けられている。弾性体123が取り付けられている部分がキャザー部124となっている。日除け布120上の取付部121・121間の距離L2は、ギャザー部124が伸びた状態では、ベルト上の取付部121・121間の距離L1よりも大きく、縮んだ状態では、ベルト上の取付部121・121間の距離L1と略同じである。この構成により、ギャザー部124近傍の着用時における頭頂部側に余裕部125が形成されている。
上記弾性体123およびギャザー部124を備えた構成により、図7に示すように日除け布120により半クラウン部126が形成される。そして、日除け布120の半クラウン部126と帽子本体110の半クラウン111により着用者の頭部全周を覆うクラウン部140が形成される。このように、日除け布120を立体的な形状にすることで、着用感が向上する。また、日除け布120内に空間が形成されて通気性がよくなり、日除け帽子100内部の蒸れが抑制されるから、着用時における快適性が向上する。そして、着用時において日除け布120の膨らみが形成された柔らかな丸い外観が生じることで意匠性も良好になる。
図8は、本実施形態の日除け帽子を着用した状態を示す正面図である。本実施形態の日除け帽子100も、第1の実施形態の日除け帽子1同様、ベルト130を着用者の顎に引掛けて結ぶことにより、日除け帽子100を着用者の頭に固定すると同時に、日除け効果が良好な位置にツバ120および日除け布120を移動させて保持することができる。ただし、本実施形態の日除け帽子100は、日除け帽子1よりもツバ120が小さい。このため、着用時における帽子本体110のツバ112の縁113の位置は、第1の実施形態の日除け帽子1よりも、着用者の顎から離れた位置にある。そこで、孔122は、日除け帽子1と比較して、ツバ112の縁113から離れた位置に設けられている。孔122がツバ112の縁113近傍に設けられている点は、日除け帽子1と同じである。
本実施形態の日除け帽子100は、帽子本体110のツバ111の内面、すなわち着用時に着用者の顔の近くとなる面に、ガイド部114が設けられている。ガイド部114・114は、取付部121・121と孔122・122との間において、ベルト130を所定の位置に保持するものである。このガイド部114・114に、他の部材を係合して着脱可能に構成された係合部を備えた構成とすることもできる。ガイド部114と他の部材とを係合する係合部としては、公知の手段を用いることができ、例えばボタンとボタン穴、一対のスナップボタン等を用いることができる。
図9は本実施形態の日除け帽子にマスクが取り付けられた状態を概略的に示す正面図である。同図では、他の部材としてマスク150をガイド部114・114に装着したものを示している。このように、ガイド部114・114にマスク150を着脱可能とすることにより、必要に応じてマスク150をガイド部114・114に装着して、日除け帽子100にマスク150の機能を付加し、着用者の顔下半分の遮光性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態の日除け帽子によれば、第1の実施形態同様、ベルトを顎に引掛けて結ぶことにより、日除け帽子がずれないように安定に着用すると同時に、日除け布およびツバを着用者の顎近辺に保持して、日除け効果を良好にすることができる。また、日除け布によって半クラウン状の形状を形成することで、後頭部と日除け布との間に空間が形成されて通気性が良好なるから、着用時の快適性が向上する。さらに、ガイド部に他の部材を着脱可能な構成とすることにより、必要に応じて、例えば顔前面の遮光性といった必要な機能を容易に付加することができる。
本考案の日除け帽子は、紐を顎で結ぶことにより日除け帽子を安定に着用すると同時に日除け効果が良好な位置にツバと日除け布を保持することができるから、簡易に着用できる快適な日除け帽子として有用である。
1、100 日除け帽子
10、110 帽子本体
11、111 半クラウン
12、112 ツバ
13、113 縁
114 ガイド部
150 マスク
20、120 日除け布
21、121 取付部
22、122 孔
23 タック
123 弾性体
24 ダーツ
124 ギャザー部
25、125 余裕部
26、126 半クラウン部
40、140 クラウン

Claims (10)

  1. 半クラウンおよび前記半クラウンを取り巻くツバを有する帽子本体と、前記帽子本体に連なって取り付けられた日除け布と、前記日除け布の内面の取付部に取り付けられたベルトとを備えており、
    前記ベルトが通過可能な孔が、前記ツバまたは前記日除け布に設けられていることを特徴とする日除け帽子。
  2. 前記ベルトは、前記日除け布に余裕部が生じるように取り付けられている請求項1に記載の日除け帽子。
  3. 前記取付部のそれぞれにタックが設けられており、前記タックの近傍にダーツが形成されている請求項2に記載の日除け帽子。
  4. 前記取付部の間に弾性体が取り付けられることにより、前記伸縮性を有するギャザー部が形成されている請求項3に記載の日除け帽子。
  5. 前記帽子本体のツバの内面に複数のガイド部が形成されており、
    前記ガイド部は、前記取付部と前記孔との間において、前記ベルトを所定の位置に保持する請求項1〜4のいずれか一項に記載の日除け帽子。
  6. 前記ガイド部は、マスクを着脱可能である請求項5に記載の日除け帽子。
  7. 前記日除け布は、前記半クラウンに連続する半クラウン部を備えており、前記日除け布の前記半クラウン部と前記帽子本体の前記半クラウンとにより着用者の頭部全周を覆うクラウン部が形成されている請求項2〜6のいずれか一項に記載の日除け帽子。
  8. 前記孔は、前記ツバの両端の近傍に各複数設けられている請求項1〜7のいずれか一項に記載の日除け帽子。
  9. 前記ベルトは、第1の紐状部材と第2の紐状部材とを有し、
    前記第1の紐状部材の一端は前記取付部に取り付けられ、他端は前記ツバ又は前記日除け布に取り付けられることでループを形成し、
    前記第2の紐状部材の一端は前記第1の紐状部材に取り付けられ、前記第2の紐状部材は前記孔に通されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の日除け帽子。
  10. 前記第2の紐状部材の一端は、前記第1の紐状部材に沿って移動可能に取り付けられている、請求項9に記載の日除け帽子。
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KR102265720B1 (ko) * 2020-11-06 2021-06-17 박혜림 얼굴 햇빛 차단용 후드

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