JP3616937B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手動調理選択時の加熱時間や自動調理選択時の調理メニューをダイヤル部で設定する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の加熱調理器は、ダイヤル部の回転が所定角度に達する毎にパルスを出力し、ダイヤル部の押圧によりスタートキーがオンされたときはスタート信号を出力する操作ダイヤル部と、自動調理時においては、前記パルスをクリック数nとして計数すると共にそのnに基づいて調理メニューを選択し、手動調理時においては、クリック数nから加熱時間を設定するマイクロコンピュータとを備えている。
【0003】
例えば、図9のフローチャートに示すように、電源が投入されると、マイコンは、パルスが入力されたかどうか、手動キーの例えばレンジキーが入力されたかどうかを順次に判定する(S111,S119)。最初にパルスが入力されたときは、自動調理と判断してパルスの入力に基づいてクリック数nを計数し(S112)、そのnをLEDの番号Nとして設定し(S113)、かつ、そのNのLEDを点灯して調理メニューを指示する(S114)。
その後は、スタートキーがオンされたかどうかを判定し(S115)、スタートキーのオンを検出したときは、加熱を開始すると共に、指示した調理メニューの加熱時間T1 を設定してそのカウントダウンを開始する(S116,S117)。カウントダウンにより加熱時間T1 が0秒になったときに加熱を終了する(S118)。
【0004】
また、パルスを検出することなくレンジキーのオンを検出したときは、手動調理と判断して表示部に「レンジ」を表示し、パルスの検出に入る(S119,S120,S121)。パルスを検出したときは、パルスの入力に基づいてクリック数nを計数し(S122)、そのnと予め設定の10秒を乗算して加熱時間T2 を算出してその「T2 」を表示部に表示し(S123,S124)、スタートキーがオンされたかどうかを判定する(S125)。スタートキーのオンを検出したときは、加熱を開始すると共に加熱時間T2 のカウントダウンを開始する(S126,S127)。カウントダウンにより加熱時間T2 が0秒になったときに加熱を終了する(S118)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、自動調理時における目的の調理メニューを選択する際、ダイヤル部を回転させるが、ダイヤル部のクリックが軽く微妙であるため、目的の調理メニューの次の又はその次の調理メニューを選択してしまい、1回で設定することが困難で煩わしかった。また、前述のようにダイヤル部のクリックが軽いために、気付かずに目的と異なる調理メニューを設定して自動調理することがあり、その場合には調理の出来栄えが悪く、調理メニューによっては調理物を無駄にするということがあった。
【0006】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、ダイヤル部のクリックが軽くても、目的の調理メニューの設定をし易く、しかも誤設定の起こりにくい加熱調理器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る加熱調理器は、回動自在のダイヤル部及びスタートキーを有し、該ダイヤル部の回転が所定角度に達する毎に所定の信号を出力する操作ダイヤル部と、各種の調理メニューに対応して配列された複数の表示部と、前記信号の入力に基づく信号値を第1の所定値で除算して整数かどうかを判定し、除算値が整数のときはその整数に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示し、前記除算値が小数部を有するときにはその整数部に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示するメニュー表示制御部と、予め各種の調理メニューに対応してそれぞれ制御データが設定され、スタートキーがオンされたとき、指示された調理メニューの制御データに基づいて加熱手段を制御する加熱制御部とを備えたものである。
【0008】
また、本発明の加熱調理器は、回動自在のダイヤル部及びスタートキーを有し、該ダイヤル部の回転が所定角度に達する毎に所定の信号を出力する操作ダイヤル部と、各種の調理メニューに対応して配列された複数の表示部と、前記信号の入力に基づく信号値を第1の所定値で除算して整数かどうかを判定し、除算値が整数のときはその整数に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示し、前記除算値が小数部を有するときには前記除算値に「1」を加算してその整数部に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示するメニュー表示制御部と、予め各種の調理メニューに対応してそれぞれ制御データが設定され、スタートキーがオンされたとき、指示された調理メニューの制御データに基づいて加熱手段を制御する加熱制御部とを備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
図1は本発明の第1の実施形態を示す回路図、図2は加熱調理器の外観図、図3は加熱調理器前面に設けられた操作パネルの拡大図、図4は本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【0013】
図において、1は操作パネル10を介して本体30に回動可能に装着され、回転角度が所定角度に達する毎にクリックするダイヤル部1aと、その内部に設けられ、ダイヤル部1aが押圧されたときにオンするスタートキー1bとを有する操作ダイヤル部で、ダイヤル部1aがクリックする毎に所定の信号、例えばパルスを出力し、スタートキー1bがオンしたときはスタート信号を出力する。なお、この操作ダイヤル部1は、ダイヤル部1aの回転方向が反時計方向に回転した場合には、時計方向と異なる波形のパルスを出力するようになっている。
【0014】
2はレンジキー2aとオーブンキー2bとでなる手動キー部、3は例えば手動調理選択時や自動調理選択時に設定された機能を取り消すための取消キー、4は加熱時間や各種の調理機能を表示する表示部、5は各種の調理メニューに対応して配列されたLED5aを備えた自動用の調理メニュー表示部である。
【0015】
11はレンジリレー、12はヒータリレーで、後述するマイクロコンピュータ20(以下、「マイコン20」という)の制御信号に基づいて接点11a,12a(a接)を動作させる。13は制御回路用の電源回路、14a,14bはドア31が閉鎖されたときに連動してオンするドアスイッチ、15はドアスイッチ14a,14bがオンしたときにオフする安全スイッチで、ドア31開放時にヒータ16やマグネトロン17に電源が供給されないように設けられたものである。
【0016】
前記マイコン20は、操作ダイヤル部1のパルスが入力されるとダイヤル部1aがクリックしたと判断して、1パルスを1クリックとしてクリック数n(信号値)を計数し、かつ、そのnを第1の所定値、例えば「2」で除算してその除算値Nが整数かどうかを判定し、除算値Nが整数のときはそのNのLED5aを点灯して調理メニューを指示する。
【0017】
また、除算値Nが小数のときは、例えば第2の所定値「1」と比較し、除算値Nが「1」より大きいときは整数部分をNとしてそのNのLED5aを点灯し調理メニューを指示する。なお、除算値Nと「1」とを比較した際、除算値Nが「0.5(クリック数n:1)」の小数ときはLED5aのNを設定することなくクリック数nの読み込みに入るようになっている。
【0018】
例えば、クリック数nが「2」の場合、そのn「2」を第1の所定値「2」で除算するとNが「1」になるので1番目のLED5aを点灯して「グラタン」を指示し、クリック数nが「3」のときは、Nが「1.5」の小数になるので第2の所定値の「1」と比較し、この場合は「1.5」の方が大きいので整数部分「1」をNとし、前記と同様の1番目のLED5aを点灯して「グラタン」を指示する。
【0019】
クリック数nが「4」の場合はNが「2」になるので2番目のLED5aを点灯して「クッキー」を指示し、クリック数nが「5」のときは、Nが「2.5」の小数になるので第2の所定値の「1」と比較し、この場合は「2.5」の方が大きいので整数部分「2」をNとし、クリック数「4」と同様の2番目のLED5aを点灯して「クッキー」を指示する。
【0020】
さらに、クリック数nが「10」のときはNが「5」になるので5番目のLED5aを点灯して「ロールパン」を指示し、クリック数nが「11」のときはNが「5.5」になるので第2の所定値の「1」と比較し、この場合は整数部分「5」をNとし、クリック数「10」と同じLED5aを点灯する。
【0021】
また、LED5aを点灯した後に操作ダイヤル部1のパルスが再び入力されると、そのパルス数に基づくクリック数nと前述の第1の所定値「2」とを比較し、クリック数nが「2」未満のときのみ、点灯しているLED5aを保持する。これは、本発明の請求項3記載の第1のメニュー表示制御部に相当するものである。
【0022】
例えば、「ロールパン」を指示している5番目のLED5aを点灯しているときに、不注意によりダイヤル部1aを時計方向或いは反時計方向に1クリック回転させた場合、除算値Nが「0.5」の小数になるので、前記5番目のLED5aの点灯を保持する。これは、前述のように誤ってダイヤル部1aを回転させても他の調理メニューを選択しないようにしたものである。
【0023】
LED5aを点灯し、かつ、クリック数nが「1」以下のときにスタートキー1bがオンされると、指示した調理メニューの制御データ、例えば加熱時間T1 を設定して、その間、加熱手段のヒータ16或いはマグネトロン17に通電する。なお、レンジキー2aやオーブンキー2bによる手動調理時の制御に関しては従来技術と同じである。
【0024】
前記のように構成された加熱調理器の動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、手動調理時の動作については従来技術と同じであるため説明を省略する(S12〜S20)。
電源が立ち上がると、まず、マイコン20は、操作ダイヤル部1のパルスが入力されたかどうか、手動キー部2の例えばレンジキー2aがオンされたかどうかを順次に判定する(S1,S12)。レンジキー2aのオンを検出した場合には表示部4に「レンジ」を表示して手動調理の制御に入っていくが、ステップ1において操作ダイヤル部1のパルスを検出したときは、そのパルスからクリック数nを計数し(S2)、クリック数nを「2」で除算してNを算出し、かつ、そのNが整数かどうかを判定する(S3)。Nが整数のときはそのNのLED5aを点灯し(S6)、Nが小数のときは「1」より大きいかどうかを判定する(S4)。Nが「1」より大きいときは小数点以下を切り捨てて整数部分をNとし(S5)、そのNと同じ番号のLED5aを点灯する(S6)。また、Nが「1」より小さいときはステップ2に戻ってクリック数nの読み込みに入る。Nが小数で、しかも「1」より小さいときはこのステップ2,3,4を繰り返し実行する。なお、調理メニュー選択時にダイヤル部1aを反時計方向に回転させた場合は、調理メニュー「トースト」のLED5aを1番目としてNの値と同じ番号のLED5aを点灯する(図3参照)。
【0025】
LED点灯後は、新たなパルス入力によるクリック数nが「2」以上あるかどうかを判定する(S7)。クリック数nが「1」以下のときは点灯したLED5aを保持してステップ8に進むみ、nが「2」以上のときはステップ3に戻って再びNを算出する。クリック数nが「1」以下のときにスタートキー1bのオンを検出すると(S8)、ダイヤル部1aによって選択された調理メニューに設定された加熱時間T1 を設定し加熱を開始する(S9)。このとき、その加熱時間T1 のカウントダウンを開始し(S10)、カウントダウンにより加熱時間T1 が0秒になったときに自動調理による調理物の加熱を終了する(S11)。
【0026】
前述した第1の実施形態よれば、クリックを2回検出する毎にLED5aを順次に点灯し、しかもクリック数nが1回オーバしてもLED5aの点灯を保持するようにしたので、特に最初の調理メニューを選択する際、ダイヤル部1aのクリックが1回オーバしても目的の調理メニューを設定でき、クリック数nが2回でLED5aを一つ点灯するので調理メニュー設定のときに視認が容易であり、調理メニューの設定のやり直しが少なくなるという効果が得られる。
【0027】
また、目的の調理メニューを設定した後に、気付かずにダイヤル部1aを1クリックさせても、前述のごとく点灯中のLED5aを保持しているので、目的と異なる調理メニューが設定されて調理物が無駄になるということが少なくなるという効果が得られる。
【0028】
なお、前記の実施形態では、クリック数nを割る第1の所定値を「2」としたが、その第1の所定値を「3」にしてもよい。
例えば、クリック数nが「1」の場合は、そのn「1」を第1の所定値「3」で除算するとNが「0.33」の小数になるので第2の所定値の「1」と比較し、このときは、第2の所定値の方が大きいのでLED5aを点灯することなくクリック数nの読み込みに入る。クリック数nが「2」の場合もクリック数「1」と同様に除算値Nが小数(「0.66」)になり、しかも第2の所定値より小さいのでLED5aを点灯することなくクリック数nの読み込みに入る。クリック数nが「3」のときはNが「1」になるので1番目のLED5aを点灯して「グラタン」を指示する。
【0029】
また、クリック数nが「4」のときは、Nが「1.33」の小数になるので第2の所定値の「1」と比較し、この場合は「1.33」の方が大きいので整数部分「1」をNとし、前記と同様の1番目のLED5aを点灯する。クリック数nが「5」のときもクリック数「4」と同様に除算値Nが小数(「1.66」)になり、しかも第2の所定値より大きいので1番目のLED5aを点灯して「グラタン」を指示する。さらに、クリック数nが「6」の場合はNが「2」になるので2番目のLED5aを点灯して「クッキー」を指示する。
【0030】
また、LED5aを点灯した後に操作ダイヤル部1のパルスが再び入力された場合は、そのパルス数に基づくクリック数nと前述の第1の所定値「3」とを比較し、例えば、5番目のLED5aを点灯して「ロールパン」を指示しているときに、気付かずにダイヤル部1aを時計方向或いは反時計方向に1クリック又は2クリック回転させても、除算値Nが「0.33」又は「0.66」の小数になるので、前記5番目のLED5aの点灯を保持する。
【0031】
以上のように、最初は3クリック目でLED5aが点灯し、次の3クリックで次のLEDを点灯し、しかも次のLEDが点灯するまで、点灯したLEDを保持しているので、調理メニュー設定の際に視認がさらに容易になり、しかも次のLEDが点灯するまでに2クリック余裕があるので、目的の調理メニューの設定のやり直しがさらに少なくなるという効果がある。
【0032】
実施形態2.
本発明の第2の実施形態の加熱調理器について説明する。なお、本加熱調理器の回路構成は第1の実施形態に示す図1と同じであるためその図を用いて説明する。
本実施形態における加熱調理器は、クリック数nを第1の所定値「2」で除算して得た値が小数のとき、その除算値に「1」を加算して整数部分をNとし、そして、そのNに対応するLED5aを点灯して調理メニューを指示するようにしたものである。
【0033】
次に、図5のフローチャートの基づいて動作を説明する。なお、図4で説明したフローの制御内容と同一のものは同じステップ番号を付し動作の説明を省略する。
マイコン20は、例えば、クリック数nが「1」のときは、そのN「1」を第1の所定値「2」で除算すると除算値Nが「0.5」の小数になるので、除算値Nの「0.5」に第2の所定値「1」を加算する(S4a)。そして、加算値「1.5」のうち整数部分の「1」をLED5aの番号とし(S5)、そのLED5aを点灯して「グラタン」を指示する(S6)。クリック数nが「2」のときは第1の所定値「2」で除算すると除算値Nが「1」の整数になるので、前記と同様に1番目のLED5aを点灯する(S6)。また、クリック数nが「3」のときは除算値Nが「1.5」の小数になるので、除算値Nの「1.5」に第2の所定値「1」を加算する(S4a)。この場合、加算値は「2.5」になるので整数部分の「2」をLED5aの番号とし(S5)、そのLED5aを点灯して「クッキー」を指示する(S6)。
【0034】
さらに、クリック数nが「4」のときは除算値Nが「2」の整数になるので、その番号のLED5aを点灯して「クッキー」を指示する(S6)。クリック数nが「5」のときは第1の所定値「2」で除算すると除算値Nが「2.5」の小数になるので、除算値Nの「2.5」に第2の所定値「1」を加算する(S4a)。そして、加算値「3.5」のうち整数部分の「3」をLED5aの番号とし(S5)、そのLED5aを点灯して「シュークリーム」を指示する(S6)。
【0035】
以上のように第2の実施形態によれば、クリック数nが奇数になる毎にLED5aを点灯し、偶数のときは奇数値のときに点灯したLED5aを保持しているので、調理メニューの設定の際に視認が容易であり、しかも目的の調理メニューの設定のやり直しが少なくなるという効果がある。
【0036】
なお、前記の実施形態では、クリック数nを割る第1の所定値を「2」としたが、その第1の所定値を「3」にしてもよい。
例えば、クリック数nが「1」のときは第1の所定値「2」で除算すると除算値Nが「0.33」の小数になるので、除算値Nの「0.33」に第2の所定値「1」を加算して加算値「1.33」とし、整数部分の「1」をLED5aの番号としてその番号のLED5aを点灯し「グラタン」を指示する。クリック数nが「2」のときは第1の所定値「2」で除算すると除算値Nが「0.66」の小数になるので、除算値Nの「0.66」に第2の所定値「1」を加算して加算値「1.66」とする。この場合も前記と同様に整数部分が「1」になるので、クリック数「1」と同じLED5aを点灯して「グラタン」を指示する。また、クリック数nが「3」のときは除算値Nが「1」の整数になるので、この場合も前記と同様に「グラタン」を指示する。
【0037】
クリック数nが「4」のときは第1の所定値「3」で除算すると除算値Nが「1.33」の小数になるので、除算値Nの「1.33」に第2の所定値「1」を加算して加算値「2.33」とし、整数部分の「2」をLED5aの番号としてそのLED5aを点灯し「クッキー」を指示する。クリック数nが「5」のときは除算値Nが「1.66」の小数になるので、除算値Nの「1.66」に第2の所定値「1」を加算して加算値「2.66」とし、整数部分の「2」をLED5aの番号としてそのLED5aを点灯し「クッキー」を指示する。
【0038】
以上のように、1クリックでLED5aを点灯し、次の3クリックで次のLED5aを点灯し、しかも次のLED5aが点灯するまで、点灯したLED5aを保持しているので、調理メニュー設定の際に視認がさらに容易になり、しかも目的の調理メニューの設定のやり直しがさらに少なくなるという効果がある。
【0039】
実施形態3.
本発明の第3の実施形態の加熱調理器について説明する。なお、本加熱調理器の回路構成は第1の実施形態に示す図1と同じであるためその図を用いて説明する。
【0040】
マイコン20は、操作ダイヤル部1のパルス入力による自動調理のときは、第1の実施形態と同様にクリック数nが偶数のときはその半分の値をLED5aのNとし、クリック数nが奇数のときはNが小数になるので整数部分をLED5aのNとし、該当するLED5aを点灯して調理メニューを指示し、LED点灯後にスタートキー1bがオンされると、指示した調理メニューの加熱時間T1 を設定して、その間、加熱手段のヒータ16或いはマグネトロン17に通電する。
なお、クリック数nが「1」のときは、前述したようにNが「0.5」の小数になるので、クリック数nの読み込みに入る。
【0041】
また、点灯したLED5aを保存し、加熱終了時は、スタートキー1bがオンされたかどうかを判定し、スタートキー1bがオンされたときは前記LED5aの点灯を継続し、前記と同様に通電を開始する。スタートキー1bがオフのときは操作ダイヤル部1のパルスが入力されたかどうか、手動キー部2の例えばレンジキー2aがオンされたかどうかを順次に判定し、操作ダイヤル部1のパルスが入力されたときはクリック数nの計数に入り、レンジキー2aがオンされたときは手動調理に移行する。
【0042】
手動調理に移行したときは、クリック数nに基づいて加熱時間T2 を算出して表示部4に表示し、スタートキー1bがオンされたときにその加熱時間T2 の間、例えばマグネトロン17に通電し、加熱終了時には前述の調理機能切換部の機能に相当する制御を実行する。表示部4に表示した加熱時間T2 を保持し、加熱終了時には、スタートキー1bがオンされたかどうかを判定し、スタートキー1bのオンを検出したときは「T2 」の表示を継続して前記と同様に通電を開始する。スタートキー1bがオフのときは操作ダイヤル部1のパルスが入力されたかどうか、レンジキー2aがオンされたかどうかを順次に判定し、操作ダイヤル部1のパルスが入力されたときは自動調理に移行し、レンジキー2aがオンされたときは手動調理を新たに行う。
【0043】
次に図6のフローチャートに基づいて動作を説明する。
前述した第1の実施形態と同様に操作ダイヤル部1のパルスが入力されたかどうかを判定する(S21)。そのパルスを検出したときは自動調理と判断してステップ22に進むが、レンジキー2aのオンを検出した場合には手動調理と判断して表示部4に「レンジ」を表示し(S35、S36)、次いで、再び操作ダイヤル部1のパルスが入力されたかどうかを判定する(S37)。パルスの入力を検出したときはクリック数nを計数し(S38)、クリック数nと予め設定の10秒を乗算して加熱時間T2 を算出して、表示部4に加熱時間「T2 」を表示する(S39,S40)。
【0044】
加熱時間表示後はスタートキー1bがオンされたかどうかを判定する(S41)。スタートキー1bがオフのときはこのステップで待機するが、スタートキー1bのオンを検出したときは、レンジリレー11を通してその接点11aをオンしてマグネトロン17に電源を供給し(S42)、加熱時間T2 のカウントダウンを開始する(S43)。カウントダウンにより加熱時間T2 が0秒になったときに被加熱物の加熱を終了し(S44)、再びスタートキー1bがオンされたかどうかを判定する(S45)。ここで、スタートキー1bのオンを検出したときは加熱時間の「T2 」の表示を継続する(S46)。そして、前記と同様に加熱時間T2 の間、被加熱物を加熱し(S42,S43,S44)、終了時にはステップ45に進んでスタートキーがオンされたかどうかを判定する。
【0045】
ステップ45においてスタートキーがオフのときは、操作ダイヤル部1のパルスが入力されたかどうか、レンジキー2aがオンされたかどうかを順次に判定し(S47,S48)、操作ダイヤル部1のパルスを検出したときは、表示中の加熱時間の「T2 」を消して自動調理に移行し、レンジキー2aのオンを検出したときは前記と同様に表示中の加熱時間の「T2 」を消してステップ36に戻り表示部4に「レンジ」を表示してステップ37に進む。なお、スタートキー1bがオフのとき(S45)、オーブンキー2bのオンを検出したときは表示部4に「オーブン」を表示する。
【0046】
一方、ステップ21において操作ダイヤル部1のパルスを検出したときは、パルスからクリック数nを計数し(S22)、そのクリック数nを「2」で除算してNを算出し、かつ、そのNが整数かどうかを判定する(S23)。Nが整数のときはそのNのLED5aを点灯し(S26)、Nが小数のときはNが「1」より大きいかどうかを判定する(S24)。Nが「1」より大きいときは小数点以下を切り捨てて整数部分をNをとし、そのNと同じ番号のLED5aを点灯する(S26)。また、Nが「1」より小さいときはステップ22に戻ってクリック数nの読み込みに入る。Nが小数で、しかも「1」より小さいときはこのステップ22,23,24を繰り返し実行する。
【0047】
LED点灯後は、スタートキー1bがオンされたかどうかを判定し(S27)、スタートキー1bのオンを検出したときは、指示した調理メニューの加熱時間T1 を設定して加熱を開始し(S28)、かつ、その時間のカウントダウンを開始する(S29)。そして、終了時には再びスタートキー1bがオンされたかどうかを判定する(S30,S31)。スタートキー1bのオンを検出したときはLED5aの点灯を継続し(S32)、加熱開始に入る(S28)。ステップ32においてスタートキー1bがオフのときは、操作ダイヤル部1のパルスが入力されたかどうか、レンジキー2aがオンされたかどうかを順次に判定し(S33,S34)、操作ダイヤル部1のパルスを検出したときは点灯中のLED5aを消灯してステップ22に戻りクリック数nの計数に入る。レンジキー2aのオンを検出したときは前記と同様に点灯中のLED5aを消灯してステップ36に戻り表示部4に「レンジ」を表示してステップ37に進む。
【0048】
前述した第3の実施形態では、自動調理においては、手動調理に切り替わるまで、スタートキー1bのオンに基づいて同じ調理メニューを繰り返し行えるようにし、手動調理においては、自動調理に切り替わるまで、設定した加熱時間で調理を繰り返し行えるようにしたので、第1の実施形態で述べた、調理メニューの設定の際にLED5aを容易に視認し易く、しかも調理メニューの設定のやり直しが少なくなるという効果に加え、不注意によりダイヤル部1aを回しても目的と異なる調理メニューで、また設定加熱時間で調理してしまうということがなくなるという効果がある。
【0049】
なお、前記の実施形態では、除算値Nが小数のとき第2の所定値「1」と比較するようにしたが、第1の所定値を「3」にし、その除算値Nが小数のとき第2の所定値「1」と比較してLED5aのNを設定するようにしてもよいし、また、除算値Nが小数のとき「1」を加算してLED5aを設定するようにしてもよい。
【0050】
実施形態4.
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。なお、本実施形態においても加熱調理器の回路構成が第1の実施形態と同じであるため図1を用いて説明する。
本実施形態における加熱調理器は、操作パネル10に、ダイヤル部1a、レンジキー2a及びオーブンキー2bに加え自動キー(図示せず)を備えている。
マイコン20には、調理開始時に入力される自動キー或いは手動キーのオン回数を保持するメモリ部(図示せず)と、ヒータ16やマグネトロン17の加熱制御終了する毎に「1」を計数する計数部(図示せず)と、加熱制御終了時、メモリ部に保存されたオン回数から計数部の計数値「1」を減算してその値が「0」かどうかを判定し、前記値が「0」でないときはスタートキー1bがオンされたかどうかを判定する加熱制御部が備えられている。
【0051】
また、手動調理時も、例えばレンジキー2aのオン回数を計数し、加熱終了時には、レンジキー2aのオン回数から「1」を減算してその値が「0」かどうかを判定し、前記値が「0」でないときはスタートキー1bがオンされたかどうかを判定するようになっている。
【0052】
前記のように構成された加熱調理器の動作を図7のフローチャートに基づいて説明する。
マイコン20は、まず、自動キーがオンされたかどうかを判定する(S51)。そのキーのオンを検出したときは自動調理開始と判断してステップ52に進むが、レンジキー2aのオンを検出した場合には手動調理開始と判断して、そのレンジキー2aのオン回数Zを計数しメモリ部に保存する(S64,S65)。そして、表示部4に「レンジ」を表示し(S66)、続いて操作ダイヤル部1のパルスが入力されたかどうかを判定する(S67)。パルスを検出したときはクリック数nを計数し(S68)、クリック数nと予め設定の10秒を乗算して加熱時間T2 を算出し(S69)、表示部4に加熱時間「T2 」を表示する(S70)。
【0053】
加熱時間表示後は操作ダイヤル部1の押圧によるスタートキー1bがオンされたかどうかを判定する(S71)。スタートキー1bがオフのときはこのステップで待機するが、スタートキー1bのオンを検出したときは、レンジリレー11を介してその接点11aをオンしてマグネトロン17に通電し(S72)、加熱時間T2 のカウントダウンを開始する(S73)。カウントダウンにより加熱時間T2 が0秒になったとき、1回目の加熱調理終了としてメモリ部に保存のオン回数Zから「1」を減算して、そのZが「0」になったかどうかを判定する(S74)。オン回数Zが「0」のときは加熱終了するが(S63)、オン回数Zが「0」でないときはステップ71に戻ってスタートキー1bがオンされたかどうかを判定する。スタートキー1bのオンを検出したときは、算出した加熱時間T2 の間、マグネトロン17に通電する(S72)。ステップ71からステップ73までの実行は、レンジキー2aのオン回数Zが「0」になるまで繰り返し行う。そして、その回数Zが「0」になったときに手動調理による被加熱物の加熱を終了する(S63)。
【0054】
一方、ステップ51において自動キーのオンを検出したときは自動調理開始と判断してその自動キーのオン回数Yを計数しメモリ部に保存する(S52)。次に操作ダイヤル部1のパルスが入力されたかどうかを判定し(S53)、パルスの入力を検出したときは、その信号からクリック数nを計数し(S54)、クリック数nを「2」で除算してNを算出し、かつ、そのNが整数かどうかを判定する(S55)。Nが整数のときはそのNのLED5aを点灯し(S58)、Nが小数のときはNが「1」より大きいかどうかを判定する(S56)。Nが「1」より大きいときは小数点以下を切り捨てて整数部分をNとし(S57)、そのNと同じ番号のLED5aを点灯する(S58)。また、Nが「1」より小さいときはステップ54に戻ってクリック数nの読み込みに入る。Nが小数で、しかも「1」より小さいときはこのステップ54,55,56を繰り返し実行する。
【0055】
LED点灯後にスタートキー1bのオンを検出すると(S59)、ダイヤル部1aによって指示されたLED5aに対する加熱時間T1 を設定すると共に加熱を開始し(S60)、かつ、その加熱時間T1 のカウントダウンを開始する(S61)。カウントダウンにより加熱時間T1 が0秒になったとき、1回目の自動調理終了としてメモリ部に保存のオン回数Yから「1」を減算して、そのYが「0」になったかどうかを判定する(S62)。オン回数Yが「0」のときは加熱終了するが(S63)、オン回数Yが「0」でないときはステップ59に戻ってスタートキー1bがオンされたかどうかを判定する。スタートキー1bのオンを検出したときは、前記と同様に加熱時間T1 の間、ヒータ16或いはマグネトロン17に通電する。このステップ59からステップ61までの実行は、自動キーのオン回数Yが「0」になるまで繰り返し行う。そして、前述したようにオン回数Yが「0」になったときに自動調理による被加熱物の加熱を終了する(S63)。
【0056】
前述した第4の実施形態では、調理開始時、自動キー或いはレンジキー2aのオン回数Y或いはZをメモリ部に保存し、加熱終了する毎にその回数Y或いはZから「1」を減算するようにしたので、ダイヤル部1aによる調理メニューの選択や加熱時間の設定が1回で同じ調理をその回数分、繰り返しでき、また、メモリ部にオン回数Y或いはZが保存されている限り、ダイヤル部1aを回しても目的と異なる調理メニューや加熱時間で調理されるということがなくなっている。
【0057】
実施形態5.
前述の各実施形態では、自動調理時においては、ダイヤル部1aがクリックされる毎に出力される操作ダイヤル部1のパルスをクリック数nとして計数し、クリック数nを基に演算してLED5aのNを決定するようにしたが、ダイヤル部1aの回転角度に応じて操作ダイヤル部1が電圧を発生するようにし、その電圧からLED5aのNを決定するようにしてもよい。
【0058】
例えば、操作ダイヤル部1は、前述のごとくダイヤル部1aの回転角度に応じて電圧を発生し、その角度が所定角度、例えば「5度」回転すると0.1Vを発生する。
マイコン20は、レンジキー2aがオンされることなく操作ダイヤル部1からの電圧が入力されたときはその電圧を第1の所定値、例えば「0.5」で除算してその除算値Nが整数かどうかを判定し、除算値Nが整数のときはLED5aのNとし、また、除算値Nが小数のときは第2の所定値「1」と比較し、その除算値Nが「1」より大きいときは整数部分をLED5aのNとする。
【0059】
また、手動キー部2の例えばレンジキー2aがオンされたときは、入力電圧を第1の所定値、例えば「0.1」で除算してその除算値Nが整数かどうかを判定し、除算値Nが整数のときはそのNと予め設定の10秒を乗算して加熱時間T2 を算出し、また、除算値Nが小数のときは第2の所定値「1」と比較し、その除算値Nが「1」より大きいときは整数部分をNとして加熱時間T2 を算出する。
【0060】
次に図8のフローチャートに基づいて動作を説明する。
マイコン20は、電源が立ち上がると、まず操作ダイヤル部1の電圧を入力したかどうかを判定する(S81)。その電圧が検出されないときはレンジキー2aがオンしたかどうかを判定する(S91)。ここで「NO」と判断したときはステップ81に戻って再び入力電圧の検出に入る。レンジキー2aのオンを検出したときは手動調理と判断して表示部4に「レンジ」を表示し(S92)、次いで、操作ダイヤル部1からの電圧が入力されたかどうかを判定する(S93)。入力電圧を検出できないときはこのステップで待機するが、電圧を検出したときは、入力電圧に基づいて電圧Vを算出すると共に、電圧Vを「0.1」で除算して除算値Nを算出し、かつ、そのNが整数かどうかを判定する(S94,S95)。Nが整数のときはその値に10秒を乗算して加熱時間T2 を算出し(S98)、除算値Nが小数のときはその値が「1」を越えているかどうかを判定する(S96)。除算値が「1」より小さいときは1回目の所定角度(0.1V)に達していないと判断してステップ94に戻り、電圧Vの算出に入る。また、前記除算値が「1」より大きいときは小数点以下を切り捨てて整数部分をNとし加熱時間T2 を算出する(S97,S98)。なお、ここで、操作ダイヤルが反時計方向に回転した場合は、所定角度回転する毎に加熱時間T2 を10秒ずつ減算していく。
【0061】
加熱時間T2 算出後は表示部4に加熱時間の「T2 」を表示し(S99)、ダイヤル部1aの押圧によるスタートキー1bがオンしたかどうかを判定する(S100)。スタートキー1bがオフのときはこのステップで待機するが、スタートキー1bのオンを検出したときは、レンジリレー11を介してその接点11aをオンしてマグネトロン17に電源を供給し(S101)、加熱時間T2 のカウントダウンを開始する(S102)。カウントダウンにより加熱時間T2 が0秒になったときに手動調理による被加熱物の加熱を終了する(S90)。
【0062】
一方、ステップ81において操作ダイヤル部1の出力電圧を検出すると、電圧Vを算出すると共に、その電圧Vを「0.5」で除算してNを算出し、かつ、その除算値Nが整数かどうかを判定する(S82,S83)。Nが整数のときはその値のLED5aを点灯して調理メニューを指示し(S86)、Nが小数のときはその値が「1」を越えているかどうかを判定する(S84)。前記除算値が「1」より小さいときはステップ82に戻って入力電圧の読み込みに入る。また、前記除算値が「1」より大きいときは小数点以下を切り捨てて整数部分をLED5aのNとし(S85)、該当するLED5aを点灯して調理メニュー指示する(S86)。なお、ここで、ダイヤル部1aが反時計方向に回転した場合は、入力電圧が0.5Vになる毎にLED5aの点灯番号(N)を減らしていく。
【0063】
LED点灯後は、ダイヤル部1aの押圧によるスタートキー1bがオンしたかどうかを判定する(S87)。スタートキー1bがオフのときはこのステップで待機するが、スタートキー1bのオンを検出したときは、加熱を開始し(S88)、ダイヤル部1aによって選択された調理メニューに対応する加熱時間T1 を設定してカウントダウンを開始する(S89)。カウントダウンにより加熱時間T1 が0秒になったときに自動調理による被加熱物の加熱を終了する(S90)。
【0064】
前述した第5の実施形態では、ダイヤル部1aの回転角度が所定角度を多少オーバしても所定角度時に設定した加熱時間T1 (T2 )を保持して調整に余裕を持たせるようにしたので、自動調理時の調理メニューの選択や、手動調理時の加熱時間の設定が容易になり、また、調理メニューや加熱時間を設定した後に、スタートキー1bをオンするためにダイヤル部1aを押圧した際に、ダイヤル部1aが多少回転しても、設定した内容を保持して誤設定を防止するという効果が得られている。
【0065】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ダイヤル部が所定角度回転する毎に出力される所定の信号に基づく信号値を第1の所定値で除算して整数かどうかを判定し、除算値が整数のときはその整数に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示し、前記除算値が小数部を有するときにはその整数部に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示するようにしたので、点灯した表示部から次の表示部を点灯するまでダイヤル部の回転に遊びができ、調理メニューを選択する際には視認が容易であり、目的の調理メニューの設定のやり直しが少なくなるという効果が得られている。
【0066】
また、本発明によれば、ダイヤル部が所定角度回転する毎に出力される所定の信号に基づく信号値を第1の所定値で除算して整数かどうかを判定し、除算値が整数のときはその整数に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示し、前記除算値が小数部を有するときにはその除算値に「1」を加算してその整数部に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示するようにしたので、調理メニューの設定の際の視認が容易であり、目的の調理メニューの設定のやり直しが少なくなるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】加熱調理器の外観図である。
【図3】加熱調理器前面に設けられた操作パネルの拡大図である。
【図4】第1の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図5】第2の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図6】第3の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図7】第4の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図8】第5の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図9】従来の加熱調理器の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 操作ダイヤル部、1a ダイヤル部、1b スタートキー、2 手動キー部、2a レンジキー、2b オーブンキー、4 表示部、5 自動調理メニュー、 5a LED、 20 マイコン。
Claims (2)
- 回動自在のダイヤル部及びスタートキーを有し、該ダイヤル部の回転が所定角度に達する毎に所定の信号を出力する操作ダイヤル部と、
各種の調理メニューに対応して配列された複数の表示部と、
前記信号の入力に基づく信号値を第1の所定値で除算して整数かどうかを判定し、除算値が整数のときはその整数に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示し、前記除算値が小数部を有するときにはその整数部に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示するメニュー表示制御部と、
予め各種の調理メニューに対応してそれぞれ制御データが設定され、スタートキーがオンされたとき、指示された調理メニューの制御データに基づいて加熱手段を制御する加熱制御部と
を備えたことを特徴とする加熱調理器。 - 回動自在のダイヤル部及びスタートキーを有し、該ダイヤル部の回転が所定角度に達する毎に所定の信号を出力する操作ダイヤル部と、
各種の調理メニューに対応して配列された複数の表示部と、
前記信号の入力に基づく信号値を第1の所定値で除算して整数かどうかを判定し、除算値が整数のときはその整数に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示し、前記除算値が小数部を有するときには前記除算値に「1」を加算してその整数部に対応する表示部を点灯して調理メニューを指示するメニュー表示制御部と、
予め各種の調理メニューに対応してそれぞれ制御データが設定され、スタートキーがオンされたとき、指示された調理メニューの制御データに基づいて加熱手段を制御する加熱制御部と
を備えたことを特徴とする加熱調理器。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04745596A JP3616937B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 加熱調理器 |
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JP (1) | JP3616937B2 (ja) |
-
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- 1996-03-05 JP JP04745596A patent/JP3616937B2/ja not_active Expired - Fee Related
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