JP3616606B2 - データ伝送装置およびデータ伝送方法 - Google Patents

データ伝送装置およびデータ伝送方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のLSI(大規模集積回路)を接続するインタフェースを介してデータ伝送を行う際に、データ伝送経路の二重化とインタフェース上の再送機能をもつデータ伝送装置およびデータ伝送方法に関し、特に、少ないハードウェア(HW)量でもって伝送データの信頼性を向上させたデータ伝送装置およびデータ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のコンピュータシステムにおけるデータ伝送装置では、多数の装置を接続した大規模な構成で高性能かつ高信頼性のものが求められている。
【0003】
そこで、この種の従来のデータ伝送装置について、以下に、図面を参照して説明する。
【0004】
図4は、従来のデータ伝送装置50を示す概略構成ブロック図である。
【0005】
図4を参照すると、データ伝送装置50は、データ転送の始点となる第一LSI100と、第一LSI100からのデータ転送経路A、Bとなる2つの第二LSI200、210と、第二LSI200、210からデータが転送されデータ転送の終点となる第三LSI500とで構成され、第一LSI100は、1つのデータを二重化して2つの経路A、Bに送出するデータ二重化回路111を有する第一内部論理回路110と、第二LSI200、210からのデータ再送要求を受信する第一再送要求受信部120、130とで構成され、第二LSI200、210は、データ二重化回路111から転送された各々のデータのエラー検出を行う第二エラー検出部201、211と、第二エラー検出部201、211からのエラー通知を受け取って第一再送要求受信部120、130に対してデータ再送要求を行う第二再送要求送信部202、212と、第二エラー検出部201、212からのエラー情報とデータとを受け取ってエラーがある場合はそのデータを無効化する第二ポイゾン化回路203、213と、第二ポイゾン化回路203、213から送出されたエラーなしデータまたはポイゾンデータを受信し第三LSI500に送信する第二内部論理回路204、214と、第三LSI500からのデータ再送要求を受信する第二再送要求受信部205、215とで構成され、第三LSI500は、第二内部論理回路204、214から転送された各々のデータを受信しエラー検出を行う第三エラー検出部501、511と、第三エラー検出部501、511からのエラー通知を受け取って第二再送要求受信部205、215に対してデータ再送要求を行う第三再送要求送信部503、513と、第三エラー検出部501、511からのデータを受信しポイゾンデータを生成する第三ポイゾン化回路502、512と、第三ポイゾン化回路502、512から送出された正常データまたはポイゾンデータを受信して格納するデータバッファ回路504、514と、2つのデータ転送経路A、Bから送信される各々の到着データ数をカウントし、到着データのうち先着データを選択する先着判定回路520と、先着判定回路520で選択されたデータを受信する第三内部論理回路530とから構成される。
【0006】
次に、上述のように構成されたデータ伝送装置50のデータ伝送方法について図面を参照して説明する。
【0007】
図5は、データ伝送方法を示すフローチャートである。
【0008】
図5を参照すると、データ伝送の始点となる第一LSI100の第一内部論理回路110から送出データが生成され(S101)、データ二重化回路111において、送出データは二重化され(S102)、経路Aと経路Bとに送出される(S103)。
【0009】
経路A、経路Bに送出されたデータを各々第二エラー検出部201、211で受信する(S104)。
【0010】
第二エラー検出部201、211でエラーの有無を検出し(S105)、エラーがある場合は、エラー検出回数が閾値を超えるか否かを判定し(S106)、そのデータに対するエラー検出回数が閾値以下の場合、第二エラー検出部201、211は第二再送要求送信部202、212に対してデータ再送を要求し(S107)、第二再送要求送信部202、212では第一LSI100の第一再送要求受信部120、130に対してデータの再送を指示し(S108)、第一再送要求受信部120、130は、第一LSI100の第一内部論理回路110からのデータ再送指示を行い(S109)、第一内部論理回路110から第二エラー検出部201、211にデータ再送を行う(S110)。
【0011】
第二エラー検出部201、211でエラーが検出されかつそのデータに対するエラー検出回数が閾値より多い場合、第二エラー検出部201、211から第二ポイゾン化回路203、213にエラー報告され(S111)、第二ポイゾン化回路203、213ではエラー検出が報告されるとポイゾンデータを生成して(S112)、第二内部論理回路204、214に送出する。
【0012】
第二エラー検出部201、211でエラーが検出されなかった場合は、第二ポイゾン化回路203、213にエラーなし報告とエラーなしデータとを送出する(S113)。
【0013】
第二ポイゾン化回路203、213からのエラーなしデータまたはポイゾンデータは、第二内部論理回路204、214を経由して第三エラー検出部501、511に送出される(S114)。
【0014】
第三LSI500の第三エラー検出部501、511は、第二内部論理回路204、214を経由して送られたデータを受信し(S115)、エラーの有無を検出し(S116)、エラーがある場合は、エラー検出回数が閾値を超えるか否かを判定し(S117)、そのデータに対するエラー検出回数が閾値以下の場合、第三再送要求送信部503、513に対してデータ再送を要求し(S118)、第三再送要求送信部503、513では第二LSI200、210の第二再送要求受信部205、215に対してデータの再送を指示し(S119)、第二再送要求受信部205、215は、第二内部論理回路204、214に対してデータ再送指示を行い(S120)、第二内部論理回路204、214から第三エラー検出部501、511にデータ再送を行う(S121)。
【0015】
第三エラー検出部501、511でエラーが検出されかつそのデータに対するエラー検出回数が閾値より多い場合、第三ポイゾン化回路502、512にエラー報告がされ(S122)、第三ポイゾン化回路502、512でポイゾンデータを生成し(S123)、上記(S116)において第三エラー検出部501、511でエラーが検出されなかった場合は、第三ポイゾン化回路502、512にエラーなし報告とエラーなしデータが送出され(S124)、第三ポイゾン化回路502、512は、これらを受信する(S125)。
【0016】
第三ポイゾン化回路502、512は、エラーなしデータまたはポイゾンデータをデータバッファ回路504、514に送信し(S126)、データバッファ回路504、514は、受信データをデータバッファに格納し、読み出して先着判定回路520へ送信する(S127)。
【0017】
ここで、データバッファ回路504、514がポイゾンデータを受信し、ポイゾンデータがデータバッファの先頭ワードに読み出された場合、一定時間の間、後続データの読み出しを待たせることにより、他経路からの正常データが到着するのを待ち合わせる制御を行うことで、不正なポイゾンデータを使用しないように制御する。
【0018】
先着判定回路520では、経路Aから送られたデータと経路Bから送られたデータ数をそれぞれカウントすることにより、2つの経路A、Bから受信したデータのうち先着のデータを選択し、後着のデータを破棄し(S128)、第三内部論理回路530に選択したデータを送信する(S129)。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来のデータ伝送装置は、終点の第三LSIのポイゾン化回路と先着判定回路との間にデータバッファ回路を設け、データバッファから読み出したデータがポイゾンデータでかつ先着のデータであった場合は、他経路の後着の正常データが到着するのを待ち合わせる制御を行うことで、不正なポイゾンデータを使用しないように制御する必要があり、また、データバッファからの読み出しを待たせるケースが発生することから、各々のLSI間のインタフェースのプロトコルで決められるデータ転送方式に基づいた一定量のデータバッファのワード数をもつことで、各インタフェースから転送されるデータをもれなく格納する必要があるため、データバッファ回路の回路規模が大きくなり、LSIのコストが増大するという課題がある。
【0020】
また、正常なデータを転送する場合には、データバッファ回路への格納および読み出しの時間がトータルのデータ転送時間に加算されてしまう故、データ転送時間の性能が低下するという課題がある。
【0021】
本発明の目的は、少ないハードウェア(HW)量でもって、転送データの性能、信頼性を向上させたデータ伝送装置およびデータ伝送方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ伝送装置は、データ転送の始点となる第一集積回路と、第一集積回路からのデータ転送経路となる2つの第二集積回路と、第二集積回路からデータが転送されデータ転送の終点となる第三集積回路とを有し、第一集積回路は、1つのデータを二重化して2つのデータ転送経路に送出する手段を有し、第二集積回路は、二重化されたデータの各々に対するエラー検出手段と、データ再転送要求手段と、データ再転送によりエラー救済ができないときにデータを無効化する手段と、無効化データを第三集積回路に送信する手段とを有し、第三集積回路は、第二集積回路から送信されたデータの各々に対するエラー検出手段と、エラー検出手段からのデータを受信し無効化データを検出するポイゾン検出部と、エラー検出手段でのエラー検出時およびポイゾン検出部での無効化データを検出時にデータ再送を要求するデータ再転送要求手段と、ポイゾン検出部から送出されたデータ情報を受信しデータ再転送によりエラー救済ができないときにデータを無効化する手段と、無効化データを先着判定回路に送信する手段とを有し、先着判定回路は、2つのデータ転送経路からの各々の到着データ数をカウントし到着データのうち先着データを選択する手段を有することを特徴とする。
【0023】
本発明のデータ伝送装置は、データ転送の始点となる第一集積回路と、第一集積回路からのデータ転送経路となる2つの第二集積回路と、第二集積回路からデータが転送されデータ転送の終点となる第三集積回路とを有し、第一集積回路は、1つのデータを二重化して2つの経路に送出するデータ二重化回路を有する第一内部論理回路と、第二集積回路からのデータ再送要求を受信する第一再送要求受信部とを有し、第二集積回路は、データ二重化回路から転送された各々のデータのエラー検出を行う第二エラー検出部と、第二エラー検出部からのエラー通知を受け取って第一再送要求受信部に対してデータ再送要求を行う第二再送要求送信部と、第二エラー検出部からのエラー情報とデータとを受け取ってエラーがある場合はそのデータを無効化する第二ポイゾン化回路と、第二ポイゾン化回路から送出されたエラーなしデータまたはポイゾンデータを受信し第三集積回路に送信する第二内部論理回路と、第三集積回路からのデータ再送要求を受信する第二再送要求受信部とを有し、第三集積回路は、第二内部論理回路から転送された各々のデータを受信しエラー検出を行う第三エラー検出部と、第三エラー検出部からのデータを受信しポイゾンデータを検出するポイゾン検出部と、第三エラー検出部からのエラー通知またはポイゾン検出部からの再送要求通知を受け取って第二再送要求受信部に対してデータ再送要求を行う第三再送要求送信部と、ポイゾン検出部から送出されたエラー有無情報とエラーなしデータまたはエラーなし情報とポイゾンデータとを受信する第三ポイゾン化回路と、2つのデータ転送経路から送信される各々の到着データ数をカウントし到着データのうち先着データを選択する先着判定回路とを有することを特徴とする。
【0024】
第二エラー検出部は、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値以下の場合、第二再送要求送信部に対してデータ再送を通知する手段と、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値より多い場合、第二ポイゾン化回路にエラー報告する手段と、データエラーが検出されなかった場合、エラーなし報告とエラーなしデータとを第二ポイゾン化回路に送出する手段とを有すること特徴とする。
【0025】
第三エラー検出部は、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値以下の場合、第三再送要求送信部に対してデータ再送を通知する手段と、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値より多い場合、ポイゾン検出部にエラー報告する手段と、データエラーが検出されなかった場合、エラーなし報告とエラーなしデータとをポイゾン検出部に送出する手段とを有することを特徴とする。
【0026】
ポイゾン検出部は、ポイゾンデータを検出しかつポイゾンデータに対する検出回数が閾値以下の場合、第三再送要求送信部に対してデータ再送を通知する手段と、ポイゾンデータを検出しかつポイゾンデータに対する検出回数が閾値より多い場合、エラーなし情報とポイゾンデータとを第三ポイゾン化回路に転送する手段と、ポイゾンデータが検出されなかった場合、エラー有無情報とエラーなしデータとを第三ポイゾン化回路に送出する手段とを有することを特徴とする。
【0027】
第三ポイゾン化回路は、ポイゾン検出部からエラー有り情報が送信された場合、ポイゾンデータを生成して先着判定回路に送出する手段と、ポイゾンデータまたはエラーなしデータが送出された場合、ポイゾンデータまたはエラーなしデータを先着判定回路に送出する手段とを有することを特徴とする。
【0028】
先着判定回路は、2つのデータ転送経路から送信される各々の到着データうち後着のデータを破棄する手段を有することを特徴とする。
【0029】
第一集積回路、第二集積回路、第三集積回路とは、各々大規模集積回路を有することを特徴とする。
【0030】
本発明のデータ伝送方法は、データ転送の始点となる第一集積回路で二重化したデータをデータ転送経路となる2つの第二集積回路を経由してデータ転送の終点となる第三集積回路へデータ転送を行うデータ伝送方法において、第一集積回路は、1つのデータを二重化して2つのデータ転送経路に送出するステップを有し、第二集積回路は、二重化されたデータの各々に対するエラー検出のステップと、エラー検出時にデータ再転送を要求するステップと、データ再転送によりエラー救済ができないときにデータを無効化するステップと、無効化データを第三集積回路に送信するステップとを有し、第三集積回路は、第二集積回路から送信されたデータの各々に対するエラー検出のステップと、エラー検出時にデータ再転送を要求するステップと、エラー検出後にデータ情報を受信し無効化データを検出するステップと、無効化データを検出時にデータ再転送を要求するステップと、無効化データを検出後に送出されたデータ情報を受信しデータ再転送によりエラー救済ができないときにデータを無効化するステップと、無効化データを先着判定回路に送信するステップとを有し、先着判定回路は、2つのデータ転送経路からの各々の到着データ数をカウントし2つのデータ転送経路から送信されるデータのうち先着データを選択するステップを有することを特徴とする。
【0031】
本発明のデータ伝送方法は、データ転送の始点となる第一集積回路で二重化したデータをデータ転送経路となる2つの第二集積回路を経由してデータ転送の終点となる第三集積回路へデータ転送を行うデータ伝送方法において、第一集積回路は、第一内部論理回路内のデータ二重化回路により1つのデータを二重化して2つの経路に送出するステップと、第二集積回路からのデータ再送要求がある場合にデータ再送要求を第一再送要求受信部で受信し第一内部論理回路からのデータ再送指示を行うステップとを有し、第二集積回路は、データ二重化回路から転送された各々のデータを第二エラー検出部によりエラー検出を行うステップと、第二エラー検出部からのエラー通知を第二再送要求送信部で受け取って第一再送要求受信部に対してデータ再送要求を行うステップと、第二エラー検出部からのエラー情報とデータとを第二ポイゾン化回路で受け取ってエラーがある場合はそのデータを無効化するステップと、第二ポイゾン化回路から送出されたエラーなしデータまたはポイゾンデータを第二内部論理回路で受信し第三集積回路に送信するステップと、第三集積回路からのデータ再送要求がある場合にデータ再送要求を第二再送要求受信部で受信し第二内部論理回路からのデータ再送指示を行うステップとを有し、第三集積回路は、第二内部論理回路から転送された各々のデータを受信し第三エラー検出部によりエラー検出を行うステップと、第三エラー検出部からのデータをポイゾン検出部で受信しポイゾンデータを検出するステップと、第三エラー検出部からのエラー通知またはポイゾン検出部からの再送要求通知を第三再送要求送信部で受け取って第二再送要求受信部に対してデータ再送要求を行うステップと、ポイズン検出部から送出されたエラー有無情報とエラーなしデータまたはエラーなし情報とポイゾンデータとを第三ポイゾン化回路で受信するステップと、2つのデータ転送経路から送信される各々の到着データ数をカウントし到着データのうち先着データを先着判定回路で選択するステップとを有することを特徴とする。
【0032】
第二エラー検出部は、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値以下の場合、第二再送要求送信部に対してデータ再送を通知するステップと、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値より多い場合、第二ポイゾン化回路にエラー報告するステップと、データエラーが検出されなかった場合、エラーなし報告とエラーなしデータとを第二ポイゾン化回路に送出するステップとを有すること特徴とする。
【0033】
第三エラー検出部は、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値以下の場合、第三再送要求送信部に対してデータ再送を通知するステップと、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値より多い場合、ポイゾン検出部にエラー報告するステップと、データエラーが検出されなかった場合、エラーなし報告とエラーなしデータとをポイゾン検出部に送出するステップとを有することを特徴とする。
【0034】
ポイゾン検出部は、ポイゾンデータを検出しかつポイゾンデータに対する検出回数が閾値以下の場合、第三再送要求送信部に対してデータ再送を通知するステップと、ポイゾンデータを検出しかつポイゾンデータに対する検出回数が閾値より多い場合、エラーなし情報とポイゾンデータとを第三ポイゾン化回路に転送するステップと、ポイゾンデータが検出されなかった場合、エラー有無情報とエラーなしデータとを第三ポイゾン化回路に送出するステップとを有することを特徴とする。
【0035】
第三ポイゾン化回路は、ポイゾン検出部からエラー有り情報が送信された場合、ポイゾンデータを生成して先着判定回路に送出するステップと、ポイゾンデータまたはエラーなしデータが送出された場合、ポイゾンデータまたはエラーなしデータを先着判定回路に送出するステップとを有することを特徴とする。
【0036】
先着判定回路は、2つのデータ転送経路から送信される各々の到着データうち後着のデータを破棄するステップを有することを特徴とする。
【0037】
第一集積回路、第二集積回路、第三集積回路とは、各々大規模集積回路を有することを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のデータ伝送装置の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0039】
図1は、本発明のデータ伝送装置の一実施の形態を示す概略構成ブロック図である。
【0040】
図1を参照すると、データ伝送装置1は、データ転送の始点となる第一LSI100と、第一LSI100からのデータ転送経路A、Bとなる2つの第二LSI200、210と、第二LSI200、210からデータが転送されデータ転送の終点となる第三LSI300とで構成され、第一LSI100は、1つのデータを二重化して2つの経路A、Bに送出するデータ二重化回路111を有する第一内部論理回路110と、第二LSI200、210からのデータ再送要求を受信する第一再送要求受信部120、130とで構成され、第二LSI200、210は、データ二重化回路111から転送された各々のデータのエラー検出を行う第二エラー検出部201、211と、第二エラー検出部201、211からのエラー通知を受け取って第一再送要求受信部120、130に対してデータ再送要求を行う第二再送要求送信部202、212と、第二エラー検出部201、212からのエラー情報とデータとを受け取ってエラーがある場合はそのデータを無効化する第二ポイゾン化回路203、213と、第二ポイゾン化回路203、213から送出されたエラーなしデータまたはポイゾンデータを受信し第三LSI300に送信する第二内部論理回路204、214と、第三LSI300からのデータ再送要求を受信する第二再送要求受信部205、215とで構成され、第三LSI300は、第二内部論理回路204、214から転送された各々のデータを受信しエラー検出を行う第三エラー検出部301、311と、第三エラー検出部301、311からのエラー通知を受け取って第二再送要求受信部205、215に対してデータ再送要求を行う第三再送要求送信部303、313と、第三エラー検出部301、311からのデータを受信しポイゾンデータを検出するポイゾン検出部302、312と、ポイゾン検出部302、312から送出されたエラー有無情報とエラーなしデータまたはポイゾンデータとを受信する第三ポイゾン化回路304、314と、2つのデータ転送経路A、Bから送信される各々の到着データ数をカウントし、到着データのうち先着データを選択する先着判定回路320と、先着判定回路320で選択されたデータを受信する第三内部論理回路330とから構成される。
【0041】
次に、上述のように構成されたデータ伝送装置1のデータ伝送方法について図面を参照して説明する。
【0042】
図2〜図3は、データ伝送方法を示すフローチャートである。
【0043】
図2〜図3を参照すると、データ伝送の始点となる第一LSI100の第一内部論理回路110から送出データが生成され(S1)、データ二重化回路111において、送出データは二重化され(S2)、経路Aと経路Bに送出される(S3)。
【0044】
経路A、経路Bに送出されたデータを各々第二エラー検出部201、211で受信する(S4)。
【0045】
第二エラー検出部201、211でエラーの有無を検出し(S5)、エラーがある場合は、エラー検出回数が閾値を超えるか否かを判定し(S6)、そのデータに対するエラー検出回数が閾値以下の場合、第二エラー検出部201、211は第二再送要求送信部202、212に対してデータ再送を要求し(S7)、第二再送要求送信部202、212では第一LSI100の第一再送要求受信部120、130に対してデータの再送を指示し(S8)、第一再送要求受信部120、130は、第一LSI100の第一内部論理回路110からのデータ再送指示を行い(S9)、第一内部論理回路110から第二エラー検出部201、211にデータ再送を行う(S10)。
【0046】
第二エラー検出部201、211でエラーが検出されかつそのデータに対するエラー検出回数が閾値より多い場合、第二エラー検出部201、211から第二ポイゾン化回路203、213にエラー報告され(S11)、第二ポイゾン化回路203、213ではエラー検出が報告されるとポイゾンデータを生成して(S12)、第二内部論理回路204、214に送出する。
【0047】
第二エラー検出部201、211でエラーが検出されなかった場合は、第二ポイゾン化回路203、213にエラーなし報告とエラーなしデータとを送出する(S13)。
【0048】
第二ポイゾン化回路203、213からのエラーなしデータまたはポイゾンデータは、第二内部論理回路204、214を経由して第三エラー検出部301、311に送出される(S14)。
【0049】
第三LSI300の第三エラー検出部301、311は、第二内部論理回路204、214を経由して送られたデータを受信し(S15)、エラーの有無を検出し(S16)、エラーがある場合は、エラー検出回数が閾値を超えるか否かを判定し(S17)、そのデータに対するエラー検出回数が閾値以下の場合、第三再送要求送信部303、313に対してデータ再送を要求し(S18)、第三再送要求送信部303、313では第二LSI200、210の第二再送要求受信部205、215に対してデータの再送を指示し(S19)、第二再送要求受信部205、215は、第二内部論理回路204、214に対してデータ再送指示を行い(S20)、第二内部論理回路204、214から第三エラー検出部301、311にデータ再送を行う(S21)。
【0050】
第三エラー検出部301、311でエラーが検出されかつそのデータに対するエラー検出回数が閾値より多い場合、ポイゾン検出部302、312にエラー報告がされ(S22)、上記(S16)において第三エラー検出部301、311でエラーが検出されなかった場合は、ポイゾン検出部302、312にエラーなし報告とエラーなしデータが送出され(S23)、ポイゾン検出部302、312は、これらを受信する(S24)。
【0051】
なお、経路A、経路Bの各々の第二LSI200、210内でポイゾン化されたポイゾンデータについては正常に伝送されていればエラーなし状態である。
【0052】
終点となる第三LSI300のポイゾン検出部302、312は、第三エラー検出部301、311から送られたデータがポイゾンデータ(当該インタフェース上ではエラーなし)であるか否かを検出し(S25)、ポイゾンデータが検出された場合、そのデータに対する検出回数が閾値を超えるか否かを判定し(S26)、閾値以下の場合、第三再送要求送信部303、313に対してデータ再送を要求し、上記(S18)以降の動作を行う。
【0053】
ただし、ポイゾンデータの場合は、規定回数(閾値)までポイゾンデータ送信が繰り返される。
【0054】
なお、具体的には、第二エラー検出部201、211および第三エラー検出部301、311でのエラー検出回数の閾値は、3回、ポイゾン検出部302、312でのエラー検出回数の閾値は、6回としている。
【0055】
ポイゾン検出部302、312でポイゾンデータが検出されかつそのデータに対する検出回数が閾値より多い場合は、第三ポイゾン化回路304、314にエラーなし情報とポイゾンデータとを転送する(S27)。
【0056】
ポイゾン検出部302、312でポイゾンデータが検出されなかった場合は、エラー有無情報とエラーなしデータとを第三ポイゾン化回路304、314に送出する(S28)。
【0057】
第三ポイゾン化回路304、314は、ポイゾン検出部302、312からの情報を受信し(S29)、エラーあり情報を受信した場合は(S30)、ポイゾンデータを生成して(S31)、先着判定回路320に送信し(S33)、ポイゾンデータまたはエラーなしデータを受信した場合は(S32)、ポイゾンデータまたはエラーなしデータを先着判定回路320に送信する(S33)。
【0058】
先着判定回路320では、経路Aから送られたデータと経路Bから送られたデータ数をそれぞれカウントすることにより、2つの経路A、Bから受信したデータのうち先着のデータを選択し、後着のデータを破棄し(S34)、第三内部論理回路330に送信する(S35)。
【0059】
経路Aと経路Bとから送信され、先着判定回路320に入力されるデータ数は、同数であり、先着判定回路320に入力される前にエラーを検出した場合にもそのデータは破棄されない。
【0060】
次に、一例として、経路Aにおいて、固定的な障害が発生した場合について説明する。
【0061】
経路Aの第二LSI200の第二エラー検出部201で受信したデータにエラーを検出した場合、第二再送要求送信部202から第一再送要求受信部120に対してデータ再送要求を行い、第一LSI100から再送データを第二エラー検出部201に送出すると、再度エラーとなってしまう。
【0062】
このデータ再送動作を繰り返すうちに第二エラー検出部201では、エラー検出回数が閾値を超えてしまうため、第二ポイゾン化回路203にエラー情報が送信される。
【0063】
経路Aの第二ポイゾン化回路203でポイゾンデータが生成され、ポイゾンデータは、第二内部論理回路204を経由して終点の第三LSI300の第三エラー検出部301に送出される。
【0064】
第三エラー検出部301が受信したポイゾンデータでは、エラーが検出されなくてポイゾン検出部302に送出され、ポイゾン検出部302からは、第三再送要求送信部303に対してポイゾンデータを検出したことが報告され、終点の第三LSI300の第三再送要求送信部303から第二LSI200の第二再送要求受信部205にデータ再送要求が送られ、第二再送要求受信部205から第二内部論理回路204に再送指示が送出されることにより、第三エラー検出部301にポイゾンデータが再び送られる。
【0065】
この動作はポイゾン検出部302に設定された閾値(6回)になるまで繰り返される。
【0066】
上記動作を繰り返している間に、経路B側の第二LSI210を経由した正常なデータが終点の第三LSI300の先着判定回路320に先着して到着することで、経路Aから先着判定回路320に送出されたポイゾンデータが先着判定回路で破棄され、第三内部論理回路330には正常データが到達することになる。
【0067】
なお、上記実施の形態では、第一LSI100からのデータ転送経路となる第二LSI200、210を1段構成としているが、データ転送経路を複数段とする構成、即ち、経路A、経路Bに各々複数のLSIをシリーズに配置して、終点のLSIにデータ転送を行う構成も本発明に含まれることは云うまでもない。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデータ伝送装置は、ポイゾン検出部を設け、ポイゾンデータを受信時にはポイゾン検出部から再送要求送信部にデータ再送要求を行うという簡単な構成とすることで、データバッファを持たず、他経路からの正常データを待ち合わせて使用することが可能となり、少ないハードウェア量でもって信頼性の高いデータ伝送を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ伝送装置の一実施の形態を示す概略構成ブロック図である。
【図2】本発明のデータ伝送方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明のデータ伝送方法を示すフローチャートである。
【図4】従来のデータ伝送装置を示す概略構成ブロック図である。
【図5】従来のデータ伝送方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、50 データ伝送装置
100 第一LSI
110 第一内部論理回路
111 データ二重化回路
120、130 第一再送要求受信部
200、210 第二LSI
201、211 第二エラー検出部
202、212 第二再送要求送信部
203、213 第二ポイゾン化回路
204、214 第二内部論理回路
205、215 第二再送要求受信部
300、500 第三LSI
301、311 第三エラー検出部
302、312 ポイゾン検出部
303、313 第三再送要求送信部
304、314 第三ポイゾン化回路
320、520 先着判定回路
330、530 第三内部論理回路
501、511 第三エラー検出部
502、512 第三ポイゾン化回路
503、513 第三再送要求送信部
504、514 データバッファ回路
A、B 経路

Claims (16)

  1. データ転送の始点となる第一集積回路と、前記第一集積回路からのデータ転送経路となる2つの第二集積回路と、前記第二集積回路からデータが転送されデータ転送の終点となる第三集積回路とを有し、前記第一集積回路は、1つのデータを二重化して2つの前記データ転送経路に送出する手段を有し、前記第二集積回路は、二重化されたデータの各々に対するエラー検出手段と、データ再転送要求手段と、データ再転送によりエラー救済ができないときにデータを無効化する手段と、無効化データを前記第三集積回路に送信する手段とを有し、前記第三集積回路は、前記第二集積回路から送信されたデータの各々に対するエラー検出手段と、前記エラー検出手段からのデータを受信し無効化データを検出するポイゾン検出部と、前記エラー検出手段でのエラー検出時および前記ポイゾン検出部での無効化データを検出時にデータ再送を要求するデータ再転送要求手段と、前記ポイゾン検出部から送出されたデータ情報を受信しデータ再転送によりエラー救済ができないときにデータを無効化する手段と、無効化データを先着判定回路に送信する手段とを有し、前記先着判定回路は、2つの前記データ転送経路からの各々の到着データ数をカウントし到着データのうち先着データを選択する手段を有することを特徴とするデータ伝送装置。
  2. データ転送の始点となる第一集積回路と、前記第一集積回路からのデータ転送経路となる2つの第二集積回路と、前記第二集積回路からデータが転送されデータ転送の終点となる第三集積回路とを有し、前記第一集積回路は、1つのデータを二重化して2つの経路に送出するデータ二重化回路を有する第一内部論理回路と、前記第二集積回路からのデータ再送要求を受信する第一再送要求受信部とを有し、前記第二集積回路は、前記データ二重化回路から転送された各々のデータのエラー検出を行う第二エラー検出部と、前記第二エラー検出部からのエラー通知を受け取って前記第一再送要求受信部に対してデータ再送要求を行う第二再送要求送信部と、前記第二エラー検出部からのエラー情報とデータとを受け取ってエラーがある場合はそのデータを無効化する第二ポイゾン化回路と、前記第二ポイゾン化回路から送出されたエラーなしデータまたはポイゾンデータを受信し前記第三集積回路に送信する第二内部論理回路と、前記第三集積回路からのデータ再送要求を受信する第二再送要求受信部とを有し、前記第三集積回路は、前記第二内部論理回路から転送された各々のデータを受信しエラー検出を行う第三エラー検出部と、前記第三エラー検出部からのデータを受信し前記ポイゾンデータを検出するポイゾン検出部と、前記第三エラー検出部からのエラー通知または前記ポイゾン検出部からの再送要求通知を受け取って前記第二再送要求受信部に対してデータ再送要求を行う第三再送要求送信部と、前記ポイゾン検出部から送出されたエラー有無情報とエラーなしデータまたはエラーなし情報と前記ポイゾンデータとを受信する第三ポイゾン化回路と、2つの前記データ転送経路から送信される各々の到着データ数をカウントし到着データのうち先着データを選択する先着判定回路とを有することを特徴とするデータ伝送装置。
  3. 前記第二エラー検出部は、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値以下の場合、前記第二再送要求送信部に対してデータ再送を通知する手段と、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値より多い場合、前記第二ポイゾン化回路にエラー報告する手段と、データエラーが検出されなかった場合、エラーなし報告とエラーなしデータとを前記第二ポイゾン化回路に送出する手段とを有すること特徴とする請求項2記載のデータ伝送装置。
  4. 前記第三エラー検出部は、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値以下の場合、前記第三再送要求送信部に対してデータ再送を通知する手段と、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値より多い場合、前記ポイゾン検出部にエラー報告する手段と、データエラーが検出されなかった場合、エラーなし報告とエラーなしデータとを前記ポイゾン検出部に送出する手段とを有することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送装置。
  5. 前記ポイゾン検出部は、前記ポイゾンデータを検出しかつ前記ポイゾンデータに対する検出回数が閾値以下の場合、前記第三再送要求送信部に対してデータ再送を通知する手段と、前記ポイゾンデータを検出しかつ前記ポイゾンデータに対する検出回数が閾値より多い場合、エラーなし情報と前記ポイゾンデータとを前記第三ポイゾン化回路に転送する手段と、前記ポイゾンデータが検出されなかった場合、エラー有無情報とエラーなしデータとを前記第三ポイゾン化回路に送出する手段とを有することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送装置。
  6. 前記第三ポイゾン化回路は、前記ポイゾン検出部からエラー有り情報が送信された場合、前記ポイゾンデータを生成して前記先着判定回路に送出する手段と、前記ポイゾンデータまたはエラーなしデータが送出された場合、前記ポイゾンデータまたはエラーなしデータを前記先着判定回路に送出する手段とを有することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送装置。
  7. 前記先着判定回路は、2つの前記データ転送経路から送信される各々の到着データうち後着のデータを破棄する手段を有することを特徴とする請求項1または2記載のデータ伝送装置。
  8. 前記第一集積回路、前記第二集積回路、前記第三集積回路とは、各々大規模集積回路を有することを特徴とする請求項1または2記載のデータ伝送装置。
  9. データ転送の始点となる第一集積回路で二重化したデータをデータ転送経路となる2つの第二集積回路を経由してデータ転送の終点となる第三集積回路へデータ転送を行うデータ伝送方法において、前記第一集積回路は、1つのデータを二重化して2つの前記データ転送経路に送出するステップを有し、前記第二集積回路は、二重化されたデータの各々に対するエラー検出のステップと、エラー検出時にデータ再転送を要求するステップと、データ再転送によりエラー救済ができないときにデータを無効化するステップと、無効化データを前記第三集積回路に送信するステップとを有し、前記第三集積回路は、前記第二集積回路から送信されたデータの各々に対するエラー検出のステップと、エラー検出時にデータ再転送を要求するステップと、エラー検出後にデータ情報を受信し無効化データを検出するステップと、無効化データを検出時にデータ再転送を要求するステップと、無効化データを検出後に送出されたデータ情報を受信しデータ再転送によりエラー救済ができないときにデータを無効化するステップと、無効化データを先着判定回路に送信するステップとを有し、前記先着判定回路は、2つの前記データ転送経路からの各々の到着データ数をカウントし2つの前記データ転送経路から送信されるデータのうち先着データを選択するステップを有することを特徴とするデータ伝送方法。
  10. データ転送の始点となる第一集積回路で二重化したデータをデータ転送経路となる2つの第二集積回路を経由してデータ転送の終点となる第三集積回路へデータ転送を行うデータ伝送方法において、前記第一集積回路は、第一内部論理回路内のデータ二重化回路により1つのデータを二重化して2つの経路に送出するステップと、前記第二集積回路からのデータ再送要求がある場合にデータ再送要求を第一再送要求受信部で受信し前記第一内部論理回路からのデータ再送指示を行うステップとを有し、前記第二集積回路は、前記データ二重化回路から転送された各々のデータを第二エラー検出部によりエラー検出を行うステップと、前記第二エラー検出部からのエラー通知を第二再送要求送信部で受け取って前記第一再送要求受信部に対してデータ再送要求を行うステップと、前記第二エラー検出部からのエラー情報とデータとを第二ポイゾン化回路で受け取ってエラーがある場合はそのデータを無効化するステップと、前記第二ポイゾン化回路から送出されたエラーなしデータまたはポイゾンデータを第二内部論理回路で受信し前記第三集積回路に送信するステップと、前記第三集積回路からのデータ再送要求がある場合にデータ再送要求を第二再送要求受信部で受信し前記第二内部論理回路からのデータ再送指示を行うステップとを有し、前記第三集積回路は、前記第二内部論理回路から転送された各々のデータを受信し第三エラー検出部によりエラー検出を行うステップと、前記第三エラー検出部からのデータをポイゾン検出部で受信し前記ポイゾンデータを検出するステップと、前記第三エラー検出部からのエラー通知または前記ポイゾン検出部からの再送要求通知を第三再送要求送信部で受け取って前記第二再送要求受信部に対してデータ再送要求を行うステップと、前記ポイズン検出部から送出されたエラー有無情報とエラーなしデータまたはエラーなし情報と前記ポイゾンデータとを第三ポイゾン化回路で受信するステップと、2つの前記データ転送経路から送信される各々の到着データ数をカウントし到着データのうち先着データを先着判定回路で選択するステップとを有することを特徴とするデータ伝送方法。
  11. 前記第二エラー検出部は、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値以下の場合、前記第二再送要求送信部に対してデータ再送を通知するステップと、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値より多い場合、前記第二ポイゾン化回路にエラー報告するステップと、データエラーが検出されなかった場合、エラーなし報告とエラーなしデータとを前記第二ポイゾン化回路に送出するステップとを有すること特徴とする請求項10記載のデータ伝送方法。
  12. 前記第三エラー検出部は、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値以下の場合、前記第三再送要求送信部に対してデータ再送を通知するステップと、データエラーが検出されかつエラー検出回数が閾値より多い場合、前記ポイゾン検出部にエラー報告するステップと、データエラーが検出されなかった場合、エラーなし報告とエラーなしデータとを前記ポイゾン検出部に送出するステップとを有することを特徴とする請求項10記載のデータ伝送方法。
  13. 前記ポイゾン検出部は、前記ポイゾンデータを検出しかつ前記ポイゾンデータに対する検出回数が閾値以下の場合、前記第三再送要求送信部に対してデータ再送を通知するステップと、前記ポイゾンデータを検出しかつ前記ポイゾンデータに対する検出回数が閾値より多い場合、エラーなし情報と前記ポイゾンデータとを前記第三ポイゾン化回路に転送するステップと、前記ポイゾンデータが検出されなかった場合、エラー有無情報とエラーなしデータとを前記第三ポイゾン化回路に送出するステップとを有することを特徴とする請求項10記載のデータ伝送方法。
  14. 前記第三ポイゾン化回路は、前記ポイゾン検出部からエラー有り情報が送信された場合、前記ポイゾンデータを生成して前記先着判定回路に送出するステップと、前記ポイゾンデータまたはエラーなしデータが送出された場合、前記ポイゾンデータまたはエラーなしデータを前記先着判定回路に送出するステップとを有することを特徴とする請求項10記載のデータ伝送方法。
  15. 前記先着判定回路は、2つの前記データ転送経路から送信される各々の到着データうち後着のデータを破棄するステップを有することを特徴とする請求項9または10記載のデータ伝送方法。
  16. 前記第一集積回路、前記第二集積回路、前記第三集積回路とは、各々大規模集積回路を有することを特徴とする請求項9または10記載のデータ伝送方法。
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