JP3616288B2 - 防火服の上着 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、消防隊員などが一般火災の消火活動時等に着用する防火服の改良に係り、特に着衣の機能性を向上させた防火服の上着に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、防火服の上着として、左,右前身頃および後身頃を有する本体部に左,右袖を取付けた外衣と内衣とを備え、外衣の本体部裏面に内衣の本体部をファスナーあるいはホックなどにより着脱可能に保持させ、外衣の左,右袖内に内衣の左,右袖を着脱可能に嵌めたものが一般に用いられている。
【0003】
そして、外衣はアラミド繊維などの断熱性に優れた難燃繊維生地またはアラミド繊維の上面にアルミニウムの蒸着を施した非通気性の生地を使用することで、耐炎性を向上させ、内衣は、耐熱性,断熱性のすぐれた透湿防水生地を用いて構成しているのが一般的であり、改良した消防服の発明として、本件出願人が先に特願平7―144920号、特願平7―162581号として提供したものがある。
【0004】
このような従来の防火服の上着である外衣を、図4,図5に示す。
図4は、防火服の上着の正面図、図5は同じく背面図で、外衣と内衣とから構成された上着(上衣)である。
図中、1は消防服の上着全体を示し、外衣2と内衣3とから構成されており、外衣2は、左,右前身頃4a,4b、後身頃5、前記左,右前身頃4a,4bと後身頃5の上端部の切替えラインの縫付部6を覆う左,右肩布7とによって本体部20が形成されると共に、衿8、左,右袖9a,9bとを備え、前記左,右袖9a,9bは前袖部10と、上,下後袖部11,12及び左,右袖口布13a13bとからなり、左,右まち部14a14bを介して前記左,右前身頃4a,4bと後身頃5の袖ぐり15にそれぞれ縫い付けられている。
【0007】
16,17は前記本体部20に取付けられた左,右前見返し、18は後見返し、19は前当て布である。そして、この本体部20にポケット21、これらのフラップ21a、ベルト返し用のループ部22、衿止め23、および反射シート24が付加されて構成されたものであって、生地はアラミド繊維等の難然性の織布にアルミニウムを蒸着した非通気性の生地が使用されている。
なお、25は左,右前身頃4a,4bの対向側端部に取付けたファスナー、26は前当て布19の側端裏面側に取付けたベルベット式ファスナーである。
そして、前記上着1を縫製するには、図4に良く示されているように、左,右前身頃4a,4bと後身頃5とを縫い付けて本体部20を構成し、本体部20の上部左,右両側袖ぐり15の周縁部には、左,右袖9a,bの基端部を周方向の大部分に左,右まち部14a,14bを介して縫い付け連結してある。
左,右まち部14a,14bは、前身頃4a,4bの上端部に前端部を位置させ、後身頃5の上端部近くに後端部を位置させ、左,右袖9a,9bの基端部の周方向に沿う部分に左,右まち部14a14bを介して後側に偏して袖ぐり15の左,右前身頃4a,4bと、後身頃5の上端部に縫い付け、左,右袖9a,9bの基端部の周方向に沿う残った部分を袖ぐり15を形成する左,右前身頃4a,4bおよび後身頃5の上端部に直接縫い付けてある。
【0011】
さらに、前記内衣3の本体部3aと外衣2の本体部20とを内,外に重ねると共に、内衣3の左,右袖3bを外衣2の左,右袖9a,9b内にそれぞれ嵌め、内衣3を外衣2に対し着脱可能にしてある。
【0012】
すなわち、内衣3の左,右前身頃(図示せず)の下端部より対向側縁および後身頃3cの上縁部と、外衣2の左,右前見返し16,17の下端部より上の対向側側部および後見返し18の下縁部とを、一連の装着用ファスナー(図示せず)などによって内衣3の本体部3aを外衣2の本体部20に着脱可能に装着してある。
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
以上のように形成された従来の消防服の上着は、以下のような不具合がある。 1) 1) 従来の防火服の上着にあっては、特に、外衣の表面布地にアルミニウムを蒸着し、防火服の外部と内部との通気を遮断した非通気性の生地を使用し、内部への防水を行なうようにしたものであるから、生地が厚くなってしまい、着衣における機能性、特に消火作業時における左,右腕のスムーズな動作ができず、作業能力が次第に低下し、消火活動に重大な支障を招来する結果となっている。
2) 左,右前身頃4a,4b及び後身頃5の縫い付け切替えラインである上端部が着衣者の肩の稜線部分で直接縫い付けられており、この縫い付け部分6を肩布7で覆う必要があると共に、前記両肩の稜線部分がそれぞれ首部部分より両側がそれぞれ下向きに傾斜したハ字状に裁断された形状であり、このハ字状に両側が下向きに傾斜した左,右前身頃4a,4bおよび後身頃5の上端部の袖ぐり15に左,右袖9a,9bを直接縫い付けてあるため、左,右袖9a,9bが当然下向きに縫い付け連結されることになり、下方向の腕の揺動には何等抵抗なくスムーズに動作できるが、上方向への引き揚げ動作などにおいては、左,右まち部14a,14bがあっても、左,右前身頃4a,4b及び後身頃5からなる本体部20の側端部が、左,右袖9a,9bの上方への移動に伴って、吊り上げ偏倚させられる。
しかるに、前記本体部20はベルトなどで身体胴部に締付けられており、前記左,右袖9a,9bの上方への移動を抑制するため、結果的に着衣者の腕の上方への引き揚げを困難にして着衣の機能性を悪くしている。
3) 前記左,右前身頃4a,4b及び後身頃5の縫い付け切替えラインである上端部が着衣者の肩の稜線部分で直接縫い付けられ、この縫い付け部6を肩布7で覆ったものであるから、縫製が面倒であると共に、肩部分が厚手になって、着衣者の肩の回動動作がスムーズに行い難い。
【0017】
従って、この発明では、本体部にそれぞれ装着される左,右袖を前記各袖の筒状の稜線部(上面部)が首部より次第に上方に向くように傾斜させて取り付け、前記左,右袖の上方への引き揚げ回動時に、前記本体部が前記各袖と共に、上方へ引き揚げられて偏倚しないように余裕をもたせて形成することで、着衣の機能性を向上させ着衣者の消火活動を容易にするようにした防火服の上着を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
請求項1の発明は、上着の外衣または外衣と外衣に着脱可能にまたは縫い付けによって装着する内衣とによって構成される防火服の上着において、前記上着の本体部にそれぞれ装着される筒状の左,右袖を、左,右前身頃と後身頃の上端連結部において、ほぼ台形状の左,右の肩部を介して連結すると共に、前記前身頃の左,右上端切欠部に本体部の一部を兼用する大きさに形成したまち部の一端部を取り付け、まち部の他端部と前記肩部及び後身頃の端部とに前記左,右袖の筒状の基端部を各袖の先端部が上方に位置するようにして取り付け上着の本体部にそれぞれ装着される筒状の左,右袖を前記各袖の筒状の長手方向が首部より次第に上方に向くように傾斜させて取り付け、前記各袖の引き揚げ時に前記本体部が上方へ偏倚しないようにしたことを特徴とする。
【0019】
請求項の発明は、請求項1に記載した防火服の上着において、前記ほぼ台形状の左,右の肩部をそれぞれ伸縮性または耐衝撃性を有する材質の素材を使用したことを特徴とする。
【0020】
請求項の発明は、請求項1に記載の防火服の上着において、前記防火服の上着は、後身頃の上端部を肩部に相当するように前面側まで肩縫い目の切替えラインを延出させて形成し、左,右前身頃の上端部と前面側で互いに縫着連結し、前記前身頃の左,右上端切欠部にまち部の一端部を取り付け、まち部の他端部と後身頃の端部とに左,右袖の筒状の基端部を取り付け、前記各袖の筒状の長手方向が首部より次第に上方に向くように傾斜させて取り付け、前記各袖の上方への引き揚げ時に、前記前身頃及び後身頃が上方へ偏倚しないようにしたことを特徴とする。
【0021】
請求項の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の防火服の上着において、前記左,右袖は、ほぼ長方形状の広幅の生地と細幅の生地によって僅かに湾曲した筒状に形成され、それぞれの袖取り付け時は、細幅の生地が下方になるようにして取付け、前記各袖の下部長手方向ラインに***した湾曲面を形成するようにしたことを特徴とする。
【発明の実施の形態】
【0025】
以下、この発明の防火服の上着について、図1〜図3を参照して詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係る防火服の上着を示す外衣の正面図、図2は同じくその背面図、図3は同じく外衣の要部の個々のパーツを示す正面図である。
【0027】
図中、30は、消防服の上着全体を示し、外衣31は、左,右前身頃32、後身頃33、左,右肩部34とによって、本体部44が形成され、衿35と、左,右袖36、および左,右袖36の上腕袖部37、下腕袖部38、左,右袖口布39と、前記本体部44に縫着された左,右まち部40、左,右見返し41、後見返し42、前当て布43から構成される。さらに、前記本体部44にポケット45、これらのフラップ45a、ベルト返し用のループ部46、衿止め47、および反射シート48が付加されて構成されたものであって、生地は左,右肩部34を除き、アラミド繊維等の難然性の織布にアルミニウムを蒸着した非通気性の生地が使用されている。
【0028】
前記左,右の前身頃32及び後身頃33の上端部側面には、それぞれ正,背面側に食い込む深い切込み32a,33aが形成され、且つ前記各上端部32b,33bの首部より下方に傾斜した縫い付けの切替えラインには、ほぼ台形の形状をした前記肩部34の前,後端部34a,34bが配設され、前記前身頃32は前記上端部32bの一部と、また前記後身頃33は前記上端部33bの全てがそれぞれ縫い付け連結されている。
【0029】
なお、前記ほぼ台形の形状をした肩部34は、台形の短辺である上辺を首部側、長辺である底辺(側端部34c)を前記各袖36付け側とし、左右傾斜辺(前,後端部34a,34b)を前記前,後身頃32,33の上端部側に位置させて使用する。
そして、前記肩部34の前端部34aの残りの前端部34bには、前記まち部40の上端部40aが縫い付けられると共に、一側端部40bが前記前身頃32の深い切込み32aと、前記後身頃33の切込み33aに連続して縫い付けられるようになっている。
【0031】
さらに、前記肩部34の首部から上方に傾斜させた側端部34cには、筒状の袖36の基端部36aの一部が縫い付けられると共に、前記まち部40の他側端部40cに残りの袖36基端部36bが縫い付けられるようになっている。
【0032】
したがって、この発明においては、図1から明らかなように、前身頃32と袖36の基端部36a,36bとは互いに直接縫い付けられることはなく、袖36の基端部36a,36bは、後身頃33のわずかな一部と縫着されるのみで、すべて肩部34と連結された縫製である。
【0033】
前記左,右袖36は、ほぼ長方形状の広幅の生地からなる上腕袖部37と細幅の生地によって僅かに湾曲した下腕袖部38とによって筒状に形成されると共に、その先端部にはそれぞれ左,右袖口布39が取り付けられている。そして、袖36の取り付け時は、細幅の生地である下腕袖部38が下方になるようにして取り付け、前記袖36の下腕袖部38の長手方向ラインに***させた湾曲面を形成するようにしている。
【0034】
また、前記肩部34は、前,後身頃32,33、袖36及びまち部40を構成する生地とは異なった、伸縮性の優れたニットなどのバイアス織布の素材を使用しているが、耐衝撃性のあるフェルトなどの不織布を用いても良いことは勿論である。
【0035】
図3に、この発明の実施形態において使用される外衣の要部の個々のパーツを示している。
なお、前記実施形態では、防火服の上着30を外衣31単独のものについて説明したが、前述の外衣31と同様な前,後身頃,肩部,まち部,及び左,右袖を備えたほぼ相似形で若干小さくした内衣を、前記外衣と対応させて外衣の内部に着脱可能に取り付けて使用することも勿論可能である。
【0037】
以上のように構成されたこの発明の防火服の上着は、火災現場で消火活動を行う場合、従来の上着のように、左,右袖36が、左,右前身頃4a,4b及び後身頃5の縫い付けの切替えラインである上端部が着衣者の肩の稜線部分で直接縫い付けられたものではなく、また両肩の稜線部分がそれぞれ首部分より両側が下向きに傾斜したハ字状に裁断した形状とはせず、まち部を介して前記各袖の筒状の長手方向が首部より次第に上方に向くように傾斜させて取り付けてあるため、前記左,右袖の上方への引き揚げ回動時に、前,後身頃部が各袖と共に吊り上げられることがなく、たとえ、ベルトなどで身体胴部に本体部が締付けられていた場合であっても、前記各袖と共に、本体部が上方への引き揚げによって偏倚するようなことがなく前記左,右袖のみの上下動が容易になり、活動が極めてスムーズに行うことができ、作業活動が向上できる。
【0038】
また、従来のように肩の切替えラインの縫い付け部を肩布で覆った構成でないために縫製が容易であると共に、肩部分が厚手になって、着衣者の肩の上下及び回動動作がスムーズに行えないということが解消できる。
また、前記実施形態に係る防火服の上着は、前,後身頃の上端部を伸縮性,耐衝撃性のある材質からなる肩部を介して縫着した構成であるため、着衣者の腕の上方への揺動が極めて容易であり、着衣の機能性を向上させることができる。
【0040】
なお、前記実施形態においては、前,後身頃の上端部を肩部を介して縫着するようにしたが、変形例として、後身頃の上端部を前身頃側まで縫い付けの切替えラインを延出して前身頃前面側に位置させることで、前記肩部を省略することも可能である。しかしこの変形例の場合は、上着の肩部における伸縮性、耐衝撃性の点で多少異なる。
【0041】
また前述の実施形態では、左,右前身頃と、後身頃と、まち部とにそれぞれ分割されたパーツによって、上着の本体部を形成するようにしたが、前記左,右前身頃と、後身頃と、まち部とを一枚の生地から裁断することで、本体部を形成したり、後身頃の縦方向中央部に縫い付けの切替えラインが位置するように、左前身頃,左まち部,左後身頃と、右前身頃,右まち部,右後身頃と、から成る二枚生地によって本体部を形成するようにしても良いことは勿論である。
【発明の効果】
【0022】
以上説明したように、この発明に係る防火服の上着は、上着の外衣または外衣と外衣に着脱可能にまたは縫い付けによって装着する内衣とによって構成される防 火服の上着において、前記上着の本体部にそれぞれ装着される筒状の左,右袖を、左,右前身頃と後身頃の上端連結部において、ほぼ台形状の左,右の肩部を介して連結すると共に、前記前身頃の左,右上端切欠部に本体部の一部を兼用する大きさに形成したまち部の一端部を取り付け、まち部の他端部と前記肩部及び後身頃の端部とに前記左,右袖の筒状の基端部を各袖の先端部が上方に位置するようにして取り付け上着の本体部にそれぞれ装着される筒状の左,右袖を前記各袖の筒状の長手方向が首部より次第に上方に向くように傾斜させて取り付け、前記各袖の引き揚げ時に前記本体部が上方へ偏倚しないようにしたので、前記左,右袖の上方への回動時に本体部が、例えベルトなどで身体胴部に締付けられていた場合であっても、前記各袖と共に、上方へ引き揚げられて偏倚するようなことがなく着衣者の作業活動が余裕をもって極めてスムーズに行うことができ、着衣者の腕の上方への揺動を困難にして着衣の機能性を損ねることがない。
また、従来のように肩の切替えラインの縫い付け部を肩布で覆った構成でないために縫製が容易であると共に、肩部分が厚手になって、着衣者の肩の上下及び回動動作がスムーズに行えないということが解消できる。
【0024】
さらにまた、前,後身頃の上端部を伸縮性,耐衝撃性のある材質からなる素材の肩部を介して縫着した構成であるため、着衣者の腕の上方への揺動が極めて容易となり、着衣の機能性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】この発明の一実施形態に係る防火服の上着である外衣を示した正面図。
【図2】図1に示した防火服の上着である外衣の背面図。
【図3】図1に示した防火服の上着の要部のパーツを示す正面図。
【図4】従来例の防火服の上着である外衣と内衣と組合わせた一部切欠き正面図。
【図5】図4に示した防火服の上着である外衣の背面図。
【符号の説明】
【0043】
30 消防服の上着
31 外衣
32 左,右前身頃
33 後身頃
34 左,右肩部
35 衿
36 左,右袖
37 上腕袖部
38 下腕袖部
39 左,右袖口布
40 左,右まち部
41 左,右前見返し
42 後見返し
43 当て布
44 本体部

Claims (4)

  1. 上着の外衣または外衣と外衣に着脱可能にまたは縫い付けによって装着する内衣とによって構成される防火服の上着において、前記上着の本体部にそれぞれ装着される筒状の左,右袖を、左,右前身頃と後身頃の上端連結部において、ほぼ台形状の左,右の肩部を介して連結すると共に、前記前身頃の左,右上端切欠部に本体部の一部を兼用する大きさに形成したまち部の一端部を取り付け、まち部の他端部と前記肩部及び後身頃の端部とに前記左,右袖の筒状の基端部を各袖の先端部が上方に位置するようにして取り付け上着の本体部にそれぞれ装着される筒状の左,右袖を前記各袖の筒状の長手方向が首部より次第に上方に向くように傾斜させて取り付け、前記各袖の引き揚げ時に前記本体部が上方へ偏倚しないようにしたことを特徴とする防火服の上着。
  2. 前記ほぼ台形状の左,右の肩部をそれぞれ伸縮性または耐衝撃性を有する材質の素材を使用したことを特徴とする請求項1記載の防火服の上着。
  3. 前記防火服の上着は、後身頃の上端部を肩部に相当するように前面側まで肩縫い目の切替えラインを延出させて形成し、左,右前身頃の上端部と前面側で互いに縫着連結し、前記前身頃の左,右上端切欠部にまち部の一端部を取り付け、まち部の他端部と後身頃の端部とに左,右袖の筒状の基端部を取り付け、前記各袖の筒状の長手方向が首部より次第に上方に向くように傾斜させて取り付け、前記各袖の上方への引き揚げ時に、前記前身頃及び後身頃が上方へ偏倚しないようにしたことを特徴とする請求項1記載の防火服の上着。
  4. 前記左,右袖は、ほぼ長方形状の広幅の生地と細幅の生地によって僅かに湾曲した筒状に形成され、それぞれの袖取り付け時は、細幅の生地が下方になるようにして取付け、前記各袖の下部長手方向ラインに***した湾曲面を形成するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の防火服の上着。
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