JP3614091B2 - ジョブスケジュール運用管理装置及びジョブスケジュール運用管理方法並びにプログラム記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータシステムを構成する複数のサーバで実行されるジョブのスケジュール管理を容易に行うことができるジョブスケジュール運用管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複数のサーバをネットワークで接続したコンピュータシステムでは、遠隔地のサーバに対してさまざまな運用作業を行うことが必要となる。例えば、ジョブの実行タイミングや、実行するジョブを変更することが必要になるサーバを有しているコンピュータシステムにおいては、ジョブスケジュールを変更するための運用作業が必要になる。
【0003】
ところで、ジョブスケジュールを変更する場合、従来は、次の2つの方法が一般的に使用されていた。
【0004】
第1の方法は、システムオペレータが、自身が操作する運用端末とジョブスケジュールの変更対象サーバとをネットワークを介して接続し、その後、運用端末を用いて変更対象サーバが保持しているジョブのスケジュール情報に対する編集(追加,削除,変更)操作を行うというものである。ここで、ジョブスケジュールの変更対象サーバが複数台存在する場合には、上記した作業を各変更対象サーバに対して行う。また、スケジュール情報に対する編集操作は、サーバのOS等に依存した操作方法であり、特殊な操作方法である。
【0005】
第2の方法は、コンピュータシステムを構成する全てのサーバのジョブのスケジュール情報を一元管理すると共にスケジュール情報によって示されるタイミングになった時点で、該当サーバへ該当ジョブの実行指示を送るジョブ制御サーバを用意し、ジョブの実行タイミング等を変更することが必要になった場合は、ジョブ制御サーバが保持しているスケジュール情報の編集操作を行うというものである。この第2の方法における編集操作も、ジョブ制御サーバのOS等に依存した特殊な操作方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術には次のような問題点があった。
【0007】
第1の問題点は、上記第1の方法において、ジョブのスケジュール情報を変更しなければならないサーバ台数が多い場合、システムオペレータの作業量が非常に多くなる点である。その理由は、システムオペレータが、変更対象サーバそれぞれに対して1台ずつ接続作業を行わなければならず、作業量が変更対象サーバ台数に比例するためである。
【0008】
第2の問題点は、上記第1の方法において、サーバ台数が多いコンピュータシステムで、かつサーバ毎に異なるスケジュール情報の追加,変更,削除を行う場合、作業ミスを引き起こしやすい点である。その理由はスケジュール情報の変更を行う場合、ある時点では1台のサーバにしか接続されておらず、接続されているサーバのスケジュール情報しか参照できないからである。つまり、他サーバのスケジュール情報を参照しながら作業できず、他サーバとの関係が把握できないためである。
【0009】
第3の問題点は、上記第2の方法において、ジョブ制御サーバの障害や、ジョブ制御サーバ付近のネットワーク障害などで他サーバと通信できない場合、コンピュータシステム内の全サーバがジョブを実行できない点である。その理由は、ジョブ制御サーバが全サーバのジョブのスケジュール情報を管理し、スケジュール情報によって示されるタイミングになった時点で、ネットワークを介してジョブ実行指示を送るためである。
【0010】
第4の問題点は、上記第1,第2の方法において、システムオペレータに独自の操作技術が要求される点である。その理由は、サーバのジョブスケジュールの追加,変更,削除の操作は、一般的に知られているソフトウェアではなく、サーバのOS等に依存した特殊な操作方法であるためである。
【0011】
そこで、本発明の目的は、ネットワーク障害等の障害の影響を受けにくくすると共に、多数のサーバのスケジュール情報を変更する場合においても、システムオペレータにあまり負担をかけずに、ミスの少ないスケジュール情報の変更を行えるようにすることにある。また、本発明の他の目的は、システムオペレータがスケジュール情報の編集処理のための特殊な操作方法を訓練せずとも、スケジュール情報の編集処理を行えるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のジョブスケジュール運用管理装置は、スケジュール情報収集手段を用いて、コンピュータシステムを構成する複数のサーバからスケジュール情報を自動的に収集するようにしているので、スケジュール情報を変更しなければならないサーバの台数が多い場合においても、システムオペレータの作業量を少ないものにすることができる。更に、本発明のジョブスケジュール運用管理装置は、スケジュール情報配信手段を用いて、各サーバへ編集処理後のスケジュール情報を配信するようにしているので、ネットワーク障害等の障害の影響を受けにくくすることができる。また、スケジュール情報の編集時には、スケジュール情報収集手段が収集した複数のサーバのスケジュール情報を表示画面に表示し、この表示画面上でシステムオペレータの指示に従ったスケジュール情報の編集処理を行うようにしており、複数のサーバのスケジュール情報を参照しながら編集処理を行うことができるので、スケジュール情報編集時のミスを少ないものにすることができる。また、スケジュール情報編集手段を、一般的な表計算ソフトウェアにより実現しているので、システムオペレータが特殊な操作方法を習得するための訓練を行わなくとも良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は本発明の実施例のブロック図であり、コンピュータシステムを構成する、遠隔地に配置された複数台のサーバ1−1〜1−n(n≧2)と、コンピュータによって実現されるジョブスケジュール運用管理装置2と、それらを相互に接続するネットワーク3とから構成されている。
【0015】
サーバ1−1〜1−nは、その内部にスケジュール情報ファイル11−1〜11−nを有している。スケジュール情報ファイル11−1〜11−nには、それぞれサーバ1−1〜1−nにおけるジョブの実行スケジュールを示すスケジュール情報が格納されており、サーバ1−1〜1−nは、それぞれスケジュール情報ファイル11−1〜11−nに格納されているスケジュール情報に従ってジョブを実行する。
【0016】
図2はスケジュール情報ファイル11−1の内容例を示した図である。スケジュール情報は、ジョブ名と、そのジョブ名のジョブの実行タイミングを示す実行タイミング情報とから構成されている。図2の例は、ジョブ名Jaのジョブは、毎日8時00分に実行され、ジョブ名Jbのジョブは、日曜日以外の曜日の23時00分に実行されることを示している。
【0017】
ジョブスケジュール運用管理装置2は、システムオペレータが使用する端末であり、スケジュール情報収集手段21と、スケジュール情報配信手段22と、サーバ構成情報ファイル23と、スケジュール情報編集領域24と、世代管理手段25と、スケジュール情報世代管理領域26と、スケジュール情報編集手段27と、キーボード,マウス等の入力部28と、CRT等の表示部29と、記録媒体Kとを備えている。
【0018】
サーバ構成情報ファイル23には、コンピュータシステムを構成するサーバ1−1〜1−nのサーバ名とアドレスとが対応して登録されている。図3は、サーバ構成情報ファイル23の内容例を示す図であり、サーバ1−1〜1−nのサーバ名S1〜Snとアドレスad1〜adnとが対応付けて登録されている。
【0019】
スケジュール情報収集手段21は、サーバ構成情報ファイル23に定義されている各サーバ1−1〜1−nにリモート接続して、サーバ1−1〜1−n内のスケジュール情報ファイル11−1〜11−nからスケジュール情報を収集し、スケジュール情報編集領域24へ上書きの形式で格納する機能を有する。
【0020】
スケジュール情報編集手段27は、スケジュール情報収集手段21がスケジュール情報編集領域24に格納した各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報を読み込み、それらを表形式或いはGUI形式で表示部29に表示する機能や、入力部28を介して加えられるシステムオペレータの指示に従って、表示部29の画面上でスケジュール情報の編集処理を行う機能や、編集結果をスケジュール情報編集領域24に格納されているスケジュール情報に反映させる機能を有する。尚、スケジュール情報編集手段27は、例えば、標準的な表計算ソフトウェアによって実現することができる。
【0021】
スケジュール情報配信手段22は、サーバ構成情報ファイル23に定義されている各サーバ1−1〜1−nにリモート接続して、スケジュール情報編集手段27による編集処理が行われた後の、スケジュール情報編集領域24に格納されているサーバ1−1〜1−nのスケジュール情報をそれぞれサーバ1−1〜1−nへ配信する機能を有する。
【0022】
スケジュール情報編集領域24には、スケジュール情報収集手段21が収集した各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報が格納される。また、スケジュール情報編集領域24に格納されたスケジュール情報は、スケジュール情報編集手段27により編集される。
【0023】
世代管理手段25は、スケジュール情報編集領域24に格納される各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報を世代管理してスケジュール情報世代管理領域26に格納する機能を有する。図4は、スケジュール情報世代管理領域26の内容例を示す図であり、世代番号に対応付けて各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報が格納されている。
【0024】
記録媒体Kは、ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であり、コンピュータをジョブスケジュール運用管理装置2として機能させるためのプログラムが記録されている。このプログラムは、コンピュータによって読み取られ、コンピュータの動作を制御することで、コンピュータ上に、スケジュール情報収集手段21,スケジュール情報配信手段22,世代管理手段25,スケジュール情報編集手段27を実現する。
【0025】
【実施例の動作】
次に本実施例の動作について詳細に説明する。
【0026】
システムオペレータは、コンピュータシステムを構成するサーバ1−1〜1−nの内の、少なくとも1台のジョブスケジュールを変更することが必要になった場合、入力部28からスケジュール情報収集手段21に対して起動指示を入力する。
【0027】
これにより、スケジュール情報収集手段21は、サーバ構成情報ファイル23にアドレスが格納されているサーバ1−1〜1−nとスケジュール情報収集手段21とを順次接続し、接続先のサーバ1−i(1≦i≦n)内のスケジュール情報ファイル11−iからスケジュール情報を収集してスケジュール情報編集領域24に格納する(図5,F51)。
【0028】
スケジュール情報収集手段21によって全てのサーバ1−1〜1−nのスケジュール情報がスケジュール情報編集領域24に格納されると、世代管理手段25が、スケジュール情報編集領域24の内容をスケジュール情報世代管理領域26にコピーする(F52)。その際、世代管理手段25は、スケジュール情報世代管理領域26に格納されている最新の世代番号に「1」を加えた世代番号も各サーバのスケジュール情報に対応付けてスケジュール情報世代管理領域26に格納する。今、例えば、スケジュール情報世代管理領域26に格納されている最新の世代番号が「2」であったとすると、世代管理手段25は、世代番号「3」を各サーバのスケジュール情報に対応付けて格納することになる。
【0029】
また、スケジュール情報編集手段27は、スケジュール情報収集手段21によって各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報がスケジュール情報編集領域24に格納されると、その編集処理を行う(F53)。
【0030】
この編集処理においては、スケジュール情報編集手段27は、先ず、スケジュール情報編集領域24に格納されている各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報を読み込み、表形式或いはGUI形式で表示部29に表示する。図6は、表形式で各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報を表示した時の例を示している。システムオペレータは図6のような画面が表示されると、入力部28を用いて画面上でスケジュール情報を編集する。例えば、サーバ1−1で実行されているジョブ名Jaのジョブの実行タイミングを「毎日,9時00分」に変更するのであれば、図6の欄61の内容を「毎日,8時00分」から「毎日,9時00分」に変更する。また、サーバ1−1においてジョブ名Jbのジョブを実行しないようにする場合には、図6の欄62,63の内容を削除する。また、サーバ1−nにおいて、新たなジョブ(ジョブ名Jzのジョブ)を実行させるようにするのであれば、図6の欄64にジョブ名Jzを入力し、欄65のその実行タイミング情報を入力すれば良い。スケジュール情報編集手段27は、システムオペレータが表示部29の画面上で行った編集操作を、スケジュール情報編集領域24に格納されているスケジュール情報に反映させる。
【0031】
スケジュール情報の編集処理が終了すると、システムオペレータは、入力部28からスケジュール情報配信手段22に対する起動指示を入力する。
【0032】
これにより、スケジュール情報配信手段22は、スケジュール情報編集領域24に格納されている各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報を、サーバ構成情報ファイル23の内容に従って、それぞれサーバ1−1〜1−nへ配信する(F54)。各サーバ1−1〜1−nは、ジョブスケジュール運用管理装置2から送られてきたスケジュール情報を、スケジュール情報ファイル11−1〜11−nに上書きの形で格納する。以後、各サーバ1−1〜1−nは、上書きされたスケジュール情報に従ってジョブを実行する。
【0033】
また、世代管理手段25は、スケジュール情報編集手段27によるスケジュール情報の編集処理が終了すると、スケジュール情報編集領域24の内容をスケジュール情報世代管理領域26にコピーする(F55)。その際、世代管理手段25は、スケジュール情報世代管理領域26に格納されている最新の世代番号に「1」を加えた世代番号も各サーバのスケジュール情報に対応付けてスケジュール情報世代管理領域26に格納する。以上の動作で、サーバ1−1〜1−nのジョブスケジュール変更作業が完了する。
【0034】
次に、各サーバ1−1〜1−nのスケジュール情報を現世代よりも前の世代のものに戻す場合の動作について説明する。この場合、システムオペレータは、入力部28から世代管理手段25に対して、世代戻し指示を入力する。
【0035】
これにより、世代管理手段25は、スケジュール情報世代管理領域26の内容を表示部29に表示する(図7,F71)。システムオペレータは、この表示を見て、戻す世代を決定し、その世代番号を入力部28から入力する。これにより、世代管理手段25は、ジョブスケジュール情報世代管理領域26に格納されている各世代のスケジュール情報の内の、システムオペレータによって指定された世代のスケジュール情報をスケジュール情報編集領域24に格納し、スケジュール情報配信手段22に対して配信指示を出力する(F72)。これにより、スケジュール情報配信手段22は、スケジュール情報編集領域24に格納されている、各サーバ1−1〜1−nのシステムオペレータによって指定された世代のスケジュール情報を、サーバ構成情報ファイル23の内容に従って各サーバ1−1〜1−nに配信する(F73)。
【0036】
尚、上述した実施例においては、スケジュール情報編集手段27による編集処理が終了した後、スケジュール情報編集領域24に格納されている全てのサーバ1−1〜1−nのスケジュール情報を、スケジュール情報配信手段22を用いてそれぞれサーバ1−1〜1−nに配信するようにしたが、編集処理が行われたサーバのスケジュール情報のみを、対応するサーバへ配信するようにしても良い。このようにする場合には、システムオペレータが、入力部28を用いてスケジュール情報を編集したサーバのサーバ名を入力することにより配信するスケジュール情報を指定し、スケジュール情報配信手段22が、スケジュール情報編集領域24に格納されている各サーバのスケジュール情報の内の、システムオペレータによって指定されたスケジュール情報のみを該当するサーバに配信するようにすれば良い。
【0037】
また、上述した実施例においては、スケジュール情報収集手段21が、全てのサーバ1−1〜1−nからスケジュール情報を収集するようにしたが、システムオペレータによって指定されたサーバのみからスケジュール情報を収集するようにしても良い。この場合、システムオペレータは、入力部28からスケジュール情報収集手段21に対して起動指示を入力する際、起動指示にスケジュール情報を収集するサーバのサーバ名を含め、スケジュール情報収集手段21は、サーバ名の含まれている起動指示が与えられた場合は、それに含まれているサーバ名のサーバのみからスケジュール情報を収集する。
【0038】
また、上述したように、システムオペレータによって指定されたサーバのみからスケジュール情報を収集するようにすると、スケジュール情報編集領域24にスケジュール情報が格納されないサーバが発生してしまう場合があり、このような場合、世代管理手段25が図5のステップF52,F55において、前述した処理と同様の処理を行うと、スケジュール情報世代管理領域26にスケジュール情報が格納されないサーバが発生してしまう。このようなことを防ぐためには、例えば、ステップF52,F55においてスケジュール情報編集領域24の内容をスケジュール情報世代管理領域26にコピーする際、スケジュール情報が存在しないサーバについては、1世代前のそのサーバのスケジュール情報を格納するようにすれば良い。
【0039】
【発明の効果】
第1の効果は、多数のサーバのジョブスケジュールを変更する際のシステムオペレータの作業量を従来の技術に比較して低減できることにある。その理由は、スケジュール情報収集手段によりコンピュータシステムを構成する複数のサーバからスケジュール情報を自動的に収集するようにしているからである。また、スケジュール情報収集手段を使用することにより、コンピュータシステムを構成する各サーバの現在のジョブスケジュールを容易に確認することも可能になる。
【0040】
第2の効果は、スケジュール情報編集時のミスを少ないものにすることができることにある。その理由は、スケジュール情報の編集時に、スケジュール情報収集手段が収集した複数のサーバのスケジュール情報を表示画面に表示し、この表示画面上でシステムオペレータの指示に従ったスケジュール情報の編集処理を行うようにしており、複数のサーバのスケジュール情報を参照しながら編集処理を行うことができるからである。
【0041】
第3の効果は、スケジュールしたジョブは他のサーバの障害やネットワーク障害の影響を受けずに実行されることにある。その理由は、変更したスケジュール情報を対象サーバへ配信するので、ジョブ実行を制御するマシンを必要とせずにジョブが実行されるためである。
【0042】
第4の効果は、スケジュール変更の戻し作業が簡潔にできることにある。その理由は、世代管理手段により、スケジュール情報収集手段が収集したスケジュールや、スケジュール情報編集手段が編集処理を行ったスケジュール情報が、スケジュール情報世代管理領域に格納され、上書きせずに世代管理されるためである。以前のスケジュール情報に戻したい場合は、スケジュール情報世代管理領域の世代の中から戻したい時点の世代を選択し、スケジュール情報配信手段の機能でサーバへ配信することで、ある時点のスケジュール状態に戻すことができる。
【0043】
第5の効果は、スケジュール情報の編集操作方法に特殊な操作用法が必要ないということである。その理由は、スケジュール情報編集手段を、一般的な表計算ソフトウェアにより実現しているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】スケジュール情報ファイル11−1の内容例を示す図である。
【図3】サーバ構成情報ファイル23の内容例を示す図である。
【図4】スケジュール情報世代管理領域26の内容例を示す図である。
【図5】ショブスケジュール変更時のジョブスケジュール運用管理装置2の処理例を示す流れ図である。
【図6】スケジュール情報編集時の画面の表示例を示す図である。
【図7】スケジュール情報を現世代よりも前のものに戻す際のジョブスケジュール運用管理装置2の処理例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n…サーバ
11−1〜11−n…スケジュール情報ファイル
2…ジョブスケジュール運用管理装置
21…スケジュール情報収集手段
22…スケジュール情報配信手段
23…サーバ構成情報ファイル
24…スケジュール情報編集領域
25…世代管理手段
26…スケジュール情報世代管理領域
27…スケジュール情報編集手段
28…入力部
29…表示部
K…記録媒体
3…ネットワーク

Claims (12)

  1. コンピュータシステムを構成する複数のサーバそれぞれから、そのサーバにおけるジョブの実行スケジュールを示すスケジュール情報を収集するスケジュール情報収集手段と、
    該スケジュール情報収集手段が収集した前記複数のサーバのスケジュール情報の全部或いは一部に対して、システムオペレータからの指示に従って編集処理を行うスケジュール情報編集手段と、
    該スケジュール情報編集手段による編集処理が終了した後の、前記複数のサーバのスケジュール情報をそれぞれ対応するサーバへ配信するスケジュール情報配信手段とを備えたことを特徴とするジョブスケジュール運用管理装置。
  2. 請求項1記載のジョブスケジュール運用管理装置において、
    スケジュール情報世代管理領域と、
    前記スケジュール情報収集手段が収集した前記複数のサーバのスケジュール情報を、同一世代のスケジュール情報として前記スケジュール情報世代管理領域に追加の形式で格納する世代管理手段とを備えたことを特徴とするジョブスケジュール運用管理装置。
  3. 請求項1記載のジョブスケジュール運用管理装置において、
    スケジュール情報世代管理領域と、
    前記スケジュール情報編集手段による編集処理が終了した後の、前記複数のサーバのスケジュール情報を、同一世代のスケジュール情報として前記スケジュール情報世代管理領域に追加の形式で格納する世代管理手段とを備えたことを特徴とするジョブスケジュール運用管理装置。
  4. 請求項1記載のジョブスケジュール運用管理装置において、
    前記スケジュール情報配信手段は、前記複数のサーバのスケジュール情報の内の、前記スケジュール情報編集手段によって編集処理の行われたサーバのスケジュール情報のみをそれぞれ対応するサーバへ配信する構成を有することを特徴とするジョブスケジュール運用管理装置。
  5. 請求項1記載のジョブスケジュール運用管理装置において、
    前記スケジュール情報編集手段は、前記スケジュール情報収集手段が収集した複数のサーバのスケジュール情報を表示画面に表示し、該表示画面上でシステムオペレータの指示に従ったスケジュール情報の編集処理を行う構成を有することを特徴とするジョブスケジュール運用管理装置。
  6. 請求項5記載のジョブスケジュール運用管理装置において、
    前記スケジュール情報編集手段は、表計算ソフトウェアによって実現されることを特徴とするジョブスケジュール運用管理装置。
  7. コンピュータシステムを構成する複数のサーバそれぞれから、そのサーバにおけるジョブの実行スケジュールを示すスケジュール情報を収集するスケジュール情報収集ステップと、
    該スケジュール情報収集ステップで収集した前記複数のサーバのスケジュール情報の全部或いは一部に対して、システムオペレータからの指示に従って編集処理を行うスケジュール情報編集ステップと、
    該スケジュール情報編集ステップによる編集処理が終了した後の、前記複数のサーバのスケジュール情報をそれぞれ対応するサーバへ配信するスケジュール情報配信ステップとを含むことを特徴とするジョブスケジュール運用管理方法。
  8. 請求項7記載のジョブスケジュール運用管理方法において、
    前記スケジュール情報収集ステップで収集した前記複数のサーバのスケジュール情報を、同一世代のスケジュール情報としてスケジュール情報世代管理領域に追加の形式で格納する世代管理ステップを含むことを特徴とするジョブスケジュール運用管理方法。
  9. 請求項7記載のジョブスケジュール運用管理方法において、
    前記スケジュール情報編集ステップによる編集処理が終了した後の、前記複数のサーバのスケジュール情報を、同一世代のスケジュール情報として前記スケジュール情報世代管理領域に追加の形式で格納する世代管理ステップと含むことを特徴とするジョブスケジュール運用管理方法。
  10. 請求項7記載のジョブスケジュール運用管理方法において、
    前記スケジュール情報配信ステップでは、前記複数のサーバのスケジュール情報の内の、前記スケジュール情報編集ステップによって編集処理の行われたサーバのスケジュール情報のみそれぞれを対応するサーバへ配信することを特徴とするジョブスケジュール運用管理方法。
  11. 請求項7記載のジョブスケジュール運用管理方法において、
    前記スケジュール情報編集ステップでは、前記スケジュール情報収集ステップで収集した複数のサーバのスケジュール情報を表示画面に表示し、該表示画面上でシステムオペレータの指示に従ったスケジュール情報の編集処理を行うことを特徴とするジョブスケジュール運用管理方法。
  12. コンピュータを、
    コンピュータシステムを構成する複数のサーバそれぞれから、そのサーバにおけるジョブの実行スケジュールを示すスケジュール情報を収集するスケジュール情報収集手段、
    該スケジュール情報収集手段が収集した前記複数のサーバのスケジュール情報の全部或いは一部に対して、システムオペレータからの指示に従って編集処理を行うスケジュール情報編集手段、
    該スケジュール情報編集手段による編集処理が終了した後の、前記複数のサーバのスケジュール情報をそれぞれ対応するサーバへ配信するスケジュール情報配信手段として機能させるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体。
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