JP2003177950A - ファイル管理プログラム - Google Patents

ファイル管理プログラム

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JP2003177950A
JP2003177950A JP2001374463A JP2001374463A JP2003177950A JP 2003177950 A JP2003177950 A JP 2003177950A JP 2001374463 A JP2001374463 A JP 2001374463A JP 2001374463 A JP2001374463 A JP 2001374463A JP 2003177950 A JP2003177950 A JP 2003177950A
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date
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file
file management
procedure
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JP2001374463A
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Kiyohisa Sugii
清久 杉井
Junji Miyashita
順治 宮下
Shigemi Minamiura
淑美 南浦
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル管理の知識が無い人でも、ファイル
をドラッグアンドドロップするだけで簡単にファイルを
整理し、画面上で確認することができるファイル管理プ
ログラムを提供する。 【解決手段】 ファイル管理プログラムは、記憶手段に
設けられる第1のフォルダに記憶された情報に対応する
オブジェクトと、少なくとも1日の日付に関する情報を
表示する日付領域を有するカレンダーとを表示する表示
手順と、前記オブジェクトの移動又は複製を指示する指
示手順と、前記指示手順により、前記オブジェクトが前
記カレンダーの日付領域に移動された場合に、前記オブ
ジェクトに対応する情報を前記日付に対応する第2のフ
ォルダに移動する移動手順とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル管理プロ
グラムに関し、より詳しくは、ファイルを日付ごとに管
理することの出来るファイル管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ファイル管理を行うユーティリティ・ソ
フトとしては従来種々のものが知られている。例えば、
ファイルを格納するためのディレクトリ又はフォルダ
(以下、単にフォルダと呼ぶ)に従いツリー状に表示
し、表示されるディレクトリ又はフォルダにマウスなど
の操作子を用いて、管理したいファイルをドラッグアン
ドドロップすることにより移動したりする。
【0003】また、例えば、フォルダをウィンドウとし
て表示し、該表示したウィンドウ内にマウスなどの操作
子を用いて、管理したいファイルをドラッグアンドドロ
ップすることにより移動したりする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のファイル管理プ
ログラムでは、自動的にファイルを管理する機能が無い
ために、自分でフォルダを作ってファイルを格納しなけ
ればならず手間がかかり、また、上手に整理することが
難しい。
【0005】また、コンピュータ(PC)上でファイル
やフォルダの整理をする場合には、その名前に細心の注
意を払う必要がある。例えば、デジタルカメラなどの画
像データをPCに取り込んだりする場合、デフォルト状
態ではファイル名が例えば「001.jpg」から始ま
る場合がある。このファイルをPCの外部記憶装置(H
DD)へ取り込む際、誤って以前の同じファイル名の上
に上書きしてしまい、以前の取り込んだ画像データを消
去してしまう等の問題がある。
【0006】本発明の目的は、ファイル管理の知識が無
い人でも、ファイルをドラッグアンドドロップするだけ
で簡単にファイルを整理し、画面上で確認することがで
きるファイル管理プログラムを提供することである。
【0007】また、本発明の他の目的は、画面スクロー
ルするだけで、その日の昨年以前の自分を振り返ること
ができるファイル管理プログラムを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、ファイル管理プログラムは、記憶手段に設けられる
第1のフォルダに記憶された情報に対応するオブジェク
トと、少なくとも1日の日付に関する情報を表示する日
付領域を有するカレンダーとを表示する表示手順と、前
記オブジェクトの移動又は複製を指示する指示手順と、
前記指示手順により、前記オブジェクトが前記カレンダ
ーの日付領域に移動された場合に、前記オブジェクトに
対応する情報を前記日付に対応する第2のフォルダに移
動する移動手順とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例によるコン
ピュータPCのハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
【0010】コンピュータPCのバス1には、RAM
2、ROM3、CPU4、検出回路6、表示回路8、外
部記憶装置10、音源回路11、DSP12、通信イン
ターフェイス14が接続される。
【0011】ユーザは、検出回路6に接続される操作子
7を用いて、各種パラメータの入力及び設定をすること
ができる。操作子7は、例えば、文字入力用キーボー
ド、マウス、スイッチ、パッド、演奏用の鍵盤、ジョイ
スティック、ジョグシャトル等、ユーザの入力に応じた
信号を出力できるものならどのようなものでもよい。ま
た、操作子7は、マウス等の他の操作子を用いて操作す
るディスプレイ9上に表示されるソフトスイッチ等でも
よい。
【0012】表示回路8は、ディスプレイ9に接続さ
れ、各種情報をディスプレイ9に表示することができ
る。ユーザは、このディスプレイ9に表示される情報を
参照して、本実施例によるファイル管理を行う。また、
ディスプレイ9は、外部の表示装置を接続することによ
り構成してもよい。
【0013】外部記憶装置10は、外部記憶装置用のイ
ンターフェイスを含み、そのインターフェイスを介して
バス1に接続される。外部記憶装置10は、例えばフレ
キシブルディスク又はフロッピー(登録商標)ディスク
ドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HD
D)、光磁気ディスク(MO)ドライブ、CD−ROM
(コンパクトディスク−リードオンリィメモリ)ドライ
ブ、DVD(Digital Versatile Di
SC)ドライブ、半導体メモリ等である。
【0014】外部記憶装置10が接続されている場合に
は、制御プログラム又は本実施例を実現するためのプロ
グラム等を、外部記憶装置に記憶させることもできる。
外部記憶装置10からRAM2に制御プログラム等を読
み出すことにより、ROM3に制御プログラム等を記憶
させている場合と同様の動作をCPU4にさせることが
できる。このようにすると、制御プログラム等の追加や
バージョンアップ等が容易に行える。
【0015】また、複数の外部記憶装置10が接続され
ている場合には、制御プログラム又は本実施例を実現す
るためのプログラム等を外部記憶装置10間で(例え
ば、CD−ROMからハードディスクとの間で)制御プ
ログラムや本実施例を実現するためのプログラム等をコ
ピーすることができる。制御プログラム等の新規インス
トールやバージョンアップを容易に行うことができる。
【0016】RAM2は、フラグ、レジスタ又はバッフ
ァ、各種パラメータ等を記憶するCPU4のワーキング
エリアを有する。ROM3には、各種パラメータ及び制
御プログラム、又は本実施例を実現するためのファイル
管理プログラム等を記憶することができる。この場合、
プログラム等を重ねて、外部記憶装置10に記憶する必
要は無い。
【0017】CPU4は、ROM3又は、外部記憶装置
10に記憶されているファイル管理プログラム等に従
い、演算又は制御を行う。タイマ5は、CPU4に接続
されており、基本クロック信号、割り込み処理タイミン
グ等をCPU4に供給する。
【0018】通信インターフェイス14は、LAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回
線等の通信ネットワーク15に接続可能であり、該通信
ネットワーク15を介して、他のコンピュータPCと接
続する。
【0019】音源回路11は、外部記憶装置10等に記
録された音声ファイルから供給される演奏信号、MID
I信号等に応じて楽音信号を生成し、DSP12を介し
て、サウンドシステム13に供給する。
【0020】DSP12は、供給される楽音信号に各種
効果を付与する。サウンドシステム13は、D/A変換
器及びスピーカを含み、供給されるデジタル形式の楽音
信号をアナログ形式に変換し、発音する。
【0021】図2は、本実施例のファイル管理プログラ
ムの初期画面(月別カレンダー表示画面20)を含むデ
ィスプレイ9の表示画面(以下、デスクトップ9と呼
ぶ)である。
【0022】デスクトップ9には、ファイルやフォルダ
等のアイコン16が表示されている。本実施例のファイ
ル管理プログラムを起動すると、図2に示すような月別
カレンダー表示画面20が表示される。
【0023】月別カレンダー表示画面20は、現在の日
付(当日)を含む月の初日から5週間分の日付を日セル
22により分割して表示している。すなわち、月曜日か
ら日曜日までの1週間分(横7列)の日セル22が、縦
5行に表示される。なお、当日を含む週から5週分を表
示するようにしても良いし、当日の前後の週を合わせて
5週分表示するようにしても良い。また、行の数は5行
に限らない。
【0024】現在の日付に対応する当日セル22aは、
日付を強調表示(例えば太文字)することにより示され
る。また、マウスカーソル28aでポイントした日セル
22bは、例えば、太い枠線を用いて表示される。当日
セル22a及び日セル22bは、それぞれの背景色をそ
の他の日セル22と変えて表示しても良い。
【0025】月別カレンダー表示画面20上には、その
他に、例えば、当日を含む年月及び月移動ボタン21
(前月移動ボタン21a及び翌月移動ボタン21bを含
む)等が表示されている。マウスカーソル28aで、前
月移動ボタン21aをクリックすると前月の1日を含む
週から5週間分の日付セル22の表示に切り替わる。ま
た、来月移動ボタン21bをクリックすると翌月の1日
を含む週から5週間分の日付セル22の表示に切り替わ
る。
【0026】各日セル22には、該日セル22に対応す
る日付に登録されている情報、例えば、スケジュールや
メモ、ファイル等が表示される。前年以前の情報は、セ
パレータ24aの下部に一部表示される。
【0027】月別カレンダー表示画面20で、デスクト
ップ9上に配置されたアイコン(ファイルオブジェク
ト)16を任意の日セル22にドラッグアンドドロップ
すると、後述する日付セル22に対応したフォルダにフ
ァイルを移動し、日セル22内にドラッグアンドドロッ
プされたファイルに対応するアイコン又は画像を表示す
る。
【0028】例えば、図2では、アイコン16aを日セ
ル22aにドラッグアンドドロップすることにより、日
セル22a内に、アイコン16aに対応した画像25が
表示されている。この時、デスクトップ9上のアイコン
16aは、デスクトップ9から削除される。
【0029】なお、日セル22内に表示するアイコン又
は画像は、ファイルのフォーマットに対応した一般的な
アイコンでも良いし、その内容からファイル毎に作成さ
れるものであっても良い。例えば、静止画像ファイルで
あれば、縮小画像等のプレビューであり、動画ファイル
であれば最初の1コマの画像のプレビューであったり、
ドキュメントファイルであれば、ドキュメントの表題の
一部であったりしても良い。
【0030】また、月別カレンダー表示画面20の日セ
ル22内には、後述の日めくりカレンダー表示画面26
で、先頭に表示されるファイルのアイコンのみが表示さ
れる。
【0031】図3は、本実施例におけるファイル構成を
表す図である。
【0032】$(DATE_ROOT)は、データが格
納されているルートのフォルダであり、例えば、本実施
例のファイル管理プログラムをWindows(登録商
標)上で実行する場合は、C:¥Program Fi
les¥Calender¥dat¥等である。
【0033】その下に、月−日−年の順にツリー構造で
フォルダが作成される。各年のフォルダには、layo
ut.dat が必ず作成される。このファイルは日め
くりカレンダー時の表示レイアウトを定義するファイル
(例えば、HTMLやXMLといったSGML準拠のタ
グマークアップ言語などのページ記述言語でテキストの
位置やオブジェクトの配置などを定義する。記述言語は
他のページ記述言語であってもいいし、独自の記述方式
を採用してもかまわない)で、この年月日に登録される
スケジュールのデータやメモのデータもこのファイルに
記述(記録)される。
【0034】その他のファイルとは、例えば、ユーザが
ドラッグアンドドロップにより登録したファイルやフォ
ルダである。
【0035】図4は、日めくりカレンダー表示画面26
の1例を示す図である。例えば、図2の日セル22をダ
ブル・クリックすることにより、当該ダブル・クリック
された日付に対応する日めくりカレンダー表示画面26
がデスクトップ9上に表示される。
【0036】なお、図2の月別カレンダー表示画面20
への復帰は、日めくりカレンダー表示画面26を閉じ
る、あるいは「復帰ボタン」(図示略)を押すことで行
われる。単純に「日めくりカレンダー表示画面26」と
「月別カレンダー表示画面20」とを個別のウィンドウ
で表示するようにしてもよい。
【0037】日めくりカレンダー表示画面26の最上部
には日付(年を含まない)が表示され、その左側に前日
移動ボタン21c及び右側に翌日移動ボタン21dが表
示されている。日めくりカレンダー表示画面26では、
最上部に表示される日付に対応して登録された情報が表
示される。
【0038】マウスカーソル28aを前日移動ボタン2
1cに合わせてクリックすると、現在表示している日付
の前日に登録されている情報が表示され、翌日移動ボタ
ン21dに合わせてクリックすると、現在表示している
日付の翌日に登録されている情報が表示される。
【0039】日めくりカレンダー表示画面26は、セパ
レータ24aにより年毎のセル23a、23b及び23
cに分割されている。また、最下部にはトピックエリア
33が表示される。
【0040】各年毎のセル23a、23b及び23c
(以下、これらをまとめて年セル23と呼ぶ)は、最上
部に登録されたスケジュールが表示され、セパレータ2
4bの下にメモ及び登録ファイル(ドラッグアンドドロ
ップされたファイル)が表示される。なお、スケジュー
ル及びメモが何も登録されていない時は、何も表示しな
いかメッセージを表示することにより、その旨が表示さ
れる。
【0041】また、例えば、図に示すように2000年
の10月25日に動画ファイル(movie01.mp
g)が登録されている場合は、そのプレビュー画像25
がセパレータ24bの下に表示される。また、ファイル
名29は、画像25の隣に表示される。後述するよう
に、ユーザは、この画面から登録されているファイルの
ファイル名29を変更することが出来る。
【0042】トピックエリア33は、ユーザが入力ある
いはドラッグアンドドロップしたデータやファイルでは
なく、本実施例のファイル管理プログラムの起動時ある
いは定期的(毎日0時や毎時0分毎)に、ネットワーク
を介して接続されるサーバ(コンピュータPC)からダ
ウンロードされるファイルや情報が表示される。
【0043】なお、図2の月別カレンダー表示画面20
の日セル22のようにマウスカーソル28aが入ってい
る年セル23あるいはトピックエリア33を太枠表示や
背景色を変更するなど、強調して表示するようにしても
よい。
【0044】図5は、日めくりカレンダー表示画面26
におけるファイル管理の操作例を表す図である。以下、
図を参照して、操作形態ごとに説明する。
【0045】「クリックアンドスイープ」(マウスをク
リックして、その場で素早く動かす動作)は、クリック
が検出されたテキストエリアの編集を行うものである。
本実施例の日めくりカレンダー表示画面上のテキストエ
リア32で「クリックアンドスイープ」を行った場合
は、テキストエリア32内のテキストの編集を行う。例
えばファイル名の変更やメモやスケジュールを個別に内
容変更することが出来る。なお、図に示すように編集さ
れているテキストエリア32は2重枠で表示され、テキ
ストエリア32内では、編集個所を示すためにカーソル
28bが表示される。
【0046】操作可能なオブジェクト(スケジュール、
メモ、ファイルアイコン16)上で「ダブル・クリッ
ク」するとオブジェクトによってそれぞれ下記の動作を
行う。
【0047】スケジュール若しくはスケジュールを入力
するための領域上でダブル・クリックをすると、スケジ
ュール編集ウィンドウが表示される。ユーザは、このス
ケジュール編集ウィンドウ内でスケジュールを入力・編
集することが出来る。
【0048】メモ若しくはメモを入力するための領域上
でダブル・クリックをすると、テキスト編集ウィンドウ
が表示される。ユーザは、このテキスト編集ウィンドウ
内でメモを入力・編集することが出来る。
【0049】ファイルアイコン上でダブル・クリックを
すると、そのファイルを他のアプリケーションで開く又
は実行することが出来る。
【0050】年セル23上でダブル・クリックすると、
後述するテキスト編集ウィンドウ27が表示される。
【0051】次に「ドラッグアンドドロップ」による操
作を説明する。図中点線矢印A1及びA2で示すように
デスクトップ9上から日めくりカレンダー表示画面26
上に、ファイルアイコン16をドラッグアンドドロップ
すると、日めくりカレンダー表示画面26上に表示され
る。この時、ファイルアイコン16に対応するファイル
又はフォルダは、デスクトップに対応するフォルダから
日めくりカレンダー表示画面26で表示されている日付
(例えば2001年10月25日)に対応するフォルダ
に移動される。
【0052】日めくりカレンダー表示画面26上にドロ
ップされたファイルアイコン16は所定の規則でソート
されて表示される。ソートの規則(ソート条件)として
は、例えば、任意(オブジェクトをウィンドウ内でドラ
ッグアンドドロップすることでファイルアイコン16や
テキストを任意の位置に移動する)、ファイルの種類順
(例えば、フォルダがファイルの上位にくる等)、ファ
イル名順(昇順/降順)、タイムスタンプの値順(昇順
/降順)、ドロップされた順番(昇順/降順)等があ
る。
【0053】ソート条件は、これらの複数のものを組み
合わせて適用することも出来る。その場合は、ソート条
件に優先順位を設定してもよい(例えば、デフォルトは
上記順番とし、ユーザ設定により優先条件を適宜編集す
る)。
【0054】なお、点線矢印A3に示すように、日めく
りカレンダー表示画面26上からフォルダ31又はデス
クトップ9等にドラッグアンドドロップされると、ファ
イルアイコン16に対応するファイル又はフォルダがド
ロップされた場所にコピー又は移動される。
【0055】図6は、テキストエリアをダブル・クリッ
クしたときに表示されるテキスト編集画面27の一例で
ある。
【0056】ダブル・クリックされた年セル23に対応
するフォルダに入っているファイルはファイル名29だ
け表示される。これも一種のアイコンで、ここでファイ
ル名29を変更したり、テキスト内の任意の位置にカッ
トアンドペーストしたりもできる。
【0057】なお、スケジュール編集画面も、図6のテ
キスト編集画面27とほぼ同様の構成である。スケジュ
ール編集画面の場合は、開始日時・終了日時を選択する
フィールドがさらに表示される。また、スケジュール編
集画面の場合、この日のスケジュール一覧を表示する親
ウィンドウを表示し、個々のスケジュールや新規スケジ
ュールを入力する子ウィンドウを開くようにしてもよ
い。
【0058】図7は、本実施例によるファイル管理プロ
グラムの初期化処理を表すフローチャートである。
【0059】ステップSA1では、初期化処理を開始し
て、次のステップSA2に進む。
【0060】ステップSA2では、現在の日時を取得
し、その他の変数を初期化する。日時は、変数YYYY
(年)、MM(月)、DD(日)、hh(時)、mm
(分)、ss(秒)を取得する。その後、次のステップ
SA3に進む。
【0061】ステップSA3では、$(DATE_RO
OT)以下からステップSA2で取得した変数MM(及
びMM−1、MM+1)に一致するフォルダの有無を検
出し、フォルダがあれば定義ファイルの読み込みを行
う。その後、次のステップSA4に進む。
【0062】例えば、現在の日付が10月25日であっ
たら、$(DATA_ROOT)/09/*、$(DA
TA_ROOT)/10/*、$(DATA_ROO
T)/11/*以下の1階層分のフォルダの有無を検出
し、フォルダがあればさらにそのフォルダ内の定義ファ
イルの読み込みを行う。
【0063】また、一々フォルダの中身を検索すると時
間がかかるので、フォルダとファイルのリストをあらか
じめ作成しておいて(キャッシュしておいて)、こちら
を読みに行くようにしてもよい。キャッシュファイルは
ドラッグアンドドロップ等でファイルツリーに変更があ
った時やアプリケーション終了時に更新するようにす
る。
【0064】ステップSA4では、月別カレンダー表示
画面を作成してデスクトップに表示する。月別カレンダ
ー表示画面は、例えば、図2に示すように現在の日付
(10月4日)を含む週から5週間分を表示する。その
他、現在の日付を含む前後5週間、又は現在の日付を含
む月の最初から最後までを表示させるようにしても良
い。月別カレンダー表示画面上の各日付は日セルに分割
して表示される。その後、次のステップSA5に進む。
【0065】ステップSA5では、ステップSA2で読
み込んだ変数DDに一致する日セルを強調表示する。例
えば、日付を表す数字等を太字にして強調表示する。そ
の後、次のステップSA6に進み、初期化処理を終了す
る。
【0066】なお、この初期化処理は、本実施例による
ファイル管理プログラムが起動された時に開始され、こ
の初期化処理終了後は、ユーザの指示によるイベントの
待機状態となる。また、図2の月移動ボタン21が操作
された場合は、図9のステップSC6により、この初期
化処理のステップSA3から後の処理が開始される。
【0067】図8は、本実施例によるファイル管理プロ
グラムのドラッグアンドドロップ処理を表すフローチャ
ートである。なお、このドラッグアンドドロップ処理
は、ドラッグアンドドロップ操作を検出したことにより
開始される割り込み処理である。
【0068】ステップSB1では、ドラッグアンドドロ
ップ処理を開始して、次のステップSB2に進む。
【0069】ステップSB2では、ドロップしたオブジ
ェクトの情報を取得し、ドロップソースを特定する。そ
の後、次のステップSB3に進む。
【0070】ステップSB3では、ドロップされたオブ
ジェクトの情報を取得し、ドロップターゲットを特定す
る。その後、次のステップSB4に進む。
【0071】ステップSB4では、ステップSB3で特
定したターゲットが本実施例のファイル管理プログラム
のカレンダー(月別カレンダー表示画面の日セル21又
は日めくりカレンダー表示画面の年セル23)であるか
否かを判断する。カレンダーであれば、YESの矢印で
示すステップSB6に進む。カレンダーでなければ、N
Oの矢印で示すステップSB5に進む。
【0072】ステップSB5では、ステップSB2で特
定したソースをステップSB3で特定したターゲット
(例えばデスクトップ等)に複製する。その後、ステッ
プSB11に進む。
【0073】ステップSB6では、ターゲットとして特
定されたカレンダー(月別カレンダー表示画面の日セル
21又は日めくりカレンダー表示画面の年セル23)の
日付に対応するフォルダがあるか否かを検出する。フォ
ルダがあれば、YESの矢印で示すステップSB8に進
む。フォルダがなければ、NOの矢印で示すステップS
B7に進む。
【0074】ステップSB7では、ターゲットとして特
定されたカレンダーの日付に対応するフォルダを作成
し、レイアウト等を定義するための定義ファイル(La
yout.dat)を作成したフォルダに作成する。そ
の後、ステップSB8に進む。
【0075】ステップSB8では、ステップSB2で特
定したソースをターゲットであるカレンダーの日付に対
応するフォルダに移動する。その後、次のステップSB
9に進む。
【0076】ステップSB9では、ターゲットとして特
定されたカレンダーの日付に対応するフォルダにある定
義ファイル(Layout.dat)を更新する。その
後、次のステップSB10に進む。
【0077】ステップSB10では、ソースがあったフ
ォルダにある定義ファイル(Layout.dat)を
更新する。なお、ソースがあったフォルダに定義ファイ
ルがない場合は、このステップSB10を飛ばす。その
後、次のステップSB11に進む。
【0078】ステップSB11では、更新された定義フ
ァイル等に基づきデスクトップ9に表示中の画面を更新
する。その後、ステップSB12に進み、ドラッグアン
ドドロップ処理を終了する。
【0079】なお、定義ファイル(Layout.da
t)の更新としては、追加、入替え、削除の3パターン
が考えられる。
【0080】追加の場合は、日セル22や日めくりカレ
ンダー表示画面26にファイルやフォルダのアイコン1
6がドロップされた時等に行われる。この場合、ソート
条件に従った位置にファイルオブジェクト(ファイルア
イコン16)が表示されるように、レイアウトに関する
記述が更新される。
【0081】なお、ファイルやフォルダがドロップされ
た場合は、ファイルアイコン16の設定が追加される。
ファイルアイコン16は標準のもの、あるいはカスタム
(画像のプレビューなど)が利用される。ファイルの種
類別に標準のアイコンを使うかカスタムのアイコンを使
うか、ユーザが選択できるようにしてよい。例えば、デ
フォルト設定としては、画像又は動画像はプレビューの
カスタムアイコン、それ以外は標準のアイコンを使うよ
うに設定する。
【0082】入替えの場合は、ファイルアイコン16や
テキストオブジェクトが日めくりカレンダー表示画面2
7内でドラッグアンドドロップされた時に行われる。こ
の場合、ドロップされた位置に表示されるようにレイア
ウトに関する記述が書き換えられる。この時、年セル2
3を越えないように(昨年のエリアのアイテムやメモは
今年のエリアにはドロップできない)ようにしてもよ
い。
【0083】削除の場合は、日めくりカレンダー表示画
面等で表示されるオブジェクトが、本実施例のファイル
管理プログラムのウィンドウ外にドロップされかつファ
イル操作が移動の時に行われる。この場合、レイアウト
情報からドロップされたソースに関する情報を削除す
る。
【0084】図9は、本実施例によるファイル管理プロ
グラムのクリックイベント発生処理を表すフローチャー
トである。なお、このクリックイベント発生処理は、ク
リックイベントが検出された場合に起動される割り込み
処理である。
【0085】ステップSC1では、クリックイベント発
生処理を開始して、次のステップSC2に進む。
【0086】ステップSC2では、クリックイベントが
発生した位置にあるオブジェクト(以下、単にクリック
されたオブジェクトと呼ぶ)の名前と種別から、オブジ
ェクトを特定する。その後、次のステップSC3に進
む。なお、クリックイベントは、マウスをクリック(ボ
タンを押して離す)すると発生し、同時にクリックされ
た位置(X,Y)、クリック回数(1以上)、クリック
されたオブジェクトの名前と種別、スイープの有無等の
パラメータが取得される。
【0087】ステップSC3では、クリックされたオブ
ジェクトにフォーカスをあてる。その後、次のステップ
SC4に進む。
【0088】ステップSC4では、クリックされたオブ
ジェクトがボタンであるか否かを判断する。クリックさ
れたオブジェクトがボタンである場合は、YESの矢印
で示すステップSC5に進む。クリックされたオブジェ
クトがボタンでない場合は、NOの矢印で示すステップ
SC10に進む。
【0089】ステップSC5では、クリックされたボタ
ンが月移動ボタン(例えば、図2の前月移動ボタン21
a又は翌月移動ボタン21b)であるか否かを判断す
る。月移動ボタンであれば、YESの矢印で示すステッ
プSC6に進む。月移動ボタンでなければ、NOの矢印
で示すステップSC7に進む。
【0090】ステップSC6では、クリックされたボタ
ンが前月移動ボタン21aであれば変数MMを1減算
し、翌月移動ボタン21bであれば変数MMを1加算し
て、図7のA(ステップSA3)に進む。その後、ステ
ップSC14に進み、クリックイベント発生処理を終了
する。
【0091】ステップSC7では、クリックされたボタ
ンが日移動ボタン(例えば、図4の前日移動ボタン21
c又は翌日移動ボタン21d)であるか否かを判断す
る。日移動ボタンであれば、YESの矢印で示すステッ
プSC8に進む。日移動ボタンでなければ、NOの矢印
で示すステップSC9に進む。
【0092】ステップSC8では、クリックされたボタ
ンが前日移動ボタン21cであれば変数DDを1減算
し、翌日移動ボタン21dであれば変数DDを1加算し
て、図10のB(ステップSE4)に進む。その後、ス
テップSC14に進み、クリックイベント発生処理を終
了する。
【0093】ステップSC9では、その他のクリックさ
れたボタンに対応するコマンドを実行する。例えば、図
示しないウィンドウクローズボタンをクリックすると、
(テキスト編集中であれば確定指示をしたのち)カレン
トウィンドウを破棄し、親ウィンドウをアクティブにす
る。親ウィンドウがない場合は無視するかアプリケーシ
ョンを終了する。その後、ステップSC14に進み、ク
リックイベント発生処理を終了する。
【0094】ステップSC10では、ステップSC2で
取得したクリック数を判断する。クリック数が2回以上
である場合は、ダブル・クリックであるとみなして、Y
ESの矢印で示すステップSC11に進む。クリックの
回数が1回以下である場合は、NOの矢印で示すステッ
プSC12に進む。
【0095】ステップSC11では、後述するダブル・
クリック処理を行う。その後、ステップSC14に進
み、クリックイベント発生処理を終了する。
【0096】ステップSC12では、ステップSC2で
取得したパラメータであるスイープの有無を判断する。
スイープ動作があれば、YESの矢印で示すステップS
C13に進む。スイープ動作がなければ、NOの矢印で
示すステップSC14に進み、クリックイベント発生処
理を終了する。
【0097】ステップSC13では、スイープ動作がな
されたテキストオブジェクトを強調表示して、図11の
C(ステップSE5)に進む。その後、ステップSC1
4に進み、クリックイベント発生処理を終了する。
【0098】図10は、図9のステップSC11のダブ
ル・クリック処理を表すフローチャートである。
【0099】ステップSD1では、ダブル・クリック処
理を開始して、次のステップSD2に進む。
【0100】ステップSD2では、クリックされたオブ
ジェクトが月別カレンダー表示画面20の日セル22で
あるか否かを判断する。日セル22であれば、YESの
矢印で示すステップSD3に進む。日セル22でなけれ
ばNOの矢印で示すステップSD7に進む。
【0101】ステップSD3では、クリックされた日セ
ル22に対応する日付の変数DDを特定する。その後、
次のステップSD4に進む。
【0102】ステップSD4では、現在表示中のウィン
ドウ(月別カレンダー表示画面20)を破棄(若しくは
非アクティブに)し、日めくりカレンダー表示画面26
を作成して、デスクトップ9に表示する。その後、次の
ステップSD5(SD5a及びSD5b)に進む。な
お、ステップSD5a及びSD5bは、並列処理で同時
に実行される。
【0103】ステップSD5aでは、ネットワークを介
してサーバから所定のトピックを取得する。その後、次
のステップSD6aに進む。
【0104】ステップSD5bでは、ステップSD3で
取得した変数DDをフォルダ名とするフォルダ以下の変
数YYYYをフォルダ名とするフォルダに保存されてい
る定義ファイルを読み込む。その後、次のステップSD
6bに進む。
【0105】ステップSD6aでは、トピックエリア3
3をステップSD5aで取得したトピックに基づき作成
し、ステップSD4で作成した日めくりカレンダー表示
画面26の最下段に配置して表示する。その後、ステッ
プSD12に進みダブル・クリック処理を終了する。
【0106】ステップSD6bでは、ステップSD5a
で読み込んだ定義ファイルを元に順次年セル23を作成
して、本年に対応する年セル23を先頭に、降順で日め
くりカレンダー表示画面26内に表示する。その後、ス
テップSD12に進みダブル・クリック処理を終了す
る。
【0107】ステップSD7では、ダブル・クリックさ
れたオブジェクトがファイルアイコン16であるか否か
を判断する。ファイルアイコン16であれば、YESの
矢印で示すステップSD11に進む。ファイルアイコン
16でなければ、NOの矢印で示すステップSD8に進
む。
【0108】ステップSD8では、ダブル・クリックさ
れたオブジェクトがテキストエリア32であるか否かを
判断する。テキストエリア32であれば、YESの矢印
で示すステップSD9に進む。テキストエリア32でな
ければ、NOの矢印で示すステップSD12に進みダブ
ル・クリック処理を終了する。
【0109】ステップSD9では、ダブル・クリックさ
れたテキストエリア32内のテキストがファイル名であ
るか否かを判断する。ファイル名であれば、YESの矢
印で示すステップSD11に進む。ファイル名でなけれ
ばNOの矢印で示すステップSD10に進む。
【0110】ステップSD10では、後述する図11の
テキスト編集処理を行う。その後、ステップSD12に
進み、ダブル・クリック処理を終了する。
【0111】ステップSD11では、クリックされたフ
ァイルアイコン16又はテキストエリア32に入力され
ているファイル名に対応したアプリケーションを起動す
る。その後、ステップSD12に進みダブル・クリック
処理を終了する。
【0112】図11は、本実施例によるファイル管理プ
ログラムのテキスト編集処理を表すフローチャートであ
る。このテキスト編集処理は、図10のステップSD1
0により起動される。若しくは、図9のステップSC1
3により起動され、その場合には、ステップSE5から
処理を開始する。
【0113】ステップSE1では、テキスト編集処理を
開始して、次のステップSE2に進む。
【0114】ステップSE2では、ダブル・クリックさ
れたオブジェクト(テキスト)がスケジュールであるか
否かが判断される。スケジュールであれば、YESの矢
印で示すステップSE3に進む。スケジュールでなけれ
ば、NOの矢印で示すステップSE4に進む。
【0115】ステップSE3では、スケジュール編集ウ
ィンドウを作成して、デスクトップ9に表示する。その
後、ステップSE5に進む。
【0116】ステップSE4では、図6のテキスト編集
画面27を作成して、デスクトップ9に表示する。その
後、ステップSE5に進む。
【0117】ステップSE5では、マウスカーソル28
bをテキストの先頭に移動する。その後、次のステップ
SE6に進む。
【0118】ステップSE6では、文字入力用キーボー
ド等の操作子7(図1)から入力されるテキストを逐次
画面に表示する。その後、次のステップSE7に進む。
【0119】ステップSE7では、フォーカスロスト又
は確定指示があるか否かを判断する。フォーカスロスト
又は確定指示がある場合は、YESの矢印で示すステッ
プSE8に進む。フォーカスロスト又は確定指示がない
場合は、NOの矢印で示すステップSE6に戻り、ユー
ザからのテキスト入力を待機する。
【0120】なお、テキスト編集中は、テキストオブジ
ェクトにフォーカスが入っている。その状態でテキスト
オブジェクト以外をマウスなどでクリックすると、フォ
ーカスはクリックされた他のオブジェクト(あるいはこ
のアプリケーション以外)に移る。本実施例では、これ
を「フォーカスロスト」と呼ぶ。また、ウィンドウを閉
じた場合、又は本実施例のファイル管理プログラムを終
了する場合もフォーカスロストする。
【0121】また、テキストエリアで「エンター」が入
力されること、あるいは図示しない「確定ボタン」とい
ったものをクリックすることをここでは「確定指示」と
呼ぶ。
【0122】ステップSE8では、入力されたテキスト
を確定して、保存する。その後、次のステップSE9に
進む。
【0123】ステップSE9では、ステップSE8で確
定したテキストがファイル名であるか否かを判断する。
テキストがファイル名であれば、YESの矢印で示すス
テップSE10に進み、ファイル名でなければ、NOの
矢印で示すステップSE11に進みテキスト編集処理を
終了する。
【0124】ステップSE10では、対応するファイル
のファイル名を入力されたテキストに変更する。その
後、ステップSE11に進み、テキスト編集処理を終了
する。
【0125】以上、本発明の実施例によれば、自動的に
日付に対応したフォルダが作成されるため、ユーザはフ
ァイル名を気にせずドラッグアンドドロップするだけで
感覚的に画像ファイルなどを管理することができる。
【0126】また、本発明の実施例によれば、特にシニ
アなどコンピュータを仕事で使用せず、ファイルの管理
を日付で分類するしかない場合でも、必要充分のファイ
ル管理ができる。また、ファイル名を一々気にしなくて
も、より簡単にファイル管理ができるようになる。
【0127】なお、図2の月別カレンダー表示画面20
の日セル22や、図4の日めくりカレンダー表示画面2
6の年セル23、トピックセル33の配置は図に示した
例に限らない。縦1列の配置、横1列の配置、マトリク
ス配置など適宜選択できるようにしてもよい。1つのウ
ィンドウに配置されるセルの個数も1以上の任意の数を
適宜選択できるようにしてもよい。
【0128】なお、本実施例によるファイル管理プログ
ラムはネットワーク上で提供されるサービスであっても
よい。この場合、ユーザが所有する端末とサーバ装置は
HTTPやFTPといったプロトコルでデータあるいは
ファイルのやりとりを行う。
【0129】サーバ上にはユーザ毎に固有のファイルエ
リアが設けられており、各セルの表示レイアウトの情報
やスケジュールやメモのデータがこのサーバ上のストレ
ージに記憶されることはもちろん、ドラッグアンドドロ
ップしたファイルもサーバ上のストレージに格納・蓄積
される(このサーバはトピックを提供する情報提供サー
バと同一であってよい)。なお、端末−サーバ間でやり
とりされる種々のデータやファイルは、個人情報保護の
観点から暗号化することが望ましい。また、所有者以外
ファイルの閲覧などが行えないようサーバ上のファイル
エリアには暗号化された形式でデータやファイルを蓄積
することが望ましい。
【0130】また、本実施例では、月別カレンダー表示
画面の日セルあるいは日めくりカレンダー表示画面の年
セルにファイルをドラッグアンドドロップした場合、対
応するフォルダに格納するようにしたが、本実施例のフ
ァイル管理プログラムのウィンドウにドラッグアンドド
ロップされたファイルは自動的に「今日の日付」に対応
するフォルダに格納されるようにしてもよい。
【0131】また、本実施例では、カレンダーから外に
ドラッグアンドドロップされたファイルやフォルダはコ
ピーされるものとしたが、いわゆるゴミ箱アイコンにド
ロップされたものは元のフォルダから削除するようにし
てもよい。
【0132】さらにまた、本実施例では、ファイルアイ
コンをダブル・クリックした場合他のアプリケーション
を実行するようにしたが、同様の機能をこのソフトに実
装し、日付カレンダー上で再生などを行うようにしても
よい。
【0133】また、ファイルを格納するディレクトリ構
造ごと1つのファイルにアーカイブ化してもよい。
【0134】なお、本実施例は、本実施例に対応するコ
ンピュータプログラム等をインストールした市販のコン
ピュータ等によって、実施させるようにしてもよい。
【0135】その場合には、本実施例に対応するコンピ
ュータプログラム等を、CD−ROMやフロッピーディ
スク等の、コンピュータが読み込むことが出来る記憶媒
体に記憶させた状態で、ユーザに提供してもよい。
【0136】そのコンピュータ等が、LAN、インター
ネット、電話回線等の通信ネットワークに接続されてい
る場合には、通信ネットワークを介して、コンピュータ
プログラムや各種データ等をコンピュータ等に提供して
もよい。
【0137】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組合せ等が可能なことは当業者に自明
であろう。
【0138】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ファイル管理の
知識が無い人でも、ファイルをドラッグアンドドロップ
するだけで簡単にファイルを整理し、画面上で確認する
ことができる。
【0139】また、本発明によれば、画面スクロールす
るだけで、その日の昨年以前の自分を振り返ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例によるコンピュータPCのハ
ードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施例のファイル管理プログラムの初期画
面(月別カレンダー表示画面20)を含むディスプレイ
9の表示画面である。
【図3】 本実施例におけるファイル構成を表す図であ
る。
【図4】 日めくりカレンダー表示画面26の1例を示
す図である。
【図5】 日めくりカレンダー表示画面26におけるフ
ァイル管理の操作例を表す図である。
【図6】 テキストエリアをダブル・クリックしたとき
に表示されるテキスト編集画面27の一例である。
【図7】 本実施例によるファイル管理プログラムの初
期化処理を表すフローチャートである。
【図8】 本実施例によるファイル管理プログラムのド
ラッグアンドドロップ処理を表すフローチャートであ
る。
【図9】 本実施例によるファイル管理プログラムのク
リックイベント発生処理を表すフローチャートである。
【図10】 図9のステップSC11のダブル・クリッ
ク処理を表すフローチャートである。
【図11】 本実施例によるファイル管理プログラムの
テキスト編集処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1…バス、2…RAM、3…ROM、4…CPU、5…
タイマ、6…検出回路、7…操作子、8…表示回路、9
…ディスプレイ、10…外部記憶装置、11…音源回
路、12…DSP、13…サウンドシステム、14…通
信インターフェイス、15…ネットワーク、16…ファ
イルアイコン、20…月別カレンダー表示画面、21…
移動ボタン、22…日セル、23…年セル、24…セパ
レータ、25…画像、26…日めくりカレンダー表示画
面、27…テキスト編集画面、28…マウスカーソル、
29…ファイル名、31…フォルダ、33…トピックエ
リア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南浦 淑美 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5B082 AA13 EA01 EA10 GC03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に設けられる第1のフォルダに
    記憶された情報に対応するオブジェクトと、少なくとも
    1日の日付に関する情報を表示する日付領域を有するカ
    レンダーとを表示する表示手順と、 前記オブジェクトの移動又は複製を指示する指示手順
    と、 前記指示手順により、前記オブジェクトが前記カレンダ
    ーの日付領域に移動された場合に、前記オブジェクトに
    対応する情報を前記日付に対応する第2のフォルダに移
    動する移動手順とを有するファイル管理プログラム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記日付に対応する第2のフォ
    ルダが、記憶手段にない場合に、前記日付に対応する第
    2のフォルダを作成するフォルダ作成手順を有する請求
    項1記載のファイル管理プログラム。
  3. 【請求項3】 前記表示手順は、前記第2のフォルダに
    保存されている情報をそれぞれ対応する日付領域に表示
    する請求項1又は2記載のファイル管理プログラム。
  4. 【請求項4】 前記表示手順は、前記日付領域に同日の
    複数年の情報を表示すると共に、前記表示領域に表示さ
    れる複数年の情報は、年毎に区分して表示する請求項1
    から3のいずれか1つに記載のファイル管理プログラ
    ム。
  5. 【請求項5】 さらに、前記日付領域に任意のテキスト
    情報を入力するテキスト入力手順を有し、 前記表示手順は、前記テキスト情報を前記第2のフォル
    ダに保存されている情報と区別することなく表示する請
    求項1から4のいずれか1つに記載のファイル管理プロ
    グラム。
  6. 【請求項6】 さらに、ネットワークを介してトピック
    を取得するトピック取得手順を有し、 前記表示手順は、前記取得したトピックを日付領域に表
    示する請求項1から5のいずれか1つに記載のファイル
    管理プログラム。
  7. 【請求項7】 前記カレンダーは1月分の日付領域を表
    示する請求項1記載のファイル管理プログラム。
  8. 【請求項8】 記憶手段に設けられる第1のフォルダに
    記憶された情報に対応するオブジェクトと、少なくとも
    1日の日付に関する情報を表示する日付領域を有するカ
    レンダーとを表示する表示工程と、 前記オブジェクトの移動又は複製を指示する指示工程
    と、 前記指示工程により、前記オブジェクトが前記カレンダ
    ーの日付領域に移動された場合に、前記オブジェクトに
    対応する情報を前記日付に対応する第2のフォルダに移
    動する移動工程とを有するファイル管理方法。
  9. 【請求項9】 記憶手段に設けられる第1のフォルダに
    記憶された情報に対応するオブジェクトと、少なくとも
    1日の日付に関する情報を表示する日付領域を有するカ
    レンダーとを表示する表示手順と、 前記オブジェクトの移動又は複製を指示する指示手順
    と、 前記指示手順により、前記オブジェクトが前記カレンダ
    ーの日付領域に移動された場合に、前記オブジェクトに
    対応する情報を前記日付に対応する第2のフォルダに移
    動する移動手順とを有するファイル管理プログラムを記
    録した媒体。
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