JP3611390B2 - 電動車両の制御装置 - Google Patents
電動車両の制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3611390B2 JP3611390B2 JP00330896A JP330896A JP3611390B2 JP 3611390 B2 JP3611390 B2 JP 3611390B2 JP 00330896 A JP00330896 A JP 00330896A JP 330896 A JP330896 A JP 330896A JP 3611390 B2 JP3611390 B2 JP 3611390B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accelerator opening
- command value
- motor
- output
- failure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクセル開度を検出する複数系統のアクセル開度検出手段と、検出したアクセル開度に基づいてモータの出力指令値を算出する出力指令値算出手段とを備えた電動車両の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に電動車両は、アクセル開度とモータ回転数とに応じてモータに発生させるべき出力指令値を決定し、実際にモータが発生する出力が前記出力指令値に一致するようにモータをフィードバック制御している。前記アクセル開度を検出するアクセル開度センサの故障に備えて、2系統のアクセル開度センサを設けたものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、2系統のアクセル開度センサを設ければ、一方のアクセル開度センサが故障しても他方のアクセル開度センサの出力に基づいてモータの制御を続行することができるが、両方のアクセル開度センサが故障する前に故障しているアクセル開度センサを修理する必要がある。
【0004】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、2系統のうちの一方のアクセル開度センサが故障した場合に、他方のアクセル開度センサが故障に至る前にドライバーに故障を認識させて修理を促すことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、アクセル開度を検出する複数系統のアクセル開度検出手段と、検出したアクセル開度に基づいてモータの出力指令値を算出する出力指令値算出手段とを備えた電動車両の制御装置において、アクセル開度検出手段の故障を検出する故障検出手段と、何れか1系統のアクセル開度検出手段の故障が検出されたときに、他系統のアクセル開度検出手段で検出したアクセル開度を選択して出力指令値算出手段に出力する選択手段と、何れか1系統のアクセル開度検出手段の故障が検出されたときに、選択手段により選択されたアクセル開度に基づくモータの出力指令値を制限する出力指令値制限手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
また請求項2に記載された発明は、請求項1の構成に加えて、前記出力指令値制限手段はモータの出力指令値に所定の遅れ処理を施すことにより前記制限を行うことを特徴とする。
【0007】
また請求項3に記載された発明は、請求項1の構成に加えて、車両が進行すべき方向と実際に進行する方向とが不一致のときに前記出力指令値制限手段の作動を禁止することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】
図1〜図8は本発明の一実施例を示すもので、図1は電動車両の全体構成を示す図、図2は制御系のブロック図、図3は電子制御ユニットの回路構成を示すブロック図、図4はトルク指令値算出ルーチンのフローチャートの第1分図、図5はトルク指令値算出ルーチンのフローチャートの第2分図、図6は故障時のアクセル開度の変化を示すグラフ、図7はトルク指令値制限ルーチンのフローチャート、図8は故障時のトルク指令値の変化を示すグラフである。
【0010】
図1及び図2に示すように、四輪の電動車両Vは、三相交流モータ1のトルクがトランスミッション2を介して伝達される駆動輪としての左右一対の前輪Wf,Wfと、従動輪としての左右一対の後輪Wr,Wrとを有する。電動車両Vの後部に搭載された例えば288ボルトのメインバッテリ3は、コンタクタ4,ジョイントボックス5,コンタクタ4及びパワードライブユニットを構成するインバータ6を介してモータ1に接続される。例えば12ボルトのサブバッテリ7にメインスイッチ8及びヒューズ9を介して接続された電子制御ユニット10は、モータ1の駆動トルク及び回生トルクを制御すべくインバータ6に接続される。サブバッテリ7をメインバッテリ3の電力で充電すべく、バッテリチャージャ11及びDC/DCコンバータ12が設けられる。
【0011】
メインバッテリ3とインバータ6とを接続する高圧回路、即ちインバータ6の直流部には、その電流IPDU を検出する電流センサS1 と、電圧VPDU を検出する電圧センサS2 とが設けられており、電流センサS1 で検出したインバータ6の直流部の電流IPDU 及び電圧センサS2 で検出したインバータ6の直流部の電圧VPDU は電子制御ユニット10に入力される。また、モータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmと、第1アクセル開度センサS4−1 及び第2アクセル開度センサS4−2 で検出した第1、第2アクセル開度θAP−1,θAP−2と、シフトポジションセンサS5 で検出したシフトポジションPとが電子制御ユニット10に入力される。
【0012】
インバータ6は複数のスイッチング素子を備えおり、電子制御ユニット10から各スイッチング素子にスイッチング信号を入力することにより、モータ1の駆動時にはメインバッテリ3の直流電力を三相交流電力に変換して該モータ1に供給し、モータ1の被駆動時(回生時)には該モータ1が発電した三相交流電力を直流電力に変換してメインバッテリ3に供給する。
【0013】
次に、図3に基づいて電子制御ユニット10の回路構成及び作用を説明する。
【0014】
電子制御ユニット10は、トルク指令値算出手段21(出力指令値算出手段)、目標電力算出手段22、実電力算出手段23、比較手段24、PWM制御手段25、故障検出手段26、選択手段27及びトルク指令値制限手段28(出力指令値制限手段)を備えている。
【0015】
故障検出手段26は、第1アクセル開度センサS4−1 及び第2アクセル開度センサS4−2 で検出した第1、第2アクセル開度θAP−1,θAP−2に基づいて、第1、第2アクセル開度センサS4−1 ,S4−2 の故障を検出する。選択手段27は、故障検出手段26の検出結果に基づいて、第1、第2アクセル開度θAP−1,θAP−2の一方を制御に使用するアクセル開度θAPとして選択する。
【0016】
トルク指令値算出手段21は、モータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmと、選択手段27で選択したアクセル開度θAPと、シフトポジションセンサS5 で検出したシフトポジションPとに基づいて、ドライバーがモータ1に発生させようとしているトルク指令値QTRQ を予め設定されたトルクマップに基づいて算出する。
【0017】
トルク指令値制限手段28は、故障検出手段26の検出結果と、モータ回転数Nmと、アクセル開度θAPとに基づいて、トルク指令値算出手段21が算出したトルク指令値QTRQ に後述する所定の制限を加える。
【0018】
目標電力算出手段22は、トルク指令値算出手段21で算出したトルク指令値QTRQ とモータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmとを乗算してモータ1に供給すべき、或いは回生によりモータ1から取り出すべき目標電力を算出する。目標電力は正値の場合と負値の場合とがあり、正の目標電力はモータ1が駆動トルクを発生する場合に対応し、負の目標電力はモータ1が回生トルクを発生する場合に対応する。
【0019】
一方、実電力算出手段23は、電流センサS1 で検出したインバータ6の直流部の電流IPDU と、電圧センサS2 で検出したインバータ6の直流部の電圧VPDU とを乗算することにより、インバータ6に入力される実電力を算出する。目標電力と同様に、実電力にも正値の場合と負値の場合とがあり、正の実電力はモータ1が駆動トルクを発生する場合に対応し、負の実電力はモータ1が回生トルクを発生する場合に対応する。
【0020】
目標電力算出手段22で算出した目標電力と実電力算出手段23で算出した実電力とは比較手段24に入力され、そこで算出された目標電力と実電力との偏差に基づいてPWM制御手段25がインバータ6をPWM制御する。その結果、実電力を目標電力に一致させるべくモータ1の運転状態がフィードバック制御される。
【0021】
次に、主として故障検出手段26及び選択手段27において実行される故障判定ルーチンを、図4及び図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0022】
先ず、ステップS1及びステップS2で第1アクセル開度センサS4−1 及び第2アクセル開度センサS4−2 の故障を判定するとともに、ステップS3で第1、第2アクセル開度センサS4−1 ,S4−2 の差故障を判定する。
【0023】
第1アクセル開度センサS4−1 及び第2アクセル開度センサS4−2 で検出される第1アクセル開度θAP−1及び第2アクセル開度θAP−2は所定の上限値及び下限値を持ち、第1アクセル開度θAP−2又は第2アクセル開度θAP−2,θAP−1が短絡等により前記上限値を上回るか、或いは断線等により前記下限値を下回った場合に、第1アクセル開度センサS4−1 又は第2アクセル開度センサS4−2 が故障したと判定する。図6(a)は、前記ステップS1で第1アクセル開度センサS4−1 が故障したと判定される場合の一例を示すもので、時刻t1 において第1アクセル開度センサS4−1 が短絡等により故障し、第1アクセル開度θAP−1が上限値を上回ったときに故障が発生したと判定される。
【0024】
また第1アクセル開度センサS4−1 及び第2アクセル開度センサS4−2 が正常であれば、第1アクセル開度θAP−1及び第2アクセル開度θAP−2の差は誤差分に相当する僅かなものとなるが、前記差が所定値を越えると第1アクセル開度センサS4−1 又は第2アクセル開度センサS4−2 が故障したと判定する。図6(b)は、前記ステップS3で差故障が発生したと判定される場合の一例を示すもので、時刻t2 において第1、第2アクセル開度θAP−1,θAP−2の差が所定値を越えたときに故障が発生したと判定される。
【0025】
而して、前記ステップS1〜S3で故障の発生が判定されない場合には、ステップS4で出力制限フラグが「0」にセットされる。尚、第1アクセル開度センサS4−1 及び第2アクセル開度センサS4−2 が共に正常である場合には、第1、第2アクセル開度θAP−1,θAP−2の一方の値(例えば、小さい方の値)が、選択手段27によりアクセル開度θAPとして選択される。
【0026】
一方、前記ステップS1で第1アクセル開度センサS4−1 が故障したと判定されると、ステップS5で故障していない第2アクセル開度センサS4−2 の第2アクセル開度θAP−2がアクセル開度θAPとして選択される。またステップS2で第2アクセル開度センサS4−2 が故障したと判定されると、ステップS6で故障していない第1アクセル開度センサS4−1 の第1アクセル開度θAP−1がアクセル開度θAPとして選択される。またステップS3で差故障が発生したと判定されると、ステップS7で第1、第2アクセル開度θAP−1,θAP−2の小さい方の値がアクセル開度θAPとして選択される。
【0027】
而して、前記ステップS1〜S3で何らかの故障が判定された場合には、ステップS8で警報ランプを点灯させてドライバーに警報が発せられる。
【0028】
続くステップS9で、選択されたモータ1の回転方向(「D」レンジは前進、「R」レンジは後進)と実際のモータ1の回転方向とを比較し、両者が不一致の場合には、即ち上り坂で前進しようとしたときに車両が後方にずり下がった場合や、下り坂で後進しようとしたときに車両が前方にずり下がった場合には、ステップS4に移行して出力制限フラグを「0」にセットする。
【0029】
続くステップS10,S11で、前記選択されたアクセル開度θAPの今回値と前回値とを、それぞれ所定値と比較する。そしてステップS10でアクセル開度θAPの今回値が所定値未満であるか、或いはステップS10でアクセル開度θAPの今回値が所定値以上であってもステップS11でアクセル開度θAPの前回値が所定値以上であれば、ステップS4に移行して出力制限フラグを「0」にセットする。
【0030】
続くステップS12で、モータ回転数Nmを所定値と比較し、モータ回転数Nmが所定値以上であればステップS4に移行して出力制限フラグを「0」にセットし、所定値未満であればステップS13に移行する。ステップS13で出力制限フラグの前回値が「1」でなければ、つまり出力制限フラグの前回値が「0」であれば、ステップS14に移行して出力制限フラグを「1」にセットする。そしてステップS15で、そのときのトルク指令値QTRQ をモータ1の出力制限制御の初期値とする。
【0031】
上記ステップS9〜S12の意味するところを纏めると、第1アクセル開度センサS4−1 又は第2アクセル開度センサS4−2 に故障が発生したときに、坂道でのずり下がりが発生しておらず、アクセルペダルが大きく且つ速く踏み込まれており、且つモータ回転数Nmが低い状態にあれば、出力制限フラグが「1」にセットされる。これにより、坂道で車両がずり下がる虞がないことを前提として、ドライバーが強い加速意思を持っており、しかもモータ1が低回転で大トルクを発生しているときに、モータ1の出力制限制御が実行される。
【0032】
而して、ステップS16で、今回のループで新たに選択されたアクセル開度θAPの今回値で前回値を更新する。
【0033】
次に、主としてトルク指令値制限手段28において実行されるトルク指令値制限ルーチンを、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0034】
先ず、ステップS21〜ステップS23で、トルク指令値算出手段21がモータ回転数Nm、アクセル開度θAP及びシフトポジションPを読み込み、ステップS24でトルク指令値QTRQ をトルクマップに基づいて算出する。続くステップS25で出力制限フラグが「1」にセットされていれば、ステップS26に移行してトルク指令値QTRQ に一次遅れ処理を施すことにより、モータ1の出力を制限する。即ち、図8(a)に示すように、時刻t3 において出力制限フラグが「1」にセットされると、トルク指令値QTRQ を前記初期値から現在のトルク指令値QTRQ (トルクマップ値)に向けて急激に増加させることなく漸増させる。
【0035】
その結果、ドライバーがアクセルペダルを急激に踏み込んでも期待した加速を得ることができなくなり、これにより第1、第2アクセル開度センサS4−1 、S4−2 に何らかの故障が発生したことをドライバーに認識させて修理を促すことができる。またモータ出力が上述したように制限されても、時間遅れを以て最終的にトルク指令値QTRQ がトルクマップ値まで増加するため、例えば修理工場までの走行に支障を来すことはない。更に、第1、第2アクセル開度センサS4−1 、S4−2 が両方故障したような場合であっても、トルク指令値QTRQ が急激に増加することが回避される。
【0036】
尚、前記一次遅れ処理によりトルク指令値QTRQ を制限する代わりに、図8(b)に示すように、トルク指令値QTRQ を初期値からループ毎に所定値ずつトルクマップ値まで増加させても、同様の作用効果を得ることができる。
【0037】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0038】
例えば、実施例ではトルク指令値QTRQ を制限することによりモータ出力を制限しているが、選択手段27が出力するアクセル開度θAPや、PWM制御手段25のデューティ比を制限することによりモータ出力を制限することも可能である。またモータ出力を制限する際に、その出力を定常的に目標値よりも一定比率又は一定量だけ小さくするように制限しても良い。またアクセル開度センサS4−1 ,S4−2 の数は2個に限定されず、3個以上であっても良い。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載された発明によれば、何れか1系統のアクセル開度検出手段の故障が検出されたときに、他系統のアクセル開度検出手段で検出したアクセル開度を選択してモータを制御し、且つモータの出力を制限するので、何れか1系統のアクセル開度検出手段が故障してもモータの制御を続行することができるだけでなく、モータの出力を制限してドライバーに故障の発生を報知することにより修理を促すことができる。
【0040】
また請求項2に記載された発明によれば、モータの出力指令値に所定の遅れ処理を施すことにより該モータの出力を制限するので、モータの出力を出力指令値まで漸増させて車両の走行を続行するだけの出力を確保することができる。
【0041】
また請求項3に記載された発明によれば、車両が進行すべき方向と実際に進行する方向とが不一致のときに出力指令値制限手段の作動を禁止するので、坂道発進時に車両がずり下がりそうになった場合にモータの出力を速やかに増加させて前記ずり下がりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動車両の全体構成を示す図
【図2】制御系のブロック図
【図3】電子制御ユニットの回路構成を示すブロック図
【図4】トルク指令値算出ルーチンのフローチャートの第1分図
【図5】トルク指令値算出ルーチンのフローチャートの第2分図
【図6】故障時のアクセル開度の変化を示すグラフ
【図7】トルク指令値制限ルーチンのフローチャート
【図8】故障時のトルク指令値の変化を示すグラフ
【符号の説明】
1 モータ
21 トルク指令値算出手段(出力指令値算出手段)
26 故障検出手段
27 選択手段
28 トルク指令値制限手段(出力指令値制限手段)
QTRQ トルク指令値(出力指令値)
S4−1 第1アクセル開度センサ(アクセル開度検出手段)
S4−2 第2アクセル開度センサ(アクセル開度検出手段)
θAP−1 第1アクセル開度(アクセル開度)
θAP−2 第2アクセル開度(アクセル開度)
Claims (3)
- アクセル開度(θAP-1,θAP-2)を検出する複数系統のアクセル開度検出手段(S4-1 ,S4-2 )と、検出したアクセル開度(θAP-1,θAP-2)に基づいてモータ(1)の出力指令値(QTRQ )を算出する出力指令値算出手段(21)とを備えた電動車両の制御装置において、
アクセル開度検出手段(S4-1 ,S4-2 )の故障を検出する故障検出手段(26)と、 何れか1系統のアクセル開度検出手段(S4-1 ,S4-2 )の故障が検出されたときに、他系統のアクセル開度検出手段(S4-1 ,S4-2 )で検出したアクセル開度(θAP-1,θAP-2)を選択して出力指令値算出手段(21)に出力する選択手段(27)と、
何れか1系統のアクセル開度検出手段(S4-1 ,S4-2 )の故障が検出されたときに、選択手段(27)により選択されたアクセル開度に基づくモータ(1)の出力指令値(QTRQ )を制限する出力指令値制限手段(28)と、
を備えたことを特徴とする電動車両の制御装置。 - 前記出力指令値制限手段(28)はモータ(1)の出力指令値(QTRQ )に所定の遅れ処理を施すことにより前記制限を行うことを特徴とする、請求項1記載の電動車両の制御装置。
- 車両が進行すべき方向と実際に進行する方向とが不一致のときに前記出力指令値制限手段(28)の作動を禁止することを特徴とする、請求項1記載の電動車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00330896A JP3611390B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 電動車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00330896A JP3611390B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 電動車両の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09191501A JPH09191501A (ja) | 1997-07-22 |
JP3611390B2 true JP3611390B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=11553735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00330896A Expired - Fee Related JP3611390B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 電動車両の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3611390B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6493618B2 (en) | 2000-03-15 | 2002-12-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle control using multiple sensors |
JP3636020B2 (ja) | 2000-03-15 | 2005-04-06 | トヨタ自動車株式会社 | 多重アクセルセンサの異常時における車両制御 |
JP3899777B2 (ja) * | 2000-05-10 | 2007-03-28 | トヨタ自動車株式会社 | 運転制御装置および車両 |
JP2005143169A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-02 | Yamaha Motor Co Ltd | 電動車両 |
JP4317536B2 (ja) | 2005-06-23 | 2009-08-19 | ヤマハ発動機株式会社 | ハイブリッド二輪車の駆動装置及びこれを搭載するハイブリッド二輪車 |
JP4483882B2 (ja) | 2007-03-20 | 2010-06-16 | トヨタ自動車株式会社 | ブレーキホールド制御装置 |
JP4888300B2 (ja) * | 2007-09-21 | 2012-02-29 | 三菱自動車工業株式会社 | モータトルク制御装置 |
JP6060870B2 (ja) * | 2013-10-22 | 2017-01-18 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御装置 |
JP2016031631A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | 株式会社デンソー | 車両の制御装置 |
CN107020957B (zh) * | 2017-04-10 | 2020-02-07 | 重庆长安新能源汽车科技有限公司 | 一种纯电动汽车的故障处理方法、***及纯电动汽车 |
CN107985079B (zh) * | 2017-11-30 | 2019-10-25 | 中国汽车技术研究中心 | 一种符合功能安全要求的整车扭矩控制方法 |
JP7124622B2 (ja) * | 2018-10-11 | 2022-08-24 | 株式会社デンソー | 車両制御装置 |
FR3133409A1 (fr) * | 2022-03-08 | 2023-09-15 | Psa Automobiles Sa | Procédé de commande du mode de roulage dégradé dit « limp home pédale » dans un véhicule électrique |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP00330896A patent/JP3611390B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09191501A (ja) | 1997-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5880574A (en) | Control system for electric vehicle | |
JP3330050B2 (ja) | 電気自動車の制御装置 | |
JP4848780B2 (ja) | 冷却ファンの制御装置 | |
JP3611390B2 (ja) | 電動車両の制御装置 | |
JP3542197B2 (ja) | 電動車両の制御装置 | |
JP3566151B2 (ja) | ハイブリッド自動車のモータ制御装置 | |
JP6701662B2 (ja) | 電動車の回生制動制御装置 | |
EP2505423B1 (en) | Electric vehicle | |
US5757153A (en) | Control system for electric vehicle | |
EP1344676A1 (en) | Controller for electric automobile | |
JPH0698410A (ja) | 電気車制御装置 | |
JPWO2007064025A1 (ja) | 車輪独立駆動式車両の駆動力制御装置 | |
US9573466B2 (en) | Vehicle, and vehicle control method | |
JP4348783B2 (ja) | 車両用モータ制御装置 | |
CN110316018B (zh) | 车辆电源*** | |
JP7176360B2 (ja) | 電動車両 | |
US11951844B2 (en) | Electric vehicle | |
JP2003209905A (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP2005080437A (ja) | 車両用モータ駆動装置 | |
JPH10248104A (ja) | 電気自動車の制御装置 | |
JPH10248106A (ja) | 電気自動車の制御装置 | |
JPH0923508A (ja) | 電動車両の制御装置 | |
US11870379B2 (en) | Control device for rotating electrical machine | |
US10815925B2 (en) | Vehicle and control method for vehicle | |
JP5737329B2 (ja) | 車両用誘導電動機制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040512 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041019 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071029 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111029 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111029 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121029 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |