JP3610517B2 - おからを用いた食品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はおからを原料にした食品(食材)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ピザ等にはベースとして、野菜類やソーセージ等と共にチーズが用いられている。例えば、ビザは、円板状の小麦粉の生地の上にトマトソースを塗り、その上にチーズとピーマン等の野菜類、ソーセージ、ハム等を載せてオーブンにて焼いて作られる。
【0003】
また、生野菜にかける調味料として、ソース、マヨネーズ、ドレッシング等が用いられる。
【0004】
一方、近年、健康上、栄養上の問題から、おからが注目されている。つまり、健康上動物性蛋白質の摂取量を抑え、繊維質を多く摂取し、また低カロリー化が望まれる。また体質的に乳製品を取れない人が存在する。
【0005】
これらの理由から健康食品として近年おからが注目されている。
【0006】
また、健康上、例えば生野菜等にかける調味料としてマヨネーズを多用することは好ましくない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、健康食品としてのおからの利用範囲を広めるためになされたものであって、おからをピザ等で用いるチーズに変わる食品(食材)の一つとして用いるようにしたもので、おからを主たる原料とした食品を提供するものである。
【0008】
また本発明は、おからをペースト状にすることによって生野菜その他にかけるソース(調味料)として用いるようにしたおからを主たる原料とした食品を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のおからを用いた食品は、おからにマヨネーズを最少限混入して練ることによりペースト状にし(以下おからペーストという)、このおからペーストをピザ、グラタン等のベースとして、焼いてピザ等を作る際に用いる食品(食材)である。
【0010】
上記の本発明のおからを用いた食品は、ピザにはチーズに変わる食材として用い、後に実施の形態に示すように使用することによりピザが焼き上がった状態では、舌ざわりや味がおから本来のものとは全く異なり、あたかもチーズのような舌ざわりや味わいが得られる。
【0011】
また、本発明のおからを用いた他の食品は、予め乾燥したおからに最少限のマヨネーズを加えて練ってペースト状に作成したもの(以下おからマヨネーズという)で、ソースのような調味料として生野菜等にそのままかけて食べるもので、その原料のほとんどがおからであるにも拘らず、舌ざわりや味わい等はおから本来のものとは全く異なり、例えば生野菜との調和のとれた好ましいものである。
【0012】
これら本発明の食品は、単におからに(調味料としての使用の場合は乾燥したおからを)少量のマヨネーズを加えて練るだけの簡単な手段にて作ることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明のおからを用いた食品の実施の形態について述べる。
【0014】
まず、本発明の第1の実施の形態として本発明のおからを主たる原料とした食品をビザ等に使用する場合について述べる。
【0015】
まずピザについては、従来のピザと同様に小麦粉に調味料等を加えた材料を練って形成された生地の表面にトマトソースを塗る。このトマトソースを塗った生地の上に本発明の食品であるおからペーストつまり、おからに少量のマヨネーズを混ぜた上で練ってペースト状にしたものを載せ、更にピーマン等の野菜類およびソーセージ、ハム等の肉類やサーモン、ツナ、エビ、帆立貝等の魚貝類を好みにより載せてオーブンにて焼き上げて形成する。
【0016】
このように、本発明のおからを主原料とした食品であるおからペーストを用いたピザは、おからペーストがおから独特の舌ざわりがなくなり、ピザにあった感触になり美味しく食べることができる。勿論、おからが健康に良いことは前述の通りである。
【0017】
次に、マカロニグラタン中に食品(食材)として本発明のおからを主原料とした食品であるおからペーストを用いた実施の形態について述べる。
【0018】
例えば、茹でたマカロニをバターにて炒め、本発明のおからペーストを載せ、エビ、帆立貝、マッシュルーム等の具を載せてオーブンにて焼く。
【0019】
これにより、ビザと同様におからの入ったマカロニグラタンを形成することができ、従来のマカロニグラタンと同様に美味しく食べることができる。
【0020】
更に本発明のおからを主原料とした食品(食材)であるおからペーストをドリアに用いた実施の形態を示す。
【0021】
まず、ご飯をバターにて炒め、この炒めたご飯の上に本発明のおからペーストを載せ、更にエビ、帆立貝、マッシュルーム等を載せてオーブンにて焼く。
【0022】
このようにして、他のピザ、マカロニグラタンと同様に健康によいドリアを作ることができる。
【0023】
次に、本発明のおからを主たる原料として作った食品であって、調味料(ソース)として使用しうるようにした食品である本発明の第2の実施の形態について述べる。
【0024】
この本発明のソース等のような調味料としての使用に適したおからを用いた食品も、おからに少量のマヨネーズを混ぜて練ることによってペースト状にしたおからマヨネーズで、ペースト状の食品(調味料)をそのまま生野菜等にソースとしてかけて食するものである。
【0025】
このおからペーストを、マヨネーズ、その他のソースと同じ感覚で生野菜にかけることにより生野菜を美味しく食することができる。
【0026】
また、本発明の食品は、マヨネーズの混入量が極めて少量であるため、マヨネーズを調味料として使用する場合、油の分量が少なくなるためカロリーが低く、健康上も好ましく、体質上乳製品の摂取を制限されている人でも使用可能になる。
【0027】
このように、調味料として本発明のおからマヨネーズを用いる場合には、長時間の保存の必要性から次のようにして本発明の食品(おからマヨネーズ)を作ることが望ましい。
【0028】
即ち、おからを一定時間天日又は加熱により乾燥し、その後に前述のようにマヨネーズを混ぜて練ってペースト状にしたものを用いることが望ましい。
【0029】
このようにすることにより、おからにマヨネーズを混入して練ってペースト状にしたものつまりおからマヨネーズを長時間保存しておいても問題がない。
【0030】
ここで乾燥手段の他の方法として、おからを炒って乾燥させたものを用いてもよい。
【0031】
以上述べた本発明の実施の形態のうち、ピザ等に用いる第1の実施の形態において、例としてピザ、マカロニグラタン、ドリア等に混入して用いるものを記載したが、このように焼くことにより作成する食品であって、特にチーズを混入して焼くもののチーズの代わりに使用し得る。更に特にチーズを混入・使用することが一般的でない食品であっても、本発明にて用いるおからペーストを使用することは可能である。
【0032】
また、ソース等の調味料として本発明のおからを用いた食品を使用する場合、生野菜に限ることなく、好みにより各種食品にソースと同様にかけて使用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
本発明のおからを用いた食品は、原料のほとんどが健康食品として注目するおからを用いたものであり、健康上優れたものである。しかも舌ざわりが良く美味しく食べることができる食品である。更におからに少量のマヨネーズを混ぜて練るだけの簡単な作業にて作ることができる。

Claims (2)

  1. おからにマヨネーズを混ぜて練ることによりペースト状にしたものであって、ピザ、マカロニグラタン、ドリアを焼く際にチーズの代わりに使用するおからを用いた食品。
  2. 乾燥させたおからにマヨネーズを混ぜて練ることによりペースト状にした調味料に適したおからを用いた食品。
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