JP3610089B2 - ディジタル変調回路及びディジタル記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はディジタル信号を変調するディジタル変調回路、及び、ディジタル信号を記録媒体に記録する記録装置に関し、特に、nビットデータをm(>n)ビットデータに変換するディジタル変調回路、特定周波数の信号成分の強度を制御して主情報に追加されるパイロット信号として記録するディジタル記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディジタル信号を記録媒体に記録する装置においては、記録媒体上に多数のトラックを形成して記録することにより、高密度記録を行うことが知られている。このように記録された装置を再生する際には、これらの高密度記録トラックを再生ヘッドが確実にトレースし、良好なディジタル情報の再生を行えるように所謂トラッキング制御動作を行う必要がある。
【0003】
トラッキングの手法としては、記録時にトラッキング制御用の何らかのパイロット信号を記録信号に重畳しておき、このパイロット信号も用いてトラッキングエラーを検出する手法が一般的である。トラッキング信号パイロット信号としては一般にアジマスなどの影響を受けることのない、低周波のパイロット信号を重畳する技術が一般的に行われている。
【0004】
図7は従来から知られているパイロット信号の記録パターンを示す図であり、テープT上に多数並列して記録されたトラックに情報信号に2種類のパイロット信号f1,f2を周期的に多重した様子を示している。図中、F はパイロット信号を多重していないトラック、F はパイロット信号f1を多重しているトラック、F はパイロット信号f2を多重しているトラックを夫々示す。
【0005】
再生時においては、トラックF をヘッドがトレースしている時に、トラックF からのパイロット信号f1のクロストーク成分とトラックF からのパイロット信号f2のクロストーク成分とを比較し、トラッキングエラー信号を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上述の如くパイロット信号を多重する方式のトラッキング制御をディジタル記録装置に適用しようとすると、パイロット信号と記録信号とが無関係に重畳されてしまうことになるので、再生時においてディジタル信号の再生S/Nが悪化し、再生データのエラー率が高くなる。これは、ディジタルVTRに適用した場合には再生画像の劣化につながる。
【0007】
また、パイロット信号の周波数近傍にもディジタル信号のスペクトラムが強く存在し、パイロット信号の再生S/Nも悪化することになり、トラッキング精度が悪化することになる。これも、ディジタルVTRに適用した場合には再生画質の劣化につながる。
【0008】
また、近年デジタル変調信号に対してパイロット信号成分をもたせることにより、パイロット信号をディジタル信号に重畳することも提案されているが、その回路構成は極めて複雑であった。
【0009】
斯かる背景下において、本件発明は、比較的簡単な回路構成によりディジタル変調信号に所望の周波数の信号成分を重畳することのできるディジタル変調回路を提供することを目的とする。また、簡単な回路構成で、所望の周波数成分と重畳した状態でディジタル信号を記録媒体に記録することのできるディジタル記録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述の目的下において、本発明のディジタル変調回路は、nビットデータをm(>n)ビットデータに変換するディジタル変調回路であって、互いに異なる変調方法によってnビットデータを複数のmビットデータに変換するプリコーダと、前記プリコーダの出力する複数のmビットデータの1つを選択して出力する出力手段と、前記複数のmビットデータに従い前記出力手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は前記複数のmビットデータのそれぞれから特定信号成分を抽出する複数の抽出手段と、前記複数の抽出手段の出力の絶対値を得る複数の絶対値演算手段と、前記複数の絶対値演算手段の少なくとも一方の出力とこれに対応する前記抽出手段の出力とを択一的に出力するスイッチング手段を有する構成とした。
【0011】
上述の如く構成することにより、特定信号を重畳させたい場合にはスイッチング手段により抽出手段の出力を選択すればよく、また、その特定信号に係わる周波数成分近傍を抑圧したい場合には絶対値演算手段の出力を選択すればよい。したがって、特に特定周波数成分の重畳のための回路を別途設けることなく特定信号を変調信号に重畳できる。
【0012】
また、本発明のディジタル記録装置は、nビットのディジタル情報信号をm(>n)ビットのディジタル情報信号に変換することによりディジタル変調して記録するディジタル記録装置であって、nビットのディジタル情報信号を互いに異なる複数のmビットのディジタル情報信号に変換するプリコーダと、前記複数のmビットのディジタル情報信号のそれぞれから特定信号成分を抽出する複数の抽出手段と、前記複数の抽出手段の出力の絶対値を得る複数の絶対値演算手段と、前記複数の絶対値演算手段のうちの少なくとも一つの絶対値演算手段の出力と、前記一つの絶対値演算手段に供給されている前記抽出手段の出力とを択一的に出力するスイッチング手段と、前記スイッチング手段の出力を用いて前記プリコーダの出力する前記複数のmビットのディジタル情報信号のうちの1つを選択して出力する出力手段とを備える構成とした。
【0013】
【実施例】
以下、本件発明の実施例について、図面を参照して説明する。
【0014】
図2は本発明の実施例におけるディジタル信号記録装置の要部構成を示す図であり、図中1は複数ビット(例えば8ビット)のパラレルデータが入力される端子である。この信号はパラレル−シリアル変換器2に入力され、バイナリビットストリームとされた後、“0”挿入器3及び“1”挿入器4に入力される。即ち、同一のデータが挿入器3,4に入力されることになる。
【0015】
挿入器3では所定数のデータ、例えば図8に示すように3ワード(24ビット)ごとに、1ビットのバイナリ情報“0”を挿入する。また、同様に挿入器4では所定数のデータ毎(24ビット毎)に1ビットのバイナリ情報“1”を挿入する。これらの挿入器3,4からの出力データ列(ビットストリーム)は夫々NRZIプリコーダ5に入力される。このプリコーダ5の詳細については後述するが図3に示す通りである。このプリコーダ5はバイナリ情報“0”を挿入したデータ列とバイナリ情報“1”を挿入したデータ列とで別々のデータ列を出力する。
【0016】
プリコーダ5から出力された2種類のデータ列はスイッチ6及び判定回路8に夫々入力される。判定回路8の詳細についても後述するが、図4に示す通りである。ここでは特定の周波数成分の強度を各データ列毎に検出し、その特定の周波数成分を抑圧もしくは強調するために、プリコーダ5の出力中、上記バイナリ情報“0”を挿入したデータ列から得られた変調データ列とバイナリ情報“1”を挿入したデータ列から得られた変調データ列の一方を選択するための選択信号SELを出力し、この選択信号SELによってスイッチ6が制御される。プリコーダ5の出力する一対の変調データ列は上記判定回路8による判定に必要な期間バッファ11,12にて遅延されて後、スイッチ6にて選択的に出力される。7はスイッチ6の出力を磁気記録装置に出力する出力端子である。
【0017】
ここで、図3を参照してプリコーダ5の具体的構成について説明する。図3において101は、“0”挿入器3からのデータ列が入力される入力端子、また、102は“1”挿入器4からのデータ列が入力される端子である。スイッチ103,105,123,125は通常は“0”側に接続されており、各入力端子に入力されたデータ列は、1ビット遅延回路104,106,124,126により遅延された同一のデータ列の2ビット前のデータとEX−OR回路102,122において排他的論理和がとられ、出力端子107,127から出力されることになる。
【0018】
1ビットの挿入ビット及び3ワード分の情報ビットよりなる25ビットの最終ビットが端子101,121に入力されると、端子111にはその25ビットのいずれを選択するかを示す選択信号SELが入力される。図2におけるタイミング制御回路10、端子9に入力されたクロックを用いて、上記最終ビットがプリコーダ5に入力されるタイミングでリセット信号RSTを発生する。このリセット信号RSTは図3の端子110に入力され、1ビットのデータに相当する期間各スイッチ103,105,123,125を“1”側に接続する。これに伴い選択信号SELにて選択された側の変調データ列の信号がスイッチ112,113を介して夫々1ビット遅延回路104,106,124,126に入力される。
【0019】
従って、各25ビット中の挿入ビットが端子101,121に入力される時、遅延回路104,124からは選択された25ビットのデータ列の最終ビットが出力され、遅延回路106,126からは選択された25ビットの最後から2番目のビットが夫々出力されることになる。このリセット動作以外では常に2ビット前のデータとの排他的論理和が演算されるので、最初の25ビットにおいては奇数番目のビットデータの符号が挿入ビットによって制御され、次の25ビットにおいては直前の25ビットでは符号が制御されなかったビットデータの符号が制御される。
【0020】
次に、図4を参照して、図2中の判別回路8の構成を説明する。図4において151,152は夫々入力端子であり、図2におけるプリコーダ5の2つの出力、即ち、バイナリ情報“0”を挿入したデータ列から得られた変調データ列(D0−in)とバイナリ情報“1”を挿入したデータ列から得られた変調データ列(D1−in)が夫々入力される。155は周波数f1の正弦(SIN)成分を抽出するf1SINユニット、156は周波数f1の余弦(COS)成分を抽出するf1COSユニット、157は周波数f2の正弦(SIN)成分を抽出するf2SINユニット、158は周波数f2の余弦(COS)成分を抽出するf2COSユニット、159は直流(DC)成分を抽出するDCユニットである。
【0021】
152は周波数f1の基準信号を発生するf1基準発生器で、周波数f1の正弦波と余弦波を発生する。153は周波数f2の基準信号を発生するf2基準発生器で、周波数f1の正弦波と余弦波を発生する。これらは夫々対応するユニットの基準信号入力端子(Ref−in)に入力される。また、各ユニット155,156,157,158,159には変調データ列(D0−in)が入力端子D−in0に、変調データ列(D1−in)が入力端子D−in1に夫々入力される。
【0022】
図1に各ユニット155,157の構成を、図5に各ユニット156,158の構成を夫々示す。また、DCユニット159は図5の構成において基準信号入力端子(Ref−in)225に常に“1”が入力されているものである。2つの変調データ列(D0−in,D1−in)は入力端子201(D−in0),202(D−in1)に入力され、夫々乗算器202,212に入力される。この乗算器202,212の他方の端子には基準信号入力端子(Ref−in)からの基準信号が入力されており、各周波数の正弦もしくは余弦成分が乗算器202,212にて得られる。
【0023】
ここで、図6(a)に示すような特性の変調信号を出力するための動作について説明する。ここで図6(a)の特性とは、周波数f1においてキャリア(パイロット信号)を発生し、且つその周辺のスペクトラムが減衰し、f2に周辺のスペクトラムにおいてディップが発生し、更にDC近傍のスペクトラムも抑圧されるという特性である。
【0024】
乗算器202,212においては、各変調データ列(D0−in,D1−in)と周波数f1の正弦波とが乗算され、各乗算器は変調データ列の各データが“1”の場合には基準信号に“1”が乗算され、変調データ列の各データが“0”の場合には基準信号に“−1”が乗算される構成となっている。
【0025】
乗算器202,212からの25個(基準信号と同一ビット数)単位のデータの総和をCDS(Code Digital Sum)回路203,213において計算し、その計算された総和が該回路203,213から出力される。加算器204,214及び遅延器225,226よりなるDSV(Digital Sum Value )回路ではこの25この総和を更に累算することになるが、過去の累算値としては実際に出力された変調信号に従う累算値がスイッチ220によって選択される。これら一対のDSV回路はその累算の開始時点、例えば各トラックの記録開始時点において、遅延回路225,226内のデータをリセットすることによってリセットされる。
【0026】
加算器204,214に入力される累算値は過去に選択された変調信号の累算値であり、加算器204,214からはこの値に今回新たにCDS回路203,204にて算出された総和が加算された値が出力されることになる。各加算回路204,214の出力する累算値は絶対値回路205,215に入力される一方、正負の符号がついた状態でデータセレクタ206,216の一方の端子に直接入力される。絶対値回路205,215の出力は夫々データセレクタ206,216の他方の端子に夫々入力されることになる。
【0027】
ここで、モード入力端子221には図4の回路におけるモード指示回路162から、図6(a),(b),(c)の何れの特性の変調信号を形成するかを示すモード信号の一方が供給されている。ここで、モード指示回路は図6(a)のスペクトラムを有する変調信号を形成する時にはユニット155に“1”、ユニット157に“0”なるモード信号を供給し、図6(b)のスペクトラムを有する変調信号を形成する時にはユニット155に“0”、ユニット157に“1”なるモード信号を供給する。また、図6(c)のスペクトラムを有する変調信号を形成する時にはユニット155,ユニット157の何れにも“0”なるモード信号を供給する。
【0028】
ここでは、図6(a)なるスペクトラムの変調信号を得ようとしているのであるから、ユニット155のモード端子(mode−in )には“1”なるモード信号が入力されている。図1において、モード入力端子(mode−in )221に“1”が入力されている場合には、データセレクタ206,216は正負の符号がついた累算値を出力し、出力端子207(D−out0),217(D−out1)より夫々出力する。
【0029】
一方、ユニット157のモード入力端子221には“0”なるモード信号が入力されているので、ユニット157においては絶対値回路205,215の出力がデータセレクタ206,216を介して出力端子207(D−out0),217(D−out1)より出力される。また、ユニット156,158,159の加算器204,214の出力は無条件で絶対値回路205,215において累算値の絶対値がとられ、これが出力端子207,217から出力される。
【0030】
各ユニット155,156,157,158,159の各出力端子(D−out0)からの出力は加算器160に供給され、同様に各出力端子(D−out1)からの出力は加算器161に供給される。これら加算器160,161の出力は比較器163にて比較され、該比較器163においては加算器160の出力が加算器161の出力より小さかった場合には選択信号SELを“0”にし、加算器161の出力が加算器160の出力より小さかった場合には選択信号SELを“1”にする。ここで、選択信号SELは、前述したように図2のスイッチ6を制御し、“0”の場合はプリコーダ5から出力されるバイナリ情報“0”を挿入したデータ列から得られた変調データ列を出力し、“1”の場合にはとバイナリ情報“1”を挿入したデータ列をを出力する。
【0031】
また、この選択信号SELは、各ユニット155,156,157,158,159にフィードバックされ、次の累算値を演算するための過去の累算値を実際に出力された変調データ列のそれに設定する。即ち、図1,図5の端子222に入力され、データセレクタ220を制御して、選択信号SELが“0”の場合には遅延回路225の出力が加算器204,214に入力され、選択信号SELが“1”の場合には遅延回路226の出力が加算器204,214に入力されるように構成している。
【0032】
更に、この選択信号は後述のようにプリコーダ5にもフィードバックされ、次に入力されたデータ列をNRZI変調する時の過去のデータの値を実際に出力された変調データと合致させるためにも用いられる。
【0033】
次に、上記各モードによる判定回路8の動作について簡単に解説する。即ち、モード指示回路162からユニット155,157に共に“0”なるモード信号が供給されている場合には、f1の正弦及び余弦,f2の正弦及び余弦,更にはDC成分の全てについてその絶対値成分が加算回路160及び加算回路161にて加算され、比較器163にて加算出力の少ない側の変調コード列を選択することにより上記各信号成分を夫々抑圧するように回路全体が動作することになる。従って、この場合には図6(c)に示す如きスペクトラム特性の変調データ列が得られることになる。
【0034】
また、モード指示回路162からユニット155に共に“1”なるモード信号が供給されている場合には、f1の正弦波については符号がついた状態で、また、他の成分の全てについてその絶対値成分が加算回路160及び加算回路161にて加算され、比較器163にて加算出力の少ない側の変調コード列を選択することになる。この場合には乗算器202,212に入力される基準信号がf1の正弦波状となり、それがそのまま加算回路160,161に供給されることになるので、f1についてはその正弦波に対応するスペクトラムを有し、他の成分につては夫々抑圧するように回路全体が動作することになる。従って、この場合には図6(a)に示す如きスペクトラム特性の変調データ列が得られることになる。
【0035】
更に、モード指示回路162からユニット157に共に“1”なるモード信号が供給されている場合には、同様にf2についてはその正弦波に対応するスペクトラムを有し、他の成分につては夫々抑圧するように回路全体が動作することになる。従って、この場合には図6(b)に示す如きスペクトラム特性の変調データ列が得られることになる。
【0036】
従って、デジタル記録装置を想定した場合、図7のトラックF を形成している時には、モード指示回路162からユニット155,157に共に“0”なるモード信号を供給し、トラックF を形成している時には、モード指示回路162からユニット155に“1”,ユニット157に“0”なるモード信号を供給し、更に、トラックF を形成している時には、モード指示回路162からユニット155に“0”,ユニット157に“1”なるモード信号を供給するようにすれば図7に示す如くパイロット信号が重畳できる。
【0037】
ここで、上述の実施例においては加算回路204,214のいずれの出力についても絶対値回路205,215を介したデータと介さないデータとを選択的に出力したが、これらの一方の出力についてのみ絶対値回路を介したデータと介さないデータとを選択的に出力する構成としても同様の効果が得られる。
【0038】
上述の様な実施例の構成によれば、単にスイッチング手段を1つもしくは複数設けることにより、所望の周波数成分を抑圧する構成及び強調する構成のいずれにも対応でき、複数のパイロット信号を選択的に多重したり、多重を行わなかったりというディジタル信号の記録を、パイロット信号発生用の特別な回路を構成することなく実現することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、比較的簡単な回路構成によりディジタル変調信号に所望の周波数の信号成分を重畳することのできるディジタル変調回路を得ることができる。また、簡単な回路構成で、所望の周波数成分と重畳した状態でディジタル信号を記録媒体に記録することのできるディジタル記録装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての、ディジタル変調回路の信号抽出ユニットの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例に係る、ディジタル記録装置の要部構成を示す図である。
【図3】図2におけるプリコーダの具体的構成を示す図である。
【図4】図2における判定回路の具体的構成を示す図である。
【図5】図4における他の信号ユニットの具体的構成を示す図である。
【図6】図2の装置において記録される信号のスペクトラムを示す図である。
【図7】トラッキング制御を行うための信号の記録フォーマットの一例を示す図である。
【図8】記録される変調データ列を示す模式図である。
【符号の説明】
1 情報データ入力端子
3 “0”挿入回路
4 “1”挿入回路
5 プリコーダ
6 スイッチ
8 判定回路
10 タイミング制御回路
11,12 バッファ
152 f1基準発生回路
153 f2基準発生回路
155,156,157,158,159 信号成分抽出ユニット
160,161 加算回路
162 モード指示回路
163 比較回路
202,212 乗算回路
203,213 CDS回路
204,214 加算回路
205,215 絶対値回路
206,216 スイッチ回路
225,226 バッファ

Claims (13)

  1. nビットデータをm(>n)ビットデータに変換するディジタル変調回路であって、
    互いに異なる変調方法によってnビットデータを複数のmビットデータに変換するプリコーダと、
    前記プリコーダの出力する複数のmビットデータの1つを選択して出力する出力手段と、
    前記複数のmビットデータに従い前記出力手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は前記複数のmビットデータのそれぞれから特定信号成分を抽出する複数の抽出手段と、
    前記複数の抽出手段の出力の絶対値を得る複数の絶対値演算手段と、
    前記複数の絶対値演算手段の少なくとも一方の出力とこれに対応する前記抽出手段の出力とを択一的に出力するスイッチング手段を具備するディジタル変調回路。
  2. 前記スイッチング手段は複数のスイッチ手段よりなり、前記複数のスイッチ手段は前記複数の絶対値演算手段の出力と前記複数の抽出手段の出力とを択一的に出力する請求項1記載のディジタル変調回路。
  3. 前記制御手段は、前記複数のスイッチ手段からの複数の出力がそれぞれ供給され、この複数の出力中小さい出力が選択されるように、前記出力手段の選択動作を制御する選択手段を更に有する請求項2記載のディジタル変調回路。
  4. 前記スイッチング手段は前記絶対値演算手段の出力と前記抽出手段の出力とを周期的に切り換えて出力する請求項1〜3のいずれかに記載のディジタル変調回路。
  5. 前記制御手段は更に、前記複数のmビットデータのそれぞれから前記特定信号成分とは異なる第2の特定信号成分を抽出する複数の第2の抽出手段と、前記複数の第2の抽出手段の少なくとも一方の出力の絶対値をとる第2の絶対値演算手段と、前記第2の演算手段の出力と対応する前記第2の抽出手段の出力のうちの一方を選択的して出力する第2のスイッチング手段とを有する請求項1〜4のいずれかに記載のディジタル変調回路。
  6. 前記制御手段は、前記スイッチング手段からの第1の複数の出力及び前記第2のスイッチング手段からの第2の複数の出力がそれぞれ供給される複数の加算手段を有し、前記複数の加算手段の出力中小さい出力が選択されるように、前記出力手段の選択動作を制御する選択手段を更に有する請求項5記載のディジタル変調回路。
  7. 前記第2のスイッチング手段は前記第2の絶対値演算手段の出力と前記第2の抽出手段の出力とを周期的に切り換えて出力する請求項5または請求項6記載のディジタル変調回路。
  8. 前記第2のスイッチング手段が前記第2の抽出手段の出力を選択しているとき、前記スイッチング手段は前記抽出手段の出力を選択しない請求項5〜請求項7のいずれかに記載のディジタル変調回路。
  9. nビットのディジタル情報信号をm(>n)ビットのディジタル情報信号に変換することによりディジタル変調して記録するディジタル記録装置であって、
    nビットのディジタル情報信号を互いに異なる複数のmビットのディジタル情報信号に変換するプリコーダと、
    前記複数のmビットのディジタル情報信号のそれぞれから特定信号成分を抽出する複数の抽出手段と、
    前記複数の抽出手段の出力の絶対値を得る複数の絶対値演算手段と、
    前記複数の絶対値演算手段のうちの少なくとも一つの絶対値演算手段の出力と、前記一つの絶対値演算手段に供給されている前記抽出手段の出力とを択一的に出力するスイッチング手段と、
    前記スイッチング手段の出力を用いて前記プリコーダの出力する前記複数のmビットのディジタル情報信号のうちの1つを選択して出力する出力手段とを備えるディジタル記録装置。
  10. 前記スイッチング手段は、前記絶対値演算手段の出力と前記抽出手段の出力とを周期的に切り換えて出力する請求項9記載のディジタル記録装置。
  11. 前記スイッチング手段は、記録される前記ディジタル情報信号の周波数スペクトラムを指示するモード信号に応じて前記絶対値演算手段の出力と前記抽出手段の出力とを択一的に出力する請求項9記載のディジタル記録装置。
  12. 前記複数の抽出手段はそれぞれ、前記特定信号の正弦成分を検出する請求項9記載のディジタル記録装置。
  13. 前記複数のmビットのディジタル情報信号中からそれぞれ前記特定信号の余弦成分を検出してその絶対値を得る複数の余弦成分抽出ユニットを備え、前記出力手段は更に、前記スイッチング手段の出力と前記複数の余弦成分抽出ユニットの出力とを用いて前記複数のmビットのディジタル変調信号を選択的に出力する請求項12記載のディジタル記録装置。
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