JP3609538B2 - 卓の脚取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気コタツに最適な卓の脚取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
卓として代表されるものに電気コタツと座卓がある。これらの卓は、家具調を基調とするものは無垢の木材によって構成し、インテリア性や実用性を基調とするものは合成樹脂によって構成されている。
【0003】
前者の場合は、高級感や重厚感を醸すものの重量があり取扱いが面倒となって、特に女性には掃除等における移動ができない欠点がある。その点後者の場合は、高級感はないものの軽量となって掃除等における扱いが簡単になると共に卓の形状が多様化しカジュアル性を高めることができる。
【0004】
卓を合成樹脂製とした場合における軽量効果を詳細に述べると、合成樹脂はもともと無垢の木材に比べて重量が軽いことは知られているが、前述の様に卓の形状を任意に設計できることから適所に空洞部分を形成することが可能となり、一層軽量化を図ることができる。
【0005】
そして、そのコーナー部に取り付ける脚の取付構造は、例えば、木材の卓の場合は、特公平6−89897号公報に見られるように両側から延びる外桟の端部間に断面形状がコ形の取付金具を固定し、この取付金具にボルトを挿通し脚を固定するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが合成樹脂製の卓による軽量化は、換言すれば脚の取付部の強度が低下することと裏返しの状態となる。
【0007】
すなわち、合成樹脂の場合は木材に比べて強度が弱く外力によって割れや変形、歪が多く発生し卓を安定してフロアーや畳の上に置くことができない欠点がある。特に脚の取付部は、卓を左右に移動したり、部屋内を掃除する時に脚を持って卓を倒立するような時に大きな外力が加わって、脚が大きく傾いたり、卓が変形したり、最悪の場合には脚が卓から外れる欠点があった。
【0008】
本発明は、合成樹脂製の卓に取り付けた脚に外力が加わった場合であっても卓の一部が割れたり、変形、歪を生ずるのを防止したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一は、外周に立上り壁と該立上り壁と交叉する方向の裏壁とにより形成した収納溝を有する合成樹脂製の卓と、上端を前記収納溝に収納する合成樹脂製の脚と、前記収納溝に収納して固定する取付金具と、前記取付金具と脚とを螺合固定するボルトとを備え、前記取付金具は、垂直な取付片と、この取付片と連設して前記卓の内側に向って突出し、両側に立上り片を有すると共に該立上り片に連設して交叉する方向に折曲した固定片を有する一対の支承片と、前記取付片と連設して折曲し前記卓の外側に向って突出した押当片とを有しており、前記立上り片を前記立上り壁に添設し、前記固定片を卓の裏壁に螺合固定すると共にボルトを前記取付片を介して脚に螺合して押当片を脚に押当て、脚を取付金具に固定するものである。
【0010】
本発明の第二は、前記脚の内側には該脚と一体に突壁を形成し、前記取付金具の押当片は左右一対とし、それぞれの押当片の先端間の離間距離を前記突壁の幅寸法よりも若干小さく設定したものである。
【0011】
本発明の第三は、前記取付金具には、前記取付片と連設して折曲し前記押当片と平行して前記卓の前側に向って突出する支持片を設け、前記支持片を前記卓の裏壁に螺合固定したものである。
【0012】
本発明の第四は、前記取付金具には、前記固定片と連設して折曲した引掛孔を有する掛止片を設け、前記掛止片に前記卓に取り付けたヒータユニットに連結するコードの適所を掛止したものである。
【0013】
本発明の第五は、前記取付金具に設けたそれぞれの立上り片は、卓の外側に向ってハ字形に拡開して折曲し、この拡開部に前記固定片を連設して折曲したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の卓の脚取付装置の一実施例である電気コタツを示す要部裏面斜視図、図2は同じく電気コタツの外観斜視図、図3は同じく電気コタツの要部裏面図である。
【0015】
(1)は合成樹脂製よりなる矩形の卓で、部分的に空所(2)(2)…を形成しており、表面には複数個の小物入れ(3)(3)を有し、裏面の外周のコーナー(4)(4)(4)(4)には立上り壁(5)(5)と、この立上り壁と交叉する方向に設けた裏壁(6)との間に収納溝(7)を形成している。(8)は前記卓(1)の裏面の前記コーナー(4)(4)(4)(4)に近い位置に形成した凹設部で、前記収納溝(7)と連設すると共に卓(1)の裏面の中央側に向って延設した凹状溝(9)を形成している。
【0016】
(10)…は前記収納溝(7)に固定する合成樹脂製の中空の脚で、上端の固定部(11)と、その下方には図示していないがヒンジ機構によって卓(1)の裏面の中央側に向って折り曲げられる支脚(12)とによって構成しており、前記固定脚(11)の内側(卓の裏面の中央側に向かう面)には該固定脚と一体にネジ込み孔(図示せず)を有した突壁(13)を形成している。
【0017】
(14)は前記収納溝(7)に固定し前記脚(10)を固定する取付金具で、その詳細な構造を説明する。(15)はネジ孔(図示せず)を穿設した垂直な取付片、(16)(16)は前記取付片(15)の両側に連設しており、折曲してそれぞれが平行するように配置した立上り片で、前記卓(1)の内側に向ってハ字形に拡開している。(17)(17)は前記立上り片(16)(16)の両側に連設しており、該立上り片と交叉する方向(垂直方向と水平方向)に折曲してネジ孔(図示せず)を穿設した固定片(18)、(18)を有する一対の支承片で、この支承片にもネジ孔(図示せず)を穿設している。(19)(19)は前記取付片(15)に連設しており、前記卓(1)の外側に向って上下に平行して突出した左右一対の押当片で、それぞれの先端の離間距離(D)は前記突壁(13)の幅寸法(W)よりも若干小さく設定している。また、この押当片の先端の内側は丸形に成形し鋭角な部分をなくしている。
【0018】
(20)は前記取付片(15)と連設して折曲し前記押当片(19)(19)と平行して卓(1)の外側に向って突出する支持片で、ネジ孔(図示せず)を穿設している。
【0019】
(21)は前記固定片(18)(18)の一方と連設して折曲した引掛孔(22)を有する掛止片で、後述するコード(26)の適所を掛止するものである。
【0020】
(23)は前記脚(10)を取付金具(14)に固定して卓(1)と一体化するボルトである。
【0021】
(24)は前記卓(1)の裏面中央部に取り付けたヒータユニットで、リモコン(25)を有したコード(26)により交流電源を供給する。
【0022】
次に脚(10)の取付構成について述べる。脚(10)の固定に先立って取付金具(14)を収納溝(7)内に収納して前記立上り片(16)(16)を前記前記立上り壁(16)(16)に添設する。
【0023】
この時、立上り片(16)(16)はハ字形となっているために自身の弾性により拡開するように作用し収納溝(7)の内壁に弾着する。この状態で図1の矢印Aのように取付金具(14)の取付片(15)を卓(1)の外側方向に押しつけると、立上り片(16)(16)の裏側が収納溝(7)の立上り壁(5)に当り、前記取付金具(14)が所定位置に保持される。
【0024】
そして、ネジ(27)(27)により固定片(18)(18)を卓(1)の裏壁(6)に螺合固定すると共にネジ(28)により支持片(20)を卓(1)の裏壁(6)に螺合固定する。
【0025】
つづいて、脚(10)の固定部(11)を収納溝(7)に収納し、突壁(13)を前記押当片(19)(19)間に当てがった後、ボルト(23)を取付片(15)のネジ孔を介して脚(10)の突壁(13)のネジ込み孔に螺合する。
【0026】
この螺合に伴って脚(10)が取付金具(14)側に引き寄せられ、押当片(19)(19)の先端が突壁(13)の両側に嵌合し、その先端は固定脚(11)の壁面に当接する。ネジ(29)(29)は立上り片(16)(16)を収納溝(7)の立上り壁(5)に固定するもので、取付金具(14)を一層確実に固定する。
【0027】
前述のように固定された脚(10)は、押当片(19)(19)と突壁(13)との嵌合と、固定脚(11)と収納溝(7)との係合により図1の矢印B方向のズレが防止され、ボルト(23)の螺合固定による押当片(19)(19)の先端と固定脚(11)との当接及びビス(27)(27)、(29)(29)の固定によって図1の矢印C方向のズレが防止される。
【0028】
斯して、電気コタツとして使用する場合には、コード(26)の一部を例えばSカン等によって引掛孔(21)に掛止してコードの撓みを防止する。
【0029】
さらに、シーズンオフ時や部屋内を掃除する場合には支脚(12)を図1の矢印Cで示す内方向(前後方向)に折り曲げて内側壁面を凹状溝(9)に収設する。
【0030】
【発明の効果】
以上の様に本発明の第1は、合成樹脂製の卓に取付金具によって合成樹脂製の脚を固定するものにおいて、前記取付金具は、取付片と、立上り片と、卓の裏壁に固定する固定片を有した支承片と、押当片を設け、ボルトを取付片を介して脚に螺合固定して押当片を脚に押当てて、該脚を取付金具に固定するものであるから、卓及び脚のそれぞれが合成樹脂製であったとしても、取付金具の各片が卓と脚間に有効的にかかわりあうため脚のガタツキ及び樹脂の割れを生ずることがない。
【0031】
第2は、ボルトの螺合固定に伴って一対の押当片が脚の突壁の両側に嵌合するため、脚の左右方向のガタツキをより一層防止することができる。
【0032】
第3は、取付金具の支持片を卓の裏壁に固定したため、取付金具はその各所で卓に固定されて一体化され脚の前後方向のガタツキをより一層防止することができる。
【0033】
第4は、取付金具には固定片と連設する掛止片を設け、この掛止片の掛止孔にコードの適所を掛止するため、コードの掛止用の別部品を設ける必要がないと共に掛止片に加わった力はネジ止めされている固定片によって支持される。
【0034】
第5は、取付金具の立上り片は、ハ字形に拡開して折曲しているため、取付金具の仮固定や位置決めが簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の卓の脚の取付装置の一実施例である電気コタツを示す要部裏面斜視図である。
【図2】同じく電気コタツの外観斜視図である。
【図3】同じく電気コタツの要部裏面図である。
【符号の説明】
1 卓
5 立上り壁
7 収納溝
10 脚
11 固定脚
13 突壁
14 取付金具
15 取付片
16 立上り片
17 支承片
18 固定片
19 押当片
20 支持片
21 掛止片
22 掛止孔
23 ボルト
26 コード
D 離間距離
W 幅寸法

Claims (5)

  1. 外周に立上り壁と該立上り壁と交叉する方向の裏壁とにより形成した収納溝を有する合成樹脂製の卓と、上端を前記収納溝に収納する合成樹脂製の脚と、前記収納溝に収納して固定する取付金具と、前記取付金具と脚とを螺合固定するボルトとを備え、前記取付金具は、垂直な取付片と、この取付片と連設して前記卓の内側に向って突出し、両側に立上り片を有すると共に該立上り片に連設して交叉する方向に折曲した固定片を有する一対の支承片と、前記取付片と連設して折曲し前記卓の外側に向って突出した押当片とを有しており、前記立上り片を前記立上り壁に添設し、前記固定片を卓の裏壁に螺合固定すると共にボルトを前記取付片を介して脚に螺合して押当片を脚に押当て、脚を取付金具に固定することを特徴とする卓の脚取付装置。
  2. 前記脚の内側には該脚と一体に突壁を形成し、前記取付金具の押当片は左右一対とし、それぞれの押当片の先端間の離間距離を前記突壁の幅寸法よりも若干小さく設定したことを特徴とする請求項1に記載の卓の脚取付装置。
  3. 前記取付金具には、前記取付片と連設して折曲し前記押当片と平行して前記卓の外側に向って突出する支持片を設け、前記支持片を前記卓の裏壁に螺合固定したことを特徴とする請求項1に記載の卓の脚取付装置。
  4. 前記取付金具には、前記固定片と連設して折曲した引掛孔を有する掛止片を設け、前記掛止片に前記卓に取り付けたヒータユニットに連結するコードの適所を掛止したことを特徴とする請求項1に記載の卓の脚取付装置。
  5. 前記取付金具に設けたそれぞれの立上り片は、卓の内側に向ってハ字形に拡開して折曲し、この拡開部に前記固定片を連設して折曲したことを特徴とする請求項1に記載の卓の脚取付装置。
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