JP3604537B2 - 安全スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機やプリンター等において、ジャム(紙詰まり)処理等のために開閉する各ドアの開閉を検知して電源からの電圧を通電したり遮断したりする等のために用いる安全スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の安全スイッチ装置としては、例えば図14に示すような、カラープリンター140に用いられるようなものがある。同図において、カラープリンター140は、メインモーター,トナーモーター,フィードモーター等の各種のモーター142、フィードローラー,レジストローラー,中間ローラー等のローラーへの動力伝達のための各種のクラッチ144、クリーニングブレード,第2転写ローラー,各色の現像ローラー等の前進・後退の駆動用の各種のソレノイド146、定着ヒーター,高圧バイアス電圧,感光レーザー,帯電イレーサー等の各種の他の装置148を有しており、これらは電源150からの供給電圧により起動される。
【0003】
すなわち、各種のモーター142,各種のクラッチ144,各種のソレノイド146,及び各種の他の装置148は、制御回路基板152に接続されており、電源150から制御回路基板152に電圧が供給されることにより、上記各種の部品142,144,146,及び148は、制御回路基板152の制御回路により制御されて作動するようになっている。
【0004】
また、カラープリンター140には、トナーの交換、カセットへの紙の継ぎ足し、排トナーの取り出し、ジャム処理、各種の部品ユニットのメンテナンス、或いは交換等のために、ユーザーが開閉,引き出し等の可動操作をするカバー154〜156や用紙カセット157等が、装置本体の各部に複数設けられている。
【0005】
これらのカバー154〜156や用紙カセット157を可動操作すると、内部の危険な箇所にユーザーの手が触れて、感電、火傷等の事故を起こすおそれがあるので、それらのいずれのカバー等が開く等の可動操作をされても、上記各種の部品142,144,146,及び148に電源150から電圧が供給されないように、各カバー154〜156や用紙カセット157の各々に対応して安全スイッチ161〜164が設けられ、それらの安全スイッチ161〜164は電源150と制御回路基板152との間の回路に直列に接続されている。
【0006】
このため、すべてのカバー154〜156や用紙カセット157等が閉じる等の非操作状態となって、すべての安全スイッチ161〜164がON作動状態となったときだけ、電源150と制御回路基板152との間が通電可能となって、上記各種の部品142,144,146,及び148に電源150からの電圧が供給され、上記カバー154〜156や用紙カセット157のうちのいずれかが開いた場合には、上記各種の部品142,144,146,及び148には電源150からの電圧が供給されないようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の安全スイッチ装置においては、各カバーや用紙カセットの各々毎に安全スイッチが設けられているため、多数の安全スイッチが必要となって、装置のコストアップを招くと共に、安全スイッチの組込みやその配線の接続等に労力を要し、装置全体の組立性の低下を招くという問題がある。
【0008】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、装置のコストダウンや組立性の向上に適する安全スイッチ装置を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明による安全スイッチ装置は、
装置の各部にユーザーが可動操作可能に設けられた3つ以上の可動部材と、
装置を構成する各部品とこれに電圧を供給する電源との間の回路の途中に設けられた単一の安全スイッチと、
前記可動部材の操作状態に応じて前進または後退し、前進したときに前記安全スイッチの作動先端部の作動方向線上に並ぶと共に後退するときの向きが隣り同士で逆向きになるように配置される、前記可動部材の各々に対応するカム部材を有する切換手段とを備えて、
前記切換手段は、前記可動部材のすべてが非操作状態のときは、前記カム部材のすべてが前進して、前記作動先端部の作動方向線上にカム部材のすべてが並んで作動先端部を押圧することにより前記安全スイッチをON作動させて、前記各部品へ前記電源から電圧を供給可能な状態に切換え、
前記可動部材の少なくとも1つが可動操作状態となったときは、これに対応する前記カム部材が前記作動方向線上から後退して、前記作動先端部を押圧する力を除去して前記安全スイッチをOFF作動させることにより、前記各部品への前記電源からの電圧の供給を遮断する状態に切換えるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
このような構成の安全スイッチ装置によれば、装置の各部にユーザーが可動操作可能に設けられた3つ以上の可動部材のすべてが非操作状態のときは、切換手段が単一の安全スイッチをON作動させて、装置を構成する各部品へ電源からの電圧を供給可能な状態に切換え、前記可動部材の1つでも可動操作状態となったときは、切換手段が前記安全スイッチをOFF作動させて上記電圧の供給を遮断する状態に切換えるようにしたため、単一の安全スイッチだけあれば電源からの電圧の供給と遮断を切換えることが可能となる。このため、従来のように安全スイッチを多数設けなくともよいので、装置のコストダウンや組立性の向上を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図13は、本発明の第1の実施の形態に係る安全スイッチ装置を用いたカラープリンター10を示す図である。
【0012】
図1は、カラープリンター10の概略構成を示すブロック回路図である。同図に示すカラープリンター10は、メインモーター,トナーモーター,フィードモーター等の各種のモーター2、フィードローラー,レジストローラー,中間ローラー等のローラーへの動力伝達のための各種のクラッチ4、クリーニングブレード,第2転写ローラー,各色の現像ローラー等の前進・後退の駆動用の各種のソレノイド6、定着ヒーター,高圧バイアス電圧,感光レーザー,帯電イレーサー等の各種の他の装置8を有しており、これらは電源20からの供給電圧により起動される。
【0013】
すなわち、各種のモーター2,各種のクラッチ4,各種のソレノイド6,及び各種の他の装置8は制御回路基板12に接続されており、電源20から制御回路基板12に電圧が供給されることによって、上記各種の部品2,4,6,及び8は制御回路基板12の制御回路により制御されて作動するようになっている。
【0014】
また、カラープリンター10には、トナーの交換、カセットへの紙の継ぎ足し、排トナーの取り出し、ジャム処理、各種の部品ユニットのメンテナンス或いは交換等のために、ユーザーが開閉,引き出し等の可動操作をするカバー(可動部材)14〜16や用紙カセット(可動部材)17等が、装置本体の各部に複数設けられている(図2参照)。
【0015】
これらのカバー14〜16や用紙カセット17を開いたり引き出す等の可動操作をすると、内部の危険な箇所にユーザーの手が触れて、感電、火傷等の事故を起こすおそれがあるので、それらのいずれのカバーや用紙カセットが開いたり引き出されても、上記各種の部品2,4,6,及び8に電源20から電圧が供給されないように、制御回路基板12と電源20との間の回路途中に単一の安全スイッチ21が設けられている。
【0016】
そして、図2に示す各カバー14〜16及び用紙カセット17と、内部の安全スイッチ21との間には、すべてのカバー14〜16及び用紙カセット17が閉じたとき(非操作状態のとき)だけ安全スイッチ21をON作動させるような切換機構(切換手段)25が設けられている(図1参照)。
【0017】
上記切換機構25は、図3,図4に示すように、4つのカム部材27〜30を有しており、これらのカム部材27〜30は、図5〜図7に示すような支持部材32の先端部32a上に回動自在に支持されている。支持部材32は基板34(図3,図4参照)に固定されたストッパー36に摺動自在に組付けられて、その長さ方向に往復自在に設けられている。
【0018】
すなわち図7に示すように、支持部材32の後端部32bとストッパー36との間には圧縮スプリング38が設けられ、この圧縮スプリング38のバネ力に対抗して支持部材32は同図中右側(先端部32a側)に前進したり、その対抗力が除去されると圧縮スプリング38のバネ力により支持部材32は同図中左側(後端部32b側)に後退するようになっている。
【0019】
図3,図4中の4つのカム部材27〜30のうち、3つのカム部材27〜29は上述のように、支持部材32の先端部32a上に回動自在に設けられているが、1つのカム部材30だけは支持部材32の先端部32a上に回動不能に、固定して設けられている。
【0020】
そして上記3つのカム部材27〜29は、支持部材32の先端部32a上に設けられた図示しないバネにより、常に安全スイッチ21の作動先端部21aから遠ざかる方向に回動するように付勢されているが、それら3つのカム部材27〜29の回動ピン31と反対側の突起部27a,28a,29aが、支持部材32の係止部32cに係止して、一定量以上は回動しないようになっている。
【0021】
図3,図4に示すような、カム部材27〜30を支持する4つの支持部材32の後端部32bは、図8に示すように、カラープリンター10のカバー14〜16及び用紙カセット17との間に設けられた機械的伝達機構Mにより、機械的運動が伝達されるようになっている。
例えば、図9に基づいて以下に、カバー16の開閉運動とカム部材28の運動との関係について説明する。
【0022】
図9に示すように、カバー16が閉止しているときは、それまで圧縮スプリング44により本体壁部42の外側に突出していた伝達棒40の先端部が、カバー16により押圧されて、伝達棒40は図中右側(矢印方向)へ移動する。伝達棒40の図中右端部にはラック40aが形成されており、このラック40aにはピニオン46が噛み合っている。またこのピニオン46は、伝達棒40と直交する方向に伸びる伝達棒48の上端部に形成されたラック48aにも噛み合っている。
【0023】
このため、伝達棒40が上述のように図中右側へ移動すると、ピニオン46を介して伝達棒48が図中下側(矢印方向)へ移動する。すると伝達棒48の図中下端部はカム部材28の支持部材32を、圧縮スプリング38に対抗してカム部材28を前進させるように移動させる。
【0024】
他のカバー14,15、或いは用紙カセット17も、同様に機械的伝達機構Mを介して、それらが閉止しているときは支持部材32を移動させて、圧縮スプリング38に対抗してカム部材27,30,29を前進させるよう、それらの閉止動作を機械的に伝達するようになっている。
【0025】
このように、カバー14〜16及び用紙カセット17のすべてが閉じているときの切換機構25の状態を示したのが図3,図4である。この状態においては、すべてのカム部材27〜30が前進して安全スイッチ21の作動先端部21aの作動方向線上に並ぶため、安全スイッチ21の内部のスプリング(図示せず)に対抗して作動先端部21aを安全スイッチ21の内部に押し込むことにより、安全スイッチ21をONの作動状態にすることになり、図1に示す電源20と制御回路基板12とを通電させて、前記各種のモーター2,各種のクラッチ4,各種のソレノイド6,及び各種の他の装置8に電源20からの電圧を供給することができる。
【0026】
カバー14が開いたときは、図10に示すように、カム部材27を支持する支持部材32が圧縮スプリング38により付勢されて図中左方に後退する。すると、それまでは図4に示すように、カム部材28の側部と自らの側部を接触するよう配置して安全スイッチ21の作動先端部21aを押圧していたカム部材27が、その状態から外れて、図示しないバネにより付勢されて、カム部材27の先端部が安全スイッチ21から遠ざかる方向に回動する。
【0027】
このため、それまで安全スイッチ21内に押圧されて引込んでいた作動先端部21aは、安全スイッチ21内のバネに付勢されて図中下方に突出することができ、このことにより安全スイッチ21はOFFの作動状態となり、カバー14が開くことによりユーザーが危険にさらされるのを防止することができる。
【0028】
カバー16が開いたときは、図11に示すように、カム部材28を支持する支持部材32が圧縮スプリング38により図中右方に後退する。すると、それまでは図4に示すように、カム部材27の側部とカム部材29の側部の間で自らの両側部を接触させるように挾まれて配置していたカム部材28が、それらの間から外れて、図示しないバネにより、カム部材28の先端部が安全スイッチ21から遠ざかる方向に回動する。
【0029】
このため、カム部材27は支えを失ってやはりその先端部が安全スイッチ21から遠ざかる方向に回動することにより、それまで安全スイッチ21内に引込んでいた作動先端部21aは、安全スイッチ21内のバネに付勢されて図中下方に突出することができ、このことにより安全スイッチ21はOFFの作動状態となり、カバー16が開くことによりユーザーが危険にさらされるのを防止することができる。
【0030】
用紙カセット17が開いたときは、図12に示すように、カム部材29を支持する支持部材32が圧縮スプリング38により図中左方に後退する。すると、それまでは図4に示すように、カム部材28の側部とカム部材30の側部の間で自らの両側部を接触させるように挾まれて配置していたカム部材29が、それらの間から外れて、図示しないバネによりカム部材29の先端部が安全スイッチ21から遠ざかる方向に回動する。
【0031】
このため、カム部材27,28は支えを失って両方共その先端部が、安全スイッチ21から遠ざかる方向に回動することにより、それまで安全スイッチ21内に引込んでいた作動先端部21aは、安全スイッチ21内のバネに付勢されて図中下方に突出することができ、このことにより安全スイッチ21はOFFの作動状態となり、用紙カセット17が開くことによりユーザーが危険にさらされるのを防止することができる。
【0032】
カバー15が開いたときは、図13に示すように、カム部材30を支持する支持部材32が図中右方に後退する。すると、それまでは図4に示すように、カム部材29の側部と自らの側部を接触するよう配置していたカム部材30が、その側部をカム部材29の側部から離脱させる。
【0033】
このため、カム部材27〜29は支えを失ってそれらの先端部が安全スイッチ21から遠ざかる方向に回動することにより、それまで安全スイッチ21内に引込んでいた作動先端部21aは、安全スイッチ21内のバネに付勢されて図中下方に突出することができ、このことにより安全スイッチ21はOFFの作動状態となり、カバー15が開くことによりユーザーが危険にさらされるのを防止することができる。
【0034】
なお、前記実施の形態においては、本発明の安全スイッチ装置をカラープリンターに用いた場合について説明したが、本発明の安全スイッチ装置は、カラープリンターに限定する必要はなく、それ以外の他の装置にも適用することが可能である。
【0035】
以上、本発明の実施の形態について述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいてその他にも各種の変更が可能なものである。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、装置の各部にユーザーが可動操作可能に設けられた3つ以上の可動部材のすべてが非操作状態のときは、切換手段が単一の安全スイッチをON作動させて、装置を構成する各部品へ電源からの電圧を供給可能な状態に切換え、前記可動部材の1つでも可動操作状態となったときは、切換手段が前記安全スイッチをOFF作動させて上記電圧の供給を遮断する状態に切換えるようにしたため、単一の安全スイッチだけあれば電源からの電圧の供給と遮断を切換えることが可能となる。このため、従来のように安全スイッチを多数設けなくともよいので、装置のコストダウンや組立性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る安全スイッチ装置を用いたカラープリンター10のブロック回路図である。
【図2】カラープリンター10の外観斜視図である。
【図3】安全スイッチ21及び切換機構25の斜視図である。
【図4】安全スイッチ21及び切換機構25の平面図である。
【図5】カム部材27〜29を支持する支持部材32の斜視図である。
【図6】カム部材27〜29を支持する支持部材32の平面図である。
【図7】カム部材27〜29を支持する支持部材32の一部破断側面図である。
【図8】切換機構25が見えるように手前側のカバー14を除いて示すカラープリンター10の斜視図である。
【図9】切換機構25の支持部材32を駆動する機械的伝達機構Mの詳細図である。
【図10】切換機構25の動作の一態様を示す平面図である。
【図11】切換機構25の動作の一態様を示す平面図である。
【図12】切換機構25の動作の一態様を示す平面図である。
【図13】切換機構25の動作の一態様を示す平面図である。
【図14】従来の安全スイッチ装置を示すカラープリンター140のブロック回路図である。
【符号の説明】
2 各種のモーター
4 各種のクラッチ
6 各種のソレノイド
8 各種の他の装置
10 カラープリンター
12 制御回路基板
14〜16 カバー
17 用紙カセット
20 電源
21 安全スイッチ
21a 作動先端部
25 切換機構
27〜30 カム部材
27a,28a,29a 突起部
31 回動ピン
32 支持部材
32a 先端部
32b 後端部
32c 係止部
34 基板
36 ストッパー
38,44 圧縮スプリング
40,48 伝達棒
40a,48a ラック
42 本体壁部
46 ピニオン
140 カラープリンター
142 各種のモーター
144 各種のクラッチ
146 各種のソレノイド
148 各種の他の装置
152 制御回路基板
154〜156 カバー
157 用紙カセット
150 電源
161〜164 安全スイッチ
M 機械的伝達機構

Claims (6)

  1. 装置の各部にユーザーが可動操作可能に設けられた3つ以上の可動部材と、
    装置を構成する各部品とこれに電圧を供給する電源との間の回路の途中に設けられた単一の安全スイッチと、
    前記可動部材の操作状態に応じて前進または後退し、前進したときに前記安全スイッチの作動先端部の作動方向線上に並ぶと共に後退するときの向きが隣り同士で逆向きになるように配置される、前記可動部材の各々に対応するカム部材を有する切換手段とを備えて、
    前記切換手段は、前記可動部材のすべてが非操作状態のときは、前記カム部材のすべてが前進して、前記作動先端部の作動方向線上にカム部材のすべてが並んで作動先端部を押圧することにより前記安全スイッチをON作動させて、前記各部品へ前記電源から電圧を供給可能な状態に切換え、
    前記可動部材の少なくとも1つが可動操作状態となったときは、これに対応する前記カム部材が前記作動方向線上から後退して、前記作動先端部を押圧する力を除去して前記安全スイッチをOFF作動させることにより、前記各部品への前記電源からの電圧の供給を遮断する状態に切換えるようにした
    ことを特徴とする安全スイッチ装置。
  2. 前記カム部材の中で、前記作動先端部から最も離れている所定のカム部材は、その前後方向に摺動する支持部材に回動不能に組付けられ、
    前記カム部材の中における前記所定のカム部材を除く他のカム部材の各々は、それぞれの前後方向に摺動する支持部材に回動可能に組付けられていると共に、バネにより前記作動先端部から遠ざかる方向に回動するように付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の安全スイッチ装置。
  3. 前記可動部材と前記カム部材との間には機械的伝達機構が設けられ、
    前記可動部材が非操作状態のときは前記機械的伝達機構を介して前記カム部材は前進し、
    前記可動部材が可動操作状態となったときは前記機械的伝達機構を介して前記カム部材は後退する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の安全スイッチ装置。
  4. 装置の各部にユーザーが可動操作可能に設けられた3つ以上の可動部材と、
    装置を構成する各部品とこれに電圧を供給する電源との間の回路の途中に設けられた単一の安全スイッチと、
    前記可動部材の各々の操作状態に応じて前進または後退する複数の同一の支持部材を有して、この複数の支持部材の中で前記安全スイッチの作動先端部から最も離れている支持部材に回動不能の第1のカム部材が組付けられ、他の支持部材に互いに略同一形状で回動可能の第2のカム部材が組付けられている切換手段とを備えて、
    前記切換手段は、前記可動部材のすべてが非操作状態のときは、前記第1及び第2のカム部材のすべてが前進して、前記作動先端部の作動方向線上に第1及び第2のカム部材のすべてが並んで作動先端部を押圧することにより前記安全スイッチをON作動させて、前記各部品へ前記電源から電圧を供給可能な状態に切換え、
    前記可動部材の少なくとも1つが可動操作状態となったときは、これに対応する前記第1又は第2のカム部材の中のいずれかが前記作動方向線上から後退して、前記作動先端部を押圧する力を除去して前記安全スイッチをOFF作動させることにより、前記各部品への前記電源からの電圧の供給を遮断する状態に切換えるようにした
    ことを特徴とする安全スイッチ装置。
  5. 前記第1及び第2のカム部材の各々は、前記作動先端部の作動方向線上から後退するときの向きが隣り同士で逆向きになるように配置されていると共に、 第2のカム部材の各々はバネにより作動先端部から遠ざかる方向に回動するように付勢されていることを特徴とする請求項4に記載の安全スイッチ装置。
  6. 前記可動部材と前記第1及び第2のカム部材のそれぞれとの間には機械的伝達機構が設けられ、
    前記可動部材が非操作状態のときは前記機械的伝達機構を介して対応する前記第1又は第2のカム部材の中のいずれかが前進し、
    前記可動部材が可動操作状態となったときは前記機械的伝達機構を介して対応する前記第1又は第2のカム部材の中のいずれかが後退する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の安全スイッチ装置。
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