JP3601901B2 - 昇圧回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、DRAM等においてΧデコーダやワードドライバ内のレベルシフタの電源として用いられる昇圧回路に関するものであり、特にバーンイン試験時等、高電圧で昇圧レベルが高くなりすぎる可能性のある用途に好適な昇圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図17は従来の昇圧回路の一例を示す回路構成図であり、図18は図17の昇圧回路の動作を示すタイミングチャートである。図17および図18において、外部入力クロックCLKがΗighレベル(VDD、以下、Hと表記する)であるときは、ノード1および7はLowレベル(GND、以下、Lと表記する)である。また、NMOSトランジスタNTr1および3はドレインとゲートが同電位なので、それぞれVtの電圧降下を生じており、ノード2および3の電位はともにVBOOST−Vtである。ここでVBOOSTは昇圧用電源レベルを示し、Vtはトランジスタのしきい値を示す。従ってNTr2もドレインとゲートが同電位なので、Vtの電圧降下を生じており、昇圧電圧供給線BOOSTAの電位はVBOOST−2Vtである。
【0003】
外部入力クロックCLKがΗからLになると、タイミング調整回路K2により、駆動タイミング信号TG2がLからHに変化し、またTG1はCLKの変化から所定の遅延時間をもってHからLに変化する。
【0004】
TG2がLからHになると、インバータI1およびI2によりノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化する。これによりノード3の電位は、VBOOST−VtからVDD+VBOOST−Vtに昇圧される。このときノード3はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr1はOFFする。
【0005】
TG1がLからHになると、レベルシフタK1により、ノード1はGND(L)からVBOOSTとなる。これによりノード2の電位は、VBOOST−Vtから2VBOOST−Vtに昇圧される。このときノード2はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr3はOFFする。
【0006】
上記ノード2および3の昇圧により、NTr2のゲ−卜電位は2VBOOST−Vt、ドレイン電位はVBOOST+VDD−Vtとなるので、ノード3の電荷がNTr2およびBOOSTAを介して負荷(図示せず)に供給され、ノード3とBOOSTAが同電位VBOOST+VDD−Vt−αとなる。ここでαは、負荷との接続によるノード3の電圧降下分を示す。
【0007】
次にCLKがLからΗになると、タイミング調整回路K2によりTG1がLからΗになり、レベルシフタK1によりノード1がVBOOSTからLになり、これによりノード2が2VBOOST−VtからVΒOOST−Vtになる。またタイミング調整回路K2によりTG2が所定の遅延時間をもってHからLになり、ノード6および7がHからLになるので、ノード3がVBOOST+VDD−Vt−αからVΒOOST−Vtになる。
【0008】
このように、タイミング調整回路K2は、MOS容量C1、C2の昇圧タイミングを制御して効率よくBOOSTAを昇圧するためのものであり、またレベルシフタK1は、昇圧電源VBOOSTを電源として利用することにより、ノード4の振幅を大きくして、昇圧ノードであるノード5をより高く昇圧するためのものである。そして図17の昇圧回路は、ノード2および3に接続された昇圧用のMOS容量C1、C2を制御することにより、NTr2を介してBOOSTAに電荷を供給する回路であり、BOOSTAをBOOSTBよりも高電圧に昇圧するための回路である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
DRΑΜ等の選別試験には、デバイスを高温の中で高電圧を長時間かけることにより、メモリセルの初期不良を取り除くことを目的としたバーンイン試験が行われる。
【0010】
昇圧回路において、昇圧レベルは昇圧容量(図17のC1、C2)の大きさによって調節されるが、バーンイン試験時(高電圧時)の昇圧レベルは、動作保証範囲(通常動作)での昇圧レベルよりも高くなりがちであった。このため、本来メモリセルの初期不良を取り除くための試験であるのに、バーンイン試験時の昇圧レベルが通常動作時以上の高電圧となり、そのレベルが長時間保持されるために正常なトランジスタが破壊され、デバイスが不良となってしまうことがあった。
【0011】
この発明はこのような従来の問題点を解決するものであり、通常動作時とバーンイン試験時での昇圧レベルの切り替えを可能とする昇圧回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1に記載の昇圧回路は、
クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
前記第1の駆動信号に応じて、電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
制御信号によって動作が制御され、第1の動作状態においては前記基準電圧レベルに固定された第3の出力信号を出力し、第2の動作状態においては前記第2の出力信号と同様な電圧レベルを有する該第3の出力信号を出力する第3の駆動回路と、
一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、一方電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、一方の電極に前記第3の出力信号を受け、他方の電極が該第2のノードに接続される第3の容量素子と、からなる容量素子群と、
前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
を有することを特徴とするものである。
【0013】
請求項2に記載の昇圧回路は、
クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
前記第1の駆動信号に応じて、電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
制御信号によって動作が制御され、第1の動作状態においては出力を高インピーダンス状態とし、第2の動作状態においては前記第2の出力信号と同様な電圧レベルを有する該第3の出力信号を出力する第3の駆動回路と、
一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、一方電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、一方の電極に前記第3の出力信号を受け、他方の電極が該第2のノードに接続される第3の容量素子と、からなる容量素子群と、
前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
を有することを特徴とするものである。
【0014】
請求項3に記載の昇圧回路は、
クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
前記第1の駆動信号に応じて、電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
制御信号によって動作が制御され、第1の動作状態においては出力を高インピーダンス状態とするか前記基準電圧レベルに固定された第3の出力信号を出力し、第2の動作状態においては前記第2の出力信号と同様な電圧レベルを有する該第3の出力信号を出力する第3の駆動回路と、
一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、一方電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、一方の電極に前記第3の出力信号を受け、他方の電極が該第2のノードに接続される第3の容量素子と、からなる容量素子群と、
前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
を有することを特徴とするものである。
【0015】
請求項4に記載の昇圧回路は、
クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
前記第1の駆動信号に応じて、電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、
一方電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、
制御信号に応じて電源電圧あるいは昇圧電圧を前記第2のノードに供給する電源回路と
前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
を有することを特徴とするものである。
【0016】
請求項5に記載の昇圧回路は、
クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
制御信号に応じて電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧レベルの調整信号を出力する電源回路と、
前記第1の駆動信号に応じて、前記調整信号の電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、
一方の電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、
前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
を有することを特徴とするものである。
【0017】
請求項6に記載の昇圧回路は、
クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するものであり、制御信号によって動作が制御され、第1の動作状態のときには前記第1の駆動信号の電圧レベルを所定の電圧レベルに固定し、第2の動作状態のときには前記クロック信号の電圧レベルの変化に応じて前記第1および第2の駆動信号の電圧レベルが変化するタイミング調整回路と、
前記第1の駆動信号に応じて、前記第1の動作状態のときには電源電圧レベルより低い基準電圧レベルに固定された第1の出力信号を出力し、前記第2の動作状態のときには電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは前記基準電圧レベルを有する該第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、
一方の電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、
前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と、
前記スイッチング回路と並列接続され、前記第2のノードの電圧を所定電圧分降下させて前記第3のノードに供給する回路と
を有することを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。図1に示す昇圧回路は、外部入力クロックCLKが入力される入力端子INと出力端子OUT1およびOUT2を有し、CLKに基づいて、正電源VDD(図示せず)のレベルであるHighレベル(以下、Hと表記する)とGNDレベルであるLowレベル(以下、Lと表記する)の2値からなる駆動タイミング信号TG1およびTG2を作成し、TG1をOUT1より出力し、TG2をOUT2より出力するタイミング調整回路K2と、TG2、およびHとLの2値からなるモード切替信号MODEBが入力される2入力のNANDゲートNa1と、入力端子をNa1の出力端子に接続したインバータI3と、TG2が入力されるインバータI2と、入力端子をI2の出力端子に接続したインバータI1と、TG1が入力される入力端子INと出力端子OUTを有し、TG1がHのときLを出力し、TG1がLのとき昇圧用電源VBOOSTのレベルを出力するレベルシフタK1(第1の駆動回路)と、ドレインとソースをI3の出力端子に共通接続したΝΜOS容量C11(第2の容量)と、ドレインとソースをI1の出力端子に共通接続し、ゲートをC11のゲートに接続したΝΜOS容量C12(第3の容量)と、ドレインとソースをK1の出力端子に共通接続したΝΜOS容量C2(第1の容量)と、ドレインおよびゲートをVBOOSTが供給される昇圧用電源線BOOSTBに接続し、ソースをC11のゲートに接続したΝΜOSトランジスタNTr1(第3のNMOSトランジスタ)と、ドレインをNTr1のソースに接続し、ソースを昇圧電圧出力線BOOSTAに接続し、ゲートをC2のゲートに接続したNMOSトランジスタNTr2(第2のNMOSトランジスタ)と、ドレインとゲ−卜をBOOSTBに接続し、ソースをC2のゲートに接続したΝΜOSトランジスタNTr3(第1のNMOSトランジスタ)とを有する。すなわち、図1に示す昇圧回路は、図17に示す従来の昇圧回路におけるNMOS容量C1を、C11とC12に分割し、別々の駆動回路を設けたものであり、MODEBがH(VDD)のときはC11とC12をともに昇圧駆動する通常モードとなり、L(GND)のときはC12のみを昇圧駆動するバーンインモードとなる。
【0026】
尚、説明を簡単化するため、各NTr1〜3のしきい値電圧は等しく、いずれもVtであるとする。また正電源VDD(図示せず)と昇圧用電源VBOOSTは、VBOOST>VDD+Vtの関係を満たすものとする。またNANDゲートNa1およびインバータI3は第3の駆動回路を構成し、インバータI2およびI1は第2の駆動回路を構成する。
【0027】
図2は上記のタイミング調整回路K2の回路図である。図2に示すタイミング調整回路K2は、4つのインバータを直列接続し、初段のインバータの入力端子を、外部入力クロックが入力される入力端子INに接続し、最終段のインバータの出力端子をその出力端子とするディレイ用インバータ列D31と、一方の入力端子を入力端子INに接続し、他方の入力端子をD31の出力端子に接続し、出力端子を、駆動タイミング信号TG2を出力する出力端子OUT2に接続した2入力のNANDゲートNa33と、一方の入力端子を、駆動タイミング信号TG1を出力する出力端子OUT1に接続し、他方の入力端子をD31の出力端子に接続した2入力のNANDゲートNa32と、入力端子を入力端子INに接続したインバータI31と、一方の入力端子をI31の出力端子に接続し、他方の入力端子をNa32の出力端子に接続し、出力端子を出力端子OUT1に接続したNANDゲートNa31とを有する。
【0028】
図3は上記のレベルシフタK1の回路図である。図3に示すレベルシフタK1は、ソースをBOOSTBに接続したPMOSトランジスPTr21と、ゲートを入力端子INに接続し、ドレインをPTr21のドレインに接続し、ソースをGNDに接続したΝΜOSトランジスタNTr21と、入力端子を入力端子INに接続したインバータΙ21と、ソースをBOOSTBに接続し、ゲートをPTr21のドレインに接続したPMOSトランジスタPTr22と、ドレインをPTr22のドレインに接続し、ゲ−卜をI21の出力端子に接続し、ソースをGNDに接続したNMOSトランジスタNTr22と、ソースをVBOOSTに接続し、ゲートをPTr22のドレインに接続し、ドレインを出力端子OUTに接続したPMOSトランジスタPTr23と、ドレインを出力端子OUTに接続し、ゲ−卜をPTr23のゲートに接続し、ソースをGNDに接続したNMOSトランジスタNTr23とを有する。
【0029】
図4は図1の昇圧回路の動作を示すタイムチャートである。まず、通常モード(MODEB=H)の動作について説明する。外部入力クロックCLKがΗであるときは、ノード1、6、7はLである。また、ノード2および3はBOOSTBよりも低電位であり、NTr1および3はドレインとゲートが同電位なので、それぞれVtの電圧降下を生じており、ノード2および3の電位はともにVBOOST−Vtである。従ってNTr2もドレインとゲートが同電位なので、ソース・ドレイン間にVtの電圧降下を生じており、昇圧電圧供給線BOOSTAの電位はVBOOST−2Vtである。
【0030】
外部入力クロックCLKがΗからLになると、図2に示すタイミング調整回路K2において、Na33の出力がHに確定し、TG2がLからHに変化する。このとき、I31の出力はLからHになり、またディレイ用インバータ列D31の出力は所定の遅延時間をもってHからLになり、これによりNa32の出力はHに確定するので、Na31の入力がともにHとなり、TG1はCLKの変化から所定の遅延時間をもってHからLに変化する。
【0031】
駆動タイミング信号TG2がLからHになると、インバータI1およびI2によりノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化し、またモード切り替え信号MODEBはHであり、Na1の出力はHからLになるので、インバータI3によりノード6の電位もGND(L)からVDD(H)に変化する。これによりノード3の電位は、VBOOST−VtからVDD+VBOOST−Vtとなる。このときノード3はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr1はOFFする。
【0032】
駆動タイミング信号TG1がLからHになると、図3に示すレベルシフタにおいて、NTr21がOFFし、NTr22がONするので、ノード21はHからLになり、これによりPTr21がONしてノード22がLからH(VBOOST)になり、PTr22がOFFする。ノード21がLになると、PTr23がONし、NTr23がOFFするので、出力端子OUT(図1のノード1)はGND(L)からVBOOSTとなる。これによりノード2の電位は、VBOOST−Vtから2VBOOST−Vtとなる。このときノード2はVBOOSTよりも高電位となるので、NTr3はOFFする。
【0033】
上記ノード2および3の昇圧により、NTr2のゲ−卜電位は2VBOOST−Vt、ソース電位はVBOOST+VDD−Vtとなるので、ノード3の電荷がNTr2およびBOOSTAを介して負荷(図示せず)に供給され、ノード3とBOOSTAが同電位VBOOST+VDD−Vt−αとなる。ここでαは、負荷との接続によるノード3の電圧降下分を示し、NMOS容量C11およびC12の並列合成容量値と負荷インピーダンスによって決まる定数である。
【0034】
次にCLKがLからΗになると、タイミング調整回路K2によりTG1がLからΗになり、レベルシフタK1によりノード1がVBOOSTからLになり、これによりノード2が2VBOOST−VtからVΒOOST−Vtになる。またタイミング調整回路K2によりTG2が所定の遅延時間をもってHからLになり、ノード6および7がHからLになるので、ノード3がVBOOST+VDD−Vt−αからVΒOOST−Vtになる。
【0035】
次に、バーンインモード(MODEB=L)の動作について説明する。尚、このバーンインモードにおいて、レベルシフタK1、タイミング調整回路K2、インバータI2およびI1の動作は通常モードのときと同様であり、従って、ノード1、2のタイムチャート、およびノード4、5、7のタイムチャート(図示せず)は通常モードのときと同様である。
【0036】
CLKはHからLになり、タイミング調整回路K2によりTG2がLからHになると、インバータI1およびI2によりノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化するが、モード切り替え信号MODEBはLであり、Na1の出力は常にLなので、ノード6の電位は常にGND(L)である。ノード6がGNDのままなので、ノード4がレベル変化しても、ノード3の電位は、通常モード動作時のようにVDD+VBOOST−Vtまで昇圧されず、VDD+VBOOST−Vt−βとなる。ここでβはNMOS容量C11とC12の容量比によって決まる定数である。このときノード3はVBOOSTよりも高電位となるので、NTr1はOFFする。
【0037】
またタイミング調整回路K2によりTG1がLからHになると、レベルシフタK1によりノード1はGND(L)からVBOOSTとなる。これによりノード2の電位は、VBOOST−Vtから2VBOOST−Vtとなる。このときノード2はVBOOSTよりも高電位となるので、NTr3はOFFする。
【0038】
上記ノード2および3の昇圧により、NTr2のゲ−卜電位は2VBOOST−Vt、ソース電位はVBOOST+VDD−Vt−βとなるので、ノード3の電荷がNTr2およびBOOSTAを介して負荷(図示せず)に供給され、ノード3とBOOSTAが同電位、すなわち通常動作時よりも小さい昇圧電圧VBOOST+VDD−Vt−β−αとなる。
【0039】
尚、タイミング調整回路K2の構成は図2に示すものに限定されるものではなく、またレベルシフタK1の構成は図3に示すものに限定されるものではない。
【0040】
このように上記第1の実施形態によれば、2つのNMOS容量C11とC12に別々の駆動回路を設け、モード切替信号に従って、通常モード時には両NMOS容量を駆動し、バーンインモード時にはC11のみを駆動し、C12を駆動せずノード7をGNDレベルに固定することにより、バーンインモード時の昇圧レベルを通常モード時よりも小さくすることができるので、通常動作時とバーンイン試験時での昇圧レベルの切り替えが可能となる。
【0041】
第2の実施形態
上記第1の実施形態の昇圧回路においては、バーンインモード時にノード6はインバータI3によってLに固定されているので、ノード3が昇圧レベル(VBOOST+VDD−Vt−α)から低電圧レベル(VBOOST−Vt)に落ちると、それを受けてノード6に、回路素子のラッチアップのトリガとなる危険性のあるアンダーシュートが発生しまう。第2の実施形態はこれを改善したものである。
【0042】
図5は本発明の第2の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。図5に示す昇圧回路は、図1の昇圧回路において、インバータI3に替えて、モード切替信号MODEBが入力されるインバータI51と、駆動タイミング信号TG2およびI51の出力が入力される2入力のNORゲートNo51と、ソースを正電源VDDに接続し、ゲートをNa1の出力端子に接続し、ドレインをNMOS容量C11のソース・ドレイン端子(ノード6)に接続したPΜOSトランジスタPTr51と、ドレインをC11のソース・ドレイン端子(ノード6)に接続し、ゲートをΝo51の出力端子に接続し、ソースをGNDに接続したNMOSトランジスタNΤr51とを設けたものである。尚、NANDゲートNa1とインバータI51とNORゲートΝo51とPΜOSトランジスタPTr51とNMOSトランジスタNΤr51は第3の駆動回路を構成する。
【0043】
次に、通常モード(MODEB=H)の動作について説明する。尚、このときのタイムチャートは図4(a)に示すものと同じである。外部入力クロックCLKがΗであるときは、ノード1、6、7はLである。また、ノード2および3はBOOSTBよりも低電位であり、NTr1および3はドレインとゲートが同電位なので、それぞれVtの電圧降下を生じており、ノード2および3の電位はともにVBOOST−Vtである。従ってNTr2もドレインとゲートが同電位なので、ソース・ドレイン間にVtの電圧降下を生じており、昇圧電圧供給線BOOSTAの電位はVBOOST−2Vtである。外部入力クロックCLKがΗからLになると、タイミング調整回路K2により、駆動タイミング信号TG2がLからHに変化し、またCLKの変化から所定の遅延時間をもって駆動タイミング信号TG1がHからLに変化する。
【0044】
駆動タイミング信号TG2がLからHになると、インバータI1およびI2によりノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化する。またモード切替信号MODEBはHであり、Na1の出力はHからLになり、No51の出力はHからLになるので、PTr51はONし、NTr51はOFFし、ノード6の電位もGND(L)からVDD(H)に変化する。これによりノード3の電位は、VBOOST−VtからVDD+VBOOST−Vtとなる。このときノード3はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr1はOFFする。以下の昇圧動作は図1の昇圧回路と同じである。
【0045】
次にCLKがLからΗになると、タイミング調整回路K2によりTG2が所定の遅延時間をもってHからLになり、インバータI1およびI2によりノード7の電位はVDD(H)からGNG(L)に変化する。またMODEBはHであり、Na1の出力はLからHになり、No51の出力はLからHになるので、PTr51はOFFし、NTr51はONし、ノード6の電位もVDD(H)からGND(L)に変化する。これによりノード3がVBOOST+VDD−Vt−αからVΒOOST−Vtになる。
【0046】
次に、バーンインモード(ΜODEB=H)の動作について説明する。図6は図5の昇圧回路におけるバーンインモード時の動作を示すタイムチャートである。尚、このバーンインモードにおいて、レベルシフタK1、タイミング調整回路K2、インバータI2およびI1の動作は通常モードのときと同じである。
【0047】
ΜODEΒがLであり、インバータΙ51の出力がHなので、TG2にかかわらず、Na1の出力は常にHとなり、No51の出力は常にLとなるので、PTr51およびNTr51は常にOFF状態である。従ってノード6はVDDおよびGNDに対して常にフローティングとなる。尚、バーンインモードに入る直前の動作により、初期のノード6の電位はGNDとなっている。
【0048】
CLKがHからLになり、タイミング調整回路K2によりTG2がLからHになると、インバータI1およびI2によりノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化し、ノード3の電位がVBOOST−VtからVBOOST+VDD−Vtとなる。ノード3が昇圧されると、ノード6の電位はこれに追従してGNDからVDDになる。このときノード3はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr1はOFFする。
【0049】
TG1がLからHになると、レベルシフタK1によりノード1はGND(L)からVBOOSTとなる。これによりノード2の電位は、VBOOST−Vtから2VBOOST−Vtとなる。このときノード2はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr3はOFFする。
【0050】
上記ノード2および3の昇圧により、NTr2のゲ−卜電位は2VBOOST−Vt、ソース電位はVBOOST+VDD−Vtとなるので、ノード3の電荷がNTr2およびBOOSTAを介して負荷(図示せず)に供給され、ノード3とBOOSTAが同電位、すなわち通常モード時よりも小さい昇圧電圧VBOOST+VDD−Vt−γとなる。このときノード6の電位はノード3の電位変化に追従してVDDからVDD−γとなる。ここでγは、負荷との接続によるノード3の電圧降下分を示し、NMOS容量C12の容量値と負荷インピーダンスによって決まる定数であり、γ<αである。
【0051】
次にCLKがLからΗになると、TG1がLからHになり、ノード1の電位がVBOOSTからGNDとなり、ノード2の電位が2VBOOST−VtからBOOST−Vtになる。またTG2が所定の遅延時間をもってHからLになると、ノード7の電位がHからLになるので、ノード3の電位がVBOOST+VDD−Vt−γからVΒOOST−Vtになり、これに追従してノード6の電位はVDD−γからGNDになる。
【0052】
このように上記第2の実施形態によれば、NMOS容量C11、C12に別々の駆動回路を設け、モード切替信号に従って、通常モード時には両NMOS容量を駆動し、バーンインモード時には、PTr51およびNTr51のドレインを高インピーダンスにしてC12を駆動せず、C11のみを駆動することにより、バーンインモード時の昇圧レベルを通常モード時よりも小さくすることができるので、通常動作時とバーンイン試験時での昇圧レベルの切り替えが可能となる。
【0053】
またバーンインモード時に、PTr51およびNTr51のドレインを高インピーダンスにすることにより、ノード6におけるアンダーシュートを低減することができる。
【0054】
第3の実施形態
上記第2の実施形態の昇圧回路においては、NMOSトランジスタNTr2およびΒOOSΤΑを介してノード3が負荷に接続され、負荷において電力が消費されて、ノード3の電位が下がると(この電圧降下分は上記のγに該当する)、これに追従してノード6の電位もVDDからVDD−γに下がるので、このγが大きいと、駆動インバ−タΙ1の出力がΗからLになりノード3の電位がVBOOST−Vtに下がるときに、ノード6にアンダーシュートが発生する。第3の実施形態はこれを改善したものである。
【0055】
図7は本発明の第3の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。図7に示す昇圧回路は、図5の昇圧回路において、インバータI51およびNORゲートNo51を取り除き、NMOSトランジスタNΤr51のゲートをインバータI2の出力端子に接続したものである。尚、NANDゲートNa1とPΜOSトランジスタPTr51とNMOSトランジスタNΤr51は第3の駆動回路を構成する。
【0056】
次に、通常モード(MODEB=H)の動作について説明する。尚、このときのタイムチャートは図4(a)に示すものと同じである。外部入力クロックCLKがΗであるときは、ノード1、6、7はLである。また、ノード2および3はBOOSTBよりも低電位であり、NTr1および3はドレインとゲートが同電位なので、それぞれVtの電圧降下を生じており、ノード2および3の電位はともにVBOOST−Vtである。従ってNTr2もドレインとゲートが同電位なので、ソース・ドレイン間にVtの電圧降下を生じており、昇圧電圧供給線BOOSTAの電位はVBOOST−2Vtである。外部入力クロックCLKがΗからLになると、タイミング調整回路K2により、駆動タイミング信号TG2がLからHに変化し、またCLKの変化から所定の遅延時間をもって駆動タイミング信号TG1がHからLに変化する。
【0057】
駆動タイミング信号TG2がLからHになると、インバータI1の出力はHからLになり、I2の出力はLからHになるので、ノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化する。またモード切替信号MODEBはHであり、Na1の出力はHからLになるので、PTr51はONし、NTr51はOFFし、ノード6の電位もGND(L)からVDD(H)に変化する。これによりノード3の電位は、VBOOST−VtからVDD+VBOOST−Vtとなる。このときノード3はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr1はOFFする。以下の昇圧動作は図1の昇圧回路と同じである。
【0058】
次にCLKがLからΗになると、タイミング調整回路K2によりTG2が所定の遅延時間をもってHからLになり、I1の出力はLからHになり、I2の出力はHからLになるので、ノード7の電位はVDD(H)からGNG(L)に変化する。またMODEBはHであり、Na1の出力はLからHになるので、PTr51はOFFし、NTr51はONし、ノード6の電位もVDD(H)からGND(L)に変化する。これによりノード3がVBOOST+VDD−Vt−αからVΒOOST−Vtになる。
【0059】
次に、バーンインモード(ΜODEB=H)の動作について説明する。図8は図7の昇圧回路におけるバーンインモード時の動作を示すタイムチャートである。尚、このバーンインモードにおいて、レベルシフタK1、タイミング調整回路K2、インバータI2およびI1の動作は通常モードのときと同じである。
【0060】
ΜODEΒがLなので、TG2にかかわらず、Na1の出力は常にHとなり、従ってPTr51は常にOFF状態である。またインバータI2の出力がLのときNTr51がOFFし、ノード6はVDDおよびGNDに対してフローティングとなる。
【0061】
CLKがHからLになり、タイミング調整回路K2によりTG2がLからHになると、インバータI1の出力はHからLになり、I2によりノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化し、ノード3の電位がVBOOST−VtからVDD+VBOOST−Vtとなる。I1がHからLになると、NTr51がOFFするのでノード6はフローティングとなり、ノード3が昇圧されると、ノード6の電位はこれに追従してGNDからVDDになる。このときノード3はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr1はOFFする。以下の昇圧動作は図5の昇圧回路と同じである。
【0062】
次にCLKがLからΗになると、TG1がLからHになり、ノード1の電位がVBOOSTからGNDとなり、ノード2の電位が2VBOOST−VtからBOOST−Vtになる。またTG2が所定の遅延時間をもってHからLになると、I2の出力がLからHになり、これにより、NTr51がONするとともに、I1の出力がHからLになり、ノード7の電位がHからLになり、ノード3の電位がVBOOST+VDD−Vt−γからVΒOOST−Vtになるので、これに追従してノード6の電位はVDD−γからGNDになる。
【0063】
このように上記第3の実施形態によれば、NMOS容量C11、C12に別々の駆動回路を設け、モード切替信号MODOBに従って、通常モード時には両NMOS容量を駆動し、バーンインモード時においては、TG2がHのときPTr51およびNTr51のドレインを高インピーダンスとし、TG2がLのときNTr51のドレインを接地レベルとして、C12を駆動せず、C11のみを駆動することにより、バーンインモード時の昇圧レベルを通常モード時よりも小さくすることができるので、通常動作時とバーンイン試験時での昇圧レベルの切り替えが可能となる。また、TG2がHのときPTr51およびNTr51のドレインを高インピーダンスとし、TG2がLのときNTr51のドレインを接地レベルとすることにより。ノード6におけるアンダーシュートを低減することができる。
【0064】
尚、インバータI1およびI2と別に、駆動タイミング信号TG2が入力されるインバータを設け、NMOSトランジスタ51のゲートを、I2の出力端子ではなく、このインバータの出力端子に接続しても良い。
【0065】
第4の実施形態
図9は本発明の第4の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。図9に示す昇圧回路は、外部入力クロックCLKが入力される入力端子INと出力端子OUT1およびOUT2を有し、CLKに基づいて駆動タイミング信号TG1およびTG2を作成し、TG1をOUT1より出力し、TG2をOUT2より出力するタイミング調整回路K2と、TG2が入力されるインバータI2と、入力端子をI2の出力端子に接続したインバータI1と、TG1が入力される入力端子INと出力端子OUTを有し、TG1がHのときLを出力し、TG1がLのとき昇圧用電源VBOOSTのレベルを出力するレベルシフタK1(第1の駆動回路)と、ドレインとソースをI1の出力端子に共通接続したΝΜOS容量C1(第2の容量)と、ドレインとソースをK1の出力端子に共通接続したΝΜOS容量C2(第1の容量)と、昇圧用電源VBOOSTに接続する電圧入力端子Vin1、正電源VDDに接続する電圧入力端子Vin2、モード切替信号MODEBが入力されるモード切替信号入力端子IN、および電圧出力端子Voutを有し、MODEBがLのときVDDを出力し、MODEBがHのときVBOOSTを出力する電源スイッチング回路K3と、ドレインおよびゲートをK3の出力端子Voutに接続し、ソースをC1のゲートに接続したΝΜOSトランジスタNTr1(第3のNMOSトランジスタ)と、ソースをNTr1のソースに接続し、ドレインを昇圧電圧出力線BOOSTAに接続し、ゲートをC2のゲートに接続したNMOSトランジスタNTr2(第2のNMOSトランジスタ)と、ソースとゲ−卜をK3の出力端子Voutに接続し、ドレインをC2のゲートに接続したΝΜOSトランジスタNTr3(第1のNMOSトランジスタ)とを有する。
【0066】
すなわち、図9に示す昇圧回路は、図17に示す従来の昇圧回路において、電源スイッチング回路K3を設け、ΝMOSトランジスタTr1とTr3のドレインとゲートをK3のVoutに接続し、バーンインモードにおいては、Tr1とTr3のドレインとゲートにVBOOSTではなくVDDを供給するようにしたものである。尚、説明を簡単化するため、各NTr1〜3のしきい値電圧は等しく、いずれもVtであるとする。また正電源VDD(図示せず)と昇圧用電源VBOOSTは、VBOOST>VDD+Vtの関係を満たすものとする。またインバータI2およびI1は第2の駆動回路を構成する。
【0067】
図10は上記の電源スイッチング回路K3の回路図である。図10に示す電源スイッチング回路K3は、入力端子をモード切替信号入力端子INに接続したインバータI61と、ゲートをI61の出力端子に接続し、ソースとバルク(基板)を電圧入力端子Vin1に接続し、ドレインを電圧出力端子Voutに接続したΡΜOSトランジスタPTr61と、ゲートをINに接続し、ソースを電圧入力端子Vin2に接続し、バルクをVin1に接続し、ドレインをVoutに接続したΡΜOSトランジスタPTr62とを有する。この電源スイッチング回路K3回路はモード切替信号によってVoutの電圧レベルを切り換えるものである。
【0068】
次に、通常モード(MODEB=H)の動作について説明する。尚、このときのタイムチャートは図18に示すものと同じである。モード切替信号MODEBがHであるので、図10の電源スイッチング回路K3において、I61の出力はLであり、PTr61はONしており、PTr62はOFFしている。従ってVoutからはVBOOSTが出力され、以下の昇圧動作は図17の昇圧回路と同じになる。
【0069】
次に、バーンインモード(MODEB=L)の動作について説明する。図11は図9の昇圧回路におけるバーンインモード時の動作を示すタイムチャートである。尚、このバーンインモードにおけるレベルシフタK1、タイミング調整回路K2、インバータI2およびI1の動作は通常モードのときと同じである。
【0070】
モード切替信号MODEBがLであるので、図10の電源スイッチング回路K3において、I61の出力はHであり、PTr61はOFFしており、PTr62はONしている。従ってVoutからはVDDが出力されている。外部入力クロックCLKがΗであるときは、NTr1および3はドレインとゲートが同電位なので、それぞれVtの電圧降下を生じており、ノード2および3の電位はともにVDD−Vtである。従ってNTr2もドレインとゲートが同電位なので、ソース・ドレイン間にVtの電圧降下を生じており、昇圧電圧供給線BOOSTAの電位はVDD−2Vtである。
【0071】
CLKがHからLになり、タイミング調整回路K2によりTG2がLからHになると、インバータI1およびI2によりノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化し、ノード3の電位がVDD−Vtから2VDD−Vtとなる。このときノード3は電源出力端子Vout(VDD)よりも高電位となるので、NTr1はOFFする。
【0072】
タイミング信号TG1がLからHになると、レベルシフタK1によりノード1はGND(L)からVBOOSTとなる。これによりノード2の電位は、VDD−VtからVBOOST+VDD−Vtとなる。このときノード2はVout(VDD)よりも高電位となるので、NTr3はOFFする。
【0073】
上記ノード2および3の昇圧により、NTr2のゲ−卜電位はVDD+VBOOST−Vt、ソース電位は2VDD−Vtとなるので、ノード3の電荷がNTr2およびBOOSTAを介して負荷(図示せず)に供給され、ノード3とBOOSTAが同電位、すなわち通常モード時よりも小さい昇圧電圧2VDD−Vt−δとなる。ここでδは、負荷との接続によるノード3の電圧降下分を示し、NMOS容量C1の容量値と負荷インピーダンスによって決まる定数である。尚、C1の容量値が図1の昇圧回路のC11とC12の合成容量に等しい場合は、δ=αとなる。
【0074】
次にCLKがLからΗになると、TG1がLからHになり、ノード1の電位がVBOOSTからGNDとなり、ノード2の電位がVBOOST+VDD−VtからVDD−Vtになる。またTG2が所定の遅延時間をもってHからLになると、ノード7の電位がHからLになるので、ノード3の電位が2VDD−Vt−δからVDD−Vtになる。
【0075】
尚、電源スイッチング回路K3の構成は、図10に示すものに限定されることはない。
【0076】
このように上記第4の実施形態によれば、バーンモード時に、電圧スイッチング回路K3によりΝΜOSトランジスタNTr1およびNTr3のドレインおよびゲートにかかる電圧をVBOOSTでなくVDDにし、ノード3の初期電圧を低くすることにより、バーンインモード時の昇圧レベルを通常モード時よりも小さくすることができるので、通常動作時とバーンイン試験時での昇圧レベルの切り替えが可能となる。
【0077】
第5の実施形態
図12は本発明の第5の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。図12に示す昇圧回路は、図9の昇圧回路において、電源スイッチング回路K3の電圧出力端子VoutをNTr1および3のドレインとゲートではなく、レベルシフターK1の図3に示すPTr21〜23のソースに接続し、NTr1および3のドレインを昇圧用電源線BOOSTBにより昇圧用電源VBOOSTに接続したものである。
【0078】
次に、通常モード(MODEB=H)の動作について説明する。尚、このときのタイムチャートは図18に示すものと同じである。モード切替信号MODEBがHであるので、図10の電源スイッチング回路K3において、I61の出力はLであり、PTr61はONしており、PTr62はOFFしている。従ってVoutからはVBOOSTが出力されており、図3のレベルシフタK1において、PTr21〜23のソース電圧はVBOOSTとなるので、以下の昇圧動作は図9の昇圧回路と同じになる。
【0079】
次に、バーンインモード(MODEB=L)の動作について説明する。図13は図12の昇圧回路におけるバーンインモード時の動作を示すタイムチャートである。尚、このバーンインモードにおけるタイミング調整回路K2、インバータI2およびI1の動作は図9の昇圧回路と同じである。
【0080】
モード切替信号MODEBがLであるので、図10の電源スイッチング回路K3において、I61の出力はHであり、PTr61はOFFしており、PTr62はONしている。従ってVoutからはVDDが出力されており、図3のレベルシフタK1において、PTr21〜23のソース電圧はVDDとなる。
【0081】
外部入力クロックCLKがΗであるときは、NTr1および3はドレインとゲートが同電位なので、それぞれVtの電圧降下を生じており、ノード2および3の電位はともにVBOOST−Vtである。従ってNTr2もドレインとゲートが同電位なので、ソース・ドレイン間にVtの電圧降下を生じており、昇圧電圧供給線BOOSTAの電位はVBOOST−2Vtである。
【0082】
CLKがHからLになり、タイミング調整回路K2によりTG2がLからHになると、インバータI1およびI2によりノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化し、ノード3の電位がVBOOST−VtからVDD+VBOOST−Vtとなる。このときノード3はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr1はOFFする。
【0083】
タイミング信号TG1がLからHになると、レベルシフタK1によりノード1はGND(L)からVDDとなる。これによりノード2の電位は、VBOOST−VtからVBOOST+VDD−Vtとなる。このときノード2はVBOOSTよりも高電位となるので、NTr3はOFFする。
【0084】
上記ノード2および3の昇圧により、NTr2のゲ−卜とドレインの電位はともにVBOOST+VDD−Vtなので、NTr2はソース・ドレイン間にVtの電圧降下を生じたまま、ノード3の電荷がNTr2およびBOOSTAを介して負荷(図示せず)に供給され、ノード3の電位はVBOOST+VDD−Vt−εとなり、BOOSTAの電位は通常モード時よりも小さいVBOOST+VDD−2Vt−εとなる。ここでεは、負荷との接続によるノード3の電圧降下分を示す。
【0085】
このように上記第5の実施形態によれば、バーンインモード時に、電源スイッチング回路K3によりレベルシフタK1の電源をVBOOSTからVDDにすることにより、ノード2の昇圧レベルを小さくすることにより、バーンインモード時の昇圧レベルを通常モード時よりも小さくすることができるので、通常動作時とバーンイン試験時での昇圧レベルの切り替えが可能となる。
【0086】
第6の実施形態
図14は本発明の第6の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。図14に示す昇圧回路は、図9の昇圧回路において、タイミング調整回路K2および電源スイッチング回路K3に替えて、外部入力クロックCLKが入力される入力端子IN1とモード切替信号MODEBが入力される入力端子IN2と出力端子OUT1およびOUT2を有し、CLKに基づいて駆動タイミング信号TG1およびTG2を作成し、TG2をOUT2より出力し、MODEBがHのときTG1をOUT1より出力し、MODEBがLのときOUT1をHに固定するタイミング調整回路K4を設け、さらにソースをNTr2のドレインに接続し、ドレインおよびゲートをNTr2のソースに接続したNMOSトランジスタNTr71を設けたものである。
【0087】
図15は上記のタイミング調整回路K4の回路図である。図15に示すタイミング調整回路K4は、図2のタイミング調整回路K4において、2入力のNANDゲート31に替えて、3入力のNANDゲート71を設け、NANDゲート71の第1の入力端子をNa32の出力端子に接続し、第2の端子をインバータI31に接続し、第3の入力端子をMODEBが入力される入力端子IN2に接続したものである。
【0088】
次に、通常モード(MODEB=H)の動作について説明する。尚、このときのタイムチャートは図18に示すものと同じである。モード切替信号MODEBがHであるので、タイミング調整回路K4の出力端子OUT1からは駆動タイミング信号TG1が出力される。以下の昇圧動作は図9の昇圧回路と同じになるが、このとき、NTr2がOFFのときは、NTr71によってノード3とBOOOSTAは電位差Vtをもって導通しており、ノード2および3が昇圧され、NTr2が飽和すると、ノード3とBOOOSTAの電位差はなくなり、負荷(図示せず)にノード3の昇圧電圧が供給される。
【0089】
次に、バーンインモード(MODEB=L)の動作について説明する。図16は図14の昇圧回路におけるバーンインモード時の動作を示すタイムチャートである。尚、このバーンインモードにおけるインバータI2およびI1の動作は図9の昇圧回路と同じである。
【0090】
ΜODEBがLであるので、タイミング調整回路K4の出力端子OUT1は常にΗとなっている。従って、ノード1はLに固定されており、ノード2はVBOOST−Vtに固定されている。外部入力クロックCLKがΗであるときは、
ノード3の電位はVBOOST−Vtであり、NTr2はOFFしている。またNTr71によってノード3とBOOOSTAは電位差Vtをもって導通している。
【0091】
CLKがΗからLになると、TG2がLからΗになり、I2およびI1によりノード7の電位はGND(L)からVDD(H)に変化し、ノード3の電位がVBOOST−VtからVDD+VBOOST−Vtとなる。このときノード3はBOOSTBよりも高電位となるので、NTr1はOFFする。
【0092】
しかしノード2の電位はVBOOST−Vtに固定されているため、NTr2はOFFし、NTr71によってBOOSTAの電位は通常モード時よりも小さいVDD+VBOOST−2Vtとなる。
【0093】
次にCLKがLからΗになり、TG2が所定の遅延時間をもってHからLになると、ノード7の電位がHからLになるので、ノード3の電位がVDD+VBOOST−2VtからVBOOST−Vtになる。
【0094】
尚、タイミング調整回路K4の構成は、図15に示すものに限定されることはない。
【0095】
このように上記第6の実施形態によれば、バーンインモード時に、ΝΜOS容量C2を駆動せず、ノード2の電位をΒOOSTB−Vtに固定し、ΝMOSトランジスタNTr71を用いて負荷にノード3の昇圧電圧を供給することにより、負荷に印加する昇圧電圧のレベルを通常モード時よりも小さくすることができるので、通常動作時とバーンイン試験時での昇圧レベルの切り替えが可能となる。また上記第4の実施形態または第5の実施形態に比べて簡単な回路変更で昇圧レベルの切り替えが可能となる。
【0096】
以上のように本発明によれば、通常動作時とバーンイン試験時での昇圧レベルの切り替えが可能となるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。
【図2】本発明の第1〜第5の実施形態の昇圧回路におけるタイミング調整回路の回路図である。
【図3】本発明の昇圧回路におけるレベルシフタの回路図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の昇圧回路の動作を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の昇圧回路の動作を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。
【図8】本発明の第3の実施形態の昇圧回路の動作を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の第4の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。
【図10】本発明の第4および第5の実施形態の昇圧回路における電源スイッチング回路の回路図である。
【図11】本発明の第4の実施形態の昇圧回路の動作を示すタイムチャートである。
【図12】本発明の第5の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。
【図13】本発明の第5の実施形態の昇圧回路の動作を示すタイムチャートである。
【図14】本発明の第6の実施形態の昇圧回路を示す回路構成図である。
【図15】本発明の第6の実施形態の昇圧回路におけるタイミング調整回路の回路図である。
【図16】本発明の第6の実施形態の昇圧回路の動作を示すタイムチャートである。
【図17】従来の昇圧回路の一例を示す回路構成図である。
【図18】従来の昇圧回路の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
K1 レベルシフタ
K2、K4 タイミング調整回路
K3 電源スイッチング回路
NTr1〜NTr3、NTr21〜NTr23、NTr51、NTr71 NMOSトランジスタ
C1、C2、C11、C12 NMOS容量
I1〜3、I21、I31、I51、I61 インバータ
Na1、Na31〜Na33、Na81 NANDゲート
D31 ディレイ用インバータ列
PTr21〜PTr23、PTr51 PTr61、PTr62 PMOSトランジスタ
No51 NORゲート

Claims (6)

  1. クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
    前記第1の駆動信号に応じて、電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
    前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
    制御信号によって動作が制御され、第1の動作状態においては前記基準電圧レベルに固定された第3の出力信号を出力し、第2の動作状態においては前記第2の出力信号と同様な電圧レベルを有する該第3の出力信号を出力する第3の駆動回路と、
    一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、一方電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、一方の電極に前記第3の出力信号を受け、他方の電極が該第2のノードに接続される第3の容量素子と、からなる容量素子群と、
    前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
    を有することを特徴とする昇圧回路。
  2. クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
    前記第1の駆動信号に応じて、電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
    前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
    制御信号によって動作が制御され、第1の動作状態においては出力を高インピーダンス状態とし、第2の動作状態においては前記第2の出力信号と同様な電圧レベルを有する該第3の出力信号を出力する第3の駆動回路と、
    一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、一方電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、一方の電極に前記第3の出力信号を受け、他方の電極が該第2のノードに接続される第3の容量素子と、からなる容量素子群と、
    前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
    を有することを特徴とする昇圧回路。
  3. クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
    前記第1の駆動信号に応じて、電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
    前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
    制御信号によって動作が制御され、第1の動作状態においては出力を高インピーダンス状態とするか前記基準電圧レベルに固定された第3の出力信号を出力し、第2の動作状態においては前記第2の出力信号と同様な電圧レベルを有する該第3の出力信号を出力する第3の駆動回路と、
    一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、一方電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、一方の電極に前記第3の出力信号を受け、他方の電極が該第2のノードに接続される第3の容量素子と、からなる容量素子群と、
    前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
    を有することを特徴とする昇圧回路。
  4. クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
    前記第1の駆動信号に応じて、電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
    前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
    一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、
    一方電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、
    制御信号に応じて電源電圧あるいは昇圧電圧を前記第2のノードに供給する電源回路と
    前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
    を有することを特徴とする昇圧回路。
  5. クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するタイミング調整回路と、
    制御信号に応じて電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは電源電圧レベルの調整信号を出力する電源回路と、
    前記第1の駆動信号に応じて、前記調整信号の電圧レベルあるいは電源電圧より低い基準電圧レベルを有する第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
    前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
    一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、
    一方の電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、
    前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と
    を有することを特徴とする昇圧回路。
  6. クロック信号に応じて第1および第2の駆動信号を出力するものであり、制御信号によって動作が制御され、第1の動作状態のときには前記第1の駆動信号の電圧レベルを所定の電圧レベルに固定し、第2の動作状態のときには前記クロック信号の電圧レベルの変化に応じて前記第1および第2の駆動信号の電圧レベルが変化するタイミング調整回路と、
    前記第1の駆動信号に応じて、前記第1の動作状態のときには電源電圧レベルより低い基準電圧レベルに固定された第1の出力信号を出力し、前記第2の動作状態のときには電源電圧レベルより高い昇圧電圧レベルあるいは前記基準電圧レベルを有する該第1の出力信号を出力する第1の駆動回路と、
    前記第2の駆動信号に応じて、前記電源電圧レベルまたは前記基準電圧レベルを有する第2の出力信号を出力する第2の駆動回路と、
    一方の電極に前記第1の出力信号を受け、他方の電極が第1のノードに接続される第1の容量素子と、
    一方の電極に前記第2の出力信号を受け、他方の電極が第2のノードに接続される第2の容量素子と、
    前記第2のノードと昇圧された電圧レベルに設定すべき第3のノードとの間に設けられ、前記第1のノードの電圧レベルに応じて該第2のノードと該第3のノード間の導通を制御するスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路と並列接続され、前記第2のノードの電圧を所定電圧分降下させて前記第3のノードに供給する回路と
    を有することを特徴とする昇圧回路。
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