JP3600302B2 - コネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造およびその組付方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、車両や一般電気機器、OA機器等に使用される電子ユニットにおいて、その電子ユニットのケース内の所定位置に収容配置された配線基板と、裏面側をケース内に向けた状態でケースのコネクタハウジング内に収容配置されたコネクタ端子ユニットとの接続構造およびその組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両や一般電子機器、OA機器等の電子ユニットには、内蔵されたプリント実装基板を外部と電気的に接続するためにコネクタ端子ユニットが設けられている。
【0003】
従来、このコネクタ端子ユニットとプリント実装基板との接続構造は、図28または図29に示すように、電子ユニットケース200a、200b内の所定位置に収納されたプリント実装基板201a、201bと、電子ユニットケース200a、200bのコネクタハウジング202a、202b内に収容配置されたコネクタ端子ユニット203a、203bとを備え、コネクタ端子ユニット203a、203bには貫通状に複数のコネクタ端子204a、204bが設けられている。
【0004】
上記プリント実装基板201a、201bには、その裏面側に銅箔等によりプリント配線パターン(図示略)が描かれるとともに、電子部品(図示略)が実装され、適宜電気回路が構成されている。また、コネクタ端子204a、204bは、コネクタ端子ユニット203a、203bの外部に面する表面側から電子ユニットケース200a、200bの内部に面する裏面側に亘って貫通状に設けられ、その表面側ではコネクタ端子204a、204bの一方端側が露出して外部コネクタ(図示略)が接続されるように構成されており、裏面側ではコネクタ端子204a、204bの他方端側がプリント実装基板201a、201bに向かって直線状またはL字状に延設されて、その先端に端子部205a、205bが形成されている。そして、この端子部205a、205bがプリント実装基板201a、201bのスルーホール(図示略)に挿通されて半田付けされることにより、コネクタ端子204a、204bとプリント実装基板201a、201bとが電気的に接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のようなコネクタ端子ユニット203a、203bとプリント実装基板201a、201bとの接続構造において、端子部205a、205bはプリント実装基板201a、201bの面方向に対してほぼ垂直姿勢でスルーホールに挿入される。
【0006】
このため、図28に示すようにコネクタハウジング203aが電子ユニットケース200aの上方に向かって開口している場合には、コネクタ端子204aを直線状に形成することにより、端子部205aをプリント実装基板201aに対してほぼ垂直姿勢で挿入できるようにしている。また、図29に示すようにコネクタハウジング203bが電子ユニットケース200bの側方に開口している場合には、コネクタ端子204bをコネクタ端子ユニット203bの裏面側で略L字状に折曲げることにより、端子部205bをプリント実装基板201bに対して垂直姿勢で挿入できるように構成している。
【0007】
このように、従来の接続構造では、コネクタ端子ユニット203a、203bが収納されるコネクタハウジング202a、202bの位置および姿勢によってコネクタ端子204a、204bの形状を適宜変更する必要がある。これにより、コネクタ端子204a、204bの端子部205a、205bの配置も変わりプリント実装基板201a、201bのスルーホールの位置およびプリント配線パターンも適宜変更する必要がある。
【0008】
従って、例えば、設計変更上、コネクタハウジング202a、202bの位置および姿勢を変更する必要が生じたときには、コネクタ端子ユニット203a、203bとプリント実装基板201a、201bとをそれぞれ別構成のものに変更する必要がある。
【0009】
また、プリント実装基板201a、201bを高い加工精度で形成するとともに、精度よく電子ユニットケース200a、200b内に組み付けないと、プリント実装基板201a、201b上のスルーホールが位置が所定位置からずれて、コネクタ端子ユニット203a、203bから延設されたコネクタ端子204a、204bがそのスルーホールに貫通できない恐れがある。
【0010】
特に、電子ユニットに複数のコネクタ端子ユニットが設けられた場合には、それらの各コネクタ端子をプリント実装基板201a、201bに接続するために、より一層高基準のプリント実装基板201a、201bの加工精度と、電子ユニットケース200a、200bへの組付精度が要求される。
【0011】
そこで、この発明は、上述のような問題点を解決すべくなされたもので、コネクタハウジングの位置および姿勢の変更に対して、共通のコネクタ端子ユニットと配線基板とを使用できるとともに、配線基板の加工誤差および配線基板のケースへの組付誤差に対して許容範囲の広いコネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造およびその組付方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明の請求項1記載のコネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造は、ケース内の所定位置に収容配置された配線基板と、裏面側をケース内に向けた状態でケースのコネクタハウジング内に収容配置されたコネクタ端子ユニットとの接続構造において、前記コネクタ端子ユニットの裏面側に取付けられて、コネクタ端子ユニットに貫設されたコネクタ端子に電気的に接続された補助配線基板と、前記配線基板と前記補助配線基板との間に取付けられ、前記補助配線基板を介して前記コネクタ端子ユニットのコネクタ端子と前記配線基板とを電気的に接続する可撓性電線とを備え、前記ネクタ端子ユニットの裏面側に、補助配線基板の両端部を保持する弾性フックを設けたことを特徴とする。
【0013】
また、請求項2記載のように、前記可撓性電線は可撓性フラットケーブルであることを特徴としてもよい。
【0014】
なお、請求項3記載のコネクタ端子ユニットと配線基板との組付方法は、配線基板と補助配線基板とを切離自在に一体的に形成し、可撓性電線の一方端側を前記配線基板に電気的に接続するとともに、他方端側を前記補助配線基板に電気的に接続した後、前記補助配線基板と前記配線基板とを切離し、前記補助基板の両端部を前記コネクタ端子ユニットの裏面側に設けられた弾性フックにより保持させることで、その補助配線基板をコネクタ端子ユニットの裏面側に取付けてコネクタ端子ユニットに貫設されたコネクタ端子に電気的に接続した後、そのコネクタ端子ユニットをケースのコネクタハウジング内に裏面側をケース内に向けた状態で収容配置するとともに、前記配線基板をケース内の所定位置に収容配置することを特徴とする。
【0015】
【作用】
以上のように構成された請求項1記載のコネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造によると、コネクタ端子ユニットに貫設されているコネクタ端子は、可撓性電線を介して、配線基板に電気的に接続されているため、可撓性電線の長さの範囲内でコネクタ端子ユニットの姿勢および位置が自在となる。さらに、配線基板とコネクタ端子ユニットとを可撓性電線を介して電気的に接続することによりそれらの相対位置を自由に設定可能としたため、配線基板の加工誤差および配線基板のケースへの組付誤差が多少生じても、配線基板とコネクタ端子ユニットとを電気的に接続することができる。
【0016】
また、請求項2記載のように、コネクタ端子ユニットのコネクタ端子と配線基板とを可撓性フラットケーブルにより電気的に接続すれば、多数のコネクタ端子を容易に配線基板に電気的に接続することができる。
【0017】
なお、請求項3記載のコネクタ端子ユニットと配線基板との組付方法によると、配線基板と補助配線基板とを切離自在に一体に形成しているため、それら各基板の形成加工が容易となる。さらに、それらを切離す前に各基板に可撓性電線を接続するようにしているため、電線の接続作業も容易である。
【0018】
【実施例】
以下、この発明の一実施例であるコネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造が適用される自動車のアンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニットについて図面を参照して説明する。図1ないし図5において、1は電子制御ユニットで、その上部に油圧ユニット2が一体的に連結されており、アンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニットを構成している。
【0019】
まず、このアンチロックブレーキシステムの電気的構成を説明すると、図6に示すように、自動車の各車輪(図示略)の回転状態をそれぞれの回転検出装置100a〜100dで検出し、この検出信号が電子制御ユニット1内の電子制御部6に送出される。電子制御部6は、各回転検出装置100a〜100dからの検出信号に基づいてブレーキが作動された場合に各車輪がロックする傾向にあるかどうかを判別し、その判別結果に基づいて後述するソレノイドバルブ4a〜4dおよびモータリレー17の閉開を制御する。また、電子制御ユニット1には、アンチロックブレーキシステムに不具合が生じた際に、ソレノイドバルブ4a〜4dへの電源の供給をカットするためのフェイルセーフリレー18が内蔵されている。
【0020】
なお、図6において、108はアンチロックブレーキシステムの電源である自動車のバッテリ、109はイグニッションスイッチ、110はブレーキペダルの近傍に配置されるストップランプスイッチ、111はリアストップランプ、112はこのアンチロックブレーキシステムの異常を警告するワーニングランプであり、これらは各回転検出装置100a〜100dとともに一つのワイヤーハーネスにより後述するコネクタ端子ユニット19(図1参照)に電気的に接続される。
【0021】
次に、このアンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニットの構造について説明すると、図1ないし図5に示すように、油圧ユニット2は、直方体状の油圧ハウジング3内に備えられた4個のソレノイドバルブ4a〜4dの開閉を制御することにより各車輪のホイールシリンダに対するブレーキ液圧を制御するもので、各ソレノイドバルブ4a〜4dの閉開の制御は電子制御ユニット1のケース5内に備えられた電子制御部6から送られる制御信号に基づいてなされる。この油圧ユニット2には、図示省略のプランジャポンプを駆動してブレーキ液をマスターシリンダに還流させるための外形円柱状のモータ7が、油圧ハウジング3の一側面側に備えられている。
【0022】
また、油圧ハウジング3は、前記プランジャポンプ、ソレノイドバルブ4a〜4dの閉開に伴って作動する図示略のフローコントロールバルブあるいはブレーキ液流路等を内蔵している。さらに、油圧ハウジング3には、その上面側にホイールシリンダに対するブレーキ液の配管口8が設けられるとともに、マスターシリンダに対するブレーキ液の配管口9が設けられている。
【0023】
前記電子制御ユニット1のケース5は平面視で油圧ユニット2とほぼ同じ大きさを有した偏平形状に形成されており、アルミニウム材によりダイカスト成形されてなる上ケース11と、板金材よりなる下ケース12とから構成されている。
【0024】
また、前記上ケース11には、モータ7に対向する上面側の両側縁部に位置して、それぞれリレー収容部11aと電源と外部からの信号供給用の外部コネクタ14が接続されるコネクタハウジング11bとが上方膨出状に備えられており、該コネクタハウジング11bはさらに側方に延設状とされている。即ち、コネクタハウジング11bは上ケース11上面側とモータ7との相互間の間隙よりいわゆる延設状に配設された構造とされている。
【0025】
そして、ケース5内には電子制御部6を構成する適宜回路が備えられたプリント実装基板16やモータリレー17、フェイルセーフリレー18等が収容されており、この際、図5に示される如く、上ケース11のリレー収容部11a位置に各リレー17、18が配置され、コネクタハウジング11b位置に外部コネクタ14が接続されるコネクタ端子ユニット19が収容配置されている。
【0026】
コネクタ端子ユニット19は、図5、図7、図8、図9および図10に示すように、その本体部19aにおいて、外部コネクタ14が接続可能なコネクタ端子75が、コネクタ端子ユニット19の表面側から裏面側に亘って貫通状に上下方向3列設けられるとともに、これらコネクタ端子75の側方位置に、電子制御部6に電源を供給するための電源供給用端子79と、モータ7に電源を供給するためのモータ電源供給用オス端子80とが設けられている。電源供給用端子79には本体部19aの裏面側でリード線79a(図1参照)が接続され、このリード線79aの他端はプリント実装基板16に電気的に接続される。モータ電源供給用オス端子80はその前端が本体部19aの表面側に突設されるとともに、後端が本体部19aの裏面側で垂下状に延設され、後述する電気接続箱42の接続部43a(図1参照)に接続される。
【0027】
本体部19aの表面側の各端子75、79、80は、それぞれ外部コネクタ14内の端子(図示略)に電気的に接続される。尚、78はリブであり、外部コネクタ14嵌合時のこじりによる各端子75、79、80の変形を防止するために設けられている。
【0028】
本体部19aの上面側前端には係止突条部77が上方へ突出状に設けられており、この係止突条部77は、コネクタハウジング11bの内周上面に設けられた係止段部76に係止可能である。また、本体部19aの下面側には、一対の側壁部81aと後壁部81bと底板部19bとにより、前面側に開口したボックス状の固定部が一体に形成されており、底板部19bの前端にはネジ挿通孔83が2カ所に貫設されるとともに、底板部19bの上面前端には位置決め突部84がネジ挿通孔83と重複しないようにして2カ所に突設される。
【0029】
一方、コネクタハウジング11bには、図4および図5に示すように、その内周下面後端より後方へ突出状に一対のネジ孔付取付片82が上記一対のネジ挿通孔83に対応して形成されるとともに、一対の位置決め孔付取付片85が上記一対の位置決め突起84に対応して形成されている。
【0030】
上記のように構成されたコネクタ端子ユニット19はコネクタハウジング11b内に以下のようにして取り付けられる。即ち、コネクタ端子ユニット19の係止突条部77をコネクタハウジング11b側の係止段部76に係止させた状態で、底板部19bを取付片82、85の下面側に重ね合わせるようにして位置決め突起84を取付片85の位置決め孔に嵌め込むとともに、ネジ82aをネジ挿通孔83に通して取付片82のネジ孔に螺合することにより取付けられる。
【0031】
そして、図5に示すように、コネクタ端子ユニット19のコネクタ端子75と電子制御ユニット1内のプリント実装基板16とが補助配線基板86およびFPC(フレキシブルプリント基板)88等のフラットケーブルを介して電気的に接続される。
【0032】
即ち、コネクタ端子ユニット19の裏面側には各コネクタ端子75が後方へ延設されてそれぞれ端子部75aが形成されており、この端子部75aはコネクタ端子ユニット19の裏面に配設された補助配線基板86(図8、図9、図10の点線)に半田付けにより電気的に接続されている。
【0033】
この補助配線基板86は、図11に示すように、端子部75aが挿入されるスルーホール92と配線パターン(図示略)とが形成され、プリント実装基板16と一体に形成される。これらプリント実装基板16と補助配線基板86との境界には切離溝87が形成されており、図12に示すように、FPC88の一方端をプリント実装基板16側のスルーホール16bに貫通させてランド16a(図11参照)に半田付けにより電気的に接続するとともに、他方端を補助配線基板86側のスルーホール86bに貫通させてランド86a(図11参照)に半田付けにより電気的に接続し、その後、切離溝87で両基板16、86を切離す。そして、切離し後、コネクタ端子ユニット19の端子部75aを補助配線基板86のスルーホール92に挿通しながら、補助配線基板86をコネクタ端子ユニット19の本体部19a裏面側の当接面(図9の斜線)に押し付けるようにして、補助配線基板86の両端部をコネクタ端子ユニット19の裏面側に突設した一対の弾性フック90により保持させ、その状態で端子部75aを補助配線基板86に半田付けする。
【0034】
こうして、図12(c)に示すように、コネクタ端子ユニット19とプリント実装基板16とを分割配線基板86およびFPC88により電気的に接続した後、上述の如くコネクタ端子ユニット19がコネクタハウジング11b内に取り付けられるとともに、プリント実装基板16がケース5内に組み付けられる。
【0035】
また、コネクタハウジング11bの油圧ハウジング3に対向するケース壁面としての上下方向の壁部11cには、図1、図5および図13に示される如く、小孔状の通気孔部21が設けられている。この通気孔部21は壁部11cに形成された孔部22と、該孔部22を内面側より閉塞状として装着された通気膜体23とから構成されており、通気膜体23は通気性を有しかつ水を通さないように4μ〜10μ程度の多数のミクロ孔を有するテフロン系等の薄膜23aにより主構成され、その外周部に沿ってポリプロピレンやポリエステル等の保持枠23bが熱圧着された構造とされている。
【0036】
そして、この通気膜体23が両面接着テープ24を利用して孔部22内面側に装着されており、ここに通気孔部21は通気性を有しかつ水を通さない液密状の構造とされている。
【0037】
また、図5、図14および図15に示される如く、上ケース11の中央部下面側に、下ケース12に至るボルト挿通筒部26が一体に備えられており、該ボルト挿通筒部26の下端内周縁に沿ってシール段部26aが形成されている。
【0038】
そして、シール段部26aにゴムリング27を装着して、上ケース11の下向き解放状とされた下側開口部28を閉塞状に下ケース12が装着され、下ケース12側のボルト挿通孔29および上ケース11側のボルト挿通孔30を貫通状として下方より装着されたフランジ付きボルト31の油圧ハウジング3に対する螺合締結により、電子制御ユニット1と油圧ユニット2とが一体的に連結される。この際、ゴムリング27によってボルト挿通筒部26と下ケース12間がシールされる。
【0039】
また、図5、図16ないし図18に示される如く、上ケース11の下側開口部28内周縁に沿って下ケース12が嵌合状とされるシール段部32が形成され、該シール段部32に周方向に沿ってシール溝32aが形成されている。
【0040】
そして、シール溝32aに沿ってオーバーフロー状に接着性を有するシール剤33が充填された状態で(図16参照)、下ケース12がシール段部32内に嵌合状とされ(図17参照)、上ケース11の下側開口部28下端縁部が周方向に適宜間隔を有して複数位置でカシメられており(図18参照)、ここに、上ケース11に下ケース12がカシメ結合されている。また、このカシメ結合により、シール剤33が上ケース11と下ケース12双方にわたって密着状となり、互いに密着状に接着されて、シールされる。
【0041】
前記油圧ハウジング3には、図15および図19に示される如く、アンチロックブレーキ動作時に一時的にブレーキ液を溜めるバッファチャンバー35が一対設けられている。該バッファチャンバー35はブレーキ液が流入するブレーキ液貯溜室35aとピストン36で仕切られた反対側の非ブレーキ液貯溜室35bとを備え、該非ブレーキ液貯溜室35b側が油圧ハウジング3下面側に面して設けられている。また、非ブレーキ液貯溜室35bの下部には通気孔37aを有する蓋体37が装着されており、ピストン36と蓋体37間に戻しバネ38が介在されている。
【0042】
そして、電子制御ユニット1と油圧ユニット2とが互いに連結された際、蓋体37の通気孔37aを通じて非ブレーキ液貯溜室35bと外気とを連通させるべく、上ケース11上面に油圧ハウジング3のバッファチャンバー35位置から油圧ハウジング3外に至る連通溝40がそれぞれ形成されている。
【0043】
図1および図20において、42はモータ7駆動回路を構成する大電流用の電気接続箱で、樹脂成形体よりなるバスバー保持ケース43を備え、該バスバー保持ケース43は一端側にコネクタ端子ユニット19のモータ電源供給用オス端子80が接続状とされるコネクタ側接続部43aを備え、他端側にモータリレー17側のオス端子が接続状とされるリレー側接続部43bを備え、中央部にモータ7側の接続端子としてのオス端子45(図21ないし図23参照)が接続状とされるモータ側接続部43cを備えている。
【0044】
そして、各接続部43a、43b、43c内には、それぞれ上下にメス接続部46aを備えた中継端子46が抜止状に装着されており、各バスバー47、48、49の両端部に上向き突出状に備えられた接続端子としてのオス端子47a、48a、49aが対応する中継端子46の下側メス接続部46aにそれぞれ下側より挿入状に接続されるとともに、バスバー保持ケース43側に係止や固定等の手段により保持されている。
【0045】
図21に示される如く、モータ7の下部には下向き突出状に前記モータ用オス端子45が備えられており、その外周部を囲繞して環状壁部51が突設されている。そして、環状壁部51内に沿ってゴムリング52が装着された状態で、電気接続箱42のモータ側接続部43cがプリント実装基板16の挿通孔53および上ケース11の挿通孔54を通じて環状壁部51内に挿入状とされるとともに、電子制御ユニット1と油圧ユニット2とが一体的に連結された際、各オス端子45、80、130が中継端子46の上側メス接続部46aに接続されるように構成されている。また、この接続状態にあっては、ゴムリング52が上ケース11の上面側に圧縮状とされ、環状壁部51と上ケース11相互間がシールされるように構成されている。
【0046】
図24はプリント実装基板16に実装されたレギュレータやコンバータ等の発熱部品55の取付構造を示しており、プリント実装基板16上に導体部56が設けられ、該導体部56に接触状として発熱部品55が実装され、その導体部56が上ケース11に接触状としてプリント実装基板16が上ケース11側に固定されている。
【0047】
前記油圧ハウジング3内に備えられた各ソレノイドバルブ4a〜4dは、それぞれ一対の接続端子としてのオス端子58を油圧ハウジング3下面側より下向き突出状に備え(図27参照)、図1、図25ないし図27に示されるソレノイドコネクタ59にそれぞれ接続され、該ソレノイドコネクタ59はプリント実装基板16の一端側に備えられたソレノイドコネクタ接続部60に接続される(図1および図27参照)。
【0048】
前記ソレノイドコネクタ59は、合成樹脂等により成形されてなる扁平状のフランジ基部59aと、各ソレノイドバルブ4a〜4dに対応して下向き突出状に備えられた4個所のソレノイド接続部59bとを備え、各ソレノイド接続部59b内にはそれぞれ一対毎の中継端子61が抜止状に装着されている。
【0049】
各中継端子61は、図26および図27に示される如く、ほぼU字状に屈曲されており、その屈曲された両端部がそれぞれメス接続部61aとされている。そして両側のメス接続部61aがソレノイド接続部59bのそれぞれの端子収容凹部59c内に上方側より収容され、上下方向に若干の移動を許容した状態で抜止状に保持されている。
【0050】
そして、一方のメス接続部61aには上方より接続可能とされ、他方のメス接続部61aはソレノイド接続部59b下面側に形成された端子挿入孔59dを通じて下方より接続可能に構成されている。
【0051】
また、フランジ基部59aの上面側には一対の位置決めピン63が上向き突出状に備えられており、図27に示される如く、各位置決めピン63を油圧ハウジング3下面側に形成された対応する位置決め孔64にそれぞれ嵌合させることにより、油圧ハウジング3に対するソレノイドコネクタ59の位置決めがなされるとともに、各ソレノイドバルブ4a〜4dの各オス端子58が各ソレノイド接続部59b内に収容された中継端子61のメス接続部61aに接続されるように構成されている。
【0052】
さらに、フランジ基部59aの外周縁部は、ゴムリング65のガイドを構成し、図27に示される如く、フランジ基部59aの外周縁部に沿ってゴムリング65が装着されるように構成されている。
【0053】
前記ソレノイドコネクタ接続部60は、可撓性を有する合成樹脂等により成形されてなり、ソレノイドコネクタ59の各ソレノイド接続部59bが上方より嵌合される嵌合凹部60aをそれぞれ備えるとともに、各ソレノイド接続部59bの各端子挿入孔59dに対応して嵌合凹部60a内にオス端子66がそれぞれ上方突出状に備えられている。また、オス端子66の他端部はプリント実装基板16の回路側に半田付け等により接続されている。
【0054】
さらに、図27に示される如く、上ケース11に形成された取付孔67にソレノイドコネクタ接続部60が嵌合された際、ソレノイドコネクタ接続部60の弾性変形により抜止状に係止される係止片部60bが各ソレノイドコネクタ接続部60の一側壁に適宜形成されている。
【0055】
また、図27に示される如く、上ケース11上面側の取付孔67周縁部にはシール段部68が形成されており、ソレノイドバルブ4a〜4dの各オス端子58がソレノイドコネクタ59の一方の各メス接続部61aに接続されるとともに、フランジ基部59a外周縁部にゴムリング65が装着された状態で、ソレノイド接続部59bがソレノイドコネクタ接続部60の嵌合凹部60a内に嵌合されると、各オス端子66が端子挿入孔59dを通じて他方の各メス接続部61aに接続されるとともに、フランジ基部59aおよびゴムリング65がシール段部68に嵌合状とされ、電子制御ユニット1と油圧ユニット2との一体的な連結により、ゴムリング65が油圧ハウジング3とシール段部68間で圧縮状とされ、上ケース11と油圧ハウジング3との相互間がシールされるように構成されている。
【0056】
なお、電子制御ユニット1と油圧ユニット2との一体的な連結は、本実施例にあっては、前記フランジ付きボルト31と、図1に示される如く、上ケース11を貫通して油圧ハウジング3に螺合される一対のボルト70によって互いに連結する構造とされている。
【0057】
以上のように構成された本実施例の車両のアンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニットに適用されたコネクタ端子ユニットとプリント実装基板との接続構造によると、コネクタ端子ユニット19は可撓性を有するFPC88によりプリント実装基板16に電気的に接続されているため、そのFPC88の長さの範囲内で移動可能かつ姿勢が自由になり、コネクタハウジング11bの形成位置および形成姿勢の変更に対し広範囲の対応が可能となる。例えば図3の2点破線で示すような、コネクタハウジング11bが斜め上方に向くような設計変更が行われた場合にも、コネクタ端子ユニット19やプリント実装基板16等の設計変更をせずに、対応が可能となる。また、コネクタ端子75が多数設けられていても、各コネクタ端子75を同時に補助配線基板86に電気的に接続するとともに、補助配線基板86とプリント実装基板16とをFPC88により電気的に接続するだけでよいので、そのコネクタ端子ユニット19とプリント実装基板16との接続作業も容易である。
【0058】
さらに、コネクタ端子ユニット19とプリント実装基板16とはFPC88を介して電気的に接続されているため、プリント実装基板16の加工誤差やプリント実装基板16のケース5への組付誤差が生じても、それらを電気的に接続することが可能となる。
【0059】
また、補助配線基板86を形成する際に、プリント実装基板16と一体に形成するとともに、それらの切離し前に、両基板をFPC88により電気的に接続するようにしているので、補助配線基板86の形成が簡単にできるとともに、FPC88の各基板16、86への接続作業も容易である。
【0060】
なお、本実施例では、この発明にかかるコネクタ端子ユニットとプリント実装基板との接続構造を、アンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニットに適用した場合について説明したが、もちろん他の一般家庭用電気機器やOA機器等の電子ユニットにもほぼ同様の構成で適用できる。
【0061】
また、コネクタ端子75が多数のためFPC88によりコネクタ端子ユニット19と補助配線基板86とを接続するようにしたが、可撓性を有する電線であればその他の平型電線や普通の丸型電線で接続してもよい。
【0062】
さらに、コネクタ端子75と補助配線基板86との接続は、コネクタ端子75を補助配線基板86のスルーホール92に挿通して半田付けを行ったが、補助配線基板86上のプリント配線パターンに直接半田付けを行ったり、補助配線基板86に被接続端子を設け、この被接続端子にコネクタ端子75の端子部75aを差し込むことにより電気的接続を図るようにしてもよい。
【0063】
また、コネクタ端子75を直線状に形成する代わりに、略L字状に折曲げて、コネクタ端子ユニット19の下方に端子部75aを突出させ、そこで補助配線基板86を接続するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上のように、この発明の請求項1記載のコネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造によると、可撓性電線の長さの範囲内でコネクタ端子ユニットの姿勢および位置が自在となるため、幅広いコネクタハウジングの位置に応じて、その内部にコネクタ端子ユニットを収容することができる。この為、例えば設計変更上、コネクタハウジングの位置を変更する必要が生じた場合でも、コネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造を変更する必要はない。さらに、配線基板とコネクタ端子ユニットとを可撓性電線を介して電気的に接続することによりそれらの相対位置を自由に設定可能としたため、配線基板の加工誤差および配線基板のケースへの組付誤差が生じても、配線基板とコネクタ端子ユニットとを電気的に接続することができ、それら各誤差に対して許容範囲が広くなる。
【0065】
また、請求項2記載のように可撓性電線をフラットケーブルにより構成すれば、多数のコネクタ端子を容易に配線基板に電気的に接続することができ、組立作業の効率化が図れる。
【0066】
なお、請求項3記載のコネクタ端子ユニットと配線基板との組付方法によると、配線基板と補助配線基板とを切離自在に一体的に形成するのでそれらの形成が容易になり、さらに、それらを切離す前に各基板に可撓性電線を接続するので、該可撓電線の接続作業も容易となり、組立作業の効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例が適用されるアンチロックブレーキシステムの油圧ユニット一体型電子制御ユニットを示す分解斜視図である。
【図2】同上の組立状態を示す正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】同要部断面説明図である。
【図6】図1の油圧ユニット一体型電子制御ユニットの電気結線図である。
【図7】コネクタ端子ユニットの正面図である。
【図8】図7の底面図である。
【図9】図7の背面図である。
【図10】図7のX−X線断面図である。
【図11】プリント実装基板と補助配線基板とを示す図である。
【図12】プリント実装基板と補助配線基板との接続構造の組立を示す図である。
【図13】通気孔部の拡大断面図である。
【図14】ボルト挿通筒部位置における要部断面図である。
【図15】上ケースの平面図である。
【図16】上ケースと下ケースのカシメ結合作業を示す要部説明図である。
【図17】上ケースと下ケースのカシメ結合作業を示す要部説明図である。
【図18】上ケースと下ケースのカシメ結合作業を示す要部説明図である。
【図19】バッファチャンバー位置における要部断面図である。
【図20】電気接続箱の分解斜視図である。
【図21】モータ側と電子制御ユニット側との電気的接続部を示す説明図である。
【図22】図21のXXII−XXII線断面矢視図である。
【図23】図22におけるオス端子とメス接続部との接続状態を示すXXIII−XXIII線断面矢視図である。
【図24】発熱部品の取付状態を示す要部断面図である。
【図25】ソレノイドコネクタの平面図である。
【図26】図25のXXVI−XXVI線断面矢視図である。
【図27】ソレノイドコネクタとソレノイドコネクタ接続部の接続動作断面図である。
【図28】従来のコネクタ端子ユニットとプリント実装基板との接続構造を示す断面図である。
【図29】他の従来のコネクタとプリント実装基板との接続構造を示す断面図である。
【符号の説明】
5 ケース
11b コネクタハウジング
16 プリント実装基板
19 コネクタ端子ユニット
75 コネクタ端子
86 補助配線基板
88 FPC
Claims (3)
- ケース内の所定位置に収容配置された配線基板と、裏面側をケース内に向けた状態でケースのコネクタハウジング内に収容配置されたコネクタ端子ユニットとの接続構造において、
前記コネクタ端子ユニットの裏面側に取付けられて、コネクタ端子ユニットに貫設されたコネクタ端子に電気的に接続された補助配線基板と、前記配線基板と前記補助配線基板との間に取付けられ、前記補助配線基板を介して前記コネクタ端子ユニットのコネクタ端子と前記配線基板とを電気的に接続する可撓性電線とを備え、前記ネクタ端子ユニットの裏面側に、補助配線基板の両端部を保持する弾性フックを設けたことを特徴とするコネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造。 - 前記可撓性電線は可撓性フラットケーブルであることを特徴とする請求項1記載のコネクタ端子ユニットと配線基板との接続構造。
- 配線基板と補助配線基板とを切離自在に一体的に形成し、可撓性電線の一方端側を前記配線基板に電気的に接続するとともに、他方端側を前記補助配線基板に電気的に接続した後、前記補助配線基板と前記配線基板とを切離し、前記補助基板の両端部を前記コネクタ端子ユニットの裏面側に設けられた弾性フックにより保持させることで、補助配線基板をコネクタ端子ユニットの裏面側に取付けてコネクタ端子ユニットに貫設されたコネクタ端子に電気的に接続した後、そのコネクタ端子ユニットをケースのコネクタハウジング内に裏面側をケース内に向けた状態で収容配置するとともに、前記配線基板をケース内の所定位置に収容配置することを特徴とするコネクタ端子ユニットと配線基板との組付方法。
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