JP3597987B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はマイコン制御の加熱調理器に関し、さらに詳細には、表示手段に表示された表示項目を選択し、選択された表示項目に関する表示を次々と切り替え表示させることにより、自動調理メニューを選択設定したり、お料理メモ、調理アドバイス、調理のコツ等を見るようにして成る加熱調理器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
表示手段に表示された表示項目を選択し、選択された表示項目に関する表示を次々と切り替え表示させることにより、自動調理メニューを選択設定したり、お料理メモ、調理アドバイス、調理のコツ等を見るようにして成る加熱調理器が液晶ナビゲーションレンジという商品名で出願人から発売され好評を博している。又、特開平10−47683号公報、特開平10−47684号公報、特開平10−47685号公報、特開平10−47686号公報にて前記の液晶ナビゲーションレンジに係る技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の液晶ナビゲーションレンジでは、ナビゲーションが不要な調理メニュー例えば作り慣れた調理メニューの場合でも表示項目の選択動作を繰り返し表示を次々に切り替え表示させなければ調理メニューを設定できないとか、特定調理メニューのレシピのみをジャンプ表示させて見たいけどできないという課題があり、本発明は該課題を解決するために表示画面に栞をつけ栞をつけた表示画面にジャンプ表示できるようにすることを目的とする。
【0004】
又、行おうとする調理メニューが分類分けジャンルのどのジャンルに該当するのかが判らないときには、調理メニューを設定するのに試行錯誤しなければ成らないことがあるという課題もあり、本発明は該課題を解決するために調理メニュー名を頭文字で分類分けし、分類分けしたグループ名を表示項目(インデックス)として調理メニューを設定できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、加熱調理を実行するのに必要な調理情報を選択させるために階層構造となった調理に関する複数の表示項目と各表示項目に関する複数の表示情報を表示する表示手段と、該表示手段に表示された表示項目を選択するための選択手段とを備え、選択された表示項目から分岐する表示項目又は表示項目に関する表示情報を次々と切り替えて表示させるようにして成る加熱調理器において、
前記表示手段に切り替えて表示される表示項目又は表示情報の表示画面の所望画面に栞を付与するための栞付与指示手段と、
前記階層構造となった表示項目または表示情報の各表示画面に係るデータを各表示画面に割り当てられた画面コードとタイトルとタイトル以外とに分けて格納するとともに、栞が付与される表示画面の画面コードのみを取り出して別途記憶する記憶手段と、
栞が付与された表示画面のタイトルの一覧表示を指示するとともに、選択されたタイトルを有する表示画面全体の表示を指示する栞付与画面表示指示手段と、前記栞付与画面表示指示手段からの入力信号により、前記記憶手段に別途記憶された画面コードに基づいて栞が付与された表示画面のタイトルの一覧または表示画面全体を表示させる表示制御手段とを更に備え、
前記表示手段に表示中の初期階層の表示画面において、前記栞付与画面表示指示手段により一覧表示された前記タイトルから任意のタイトルが選択された場合には、表示していた前記初期階層の表示画面から、階層構造における選択されたタイトルの表示項目又は表示情報の表示画面にジャンプ表示することで選択された前記調理情報に基づき加熱調理を実行可能としたことを特徴とする。
また、本発明は、加熱調理を実行するのに必要な調理情報を選択させるために階層構造となった調理に関する複数の表示項目と各表示項目に関する複数の表示情報を表示する表示手段と、該表示手段に表示された表示項目を選択するための選択手段とを備え、選択された表示項目から分岐する表示項目又は表示項目に関する表示情報を次々と切り替えて表示させるようにして成る加熱調理器において、
前記表示手段に切り替えて表示される表示項目又は表示情報の表示画面に栞を付与するための栞付与指示手段を更に設け、
前記階層構造となった表示項目または表示情報のうち、栞を付与できない表示画面として設定された初期階層の表示画面の表示中に前記栞付与指示手段を操作すると栞が付与された表示画面のタイトルを一覧表示し、栞を付与した表示画面の表示中に前記栞付与指示手段を操作すると栞を削除するか否かの表示を前記表示手段に行なうとともに、
一覧表示された前記タイトルから任意のタイトルが選択された場合には、表示していた前記初期階層の表示画面から、階層構造における選択されたタイトルの表示項目又は表示情報の表示画面にジャンプ表示することで選択された調理情報に基づき加熱調理を実行可能としたことを特徴とする。
この構成によると、ジャンプ表示したい表示画面に栞をつけておき、必要なとき該表示画面にジャンプ表示できるので、特定の自動調理を早く実行することができたり、特定の料理情報を早く見ることができる。尚、栞付与指示手段は後述の実施形態に示すブックマークキーのように画面とは別体のものが一般的であるが、画面中の所定部をタッチするタッチキー式のものも考えられる。
【0007】
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、栞が付与された画面に、栞が付与されていることを表示したことを特徴としている。この構成によると、栞を付与した画面であるかどうかの判別が容易になる。
【0008】
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、調理名メニューを頭文字で分類分けしたグループ名を表示項目として表示させるインデックスキーを設け、前記表示制御手段によって前記選択手段により選択されたグループ名に属する調理名の一覧を表示したことを特徴としている。この構成によると、調理名メニューを五十音順またはアルファベット順に則って探し出すことができ、所望の調理メニュー設定を早く行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態>
以下、本発明の一実施形態のついて説明する。図1は本発明の加熱調理器の
一実施形態として電子レンジの制御回路(制御手段)を示すブロック図である。図1において、1は一時記憶メモリー(RAM)1aを備えた電子レンジの各種動作を制御するマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)であり、そのマイコン1には電源回路2と、図2に示す操作パネルの各種キーの操作に対応した信号を出力するキー回路3と、オーブン(図示せず)内の温度、湿度等を検出するセンサー4と電子レンジのマグネトロン等の加熱調理を実行する実行手段の動作状況に応じて各種報知音を出力する報知音発生器5と、電子レンジの駆動回路の動作状態の切り替えを実行するリレー回路6と、大容量の外部記憶メモリー7と、前記操作パネル(図2)に設けられている液晶ディスプレイ9を駆動制御するディスプレイ制御回路8と、データの書き込み・消去を自在に行うことができる不揮発性メモリ(EEPROM)10とが設けられている。
【0011】
液晶ディスプレイ9は料理に関するメッセージやアドバイスを見やすい大きさで漢字表示およびイラスト表示するためにフルドットマトリックスから成るSTN液晶を使用している。又、海外向けに関しては漢字表示のところを英文表示等の当該国使用言語で表示する必要がある。
【0012】
マイコン1は一時記憶メモリ1aを備えているが、本実施形態では項目選択画面、調理中の画面、メッセージ画面、イラスト画面等、液晶ディスプレイ9に表示する内容が多くなり、各種データが膨大となるので外部記憶メモリー7に表示データ、報知音データ、調理データ及びマイコンの動作プログラムを格納している。
【0013】
しかしながら、仕様によっては大量のプログラムを必要としない場合もあり、その場合はマイコン1の内部記憶メモリー(ROM)1d内に格納してもよい。実際の表示データの読み出し当たってマイコン1は、外部記憶メモリー7から1画面分の表示データを数回に分けて読み出してその都度一時記憶メモリー(RAM)1aに格納する。
【0014】
次に、マイコン1の一時記憶メモリー1aに格納した表示データをディスプレイ制御回路8に内蔵の表示専用メモリー8aに記憶した表示データを縦一列分単位で表示データ信号として液晶ディスプレイ9に順次送信する。各列の表示データ信号を一定の時間間隔で送り出して一画面の表示を完了する。これを繰り返すことにより安定した表示となる。
【0015】
次に、本実施形態の操作パネルについて説明する。図2は本実施形態の操作パネルの正面図である。操作パネルは、液晶ディスプレイ9より成る表示パネル11と、その画面に表示される表示項目を選択する選択手段としての選択キー12と、切り替え表示画面を元に戻す画面戻しキー13と、切り替え表示した画面を送る画面送りキー14と、後述するところの表示画面に栞を付与すると共に栞を付与してある画面をジャンプ表示するためのブックマークキー15と、調理名メニューの頭文字を五十音順で分類分けし、分類分けした「あ行」・「か行」・「さ行」・・・のグループ名を表示するためのインデックスキー16と、表示パネル上で自動調理メニューを選択するための自動調理メニュー17と、手動加熱の加熱様式を設定するための手動加熱様式選択キー18と、調理の開始を指示するためのスタートキー19と、選択された項目の取り消しを行うための取り消しキー20と、加熱タイムを入力するための加熱タイム入力キー21と、電子レンジのドアを開けるためのドア開閉ボタン22とから成る。
【0016】
待機時には、時刻表示と図3(a)に示す大分類メニュー選択画面、すなわち自動調理メニューを選択するための「料理」、マイクロ波により自動再加熱するメニューを選択するための「あたため」、冷凍食品を自動解凍するメニューを選択するための「解凍」、料理のメッセージやアドバイス等のメニューを選択するための「料理の手引き」の4つの選択用表示項目が表示されている。本実施形態におけるメニュー選択画面は階層構造となっており、画面横の選択キー12を押すことにより下位のメニュー選択画面が表示されるようになっている。
【0017】
図3に基づいて一例を説明すると、図3(a)に示す大分類メニュー選択画面から「料理」を選択すると、図3(b)に示すように自動調理の料理種別選択画面が表示されるので、「クッキー」を選択すると図3(c)に示すように画面上段にブックマーク(栞)と画面タイトルの「クッキー1」が表示され、下方にクッキーの種類を示す表示項目が表示される。そして、図2に示す画面送りキー14を押すことにより「クッキー2」の画面に移行する。
【0018】
「クッキー1」の画面で「型抜きクッキー」を選択すると図3(d)に示すように「型抜きクッキー」の画面に切り替わるので、「分量38個」を選択すると図3(e)に示すように「焼き上げ」を実行するのか「レシピ」を参照するのかの選択画面に切り替わる。「焼き上げ」を選択した場合、図3(f)に示すような仕上がり選択画面に切り替わるので「標準」を選択して図2に示すスタートキー19を押せば加熱実行となる。又、図3(e)に示す画面において「レシピ」を選択すると図3(f)に示すようなレシピ選択画面に切り替わり、レシピ情報として「材料」、「生地作り」、「成形」、及び「焼き上げ」の表示項目が表示されるので何れかを選択することにより選択したレシピ情報を画面表示することができる。
【0019】
又、図3(b)に示す自動調理の料理種別選択画面で「ケーキ」を選択した場合には、図3(c)に示すように「ケーキ1」の画面に切り替わるので「スポンジケーキ」を選択すると図3(d)に示すように「1段調理」又は「2段調理」を選択する画面となり、「1段調理」を選択すると図3(e)に示すように「焼き上げ」を選択した場合、図3(f)に示すような仕上がり選択画面に切り替わるので「標準」を選択して図2に示すスタートキー19を押せば加熱実行となる。又、図3(e)に示す画面において「レシピ」を選択すると図3(f)に示すようなレシピ選択画面に切り替わる。
【0020】
又、図3(b)に示す自動調理の料理種別選択画面で「お料理便利帳」を選択した場合には、図3(c)に示すように「お料理便利帳」として「役立ちの一品」、「世界の料理」、「子供料理」、「お料理メモ」の表示項目を表示する。そこで、「お料理メモ」を選択すると図3(d)に示すように「お料理メモ」の画面表示となるので、表示項目の中から「揚げ物のコツ」を選択すると図3(e)に示すように「揚げ物のコツ」の画面表示となる。そこで、「てんぷらの基本」を選択すると、図3(f)に示すように「衣の配合」、「衣の作り方」及び「揚げ方」の表示項目を選択する画面となるので、何れかを選択することにより選択したお料理メモ情報を画面表示することができる。
【0021】
更に、図3(c)、図3(d)・・に示すように画面上段にブックマークが表示されている画面では図2に示すブックマークキー15を押すことで、その画面のデータ群に付与された画面コードを図1に示す不揮発性メモリ10に記憶させて登録することができ、その画面に栞を付与することができる。例えば、図4(a)に示す「型抜きクッキー」の表示画面でブックマークキー15を押すと、図4(b)に示す画面に切り替わり「この型抜きクッキーの画面を記憶しますか」と聞いてくるので、「はい」を選択すると不揮発性メモリ10に「型抜きクッキー」の表示画面コードが記憶され、「この型抜きクッキーの画面を記憶しました」とのメッセージを所定時間表示した後図4(d)に示す「型抜きクッキー」の表示画面に切り替わる。この画面ではブックマークが反転表示され、この画面が登録済みであることを判別できるようになっている。
【0022】
登録済み表示画面の登録を消去する場合には、図5(a)に示す「型抜きクッキー」の表示画面でブックマークキー15を3秒押し続けると、図4(b)に示す画面に切り替わり「この型抜きクッキーの画面を消去しますか」と聞いてくるとので、「はい」を選択すると、不揮発性メモリ10に記憶された「型抜きクッキー」の表示画面コードが消去され、ブックマークの反転表示が通常表示に切り替わって図4(a)に示す表示に戻る。
【0023】
一方、図3(a)に示す待機時の初期画面あるいは図3(b)に示すようなブックマークが表示されていない画面でブックマークキー15を押すと登録済みの画面をジャンプ表示させることができ、登録済みの画面が複数ある場合には図6に示すように登録済み画面のタイトルを記憶させた順番(新しく記憶させたものが上)に一覧表示されるので、表示させたい画面のタイトルを選択すると、該タイトル画面をジャンプ表示させることができる。
【0024】
栞を付与する画面の画面コードを不揮発性メモリ10に記憶させ、記憶させた画面コードに基づいて画面全部を表示させたり画面のタイトル一覧を表示させるには、各表示画面の画面データをタイトル部分とタイトル以外の部分に分割したデータ群にし、そのデータ群に付与する画面コードの末桁コードで分割したデータを区別するようにすると良い。又、ブックマークの表示データは通常表示用と反転表示用の2種類を内部記憶メモリ1dあるいは外部記憶メモリ7に格納しておき、表示用の2種類を内部記憶メモリ1dあるいは外部記憶メモリ7に格納しておき、表示プログラムにより何れかを読み出して表示させるようにするとプログラムが簡単になる。
【0025】
<第2の実施形態>
次に、図2に示すインデックスキー16による調理メニュー設定について説明する。インデックスキー16を押すと図7(a)に示すように、調理名メニューの頭文字を五十音順で分類分けした「あ行」・「か行」・「さ行」・・・のグループ名を表示する表示項目のうち「あ行」〜「た行」が表示され、画面送りキー14を押すと図7(a’)に示す画面で「か行」を選択すると図7(b)に示すように「かき揚げ」、「唐揚げ」・・・五十音順に「か行」の調理名メニューが表示項目として表示され、画面送りキー14を押すと図7(c)に示すように「牛乳グラタン」、「クリームパン」・・・の表示項目に移行する。そこで所望の調理名メニューを選択すると該調理名メニューのタイトル画面に切り替わる。例えば、型抜きクッキーを選択すると図3(d)に示す「型抜きクッキー」画面が表示され、後の操作は第1の実施形態と同じである。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、加熱調理を実行するために必要な調理情報を選択させるために階層構造となった調理に関する複数の表示項目と各表示項目に関する複数の表示情報のうち、栞が付与された表示画面のタイトルを一覧表示するとともに、一覧表示された前記タイトルから任意のタイトルを選択された場合には、表示していた前記初期階層の表示画面から、階層構造における選択されたタイトルの表示項目又は表示情報にジャンプ表示することで選択された調理情報に基づき加熱調理を実行可能とした構成により、ジャンプ表示したい表示画面に栞をつけておき必要なとき該表示画面をジャンプ表示できるので、特定の自動調理を早く実行することができたり、特定の料理情報を早くみることができる加熱調理器となる。
また、本発明によれば、栞を付与した表示画面であるかどうかの判別が容易で使い勝手の良い加熱料理器となる。
また、本発明によれば、複数の栞付与画面のなかから所望の表示画面を早く表示できる加熱調理器となる。
また、本発明によれば、調理名メニューを五十音順又はアルファベット順に則って捜し出すことができ、所望の調理メニュー設定を早くて簡単に行なうことができる加熱調理器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の電子レンジの制御回路のブロック図。
【図2】その電子レンジの操作パネルの正面図。
【図3】その操作パネルの表示画面の選択キーによる順序フローを示す図。
【図4】その操作パネルの表示画面をブックマークキーで記憶する場合の画面の変化する様子を示す図。
【図5】その操作パネルの表示画面に記憶する場合の表示画面を示す図。
【図6】そのブックマークで登録された画面の一覧表を示した表示画面を示す図。
【図7】その操作パネルの表示パネルの画面表示を例を示す図。
【符号の説明】
1 マイコン(表示制御手段)
2 電源回路
3 キー回路
4 センサー
5 報知音発生器
6 リレー回路
7 外部記憶メモリー
8 ディスプレイ制御回路
9 液晶ディスプレイ(表示手段)
10 不揮発性メモリ(記憶手段)
11 表示パネル
12 選択キー(選択手段)
13 画面戻しキー
14 画面送りキー
15 ブックマークキー(型付与指示手段、型付与画面指示手段)
16 インデックスキー
17 自動メニューキー
18 手動加熱選択キー
19 スタートキー
20 取り消しキー
21 加熱タイム選択キー
Claims (4)
- 加熱調理を実行するのに必要な調理情報を選択させるために階層構造となった調理に関する複数の表示項目と各表示項目に関する複数の表示情報を表示する表示手段と、該表示手段に表示された表示項目を選択するための選択手段とを備え、選択された表示項目から分岐する表示項目又は表示項目に関する表示情報を次々と切り替えて表示させるようにして成る加熱調理器において、
前記表示手段に切り替えて表示される表示項目又は表示情報の表示画面の所望画面に栞を付与するための栞付与指示手段と、
前記階層構造となった表示項目または表示情報の各表示画面に係るデータを各表示画面に割り当てられた画面コードとタイトルとタイトル以外とに分けて格納するとともに、栞が付与される表示画面の画面コードのみを取り出して別途記憶する記憶手段と、
栞が付与された表示画面のタイトルの一覧表示を指示するとともに、選択されたタイトルを有する表示画面全体の表示を指示する栞付与画面表示指示手段と、
前記栞付与画面表示指示手段からの入力信号により、前記記憶手段に別途記憶された画面コードに基づいて栞が付与された表示画面のタイトルの一覧または表示画面全体を表示させる表示制御手段とを更に備え、
前記表示手段に表示中の初期階層の表示画面において、前記栞付与画面表示指示手段により一覧表示された前記タイトルから任意のタイトルが選択された場合には、表示していた前記初期階層の表示画面から、階層構造における選択されたタイトルの表示項目又は表示情報の表示画面にジャンプ表示することで選択された前記調理情報に基づき加熱調理を実行可能としたことを特徴とする加熱調理器。 - 加熱調理を実行するのに必要な調理情報を選択させるために階層構造となった調理に関する複数の表示項目と各表示項目に関する複数の表示情報を表示する表示手段と、該表示手段に表示された表示項目を選択するための選択手段とを備え、選択された表示項目から分岐する表示項目又は表示項目に関する表示情報を次々と切り替えて表示させるようにして成る加熱調理器において、
前記表示手段に切り替えて表示される表示項目又は表示情報の表示画面に栞を付与するための栞付与指示手段を更に設け、
前記階層構造となった表示項目または表示情報のうち、栞を付与できない表示画面として設定された初期階層の表示画面の表示中に前記栞付与指示手段を操作すると栞が付与された表示画面のタイトルを一覧表示し、栞を付与した表示画面の表示中に前記栞付与指示手段を操作すると栞を削除するか否かの表示を前記表示手段に行なうとともに、
一覧表示された前記タイトルから任意のタイトルが選択された場合には、表示していた前記初期階層の表示画面から、階層構造における選択されたタイトルの表示項目又は表示情報の表示画面にジャンプ表示することで選択された調理情報に基づき加熱調理を実行可能としたことを特徴とする加熱調理器。 - 栞が付与された表示画面に、栞が付与されていることを表示したことを特徴とする請求項1に記載された加熱調理器。
- 調理メニューを頭文字で分類分けしたグループ名を表示項目として表示させるインデックスキーを設け、
前記表示制御手段によって前記選択手段により選択されたグループ名に属する調理名の一覧を表示したことを特徴とする請求項1に記載された加熱調理器。
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