JP3595837B2 - 清掃用ブラシ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、握り部とブラシ部とをそれぞれ備えた清掃用ブラシの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のボディや、ビルおよび一般家屋の外壁、内壁、窓ガラス、床、天井、じゅうたんや、洗面所の便器、洗面台などの被清掃面を清掃するのに、各種のたわしやモップ、さらには各種の清掃用柄付きブラシなどの清掃用具が用いられている。そして、これらの被清掃面を清掃する場合には、これらの清掃用具のブラシ部などに液状などの洗剤を含浸させてから、このブラシ部などにより被清掃面を清掃するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のたわし、モップ、清掃用柄付きブラシなどの清掃用具では、自動車のボディのように凸曲面および/または凹曲面を有する被清掃面を容易かつ確実にしかも大変綺麗に清掃するのは大変困難であった。
【0004】
さらに、従来の各種の清掃用具では、そのブラシ部に液状洗剤を含浸させて清掃作業を行う際に、液状洗剤がところ構わずにブラシ部から周囲にこぼれ落ちる不都合があった。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑み、被清掃面が凸曲面および/または凹曲面を有すると否とにかかわらず、被清掃面を容易かつ確実にしかも大変綺麗に清掃することができる清掃用ブラシを提供するようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、1つの観点によれば、弾性を有する握り部と、パイル層を有しかつ上記握り部に設けられたブラシ部とを備え、上記パイル層は、多数の単繊維を1cm2当り4,000〜14,000本の植毛密度でその厚みが1.3〜3.8mmになるように1本ずつ直立した状態で植毛することにより構成され、上記単繊維は、太さが5〜50デニールで弾性率(試験法(ASTM):D638−52T)が13,000〜38,000 kg/cm 2 であり、上記ブラシ部は、上記握り部に設けられ可撓性を有する裏当て層と、この裏当て層の上記握り部とは反対側の面に設けられた上記パイル層とを備え、上記裏当て層は、ショア硬さが35〜75で厚みが0.6〜6.0 mm になるように構成され、上記パイル層の自由端側の端面の形状は、上記自由端側から見て鋭角部を有し、上記鋭角部の鋭角の大きさは、65〜82°である清掃用ブラシに係るものである。この場合、上記握り部は柔軟性に富んでいてよい。
【0007】
また、本発明は、別の1つの観点によれば、発泡材料から成る握り部と、パイル層を有しかつ上記握り部に設けられたブラシ部とを備え、上記パイル層は、多数の単繊維を1cm2当り4,000〜14,000本の植毛密度でその厚みが1.3〜3.8mmになるように1本ずつ直立した状態で植毛することにより構成され、上記単繊維は、太さが5〜50デニールで弾性率(試験法(ASTM):D638−52T)が13,000〜38,000 kg/cm 2 であり、上記ブラシ部は、上記握り部に設けられ可撓性を有する裏当て層と、この裏当て層の上記握り部とは反対側の面に設けられた上記パイル層とを備え、上記裏当て層は、ショア硬さが35〜75で厚みが0.6〜6.0 mm になるように構成され、上記パイル層の自由端側の端面の形状は、上記自由端側から見て鋭角部を有し、上記鋭角部の鋭角の大きさは、65〜82°である清掃用ブラシに係るものである。この場合、上記握り部は、柔軟性に富み弾性を有していてよい。
【0008】
また、本発明においては、上記握り部は、縦弾性率が0.4〜3.0kg/cm2の材料から厚みが3〜100mmになるように構成されていてよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例による清掃ブラシを図面を参照しながら説明する。
【0010】
この清掃用ブラシ10は、特に図1〜図4に明示されているように、柔軟性に富み弾性を有するほゞ台形柱体形状のブロック状握り部1と、このブロック状握り部1の下面に取り付けられたブラシ部3とから成っている。
【0011】
ブロック状握り部1は、発泡ポリウレタン、発泡ポリオレフィン(発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレンなど)、発泡ゴムなどの弾性と柔軟性とに富み防水性を有する軟質合成樹脂、軟質ゴムなどの発泡材料や場合によっては非発泡材料から成っていてよいが、実用上の観点から見て、発泡ポリウレタンから成っているのが特に好ましい。また、ブロック状握り部1は、図示の実施例の場合には、その厚み(高さ)が約40mmのほゞ台形柱体形状のブロック体であるが、このブロック状握り部の厚みは、実用上の観点から見て、一般的には3〜100mmであるのが好ましく、5〜50mmであるのがさらに好ましい。また、ブロック状握り部1の図示の実施例における縦弾性率は約1.0kg/cm2であるが、このブロック状握り部1の縦弾性率は、実用上の観点から見て、一般的には0.4〜3.0kg/cm2であるのが好ましく、0.6〜1.8kg/cm2であるのがさらに好ましい。また、ブロック上握り部1の図示の実施例における気孔率は約70%であるが、このブロック状握り部1の気孔率は、実用上の観点から見て、一般的には45〜95%であるのが好ましく、55〜85%であるのがさらに好ましい。
【0012】
ブラシ部3は、図3(A)および(B)に明示されているように、ゴム系接着剤その他の適当な接着剤9によりその上面をブロック状握り部1の平坦な下面に接着された可撓性を有する裏当て層5と、グラスファイバーなどの適当なネット材料から成りこの裏当て層5の下方附近に埋設されている補強用ネット8と、適当な接着剤から成り裏当て層5のほゞ平坦な下面に形成されている止着層6と、この止着層6にそれらの下端が埋設されることにより1本ずつ直立した状態で植毛されて固着されこの埋設部分以外は自由端となって下方にほゞ垂直に延びている多数の繊維体7とから成っている。そして、これら多数の繊維体7の止着層6に埋設されていない自由端側の部分によって、止着層6上に全体にわたってほゞ等厚のパイル層15が形成されている。また、補強用ネット8は、図示の実施例の場合には約4mm×約5mmの大きさのほゞ長方形の開口を碁盤目状に有していて、裏当て層5を補強すると共にこの裏当て層5の伸縮および折げを抑制する作用も有している。そして、多数の繊維体7を裏当て層5の下面に植毛するには、止着層6を構成するための接着剤を裏当て層5の下面に塗布してこの接着剤が硬化するまでの間に、多数の繊維体7を静電相互作用により上記接着剤に吸着させ、次いで、この接着剤を硬化させて止着層6を形成すればよい。
【0013】
裏当て層5は、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリウレタン樹脂、エチレン−プロピレン共重合体樹脂、合成ゴムなどの適当な弾性と適当な防水性とを有するコンパウンド(すなわち、成形材料)から構成することができるが、実用上の観点から見て、PVCコンパウンドから構成するのが特に好ましい。なお、PVCコンパウンドから構成された裏当て層5の図示の実施例におけるショア硬さは約45であるが、この裏当て層5のショア硬さは、実用上の観点から見て、一般的には35〜75であってよく、40〜60であるのが好ましい。したがって、この裏当て層5よりもブロック状握り部1の方が柔軟性に富んだ材料から構成されている。また、裏当て層5の厚みは、図示の実施例の場合には約1.9mmであるが、実用上の観点から見て、一般的には0.6〜6.0mmであってよく、1.0〜4.0mmであるのが好ましい。
【0014】
なお、裏当て層5の上面には、平坦面をエンボス加工することなどにより碁盤目状に多数の凹部5aが形成されていてよい。そして、この凹部5aの形状は、図示の実施例の場合にはほゞ正四角錐台形状であるが、ほゞ円錐台形状、長方形の四角錐台形状などの任意の形状であってよく、また、裏当て層5の上面にこれとほゞ同等の不規則な凹凸が形成されていてもよい。また、図示の実施例の場合には、この正四角錐台形状の頂面(凹部5aの底面)は約1.5mm×約1.5mmの大きさであり、その底面(凹部5aの入口)は約4mm×約4mmの大きさであり、凹部5aの深さは約0.1mmであり、凹部5aのピッチは裏当て層5の長さ方向および幅方向のいずれにおいても約6mmである。そして、実用上の観点から見て、任意形状の凹部5aの底面の面積は一般的には1〜25mm2であるのが好ましく、2〜20mm2であるのがさらに好ましく、また、この凹部5aの入口の面積は一般的には4〜200mm2であるのが好ましく、8〜100mm2であるのがさらに好ましく、また、この凹部5aの深さは一般的には0.2〜2.0mmであるのが好ましく、0.4〜1.2mmであるのがさらに好ましく、さらに、この凹部5aのピッチは裏当て層5の長さ方向および幅方向のいずれにおいても一般的には1〜20mmであるのが好ましく、2.5〜12mmであるのがさらに好ましい。
【0015】
また、裏当て層5の上面に上述のように碁盤目状に多数の凹部5aが形成されているから、この結果として、裏当て層5の上面には格子縞形状の凸部5bが形成されている。そして、この格子縞形状の凸部5bが適当な接着剤により台部1の下面に接着されることによって、裏当て層5の上面が台部1の下面に固着されている。
【0016】
繊維体7は、6,6−ナイロン、6−ナイロン、6,10−ナイロンなどのナイロン、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂などの適当な弾性と適当な剛性とを有する合成樹脂などの単繊維から成っていてよいが、実用上の観点から見て、6,6−ナイロン、6−ナイロン、6,10−ナイロンなどのナイロンの単繊維であるのが好ましく、6,6−ナイロンの単繊維であるのが特に好ましい。なお、6,6−ナイロンの弾性率(試験法(ASTM):D638−52T)は約28,100kg/cm2であるが、繊維体7が適当な弾性と適当な剛性とを併せ持つようにするには、繊維体7の上記弾性率は、実用上の観点から見て、一般的には13,000〜38,000kg/cm2であってよく、18,000〜30,000kg/cm2であるのが好ましい。また、繊維体7の太さは、図示の実施例に用いられている6,6−ナイロンの単繊維の場合には約15デニールまたは約20デニールであってよいが、実用上の観点から見て、一般的には5〜50デニールであってよく、10〜30デニールであるのが好ましい。また、繊維体7の長さは、図示の実施例の場合には約2.2mmであるが、実用上の観点から見て、一般的には1.0〜8.0mmであるのが好ましく、1.5〜4.0mmであるのがさらに好ましい。
【0017】
また、止着層6への多数の繊維体7の植毛密度(換言すれば、パイル層15の植毛密度)は、図示の実施例の場合には1cm2当り約6,800本または約8,000本であってよいが、実用上の観点から見て、一般的には1cm2 当り4,000〜14,000本であってよい。さらに、繊維体7のうちの止着層6に埋設されている部分(すなわち、パイル層15以外の部分)の長さは、図示の実施例の場合には約0.1mmであるが、一般的には0.02〜1.0mmであるのが好ましく、0.05〜0.5mmであるのがさらに好ましい。したがって、繊維体7のうちの止着層6に埋設されていない自由端側の部分の長さ(すなわち、パイル層15の厚み)は、図示の実施例の場合には約2.1mmであるが、実用上の観点から見て、一般的には1.3〜3.8mmであってよい。また、繊維体7のうちのパイル層15以外の部分の長さとパイル層15の厚さとの比は、図示の実施例の場合には約1:21であるが、実用上の観点から見て、一般的には1:5〜1:80であるのが好ましく、1:10〜1:50であるのがさらに好ましい。
【0018】
本実施例においては、図1および図2に明示されているように、パイル層15は裏当て層5のほゞ平坦な下面のほゞ全領域に植毛され、また、この裏当て層5は、その外周縁全体にわたって下端から上端に向って内側へと角度θ0の勾配が付けられてほゞ直線状に斜めに延びている。そして、この裏当て層5の勾配角度θ0は、図示の実施例の場合には約45°であるが、実用上の観点から見て、一般的には25〜75°であるのが好ましく、30〜60°であるのがさらに好ましい。なお、裏当て層5が上記勾配角度θ0を有する効果については、後述の使用方法の説明から明らかであろう。
【0019】
したがって、パイル層15の下面の形状(すなわち、多数の繊維体7全体の自由端側の端面の形状)は、ブロック状握り部1の下面の形状とほゞ同様にほゞ台形であるが、その外周囲においてブロック状握り部1の下面の形状よりも一回り(換言すれば、多少)大きくなっている。なお、パイル層15の下面の形状は、図8(B)に関連して後述する場合と同様に、最初から、裏当て層5の上面および下面ならびにブロック状握り部1の下面の形状とそれぞれほゞ同形にすることもできる。
【0020】
また、本実施例においては、パイル層15の下面(換言すれば、パイル層15の自由端側から見たこの自由端側の端面)は、図4に明示されているようにほゞ台形であるから、このパイル層15の全長にわたって延びる台形の下底としての長辺縁16を備え、さらに、この長辺縁16の両端部16a、16bの附近に鋭角部17a、17bを備えている。また、パイル層15の下面は、長辺縁16に対向してほゞ平行に延びている台形の上底としての短辺縁18を備え、さらに、この短辺縁18の両端部18a、18bの附近に鈍角部19a、19bを備えている。また、パイル層15の下面は、当然のことながら、端部16aと18aとの間および端部16bと18bとの間をそれぞれ延びている台形の脚としての一対の側辺縁20、21を備えている。
【0021】
なお、図4に示すパイル層15の下面において、上記長辺縁16の長さは、図示の実施例の場合には約15cmであるが、実用上の観点から見て、一般的には6〜30cmであるのが好ましく、10〜20cmであるのがさらに好ましい。また、上記短辺縁18の長さは、図示の実施例の場合には約12cmであるが、実用上の観点から見て、一般的には4〜24cmであるのが好ましく、8〜16cmであるのがさらに好ましい。また、上記長辺縁16と上記短辺縁18との間隔(すなわち、台形の高さとしてのパイル層15の最大幅)は、図示の実施例の場合には約7cmであるが、実用上の観点から見て、一般的には4〜15cmであるのが好ましく、5〜10cmであるのがさらに好ましい。また、長辺縁16の長さに相当するパイル層15の図4の左右方向における長さと、台形の高さに相当するパイル層15の最大幅との比は、図示の実施例の場合には約2.1であるが、実用上の観点から見て、一般的には1.0〜5.0であるのが好ましく、1.5〜3.5であるのがさらに好ましい。
【0022】
さらに、図4に示すパイル層15の下面において、鋭角部17a、17bにおける鋭角θ1、θ2は、図示(図4)の実施例の場合には約78°であるが、実用上の観点から見て、一般的には65〜82°であってよく、さらに、鋭角θ1とθ2とが必ずしも同一である必要はない。また、パイル層15の下面において、長辺縁16の両端部16a、16bをそれぞれ通りこの長辺縁16に対して直角を成して延びる第1の仮想直線L1と、長辺縁16の両端部16a、16bをそれぞれ通りこれら第1の仮想直線L1に対して約12°内側(すなわち、パイル層15側)に傾斜して延びる第2の仮想直線L2(図4においては、一対の側辺縁20、21を通る直線)との間に鋭角θ3、θ4が形成され、これらの鋭角θ3、θ4を成す鋭角領域には、パイル層15その他のブラシ部3やブロック状握り部1がいずれも存在しない自由空間25a、25bがそれぞれ形成されている。なお、パイル層15の下面において、第1の仮想直線L1と第2の仮想直線L2との間に形成される鋭角θ3およびθ4は、図示の実施例の場合には約12°であるが、実用上の観点から見て、一般的には8〜25°であってよく、さらに、鋭角θ3とθ4とが必ずしも同一である必要はない。また、これらの鋭角θ3、θ4を成す鋭角領域に形成される自由空間25a、25bの効果については、後述の使用方法の説明から明らかであろう。
【0023】
なお、ブロック状握り部1は、ほゞ台形柱体形状である必要は必ずしもなく、ほゞ直方体形状、円柱体、その他の任意のブロック形状であってよく、したがって、パイル層15の下面の形状も、図1および図4に示すようにほゞ台形である必要は必ずしもなく、ほゞ台形以外の任意の多角形などであってよい。しかし、パイル層15の下面の形状は、後述の使用方法の説明から明らかなように、
(1)長辺縁16がほゞ直線状であってパイル層15の全長にわたって延びていること、
(2)この長辺縁16の両端部16a、16bの附近に鋭角部17a、17bをそれぞれ有していること、
(3)第1の仮想直線L1と第2の仮想直線L2とに挾まれた鋭角領域は自由空間25a、25bを構成していること、
をそれぞれ満足しているのが好ましい。
【0024】
したがって、これらの(1)〜(3)に記載した3条件を満足しているのが好ましいパイル層15の下面は、台形以外の任意の多角形などであってよいが、例えば、図5に示す変形例の場合のように、側辺縁20、21をヘ字状および逆へ字状の折れ線にしたものであってよく、場合によっては、これらの側辺縁20、21をこれらの折れ線とほゞ同様の円弧状にしたり、また、短辺縁18を長辺縁16とは非平行になるように傾斜させるか曲線にするかしてもよい。なお、図5において、図4と共通の部分には同一の符号を付してあるが、鋭角θ1、θ2は図4の場合に較べて約70°と小さくなっている。しかし、長辺縁16の長さ、パイル層15の最大幅、長辺縁16の長さとパイル層15の最大幅との比および角θ1〜θ4の大きさについての図4のパイル層15の下面形状における範囲は、図5のパイル層15の下面形状についても当てはまる。また、側辺縁20、21が上述のように円弧状の場合には、鋭角θ1、θ2の大きさについての上述のような範囲は、両端部16a、16bの近傍での鋭角θ1、θ2について当てはまる。
【0025】
次に、本発明の一実施例による清掃用ブラシの使用方法について述べると、本実施例による清掃用ブラシ10を用いて自動車のボディや、ビルおよび一般家屋の外壁、内壁、窓ガラス、床、天井、じゅうたんや、洗面所の便器、洗面台などの被清掃面を清掃する場合には、まず、清掃用ブラシ10のパイル層15に市販品その他の液状洗剤を含浸させる。この場合、パイル層15の植毛密度が高いから、液状洗剤は、密に植毛された多数の繊維体7の間隙での毛管現象によりパイル層15に確実に保持され、このために、パイル層15から周囲に不測にこぼれ落ちる恐れがない。なお、上記液状洗剤としては、中性洗剤やバイオ系の洗剤を用いることができるが、粉末の洗剤もまた使用可能である。
【0026】
次いで、ブロック状握り部1を手で鷲掴みにした状態でパイル層15の下面を被清掃面に当接させてから、この手を往復動させることにより清掃用ブラシ10全体を1回〜複数回往復動させれば、パイル層15を構成している多数の繊維体7の下端が被清掃面上を繰り返して摺動するから、被清掃面を容易かつ確実にしかも大変綺麗に清掃することができる。特に、繊維体7とその裏当て層5とがいずれも適当な弾性を有し、また、繊維体7はその太さが適度に小さくかつ適度な曲げ剛性を有しているから、被清掃面における狭い溝や小さい凹部にも確実に侵入し、このために、被清掃面全体を確実に清掃することができて清掃洩れを生じる恐れがない。
【0027】
また、ブロック状握り部1は柔軟性に富んでいるから、上述のようにのブロック状握り部1を手で鷲掴みにするのがきわめて容易である。また、ブロック状握り部1が柔軟性に富んでいるだけでなく、裏当て層5も可撓性を有しているから、被清掃面が自動車のボディのように凸曲面および/または凹曲面を有していても、図6(A)および(B)に示すように、清掃用ブラシ10のパイル層15の下面を被清掃面12の凸曲面12aおよび凹曲面12bにそのほゞ全体にわたって密着させることができる。したがって、被清掃面12が凸曲面12aおよび/または凹曲面12bを有していても、この被清掃面12を清掃用ブラシ10により容易かつ確実にしかも大変綺麗に清掃することができる。
【0028】
なお、被清掃面の周囲に障害物がない場合には、上述の清掃作業の際に、図1に示す清掃用ブラシ10を前後および左右のいずれの方向に摺動させて清掃するのもきわめて容易である。しかし、窓枠に嵌め込まれた窓ガラスや風呂場または洗面所の隅角部などのように、被清掃面が隅角部を有していて被清掃面の周囲に障害物がある場合には、図7(A)および(B)に明示されているようにして上述の清掃作業を行うのが好ましい。
【0029】
すなわち、本実施例による清掃用ブラシ10のパイル層15と窓ガラスおよび窓枠との位置関係を示す図7(A)および(B)において、26は凸曲面および凹曲面をその表面に有する窓ガラス27が嵌め込まれた窓枠であって、この窓枠26は被清掃面である窓ガラス27の表面よりも外方(紙面の手前側)に突出している。この場合、窓ガラス27の右上隅部27aを本実施例による清掃用ブラシ10を用いて清掃するには、パイル層15の一方の鋭角部17aを上記右上隅部27aに差し込むことによりパイル層15を図7(A)の右上隅部27aにおける一点鎖線の状態とし、さらに、必要に応じて、パイル層15の長辺縁16を図7(A)の右上隅部27aにおいて実線に示すように窓枠26の右側部26aの内側縁にほゞ一致させてから、清掃用ブラシ10を矢印に示すように左方へ摺動させ、また、必要があれば左右方向へ往復摺動させることにより、清掃作業を行えばよい。なお、パイル層15の下面においては、図4に明示されているように、鋭角部17aの先端部の角θ1が鋭角であり、また、側辺縁20に隣接して既述の自由空間25aが存在している。したがって、窓ガラス27の右上隅部27aへの鋭角部17aの差し込み動作をきわめて容易に行うことができ、また、この鋭角部17aの先端を右上隅部27aの隅端にきわめて容易に位置合せすることができ、さらに、必要に応じて、長辺縁16を窓枠26の右側部26aの内側縁にきわめて容易かつ確実にほゞ一致させることができる。
【0030】
次いで、必要に応じて、図7(B)の右上隅部27aにおいて実線で明示されているように、清掃用ブラシ10を下方に摺動させることにより窓ガラス27の右上隅部27aを清掃することができるが、この場合には、上述の場合とほゞ同様にして、図7(B)の右上隅部27aにおいて一点鎖線で明示されているように、まず、パイル層15の他方の鋭角部17bを上記右上隅部27aに差し込むようにすればよい。さらに、窓ガラス27の左上隅部27b、左下隅部27cおよび右下隅部27dも、図7(A)および(B)において一点鎖線で明示されているように、上述の右上隅部27aの場合と同様に、パイル層15の一対の鋭角部17a、17bのうちのいずれか都合の良い方を隅部27b、27cまたは27dに差し込んでから、上述の清掃作業を行えばよい。
【0031】
なお、本実施例による清掃用ブラシ10においては、裏当て層5は、その外周縁全体にわたって厚さ方向には角度θ0の勾配が付けられてほゞ直線状に斜めに延びている。したがって、窓枠26の内側縁に沿ってゴム製などのパッキングが配されている場合でも、このパッキングの両側縁と窓枠26および窓ガラス27との間に存在する非常に狭い溝にパイル層15の外周縁の先端部分をきわめて容易かつきわめて確実に入り込ませることができる。また、ビルの間仕切りの下端と床面との間に存在する非常に小さい間隙や、応接セットの長椅子のシート部分の縫い目におけるマチ部分の両側縁のような非常に狭い溝にも、パイル層15の外周縁(例えば、一対の側辺縁20、21のいずれか一方)の先端部分(すなわち、下端部分)をこれらの間隙や溝にきわめて容易かつきわめて確実に入り込ませることができる。さらに、上述のように角度θ0の勾配が存在するから、非常に狭い溝や非常に小さい間隙にパイル層15の外周縁の先端部分を入り込ませても、これらの溝や間隙の周囲の部分が清掃用ブラシ10の裏当て層5により傷付けられる恐れもない。
【0032】
上述のとおりであるから、本実施例による清掃用ブラシ10によれば、凸曲面および/または凹曲面を有する被清掃面を確実に綺麗にすることができ、また、被清掃面の隅角部やきわめて狭い溝または間隙を清掃洩れを生じることなく容易かつ確実にしかも大変綺麗に清掃することができる。
【0033】
また、本実施例による清掃用ブラシ10は、図1および図4に明示されているように、左右対称に構成されている。したがって、一対の側辺縁20、21のうちのいずれか一方を上記間隙や上記溝に入り込ませた状態において長辺縁16側から短辺縁18側にこの入り込ませた側辺縁20または21に沿って一方の側へ移動させ、次いで、この清掃用ブラシの左右を逆にして上述の場合と同様の状態にしてから他方の側へ移動させれば、上記間隙または上記溝をその左右両側からそれぞれ清掃することができる。また、被清掃面の状態によっては、右利きの人と左利きの人とで清掃用ブラシ10を左右逆にすることにより、清掃作業を常に最適な状態で行うことができる。
【0034】
さらに、本実施例による清掃用ブラシ10においては、ブラシ部3、特にそのパイル層15がその外周縁において摩耗した場合に、この摩耗部分15aを図8(A)および(B)に明示されているようにして簡単に補修することができる。
【0035】
すなわち、本実施例による清掃用ブラシ10においては、パイル層15のうちでも使用頻度の高い外周縁が摩耗し易く、また、図7(A)および(B)を参照してその使用方法を説明したことからも明らかなように、その鋭角部17a、17bの先端が特に摩耗し易く、この先端には図8(A)に明示されているような摩耗部分15aが生じ易い。したがって、ブロック状握り部1と裏当て層5との境界面の外周囲を構成するほゞ台形状の線28(図1および図2参照)に沿って裏当て層5およびパイル層15のほゞ台形状の外周縁を図8(B)に明示されているように切り落とせば、摩耗部分15aを確実に除去することができる。この場合、ほゞ台形状の線28のうちの短辺縁18に沿った直線部分については、摩耗部分15aを除去するのに無関係であれば、特に切り落とす必要はない。
【0036】
このような摩耗部分15aの補償を行えば、この摩耗部分15aを除去してパイル層15および場合によっては裏当て層5の形状を整えることができるから、パイル層15の下面の形状は、既述のように、裏当て層5の上面および下面ならびにブロック状握り部1の下面の形状とそれぞれほゞ同形となる。
【0037】
なお、本実施例による清掃用ブラシ10は、自動車のボディや、ビルおよび一般家屋の外壁、内壁、窓ガラス、床、天井、じゅうたんや、洗面所の便器、洗面台だけでなく、清掃を必要とするほとんど総ての面を容易かつ確実に清掃することができる。
【0038】
また、本実施例においては、角度θ0の勾配を裏当て層5の外周縁全体にわたって設けたが、短辺縁18に対応する裏当て層5の短辺縁には特に設ける必要がなく、また、長辺縁16に対応する裏当て層5の長辺縁のみに設けてもよく、場合によっては、裏当て層5の外周縁の総てに全く設けなくてもよい。
【0039】
さらに、本実施例においては、クッション層5に付けられる角度θ0の勾配は、ほゞ直線状に斜めに延びるようにしたが、下向きまたは上向きの曲線(例えば、下向きまたは上向きの円弧)であってもよく、場合によっては階段状の勾配であってもよい。なお、角度θ0の勾配が上述のように曲線などの場合には、勾配角度θ0についての既述のような好ましい範囲は、裏当て層5の外周縁の下端付近での勾配角度θ0について当てはまる。
【0040】
さらに、本実施例においては、繊維体7が下方にほゞ垂直に延びるようにしたが、用途に応じて、例えば、繊維体7を短辺縁18側から長辺縁16側に向って多少傾斜させた状態で止着層6にその上端を埋設させるようにしてもよく、この場合には、パイル層15の下面の摩擦係数は、長辺縁16側から短辺縁18側に向う方向においてはその逆の方向に較べて大きくなるから、本発明による清掃用ブラシの清掃効果を向上させることができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、上述のような構成であるから、自動車のボディのように被清掃面が凸曲面および/または凹曲面を有する場合であっても、被清掃面を容易かつ確実にしかも大変綺麗に清掃することができる。
【0042】
また、本発明によれば、パイル層を構成する単繊維の先端を非常に狭い溝や非常に小さい間隙にきわめて容易かつきわめて確実に入り込ませることができるから、被清掃面のきわめて狭い溝または間隙も清掃洩れを生じることなく容易かつ確実にしかも大変綺麗に清掃することができる。特に、パイル層の自由端側の端面の形状がこの自由端側から見て65〜82°の鋭角を有する鋭角部を備えているから、窓枠の隅部の隅端にパイル層の外周縁の先端部分である上記鋭角部をきわめて容易に差し込んで清掃作業を行うことができる。
【0043】
さらに、本発明によれば、パイル層の植毛密度が高いから、このパイル層に液状洗剤を含ませた場合に、この液状洗剤は、密に植毛された多数の単繊維の間隙で毛管現象によりパイル層に確実に保持され、このために、パイル層から周囲に不測にこぼれ落ちる恐れがなく、しかも、ブラシ部の強度および耐久性がいずれもきわめて良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による清掃用ブラシの平面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】(A)は図1に示す清掃用ブラシのブラシ部の一部分の拡大縦断面図であり、(B)は(A)の一部分の拡大図である。
【図4】図1に示す清掃用ブラシのパイル層の下面形状を示す清掃用ブラシの概略底面図である。
【図5】図1に示す清掃用ブラシのパイル層の下面形状の変形例を示す清掃用ブラシの概略底面図である。
【図6】(A)は図1に示す清掃用ブラシを用いて凸曲面を有する被清掃面を清掃する状態を示す断面図であり、(B)は凹曲面を有する被清掃面を清掃する状態を示す(A)と同様の図である。
【図7】(A)は図1に示す清掃用ブラシを用いて窓枠付き窓ガラスを清掃する場合の第1の状態を示す窓枠付き窓ガラスの概略正面図であり、(B)は同上の第2の状態を示す(A)と同様の図である。
【図8】(A)は図1に示す清掃用ブラシの使用による磨耗部分の縦断面図であり、(B)は(A)に示す磨耗部分の補修要領を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ブロック状握り部
3 ブラシ部
5 裏当て層
7 繊維体(単繊維)
10 清掃用ブラシ
15 パイル層
17a 鋭角部
17b 鋭角部
θ 1 鋭角
θ 2 鋭角
Claims (5)
- 弾性を有する握り部と、パイル層を有しかつ上記握り部に設けられたブラシ部とを備え、
上記パイル層は、多数の単繊維を1cm2当り4,000〜14,000本の植毛密度でその厚みが1.3〜3.8mmになるように1本ずつ直立した状態で植毛することにより構成され、
上記単繊維は、太さが5〜50デニールで弾性率(試験法(ASTM):D638−52T)が13,000〜38,000 kg/cm 2 であり、
上記ブラシ部は、上記握り部に設けられ可撓性を有する裏当て層と、この裏当て層の上記握り部とは反対側の面に設けられた上記パイル層とを備え、
上記裏当て層は、ショア硬さが35〜75で厚みが0.6〜6.0 mm になるように構成され、
上記パイル層の自由端側の端面の形状は、上記自由端側から見て鋭角部を有し、
上記鋭角部の鋭角の大きさは、65〜82°である清掃用ブラシ。 - 上記握り部が柔軟性に富んでいる請求項1に記載の清掃用ブラシ。
- 発泡材料から成る握り部と、パイル層を有しかつ上記握り部に設けられたブラシ部とを備え、
上記パイル層は、多数の単繊維を1cm2当り4,000〜14,000本の植毛密度でその厚みが1.3〜3.8mmになるように1本ずつ直立した状態で植毛することにより構成され、
上記単繊維は、太さが5〜50デニールで弾性率(試験法(ASTM):D638−52T)が13,000〜38,000 kg/cm 2 であり、
上記ブラシ部は、上記握り部に設けられ可撓性を有する裏当て層と、この裏当て層の上記握り部とは反対側の面に設けられた上記パイル層とを備え、
上記裏当て層は、ショア硬さが35〜75で厚みが0.6〜6.0 mm になるように構成され、
上記パイル層の自由端側の端面の形状は、上記自由端側から見て鋭角部を有し、
上記鋭角部の鋭角の大きさは、65〜82°である清掃用ブラシ。 - 上記握り部が柔軟性に富み弾性を有する請求項3に記載の清掃用ブラシ。
- 上記握り部は、縦弾性率が0.4〜3.0kg/cm2の材料から厚みが3〜100mmになるように構成されている請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の清掃用ブラシ。
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