JP3591276B2 - 分電盤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主幹開閉器や分岐開閉器を収納した箱体内に、その他のものを収納するフリースペースを設けた分電盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の分電盤にあっては、特開平7−298427号に示すように、主幹開閉器や分岐開閉器等の内器をフレームに取着し、このフレームを下箱の側板に取着している。
ところで近年、BSその他の中継端末や弱電機器を分電盤内に収納することが成されつつあり、これに対応するためには、上述した分電盤内に木板を取着してフリースペースを形成し、このフリースペース内に収納することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した分電盤にあっては、一枚の扉により開閉される下箱内にフリースペースを形成し、このフリースペース内にBSその他の中継端末や弱電機器を収納するようにしているので、フリースペース内を点検するときに、わざわざ大きな一枚扉を開かないとできず、フリースペース内に配設されるBSその他の中継端末の点検や弱電機器の操作が煩わしいという問題があった。
【0004】
また、フリースペース用の専用の扉を設けることも考えられるが、この場合にはフリースペース内に配設されるBSその他の中継端末および弱電機器と専用の扉との位置合わせが困難であったり、専用の扉とメインの扉の位置合わせが困難になる問題がある。
したがって、この発明の目的は、フリースペース内に配設されるBSその他の中継端末の点検や弱電機器の操作が容易となる分電盤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の分電盤は、底板および対向する一対の側板を有する下箱と、前記一対の側板間に橋架された第1の一対の橋架部材と、この第1の一対の橋架部材間に取着された内器と、この内器に並ぶように前記一対の側板間に橋架された第2の一対の橋架部材と、この第2の一対の橋架部材間に取着されたフリースペース用取付部材と、前記第1の一対の橋架部材に取着されて前記内器を開閉自在に覆う第1の扉と、前記第2の一対の橋架部材に取着されて前記フリースペース用取付部材を開閉自在に覆う第2の扉と、前記第1の一対の橋架部材と前記第2の一対の橋架部材との隣合う橋架部材間を連結して前記第1の扉と前記第2の扉との間の間隔を所定間隔に保つ位置決め部材とを備えたものである。
【0006】
請求項1記載の分電盤によれば、フリースペース用の扉を内器操作用の扉と別体とすることで、フリースペースに配設される機器のみの操作をわざわざ一枚の大きな扉を開いて行なう必要がなくなり、フリースペースに配設される機器の操作を容易にできる。また、各扉を下箱の一対の側板に橋架された橋架部材に取着するので、内器およびフリースペース用取付部材と各扉との位置合わせが容易に行なえる。さらに、2つの扉間の間隔を位置決め部材により常に一定に保つことができ、第1の扉および第2の扉の位置決めを容易にすることができる。
【0007】
請求項2記載の分電盤は、前記第1の一対の橋架部材と前記第2の一対の橋架部材の隣合う橋架部材の少なくとも一方にねじ孔を設け、このねじ孔に螺合するねじの挿通孔を前記位置決め部材の一端側に形成し、前記位置決め部材の他端側に前記橋架部材の他方に引っ掛ける引掛片を設けたものである。
請求項2記載の分電盤によれば、位置決め部材をねじにより一方の橋架部材に取着した後、位置決め部材の引掛片を他方の橋架部材に引掛て隣合う橋架部材間の間隔を保つことができ、内器、フリースペース用取付部材および橋架部材の取外し作業を容易にすることができる。なお、ねじ孔を橋架部材の両方に設けた場合には、位置決め部材をいずれか任意の橋架部材にねじ止めすることができる。
【0008】
請求項3記載の分電盤は、請求項1または請求項2において、前記第1の一対の橋架部材と前記第2の一対の橋架部材との隣合う橋架部材の各々の両端は、前記側板に取着される部位を上段としかつその内側で前記下箱の内部側を下段として階段状に形成され、前記位置決め部材は、前記上段および前記下段の連設位置に当接するように取着されているものである。
【0009】
請求項3記載の分電盤によれば、請求項1または請求項2と同様な効果のほか、内器とフリースペース用取付部材とが横方向にずれた位置に配設されることがなく、安定した連結ができる。
請求項4記載の分電盤は、請求項3において、前記第1の扉および前記第2の扉が、扉本体とこの扉本体を開閉自在に枢着するものであって前記橋架部材に取着された扉枠とからなり、前記位置決め部材に扉引掛片を設け、前記第1の扉および前記第2の扉の少なくとも一方の前記扉枠に前記扉引掛片に引掛けられる被引掛部を設けたものである。
【0010】
請求項4記載の分電盤によれば、請求項3と同様な効果のほか、一方の扉枠を扉引掛片に引っ掛けることができるので、扉の取付作業を簡素化することができる。
請求項5記載の分電盤は、請求項3において、前記第1の扉および前記第2の扉は、扉本体と、この扉本体を開閉自在に枢着するものであって前記橋架部材に取着された扉枠とからなり、前記位置決め部材に扉引掛片を設けるとともに、前記第1の扉および前記第2の扉の一方の前記扉枠より他方の前記扉枠の背面側に進入する縁片を延出し、前記扉引掛片に引掛られる被引掛部を前記縁片に設けたものである。
【0011】
請求項5記載の分電盤によれば、請求項4と同様な効果のほか、2つの扉枠間の隙間を塞ぐことができ、見栄えが良くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を図1から図8により説明する。すなわち、この分電盤は、下箱1と、第1の一対の橋架部材2、3と、内器4と、第2の一対の橋架部材5、6と、フリースペース用取付部材7と、第1の扉8と、第2の扉9と、位置決め部材10とを有する。
【0013】
下箱1は、底板11および対向する一対の側板12を有する。実施の形態の下箱1は、側板12を含めて底板11の周囲に連続する側板を有する箱形であり、各側板に電線挿通孔16を形成し、各側板の前端側となる開口縁の全周にわたって前端片13を形成し、その所定位置に複数の取付用のねじ孔15を形成している。また底板11に図5に示すように壁面取付用の孔50等を形成し、建物の壁面等に例えばねじ等を用いた取付手段により取付けられる。
【0014】
第1の一対の橋架部材2、3は、一対の側板12間に橋架されている。実施の形態の橋架部材2は、その両端に側板12に取着される段部17を設け、段部17にねじ挿通孔18を形成し、その内側の底部側に図4に示すように取付具取付部25が形成されている。ねじ挿通孔18は、橋架部材2の高さ調整および姿勢調整を可能にする構成、例えば橋架部材2の左右両端部に長孔を形成するとともにその向きが両者合わせてハの字形をなすように形成している。橋架部材3の両端は側板12に取着される部位を上段19としかつその内側で箱体1の内部側を下段として階段状に形成され、実施の形態では上段19と下段との間に中間段21を形成している。そして上段19に前記した構成と同じねじ挿通孔18を形成している。また橋架部材3の中間段21の間に扉枠取付部材24の両端が取付けられ、これに一対の取付具取付部25が形成されている。
【0015】
内器4は、第1の一対の橋架部材2、3間に取着されている。実施の形態の内器4は、主幹開閉器26と、多数の分岐開閉器27と、リミッタ取付板28からなり、主幹開閉器26およびリミッタ取付板28は橋架部材2に取付けられ、分岐開閉器27はフレーム22に取付けられ、フレーム22の上下端部が橋架部材2、3の間に連結されている。したがって、下箱1への組み込み時には、分岐開閉器27を設置したフレーム22で橋架部材2、3を連結し、橋架部材2に主幹開閉器26等を設置し、相互の配線を行なって、下箱1のねじ孔15に予め仮ねじしたねじ30に橋架部材2、3のねじ挿通孔18のねじ頭挿通部18aを挿通し、橋架部材2、3を下方にずらして仮固定状態とし、ねじ30を下箱1にねじ締めすることにより取付ける。51は主幹開閉器26と分岐開閉器27とを接続する導電バーである。
【0016】
第2の一対の橋架部材5、6は、内器4に並ぶように一対の側板12間に橋架されている。実施の形態の橋架部材5、6は図6に示すように橋架部材3とほぼ同形状に形成され、両端が中間段21を有する階段状に形成され、かつ上段19にねじ挿通孔18を形成している。したがって、第1の一対の橋架部材2、3と第2の一対の橋架部材5、6との隣合う橋架部材3、5の各々の両端は、側板12に取着される部位を上段19としかつその内側で下箱1の内部側を下段として階段状に形成されている。
【0017】
フリースペース用取付部材7は、第2の一対の橋架部材5、6間に取着されている。実施の形態では例えば弱電機器等が取付けられる木製等の板であり、図6に示すように四隅にねじ挿通孔32を形成し、ねじ挿通孔32に整合するねじ孔33を橋架部材5、6にそれぞれ形成し、ねじ57により取付けている。また橋架部材6にはその中間段部21間に扉枠取付部材24がねじ58により取付けられ、これに一対の取付具取付部25が形成されている。このフリースペース用取付部材7により橋架部材5、6が連結される。したがって、下箱1への取付けは、橋架部材2、3の取付けと同様であり、所定の機器を設置したフレースペース用取付部材7で橋架部材5、6を連結し、予め下箱1のねじ孔15に仮ねじしたねじ30に橋架部材5、6のねじ挿通孔18のねじ頭部挿通部18aを通して下方にずらすことにより仮止めしねじ締めして固定する。
【0018】
第1の扉8は、第1の一対の橋架部材2、3に取着されて内器4を開閉自在に覆う。実施の形態の第1の扉8は、扉本体35と、この扉本体35を開閉自在に枢着するものであって橋架部材5、6に取着された扉枠36とからなる。実施の形態では扉本体35の内側で扉枠36に中蓋53を設け、図3に示すように中蓋53に主幹開閉器26および分岐開閉器27を操作するための各種の開口53aを形成している。また中蓋53の端部に取付具取付部25に着脱可能に取付けられる取付具55を設け、さらに扉本体35を開閉自在に閉じるための受け部56を設けている。取付具55を取付具取付部25に取付けて第1の扉8が下箱1に設置される。52は受け部56に引っ掛かる引掛部の付いた取手、54は扉本体35のヒンジである。
【0019】
第2の扉9は、第2の一対の橋架部材5、6に取着されてフリースペース用取付部材7を開閉自在に覆うものである。第2の扉9も第1の扉8と同様に、取付52の付いた扉本体35aと、この扉本体35aを開閉自在にヒンジ54により枢着するものであって橋架部材5、6に取着された扉枠36aとからなり、扉本体35aの内側で扉枠36aに中蓋53を設け、中蓋53に取付具55を設けている。そして取付具55を取付具取付部25に取付けて第1の扉8が下箱1に設置される。
【0020】
また扉枠36aに後述の扉引掛片39に引掛けられる被引掛部38を設けている。すなわち実施の形態では図2および図8に示すように第1の扉8の下箱1側すなわち扉枠36の背面側となる裏面の下端に進入する縁片37を扉枠36aの上端部の下箱1側端部より上方に延出し、被引掛部38を縁片37に一体に設けている。
位置決め部材10は、第1の一対の橋架部材2、3と第2の一対の橋架部材5、6との隣合う橋架部材3、5間を連結して第1の扉8と第2の扉9との間の間隔を所定間隔に保つものである。第1の一対の橋架部材2、3と第2の一対の橋架部材5、6の隣合う橋架部材3、5の少なくとも一方、すなわち一方または両方に図7に示すようにねじ孔41を設け、このねじ孔41に螺合するねじ42の挿通孔44を位置決め部材10の一端側に形成し、位置決め部材10の他端側に橋架部材3、5の他方に引っ掛ける引掛片45を設けている。
【0021】
実施の形態の位置決め部材10は例えば図7に示すように略帯板状であり、下端部にねじ挿通孔44を形成し、上端部に引掛片45を下箱1側に向けて折曲し、中間部に下端部に向けて扉引掛片39を切起こし、扉引掛片39の近傍の側部に折曲げ片46を折曲している。また引掛片45の近傍にねじ43を挿通するねじ挿通孔47を形成している。
【0022】
またこの位置決め部材10は一対有し、橋架部材3、5の両側で位置決め部材10の端面が上下段の連設位置に当接するように取着されている。すなわち図4に示すように位置決め部材10の表面が中間段部21に当接し、位置決め部材10の側面が中間段部21と上段19との連設壁21aに当接し、引掛片45が橋架部材3の上端縁に係止し、折曲げ片46の下端部が橋架部材5の上端縁に係止するように取着される。
【0023】
組立は、ねじ42をねじ挿通孔44に挿通し、橋架部材6のねじ孔41にねじ込んで位置決め部材10を橋架部材5に取付けておく。このとき、上述のように位置決め部材10の表面は中間段部21に当接し側面は連設壁21aに当接し折曲げ片46は橋架部材5の上縁に当接するように取付けられる。折曲げ片46は位置決め部材10の橋架部材5に対する垂直姿勢を保つのに役立てることができる。下箱1に先に内器4を取付けた橋架部材2、3を取付け、つぎにフリースペース用取付部材7を取付けた橋架部材5、6を下箱1に仮に取付け、このとき橋架部材5、6の両側の位置決め部材10の引掛片45を橋架部材3に引っ掛け、ねじ43をねじ挿通孔47に通してねじ孔41にねじ締めするとともに、橋架部材5、6を下箱1にねじ30により締付け固定する。これにより、橋架部材5、6の高さ調整および姿勢調整が行なわれるとともに、橋架部材3、5間の間隔を一定に保持することができる。つぎに第1の扉8を取付具55により取付具取付部25に取付ける。そして第2の扉9の被引掛部38を図8に示すように扉引掛片39に引掛ながら取付具55により取付具取付部25に取付ける。
【0024】
この実施の形態によれば、フリースペース用の扉9を内器操作用の扉8と別体とすることで、フリースペースに配設される機器のみの操作をわざわざ一枚の大きな扉を開いて行なう必要がなくなり、フリースペースに配設される機器の操作を容易にできる。また、各扉8、9を下箱1の一対の側板12に橋架された橋架部材2、3、5、6に取着するので、内器4およびフリースペース用取付部材7と各扉8、9との位置合わせが容易に行なえる。さらに、2つの扉8、9間の間隔を位置決め部材10により常に一定に保つことができ、第1の扉8および第2の扉9の位置決めを容易にすることができる。
【0025】
また第1の一対の橋架部材2、3と第2の一対の橋架部材5、6の隣合う橋架部材3、5の少なくとも一方にねじ孔41を設け、このねじ孔41に螺合するねじ42の挿通孔44を位置決め部材10の一端側に形成し、位置決め部材10の他端側に橋架部材3、5の他方に引っ掛ける引掛片45を設けたため、位置決め部材10をねじ42により一方の橋架部材5に取着した後、位置決め部材10の引掛片45を他方の橋架部材3に引掛て隣合う橋架部材3、5間の間隔を保つことができ、内器4、フリースペース用取付部材7および橋架部材2、3、5、6の取外し作業を容易にすることができる。なお、ねじ孔41を橋架部材3、5の両方に設けた場合には、位置決め部材10をいずれか任意の橋架部材3、5にねじ止めすることができる。
【0026】
第1の一対の橋架部材2、3と第2の一対の橋架部材5、6との隣合う橋架部材3、5の各々の両端は、側板12に取着される部位を上段19としかつその内側で下箱1の内部側を下段として階段状に形成され、位置決め部材10は、上段19および下段の連設位置に当接するように取着されているため、内器4とフリースペース用取付部材7とが横方向にずれた位置に配設されることがなく、安定した連結ができる。
【0027】
第1の扉8および第2の扉9が、扉本体35、35aとこの扉本体を開閉自在に枢着するものであって橋架部材に取着された扉枠36、36aとからなり、位置決め部材10に扉引掛片39を設け、第1の扉8および第2の扉9の少なくとも一方の扉枠36aに扉引掛片39に引掛けられる被引掛部38を設けたため、一方の扉枠36aを扉引掛片39に引っ掛けることができるので、扉の取付作業を簡素化することができる。
【0028】
一方の扉枠36の裏面に進入する縁片37を他方の扉枠36aより延出し、被引掛部38は縁片37に設けられているため、2つの扉枠36、36a間の隙間を塞ぐことができ、見栄えが良くなる。
なお、この発明において、扉引掛片39は第2の扉9を引っ掛けるものであったが、第1の扉8を引掛けるものでもよく、また両者を引っ掛けるように一対設け、すなわち扉引掛片39を第1の扉8および第2の扉9の扉枠36、36aに対して設け、被引掛部38を両方の扉枠36、36aに設けてもよい。
【0029】
【発明の効果】
請求項1記載の分電盤によれば、フリースペース用の扉を内器操作用の扉と別体とすることで、フリースペースに配設される機器のみの操作をわざわざ一枚の大きな扉を開いて行なう必要がなくなり、フリースペースに配設される機器の操作を容易にできる。また、各扉を下箱の一対の側板に橋架された橋架部材に取着するので、内器およびフリースペース用取付部材と各扉との位置合わせが容易に行なえる。さらに、2つの扉間の間隔を位置決め部材により常に一定に保つことができ、第1の扉および第2の扉の位置決めを容易にすることができる。
【0030】
請求項2記載の分電盤によれば、位置決め部材をねじにより一方の橋架部材に取着した後、位置決め部材の引掛片を他方の橋架部材に引掛て隣合う橋架部材間の間隔を保つことができ、内器、フリースペース用取付部材および橋架部材の取外し作業を容易にすることができる。なお、ねじ孔を橋架部材の両方に設けた場合には、位置決め部材をいずれか任意の橋架部材にねじ止めすることができる。
【0031】
請求項3記載の分電盤によれば、請求項1または請求項2と同様な効果のほか、内器とフリースペース用取付部材とが横方向にずれた位置に配設されることがなく、安定した連結ができる。
請求項4記載の分電盤によれば、請求項3と同様な効果のほか、一方の扉枠を扉引掛片に引っ掛けることができるので、扉の取付作業を簡素化することができる。
【0032】
請求項5記載の分電盤によれば、請求項4と同様な効果のほか、2つの扉枠間の隙間を塞ぐことができ、見栄えが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の分電盤の分解斜視図である。
【図2】さらに第1の扉および第2の扉を分離した状態の分解斜視図である。
【図3】分電盤の扉を開いた状態の正面図である。
【図4】扉を外した状態の正面図である。
【図5】第2の扉を取付けた状態の正面図である。
【図6】橋架部材、内器およびフリースペース用取付部材の分解斜視図である。
【図7】橋架部材と位置決め部材の分解斜視図である。
【図8】位置決め部材の取付けを示す断面図である。
【符号の説明】
1 下箱
2 橋架部材
3 橋架部材
4 内器
5 橋架部材
6 橋架部材
7 フリースペース用取付部材
8 第1の扉
9 第2の扉
10 位置決め部材
11 底板
12 側板
19 上段
35 扉本体
35a 扉本体
36 扉枠
36a 扉枠
37 縁片
38 被引掛部
39 扉引掛片
41 ねじ孔
42 ねじ
44 ねじ挿通孔
45 引掛片

Claims (5)

  1. 底板および対向する一対の側板を有する下箱と、前記一対の側板間に橋架された第1の一対の橋架部材と、この第1の一対の橋架部材間に取着された内器と、この内器に並ぶように前記一対の側板間に橋架された第2の一対の橋架部材と、この第2の一対の橋架部材間に取着されたフリースペース用取付部材と、前記第1の一対の橋架部材に取着されて前記内器を開閉自在に覆う第1の扉と、前記第2の一対の橋架部材に取着されて前記フリースペース用取付部材を開閉自在に覆う第2の扉と、前記第1の一対の橋架部材と前記第2の一対の橋架部材との隣合う橋架部材間を連結して前記第1の扉と前記第2の扉との間の間隔を所定間隔に保つ位置決め部材とを備えた分電盤。
  2. 前記第1の一対の橋架部材と前記第2の一対の橋架部材の隣合う橋架部材の少なくとも一方にねじ孔を設け、このねじ孔に螺合するねじの挿通孔を前記位置決め部材の一端側に形成し、前記位置決め部材の他端側に前記橋架部材の他方に引っ掛ける引掛片を設けた請求項1記載の分電盤。
  3. 前記第1の一対の橋架部材と前記第2の一対の橋架部材との隣合う橋架部材の各々の両端は、前記側板に取着される部位を上段としかつその内側で前記下箱の内部側を下段として階段状に形成され、前記位置決め部材は、前記上段および前記下段の連設位置に当接するように取着されている請求項1または請求項2記載の分電盤。
  4. 前記第1の扉および前記第2の扉は、扉本体とこの扉本体を開閉自在に枢着するものであって前記橋架部材に取着された扉枠とからなり、前記位置決め部材に扉引掛片を設け、前記第1の扉および前記第2の扉の少なくとも一方の前記扉枠に前記扉引掛片に引掛けられる被引掛部を設けた請求項3記載の分電盤。
  5. 前記第1の扉および前記第2の扉は、扉本体と、この扉本体を開閉自在に枢着するものであって前記橋架部材に取着された扉枠とからなり、前記位置決め部材に扉引掛片を設けるとともに、前記第1の扉および前記第2の扉の一方の前記扉枠より他方の前記扉枠の背面側に進入する縁片を延出し、前記扉引掛片に引掛られる被引掛部を前記縁片に設けた請求項3記載の分電盤。
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