JP3591238B2 - リテーナ付きコネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リテーナ付きコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
リテーナ付きコネクタには、一般に、サイドリテーナタイプ(実開平6−58570号公報参照)と、フロントリテーナタイプ(実開平5−23455号公報、特開平8−250215号公報参照)とがある。
サイドリテーナタイプは、図11に示すように、コネクタハウジング1に端子金具2を挿入する方向と直交する方向にリテーナ3が装着されるもので、そのためにリテーナ挿入孔4がコネクタハウジング1の側面に開放されている。このタイプは、図12に示すように、リテーナ3が端子金具2に直接に係止するので、端子金具の保持力が高いという利点がある。一方、フロントリテーナタイプは、図13に示すように、端子金具2の挿入方向に沿ってリテーナ5がコネクタハウジング6に挿入され、そのためのリテーナ挿入孔7が相手コネクタとの嵌合面に開放されている。このタイプは、リテーナ挿入孔7が相手コネクタによって覆われて外部に露出しないという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来は、上記した両タイプの利点を併せもったリテーナ付きコネクタがなかった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、リテーナ挿入孔の露出を防ぐことができ、かつ、端子金具の保持力が高いリテーナ付きコネクタの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、コネクタハウジングに相手コネクタに向かって開放するリテーナ収容孔を形成し、前記リテーナ収容孔の内部で前記コネクタハウジングへの端子金具の挿入方向と交差する方向にスライド可能なリテーナを備えると共に、前記リテーナが前記リテーナ収容孔のうちスライド方向の一端の端子金具係止側に収まると前記コネクタハウジングに挿入された端子金具を抜け止めする係止突部を前記リテーナに突設し、前記リテーナ収容孔のうち前記端子金具係止側と反対側の内壁と前記リテーナとの間に、前記リテーナを前記端子金具係止側にスライドさせるための所定の工具が挿入される工具挿入隙間を設けるとともに、前記リテーナは、前記工具が奥方へ押し込まれるだけで、この工具から前記工具挿入隙間を広げる方向への押し込み力の作用を受けることが可能となっていることを特徴とするものである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1記載のリテーナ付きコネクタにおいて、リテーナ収容孔のうち端子金具係止側と反対側の内壁とリテーナとの少なくとも一方に、工具挿入隙間が奥側に向かって徐々に狭くなるようにテーパ面を形成したところに特徴を有する。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のリテーナ付きコネクタにおいて、コネクタハウジングのうち相手コネクタとの対向面から内部に抜け止め状態に挿入されるインナハウジングを設け、インナハウジングとコネクタハウジングとに亘ってリテーナ収容孔を形成したところに特徴を有する。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のリテーナ付きコネクタにおいて、リテーナには、コネクタハウジングの前面に沿ってスライドし、リテーナが端子金具係止位置以外の位置でコネクタハウジングのうち相手コネクタとの嵌合空間に突出する嵌合規制部が設けられているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】
請求項1の構成によれば、工具挿入隙間に工具を挿入し、その隙間を広げる方向に力をかけると、リテーナがリテーナ収容孔の端子金具係止側へとスライド移動し、リテーナの係止突部が端子金具に抜け止め方向で対面する。このように、リテーナを端子金具に直接に係止できるから、強い保持力で端子金具を保持できる。しかも、コネクタハウジングのうちリテーナ収容孔の開放部は、相手コネクタに覆われるから外部に露出しない。つまり、本発明により、従来のサイドリテーナタイプとフロントリテーナタイプの両方の利点を併せ持ったコネクタを提供できる。
【0010】
請求項2の構成によれば、工具挿入隙間はテーパ面によって奥側に行くほど狭くなっているから、工具を工具挿入隙間の奥に押し込むだけで、その押し込み力が隙間を広げる方向に働き、リテーナをスライド移動できる。
【0011】
請求項3の構成によれば、リテーナ収容孔がインナハウジングとコネクタハウジングとに亘って形成されているから、そのインナハウジングとコネクタハウジングとを離脱させてリテーナ収容孔を広く開放でき、リテーナを容易にコネクタハウジングの内部に組み付けることができる。
【0012】
請求項4の構成によれば、リテーナが端子金具係止位置以外の位置だと、規制突部が相手コネクタと干渉してコネクタ同士を嵌合できない。これにより、リテーナを端子金具係止位置にしないままで、コネクタ同士が組み付けてしまうことを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。
図1において、符号10はコネクタハウジング(以下、「ハウジング10」という)であって、同図左側の端面が相手コネクタ(図示せず)に嵌合される前面をなし、その前面から前方に突出したフード部11とその内側の主体部12との間の空間13に、相手コネクタに設けた相手側フード部が嵌合挿入されて両コネクタが接続される。また、主体部12の外周面には防水リング14が嵌着されており、この防水リング14が相手側フード部の内周面と主体部12の外周面の間で押し潰されて両者に密着する。
【0014】
主体部12には、図2に示すように、その前面に開放するようにインナ収容孔15が形成され、ここにインナハウジング16が挿入される。インナハウジング16は、インナ収容孔15への挿入方向の後端に鍔部17を備え、この鍔部17を主体部12の前面に突き当てた状態で図示しない抜け止め手段によってインナ収容孔15内に抜け止めされる。また、図1に示すように、インナハウジング16の挿入方向の先端面16Aとインナ収容孔15の奥面15Aとの間は所定の間隔に離れており、その間が後述のリテーナ30に設けた係止突部31が収容される奥部空間18となっている。
【0015】
さて、インナハウジング16には図2に示すようにその上面と両端面とに開放するように溝19が挿入方向に延びている。溝19は、その底側に向かって幅方向の両側から段付状に狭まった形状をなしており、溝19の内壁とインナ収容孔15の内壁によって囲まれた空間とそれに連通する前記奥部空間18(図1参照)とによってリテーナ30を収容するためのリテーナ収容孔20が構成される。また、インナハウジング16のうち溝19の底部19Aを挟んだ両側には次述の一対のキャビティ22,22がリテーナ収容孔20と平行に延びている。
【0016】
ハウジング10には、図1に示すように、その主体部12とインナハウジング16とを貫通するように一対のキャビティ22,22(図1には1つのみ表れる)が相手コネクタとの嵌合方向に延びている。そして、キャビティ22のうちハウジング10の後側(図1右側)の開放部22Aから挿入される端子金具40に、前側の開放部22Bから挿入される相手コネクタの雄タブ(図示せず)が電気接続される。また、キャビティ22はその中間で前記奥部空間18と連通している。
【0017】
端子金具40は、導電性の金属板を順次に切断および曲げ加工することによって図1に示すように形成され、直方体状に形成された端子基部41の前端面41Aがキャビティ22に形成した突当壁(図に表れず)に突き当てられてキャビティ22内における前方側(図1左側)への位置が決められる。また、端子基部41の前端面41Aには、一対の対向片42,42が相互に接近するように前方に延設され、この対向片42,42の間に前記雄タブが挟まれて電気接続される。さらに、端子基部41の一対の側壁からは金属ランス43,43が斜め後方に延ばされ、この金属ランス43,43がキャビティ22に形成した受突部23,23に係止して端子金具40が抜け止めされる。
【0018】
また、端子基部41の後端面41Bには、その中心部分から立上部44が後方に延ばされ、その先に電線45を圧着するためのバレル部46が設られている。そして、端子金具40が正規位置に収まると図1に示すように立上部44がキャビティ22のうち奥部空間18との連通部に位置する。また、バレル部46には、電線45の端末と共に防水ゴム栓47が圧着されており、この防水ゴム栓47が電線45の外部シース及びキャビティ22の内周面に密着している。
【0019】
さて、リテーナ30は、全体が図2に示されており、前記インナハウジング16の溝19に沿って延びた平板状の基部32の一端に規制突部33を備えると共に、他端に一対の係止突部31,31を備えている。そして、規制突部33をリテーナ収容孔20の開放側に配置し、かつ、係止突部31をリテーナ収容孔20の奥部空間18内に配置した状態でリテーナ収容孔20内に収容され、リテーナ収容孔20のうち図1の上側の端子金具非係止位置(図4〜図6参照)と、リテーナ収容孔20のうち図1の下側の端子金具係止位置(図7〜図10)との間でスライド移動可能となっている。
【0020】
基部32は、溝19の底部19Aに挿入可能な厚さ寸法をなし、基部32のうち図4における上面と下面とがリテーナ収容孔20の奥側に向かってリテーナ収容孔20の内壁に徐々に接近するテーパ面34U,34Dとなっている。そして、この各テーパ面34U,34Dとリテーナ収容孔20の内壁との間は、所定の工具を挿入可能な工具挿入隙間35U,35Dとなっている。
【0021】
規制突部33は、図2に示すように、溝19の断面形状に対応させた段付形状をなして基部32から上方に突出している。また、規制突部33の中心には、上方に開放されたスリット33Aが設けられ、図5に示すように、このスリット33Aを介して上側のテーパ面34Uがリテーナ収容孔20の開放側に臨んでいる。そして、規制突部33は、リテーナ30が端子金具非係止位置となると、同図に示すように、ハウジング10の主体部12から空間13側に突出して相手側フード部の挿入を規制すると共に、リテーナ30が端子金具係止位置となると、図9に示すように、空間13側に突出しなくなり、相手側フード部の空間13への挿入が許容される。
【0022】
係止突部31,31は、図2に示すように、基部32から両側方に突出し、その先端同士の間隔が前記溝19の幅寸法より大きくなっており、これにより係止突部31がインナハウジング16の端面16Aに係止してリテーナ30がハウジング10内に抜け止めされる。そして、係止突部31は、リテーナ30が端子金具係止位置となると、図7に示すように、奥部空間18からキャビティ22側に突出して、端子金具40の後端面41Bに対面すると共に、リテーナ30が端子金具係止位置となると、図1に示すように、奥部空間18の上部に収まって、端子金具40の後端面41Bと対面しなくなる。
【0023】
また、係止突部31のうちインナ収容孔15の奥面15A(図4参照)との対向面には凹部31A(図2参照)が設けられ、その凹部31Aの内部には図4に示すように係止突起31Bが形成されている。そして、この係止突起31Bとインナ収容孔15の奥面15Aに設けた受突起15Bとの係止により、リテーナ30が端子金具非係止位置(図4参照)と端子金具係止位置(図8参照)とに保持され、そこから不用意にリテーナ30が移動しないようになっている。
【0024】
次に、本実施形態の作用について説明する。
一般に、コネクタの生産工場と、端子金具を電線の端末に圧着してコネクタに組み付けるハーネス工場とは離れた場所にある。
コネクタの生産工場において、ハウジング10とインナハウジング16とリテーナ30とを以下のようにして組み付ける。まず、インナハウジング16の溝19にリテーナ30を収めると共にリテーナ30の係止突部31,31をインナハウジング16の端面16A(図2参照)に対面させ、その状態でインナハウジング16をハウジング10のインナ収容孔15の奥まで押し込む。すると、インナハウジング16が図示しない抜け止め手段にインナ収容孔15内に抜け止め状態となると共に、リテーナ30の係止突部31がインナハウジング16の端面16Aに係止して、リテーナ30がリテーナ収容孔20(図1参照)内に抜け止め状態となる。ここで、本実施形態のコネクタでは、リテーナ収容孔20が相互に離脱可能なインナハウジング16とハウジング10とに亘って形成されているから、両者を離脱させてリテーナ収容孔20をインナハウジング16の溝19として広く開放でき、リテーナ30を容易にハウジング10の内部に組み付けることができる。
【0025】
次に、リテーナ30をリテーナ収容孔20のうち端子金具非係止位置にセットする。それには、図3に示された一対の工具挿入隙間35U,35Dのうち、同図の下側の隙間35Dに所定の工具を押し込む。ここで、工具挿入隙間35Dはテーパ面34Dによって奥側に行くほど狭くなっているから(図4参照)、工具を奥に押し込む力だけで、その押し込み力が隙間35Dを広げる方向に働く。これにより、リテーナ30がリテーナ収容孔20の上側に移動して端子金具非係止位置に収まる。この状態でハーネス工場まで搬送される。
【0026】
ハーネス工場では、端子金具40が本コネクタに組み付けられる。ハーネス工場に搬入された本コネクタは、リテーナ30が端子金具非係止位置となって係止突部31がキャビティ22内に突出していないから(図1及び図6参照)、そのままの状態で端子金具40をキャビティ22に押し込めばよい。すると、その途中で端子金具40の金属ランス43が受突部23(図1参照)によって押し倒され、さらに端子金具40を奥に押し込むと、金属ランス43が受突部23を乗り越えて復元し、その受突部23に係止する。これを一次係止という。また、このとき端子金具40の端子基部41はキャビティ22の突当壁(図示せず)に突き当たって前方への位置が決められる。
【0027】
この状態で、リテーナ30を端子金具係止位置に変位させる。それには、図3に示された一対の工具挿入隙間35U,35Dのうち、同図の上側の隙間35Uに所定の工具を押し込む。ここで、工具挿入隙間35Uはテーパ面34Uによって奥側に行くほど狭くなっているから(図4参照)、工具を奥に押し込むだけで、その押し込み力が隙間35Uを広げる方向に働き、リテーナ30が下方に押される。すると、リテーナ30が溝19に底側に移動し、リテーナ30の規制突部33の段付面と溝19の段付面とが当接して位置が決されてリテーナ30が端子金具係止位置となると共に、リテーナ30の係止突起31Bが受突起15Bを乗り越えてその下側に係止する(図8参照)。この状態で、リテーナ30の係止突部31,31がキャビティ22内に突出し(図7参照)、端子金具40の端子基部41の後端面41Bに対面して、端子金具40がリテーナ30によって直接に抜け止めされる。これを、二次係止という。ここで、端子金具40が半挿入状態であると、キャビティ22のうち奥部隙間18との連通部分に端子基部41が収まってリテーナ30の係止突部31と干渉するから、工具を隙間35Uに挿入してもリテーナ30が下がらない。これにより、端子金具40が半挿入状態である旨を検知できる。
【0028】
そして、本コネクタを相手コネクタと嵌合させると、相手コネクタの雄タブがキャビティ22内に挿入されて電気接続されると共に、両コネクタ間の防水リング14とキャビティ22における防水ゴム栓47とによってキャビティ22内が防水状態となる。ここで、リテーナ30が端子金具係止位置となっていないと、規制突部33が空間13側に突出して相手コネクタを空間13に嵌合挿入できないから、二重係止を忘れてコネクタが組み付けられることを防止できる。
【0029】
このように、本実施形態のコネクタによれば、リテーナ30を端子金具40に直接に係止できるから、強い保持力で端子金具40を保持できる。しかも、ハウジング10のうちリテーナ収容孔20の開放部はハウジング10の前面にあるから、そこが相手コネクタに覆われて外部に露出しない。つまり、本コネクタは、従来のサイドリテーナタイプとフロントリテーナタイプの両方の利点を併せ持つことができ、防水仕様のコネクタでありながら大きな保持力で端子金具を保持できる。
【0030】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、防水コネクタに本発明を適用した例を示したが、非防水タイプのコネクタに適用してもよい。
(2)本実施形態では、工具挿入隙間35U,35D内にテーパ面34U,34Dを設けて工具の挿入力をリテーナ30をスライドさせる向きの力に変えていたが、工具挿入隙間にはテーパ面を備えず、例えば、工具の先端にテーパ部を設けた構成としてもよい。但し、本実施形態のように、工具挿入隙間35U,35D内にテーパ面34U,34Dを設けた構成とすれば、特別な形状の工具を用いなくてよいから汎用性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のリテーナ付きコネクタの側断面図
【図2】その分解斜視図
【図3】それが組み付けられた状態の斜視図
【図4】端子金具非係止位置におけるリテーナ収容孔内を示す側断面図
【図5】図1におけるA矢視図
【図6】図1におけるB−B断面図
【図7】端子金具係止位置におけるキャビティ内を示す側断面図
【図8】そのリテーナ収容孔内を示す側断面図
【図9】図7におけるC矢視図
【図10】図7におけるD−D断面図
【図11】従来のサイドリテーナタイプのコネクタを示す斜視図
【図12】その部分断面図
【図13】従来のフロントリテーナタイプのコネクタを示す側断面図
【符号の説明】
10…コネクタハウジング
15…インナ収容孔
16…インナハウジング
20…リテーナ収容孔
30…リテーナ
31…係止突部
33…規制突部
34U,34D…テーパ面
35U,35D…工具挿入隙間
40…端子金具

Claims (4)

  1. コネクタハウジングに相手コネクタに向かって開放するリテーナ収容孔を形成し、前記リテーナ収容孔の内部で前記コネクタハウジングへの端子金具の挿入方向と交差する方向にスライド可能なリテーナを備えると共に、 前記リテーナが前記リテーナ収容孔のうちスライド方向の一端の端子金具係止側に収まると前記コネクタハウジングに挿入された端子金具を抜け止めする係止突部を前記リテーナに突設し、
    前記リテーナ収容孔のうち前記端子金具係止側と反対側の内壁と前記リテーナとの間に、前記リテーナを前記端子金具係止側にスライドさせるための所定の工具が挿入される工具挿入隙間を設けるとともに、
    前記リテーナは、前記工具が奥方へ押し込まれるだけで、この工具から前記工具挿入隙間を広げる方向への押し込み力の作用を受けることが可能となっていることを特徴とするリテーナ付きコネクタ。
  2. 前記リテーナ収容孔のうち前記端子金具係止側と反対側の内壁と前記リテーナとの少なくとも一方に、前記工具挿入隙間が奥側に向かって徐々に狭くなるようにテーパ面を形成したことを特徴とする請求項1記載のリテーナ付きコネクタ。
  3. コネクタハウジングのうち相手コネクタとの対向面から内部に抜け止め状態に挿入されるインナハウジングを設け、前記インナハウジングと前記コネクタハウジングとに亘って前記リテーナ収容孔を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリテーナ付きコネクタ。
  4. 前記リテーナには、前記コネクタハウジングの前面に沿ってスライドし、前記リテーナが前記端子金具係止位置以外の位置で前記コネクタハウジングのうち相手コネクタとの嵌合空間に突出する嵌合規制部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のリテーナ付きコネクタ。
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