JP3589405B2 - 波形等化器および記録情報再生装置 - Google Patents

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  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体から記録情報の再生を行う記録情報再生装置における波形等化器および記録情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルデータが高密度記録されている記録媒体から読み取られた読取信号のSN比を改善すべく、かかる読取信号に対して高域を強調するフィルタリング処理を施して波形等化を行う技術が知られている。この際、読取信号に対する高域の強調を高めるほどSN比の改善率を高めることが出来るが、高域を強調し過ぎると符号間干渉が増加してしまう。そこで、符号間干渉を増加させることなく高域強調をかけることができる波形等化器が特開平11‐259985号公報によって提案された。
【0003】
図1は、かかる特開平11‐259985号公報によって提案された波形等化器を搭載した記録情報再生装置の構成を示す図である。
図1において、ピックアップ1は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)の如き記録ディスク2に8/16変調されて記録されている情報信号を読み取って得られた読取信号をA/D変換器3に供給する。A/D変換器3は、かかる読取信号をチャンネルクロックに応じたタイミングにてサンプリングし、この際得られたサンプル値の系列からなる読取サンプル値系列Rを波形等化器5に供給する。尚、上記チャンネルクロックとは、8/16変調された情報信号における1T分の周期を有するクロックである。
【0004】
波形等化器5の振幅制限回路51は、かかる読取サンプル値系列Rを図2に示されるが如き振幅制限値T及び−Tにて振幅制限して得た振幅制限読取サンプル値系列RLIMを高域強調フィルタ52に供給する。すなわち、振幅制限回路51は、読取サンプル値系列Rの各読取サンプル値が上記振幅制限値−T〜Tなる範囲内にある場合には、この読取サンプル値系列Rをそのまま上記振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして出力する。又、読取サンプル値系列Rの各読取サンプル値が振幅制限値Tよりも大である場合には、この振幅制限値T自体を振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして出力する。一方、読取サンプル値系列Rの各読取サンプル値が振幅制限値−Tよりも小である場合には、この振幅制限値−T自体を振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして出力する。尚、上記振幅制限値T及び−Tの各々は、図2に示されるように、8/16変調における最短のレベル反転間隔(以下、ランレングスと称する)である3Tに対応した読取サンプル値系列Rのみが振幅制限に掛からないような値に設定されている。
【0005】
高域強調フィルタ52は、単位遅延素子FD〜FDと、係数乗算器M、M、M及びMと、これら係数乗算器各々の出力を加算する加算器ADとから構成される。単位遅延素子FD〜FDは、夫々、入力された値を上記チャンネルクロックの1クロック周期分だけ遅延させてから出力する。係数乗算器M、M、M及びMは、夫々が乗算係数[−k、k、k、−k]を有する係数乗算器である。すなわち、高域強調フィルタ52は、タップ係数が[−k、k、0、k、−k]なるトランスバーサルフィルタである。かかる構成により、高域強調フィルタ52は、上記振幅制限読取サンプル値系列RLIMの高域成分のみのレベルを増大させた高域強調読取サンプル値系列を生成し、これを加算器54に供給する。
【0006】
加算器54は、かかる高域強調読取サンプル値系列と、遅延素子53によってチャンネルクロックの2周期分だけ遅延してから供給された上記読取サンプル値系列Rとを加算し、その加算結果を等化補正読取サンプル値系列Rとして出力する。
次に、上記波形等化器5の動作について説明する。
【0007】
一般に、記録媒体から記録情報の再生を行う再生系はローパスフィルタ特性となる為、8/16変調された信号中で最も高周波数のランレングス3Tに対応した読取サンプル値系列R中における各読取サンプル値はその値が低下する。そこで、最短のランレングス3Tに対応した読取サンプル値系列に対するSN比を改善すべく、高域強調フィルタ52により、このランレングス3Tに対応した読取サンプル値系列に対してのみ、その読取サンプル値各々の値を増大させる。ここで、上記高域強調フィルタ52による高域強調後も図2に示されるが如きゼロクロス時点Dでの等化補正読取サンプル値系列Rの値はゼロレベル一定であることが望ましい。ところが、高域強調フィルタ52は図1に示されるが如きタップ係数[−k、k、0、k、−k]なるトランスバーサルフィルタである為、例えば図2の時点D−2及び時点D−1各々での読取サンプル値が同一値でないと、ゼロクロス時点Dでの等化補正読取サンプル値系列Rの値が変動してしまう。特に、高域強調を強く掛けるべく上記タップ係数kの値を大きくすると、その変動分が更に大となり、これが符号間干渉の増加を招くのである。
【0008】
そこで、振幅制限回路51により、図2に示されるが如き振幅制限値T及び−Tにて、ランレングス4T以上の読取サンプル値系列Rに対して振幅制限を掛けたものを上記高域強調フィルタ52に供給する。かかる振幅制限回路51での振幅制限によれば、図2中の(a)に示されるように、読取信号のランレングスが3Tである場合には、補間読取サンプル値系列RRが、そのまま振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして高域強調フィルタ52に供給される。一方、ランレングス4T以上に対応した補間読取サンプル値系列RRは、ゼロクロス時点D近傍では振幅制限値−T〜Tなる範囲内に入っているが、それ以外の時点ではこの範囲を超えている。よって、読取信号のランレングスが4T以上の場合には、図2中の(b)に示されるように、上記ゼロクロス時点D以外の時点ではその値が振幅制限値−T又はTに固定された振幅制限読取サンプル値系列RLIMが高域強調フィルタ52に供給される。
【0009】
この際、ランレングス4T以上のいずれの場合においても、図2中の時点D−2、D−1(又はD及びD)各々での値は等しくなる。よって、例え上記タップ係数kの値を大にして高域強調を強く掛けても、ゼロクロス時点Dでの等化補正読取サンプル値系列Rの値変動は生じなくなり、符号間干渉の増加が抑制されるのである。
【0010】
しかしながら、記録ディスク2に記録されている記録信号の変調方式が最短のランレングスが2Tとなる例えば(1、7)変調である場合には、図1に示されるが如き波形等化器5の構成では符号間干渉の増加を抑えることは出来ない。
図3は、最短のランレングスが2Tとなる変調方式にて情報信号が記録されている記録ディスク2から読み取られた読取サンプル値系列Rの波形形態の一例を示す図である。
【0011】
図3の(b)に示されるように、ランレングスが3T以上である場合には、振幅制限回路51による振幅制限作用によって時点D−2、D−1、D及びD各々での振幅制限読取サンプル値は、略同一となる。
しかしながら、ランレングス2T、すなわち最短のレベル反転間隔がチャンネルクロック信号におけるクロック周期の2倍以下になると、図3(a)に示されるように、時点D−2及びD−1(又は、D及びD)各々での振幅制限読取サンプル値が同一値にならなくなる。従って、高域強調を強く掛けるべく上記タップ係数kの値を大きくすると、ゼロクロス時点Dでの等化補正読取サンプル値系列Rの値の変動分が更に増長され、これが符号間干渉の増大を招くのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであり、読取信号の最短ランレングスがチャンネルクロック信号におけるクロック周期の2倍以下であっても、符号間干渉を増大させることなく、この読取信号に対して高域強調をかけることができる波形等化器および記録情報再生装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載による波形等化器は、記録媒体から読み取られた読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして得た読取サンプル値系列に波形等化処理を施して等化補正読取サンプル値系列を得る波形等化器であって、前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記チャンネルクロック信号の中間のクロックタイミングに応じてサンプリングした際に得られるであろうサンプル値系列を補間読取サンプル値系列として求める補間手段と、前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、前記振幅制限読取サンプル値系列中の振幅制限読取サンプル値同士を夫々重み付け加算して出力するフィルタと、前記読取サンプル値系列を遅延して遅延読取サンプル値系列を得る遅延手段と、前記遅延読取サンプル値系列と前記フィルタの出力とを加算したものを前記等化補正読取サンプル値系列とする加算手段と、を有する。
又、請求項8記載による波形等化器は、記録媒体から読み取られた読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして得た読取サンプル値系列に波形等化処理を施して等化補正読取サンプル値系列を得る波形等化器であって、前記読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、前記振幅制限読取サンプル値系列中の振幅制限読取サンプル値同士を夫々重み付け加算して出力するフィルタと、前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記チャンネルクロック信号の中間のクロックタイミングに応じてサンプリングした際に得られるであろうサンプル値系列を補間読取サンプル値系列として求める補間手段と、前記補間読取サンプル値系列を遅延して遅延補間読取サンプル値系列を得る遅延手段と、前記遅延補間読取サンプル値系列と前記フィルタの出力とを加算したものを前記等化補正読取サンプル値系列とする加算手段と、を有する。
又、請求項15記載による波形等化器は、記録媒体に記録されている情報信号を読み取って得られた読取信号に対して波形等化を行う波形等化器であって、前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして読取サンプル値系列を得るA/D変換器と、前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記クロックタイミング各々の中間タイミングにてサンプリングした場合に得られるであろう読取サンプル値系列を求めてこれを補間読取サンプル値系列として得る補間手段と、前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、前記振幅制限読取サンプル値系列をフィルタリング処理するフィルタと、からなる。
又、請求項22記載による波形等化器は、記録媒体に記録されている情報信号を読み取って得られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器であって、前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして読取サンプル値系列を得るA/D変換器と、前記読取サンプル値系列に対して前記クロックタイミング各々の中間タイミングにて前記読取信号をサンプリングした場合に得られる読取サンプル値系列を補間して補間読取サンプル値系列を得る補間手段と、前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、前記振幅制限読取サンプル値系列をフィルタリング処理するフィルタと、前記フィルタによってフィルタリング処理して得られた信号に前記読取サンプル値系列を加算したものを前記等化補正読取信号として得る加算器と、からなる。
又、請求項23記載による記録情報再生装置は、記録媒体から記録情報の再生を行う記録情報再生装置であって、前記記録媒体から前記記録情報の信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップで読み取られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器と、前記等化補正読取信号を復調して再生信号を出力する復調手段と、を備え、前記波形等化器は、前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして得た読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記チャンネルクロック信号の中間のクロックタイミングに応じてサンプリングした際に得ら れるであろうサンプル値系列を補間読取サンプル値系列として求める補間手段と、前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、前記振幅制限読取サンプル値系列中の振幅制限読取サンプル値同士を夫々重み付け加算して出力するフィルタと、前記読取サンプル値系列を遅延して遅延読取サンプル値系列を得る遅延手段と、前記遅延読取サンプル値系列と前記フィルタの出力とを加算したものを前記等化補正読取サンプル値系列とする加算手段と、を備える
又、請求項24記載による記録情報再生装置は、記録媒体から記録情報の再生を行う記録情報再生装置であって、前記記録媒体から前記記録情報の信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップで読み取られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器と、前記等化補正読取信号を復調して再生信号を出力する復調手段と、を備え、前記波形等化器は、前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして得た読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、前記振幅制限読取サンプル値系列中の振幅制限読取サンプル値同士を夫々重み付け加算して出力するフィルタと、前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記チャンネルクロック信号の中間のクロックタイミングに応じてサンプリングした際に得られるであろうサンプル値系列を補間読取サンプル値系列として求める補間手段と、前記補間読取サンプル値系列を遅延して遅延補間読取サンプル値系列を得る遅延手段と、前記遅延補間読取サンプル値系列と前記フィルタの出力とを加算したものを前記等化補正読取サンプル値系列とする加算手段と、を備える
又、請求項25記載による記録情報再生装置は、記録媒体から記録情報の再生を行う記録情報再生装置であって、前記記録媒体から前記記録情報の信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップで読み取られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器と、前記等化補正読取信号を復調して再生信号を出力する復調手段と、を備え、前記波形等化器は、前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして読取サンプル値系列を得るA/D変換器と、前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記クロックタイミング各々の中間タイミングにてサンプリングした場合に得られるであろう読取サンプル値系列を求めてこれを補間読取サンプル値系列として得る補間手段と、前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、前記振幅制限読取サンプル値系列をフィルタリング処理するフィルタと、を備える
又、請求項26記載による記録情報再生装置は、記録媒体から記録情報の再生を行う記録情報再生装置であって、前記記録媒体から前記記録情報の信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップで読み取られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器と、前記等化補正読取信号を復調して再生信号を出力する復調手段と、を備え、前記波形等化器は、前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして読取サンプル値系列を得るA/D変換器と、前記読取サンプル値系列に対して前記クロックタイミング各々の中間タイミングにて前記読取信号をサンプリングした場合に得られる読取サンプル値系列を補間して補間読取サンプル値系列を得る補間手段と、前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、前記振幅制限読取サンプル値系列をフィルタリング処理するフィルタと、前記フィルタによってフィルタリング処理して得られた信号に前記読取サンプル値系列を加算したものを前記等化補正読取信号として得る加算器と、を備える
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。
図4は、本発明による波形等化器を備えた記録情報再生装置の構成を示す図である。
図4において、ピックアップ1は、最短のランレングスが2Tとなる例えば(1,7)変調方式によって変調記録されている情報信号を記録ディスク2から読み取って得られた読取信号をA/D変換器3に供給する。A/D変換器3は、かかる読取信号をチャンネルクロック信号に応じたタイミングにてサンプリングし、この際得られたサンプル値の系列からなる読取サンプル値系列Rを波形等化器6に供給する。尚、上記チャンネルクロック信号とは、(1,7)変調された情報信号における1T分の周期を有するクロック信号のことである。すなわち、ランレングス2Tとは、チャンネルクロック信号におけるクロック周期の2倍の長さである。
【0015】
波形等化器6は、読取サンプル値系列Rに対して高域強調を施して得た等化補正読取サンプル値系列Rを情報復調回路7及びPLL(Phase Locked Loop)回路8の各々に供給する。データ復調回路7は、かかる等化補正読取サンプル値系列Rに対して(1,7)復調を施すことにより元の情報信号を復元し、これを再生情報信号として出力する。PLL回路8は、上記等化補正読取サンプル値系列Rに生じている位相誤差分を補正したチャンネルクロック信号を生成し、これを上記A/D変換器3に供給する。
【0016】
図5は、本発明による波形等化器6の内部構成を示す図である。
図5において、補間フィルタ61は、上記A/D変換器3から供給された読取サンプル値系列Rに対して補間演算を施す。かかる補間演算により、補間フィルタ61は、記録ディスク2から読み取られた読取信号を上記チャンネルクロック信号の各クロックタイミングの中間タイミングでサンプリングした際に得られるであろうサンプル値系列を求める。そして、補間フィルタ61は、この求めたサンプル値系列を上記読取サンプル値系列Rに含めて補間した補間読取サンプル値系列RRを得てこれを振幅制限回路51に供給する。
【0017】
尚、実際の補間フィルタ61では、その補間演算処理に、
(n+0.5)T
n:偶数
T:1チャネルルクロック周期
なる時間が費やされる。そこで、以降、補間フィルタ61による補間演算処理に、0.5・Tなる遅延が生じると想定して、その動作を説明する。
【0018】
振幅制限回路51は、かかる補間読取サンプル値系列RRを振幅制限値T及び−Tにて振幅制限して得た振幅制限読取サンプル値系列RLIMを高域強調フィルタ52’に供給する。つまり、振幅制限回路51は、補間読取サンプル値系列RRにおける各読取サンプル値が上記振幅制限値−T〜Tなる範囲内にある場合には、この補間読取サンプル値系列RRをそのまま上記振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして出力する。又、補間読取サンプル値系列RRの各読取サンプル値が振幅制限値Tよりも大である場合には、この振幅制限値T自体を振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして出力する。一方、補間読取サンプル値系列RRの各読取サンプル値が振幅制限値−Tよりも小である場合には、この振幅制限値−T自体を振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして出力する。この際、上記振幅制限値T及び−Tの各々は、最短のランレングス2Tに対応した補間読取サンプル値系列RRのみが、その振幅制限に掛からないような値に設定されている。つまり、振幅制限値Tは、補間読取サンプル値系列RR中におけるランレングス2Tに対応した区間での最大値よりも大であり、振幅制限値−Tは、ランレングス2Tに対応した区間での最小値よりも小である。
【0019】
高域強調フィルタ52’は、単位遅延素子FD〜FDと、係数乗算器M、M、M及びMと、これら係数乗算器各々の出力を加算する加算器ADとから構成される。単位遅延素子FD〜FDは、夫々、入力された値を上記チャンネルクロックの1クロック周期分だけ遅延させてから出力する。係数乗算器M、M、M及びMは、夫々が乗算係数[−k、k、k、−k]を有する係数乗算器である。すなわち、高域強調フィルタ52’は、タップ係数が[−k、k、k、−k]なるトランスバーサルフィルタである。かかる構成により、高域強調フィルタ52’は、上記振幅制限読取サンプル値系列RLIM中におけるランレングス2Tに対応したサンプル系列に対してのみ、そのレベルを増大させた高域強調読取サンプル値系列を生成し、これを加算器54に供給する。加算器54は、かかる高域強調読取サンプル値系列と、遅延素子53によってチャンネルクロックの2周期分だけ遅延してから供給された上記読取サンプル値系列Rとを加算し、その加算結果を等化補正読取サンプル値系列Rとして出力する。
【0020】
次に、上記波形等化器6の動作について図6を参照しつつ説明する。
尚、図6に示される白丸点は読取サンプル値系列R中における各読取サンプルを示し、黒丸点は補間フィルタ61によって得られた補間読取サンプル値系列RR中における補間読取サンプルを示す。尚、図6においては、ランレングス2T〜4Tの各場合において、これら読取サンプル値系列R中における読取サンプル、並びに補間読取サンプル値系列RR中における補間読取サンプルを夫々示すものである。
【0021】
図6に示されるように、振幅制限回路51における振幅制限値T及び−T各々は、最短のランレングス2Tに対応した補間読取サンプル値系列RRのみが、その振幅制限に掛からないような値に設定されている。よって、図6中の(a)に示されるように、ランレングスが2Tである場合には、補間読取サンプル値系列RRがそのまま振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして高域強調フィルタ52’に供給される。一方、ランレングスが3T以上である場合には、ゼロクロス時点D近傍に限り補間読取サンプル値系列RRが振幅制限値−T〜Tなる範囲内に入っているが、それ以外の時点ではこの範囲を超えている。よって、ランレングスが3T以上である場合には図6中の(b)に示されるように、上記ゼロクロス時点D以外の時点ではその値が振幅制限値−T又はTに固定された振幅制限読取サンプル値系列RLIMが高域強調フィルタ52’に供給される。
【0022】
従って、高域強調フィルタ52’は、図6に示されるが如き振幅制限読取サンプル値系列RLIM中における時点D−1.5、D−0.5、D0.5、及びD1.5各々での振幅制限読取サンプル値に基づいて、時点Dでの等化補正読取サンプル値を求める。
すなわち、時点Dでの等化補正読取サンプル値をZとした場合、
=(−k)・Y−1.5+k・Y−0.5+k・Y0.5+(−k)・Y1.5
−1.5:RLIM中における時点D−1.5での振幅制限読取サンプル値
−0.5:RLIM中における時点D−0.5での振幅制限読取サンプル値
0.5:RLIM中における時点D0.5での振幅制限読取サンプル値
1.5:RLIM中における時点D1.5での振幅制限読取サンプル値
となる。
【0023】
この際、図6に示されるように、ランレングス2Tに対応した時点D−1.5及びD−0.5(又は時点D0.5及びD1.5)各々での振幅制限読取サンプル値は互いに略同一となる。更に、ランレングスが3T以上である場合における時点D−1.5及び時点D−0.5(又は時点D0.5及びD1.5)各々での振幅制限読取サンプル値も、共に振幅制限値−T(又はT)にて固定となる為、互いに同一となる。よって、高域強調を強く掛けるべく高域強調フィルタ52’のタップ係数kの値を大きくしても、ゼロクロス時点Dでの等化補正読取サンプル値系列Rの値は一定値を維持するので、符号間干渉の増大は起こらない。
【0024】
以上の如く、図5に示す波形等化器においては、先ず、読取サンプル値系列Rを、そのチャンネルクロック信号の中間タイミングで補間して補間読取サンプル値系列RRを得る。次に、この補間読取サンプル値系列RRに対して振幅制御処理を施して振幅制限読取サンプル値系列RLIMを得る。そして、高域強調フィルタ52’において、上記振幅制限読取サンプル値系列RLIMにおける連続した4つの時点各々での振幅制限読取サンプル値同士を係数乗算器M〜Mにて夫々重み付け加算する。ここで、読取サンプル値系列Rをチャンネルクロック信号の2クロック周期分だけ遅延させることにより上記4つの時点の中間時点に対応した読取サンプル値を得て、これを上記重み付け加算結果と加算することにより等化補正読取サンプル値系列Rを求めるようにしたのである。
【0025】
しかしながら、上記高域強調フィルタ52’内において重み付け加算する振幅制限読取サンプル値の数は4つに限らず、2以上の偶数個であれば、目標とするフィルタ特性に応じて適宜変更可能なものである。この際、重み付け加算する振幅制限読取サンプル値の数をN個とした場合、上記読取サンプル値系列Rを遅延素子53にてチャンネルクロック信号の(N/2)倍のクロック周期分だけ遅延させれば、これらN個の振幅制限読取サンプル値の中間時点に対応した読取サンプル値が得られる。
【0026】
図7は、本発明による波形等化器6の他の構成例を示す図である。
図7において、2倍オーバーサンプリング回路62は、A/D変換器3から供給された読取サンプル値系列Rに対して2倍オーバーサンプリング処理を施す。かかる処理により、2倍オーバーサンプリング回路62は、記録ディスク2から読み取られた読取信号を、上記チャンネルクロック信号の2倍のクロック周波数のクロック信号でサンプリングした際に得られるであろうサンプル値系列を求める。そして、2倍オーバーサンプリング回路62は、かかるサンプル値系列を補間読取サンプル値系列RRとして振幅制限回路51に供給する。
【0027】
振幅制限回路51は、かかる補間読取サンプル値系列RRを振幅制限値T及び−Tにて振幅制限して得た振幅制限読取サンプル値系列RLIMを高域強調フィルタ63に供給する。つまり、振幅制限回路51は、補間読取サンプル値系列RRにおける各読取サンプル値が上記振幅制限値Tよりも小であり、かつ振幅制限値−Tよりも大である場合には、この補間読取サンプル値系列RRをそのまま上記振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして出力する。又、補間読取サンプル値系列RRの各読取サンプル値が振幅制限値Tよりも大である場合には、この振幅制限値T自体を振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして出力する。一方、補間読取サンプル値系列RRの各読取サンプル値が振幅制限値−Tよりも小である場合には、この振幅制限値−T自体を振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして出力する。この際、上記振幅制限値T及び−Tの各々は、最短のランレングス2Tに対応した補間読取サンプル値系列RRのみが、その振幅制限に掛からないような値に設定されている。
【0028】
高域強調フィルタ63は、図7に示されるが如き遅延素子FFD〜FFDと、係数乗算器M、M、M及びMと、これら係数乗算器各々の出力を加算する加算器ADとから構成される。遅延素子FFD〜FFDの各々は、入力された値を上記チャンネルクロック信号の2倍の周波数のクロックタイミングで順次取り込み、これを上記チャンネルクロック信号の1周期分だけ遅延させて出力する。係数乗算器M、M、M及びMは、夫々が乗算係数[−k、k、k、−k]を有する係数乗算器である。すなわち、高域強調フィルタ63は、タップ係数が[−k、0、k、0、k、0、−k]なるトランスバーサルフィルタである。
【0029】
かかる構成により、高域強調フィルタ63は、上記振幅制限読取サンプル値系列RLIM中におけるランレングス2Tに対応したサンプル系列に対してのみそのレベルを増大させた高域強調読取サンプル値系列を生成し、これを加算器54に供給する。加算器54は、かかる高域強調読取サンプル値系列と、遅延素子64によってチャンネルクロックの3周期分だけ遅延してから供給された上記補間読取サンプル値系列RRとを加算し、その加算結果を等化補正読取サンプル値系列Rとして出力する。
【0030】
次に、図7に示される波形等化器6の動作について図8を参照しつつ説明する。
尚、図8に示される白丸点は、2倍オーバーサンプリング回路62から出力された補間読取サンプル値系列RR中における各サンプル値を、ランレングス2T〜4T各々の場合において示すものである。
【0031】
図8に示されるように、振幅制限回路51における振幅制限値T及び−Tの各々は、最短のランレングス2Tに対応した補間読取サンプル値系列RRのみが、その振幅制限に掛からないような値に設定されている。よって、図8中の(a)に示されるように、ランレングスが2Tである場合には、補間読取サンプル値系列RRがそのまま振幅制限読取サンプル値系列RLIMとして高域強調フィルタ63に供給される。一方、ランレングスが3T以上である場合には、ゼロクロス時点D近傍では振幅制限値−T〜Tなる範囲内に入っているが、それ以外の時点ではこの範囲を超えている。よって、ランレングスが3T以上である場合には、図8中の(b)に示されるように、上記ゼロクロス時点D近傍以外の時点ではその値が振幅制限値−T又はTに固定された振幅制限読取サンプル値系列RLIMが、高域強調フィルタ63に供給される。
【0032】
この際、高域強調フィルタ63は、図8に示されるが如き振幅制限読取サンプル値系列RLIM中における時点D−1.5、D−0.5、D0.5、及びD1.5各々での振幅制限読取サンプル値に基づいて、時点Dでの等化補正読取サンプル値を求める。
すなわち、時点Dでの等化補正読取サンプル値をZとした場合、
=(−k)・Y−1.5+k・Y−0.5+k・Y0.5+(−k)・Y1.5
−1.5:RLIM中における時点D−1.5での振幅制限読取サンプル値
−0.5:RLIM中における時点D−0.5での振幅制限読取サンプル値
0.5:RLIM中における時点D0.5での振幅制限読取サンプル値
1.5:RLIM中における時点D1.5での振幅制限読取サンプル値
となる。
【0033】
この際、図8に示されるように、ランレングス2Tに対応した時点D−1.5及びD−0.5(又は時点D0.5及びD1.5)各々での振幅制限読取サンプル値は互いに略同一となる。更に、3T以上のランレングスに対応した時点D−1.5及び時点D−0.5(又は時点D0.5及びD1.5)各々での振幅制限読取サンプル値も共に振幅制限値−T(又はT)にて固定となる為、互いに同一となる。
【0034】
よって、例え、高域強調フィルタ63において高域強調を強く掛けるべくそのタップ係数kの値を大きく設定しても、ゼロクロス時点Dでの等化補正読取サンプル値系列Rは一定値を維持するので、符号間干渉の増大は起こらない。
尚、図7に示される実施例においては、2倍オーバーサンプリング回路62により、A/D変換器3から供給された読取サンプル値系列Rに対して2倍オーバーサンプリング処理を施しているが、かかる構成に限定されるものではない。例えば、上記2倍オーバーサンプリング回路62を用いる代わりに、A/D変換器3の段階において、上記チャンネルクロック信号の2倍の周波数を有するクロック信号で読取信号に対するサンプリングを行うようにしても良いのである。
【0035】
又、図5又は図7に示される波形等化器においては、高域強調フィルタ52’(又は63)における中央タップに相当するサンプル値系列を遅延素子53(又は64)を介して加算器54に供給している。つまり、高域強調フィルタ52’(又は63)における中央タップに相当するサンプル値系列のみを、上記振幅制限回路51による振幅制限をかけずに、等化補正読取サンプル値系列Rに反映させているのである。しかしながら、この中央タップに相当するサンプル値系列に対しても上記振幅制限回路51による振幅制限を掛けるようにしても良い。
【0036】
図9及び図10は、かかる点に鑑みて為された波形等化器の変形例を示す図である。尚、図9は、図5に示される波形等化器の変形例を示す図であり、図10は、図7に示される波形等化器の変形例を示す図である。
又、図7及び図10に示される高域強調フィルタ63では、そのフィルタ内において、上述した如き中央タップに相当するサンプル値系列を取得することが可能である。
【0037】
図11は、かかる点に鑑みて為された、図7及び図10に示される波形等化器の変形例を示す図である。
図11に示される高域強調フィルタ63’では、図7及び図10に示される高域強調フィルタ63の遅延素子FFDを2段の遅延素子FFD2Aと、FFD2Bとに分割し、遅延素子FFD2Aの出力を加算器ADに供給するようにしている。この際、遅延素子FFD2A及びFFD2Bの各々は、入力された値を上記チャンネルクロック信号の2倍の周波数のクロックタイミングで取り込んで、これを次段に供給する遅延素子である。かかる構成によれば、上述した如き中央タップに相当するサンプル値系列が遅延素子FFD2Aから取り出され、これが加算器ADに直接供給されることになる。従って、図11に示される構成によれば、図7及び図10に示されるような遅延素子64及び加算器54を用いずとも、中央タップに相当するサンプル値系列を等化補正読取サンプル値系列Rに反映させることができる。
【0038】
又、図5に示される波形等化器では、高域強調フィルタ52’における中央タップに相当するサンプル値系列のみは、補間フィルタ61による補間処理を実施していないが、この中央タップに相当するサンプル値系列のみに補間フィルタ61による補間処理を実施するようにしても良い。
図12は、かかる点に鑑みて為された波形等化器の他の変形例を示す図である。
【0039】
尚、図12に示す補間フィルタ61、振幅制限回路51、高域強調フィルタ52’及び加算器54各々の単体での機能は、図5に示すものと同一である。
図12において、補間フィルタ61は、上記A/D変換器3から供給された読取サンプル値系列Rに対して前述した如き補間演算処理を施して得た補間読取サンプル値系列を遅延素子53’に供給する。尚、補間フィルタ61は、その補間演算処理に、上記チャンネルクロックの0.5周期分の時間を費やす。遅延素子53’は、補間フィルタ61から供給された補間読取サンプル値系列を上記チャンネルクロックの1周期分だけ遅延してから加算器54に供給する。一方、振幅制限回路51は、上記A/D変換器3から供給された読取サンプル値系列Rに対して振幅制限値T及び−Tにて振幅制限して得た振幅制限読取サンプル値系列RLIMを高域強調フィルタ52’に供給する。高域強調フィルタ52’は、振幅制限読取サンプル値系列RLIM中におけるランレングス2Tに対応したサンプル系列に対してのみ、そのレベルを増大させた高域強調読取サンプル値系列を生成し、これを加算器54に供給する。加算器54は、かかる高域強調読取サンプル値系列と、遅延素子53’によってチャンネルクロックの1周期分だけ遅延してから供給された補間読取サンプル値系列とを加算し、その加算結果を等化補正読取サンプル値系列Rとして出力する。
【0040】
以上の如く、図12に示す波形等化器においては、先ず、読取サンプル値系列Rに対して振幅制御処理を施して振幅制限読取サンプル値系列RLIMを得る。そして、高域強調フィルタ52’において、上記振幅制限読取サンプル値系列RLIMにおける連続した4つの時点各々での振幅制限読取サンプル値同士を係数乗算器M〜Mにて夫々重み付け加算する。この間、読取サンプル値系列Rを、そのチャンネルクロック信号の中間タイミングで補間した補間読取サンプル値系列を求める。そして、かかる補間読取サンプル値系列をチャンネルクロック信号の1クロック周期分だけ遅延させることにより上記4つの時点の中間時点に対応した読取サンプル値を得て、これを上記重み付け加算結果に加算することにより等化補正読取サンプル値系列Rを求めるのである。
【0041】
この際、図12に示す波形等化器では、重み付け加算する振幅制限読取サンプル値の数をN個とすると、上記補間読取サンプル値系列を遅延素子53’にてチャンネルクロック信号の(N/2−1)倍のクロック周期分だけ遅延させれば、これらN個の振幅制限読取サンプル値の中間時点に対応した読取サンプル値が得られる。
【0042】
又、図12に示す波形等化器においては、高域強調フィルタ52’の中央タップに相当するサンプル値系列、つまり、重み付け加算される4つの振幅制限読取サンプル値の中間時点に対応したサンプル値系列にだけは振幅制限をかけないようにしている。しかしながら、図12に代わり図13に示す如き構成を採用して、高域強調フィルタ52’の中央タップに相当するサンプル値系列に対しても上記振幅制限回路51による振幅制限を掛けるようにしても良い。
【0043】
又、上記実施例においては、記録媒体から記録情報の再生を行う情報再生装置に本発明による波形等化器を適用した場合について述べたが、その適用は情報再生装置に限定されない。要するに、高域が減衰する特性を有する伝送系であれば、本発明による波形等化器を搭載することにより、符号間干渉の増大を招くことなく高域強調を掛けることが可能となるのである。
【0044】
又、上記高域強調フィルタでは、振幅制限読取サンプル値系列RLIM中における4つの時点D各々での振幅制限読取サンプル値同士を係数乗算器M〜Mにて夫々重み付け加算しているが、重み付け加算する振幅制限読取サンプル値の数は、最低2つあれば良い。更に、本発明による波形等化器6を構築する各機能モジュール(振幅制限回路51、高域強調フィルタ52’、加算器54、遅延素子53、64、補間フィルタ61、及び2倍オーバーサンプリング回路62)としては、アナログ信号処理回路、又はディジタル信号処理回路のいずれで実現しても構わない。
【0045】
要するに振幅制限読取信号(RLIM)における少なくとも連続した2時点での信号レベル同士の重み付け加算結果に、両者の中間時点で得られる読取信号を加算したものを等化補正読取信号(RH)として出力する構成であれば良いのである。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明においては、先ず、読取信号をチャンネルクロックのタイミングでサンプリングして得た読取サンプル値系列に基づき、このチャンネルクロックの中間のクロックタイミングでサンプリングした際に得られるであろう補間読取サンプル値系列を求める。そして、かかる補間読取サンプル値系列に振幅制限処理を施した振幅制限読取サンプル値系列中のサンプル値同士を夫々重み付け加算した加算結果を、等化補正読取サンプル値系列として生成するようにしている。
【0047】
よって、本発明によれば、読取信号の最短ランレングスがチャンネルクロック信号におけるクロック周期の2倍以下であっても、符号間干渉を増大させることなく、高域強調を掛けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】波形等化器5を備えた記録情報再生装置の構成を示す図である。
【図2】8/16変調記録されている情報信号を読み取った際に得られる読取サンプル値系列Rと、波形等化器5によって得られる振幅制限読取サンプル値系列RLIMとを示す図である。
【図3】(1、7)変調記録されている情報信号を読み取った際に得られる読取サンプル値系列Rと、波形等化器5によって得られる振幅制限読取サンプル値系列RLIMとを示す図である。
【図4】本発明による波形等化器6を備えた記録情報再生装置の構成を示す図である。
【図5】本発明による波形等化器6の内部構成の一例を示す図である。
【図6】(1、7)変調記録されている情報信号を読み取った際に得られる読取サンプル値系列Rと、本発明による波形等化器6によって得られる振幅制限読取サンプル値系列RLIMとを示す図である。
【図7】本発明による波形等化器6の他の一例を示す図である。
【図8】(1、7)変調記録されている情報信号を読み取った際に得られる読取サンプル値系列Rと、図7に示される波形等化器6によって得られる振幅制限読取サンプル値系列RLIMとを示す図である。
【図9】図5に示される波形等化器6の変形例を示す図である。
【図10】図7に示される波形等化器6の変形例を示す図である。
【図11】図7及び図10に示される波形等化器6の変形例を示す図である。
【図12】図5に示される波形等化器6の変形例を示す図である。
【図13】図12に示される波形等化器6の変形例を示す図である。
【主要部分の符号の説明】
6 波形等化器
51 振幅制限回路
52’,63,63’ 高域強調フィルタ
61 補間フィルタ
62 2倍オーバーサンプリング回路

Claims (26)

  1. 記録媒体から読み取られた読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして得た読取サンプル値系列に波形等化処理を施して等化補正読取サンプル値系列を得る波形等化器であって、
    前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記チャンネルクロック信号の中間のクロックタイミングに応じてサンプリングした際に得られるであろうサンプル値系列を補間読取サンプル値系列として求める補間手段と、
    前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、
    前記振幅制限読取サンプル値系列中の振幅制限読取サンプル値同士を夫々重み付け加算して出力するフィルタと、
    前記読取サンプル値系列を遅延して遅延読取サンプル値系列を得る遅延手段と、
    前記遅延読取サンプル値系列と前記フィルタの出力とを加算したものを前記等化補正読取サンプル値系列とする加算手段と、を有することを特徴とする波形等化器。
  2. 前記振幅制限値は前記読取信号中における最短のレベル反転間隔を有する区間での信号レベルの最大値よりも大であることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  3. 前記最短のレベル反転間隔は、前記チャンネルクロック信号における1クロック周期の2倍であることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  4. 前記補間手段は、前記チャンネルクロック信号の2倍の周波数を有するクロックタイミングで前記読取信号をサンプリングすることにより前記補間読取サンプル値系列を得る2倍オーバーサンプリング回路であることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  5. 前記フィルタは、前記振幅制限読取サンプル値系列における高域成分の値を増加する高域強調フィルタであることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  6. 前記高域成分は、前記振幅制限読取サンプル値系列中における最短のレベル反転間隔を有する部分であることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  7. 前記フィルタは、[−k、k、k、−k]なるタップ係数を有するトランスバーサルフィルタであることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  8. 記録媒体から読み取られた読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして得た読取サンプル値系列に波形等化処理を施して等化補正読取サンプル値系列を得る波形等化器であって、
    前記読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、
    前記振幅制限読取サンプル値系列中の振幅制限読取サンプル値同士を夫々重み付け加算して出力するフィルタと、
    前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記チャンネルクロック信号の中間のクロックタイミングに応じてサンプリングした際に得られるであろうサンプル値系列を補間読取サンプル値系列として求める補間手段と、
    前記補間読取サンプル値系列を遅延して遅延補間読取サンプル値系列を得る遅延手段と、
    前記遅延補間読取サンプル値系列と前記フィルタの出力とを加算したものを前記等化補正読取サンプル値系列とする加算手段と、を有することを特徴とする波形等化器。
  9. 前記振幅制限値は前記読取信号中における最短のレベル反転間隔を有する区間での信号レベルの最大値よりも大であることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  10. 前記最短のレベル反転間隔は、前記チャンネルクロック信号における1クロック周期の2倍であることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  11. 前記補間手段は、前記チャンネルクロック信号の2倍の周波数を有するクロックタイミングで前記読取信号をサンプリングすることにより前記補間読取サンプル値系列を得る2倍オーバーサンプリング回路であることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  12. 前記フィルタは、前記振幅制限読取サンプル値系列における高域成分の値を増加する高域強調フィルタであることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  13. 前記高域成分は、前記振幅制限読取サンプル値系列中における最短のレベル反転間隔を有する部分であることを特徴とする請求項12記載の波形等化器。
  14. 前記フィルタは、[−k、k、k、−k]なるタップ係数を有するトランスバーサルフィルタであることを特徴とする請求項記載の波形等化器。
  15. 記録媒体に記録されている情報信号を読み取って得られた読取信号に対して波形等化を行う波形等化器であって、
    前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして読取サンプル値系列を得るA/D変換器と、
    前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記クロックタイミング各々の中間タイミングにてサンプリングした場合に得られるであろう読取サンプル値系列を求めてこれを補間読取サンプル値系列として得る補間手段と、
    前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、
    前記振幅制限読取サンプル値系列をフィルタリング処理するフィルタと、からなることを特徴とする波形等化器。
  16. 前記振幅制限値は前記読取信号中における最短のレベル反転間隔を有する区間での信号レベルの最大値よりも大であることを特徴とする請求項15記載の波形等化器。
  17. 前記最短のレベル反転間隔は、前記チャンネルクロック信号における1クロック周期の2倍であることを特徴とする請求項16記載の波形等化器。
  18. 前記補間手段は、前記チャンネルクロック信号の2倍の周波数を有するクロックタイミングで前記読取信号をサンプリングすることにより前記補間読取サンプル値系列を得る2倍オーバーサンプリング回路であることを特徴とする請求項15記載の波形等化器。
  19. 前記フィルタは、前記振幅制限読取サンプル値系列における高域成分の値を増加する高域強調フィルタであることを特徴とする請求項15載の波形等化器。
  20. 前記高域成分は、前記振幅制限読取サンプル値系列中における最短のレベル反転間隔を有する部分であることを特徴とする請求項19記載の波形等化器。
  21. 前記フィルタは、[−k、k、k、−k]なるタップ係数を有するトランスバーサルフィルタであることを特徴とする請求項15記載の波形等化器。
  22. 記録媒体に記録されている情報信号を読み取って得られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器であって、
    前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして読取サンプル値系列を得るA/D変換器と、
    前記読取サンプル値系列に対して前記クロックタイミング各々の中間タイミングにて前記読取信号をサンプリングした場合に得られる読取サンプル値系列を補間して補間読取サンプル値系列を得る補間手段と、
    前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、
    前記振幅制限読取サンプル値系列をフィルタリング処理するフィルタと、
    前記フィルタによってフィルタリング処理して得られた信号に前記読取サンプル値系列を加算したものを前記等化補正読取信号として得る加算器と、からなることを特徴とする波形等化器。
  23. 記録媒体から記録情報の再生を行う記録情報再生装置であって、
    前記記録媒体から前記記録情報の信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップで読み取られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器と、 前記等化補正読取信号を復調して再生信号を出力する復調手段と、を備え、
    前記波形等化器は、
    前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして得た読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記チャンネルクロック信号の中間のクロックタイミングに応じてサンプリングした際に得られるであろうサンプル値系列を補間読取サンプル値系列として求める補間手段と、
    前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と
    前記振幅制限読取サンプル値系列中の振幅制限読取サンプル値同士を夫々重み付け加算して出力するフィルタと、
    前記読取サンプル値系列を遅延して遅延読取サンプル値系列を得る遅延手段と、
    前記遅延読取サンプル値系列と前記フィルタの出力とを加算したものを前記等化補正読取サンプル値系列とする加算手段と、を備えることを特徴とする記録情報再生装置
  24. 記録媒体から記録情報の再生を行う記録情報再生装置であって、
    前記記録媒体から前記記録情報の信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップで読み取られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器と、前記等化補正読取信号を復調して再生信号を出力する復調手段と、を備え、
    前記波形等化器は、
    前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして得た読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、
    前記振幅制限読取サンプル値系列中の振幅制限読取サンプル値同士を夫々重み付け加算して出力するフィルタと、
    前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記チャンネルクロック信号の中間のクロックタイミングに応じてサンプリングした際に得られるであろうサンプル値系列を補間読取サンプル値系列として求める補間手段と、
    前記補間読取サンプル値系列を遅延して遅延補間読取サンプル値系列を得る遅延手段と、
    前記遅延補間読取サンプル値系列と前記フィルタの出力とを加算したものを前記等化補正読取サンプル値系列とする加算手段と、を備えることを特徴とする記録情報再生装置。
  25. 記録媒体から記録情報の再生を行う記録情報再生装置であって、
    前記記録媒体から前記記録情報の信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップで読み取られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器と、前記等化補正読取信号を復調して再生信号を出力する復調手段と、を備え、
    前記波形等化器は、
    前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして読取サンプル値系列を得るA/D変換器と、
    前記読取サンプル値系列に基づき、前記読取信号を前記クロックタイミング各々の中間タイミングにてサンプリングした場合に得られるであろう読取サンプル値系列を求めてこれを補間読取サンプル値系列として得る補間手段と、
    前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、
    前記振幅制限読取サンプル値系列をフィルタリング処理するフィルタと、を備えることを特徴とする記録情報再生装置。
  26. 記録媒体から記録情報の再生を行う記録情報再生装置であって、
    前記記録媒体から前記記録情報の信号を読み取るピックアップと、前記ピックアップで読み取られた読取信号に対して波形等化を行って等化補正読取信号を得る波形等化器と、前記等化補正読取信号を復調して再生信号を出力する復調手段と、を備え、
    前記波形等化器は、
    前記読取信号をチャンネルクロック信号の各クロックタイミングに応じてサンプリングして読取サンプル値系列を得るA/D変換器と、
    前記読取サンプル値系列に対して前記クロックタイミング各々の中間タイミングにて前記読取信号をサンプリングした場合に得られる読取サンプル値系列を補間して補間読取サンプル値系列を得る補間手段と、
    前記補間読取サンプル値系列を所定の振幅制限値にて制限して振幅制限読取サンプル値系列を得る振幅制限手段と、
    前記振幅制限読取サンプル値系列をフィルタリング処理するフィルタと、
    前記フィルタによってフィルタリング処理して得られた信号に前記読取サンプル値系列を加算したものを前記等化補正読取信号として得る加算器と、を備えることを特徴とする記録情報再生装置。
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