JP3587754B2 - 自転車用インジケータホルダ及びインジケータ組立体 - Google Patents

自転車用インジケータホルダ及びインジケータ組立体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車用変速操作装置、特に、自転車のフロントまたはリアギアの位置を示すよう、自転車の変速機系統の一部に作用するように連結されるギアインジケータを有する変速操作装置に関する。
【0002】
【従来技術】
自転車は、移動手段としてだけではなく、レクリエーションの一形態としても徐々に人気が高まってきている。また、自転車競技は、非常に人気のある競技となった。自転車がレクリエーション用、移動用または競技用のいずれに使用されるかを問わず、自転車業界ではたびたび自転車部品が改良されている。特に、自転車部品は、ハイレベルなパフォーマンスを維持する一方で、絶えずより軽くより少なくなってきている。過去数年にわたり広範囲に設計し直されてきた自転車の部品として、自転車の変速ユニットがある。
【0003】
現在市場から入手可能な変速ユニットには多くの種類がある。変速ユニットは質及び価格において幅広いものであるが、その質及び価格に関係なく、通常ある種のギア位置インジケータを有している。通常、ギア位置インジケータは、シフトコントロールケーブルの内部ワイヤを巻き取る、変速操作装置の巻き取り部材に設けられている。このため、乗り手は、現在のギア位置を決定するために、ハンドルバーの握り部の方を見なければならなず、非常に不便である。このような変速ユニットの一例は、Naganoの米国特許第5,052,241号及びKawakamiの第5,458,018号に開示されている。
【0004】
これに応じて、ギアインジケータは、自転車の中心部に取付られたものが開発されており、現在のギア位置を決定するのに乗り手が道から目を離す必要がないようになっている。自転車の中心部に取付られたギアインジケータまたはギアディスプレイの実例は、Cohenの米国特許第3,524,979号及びKundの第5,178,033号に開示されている。自転車の中心部に取り付けられたインジケータの他の実例は、日本の実公昭60-23273号に開示されており、上部水平フレームチューブに取付けられ、インジケータがハンドルバーの中心部に取付られたシフタが開示されている。
【0005】
ハンドルバーの中心部に取付られたギアインジケータの他の実例は、シマノ株式会社のヨーロッパ特許第0629860号に開示されている。この特許には、ハンドルバーの中心部に取付られたディスプレイパネルが開示されている。このギアインジケータ装置は非常に優れたものであるが高価である。また、このインジケータはある条件では装着するのが困難な場合がある。具体的には、両方の変速操作装置は単一のインジケータハウジングに連結されているため、取付が困難になる場合がある。特に、取り付ける者は、まず、ハンドルバーに各変速操作装置を取り付けなければならず、次に、インジケータを取り付けなければならない。ギアインジケータに連結されるケーブルは2本あるため、最も望ましい位置で位置決めするのが困難になる場合がある。
【0006】
上記観点から、先行技術における上述の問題を克服する変速操作装置に対する必要性が存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、少なくとも2つのギアインジケータを保持するギアインジケータホルダを提供することにある。
【0008】
本発明の別の目的は、インジケータを容易に見ることができるようハンドルバーの中央部に取り付けられたギアインジケータホルダを提供することにある。
【0009】
本発明のさらに別の目的は、互いに対し独立して移動可能な少なくとも2つのギアインジケータを有するギアインジケータホルダを提供することにある。
【0010】
本発明のさらに別の目的は、設計上軽量なギアインジケータホルダを提供することにある。
【0011】
本発明のさらに別の目的は、通常の製造技術により比較的容易に製造することができるギアインジケータを提供することにある。
【0012】
またさらに、本発明の別の目的は、比較的安価に製造できるギアインジケータを提供することにある。
【0013】
本発明の別の目的は、上述の先行技術の問題点を克服する自転車用インジケータを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の一見地に係る自転車用インジケータホルダは、独立して移動可能な少なくとも2つのインジケータを移動自在に保持する。インジケータホルダは、基本的に、自転車の一部に連結される取付部と、少なくとも2つのインジケータを調節可能に支持する少なくとも2つの連結部材を含む支持部とを備えている。
【0015】
本発明の別の見地に係る自転車用インジケータ組立体は、第1インジケータと、第2インジケータと、インジケータホルダとを備えている。第1インジケータは、第1ハウジングと、第1ハウジングに連結される第1端を有する第1ケーブルと、第1ハウジングに対し移動するよう第1ケーブルに連結された第1インジケータ部材とを有している。第2インジケータは、第2ハウジングと、第2ハウジングに連結される第2端を有する第2ケーブルと、第2ハウジングに対し移動するよう第2ケーブルに連結された第2インジケータ部材とを有している。インジケータホルダは、自転車の一部に連結される取付部と、第1及び第2インジケータを支持する少なくとも2つの連結部材を有する支持部有している。
【0016】
本発明のさらに別の見地に係るインジケータ組立体は、自転車の一部に連結される取付部と、インジケータ支持部とを有するインジケータホルダと、第1連結部を有する第1インジケータと、第1連結部に連結される第2連結部を有する第2インジケータとを備えている。連結部材は、第1及び第2インジケータをインジケータホルダの支持部に連結している。
【0017】
本発明の一実施形態では、支持部は、インジケータをスライド可能に支持する1対の保持スロットを形成する少なくとも2つの連結部材を有している。他の実施形態では、インジケータは、互いにスライド可能に連結され、単一の保持スロット(a single retaining slot)にスライド可能に連結されている。
【0018】
本発明は、ギアインジケータを支持することに限定されず、サイクルコンピュータ(a cycle computer)、スピードインジケータ等を支持するよう使用されてもよい。
【0019】
本発明のこれらの及び他の目的、特徴、側面及び利点は、添付の請求の範囲、本発明の好ましい実施形態の開示とともに、以下の詳細な説明から当該技術の専門家にとって明白となるであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1及び図2において、本発明の第1実施形態による1対の変速ユニット11a,11bが連結された通常の自転車10が示されている。自転車10は、フレーム12と、ハンドルバー13と、1対のホイール14,14と、チェーン16を動かすための1対のペダル15,15と、リアホイール14に搭載された複数のリアスプロケットに沿って平行にチェーン16を案内するリアディレーラ17と、ボトムブラケット(図示せず)に搭載された複数のフロントスプロケットに沿って平行にチェーン16を案内するフロントディレーラ18とを備えている。
【0021】
自転車10及びその種々の部品は、変速ユニット11a,11bを除いて、先行技術でよく知られているものである。したがって、自転車10及びその種々の部品は、本発明に関する部品を除いて詳細な説明は省略する。すなわち、ここでは、変速ユニット11a,11b及びこれらに関連する部品のみ説明する。
【0022】
変速ユニット11a,11bは、自転車10のハンドルバー13に堅く連結され、リアディレーラ17とフロントディレーラ18とに作用するように連結されている。これらの変速ユニット11a,11bは、変速ユニット11aが7個の変速位置を有するリアディレーラ17に作用するよう連結され、変速ユニット11bが3個だけのギア変速位置を有するフロントディレーラ18に作用するよう連結されていることを除いて、実質的に互いに同一である。もちろん、変速ユニット11a,11bは何個のギア変速位置を有してもよい。ギア変速位置または変速段の数は、自転車の変速機に使用されるギア及びスプロケットに依存する。すなわち、変速ユニット11aは7段変速ユニットとして説明され、変速ユニット11bは3段変速ユニットとして説明されているが、変速ユニット11a,11bはより多い変速段またはより少ない変速段で構成してもよい。
【0023】
ここで使用される「前方、後方、上向き、上方、下向き、下方及び横」という語は、通常の乗車位置での自転車のこれらの方向を指している。したがって、請求の範囲において変速ユニット11a,11bを記述するのに使用されるこれらの語は、通常の乗車位置での自転車10に対応して解釈されるべきである。
【0024】
[変速操作装置]
第1実施形態
変速ユニット11aは、基本的に、第1シフトケーブル20aを介してリアディレーラ17に作用するよう連結された第1変速操作装置19aと、第1インジケータケーブル22aにより第1変速操作装置19aに作用するよう連結された第1ギアインジケータ21aとを含んでいる。同様に、変速ユニット11bは、基本的に、第2シフトケーブル20bを介してフロントディレーラ17に作用するよう連結された第2変速操作装置19bと、第2インジケータケーブル22bにより第2変速操作装置19bに作用するよう連結された第2ギアインジケータ21bとを含んでいる。
【0025】
基本的に、変速操作装置19a,19bは、これらが鏡像体であり異なる数のギア変速ユニットを有していることを除いて、実質的に互いに同一である。好ましくは、第1変速操作装置19aは7個の変速段を有しており、第2シフトケーブル操作装置19bは3個の変速段を有している。同様に、第1及び第2ギアインジケータ21a,21bは、これらが実質的に鏡像体であり異なる数の変速段を有していることを除いて、実質的に同一である。ギアインジケータ21a,21bの変速段は、それぞれ、変速操作装置19a,19bにおける変速段の数に一致している。すなわち、第1変速操作装置19aが7個の変速段を有している場合、第1ギアインジケータ21aは7個のギア表示位置を有している。同様に、第2変速操作装置19bが3個の変速段を有している場合、第1ギアインジケータ21bもまた3個のギア表示位置を有している。
【0026】
図2,25,26に詳細に示されるように、ギアインジケータホルダ23は第1及び第2ギアインジケータ21a,21bを調節可能に支持している。ギアインジケータホルダ23は、変速ユニット11a,11bがハンドルバー13に容易に取り付けられるよう設計されている。また、ギアインジケータホルダ23は、ギアインジケータ21a,21bが自転車の垂直中心面に実質的に垂直な方向に移動可能となるよう、ギアインジケータ21a,21bを調節可能に支持している。より具体的には、ギアインジケータホルダ23はハンドルバー13の中央に隣接して搭載されるよう設計されており、ギアインジケータ21a,21bは概してハンドルバー13の長手方向軸に沿って移動するようスライド可能に連結されている。ギアインジケータについて以下に詳細に説明する。
【0027】
変速操作装置19aと変速操作装置19bとの類似点の観点から、変速操作装置19bの詳細な説明は省略する。変速操作装置19aの説明は、変速操作装置19bの構造及び操作に適応される。同様に、ギアインジケータ21bの詳細な説明は省略する。第2ギアインジケータ21bの構造及び操作は第1ギアインジケータ21aの説明から得ることができる。
【0028】
図2及び図3を参照すると、変速操作装置19aは、基本的に、取付部24と、操作部25と、巻き取り部材26と,シフトケーブルハウジング27と、インジケータケーブルハウジング28とを含んでいる。変速操作装置19aは、第1ギアインジケータ21aに作用するよう第1インジケータケーブル22aを介して連結されている。
【0029】
この実施形態の変速操作装置19aの取付部24はまた、ブレーキレバー30の取付部でもある。もちろん、取付部24がブレーキレバー30と別体であってもよい。ブレーキレバー30は、通常の方法で、ブレーキ装置を制御するためのブレーキ制御ケーブルに連結されている。
【0030】
好ましい実施形態では、取付部24は、実質的に環状の締め付け部31を有しており、締め付け部31は1対の締め付け顎部を形成する長手スプリットを有している。締め付け部31の両締め付け顎部は、ハンドルバー13に締め付け部31を堅く締めるためのファスナ(図示せず)により連結されている。取付部24は、当該技術において比較的一般的であるため、詳細な説明は省略する。
【0031】
取付部24は、好ましくは、巻き取り部材26を回転自在に搭載するための回動支持軸(図示せず)を有している。回動支持軸は、ファスナ(図示せず)に挿通されるための挿通孔を有する自由端を有している。取付部24と巻き取り部材26とを精密に連結することは、本発明では重要ではなく、取付部24と巻き取り部材26との連結の詳細な説明は省略する。
【0032】
この実施形態では、操作部25は、巻き取り部材26に堅く連結されるレバーの一形態とされている。乗り手が操作部25を押すと、操作部25が回動することにより、巻き取り部材26は操作部25とともに回転軸Yの回りを回動する。回転軸Yの回りを操作部25が回動することにより、第1シフトケーブル20aはリアディレーラ17をシフトさせるよう引っ張られ及び/または解放される。リアディレーラ17の変速動作により、チェーン16はギア間を移動する。操作部25の動きにより、インジケータケーブル22aはギアインジケータ21aがチェーン16の現在のギア位置を表示するよう解放されまたは引っ張られる。
【0033】
巻き取り部材26は、操作部25の動きにより回転軸Yの回りに回転または回動するように取付部24に回転自在に搭載されている。巻き取り部材26と取付部24とを精密に回動軸心で連結することは、本発明では重要ではない。したがって、この連結の詳細な説明は省略する。また、連結は、以下の実施形態の1つと類似してもよい。
【0034】
図4〜10から最もよく分かるように、巻き取り部材26は円筒状スプールタイプの部材であり、軸方向に延びる中心孔34と、巻き取り周面35と、シフトケーブル取付部36と、インジケータケーブル取付部37と、連結ケーブル装着部38とを有している。好ましくは、中心孔34は、巻き取り部材26が回転軸Yの回りに回転するよう、取付部24から外方に延びる回動支持軸(図示せず)に回転自在に支持されている。
【0035】
3つの装着部がこの実施形態で説明されているが、シフトケーブル装着部36及びインジケータケーブル装着部37のみがこの実施形態に必要である。ケーブル装着部38は、以下に説明する本発明の他の実施形態で利用される。
【0036】
巻き取り周面35は、3つの巻き取り周溝(または逃げ)41,42,43を有している。3つの巻き取り周溝がこの実施形態で説明されているが、2つの巻き取り周溝のみがこの実施形態に必要である。第3の巻き取り周溝は、以下に説明する他の実施形態で利用される。溝42はインジケータケーブル22aを受けるように、また溝41はシフトケーブル20aを受けるようにそれぞれ形成されている。したがって、巻き取り部材26が回転すると、インジケータケーブル22a及びシフトケーブル20aが巻き取り周面35の回りに巻き取られまたは巻き取り周面35から解かれる。
【0037】
図4,5,9から最もよく分かるように、シフトケーブル装着部36は、好ましくは軸方向孔44と外方に延びるスロット45とにより形成されている。スロット45は巻き取り周溝41に連結されている。シフトケーブル装着部36は基本的に巻き取り周面35に沿って形成されている。
【0038】
図4,5,8から最もよく分かるように、インジケータケーブル装着部37は、軸方向孔46と、巻き取り周面35に沿って巻き取り部材26の外側に抜ける連結スロット47とにより形成されている。シフトケーブル装着部36及びインジケータケーブル装着部37のスロット45,47は、シフトケーブル20aとインジケータケーブル22aとが巻き取り部材26から実質的に平行に延びるように形成されている。インジケータケーブル22a及びシフトケーブル20aが巻き取り部材26及びハウジングから抜けることを説明するのに用いられる「実質的に平行」という語は、およそ30°の角度で抜けるという意味に解釈されるべきである。
【0039】
図4,5,10から最もよく分かるように、ケーブル装着部38は、軸方向孔48と、巻き取り周面35に沿って巻き取り部材26の外側に抜ける連結スロット49とにより形成されている。スロット49は巻き取り周溝43に接続されている。スロット49は、シフトケーブル装着部36及びインジケータケーブル装着部37のスロット45,47から、実質的に反対方向に延びている。
【0040】
図3を参照すると、シフトケーブルハウジング27及びインジケータケーブルハウジング28は取付部24に堅く支持されている。この好ましい実施形態によれば、シフトケーブルハウジング27及びインジケータケーブルハウジング28は、ネジまたはリベット(図示せず)のような通常のファスナを介して取付部24に固定される共通の外側サポートを有している。あるいはまた、シフトケーブルハウジング27及びインジケータケーブルハウジング28の外側サポートは、以下の実施形態の1つから分かるように、取り付け部24の一部と一体に形成可能である。
【0041】
好ましくは、シフトケーブルハウジング27は、調節部材(またはバレル)51を受けるための挿通孔50を有している。調節部材51は、シフトケーブルハウジング27の挿通孔50内にはめ込まれており、外側ケーシングとシフトケーブル20aの内部ワイヤとの相対位置が、互いに対し調節可能となっている。調節部材51は、シフトケーブル受け孔53を有している。このシフトケーブル受け孔53は、好ましくは、4〜5mmの直径または5mmより僅かに大きい直径のシフトケーブル20aを受けるよう設計されている。特に、シフトケーブル受け孔53は、4または5mmの直径のシフトケーブル20aを受けるよう設計されている。好ましくは、シフトケーブル受け孔53の長手方向軸は、ハンドルバー13の長手方向軸に実質的に平行に延びている。抵抗強化スプリング(図示せず)は、調節部材51が不意に動くのを抑えるよう、調節部材51内に任意に配置可能である。ケーブル調節部材51は、周知の方法でシフトケーブル20aの内部ワイヤの張力を調節するよう作用する。
【0042】
インジケータケーブルハウジング28は、好ましくは、調節部材55を受けるための挿通孔54を有しており、調節部材55がインジケータケーブルハウジング28に対し長手方向に調節可能となっている。インジケータケーブル受け孔56は実質的にシフトケーブル受け孔53に実質的に平行であり、シフトケーブル20a及びインジケータ22aが、対応するケーブルハウジング27,28から抜けるよう、ハンドルバー13の長手方向軸Xに実質的に平行に延びるようになっている。スリット57は、インジケータケーブルハウジング28に形成され、調節部材55がインジケータケーブル22aに容易に装着されるようになっている。
【0043】
インジケータケーブル22aは、ギアインジケータ21aを操作するのみであるため、シフトケーブル20aより小さいケーブルで構成することができる。例えば、シフトケーブル20aは、好ましくは4〜5mmの直径のケーブルであり、インジケータケーブル22aは、好ましくは3〜4mmの直径のケーブルである。すなわち、シフトケーブル20aと、シフトケーブル20aより直径が僅かに小さいインジケータケーブル22aとは、実質的に同じ直径である。
【0044】
シフトケーブル20aは、好ましくは、第1ケーブル端に堅く連結されたニップル60を有しており、他方のケーブル端は自由端である。一方、インジケータケーブル22aは、好ましくは、第1端で堅く連結されたニップル61(図14参照)と第2端で堅く連結されたニップル62(図14参照)とを有している。シフトケーブル20aのニップル60はシフトケーブル装着部36に連結され、シフトケーブル20aの他端はリアディレーラ17に連結されている。インジケータケーブル22aのニップル61は巻き取り部材26のインジケータケーブル装着部37に連結され、ニップル62はギアインジケータ21aに連結されている。
【0045】
第2実施形態
図11〜13を参照すると、別の変速操作装置19'は本発明の第2実施形態により説明される。この変速操作装置19'は、ギアインジケータホルダ23だけでなく第1及び第2ギアインジケータ21a,21bのいずれか一方とも利用されるよう構成されている。この変速操作装置19'はグリップタイプの変速機構である。特に、グリップ(または操作部)25'を回転させると、シフトケーブル20a及びインジケータケーブル22aは変速ギアを解放または引っ張ることとなる。
【0046】
図11を参照すると、変速操作装置19'は、基本的に、装着部24'と、操作部25'と、巻き取り部材26'(第1及び第2巻き取り部26a,26bは連結ケーブル29に連結される)と、シフトケーブルハウジング27'と、インジケータケーブルハウジング28'とを含んでいる。変速操作装置19'は、シフトケーブル20aまたは20bを介してリアまたはフロントディレーラ17または18に作用するよう連結されており、インジケータケーブル22aまたは22bを介してギアインジケータ21aまたは21bの一方に作用するよう連結されている。変速操作装置19'は、締め付け部65を介してハンドルバー13の外周に支持されている。操作部25'は、ハンドルバー13と共軸の軸Xの回りでの回転のために構成された、回転自在なハンドグリップである。巻き取り部材26'は、シフトケーブル20aの内部ワイヤを引っ張りまたは解放し、インジケータケーブル22aを介して連結ケーブル29を引っ張り及び解放する。
【0047】
図12,13は、取付部24'と、操作部25'と、巻き取り部材26'とをより詳細に示すための、変速操作装置19'の部分分解図である。取付部24'は、変速操作装置19'をハンドルバー13に固定するための締め付け部65と、支持部66とを有している。締め付け部65は、襟形状の締め付け部材67を含んでおり、締め付け部65から延びる締め付けアームが、シフトケーブルハウジング27'及びインジケータケーブルハウジング28'に連結されてハンドルバー13に支持されるよう構成されている。
【0048】
締め付け部65はまた、取付部24'をハンドルバー13の一部に固定するための、締め付けファスナ68と、ナット69とを含んでいる。特に、締め付けファスナ68とナット69とを堅く締めると、締め付け部65はハンドルバー13の一部の外周に堅く締められることとなる。
【0049】
取付部24'はまた、概して平坦面を有しており、ハンドルバー軸Xに対して異なる(例えば、垂直な)方向に向いた軸Yの回りに巻き取り部材26'の第1巻き取り部26aを回転自在に支持するよう、外方に延びる回動支持軸70を有している。
【0050】
巻き取り部材26'の第1巻き取り部26aは、ファスナ71とワッシャ72とにより回動支持軸70に保持されている。ファスナ71は、回動支持軸70の端部内に形成された挿通開口部73内にねじ込まれている。巻き取り部材26'の第1巻き取り部26aは、好ましくは、図4〜10に見られる第1実施形態の巻き取り部材26の第1巻き取り部26aと同一である。したがって、巻き取り部材26'の第1巻き取り部26aは、ここでは説明は省略する。
【0051】
好ましくは、巻き取り部材26'の第1巻き取り部26aは、軸方向に延びる中心孔34'と、巻き取り周面35'と、シフトケーブル装着部36'とインジケータケーブル装着部37'と、連結ケーブル装着部38'とを有する円筒状スプール部材である。好ましくは、中心孔34'は、回転軸Yの回りに回転するよう、装着部24'から外方に延びる回動支持軸70に回転自在に支持されている。
【0052】
巻き取り周面35'は3つの巻き取り周溝(または逃げ)41',42',43'を有している。第3の巻き取り周溝(または逃げ)は、以下に説明される本発明の他の実施形態で利用される。溝41'はシフトケーブル20aを受けるように、また溝42'はインジケータケーブル22aを受けるようにそれぞれ形成されている。溝43'は連結ケーブル29を受けるよう設計されている。したがって、巻き取り部材26'が回転すると、シフトケーブル20a,インジケータケーブル22a及び連結ケーブル29が巻き取り周面35'に巻き取られまたは巻き取り周面35'から解かれることとなる。
【0053】
シフトケーブル装着部36'は、好ましくは、巻き取り周溝41'に連結する軸方向孔及び外方に延びるスロットにより形成されている。シフトケーブル装着部36'は、基本的には、巻き取り周面35'に沿って形成されている。インジケータケーブル装着部37'は、軸方向孔と、巻き取り周溝42'に接続されるよう巻き取り周面35'に沿って第1巻き取り部26aから抜ける連結スロットとにより形成されている。シフトケーブル装着部36'及びインジケータケーブル装着部37'のスロットは、シフトケーブル20a及びインジケータケーブル22aが第1巻き取り部26aから実質的に平行に延びるよう形成されている。第1巻き取り部26a及びハウジングから抜けるインジケータケーブル22a及びシフトケーブル20aを説明するのに用いられる「実質的に平行」という語は、およそ30°の角度で抜けることを意味すると解釈されるべきである。連結ケーブル装着部38'は、軸方向孔と、巻き取り周溝43'に接続されるよう巻き取り周面35'に沿って第1巻き取り部26aの外側に抜ける連結スロットとにより形成されている。
【0054】
図13は、巻き取り部材26'の第2巻き取り部26b及び操作部25'のインデックス機構74の特有の実施形態の分解図である。図11,13に示されるように、巻き取り部材26'の第2巻き取り部26bは、ハンドルバー13の軸Xの回りに回転自在に連結されている。好ましくは、操作部25'のインデックス機構74は、連結ケーブル29に連動して第1巻き取り部26aを回転させる巻き取り部材26'の第2巻き取り部26bの動きを制御するために使用される。図13から分かるように、インデックス機構74は、好ましくは、固定部材75と、回転自在なハンドグリップ(またはハンドアクチュエータ)76と、中間部材77とを含んでいる。固定部材75は、ハンドルバー13に対し相対回転不能となるようハンドルバー13に堅く取り付けられている。回転自在なハンドグリップ76は、固定部材75のハンドルバー軸Xの回りに回転自在な握り突出部を有する筒状部材である。
【0055】
回転自在なハンドグリップ76は種々の形状を有することができる。このため、ここで使用される「筒状部材」という語は、円筒状の筒に限定されず、円錐台形状の環状及び非環状の筒だけでなく円錐台でない環状及び非環状筒も含んでいる。
【0056】
中間部材(いわゆる、アイドル歯車)77は固定部材75と回転自在なハンドグリップ76との両方に噛み合っており、ハンドルバー軸Xの回りを回転可能である。中間部材77はまたハンドルバー軸Xに沿って移動可能である。巻き取り部材26'の第2巻き取り部26bは、中間部材77と係合するコンスタントギアの状態を維持し、これにより中間部材77と一体回転可能である。インデックス機構74のような機構は当該技術で周知であり、このため詳細な説明は省略する。
【0057】
ケーブル調節バレル(または部材)51'は、シフトケーブルハウジング27'の端部内に挿通されている。ケーブル調節バレル51'はシフトケーブル20aの外側ケーシングを受ける。ケーブル調節バレルはシフトケーブル20'の内部ワイヤの張力を調節するよう動く。
【0058】
また、シフトケーブルハウジング27'及びインジケータケーブルハウジング28'は、取付部24'に堅く支持されている。この好ましい実施形態によれば、シフトケーブルハウジング27'及びインジケータケーブルハウジング28'は、ネジまたはリベット(図示せず)のような通常のファスナを介して取り付け部24'に固定される共通の外側サポートを有している。あるいはまた、シフトケーブルハウジング27'及びインジケータケーブルハウジング28'の外側サポートは、以下の実施形態の1つに見られるように取付部24の一部と一体に形成されている。
【0059】
好ましくは、シフトケーブルハウジング27'は、調節部材(またはバレル)51'を受けるための調節部材挿通孔50'を有している。調節部材51'は、シフトケーブルハウジング27'の挿通孔50'内にねじ込まれており、外側ケーシングとシフトケーブル20aの内部ワイヤとの相対位置は互いに対し調節可能となっている。調節部材51'はシフトケーブル受け孔53'を有している。このシフトケーブル受け孔53'は、好ましくは、4〜5mmの直径または5mmより僅かに大きい直径の孔である。特に、シフトケーブル受け孔53'は、4または5mmの直径のシフトケーブル20aを受けるよう設計されている。好ましくは、シフトケーブル受け孔53'の長手方向軸は、ハンドルバー13の長手方向軸に実質的に平行に延びている。
【0060】
インジケータケーブルハウジング28'は、好ましくは、調節部材55'を受けるための挿通孔(図示せず)を有しており、調節部材55'はインジケータケーブルハウジング28'を受けるよう長手方向に調節可能となっている。調節部材55'はインジケータ受け孔56'の軸方向にねじ込まれている。インジケータケーブル受け孔56'はシフトケーブル受け孔53'に実質的に平行であり、シフトケーブル20aとインジケータケーブル22aとは、対応するケーブルハウジング27',28'から抜けるようハンドルバー13の長手方向軸Xに実質的に平行である。スリット57'は、インジケータケーブルハウジング28'及び調節部材55'内に形成されており、インジケータケーブル22aに容易に取り付けられるようになっている。
【0061】
第3実施形態
図14を参照すると、本発明による変速操作装置19''の第3実施形態が示されている。変速操作装置19''は、基本的に、取付部24'を含んでおり、操作部25''と、巻き取り部材26''と、シフトケーブルハウジング27''と、インジケータケーブルハウジング28''とを含んでいる。シフトケーブルハウジング27''とインジケータケーブルハウジング28''とは取付部24'の一部と一体に形成されている。
【0062】
第2実施形態と同様に、この変速操作装置19''は、グリップが回転すると、ギアの変速を行うようになるグリップタイプのシフタである。この変速操作装置19''は、第1または第2ギアインジケータ21aまたは21bだけでなく、ギアインジケータホルダ23とも利用されるよう設計されている。この変速操作装置19''は単純化されたグリップタイプの変速機構である。特に、変速操作装置19''がリアディレーラ17及びギアインジケータ21aに作用するよう連結されている場合、グリップまたは操作部25''が回転すると、シフトケーブル20aとインジケータケーブル22aがギアをシフトさせるために解放されまたは引っ張られることとなる。この第3実施形態と第2実施形態との基本的な相違は、単一の巻き取り部材26''が利用されていることである。この巻き取り部材26''は、変速操作装置19''が取り付けられたハンドルバーの長手方向軸Xと実質的に平行または同軸の長手方向軸Xの外周側に位置している。巻き取り部材26''は、中心回動開口部34''がハンドルバー13を受け入れられるよう大きいことを除いて、第1実施形態の巻き取り部材26と実質的に同一である。
【0063】
好ましくは、シフトケーブルハウジング27''は、調節部材(またはバレル)51''を受けるための挿通孔50''を有している。調節部材51''は、シフトケーブルハウジング27'の挿通孔50''内にねじ込まれており、外側ケーシングとシフトケーブル20aの内部ワイヤとは互いに対して調節可能となっている。調節部材51''はシフトケーブル受け孔53''は、好ましくは、4〜5mmの直径または5mmより僅かに大きい直径の孔である。特に、シフトケーブル受け孔53''は、4または5mmの直径のシフトケーブル20aを受けるよう設計されている。好ましくは、シフトケーブル受け孔53''の長手方向軸は、ハンドルバー13の長手方向軸に実質的に平行である。
【0064】
インジケータケーブルハウジング28'は、好ましくは、調節部材55''を受けるための挿通孔54''を有しており、調節部材55''はインジケータケーブルハウジング28''を受けるよう長手方向に調節可能となっている。調節部材55''は、長手方向に延びるインジケータケーブル受け孔56''を有している。インジケータケーブル受け孔56''は、シフトケーブル受け孔53''に実質的に平行であり、シフトケーブル20a及びインジケータケーブル22aは、対応するケーブルハウジング27',28'から抜けるようハンドルバー13の長手方向軸Xに実質的に平行になっている。スリット57''は、インジケータケーブルハウジング28''内に形成されており、インジケータケーブル22aが調節部材55''に容易に取り付けられるようになっている。
【0065】
先の実施形態とこの実施形態との類似点の観点から、この実施形態の詳細な説明は省略する。むしろ、先の実施形態及び以下の実施形態の説明はこの実施形態の操作及び構成を理解するのに利用される。
【0066】
[ギアインジケータ]
第4実施形態
次に、図15〜19を参照すると、ギアインジケータ21aはここでより詳細に示されている。ギアインジケータ21aは、基本的に、ハウジング80と、インジケータ部材81と、ケーブルフックアダプタ82と、付勢部材83と、1対のファスナ84,84とを含んでいる。ハウジング80は、好ましくは、ファスナ84により互いに連結された3つの部材で構成されている。特に、ハウジング80は、ファスナ84により全てが互いに堅く連結される、第1ハウジング部85と、第2ハウジング部86と、透明カバー87とを有している。
【0067】
第1ハウジング部85及び第2ハウジング部86は、これらの間にスライド可能に受けられるインジケータ部材81を有しており、透明カバー87を通して見ることが可能である。より具体的には、第1ハウジング部85は、インジケータ部材81が移動可能に位置決めされるよう、インジケータの通路を形成する窪み88を有している。第1ハウジング部85は、第1端90と、第2端91と、1対の側壁92,92と、底面93とを有している。第1端90は、付勢部材83が固定されるフック94を有しており、第2端91は半環状の溝(または逃げ)96を有している。より具体的には、逃げ96は、段形状の孔であるインジケータケーブル受け開口部の半分を形成している。
【0068】
1対の側壁92,92はそれぞれ、窪み88内に延びるストッパ(またはせり)97を有している。これらのストッパ97は、実質的に互いに一列に並んで、スリット99を形成するよう間隔が開けられており、スリット99はケーブルフックアダプタ82と付勢部材83の一部とが通るだけの大きさとなっている。しかしながら、このスリット99は、インジケータ部材81が通ることができないよう、インジケータ部材81の幅より小さくなっている。
【0069】
第2ハウジング部86は、第2ハウジング部86が第1ハウジング部85の鏡像体であることと、透明カバー87を受けるためにその上面内に覗き窓100を有していることとを除いて、第1ハウジング部85と実質的に同一である。より具体的には、第2ハウジング部86は、第1ハウジング部85の窪み88に合流する長手方向に延びる窪み101を有している。また、1対のストッパ102,102は、第1ハウジング85の他のストッパ97と実質的に同じ位置にある窪み101内に内向きに延びている。
【0070】
第2ハウジング部86はまた、インジケータケーブル22aの一部を受けるための第1半円筒状部と第2半円筒状部とを有する段形状の逃げである長手方向逃げ103を有している。第1及び第2ハウジング部85,86が一体に連結されている場合、長手逃げ96,103は、インジケータケーブル22aの外側ケーシングを受ける大きさにされた第1円筒状部と、インジケータケーブル22aの内部ワイヤが、インジケータケーブル22aの内部ワイヤの端部がインジケータ部材81に連結可能となるよう貫通する第2円筒状部とを有する段形状の孔を形成する。
【0071】
インジケータ81部材はインジケータケーブル22aの内部ワイヤのケーブル端に摩擦により保持されている。すなわち、インジケータ部材81は、インジケータ部材81とインジケータケーブル22aとの間の摩擦力より大きい力を受けるまで、この位置に普通に摩擦により保持されている。好ましくは、付勢部材83は、以下に説明されるように、インジケータ部材81とインジケータケーブル82の内部ワイヤとの間の摩擦力より大きい付勢力を有している。好ましくは、インジケータ部材81は、可塑性材料のような適当な材料で構成された硬く剛性を有する部材である。インジケータ部材81は、好ましくはハウジング窪み88の全幅にわたり延びており、ハウジング窪み88内で傾かないようになっている。
【0072】
透明カバー87は、好ましくは、現在使用されているギアの大きさを図示的に表現する複数(7個)の印を有するギア指示位置110を含んでいる。すなわち、インジケータ部材81が印の1つと一列に並ぶと、チェーン16がどのギアに係合しているかを示すこととなる。
【0073】
ケーブルフックアダプタ82は横孔111とスリット112とを有している。横孔111はインジケータケーブル22aのニップル62を受ける。スリット112は、インジケータケーブル22aの内部ワイヤのニップル62がケーブルフックアダプタ82にはめ込まれるよう、インジケータケーブル22aの内部ワイヤを受ける。また、ケーブルフックアダプタ82はスリット端から反対側の端のフック113を有している。このフック113は、付勢部材83をインジケータケーブル22aの内部ワイヤのケーブル端に固定するよう付勢部材83の端の1つと係合している。
【0074】
付勢部材83は、好ましくは、コイルテンションスプリングである。付勢部材83は、インジケータケーブル22aの内部ワイヤのケーブル端に連結される第1付勢端114と、ハウジングの内側に連結される第2付勢端115とを有している。より具体的には、第1付勢端114は、ケーブルフックアダプタ82のフック113と係合するフックを有している。第2付勢端115は、ハウジング部85のフック94と係合するフックを有している。
【0075】
ファスナ84は、好ましくは、第1ハウジング部85と第2ハウジング部86と透明カバー87とを堅く固定するよう、これら3つの部材内に形成される孔にねじ込まれた1対のネジ及び1対のナットである。
【0076】
ギアインジケータ21aの説明された実施形態では、ハイギア位置または小さいスプロケットの位置は、インジケータ部材81が動く範囲の左端に位置する。もちろん、ハイギア位置とローギア位置とを反対にすることもできる。インジケータ21aのギア位置の配置は、使用されるディレーラの型と、ディレーラの付勢部材の力の方向とに依存することとなる。
【0077】
ギアインジケータ21aが組み立てられ、チェーン16が小さいスプロケット上にある場合、インジケータ部材81は左端位置(左端のギア位置の印)に移動し、ストッパ97,102に対し隣接するようになる。この位置では、ストッパ97,102は、インジケータ部材81とケーブルフックアダプタ82との間に位置している。チェーン16が変速操作装置19aにより移動されると、インジケータ部材81は、透明カバー87の隣接する印に対応して所定の距離だけ移動することとなる。すなわち、透明カバー87のギア位置の各印(または指示)は、小さいギアから特定のギアまでの移動距離に対応する、ストッパ97,102から各ギア位置の印(または指示)までの距離だけ、ストッパ97,102から所定の距離だけ間隔が空いている。また、窪み88の第2端(または壁)91はローギア位置または大きいスプロケットに対応するストッパを形成する。したがって、インジケータケーブル22aが伸長すると、このインジケータ部材81は、ハウジング80のギア位置の印に対し自身を自動的に調節しまたは目盛りを再設定することとなる。また、組み立ての際には、インジケータ部材81は、その設定位置から偶発的に移動し、ユニットをその適切な位置に目盛りを再設定または再調節するよう、ストッパの1つと係合する。
【0078】
位置決めされたギアの指示位置110は、透明カバー87に形成されるが、必要であれば、ハウジング部の一方に形成してもよい。特に、この実施形態では、ギア位置指示位置110は、ストッパ97,102に対し移動不能に位置決めされることのみが必要である。
【0079】
第5実施形態
図20,21に、ギアインジケータ21'の第5実施形態が示される。この実施形態では、インジケータ部材81は、ケーブル22aの内部ワイヤに対し相対移動しないよう堅く連結されている。むしろ、自動的な調節は、上部ハウジング部86'と摩擦により係合する透明カバー87'と、透明カバー87'に形成されたストッパ97'とを有することにより達成される。この実施形態とギアインジケータ21aの第4実施形態との類似点の観点から、ギアインジケータ21'のこの実施形態の詳細な説明は省略する。むしろ、第4実施形態の構成及び作用の記述がこの実施形態に容易に推論することができる。
【0080】
ギアインジケータ21'は、基本的には、ハウジング80と、インジケータ部材81と、ケーブルフックアダプタ82'と、付勢部材83'と、1対のファスナ84',84'とを含んでいる。ハウジング80'は、好ましくは、ファスナ84'により互いに連結された3つの部材で構成されている。特に、ハウジング80'は、ファスナ84'により互いに連結された、第1ハウジング部85'と第2ハウジング部86'とを有している。透明カバー87'は、覗き窓100'内に摩擦により保持されている。第1ハウジング部85'及び第2ハウジング部86'は、スライド可能に受けられたインジケータ81'を有しており、透明カバー87'を通して見ることができる。透明カバー87'は、インジケータケーブル22aが伸長することまたはインジケータ部材81'がずれること(ミスアライメント)によって、ストッパ97'がインジケータ部材81'と係合することにより移動する。
【0081】
第6実施形態
図22〜24には、別のギアインジケータ21'''の実施形態が示されている。この実施形態では、ギアインジケータ21'''は、インジケータケーブル22aの伸長またはインジケータ81'''のミスアライメントを補うよう自動的に調節されることはない。この実施形態では、ストッパは削除されており、透明カバー87'''は手動により調節される。この手動調節は、透明カバー87'''とファスナ84'''とを摩擦係合させるか、透明カバー87'''が長手方向軸に沿って移動するようファスナ84'''を緩めるかのいずれかにより生じる。
【0082】
基本的には、透明カバー87'''は、ファスナ84'''が位置決めされる1対の伸長されたスロット120,120を有している。したがって、透明カバー87'''は上部ハウジング部内に形成された逃げに沿って移動することが可能である。透明カバー87'''はハウジング80'''に固定されたファスナ84'''に係合するスロット120を有することが説明されているが、他の型のスライディング配置が利用されてもよい。例えば、スロットは、ハウジング部内に形成可能であり、1対のタブは、透明カバーの移動を制御するよう透明カバーからハウジング部のスロット内に延びることが可能となる。すなわち、ファスナは透明カバーに対し静止することとなるが、上部及び下部ハウジング部に対し移動可能となる。
【0083】
[ギアインジケータホルダ]
第7実施形態
図25,26を参照して、ギアインジケータホルダ23について詳細に説明する。ギアインジケータホルダ23は、変速ユニット11a,11bがハンドルバー13に容易に取り付けられるよう設計されている。また、ギアインジケータホルダ23は、ギアインジケータ21a,21bを自転車の垂直中心面に実質的に垂直な方向に移動可能に支持している。より具体的には、ギアインジケータ21a,21bは、概してハンドルバー13の長手方向軸に沿って移動するよう、スライド可能に互いに連結されている。
【0084】
基本的に、ギアインジケータホルダ23は装着部121とギアインジケータ支持部122とを含んでいる。装着部121は、好ましくは、ハンドルバー13に係合する締め付け部であり、ギアインジケータホルダ23をハンドルバー13に固定する。説明される実施形態では、装着部121は、その長手方向軸に沿って離れた環状の締め付け部123を有しており、ファスナ124を介して互いに連結された1対の締め付け顎部を形成する。もちろん、ファスナ124は削除可能であり、スナップオンタイプのクランプが利用されてもよい。いずれにせよ、装着部121は、支持部122と1つのユニット部材として一体に形成または鋳造されるのが好ましい。好ましくは、装着部(取付部)121(ファスナ24を除く)及び支持部122は可塑性材料で形成されている。
【0085】
支持部122は、好ましくは、基部を含んでおり、基部の平坦面から外方に延びる6つの連結部材(3つのフランジ)125を有する、実質的に平坦な支持面を有している。連結部材125は、好ましくは、3列に配列されており、ギアインジケータ21a,21bをそれぞれスライド可能に受けるよう1対の保持スロットを形成している。より具体的には、連結部材125は、基部に実質的に垂直に延び、2つの連結部材125は2つの保持スロットの間で共通している。各連結部材125は、せり面を有する自由端を有し、ギアインジケータ21a,21bを保持している。好ましくは、保持スロットは、その長手方向軸が実質的に互いに平行であるよう形成されている。これらの長手方向軸は、好ましくは、その中心部分でハンドルバーの長手方向軸とも実質的に平行である。
【0086】
第8実施形態
図27,28を参照すると、別のインジケータ組立体は、本発明の他の実施形態により説明される。この別のインジケータ組立体は、変更されたギアインジケータホルダ223を有しており、1対の変更されたギアインジケータ221a,221bを保持している。この実施形態では、ギアインジケータホルダ223は単純化され、ギアインジケータ221a,221bのハウジングがスライドするために一体に連結されるよう、変更されている。
【0087】
ギアインジケータホルダ223は、ギアインジケータ221a,221bを自転車の垂直中心面と垂直な方向に移動可能に支持している。より具体的には、ギアインジケータ221a,221bは、概してハンドルバー13の長手方向軸に沿ってスライド可能に連結されるとともに、ギアインジケータホルダ223は、ハンドルバー13の中心に隣接して搭載されるよう設計されている。
【0088】
基本的には、ギアインジケータホルダ223は装着部(取付部)121'とギアインジケータ支持面122'とを含んでいる。装着部121'は、好ましくは、ハンドルバー13と係合する締め付け部であり、ギアインジケータホルダ223をハンドルバー13に固定する。説明された実施形態では、装着部121'は、ファスナ124'を介して互いに連結された1対の締め付け顎部を形成するよう、その長手方向軸に沿って離れた筒状の締め付け部123'を有している。もちろん、ファスナ124'は削除可能であり、スナップオンタイプのクランプが利用されてもよい。いずれにせよ、装着部121'が1つのユニット部材として支持部と一体に形成または鋳造されるのが好ましい。好ましくは、取付部(ファスナを除く)及び支持部は可塑性材料で形成されている。
【0089】
支持部122'は、好ましくは、基部の平坦面から外方に延びる4つの連結部材(2つのフランジ)125'を有する、実質的に平坦な支持面を有する留め具を含んでいる。連結部材125'は、好ましくは、2列に配列されており、ギアインジケータ221a,221bをそれぞれスライド可能に受けるための支持部122'にスライディング面を有するシングル保持スロットを形成する。好ましくは、保持スロットは、これらの長手方向軸が実質的に互いに平行となるよう形成されている。これらの長手方向軸は、好ましくは、その中心部でハンドルバーの長手方向軸にも平行である。
【0090】
ギアインジケータ221a,221bはリブ230とスロット231との相対配置により互いにスライド可能に連結されている。より具体的には、ギアインジケータ221bは、そのハウジングに一体に形成された長手方向に延びるリブ230を有している。このリブ及びスロット(第1及び第2連結部)230,231の配置は、ギアインジケータ221a,221bを一体に保持するほぞ及びほぞ孔であってもよい。
【0091】
各実施形態が本発明を説明するために選択され、種々の変化及び変更が、添付の請求の範囲で定義される発明の範囲から逸脱するものでなければ、ここでは可能であることは、当該技術の専門家にとって明白となるであろう。さらに、本発明による実施形態の前述の記述は、説明のためのみに提供され、添付の請求の範囲及びこれらに相当するものにより定義されるように発明を限定する目的で提供されるのではない。
【0092】
【発明の効果】
本発明のギアインジケータホルダによれば、少なくとも2つのギアインジケータを保持することができる。また、本発明のギアインジケータホルダはハンドルバーの中央部に取り付けることができるため、インジケータを容易に見ることができる。さらに、本発明によれば、複数のギアインジケータが互いに対し独立して移動可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による変速ユニットを備えた通常の自転車の側面図。
【図2】本発明の一実施形態による、ブレーキレバー組立体と一体に搭載された変速ユニットを備えた通常の自転車のハンドルバーの部分上面図。
【図3】本発明の一実施形態による、右変速操作装置が連結されたハンドルバーの部分前方斜視図。
【図4】本発明の一実施形態による、図2及び図3に示される右変速操作装置用巻き取り部材の第1側面図。
【図5】本発明の一実施形態による、図2及び図3に示される右変速操作装置用の、図4に示される巻き取り装置の上面図。
【図6】本発明の一実施形態による、図2及び図3に示される右変速操作装置用の、図4及び図5に示される巻き取り部材の第2側面図。
【図7】本発明の一実施形態による、図2及び図3に示される右変速操作装置用の、図4〜6に示される巻き取り部材の第3側面図。
【図8】図7の8−8切断線に沿って見た、本発明の一実施形態による、図4〜7に示される巻き取り部材の横断面図。
【図9】図7の9−9切断線に沿って見た、本発明の一実施形態による、図4〜8に示される巻き取り部材の横断面図。
【図10】図4の切断線10−10に沿って見た、本発明の一実施形態による、図4〜9に示される巻き取り部材の横断面図。
【図11】本発明の他の実施形態による連結された右変速操作装置の部分斜視図。
【図12】所定部分が示されていない、図11に示される右変速操作装置の一部の分解斜視図。
【図13】所定部分が示されていない、図11及び図12に示される右変速操作装置の一部の分解側面図。
【図14】本発明の他の実施形態による連結された右変速操作装置の部分斜視図。
【図15】所定部分が示されていない、図2に示される右ギアインジケータ組立体の一部の分解斜視図。
【図16】本発明の一実施形態による、図2及び図3に示される右変速操作装置用の、図2及び図15に示される右ギアインジケータの一部の上面図。
【図17】図16の17−17切断線に沿って見た、本発明の一実施形態による図2及び図3に示される右変速操作装置用の、図2,15,16に示される右ギアの長手断面図。
【図18】インジケータ部材がローギア(右端)位置にある、本発明の一実施形態による、図2及び図3に示される右変速操作装置用の、図15〜17に示される右ギアの長手断面図。
【図19】ケーブルの伸長後にインジケータ部材がハイギア(左端)位置にある、本発明の一実施形態による、図2,3に示される右変速操作装置用の、図15〜18に示される右ギアの長手断面図。
【図20】本発明の他の実施形態により示される右ギア組立体の一部の部分斜視図。
【図21】本発明の他の実施形態による、図20に示される右ギアインジケータの横断面図。
【図22】本発明の他の実施形態で示される右ギアインジケータ組立体の一部の上面図。
【図23】ケーブルの伸長後でカバーの調節前にインジケータ部材がハイギア(左端)位置にある、図22に示される右ギアインジケータの上面図。
【図24】ケーブルの伸長後でカバーの調節後にインジケータ部材がハイギア(左端)位置で図22及び図23に示される右ギアインジケータの上面図。
【図25】本発明の一実施形態によるギアインジケータホルダにより搭載されたギアインジケータを有するハンドルバーの部分斜視図。
【図26】本発明による、図25に示されるギアインジケータホルダによりギアインジケータが搭載されたハンドルバーの部分斜視図。
【図27】本発明の他の実施形態によるギアインジケータホルダによりギアインジケータが搭載されたハンドルバーの部分斜視図。
【図28】本発明による、図27に示されるギアインジケータホルダによりギアインジケータが搭載されたハンドルバーの分解部分斜視図。
【符号の説明】
10 自転車
23 インジケータホルダ
21a,21b インジケータ
121 操作部
122 支持部
125 連結部材

Claims (23)

  1. 自転車の一部に連結される取付部と、
    少なくとも2つのインジケータを調節可能に支持する少なくとも2つ連結部材を含む支持部と、
    を備えた自転車用インジケータホルダ。
  2. 前記少なくとも2つの連結部材は少なくとも2つのスライディング面を形成している、請求項1に記載の自転車用インジケータホルダ。
  3. 前記少なくとも2つのスライディング面は、第1長手方向軸を有する第1保持スロットと第2長手方向軸を有する第2保持スロットとを少なくとも形成しており、
    前記第1保持スロットは、前記第1インジケータが前記第1長手方向軸に沿って移動するよう、前記第1インジケータをスライド可能に支持し、
    前記第2保持スロットは、前記第2インジケータが前記第2長手方向軸に沿って移動するよう、前記第2インジケータをスライド可能に支持している、
    請求項2に記載の自転車用インジケータホルダ。
  4. 前記第1保持スロットの第1長手方向軸は実質的に前記第2保持スロットの第2長手方向軸に平行に延びている、請求項3に記載の自転車用インジケータホルダ。
  5. 前記第1及び第2保持スロットは前記支持部から外方に延びる少なくとも3つのフランジにより形成されている、請求項3に記載の自転車用インジケータホルダ。
  6. 前記第1及び第2保持スロットはそれぞれ、前記支持部から外方に延びる少なくとも2つのフランジにより形成されている、請求項3に記載の自転車用インジケータホルダ。
  7. 前記フランジの1つは、前記第1及び第2保持スロットの両方に共有されている、請求項6に記載の自転車用インジケータホルダ。
  8. 前記第1及び第2保持スロットは、前記支持部から外方に延びる6つのフランジにより形成されている、請求項3に記載の自転車用インジケータホルダ。
  9. 前記取付部はクランプであり、
    前記クランプは、前記自転車のハンドルバーに搭載されるよう形成された、実質的に湾曲した取付面を有している、
    請求項1に記載の自転車用インジケータホルダ。
  10. 前記クランプの前記湾曲した取付面は、前記第1保持スロットの前記第1長手方向軸と実質的に平行に延びる中心軸を有している、請求項9に記載の自転車用インジケータホルダ。
  11. 前記取付部は弾性を有する締め付け部を有しており、
    前記締め付け部は両顎部を移動可能に互いに連結するファスナを有している、
    請求項10に記載の自転車用インジケータホルダ。
  12. 前記締め付け部と前記支持部とは1つのユニット部材として一体に形成されている、請求項11に記載の自転車用インジケータホルダ
  13. 第1ハウジングと、前記第1ハウジングに連結される第1端を有する第1ケーブルと、前記第1ハウジングに対し移動するよう前記第1ケーブルに連結された第1インジケータ部材とを有する第1インジケータと、
    第2ハウジングと、前記第2ハウジングに連結される第2端を有する第2ケーブルと、前記第2ハウジングに対し移動するよう前記第2ケーブルに連結された第2インジケータ部材とを有する第2インジケータと、
    請求項1から12のいずれか1項に記載のインジケータホルダと、
    を備えた自転車用インジケータ組立体
  14. 自転車の一部に連結された取付部と、少なくとも1つの連結部材を有するインジケータ支持部とを有するインジケータホルダと、
    第1連結部を有する第1インジケータと、
    前記第1連結部に連結される第2連結部を有する第2インジケータとを備え、
    前記第1及び第2インジケータは前記連結部材により前記インジケータホルダの支持部に連結されている、
    自転車用インジケータ組立体。
  15. 第1インジケータは、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに連結される第1端を有する第1ケーブルと、前記第1ハウジングに対し移動するよう前記第1ケーブルに連結された第1インジケータ部材とを有しており、
    第2インジケータは、第2ハウジングと、前記第2ハウジングに連結される第2端を有する第2ケーブルと、前記第2ハウジングに対し移動するよう前記第2ケーブルに連結された第2インジケータ部材とを有する第2インジケータとを有している、
    請求項14に記載の自転車用インジケータ組立体。
  16. 前記連結部材は前記支持部にスライディング面を形成している、請求項14に記載の自転車用インジケータ組立体。
  17. 前記第1及び第2連結部は互いにスライド可能に連結されている、請求項14に記載の自転車用インジケータ組立体。
  18. 前記第1及び第2連結部は、長手方向に延びるリブと長手方向に延びるスロットとにより形成されている、請求項14に記載の自転車用インジケータ組立体。
  19. 前記第1インジケータは前記第1インジケータの第1長手方向軸に沿って前記支持部上をスライドするよう構成され、
    前記第2インジケータは前記第2インジケータの第2長手方向軸に沿って前記支持部上をスライドするよう構成されている、
    請求項14に記載の自転車用インジケータ組立体。
  20. 前記第1インジケータの第1長手方向軸は、実質的に前記第2インジケータの第2長手方向軸に平行である、請求項19に記載の自転車用インジケータ組立体。
  21. 前記連結部材は、前記支持部から外方に延びる少なくとも2つのフランジを含んでいる、請求項14に記載の自転車用インジケータ組立体。
  22. 前記連結部材は、前記支持部から外方に延びる4つのフランジにより形成されている、請求項14に記載の自転車用インジケータ組立体。
  23. 前記インジケータホルダは請求項9から12のいずれか1項に記載のインジケータホルダである、請求項14に記載の自転車用インジケータ組立体。
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