JP3587268B2 - 製袋包装機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、計量器と製袋機とを連動させて一定量の被包装物を包装してゆく形式の製袋包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
長尺の包材を筒状に曲成しながら投入されてきた被包装物を収納して順次封止してゆく形式の製袋包装機では、通常、一定量の被包装物を投入する手段として組合せ秤が用いられ、環状に配設した多数の計量ヘッドのうちから合計した値が一定量になるような複数の計量ヘッドを選択し、これらから放出された被包装物を逐次包装部へ供給してゆくように構成されている。
【0003】
このような定量供給手段を用いた包装機では、図4に示したように、多数の計量ヘッド2のうちから、合計した値が一定量になる例えばi 、iii、vi、x といったようなほぼ等間隔の計量ヘッド2が選択された場合には、これらから放出された被包装物が、図に実線で示したように、排出シュ−ト1の内周面に沿ってほぼ均等にかつ直線状に落下する関係上、ホッパ−のもとへ比較的速く供給されるが、v 、vi、vii 、ixといったように、選択された計量ヘッドが排出シュ−ト1の一方に偏在しているような場合には、排出シュ−ト1の内面等に影響されて、図に破線で示したように、螺旋を画いて落下する関係上、ホッパ−に達するまでに比較的多くの時間がかかるため、特に包装機を高速で作動させたような場合には、これらの被包装物が正しく包装されたかどうかを確認して性能評価を行う必要が生じる。
【0004】
ところが近年では、このような被包装物を包装する包材として、透明な包装材ばかりでなく、アルミ蒸着を施した包装材も使用されるようになってきたため、その都度開袋しなければ内部の状態を正しく観察することができないといった問題が生じてきた。
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、被包装物の投入段階でその挙動を正しく把握することができる新たな製袋包装機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明はかかる課題を達成するための製袋包装機として、計量器と製袋機とを連動させ、投入した一定量の被包装物を順次包装してゆく形式の製袋包装機において、前記計量器の排出シュートと前記製袋包装機のホッパとの間に前記被包装物の流れを観察し得る被包装物の挙動観察部を、一部が前記ホッパと重なるように設けた。
【0006】
【実施例】
そこで以下に本発明の実施例について説明する。
図1、図2は本発明の一実施例を示したものである。
【0007】
図において符号1は、リング状に配設した多数の計量ヘッド2…のそれぞれから放出された被包装物を形成過程の袋のもとへ供給する排出ホッパ−で、この排出ホッパ−1からの被包装物を、金属検知器3を介してホッパ−5のもとへ流下させるように構成されている。
【0008】
ところで図中符号6は、上記した金属検知器3とフォーマー10との間に介在させた観察用のシュ−トで、この観察用のシュ−ト6は、排出シュ−ト1からホッパ−5内へ流下する被包装物の挙動を外部から把持することができるよう、透明な合成樹脂材を用いて漏斗状に形成した上、図2に示したようにブラケット7を介してホッパ−5の上方に一部がオーバ−ラップするように取付けて、金属検知器3のシュ−ト4と干渉しないようギャップ8を介してその下端に取付けられる。
【0009】
なお、図中符号11は筒状に曲成した包材を横シ−ル機構12のもとへ引下ろすプルダウンベルトを示している。
【0010】
このように構成された装置において、いま計量値の和が所要の値になる幾つかの計量ヘッド2…から被包装物が排出シュ−ト1に投入されると、被包装物は、これらの計量ヘッド2…相互の偏りや排出シュ−ト1の内面の状態に応じて、層流状に流下するか、乱流状に流下するか、もしくは螺旋状に流下し、その流下の状態に応じた時間をもって包材のもとに達し、また、流下の状態に応じた時間をもって包材内に充填されることになるが、この状態は、金属検知器3とホッパ−5との間に配設した透明な観察用シュ−ト6を通して被包装物の流れをもとに直ちに観察され、その挙動をもとにして充填が正しく行われるよう装置の作動速度を調整したり、あるいは横シ−ル部材の作動タイミングを変更したりすることが可能になる。
【0011】
なお、上述した観察用のシュ−トについては、ガラス等の無機物により成形することもでき、また、上述した実施例では、金属探知器3のシュート4と干渉することなくフォーマー10全体を装置本体から横にスライドさせて簡単に取外すことができ、フォーマー10の交換の都度、内面に付着した粉体等を除去することができる。
【0012】
図3に示した実施例は、挙動観察部としての透明合成樹脂材よりなる観察用シュ−ト16を、結合用のリング17を介して金属よりなるホッパー15の上部に一体的に取付けたもので、この実施例によれば、被包装物の挙動監視のほかに、ホッパー5の金属部分を金属探知器3から離すことによって、検出精度をより高めることができる。
【0013】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、計量器からの流下の状態によって被包装物の挙動を正しく観察することができ、装置を常に正しい状態に調整して確実な包装動作を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の構成図である。
【図2】同上装置の要部を示した斜視図である。
【図3】(a)(b)は、本発明の他の実施例を示す装置の側面図と要部の断面図である。
【図4】(a)(b)は被包装物の流下の状態を示した上面図と側面図である。
【符号の説明】
1 排出シュ−ト
2 計量ヘッド
3 金属検知器
5 ホッパ−
6 透明材よりなる観察用シュ−ト
Claims (3)
- 計量器と製袋機とを連動させ、投入した一定量の被包装物を順次包装してゆく形式の製袋包装機において、前記計量器の排出シュートと前記製袋包装機のホッパとの間に前記被包装物の流れを観察し得る被包装物の挙動観察部を、一部が前記ホッパと重なるように設けたことを特徴とする製袋包装機。
- 上記挙動観察部を透明材により構成するとともに、該挙動観察部を金属検知器とフォ−マーとの間に介在させたことを特徴とする請求項1記載の製袋包装機。
- ホッパーの上部を、透明材よりなる上記挙動観察部となしたことを特徴とする請求項1記載の製袋包装機。
Priority Applications (1)
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JP33609894A JP3587268B2 (ja) | 1994-12-23 | 1994-12-23 | 製袋包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33609894A JP3587268B2 (ja) | 1994-12-23 | 1994-12-23 | 製袋包装機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08175520A JPH08175520A (ja) | 1996-07-09 |
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Family
ID=18295680
Family Applications (1)
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JP33609894A Expired - Fee Related JP3587268B2 (ja) | 1994-12-23 | 1994-12-23 | 製袋包装機 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (3)
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1994
- 1994-12-23 JP JP33609894A patent/JP3587268B2/ja not_active Expired - Fee Related
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