JP3586404B2 - 両頭平面研削盤のワークキャリア装置 - Google Patents

両頭平面研削盤のワークキャリア装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3586404B2
JP3586404B2 JP2000011813A JP2000011813A JP3586404B2 JP 3586404 B2 JP3586404 B2 JP 3586404B2 JP 2000011813 A JP2000011813 A JP 2000011813A JP 2000011813 A JP2000011813 A JP 2000011813A JP 3586404 B2 JP3586404 B2 JP 3586404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide plate
carrier disk
side guide
suction
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000011813A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001198779A (ja
Inventor
幸雄 尾▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSEI INDUSTRY CORPORATION
Original Assignee
NISSEI INDUSTRY CORPORATION
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISSEI INDUSTRY CORPORATION filed Critical NISSEI INDUSTRY CORPORATION
Priority to JP2000011813A priority Critical patent/JP3586404B2/ja
Publication of JP2001198779A publication Critical patent/JP2001198779A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3586404B2 publication Critical patent/JP3586404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転軸心方向に間隔を持って対向する一対の研削砥石を備えた両頭平面研削盤に、研削砥石の回転軸心と平行な軸心回りに回転するキャリア円板を備え、キャリア円板に保持したワークを、キャリア円板の回転により順次研削砥石間に供給する両頭平面研削盤のワークキャリア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のワークキャリア装置は、図4に示すように、キャリア円板1の同一円周上の複数箇所に軸方向に貫通するワーク収容孔2を有しており、このワーク収容孔2にワークWを軸方向両方に突出状に収容し、キャリア円板1の回転に伴い対向する一対の研削砥石3,4間を通過させるようになっており、これにより、ワークWの両端面が両研削砥石3,4で同時に平面研削される。
【0003】
ところで、上記ワークキャリア装置では、ワークWの厚さよりも薄いキャリア円板1が必要となるため、例えば電子部品の基本材料のようにワークWが超薄物になると、キャリア円板1の剛性が不足し、キャリア円板1に波打ち現象が生じる。このようにキャリア円板1が波打つと、図5に示すように、搬送中のワークWがキャリア円板1の下側に潜り込んでしまい、スムーズなワーク搬送が不可能となる。
【0004】
従来、このような問題の改善策として、図6に示すように、キャリア円板1を複数の押えローラ5で上方からスプリング等によりガイド板6に押さえたり、図7に示すように、ガイド板6に吸引装置(図示せず)に接続する多数の小径吸引孔7を設け、この小径吸引孔7の吸引作用によりキャリア円板1を吸引するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6のローラ押え方式においては、キャリア円板1を押えローラ5で部分的に押さえているため、押えローラ5で押さえていない個所ではキャリア円板1が浮き上がり、搬送中のワークWがキャリア円板1の下側に潜り込む現象が生じてしまい、上記問題を充分に解決するには至っていない。
【0006】
次に、図7の吸引方式においては、キャリア円板1を吸引する小径吸引孔7がガイド板6にある間隔を持って形成されているため、キャリア円板1は小径吸引孔7が形成されている個所でしか吸引されず、キャリア円板1の回転方向の円周上では吸引と非吸引が繰り返し行なわれることになる。そのため、図8に示すように、小径吸引孔7と小径吸引孔7の間ではキャリア円板1が浮き上がり、搬送中のワークWがキャリア円板1の下側に潜り込む現象が生じてしまい、上記問題を充分に解決するには至っていない。
【0007】
また、図7の吸引方式においては、キャリア円板1のワーク収容孔2に収容されたワークWも吸引するため、ワークWに付着したゴミやバリを吸引してしまい、小径吸引孔7がワークWに付着したゴミやバリにより詰まることがある。
【0008】
また、図7の吸引方式においては、図9に示すように、小径吸引孔7とキャリア円板1のワーク収容孔2およびこれに収容されたワークWの内径孔が重なり合うと、小径吸引孔7が露出して研削液(研削砥石3,4でワークWを研削するときに研削熱や研削屑を奪って研削を効率良く行なうためのもので、別途に設けられた研削液タンクからポンプで研削砥石3,4の研削部分に供給され、その後、研削液タンクに戻る)に曝されるため、研削液の中のスラッジ(研削液タンクに戻った研削液を研削屑や脱落した研削砥石3,4の粉等の所謂スラッジをフィルタ等で濾過した後、再び研削砥石3,4の研削部分に供給しているが、濾過しきらなかった細かいスラッジが残ったままになっている)が小径吸引孔7から吸引装置に入り込んで吸引装置を損傷させたり、また、小径吸引孔7が詰まることがある。ちなみに、小径吸引孔7が詰まると、吸引力が低下してキャリア円板1が浮き上がり、ワークWがキャリア円板1の下側に潜り込むトラブルの発生の原因となる。そのため、小径吸引孔7が詰まると、小径吸引孔7を清掃しなければならないが、多数の小径吸引孔7が形成されているため、清掃が極めて困難であり、多大な時間を要する。
【0009】
更に、図7の吸引方式においては、ガイド板6はワークWと常に接触しているため、ワークWの軌道面が摩耗してキャリア円板1の下側に潜り込むことがある。そのため、ワークWの軌道面が摩耗してキャリア円板1の下側に潜り込む危険性が生じたときにはガイド板6を交換する必要がある。また、ガイド板6はその名前の通りワークWを両研削砥石3,4間に安定良く案内するためのもので、極めて加工精度に影響する重要部品であり、消耗部品として位置づけて定期的に交換が必要である。ちなみに、両頭平面研削盤は20〜25年間稼動させるため、保守費用はユーザにとって大きな問題である。従って、ガイド板6は極力低コストでユーザに提供されなければならい。しかしながら、ガイド板6には多数の小径吸引孔7が形成されているため、その多数の小径吸引孔7をまとめて吸引装置に接続するのに構造が複雑になるとともに、ガイド板製作工数も多くなり、極めて高コストになってユーザにとって大きな問題となる。
【0010】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、キャリア円板の内外周部を当該キャリア円板の回転円周方向に連続的に吸引することにより、搬送中のワークのキャリア円板の下側への潜り込みをより確実に防止できる両頭平面研削盤のワークキャリア装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、両頭平面研削盤の一対の研削砥石(13),(14)の回転軸心と平行な軸心回りに回転するキャリア円板(11)と、キャリア円板(11)の研削砥石(13),(14)の入口側に位置する部分の下方に配置された入口側ガイド板(16)と、キャリア円板(11)の研削砥石(13),(14)への出口側に位置する部分の下方に配置された出口側ガイド板(17)とを備え、キャリア円板(11)に保持したワーク(W)を、キャリア円板(11)の回転に伴って入口側ガイド板(16)上を搬送させることにより順次研削砥石(13),(14)間に供給すると共に、研削砥石(13),(14)により研削されたワーク(W)をキャリア円板(11)の回転に伴って出口側ガイド板(17)上を搬送し、出口側ガイド板(17)の終端を通過したところで排出シュートから排出する両頭平面研削盤のワークキャリア装置において、入口側ガイド板(16)および出口側ガイド板(17)の内周に沿って配設すると共に、入口側ガイド板 (16) の始端および出口側ガイド板 (17) の終端の相互間に設けた小円弧状のキャリア円板吸引部材(19),(19)に、小円弧状のキャリア円板吸引部材 (19),(19) の円周方向の全長に亘って円弧状に吸引溝 (21),(21) を形成し、小円弧状のキャリア円板吸引部材 (19),(19) に設けた吸引溝 (21),(21) によって、キャリア円板 (11) の内周部のうち、両頭平面研削盤の一対の研削砥石(13),(14)の外側に位置する部分のほぼ全体を当該キャリア円板 (11) の回転円周方向に連続的に吸引し、かつ、入口側ガイド板(16)および出口側ガイド板(17)の外周に沿って配設した大円弧状のキャリア円板吸引部材(20),(20)に、大円弧状のキャリア円板吸引部材 (20),(20) の円周方向の全長に亘って円弧状に吸引溝 (22),(22) を形成し、大円弧状のキャリア円板吸引部材 (20),(20) に設けた吸引溝 (22),(22) によって、キャリア円板(11)の外周部を当該キャリア円板(11)の回転円周方向に連続的に吸引するようにしている。
【0012】
また、ガイド板を必要に応じてキャリア円板の回転円周方向で複数に分割するようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。
【0014】
図1は本発明に係る両頭平面研削盤のワークキャリア装置の平面図(但し、キャリア円板は想像線で図示する)、図2および図3は図1のA−A線およびB−B線における拡大縦断面図である。
【0015】
図1〜図3において、11は薄板状の水平なキャリア円板で、水平面内を回転可能なキャリア円板支持台12上に同心状に支持され、ワーク搬送方向(想像線の矢印方向)に回転する。キャリア円板11は想像線で図示した上下一対の研削砥石13,14間を外周部が通過するように配置され、その外周部の同一円周上の複数箇所に軸方向に貫通するワーク収容孔15を有する。16はキャリア円板11の研削砥石13,14の入口側に位置する部分の下方に配置された入口側ガイド板、17はキャリア円板11の研削砥石13,14の出口側に位置する部分の下方に配置された出口側ガイド板で、キャリア円板11のワーク収容孔15に収容されたワークWを抜け落ちないように支える。入口側ガイド板16および出口側ガイド板17はキャリア円板11の回転円周方向で複数(例えば2〜4個)に分割され、静止部材であるガイド板支持台18にボルト等で固定される。19,19は入口側ガイド板16および出口側ガイド板17の内周に沿って配設された小円弧状のキャリア円板吸引部材、20,20は入口側ガイド板16および出口側ガイド板17の外周に沿って配設された大円弧状のキャリア円板吸引部材で、ガイド板支持台18にボルト等で固定される。両キャリア円板吸引部材19,20には円周方向の全長に亘って円弧状に吸引溝21,22が上面に開口して形成され、吸引溝21,22は吸引ポケット23,24、ガイド板支持台18に形成した吸引孔25,26およびガイド板支持台18に取付けた吸引口部材27,28を介して吸引装置29に接続される。
【0016】
次に、本実施例の作動を説明する。まず、研削砥石13,14を回転駆動するとともに、キャリア円板11を矢印方向に回転駆動する。また、吸引装置29を駆動してキャリア円板吸引部材19,20の円弧状の吸引溝21,20に吸引力を働かせ、キャリア円板11の内外周部をキャリア円板吸引部材19,20に吸引する。従って、キャリア円板11はキャリア円板吸引部材19,20に吸引されながら回転する。次いで、ローディング装置(図示せず)により回転中のキャリア円板11のワーク収容孔15にワークWを順次供給し、ワークWをキャリア円板11の回転に伴って入口側ガイド板16上を矢印方向へと搬送させ、研削砥石13,14間に供給させる。これにより、ワークWは研削砥石13,14間を通過する間に両端面が研削砥石13,14により同時に平面研削される。この後、研削されたワークWはキャリア円板11の回転に伴って出口側ガイド板17上を搬送され、出口側ガイド板18の終端を通過したところでキャリア円板11のワーク収容孔15から落下して排出シュート(図示せず)により排出される。
【0017】
本実施例によれば、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17の内外周に沿って配設されたキャリア円板吸引部材19,20の円周方向の全長に亘って円弧状に吸引溝21,22を形成したから、キャリア円板11の内周部および外周部を当該キャリア円板11の回転円周方向に連続的に吸引することができる。これにより、キャリア円板11は波打つことなく常に平板状態に保たれ、搬送中のワークWがキャリア円板11の下側に潜り込むことがない。
【0018】
また、本実施例によれば、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17の内外周に沿って配設されるキャリア円板吸引部材19,20に形成した円弧状の吸引溝21,22によりキャリア円板11を吸引するから、キャリア円板11のワーク収容孔15に収容されたワークWは吸引されない。これにより、ワークWに付着したゴミやバリが吸引されないため、円弧状の吸引溝21,22がワークWに付着したゴミやバリにより詰まることがない。しかも、円弧状の吸引溝21,22がキャリア円板11により常に覆われ露出していないから、円弧状の吸引溝21,22は研削液に曝されない。これにより、研削液中のスラッジが円弧状の吸引溝21,22から吸引装置29に入り込んで吸引装置29を損傷させたり、また、円弧状の吸引溝21,22が詰まることがない。万一、円弧状の吸引溝21,22が詰まっても、多数の小径吸引孔を清掃する場合に比べて清掃が容易である。
【0019】
また、本実施例によれば、キャリア円板11を吸引させる吸引溝21,22を入口側ガイド板16および出口側ガイド板17の内外周に沿い配設されたキャリア円板吸引部材19,20に形成したから、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17に吸引溝や吸引孔を形成する必要がなく、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17は構造が簡単になるとともに加工数も減少して低コストで製作することができる。
【0020】
また、本実施例によれば、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17をキャリア円板11の回転円周方向で複数に分割したから、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17を必要個所のみ交換することが可能である。即ち、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17はワークWが研削砥石13,14間に搬入される入口付近およびワークWが研削砥石13,14間から搬出される出口付近が特に摩耗する傾向にあり、これはワークWを研削砥石13,14間に搬入するときおよびワークWを研削砥石13,14間から搬出するときに研削砥石13,14の回転力を受けてワークWが入口側ガイド板16の入口付近および出口側ガイド板17の出口付近上で勢いよく回転されるからである。従って、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17をキャリア円板11の回転円周方向で複数に分割したことにより、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17は全体を交換する必要がなくなり、摩耗の激しい個所(入口側ガイド板16の入口付近および出口側ガイド板17の出口付近)のみ交換すればよく、更にコストを軽減できる。従って、消耗部品として定期的に交換する必要がある入口側ガイド板16および出口側ガイド板17を極力低コストでユーザに提供することができるため、ユーザにとっての大きな問題である保守費用の低減を図れる。
【0021】
尚、上記実施例によれば、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17をキャリア円板11の回転円周方向で複数に分割したが、入口側ガイド板16および出口側ガイド板17は必要に応じてキャリア円板11の回転円周方向で複数に分割しなくても構わない。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ガイド板の内外周に配設されたキャリア円板吸引部材の円周方向の全長に亘って円弧状に吸引溝を形成し、この円弧状の吸引溝によりキャリア円板の内周部および外周部を当該キャリア円板の回転円周方向に連続的に吸引するから、キャリア円板を常に平板状態に保てて搬送中のワークがキャリア円板の下側に潜り込むことがない。また、キャリア円板を吸引する円弧状の吸引溝をガイド板の内外周に沿って配設されたキャリア円板吸引部材に形成したから、ガイド板に吸引通路を形成する必要がなく、ガイド板の構造が簡単になり加工数も減少して低コストでガイド板を製作することができる。しかも、ガイド板をキャリア円板の回転円周方向に複数に分割したから、ガイド板を必要個所のみ交換することが可能であり、更にコストを低減できる。従って、消耗部品として定期的に交換する必要があるガイド板を極力低コストでユーザに提供することができ、ユーザにとっての大きな問題である保守費用の低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る両頭平面研削盤のワークキャリア装置の平面図(但し、キャリア円板は想像線で図示する)である。
【図2】図1のA−A線における拡大縦断面図である。
【図3】図1のB−B線における拡大縦断面図である。
【図4】従来のワークキャリア装置を示す図面で、(a)は平面図、(b)は一部断面した正面図である。
【図5】キャリア円板の波打ち現象を示す説明図である。
【図6】ローラ押え方式のワークキャリア装置を示す図面で、(a)は平面図、(b)は一部断面した正面図である。
【図7】吸引方式のワークキャリア装置を示す平面図である。
【図8】吸引方式のワークキャリア装置でキャリア円板の波打ち現象を示す説明図である。
【図9】吸引方式のワークキャリア装置で小径吸引孔とキャリア円板のワーク収容孔およびこれに収容されたワークの内径孔が重なり合った状態を示す説明図である。
【符号の説明】
W ワーク
11 キャリア円板
13 研削砥石
14 研削砥石
15 ワーク収容孔
16 入口側ガイド板
17 出口側ガイド板
18 ガイド板支持台
19 キャリア円板吸引部材
20 キャリア円板吸引部材
21 吸引溝
22 吸引溝
29 吸引装置

Claims (1)

  1. 両頭平面研削盤の一対の研削砥石(13),(14)の回転軸心と平行な軸心回りに回転するキャリア円板(11)と、キャリア円板(11)の研削砥石(13),(14)の入口側に位置する部分の下方に配置された入口側ガイド板(16)と、キャリア円板(11)の研削砥石(13),(14)への出口側に位置する部分の下方に配置された出口側ガイド板(17)とを備え、キャリア円板(11)に保持したワーク(W)を、キャリア円板(11)の回転に伴って入口側ガイド板(16)上を搬送させることにより順次研削砥石(13),(14)間に供給すると共に、研削砥石(13),(14)により研削されたワーク(W)をキャリア円板(11)の回転に伴って出口側ガイド板(17)上を搬送し、出口側ガイド板(17)の終端を通過したところで排出シュートから排出する両頭平面研削盤のワークキャリア装置において、入口側ガイド板(16)および出口側ガイド板(17)の内周に沿って配設すると共に、入口側ガイド板 (16) の始端および出口側ガイド板 (17) の終端の相互間に設けた小円弧状のキャリア円板吸引部材(19),(19)に、小円弧状のキャリア円板吸引部材 (19),(19) の円周方向の全長に亘って円弧状に吸引溝 (21),(21) を形成し、小円弧状のキャリア円板吸引部材 (19),(19) に設けた吸引溝 (21),(21) によって、キャリア円板 (11) の内周部のうち、両頭平面研削盤の一対の研削砥石(13),(14)の外側に位置する部分のほぼ全体を当該キャリア円板 (11) の回転円周方向に連続的に吸引し、かつ、入口側ガイド板(16)および出口側ガイド板(17)の外周に沿って配設した大円弧状のキャリア円板吸引部材(20),(20)に、大円弧状のキャリア円板吸引部材 (20),(20) の円周方向の全長に亘って円弧状に吸引溝 (22),(22) を形成し、大円弧状のキャリア円板吸引部材 (20),(20) に設けた吸引溝 (22),(22) によって、キャリア円板(11)の外周部を当該キャリア円板(11)の回転円周方向に連続的に吸引することを特徴とする両頭平面研削盤のワークキャリア装置。
JP2000011813A 2000-01-20 2000-01-20 両頭平面研削盤のワークキャリア装置 Expired - Lifetime JP3586404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000011813A JP3586404B2 (ja) 2000-01-20 2000-01-20 両頭平面研削盤のワークキャリア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000011813A JP3586404B2 (ja) 2000-01-20 2000-01-20 両頭平面研削盤のワークキャリア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001198779A JP2001198779A (ja) 2001-07-24
JP3586404B2 true JP3586404B2 (ja) 2004-11-10

Family

ID=18539630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000011813A Expired - Lifetime JP3586404B2 (ja) 2000-01-20 2000-01-20 両頭平面研削盤のワークキャリア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3586404B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4814282B2 (ja) * 2008-05-20 2011-11-16 大昌精機株式会社 竪型両頭平面研削盤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001198779A (ja) 2001-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5164559B2 (ja) 研削装置
JP4818995B2 (ja) 両頭平面研削盤
JP4633132B2 (ja) 箸材の研削装置
JPH08192361A (ja) 平面研磨装置
JP6316652B2 (ja) 研削装置
JP2018015890A5 (ja)
JP2009141176A (ja) ウェーハの研削方法
WO2000069597A1 (fr) Procede et dispositif de polissage double face
JP2001191246A (ja) 平面研磨装置および平面研磨方法
JP2845238B1 (ja) 平面研磨装置
JP4398160B2 (ja) 無端状金属ベルト用金属リングの加工方法及び加工装置
JP2001121389A (ja) バリ取り装置
WO2004069473A1 (ja) 無段変速機の無端ベルト用金属リングの研磨方法及びその装置
JP3586404B2 (ja) 両頭平面研削盤のワークキャリア装置
JP6534861B2 (ja) 研削装置
JP4652109B2 (ja) 連続作業可能な円筒研削盤
JP5275788B2 (ja) 湿式研削装置およびそのための研削砥石セグメント
KR101522008B1 (ko) 자동차 시동장치의 피니언기어유닛에 대한 자동 연마장치
JP3455411B2 (ja) 両頭平面研削盤
JP2535949B2 (ja) 両頭研削装置
JP3860901B2 (ja) 2頭平面仕上げ加工機用クーラント供給装置
TW202031423A (zh) 卡盤台
JP4850666B2 (ja) ウエーハの加工装置
JP6280809B2 (ja) 研削装置
JP2005021993A (ja) 金属リングの反転装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3586404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term