JP3583573B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に、照明装置またはミラー、あるいはその双方を有する走行体が露光走査範囲を往復移動する型式のスキャナ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置のスキャナ装置としては、コンタクトガラスに載置された原稿の下面において、ランプと1つのミラーからなる第1走行体と複数のミラーからなる第2走行体を、2:1の速度比で走行させながら光学系の共役長を維持しつつ、原稿面をスキャンする型式のスキャナ装置が最も一般的なものとなっている。
【0003】
ところで、このような走行体移動型のスキャナ装置を備えた画像形成装置においては、スキャナ装置の駆動時、即ち、走行体往復動時の振動が問題になる。振動が発生すると、騒音を引き起こし、また画像ぶれの原因ともなる。さらに装置の耐久性にも影響する。
【0004】
そこで、従来より種々の振動防止対策が講じられている。例えば特開平2−210468号公報には、原稿照明光源と、これと同速で移動させるミラーと、これらの半分の速度で移動させるミラーとをそれぞれ独立に移動させる独立の駆動源を設け、原稿照明光源、これと同速で移動させるミラー、これらの半分の速度で移動させるミラーのそれぞれの走査移動開始及び復帰移動開始のタイミングに時差を持たせる技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
複数のミラーを同一方向に移動させ、それぞれ独立の駆動源を用い、走査移動開始及び復帰移動開始のタイミングに時差を持たせる上記技術により、原稿走査及びリターン開始時の振動は軽減されるようになった。
しかし、近年、画像形成装置はますます高速化しており、スキャナ装置が高速スキャンを行うために、振動はより大きなものとなっている。
従って、このような大きな振動を、より確実にしかも低コストで低減することが望まれている。
【0006】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、特に高速で往復動するスキャナ装置の走行体の方向反転時や停止時の画像形成装置本体の振動を、簡単な構造で軽減することを目的するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の案内プーリ対と第1駆動プーリに張架された第1ワイヤと、前記第1駆動プーリを駆動するモータとを有し、前記第1ワイヤが照明装置またはミラーを有する走行体を支持して、前記第1の案内プーリ対の間を往復運動させるスキャナ装置を備えた画像形成装置において、第2の案内プーリ対と前記第1駆動プーリよりも大きな径を有し且つ前記モータにより駆動される第2駆動プーリとに張架された第2ワイヤと、この第2ワイヤに支持され前記第2の案内プーリ対の間を前記走行体と逆行するように往復運動する重りとを備え、前記モータが両軸仕様であることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に沿って説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
コンタクトガラス1の下方には、ランプ2を有する照明装置3が担持体4に担持されて配置されている。担持体4はガイドロッド5に摺動案内されて照明装置3と共に往復移動することができるようになっており、照明装置3によりコンタクトガラス1上に、原稿面を下にして載置される原稿が走査(スキャン)されるようになっている。
【0014】
従って、ランプ2を有する照明装置3は、スキャン用の走行体(走査手段)を構成するが、照明装置3を担持する担持体4を含めて全体として一体構成の走行体と見做すことも勿論できる。
【0015】
照明装置3を担持しガイドロッド5に摺動案内される担持体4にはワイヤ6が固定され、該ワイヤ6は、2個の案内プーリ7,8に巻き掛けられ、さらに駆動モータ9の出力軸に固定された駆動プーリ10に巻き掛けられている。
また、ワイヤ6の、照明装置3の進行方向と逆行する部分に、照明装置3と同じ質量の重り11が固定されている。
【0016】
次にその動作を説明する。
原稿走査時は、駆動モータ9は正転駆動する。すると、駆動プーリ10を介してワイヤ6が動かされ、それに従って担持体4と共に照明装置3が矢印A方向、即ち往動方向(スキャン方向)に移動され、一方、照明装置3の移動方向と逆方向(矢印B方向)に重り11が移動される。
【0017】
リターン時は、駆動モータ9は逆転駆動する。すると、担持体4と共に照明装置3は矢印B方向、即ち復動方向(リターン方向)に移動され、一方、重り11はその逆のA方向に移動される。
【0018】
このように、駆動モータ9の正逆転駆動により、原稿走査手段である照明装置3が往復動される際に、重り11はその逆に移動する。従って、照明装置3の方向転換時または停止時には、照明装置3の慣性力が働くが、いずれの場合も、照明装置3と同じ質量の重り11による逆方向の慣性力で打ち消すため、装置全体の揺れまたは移動が防止される。
【0019】
図2は本発明の第2の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
この実施の形態は、2本のワイヤ6a,6bを備え、第1のワイヤ6aを2個の案内プーリ7a,8a間に掛け渡し、さらに第1の駆動プーリ10aに巻き掛けるようにすると共に、第2のワイヤ6bを同様に、2個の案内プーリ7b,8bと、第2の駆動プーリ10bに張架したものである。
【0020】
第1の駆動プーリ10aと第2の駆動プーリ10bは、両軸仕様の1個の駆動モータ9に取り付けられている。また、担持体4は第1のワイヤ6aに取り付けられており、担持体4及び照明装置3の移動方向と逆方向に移動する重り11は、第2のワイヤ6bに取り付けられている。
【0021】
図1に示す第1の実施の形態においては、駆動モータ9の回転方向転換時及び停止時にワイヤ6に掛かる張力は、照明装置3と重り11の両方の慣性力で決まるが、図2に示す第2の実施の形態においては、照明装置3と重り11の慣性力を2本のワイヤ6a,6bで分担するため、ワイヤに掛かる張力は1本当たりにすれば半分となり、ワイヤを細くすることができる。
【0022】
図3は本発明の第3の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
第3の実施の形態は、第2の実施の形態の変形例であり、図2に示す第2の実施の形態では、第1の駆動プーリ10aと第2の駆動プーリ10bの径が同じであったのに対し、図3に示す第3の実施の形態では、第1の駆動プーリ10aの径よりも第2の駆動プーリ10bの径を大きくしたものである。
【0023】
そして、第1の駆動プーリ10aで照明装置3を駆動し、第2の駆動プーリ10bで重り11を駆動している。従って、重り11を付設した第2のワイヤ6bの速度は、第1のワイヤ6aの速度より速くなるので、重り11の質量を小さくでき、機械本体の重量も小さくできる。
【0024】
図4は本発明の第4の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
図4に示す第4の実施の形態は、2本のワイヤ6a,6bを各々独立した駆動モータ9a,9bで駆動させるようにしたものである。第1のワイヤ6aは、第1の駆動モータ9aの第1の駆動プーリ10aに張架され、一方、第2のワイヤ6bは、第2の駆動モータ9bの第2の駆動プーリ10bに張架される。照明装置3の担持体4は、第1のワイヤ6aに係止され、一方、重り11は第2のワイヤ6bに係止される。
【0025】
図2に示す第2の実施の形態及び図3に示す第3の実施の形態では、駆動モータ9の回転方向転換時及び停止時に、駆動モータ9に掛かる慣性力は、照明装置3と重り11の両方の慣性力の和であるが、図4に示す第4の実施の形態においては、照明装置3と重り11の慣性力を2個の駆動モータ9a,9bで分担するため、各々の駆動モータ9a,9bに掛かる慣性力は、駆動モータ1個当たりにすれば半分となり、駆動モータの耐衝撃性を小さくすることができる。
【0026】
また、各々の駆動モータ9a,9bを独立駆動できるため、各々任意の回転数に設定でき、重り11が固定されている第2の駆動モータ9bの回転数を上げ、重り11の質量を小さくすることができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、走行体と逆行する重りにより、高速スキャンの走査開始時及び停止時の走行体の質量の慣性モーメントを打ち消す逆の慣性モーメントが得られるため、画像形成装置本体の振動、移動を無くすことができ、騒音が無く、耐久性に優れ、高画質の画像が得られる画像形成装置を提供することができる。また、走行体と重りの慣性力を2つのワイヤで受けるため、個々のワイヤに掛かる張力が小さくでき、ワイヤ径も小さくできる効果がある。さらに、第1の駆動プーリで走行体を駆動し、第2の駆動プーリの径を第1の駆動プーリの径より大きくし重りを駆動しているので、重りを付設した第2のワイヤの速度は第1のワイヤの速度より速くなるので重りの質量を小さくでき、機械本体の重量も小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
【符号の説明】
1 コンタクトガラス
2 ランプ
3 照明装置
4 担持体
5 ガイドロッド
6 ワイヤ
7,8 案内プーリ
9 駆動モータ
10 駆動プーリ
11 重り
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に、照明装置またはミラー、あるいはその双方を有する走行体が露光走査範囲を往復移動する型式のスキャナ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置のスキャナ装置としては、コンタクトガラスに載置された原稿の下面において、ランプと1つのミラーからなる第1走行体と複数のミラーからなる第2走行体を、2:1の速度比で走行させながら光学系の共役長を維持しつつ、原稿面をスキャンする型式のスキャナ装置が最も一般的なものとなっている。
【0003】
ところで、このような走行体移動型のスキャナ装置を備えた画像形成装置においては、スキャナ装置の駆動時、即ち、走行体往復動時の振動が問題になる。振動が発生すると、騒音を引き起こし、また画像ぶれの原因ともなる。さらに装置の耐久性にも影響する。
【0004】
そこで、従来より種々の振動防止対策が講じられている。例えば特開平2−210468号公報には、原稿照明光源と、これと同速で移動させるミラーと、これらの半分の速度で移動させるミラーとをそれぞれ独立に移動させる独立の駆動源を設け、原稿照明光源、これと同速で移動させるミラー、これらの半分の速度で移動させるミラーのそれぞれの走査移動開始及び復帰移動開始のタイミングに時差を持たせる技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
複数のミラーを同一方向に移動させ、それぞれ独立の駆動源を用い、走査移動開始及び復帰移動開始のタイミングに時差を持たせる上記技術により、原稿走査及びリターン開始時の振動は軽減されるようになった。
しかし、近年、画像形成装置はますます高速化しており、スキャナ装置が高速スキャンを行うために、振動はより大きなものとなっている。
従って、このような大きな振動を、より確実にしかも低コストで低減することが望まれている。
【0006】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、特に高速で往復動するスキャナ装置の走行体の方向反転時や停止時の画像形成装置本体の振動を、簡単な構造で軽減することを目的するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の案内プーリ対と第1駆動プーリに張架された第1ワイヤと、前記第1駆動プーリを駆動するモータとを有し、前記第1ワイヤが照明装置またはミラーを有する走行体を支持して、前記第1の案内プーリ対の間を往復運動させるスキャナ装置を備えた画像形成装置において、第2の案内プーリ対と前記第1駆動プーリよりも大きな径を有し且つ前記モータにより駆動される第2駆動プーリとに張架された第2ワイヤと、この第2ワイヤに支持され前記第2の案内プーリ対の間を前記走行体と逆行するように往復運動する重りとを備え、前記モータが両軸仕様であることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に沿って説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
コンタクトガラス1の下方には、ランプ2を有する照明装置3が担持体4に担持されて配置されている。担持体4はガイドロッド5に摺動案内されて照明装置3と共に往復移動することができるようになっており、照明装置3によりコンタクトガラス1上に、原稿面を下にして載置される原稿が走査(スキャン)されるようになっている。
【0014】
従って、ランプ2を有する照明装置3は、スキャン用の走行体(走査手段)を構成するが、照明装置3を担持する担持体4を含めて全体として一体構成の走行体と見做すことも勿論できる。
【0015】
照明装置3を担持しガイドロッド5に摺動案内される担持体4にはワイヤ6が固定され、該ワイヤ6は、2個の案内プーリ7,8に巻き掛けられ、さらに駆動モータ9の出力軸に固定された駆動プーリ10に巻き掛けられている。
また、ワイヤ6の、照明装置3の進行方向と逆行する部分に、照明装置3と同じ質量の重り11が固定されている。
【0016】
次にその動作を説明する。
原稿走査時は、駆動モータ9は正転駆動する。すると、駆動プーリ10を介してワイヤ6が動かされ、それに従って担持体4と共に照明装置3が矢印A方向、即ち往動方向(スキャン方向)に移動され、一方、照明装置3の移動方向と逆方向(矢印B方向)に重り11が移動される。
【0017】
リターン時は、駆動モータ9は逆転駆動する。すると、担持体4と共に照明装置3は矢印B方向、即ち復動方向(リターン方向)に移動され、一方、重り11はその逆のA方向に移動される。
【0018】
このように、駆動モータ9の正逆転駆動により、原稿走査手段である照明装置3が往復動される際に、重り11はその逆に移動する。従って、照明装置3の方向転換時または停止時には、照明装置3の慣性力が働くが、いずれの場合も、照明装置3と同じ質量の重り11による逆方向の慣性力で打ち消すため、装置全体の揺れまたは移動が防止される。
【0019】
図2は本発明の第2の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
この実施の形態は、2本のワイヤ6a,6bを備え、第1のワイヤ6aを2個の案内プーリ7a,8a間に掛け渡し、さらに第1の駆動プーリ10aに巻き掛けるようにすると共に、第2のワイヤ6bを同様に、2個の案内プーリ7b,8bと、第2の駆動プーリ10bに張架したものである。
【0020】
第1の駆動プーリ10aと第2の駆動プーリ10bは、両軸仕様の1個の駆動モータ9に取り付けられている。また、担持体4は第1のワイヤ6aに取り付けられており、担持体4及び照明装置3の移動方向と逆方向に移動する重り11は、第2のワイヤ6bに取り付けられている。
【0021】
図1に示す第1の実施の形態においては、駆動モータ9の回転方向転換時及び停止時にワイヤ6に掛かる張力は、照明装置3と重り11の両方の慣性力で決まるが、図2に示す第2の実施の形態においては、照明装置3と重り11の慣性力を2本のワイヤ6a,6bで分担するため、ワイヤに掛かる張力は1本当たりにすれば半分となり、ワイヤを細くすることができる。
【0022】
図3は本発明の第3の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
第3の実施の形態は、第2の実施の形態の変形例であり、図2に示す第2の実施の形態では、第1の駆動プーリ10aと第2の駆動プーリ10bの径が同じであったのに対し、図3に示す第3の実施の形態では、第1の駆動プーリ10aの径よりも第2の駆動プーリ10bの径を大きくしたものである。
【0023】
そして、第1の駆動プーリ10aで照明装置3を駆動し、第2の駆動プーリ10bで重り11を駆動している。従って、重り11を付設した第2のワイヤ6bの速度は、第1のワイヤ6aの速度より速くなるので、重り11の質量を小さくでき、機械本体の重量も小さくできる。
【0024】
図4は本発明の第4の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
図4に示す第4の実施の形態は、2本のワイヤ6a,6bを各々独立した駆動モータ9a,9bで駆動させるようにしたものである。第1のワイヤ6aは、第1の駆動モータ9aの第1の駆動プーリ10aに張架され、一方、第2のワイヤ6bは、第2の駆動モータ9bの第2の駆動プーリ10bに張架される。照明装置3の担持体4は、第1のワイヤ6aに係止され、一方、重り11は第2のワイヤ6bに係止される。
【0025】
図2に示す第2の実施の形態及び図3に示す第3の実施の形態では、駆動モータ9の回転方向転換時及び停止時に、駆動モータ9に掛かる慣性力は、照明装置3と重り11の両方の慣性力の和であるが、図4に示す第4の実施の形態においては、照明装置3と重り11の慣性力を2個の駆動モータ9a,9bで分担するため、各々の駆動モータ9a,9bに掛かる慣性力は、駆動モータ1個当たりにすれば半分となり、駆動モータの耐衝撃性を小さくすることができる。
【0026】
また、各々の駆動モータ9a,9bを独立駆動できるため、各々任意の回転数に設定でき、重り11が固定されている第2の駆動モータ9bの回転数を上げ、重り11の質量を小さくすることができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、走行体と逆行する重りにより、高速スキャンの走査開始時及び停止時の走行体の質量の慣性モーメントを打ち消す逆の慣性モーメントが得られるため、画像形成装置本体の振動、移動を無くすことができ、騒音が無く、耐久性に優れ、高画質の画像が得られる画像形成装置を提供することができる。また、走行体と重りの慣性力を2つのワイヤで受けるため、個々のワイヤに掛かる張力が小さくでき、ワイヤ径も小さくできる効果がある。さらに、第1の駆動プーリで走行体を駆動し、第2の駆動プーリの径を第1の駆動プーリの径より大きくし重りを駆動しているので、重りを付設した第2のワイヤの速度は第1のワイヤの速度より速くなるので重りの質量を小さくでき、機械本体の重量も小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示すスキャナ装置の構成図である。
【符号の説明】
1 コンタクトガラス
2 ランプ
3 照明装置
4 担持体
5 ガイドロッド
6 ワイヤ
7,8 案内プーリ
9 駆動モータ
10 駆動プーリ
11 重り
Claims (1)
- 第1の案内プーリ対と第1駆動プーリに張架された第1ワイヤと、前記第1駆動プーリを駆動するモータとを有し、前記第1ワイヤが照明装置またはミラーを有する走行体を支持して、前記第1の案内プーリ対の間を往復運動させるスキャナ装置を備えた画像形成装置において、
第2の案内プーリ対と前記第1駆動プーリよりも大きな径を有し且つ前記モータにより駆動される第2駆動プーリとに張架された第2ワイヤと、この第2ワイヤに支持され前記第2の案内プーリ対の間を前記走行体と逆行するように往復運動する重りとを備え、前記モータが両軸仕様であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02975597A JP3583573B2 (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02975597A JP3583573B2 (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 画像形成装置 |
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JPH10215347A JPH10215347A (ja) | 1998-08-11 |
JP3583573B2 true JP3583573B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=12284910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP02975597A Expired - Fee Related JP3583573B2 (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3583573B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7478571B2 (en) * | 2006-04-07 | 2009-01-20 | Bio-Rad Laboratories, Inc. | Balancing means for high-speed scanning |
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1997
- 1997-01-28 JP JP02975597A patent/JP3583573B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10215347A (ja) | 1998-08-11 |
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Legal Events
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