JP3580591B2 - 殺虫組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は低薬量で優れた殺虫効果を示す殺虫組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
共力的相乗効果について、リン酸エステル、カ−バメ−ト類、ピレスロイド系化合物に共力剤を添加することにより相乗効果を発現する場合があることが知られている。それらの共力剤としては例えば、セサミン、セサモリン、ピペロニルブトキサイド、セサメックス、プロピルアイソム、サフロキサン、サルホキサイド、ピペロニルシクロネン、N−(2−エチル)ヘキシル−5、6−ノルボルネンジカルボキシイミド、2,2’,3,3,3,3’,3’,3’−オクタクロロジプロピルエーテル〔SHIBUYA INDEX 6th Edition記載〕、O−プロパルギル−O−プロピル フェニルホスホネ−ト〔Pestic. Biochem. Physiol. 50、51−59(1994)記載〕などがあげられる。一方、一般式(1)で示す化合物は新規化合物であり、単独でも極めて優れた殺虫効果を有するが、この化合物に共力剤を添加することによる相乗効果について知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
昨今、有機合成農薬の過剰使用による環境汚染や、薬剤抵抗性を獲得した病害虫に起因する防除効果の低下等が深刻な問題となっている。この有機合成農薬に対して、無農薬栽培法や生物的防除法は、未だ研究の途中であり、その単独施用では安定した防除効果が得られず、十分な作物栽培は望めないことも事実である。
【0004】
従来、防疫用の殺虫剤としては主として、ピレスロイド系、有機リン系の薬剤が使用され、農園芸用にはピレスロイド系、有機リン系、またはカ−バメ−ト系の各種薬剤が用いられてきた。しかし、従来の殺虫剤は、即効性、浸透移行性、ガス効果など、すぐれた特性をもつものがあるが、殺虫スペクトル、残効性、魚毒性、人畜毒性、環境汚染の低減などの点ですべてに満足いくものではない。さらに、従来の薬剤の度重なる使用の結果、これらの殺虫剤に対して、強い抵抗性を示す害虫が出現し、問題となっている。この難防除害虫を防除するため必要以上の薬剤を田畑に投入することによる、土壌、河川等の環境汚染も問題となり、低薬量での防除が望まれている。
【0005】
従って、本発明は、実際施用場面で使用した場合に、環境に安全なための低薬量ですぐれた殺虫効果を発揮する組成物を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わる新規のある種の3−テトラヒドロフリルメチル誘導体は、単独でも極めて顕著な殺虫活性を有するが、本発明者らはさらに、これらの化合物を実際施用場面で使用した場合に、さらにすぐれた防除効果発揮させること、ならびにその使用量を減少させることについて鋭意検討を重ねた結果、これらの誘導体と共力剤とを混合施用することにより、単独で施用する場合に比較して、殺虫活性が格段に強化されることを見いだし、本発明を完成した。
すなわち本発明は、一般式(1)(化2)
【0007】
【化2】
Figure 0003580591
(式中、R 、R 、R 、R は水素原子、または低級アルキル基を表わす。)で表わされる化合物とセサミン、セサモリン、ピペロニルブトキサイド、セサメックス、プロピルアイソム、サフロキサン、サルホキサイド、ピペロニルシクロネン、N−(2−エチル)ヘキシル−5,6−ノルボルネンジカルボキシイミド、2,2’,3,3,3,3’,3’,3’−オクタクロロジプロピルエーテル、O−プロパルギル−O−プロピル フェニルホスホネ−トの群から選ばれた共力剤のうち1種または2種以上とを含有してなる殺虫組成物である。
【0008】
本発明に係わる式(1)において、R 、R 、R 、R は、水素原子またはメチル基またはエチル基が好ましく、代表例は実施例において示される。
本発明に係わる式(1)で表される誘導体は強力な殺虫作用を持ち、殺虫剤として農業、園芸、畜産、林業、防疫、家屋等の多様な場面において使用することができる。また、本発明の式(1)で表される誘導体は植物、高等動物、環境等に対して害を与えることなく、有害昆虫に対して的確な防除効果を発揮する。
【0009】
一般式(1)の新規化合物は、その置換基により以下に示す(A)法または(B)法によって製造することができる。
(A)法:
式(1)で表される化合物は、反応式(1)(化3)に従い、式(2)で表される化合物と式(3)で表される化合物を、必要により塩基あるいは触媒の存在下、各種溶媒中で反応させて容易に、かつ高収率で製造することができる。
【0010】
【化3】
Figure 0003580591
(式中、R 、R 、R 、R は前記の意味をを表わし、X はアミノ基、炭素数1〜5のアルコキシ基、炭素数1〜5のアルキルチオ基またはベンジルチオ基を表わす。)
塩基としては炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩類、燐酸三カリウム、燐酸三ナトリウム、燐酸一水素二カリウム、燐酸一水素二ナトリウム等の燐酸塩類、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩類等を使用することができる。
【0011】
触媒としては4−(ジメチルアミノ)ピリジン、DABCO、トリエチルアミン、ジアザビシクロウンデセン等有機塩基類、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等のスルホン酸類、硫酸、塩化水素、リン酸等の鉱酸類、イオン交換樹脂、シリカゲル類、ゼオライト等を使用することができる。
【0012】
溶媒としては水をはじめ、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油ベンジン等の脂肪族炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1−メチル−2−ピロリジノン等の非プロトン性極性溶媒、エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、アセトン、ジイソプロピルケトン等のケトン類等を用いることができる。
【0013】
反応温度及び反応時間は広範囲に変化させることもできるが、一般的には、反応温度は−20〜200℃、好ましくは0〜150℃、反応時間は0.01〜50時間、好ましくは0.1〜15時間である。
【0014】
反応式(1)で式(2)で表わされる化合物は、反応式(1A)(化4)の方法により製造することができる。
【0015】
【化4】
Figure 0003580591
(式中、R 、R は前記の意味を表わし、X はハロゲン原子、トルエンスルホニルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ基を表わす。)
すなわち、(テトラヒドロ−3−フラニル)メタノール誘導体をチオニルクロライド、オキシ塩化リン、三臭化リン、トリフェニルフォスフィン/四臭化炭素、トリフェニルフォスフィン/四塩化炭素等のハロゲン化剤によりハロゲン化物あるいはトシルクロライド、メタンスルフォニルクロライド、トリフルオロメタンスルホン酸無水物等のスルフォネート化剤によりスルフォネート化物に変換し、次にヘキサメチレンテトラミンを用いるデルピン法等の公知のアミン合成法、あるいはアルキルアミン類との反応により製造することができる。
反応式(1)で式(3)で表わされる化合物は、Chem.Ber.,100巻,591頁に記載されている方法等により製造することができる。
(B)法:
式(1)において、R およびR が水素原子を表す場合の式(1a)は、反応式(2)(化5)の製造法によっても製造することができる。
【0016】
【化5】
Figure 0003580591
(式中、R 、R は前記の意味を表わし、R は炭素数1〜5のアルキル基またはベンジル基を表わす。)
すなわち、式(4)で表わされる化合物を酸あるいは必要により触媒の存在下、各種溶媒中で反応させて容易に、かつ高収率で製造することができる。
【0017】
使用する酸あるいは触媒としてはp−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等のスルホン酸類、硫酸、塩化水素酸、リン酸等の鉱酸類、イオン交換樹脂、シリカゲル類、ゼオライト等を使用することが出来る。溶媒としては水をはじめ、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油ベンジン等の脂肪族炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1−メチル−2−ピロリジノン等の非プロトン性極性溶媒、エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、アセトン、ジイソプロピルケトン等のケトン類等を用いることができる。
反応温度及び反応時間は広範囲に変化させることもできるが、一般的には、反応温度は−20〜150℃、好ましくは室温〜100℃、反応時間は0.01〜50時間、好ましくは0.1〜10時間である。
【0018】
反応式(2)で式(4)で表わされる化合物は、反応式(2A)(化6)の方法により製造することができる。
【0019】
【化6】
Figure 0003580591
(式中、R 、R 、は前記の意味を表わし、X は塩素原子、臭素原子、トルエンスルホニルオキシ基、メタンスルフォニルオキシ基、トリフルオロメタンスルフォニルオキシ基を表わし、R は炭素数1〜5のアルキル基またはベンジル基を表わす。)
反応は式(5)で表わされる化合物と式(6)で表わされる化合物を、必要により塩基あるいは触媒の存在下、各種溶媒中で反応させて容易に、かつ高収率で製造することができる。
塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属類水酸化マグネシウム水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金属類、水素化ナトリウム水素化カリウム等の水素化アルカリ金属類、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート等のアルカリ金属アルコラート類、酸化ナトリウム等のアルカリ金属酸化物類、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩類、燐酸三カリウム、燐酸三ナトリウム、燐酸一水素二カリウム、燐酸一水素二ナトリウム等の燐酸塩類、酢酸ナトリウム酢酸カリウム等の酢酸塩類、4−(ジメチルアミノ)ピリジン、DABCO、トリエチルアミン、ジアザビシクロウンデセン等有機塩基類等を使用することができる。
【0020】
溶媒としては水をはじめ、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油ベンジン等の脂肪族炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1−メチル−2−ピロリジノン等の非プロトン性極性溶媒、エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、アセトン、ジイソプロピルケトン等のケトン類等を用いることができる。
反応温度及び反応時間は広範囲に変化させることもできるが、一般的には、反応温度は−30〜200℃、好ましくは−20〜150℃、反応時間は0.01〜50時間、好ましくは0.1〜15時間である。
【0021】
反応式(2A)で式(5)で表わされる化合物は、(テトラヒドロ−3−フラニル)メタノール誘導体を、チオニルクロライド、オキシ塩化リン、三臭化リン、トリフェニルフォスフィン/四臭化炭素、トリフェニルフォスフィン/四塩化炭素等のハロゲン化剤によりハロゲン化あるいはトシルクロライド、メタンスルフォニルクロライド、トリフルオロメタンスルホン酸無水物等のスルフォネート化剤によりスルフォネート化することにより製造することができる。
反応式(2A)で式(6)で表わされる化合物は、モノアルキル置換ニトログアニジンまたはモノベンジル置換ニトログアニジンと一級アミンおよびホルムアルデヒドから製造することができる。
【0022】
本発明の係わる式(1)の化合物は単独でも優れた殺虫活性を示すが、それらに共力剤を加えた本発明の殺虫組成物は、さらに効果が増大し、式(1)の化合物単独の場合より低濃度で使用することができる。従って、栽培植物に対して薬害がなく、かつ温血動物に対する毒性も低く、農園芸用作物や森林、芝、貯蔵穀物及び製品の保護における害虫、また衛生分野の害虫を防除するために使用できる。例えば、本発明の殺虫組成物は、水稲害虫、果樹、蔬菜類の作物害虫、並びに衛生分野の害虫に対して有効に使用できる。
本発明の殺虫組成物中の活性化合物の重量比は一般に、式(1)の化合物1重量部当たり、共力剤を1〜50重量部、好ましくは1〜25重量部である。
【0023】
本発明の殺虫組成物は、優れた殺虫活性を示し茎葉散布、水中または水面施用、土壌施用、土壌混和処理、育苗箱施用、種子処理、くん煙処理等により使用することができる。
【0024】
本発明の殺虫組成物は、鱗翅目害虫として例えば、アワヨトウ、イネヨトウ、フタオビコヤガ、タマナヤガ、ワタアカキリバ、オオタバコガ、シロイチモンジヨトウ、ハスモンヨトウ、カブラヤガ、ヨトウガ、タマナギンウワバ、ニカメイガ、コブノメイガ、サンカメイガ、ナシオオシンクイ、ハイマダラメイガ、マメノメイガ、イネツトムシ、ワタアカミムシ、ジャガイモガ、モンシロチョウ、ノシメマダラメイガ、チャノコカクモンハマキ、キンモンホソガ、ミカンハモグリガ、ブドウホソハマキ、ナシヒメシンクイ、マメシンクイガ、モモシンクイガ、ブドウスカシバ、チャノホソガ、コナガ、イガ、半翅目害虫として例えば、タバココナジラミ、オンシツコナジラミ、ミカントゲコナジラミ、ワタアブラムシ、ユキヤナギアブラムシ、リンゴワタムシ、モモアカアブラムシ、ダイコンアブラムシ、ニセダイコンアブラムシ、マメアブラムシ、コミカンアブラムシ、ミカンクロアブラムシ、ブドウネアブラムシ、ムギミドリアブラムシ、ジャガイモヒゲナガアブラムシ、チャノミドリヒメヨコバイ、フタテンヒメヨコバイ、ヒメトビウンカ、トビイロウンカ、セジロウンカ、ツマグロヨコバイ、タイワンツマグロヨコバイ、シロオオヨコバイ、ルビーロウムシ、オリーブカタカイガラムシ、サンホーゼカイガラムシ、リンゴカキカイガラムシ、アカマルカイガラムシ、アカホシマルカイガラムシ、ヤノネカイガラムシ、クワコナカイガラムシ、ミカンコナカイガラムシ、イセリアカイガラムシ、リンゴキジラミ、ミカンキジラミ、ミナミアオカメムシ、ホソヘリカメムシ、ナシグンバイ、鞘翅目害虫として例えば、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、キスジノミハムシ、コロラドハムシ、テンサイトビハムシ、Diabrotica spp. 、コクゾウムシ、クリヤケシキスイ、ニジュウヤホシテントウ、インゲンマメゾウムシ、アズキゾウムシ、ヨツモンマメゾウムシ、ドウガネブイブイ、ヒメコガネ、マメコガネ、ゴマダラカミキリ、タバコシバンムシ、ヒメマルカツオブシムシ、コクヌストモドキ、ヒラタキクイムシ、総翅目害虫として例えば、アカイエカ、チカイエカ、シナハマダラカ、ヒトスジハマカ、イネハモグリバエ、ダイズサヤタナバエ、イネカラバエ、イネミギワバエ、イエバエ、クロキンバエ、タマネギバエ、ウリミバエ、キカンコミバエ、アザミウマ目害虫として例えば、ネギアザミウマ、カキクダアザミウマ、ミナミキイロアザミウマ、イネアザミウマ、チャノキイロアザミウマ、直翅目害虫として例えば、クロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、ワモンゴキブリ、チャバネゴキブリ、コバネイナゴ、トノサマバッタ、膜翅目害虫として例えば、カブラハバチ、ダニ目害虫として例えば、ナミハダニ、カンザワハダニ、ミカンハダニ、リンゴハダニ、チャノホコリダニ、ミカンサビダニ、ニセナシサビダニ、イエダニ、ツツガムシ類、ケナガホコリダニ、その他の害虫として例えば、イヌノミ、アタマジラミ、ヤマトシロアリ、ヤケヤスデ、ゲジなどの防除に有効に使用できる。
【0025】
本発明殺虫組成物の製剤化に当たっては、何ら特別の条件を必要とせず、一般農薬に準じて当業技術の熟知する方法によって乳剤、水和剤、粉剤、粒剤、微粒剤、フロアブル剤、マイクロカプセル剤、油剤、エアゾール、ULV、泡沫剤、錠剤、くん煙剤、樹脂蒸散剤、蚊取り線香、毒餌等の任意の剤型に調整でき、これらをそれぞれの目的に応じた各種用途に供しうる。
【0026】
本発明の殺虫組成物を実際に施用する場合には、他の成分を加えずに単味の形でも使用できるが、防除薬剤として使いやすくするため担体を配合して適用するのが一般的である。ここでいう担体とは、処理すべき部位への有効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸送、取扱いを容易にするために配合される液体、固体または気体の合成または天然の無機または有機物質を意味する。
適当な固体担体としては例えばモンモリロナイト、カオリナイト、ケイソウ土、白土、タルク、バーミキュライト、石膏、炭酸カルシウム、シリカゲル、硫安等の無機物質、大豆粉、鋸屑、小麦粉、ペクチン、メチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ワセリン、ラノリン、流動パラフィン、ラード、植物油等の有機物質等があげられる。
【0027】
適当な液体担体としては例えばトルエン、キシレン、クメン、ソルベントナフサ等の芳香族炭化水素類、ケロシン、鉱油等のパラフィン系炭化水素類、メチレンクロイド、クロロホルム、4塩化炭素等のハロゲン化炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のエーテル類、酢酸エチルエステル、酢酸ブチルエステル、脂肪酸グリセリンエステル等のエステル類アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水等があげられる。
【0028】
本発明の殺虫組成物の効力を有効に発揮させるために、製剤の剤型、適用場面等を考慮して目的に応じてそれぞれ単独に、または組み合わせて以下のような補助剤を使用することもできる。乳化、分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目的で使用する助剤としてはリグニンスルホン酸塩類等の水溶性塩基類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキル硫酸エステル類、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル類、多価アルコールエステル類等の非イオン性界面活性剤、ステアリン酸カルシウム、ワックス等の滑剤、イソプロピルヒドロジエンホスフェート等の安定剤、その他メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ガゼイン、アラビアゴム等があげられる。しかし、これらの成分は以上のものに限定されるものではない。
【0029】
さらに本発明の殺虫組成物は2種以上の配合以上の配合使用によって、より優れた殺虫活性を発現させることも可能であり、また他の生理活性物質、例えばアレスリン、テトラメトリン、レスメトリン、フェノトリン、フラメトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、デルタメトリン、シハロトリン、シフルトリン、フェンプロパトリン、トラロメトリン、シクロプロトリン、フルシトリネート、フルバリネート、アクリナトリン、テフルトリン、シラフルオフェン、ビフェントリン、エンペントリン、ベータサイフルスリン、ゼータサイパーメスリン等の合成ピレスロイド系殺虫剤及び、これらの各種異性体あるいは除虫菊エキス、DDVP、シアノホス、フェンチオン、フェニトロチオン、ジクロルフェンチオン、テトラクロルビンホス、ジメチルビンホス、クロルフェンビンホス、プロパホス、メチルパラチオン、テメホス、ホキシム、アセフェート、イソフェンホス、サリチオン、DEP、EPN、エチオン、メカルバム、ピリダフェンチオン、ダイアジノン、ピリミホスメチル、エトリムホス、イソキサチオン、キナルホス、クロルピリホスメチル、クロルピリホス、ホサロン、ホスメット、メチダチオン、オキシデブロホス、バミドチオン、マラチオン、フェントエート、ジメトエート、ホルモチオン、チオメトン、エチルチオメトン、ホレート、テルブホス、プロフェノホス、プロチオホス、スルプロホス、ピラクロホス、モノクロトホス、ナレド、ホスチアゼート等の有機リン系殺虫剤、NAC、MTMC、MIPC、BPMC、XMC、PHC、MPMC、エチオフェンカルブ、ベンダイオカルブ、ピリミカーブ、カルボスルファン、ベンフラカルブ、メソミル、オキサミル、アルジカルブ等のカーバメート系殺虫剤、エトフェンプロックス、フルフェンプロックス、ハルフェンプロックス等のアリールプロピルエーテル系の殺虫剤、シラフルオフェン等のシリル系化合物、硫酸ニコチン、ポリナクチン複合体、アベルメクチン、ミルベメクチン等の殺虫性天然物、カルタップ、チオシクラム、ベンスルタップ、ジフルベンズロン、クロルフルアズロン、テフルベンズロン、トリフルムロン、フルフェノクスロン、ノバルロン、フルシクロクスロン、ヘキサフルムロン、フルアズロン、イミダクロプリド、ニテンピラム、アセタミプリド、ピメトロジン、フィプロニル、ブプロフェジン、フェノキシカルブ、ピリプロキシフェン、メトプレン、ハイドロプレン、キノプレン、エンドスルファン、ジアフェンチウロン、トリアズロン、テブフェノシド等の殺虫剤、ケルセン、CPCBS、BPPS、テトラジホン、アミトラズ、ベンゾメート、フェノチオカーブ、ヘキサチアゾックス、酸化フェンブタスズ、ジエノクロル、クロフェンテジン、ピリダベン、フェンピロキシメート、テブフェンピラド、ピリミディフェン、アグリモント等の殺ダニ剤、その他の殺虫剤、殺ダニ剤あるいは殺菌剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良資材、BT剤、微生物の生産毒素、天然または合成の昆虫ホルモン攪乱剤、誘引剤、忌避剤、昆虫病原性微生物類や小動物類その他の農薬等と混合することによりさらに効力の優れた多目的組成物をつくることもでき、また相乗効果も期待できる。
【0030】
本発明の殺虫組成物は光、熱、酸化等に安定であるが、必要に応じ酸化防止剤あるいは紫外線吸収剤、例えばBHT(2、6−ジ−t−ブチル−4メチルフェノール)、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)のようなフェノール誘導体、ビスフェノール誘導体、またフェニル−α−ナフチルアミン、フェニル−β−ナフチルアミン、フェネチジンとアセトンの縮合物等のアリールアミン類あるいはベンゾフェノン系化合物類を安定剤として適量加えることによって、より効果の安定した組成物を得ることができる。
本発明の殺虫組成物は、前記活性成分0.0000001〜95重量%、好ましくは0.0001〜50重量%含有させる。
【0031】
【実施例】
次に例をあげて一般式(1)の新規化合物の製造法を説明する。
製造例1 1−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−2−ニトロ−3−メチルグアニジン(化合物番号1)の製造
(テトラヒドロ−3−フラニル)メタノ−ル10.0g,無水トリフルオロメタンスルホン酸29.5g,ピリジン10.0g,ジクロロメタン200mlを室温で1時間攪拌した。反応溶液に水を注ぎ、有機層を分取し、1規定塩酸、水、飽和食塩水で洗浄、乾燥、濃縮し20.0gの3−テトラヒドロフラニルメチルトリフラ−トを得た。1,5−ジメチル−2−ニトロイミノヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン12.5g,DMF60ml中に室温で60%水素化ナトリウム3.25gを加え1時間攪拌後、室温で3−テトラヒドロフラニルメチルトリフラ−ト20.0gを加え、50℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、2規定塩酸50mlを加え、50℃で2時間攪拌した。重曹で中和後、ジクロロメタンで抽出、乾燥、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(展開溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製し、7.8gの1−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−2−ニトロ−3−メチルグアニジンを得た。
【0032】
製造例2 N−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−N−(メチル)ニトログアニジン(化合物番号3)の製造
(テトラヒドロ−3−フラニル)メチルトシラ−ト0、71g、ヨウ化ナトリウム0.08g、炭酸カリウム0.85g、40%メチルアミンメタノ−ル溶液9mlの混合物を5時間加熱還流した。不溶物を濾別後、反応液を減圧濃縮し得られた粗N−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−N−メチルアミンに、S−メチル−N−(ニトロ)イソチオウレア0.38g、アセトニトリル7mlを加え、5時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ−(展開溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製し、0.10gのN−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−N−(メチル)ニトログアニジンを得た。
【0033】
製造例3 1−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−1−エチル−2−ニトロ−3−メチルグアニジン(化合物番号4)の製造
N−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−N−エチルアミン5.5gとS−メチル−N−ニトロ−N’−メチルイソチオウレア3.0g、エタノール30ml、DMAP0.5gの混合物を、4時間加熱還流した。その後、反応液を減圧濃縮し、得られた粗油状物をカラムクロマトグラフィーにより精製した。1−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−1−エチル−2−ニトロ−3−メチルグアニジン1.1gを得た。
【0034】
製造例4 N−[4−{(2−メチル)テトラヒドロフラニル}メチル]−N’−メチル−N”−ニトログアニジン(化合物番号5)の製造
2−メチル−4−ヒドロキシメチルテトラヒドロフラン1.00gおよびトリエチルアミン1.05gのジクロロメタン50ml溶液に氷冷下にてトリフルオロメタンスルホン酸無水物2.91gのジクロロメタン10ml溶液を5分かけて滴下した。反応液を氷冷下にて30分間、室温にて5時間攪拌したのち、反応液を減圧濃縮して得られた油状物を水素化ナトリウム(約60%)0.32gのジメチルホルムアミド5ml懸濁溶液に室温にて1−メチル−2−ニトロイミノ−5−メチル−1,3,5−トリアジン1.24gのジメチルホルムアミド5ml溶液を加え、60℃にて30分間攪拌した反応液中に室温にてジメチルホルムアミド5ml溶液として加え、60℃にて4時間攪拌した。反応液に塩酸(2M)7.2mlを加え、さらに60℃にて3時間攪拌した。反応液を室温まで放冷したのち、酢酸エチルを加え、これを水にて洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。有機層を減圧濃縮して得られた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル)にて精製することによりN−[4−{(2−メチル)テトラヒドロフラニル}メチル]−N’−メチル−N”−ニトログアニジン77mgを赤褐色の油状物として得た。
反応式(1)または反応式(2)によって得られる化合物番号1〜5の化合物の物性値を第1表(表1、2)に示す。
【0035】
【表1】
Figure 0003580591
【0036】
【表2】
Figure 0003580591
【0037】
次に本発明の殺虫組成物を農薬、防疫薬として用いる場合の製剤例を実施例として示すが、本発明は、これらのみに限定されるものではない。実施例中、部とあるのは重量部を表す。
【0038】
実施例 1
第1表の化合物2を1部、ピペロニルブトキサイド9部、乳化剤ソルポール355S(東邦化学製)10部、DMF10部、キシレン70部、以上を均一に攪拌混合して乳剤とする。
【0039】
実施例 2
第1表の化合物4を0.3部、ピペロニルブトキサイド2.7部、ホワイトカーボン0.3部を均一に混合し、クレー96.5部、ドリレスA(三共製)0.2部を加えて均一に粉砕混合し、粉剤とする。
【0040】
実施例 3
第1表の化合物1を2部、O−プロパルギル−O−プロピル フェニルホスホネ−ト8部、ホワイトカーボン2部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ベントナイト86部、以上を均一に粉砕混合後、水を加えて混練し、造粒乾燥して粒剤とする。
【0041】
実施例 4
第1表の化合物1を5部、N−(2−エチル)ヘキシル−5,6−ノルボルネンジカルボキシイミド10部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム2部、リグニンスルホン酸ナトリウム1部、ホワイトカーボン5部、ケイソウ土77部、以上を均一に攪拌混合して水和剤とする。
【0042】
実施例 5
第1表の化合物3を0.1部、ピペロニルブトキサイド0.4、白灯油99.5部を均一に混合して油剤とする。
【0043】
実施例 6
第1表の化合物4を5部、ピペロニルブトキサイド15部、20%ポリビニルアルコール水溶液5部を十分混合した後、0.8%キサンタンガム水溶液75部を加えて再び攪拌混合してフロアブル剤とする。
【0044】
実施例 7
第1表の化合物1を5部、ピペロニルブトキサイド15部、カルボキシメチルセルロース3部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩1部、水74部を均一に湿式粉砕し、フロアブル剤とする。
【0045】
実施例 8
第1表の化合物5を0.1部、N−(2−エチル)ヘキシル−5,6−ノルボルネンジカルボキシイミド0.4部、キシロール7部、脱臭灯油7.5部を攪拌混合する。これをエアゾール容器に充填し、バルブを取り付ける。該バルブの部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)85部を加圧充填し、エアゾールとする。
【0046】
実施例 9
第1表の化合物5を0.2gにN−(2−エチル)ヘキシル−5,6−ノルボルネンジカルボキシイミド0.8g、BHT0.5gを加えメタノール20mlに溶解し、蚊取り線香用担体(タブ粉、粕粉、木粉を3:5:1の割合の混合物)99.4と均一に攪拌混合し、メタノールを蒸散させた後、水150mlを加え充分練り合わせ成型乾燥して蚊取り線香とする。
【0047】
実施例 10
第1表の化合物1を0.2g、O−プロパルギル−O−プロピル フェニルホスホネ−ト1.0gにBHT0.2gを加え、クロロホルムに溶解し、厚さ0.3cmの濾紙に均一に吸着させ、電熱板上加熱繊維くん蒸組成物とする。
次に本発明の殺虫組成物が殺虫剤としての優れた作用効果について試験例をあげて詳細に説明する。
【0048】
試験例 1 チャバネゴキブリに対する殺虫効果試験
直径9cm、高さ5cmの腰高シャーレ底面に表1に示した化合物のアセトン所定濃度液を1mlづつ滴下し、風乾してドライフィルムを作った。一方、同様の方法で第1表に示した化合物と共力剤O−プロパルギル−O−プロピル フェニルホスホネ−ト(以下NIAとする)を1:4の比率で混合したアセトン所定濃度液を滴下し、風乾して化合物のドライフィルムを作った。腰高シャーレの内壁にバターを塗り、チャバネゴキブリの雌成虫をシャーレ当たり10匹放飼し、24時間後の死虫率を求め各化合物単独の場合及び化合物と共力剤混合の場合の死虫率を求めた。その結果を下記の第2表(表3)に示す。
【0049】
【表3】
Figure 0003580591
【0050】
試験例 2 ヒメトビウンカに対する殺虫効果
表1の化合物を所定濃度のアセトン溶液とし、数本に束ねたイネ稚苗(約3葉期)に2.5ml散布する。散布はスプレーガンでおこない、葉面が完全に濡れるようにした。風乾後、処理苗に円筒金網をかぶせ、ヒメトビウンカ雌成虫を10匹、金網の中に放飼した。25℃の恒温室に静置し、48時間後に死虫率を調査した。また表1の化合物と共力剤ピペロニルブトキサイド(以下P.B.O.とする)を1:9の比率で混合した所定濃度アセトン溶液も同様の操作をし、48時間後に死虫率を調査した。その結果を下記の第3表(表4)に示す。
【0051】
【表4】
Figure 0003580591
【0052】
試験例 3 イエバエに対する殺虫効果
表1の化合物を所定濃度のアセトン溶液とし、エーテル麻酔したイエバエ雌成虫の胸部背面に1μl塗布する。これを5%の砂糖水を含ませた脱脂綿を入れた直径9cm、高さ4cmのプリンカップ内に移し25℃恒温室に静置し、48時間後に死虫数を調べた。虫数は1カップ当たり10匹とした。表1の化合物にNIAを1:4の比率で混合した所定濃度アセトン溶液についても同様の処理をして、24時間後に死虫数を調べた。その結果を以下の第4表(表5)に示す。
【0053】
【表5】
Figure 0003580591

Claims (1)

  1. 1−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−2−ニトロ−3−メチルグアニジン、1−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−2−ニトロ−3,3−ジメチルグアニジン、N−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−N−(メチル)ニトログアニジン、1−{(テトラヒドロ−3−フラニル)メチル}−1−エチル−2−ニトロ−3−メチルグアニジン、及び、N−[4−{(2−メチル)テトラヒドロフラニル}メチル]−N’−メチル−N’’−ニトログアニジンから選ばれる化合物とピペロニルブトキサイド、N−(2−エチル)ヘキシル−5,6−ノルボルネンカルボキシイミド、及び、O−プロパルギル−O−プロピル フェニルホスホネートの群から選ばれた化合物のうち1種または2種以上を含有してなる殺虫組成物。
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