JP3572697B2 - エアバッグ装置を備えたステアリングホイール - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、エアバッグ装置を備えた車両用のステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エアバッグ装置を備えたステアリングホイールでは、エアバッグ装置のステアリングホイール本体側への取付構造は、特開平6−191413号公報等で知られているように、エアバッグを保持するバッグホルダが、ステアリングホイール本体側に配設されたホーンスイッチ機構の上下動可能な可動コンタクトプレートに取り付けられる構造であった。
【0003】
さらに具体的に述べると、底壁と側壁とを備えたバッグホルダが、その底壁を可動コンタクトプレートに支持させるとともに、側壁に可動コンタクトプレートから挿入されるボルトを螺合させて、取り付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の取付構造では、バッグホルダの底壁が可動コンタクトプレートに当接して支持されており、バッグホルダと可動コンタクトプレートとが共に金属製であったため、車両の振動等で、バッグホルダ底壁と可動コンタクトプレートとの当接部位で、ビビリ音等の異音が発生する場合があった。
【0005】
この場合、バッグホルダの底壁側にフェルト等の緩衝材を貼着し、バッグホルダ底壁と可動コンタクトプレートとの間に発生する異音を防止することが提案された。
【0006】
しかしながら、このように、バッグホルダに別途フェルト等の緩衝材を固着させては、エアバッグ装置の組立工数や部品点数を増大させて、エアバッグ装置のみならず、ステアリングホイールの製造工数・製造コストを増大させることとなってしまう。
【0007】
この発明は、上述の課題を解決するものであり、エアバッグ装置の組立工数や部品点数を増大させることなく、バッグホルダ底壁の可動コンタクトプレートによる支持部位から発生する異音を低減させることができ、ステアリングホイールの製造工数・製造コストの増大を抑えることができるエアバッグ装置を備えたステアリングホイールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るステアリングホイールは、エアバッグ装置における底壁と側壁とを備えたバッグホルダが、ステアリングホイール本体側に配設されたホーンスイッチ機構の上下動可能な可動コンタクトプレートに対し、前記底壁を支持されつつ、前記可動コンタクトプレートから前記側壁へ螺合されるボルトによって連結されて、前記エアバッグ装置が前記ステアリングホイール本体に取り付けられ、
前記バッグホルダにおける前記ボルトの螺合部位の内周面側に、前記ボルトの螺合部位を覆う合成樹脂製のカバー部材が配設されているエアバッグ装置を備えたステアリングホイールであって、
前記バッグホルダの底壁における前記可動コンタクトプレートによる支持部位に、周囲を切り欠いて上方へ変位した支持壁が形成され、
該支持壁下面に、前記カバー部材から延設されて前記可動コンタクトプレートと当接する支持部が配設されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の作用・効果】
この発明に係るステアリングホイールでは、バッグホルダの底壁における可動コンタクトプレートによる支持部位に、可動コンタクトプレートと当接する合成樹脂製のカバー部材から延びる支持部が配設されており、従来の金属製相互の接触が防止できるため、ビビリ音等の異音を低減することができる。なお、支持部は、合成樹脂製であるが、上方を支持壁で支持されるため、下面で可動コンタクトプレートと当接する支持部位に支障を与えるような変形が生じない。
【0010】
そして、合成樹脂製の支持部は、バッグホルダの内部に配設されて螺合部位を覆う合成樹脂製のカバー部材から延設されて構成されていることから、別途、部品を準備しなくとも良く、部品点数の増大を招くことがない。また、支持部の組み付けも、バッグホルダ底壁の支持壁の周縁における支持壁を変位させた空間から挿入して配置させることができるため、工数がかからない。なお、カバー部材は、バッグホルダが保持するエアバッグを、螺合部位と干渉しないようにして、保護する役目を果すものである。
【0011】
したがって、この発明に係るステアリングホイールでは、エアバッグ装置の組立工数や部品点数を増大させることなく、バッグホルダ底壁の可動コンタクトプレートによる支持部位から発生する異音を低減させることができ、ステアリングホイールの製造工数・製造コストの増大を抑えることができる。
【0012】
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】
実施例のステアリングホイールWは、図1・2に示すように、円環状のリング部Rと、中央のボス部Bと、ボス部Bとリング部Rとを連結する4本のスポーク部Sと、を備え、ボス部Bの上部にエアバッグ装置Mが配設されて構成されている。
【0014】
実施例のエアバッグ装置Mは、図2に示すように、折り畳まれて収納される袋状のエアバッグ1と、エアバッグ1に膨張用のガスを供給するインフレーター3と、折り畳まれたエアバッグ1を覆うパッド4と、エアバッグ1・インフレーター3・パッド4を保持するバッグホルダ5と、から構成されている。
【0015】
エアバッグ1とインフレーター3とのバッグホルダ5への保持構造は、エアバッグ1の内部に配置された略円環状のリテーナ2が、図示しない下方へ延びる複数のボルトを備え、これらの図示しないボルトが、エアバッグ1の開口部1a周縁・バッグホルダ5の底壁6・インフレーター3のフランジ部3bを貫通してナット止めされる構造としている。
【0016】
また、パッド4のバッグホルダ5への保持構造は、パッド4の下方へ延びる金属製とした略四角筒形状の側板4aが、バッグホルダ5の左右と前後の側壁7・8にリベット止めされる構造としている(図2〜4参照)。
【0017】
バッグホルダ5は、板金製として、図2〜5に示すように、長方形形状の底壁6と、底壁6の左右の周縁から斜め上方の外方へ延びる2つの側壁7と、底壁6の前後の周縁から下方へ延びる2つの側壁8と、を備えて構成されている。なお、図2・4では、エアバッグ装置M等の各部品の右方側のみを図示しているが、エアバッグ装置M等の各部品は、略左右対称形に形成されている。
【0018】
底壁6には、中央に、インフレーター3の本体3aを下方から挿入させる挿通孔6aが形成され、挿通孔6aの周囲には、リテーナ2の図示しないボルトを挿通させる複数の挿通孔6bが形成されている。また、底壁6の左右両側の前後の縁付近には、切り欠き孔6dを設けて上方へ変位する支持壁6cが形成されている。これらの支持壁6cの下面には、後述するカバー部材9の支持部9dが、支持壁6cの周囲における支持壁6cと切り欠き孔6dとの間の空間6eから挿入されて配設されることとなる。さらに、底壁6の各支持壁6cの左右両側寄りには、カバー部材9の係止脚9bを係止させる2つずつの係止孔6fが形成され、左右両側の縁付近に、カバー部材9の係止脚9cを挿通させる2つずつの挿通孔6gが形成されている。
【0019】
底壁6の左右に配置される側壁7は、それぞれ、前後方向の中央部位に、貫通孔を形成してナット7aを固着させている。これらのナット7aは、エアバッグ装置Mをステアリングホイール本体11側に取り付けるためのボルト10を螺合させる螺合部位となる。さらに、各側壁7の前後の端部側では、下方へ屈曲する舌片部7bが形成され、各舌片部7bには、パッド4の側板4aをリベット止めするための取付孔7cが形成されている。
【0020】
底壁6の前後に配置される側壁8には、所定位置に、パッド4の側壁4aをリベット止めするための複数の取付孔8aが形成されている。
【0021】
各側壁7の内周面側に配置されるカバー部材9は、ポリアミド等の合成樹脂から形成され、側壁7のナット7aを覆う板状の本体9aと、本体9aの前後の縁から下方へ延びる2本の係止脚9bと、中央部位で下方へ延びる2本の係止脚9cと、既述の前後の縁から内周面側に延設される支持部9dと、を備えて構成されている。各係止脚9bは、バッグホルダ底壁6の係止孔6fに係止されて、カバー部材9をバッグホルダ6に取り付ける役目を果す。各係止脚9cは、後述する可動コンタクトプレート16の係止孔17cに係止させ、エアバッグ装置Mをステアリングホイール本体11側にボルト10止めする前に、エアバッグ装置Mをステアリングホイール本体11側に仮止めする役目を果すものである。各支持部9dの先端下部には、バッグホルダ底壁6の切り欠き孔6dに嵌合して、底壁6下面と面一となる嵌合凸部9eが形成されている。
【0022】
ステアリングホイール本体11は、図1〜3・6に示すように、ステアリングホイールWのエアバッグ装置M以外の部位を指し、実施例の場合には、リング部R・ボス部B・スポーク部Sに配置される芯金12と、リング部Rやスポーク部Sの一部に配置されて芯金12を被覆する被覆層13と、芯金12にねじ止めされてボス部Bの下部を覆うロアカバー14と、ホーンスイッチ機構15と、から構成されている。
【0023】
ホーンスイッチ機構15は、ステアリングホイール本体11の左右に配置され、それぞれ、ホーン作動回路の正極側に導通する可動コンタクトプレート16と、可動コンタクトプレート16の下方に配置されてホーン作動回路の負極側に導通する固定コンタクトプレート20と、可動コンタクトプレート16を固定コンタクトプレート20から離隔させるコイルばね25と、可動コンタクトプレート16の離隔距離を規制する取付ボルト21と、を備えて構成されている。
【0024】
なお、左右のホーンスイッチ機構15は、各部品が、同一に形成されて、点対称として配置されている。
【0025】
可動コンタクトプレート16は、板金製として、前後方向に長く形成された皿状の本体17と、本体17中央の外方側の縁から斜め上方の外方へ延びる取付板部18と、から構成されている。
【0026】
本体17には、前後の端部付近に接点17a・17aが形成されるとともに、各接点17aの内側へ順に、2つずつの挿通孔17b・係止孔17cが形成されている。各挿通孔17bは、絶縁スペーサ23・24を介在させて取付ボルト21を挿通させる部位となり、係止孔17cは、カバー部材9の係止脚9cを係止させる部位となる。さらに、本体17の前後の端部付近には、それぞれ、上方へ突出して水平方向に曲がる支持片17dが形成されている。これらの支持片17dは、バッグホルダ5の底壁6を支持する部位となり、支持片17dの当接する部位が、バッグホルダ底壁6の支持壁6cで支持されるカバー部材9の支持部9d、詳しくは、嵌合凸部9e下面、となる。なお、本体17の所定位置には、ホーン作動回路の正極側に接続される図示しないリード線がリベットを利用して結線されている。
【0027】
絶縁スペーサ23・24は、共に円環状の合成樹脂製として、コイルばね25と取付ボルト21との可動コンタクトプレート16に対する絶縁性を確保するもので、スペーサ23・24の結合時に挿通孔17b周縁の表裏に固定されるように構成されている。
【0028】
取付ボルト21は、金属製として、フランジ部21aと、軸部21bと、軸部21bより小径となって雄ねじが螺刻されたねじ部21cと、を備えて構成され、ねじ部21cをスポーク部Sの芯金12に形成されたねじ孔12aに螺合させることにより、軸部21bとねじ部21cとの段差面21dで押えて、固定コンタクトプレート20を芯金12に固定させることとなる。また、その固定時、フランジ部21aが、絶縁スペーサ23・24を介在させて各挿通孔17b周縁を押え、可動コンタクトプレート16の固定コンタクトプレート20からの離隔距離を規制することとなる。なお、フランジ部21aと絶縁スペーサ24との間には、異音防止のため、円環状としたゴム製の緩衝材22が配設されている。
【0029】
取付板部18は、バッグホルダ側壁7をボルト10止めする際に側壁7の螺合部位(ナット)7a周縁に当接する取付座としての役目を果し、ナット7aに螺合させるボルト10を挿通する貫通孔18aを備えるとともに、ボルト10を仮保持した合成樹脂製の保持部材19をねじ止めしている。
【0030】
固定コンタクトプレート20は、板金製として、前後の両端の上方へ上がった部位に、可動コンタクトプレート16の接点17aに対応した接点20aが形成され、各接点20aの中央寄りの部位に、取付ボルト21のねじ部21cを挿通させる挿通孔20bを備えている。なお、これらの挿通孔20bの内周面には、ねじ部21cに対応した雌ねじが螺刻されており、可動コンタクトプレート16に絶縁スペーサ23・24を組み付け、絶縁スペーサ23にコイルばね25を外装した後、取付ボルト21を可動コンタクトプレート16側から固定コンタクトプレート20に対して挿入させ、ねじ部21cを挿通孔20bに螺合させることにより、ホーンスイッチ機構15をアッセンブリー化できるように構成されている。
【0031】
つぎに、実施例のステアリングホイールWの製造について述べると、まず、エアバッグ装置Mの組み立ては、エアバッグ1内にリテーナ2を配置させ、リテーナ2の図示しないボルトを、エアバッグ開口部1aの周縁・バッグホルダ底壁6の挿通孔6b・インフレーターフランジ部3bに挿通させ、ナット止めすることにより、バッグホルダ5にエアバッグ1やインフレーター3を保持させる。
【0032】
その後、バッグホルダ5の側壁7の舌片部7bや側壁8の取付孔7c・8aを利用して、パッド4をバッグホルダ5にリベット止めし、エアバッグ装置Mを組み立てておく。
【0033】
なお、エアバッグ1は、リテーナ2を配設させた後、折り畳んでおく。また、カバー部材9は、各係止脚9cをバッグホルダ底壁6の挿通孔6gに挿通させるとともに、各係止脚9bをバッグホルダ底壁6の係止孔6fに係止させて、予め、バッグホルダ6に組み付けておく。
【0034】
一方、ステアリングホイール本体11の組み立ては、予め、芯金12に被覆層13を射出成形により被覆させておく。そして、その芯金12の左右のねじ孔12aに、対応する取付ボルト21のねじ部21cを螺合させて、アッセンブリー化したホーンスイッチ機構15を本体11に配置させておく。また、ロアカバー14を芯金12にねじ止めしておく。
【0035】
そして、エアバッグ装置Mのバッグホルダ底壁6から下方へ突出するカバー部材9の係止脚9cを可動コンタクトプレート16の係止孔17cに係止させてエアバッグ装置Mをステアリングホイール本体11に仮止めする。その際、バッグホルダ5の左右の側壁7の螺合部位7aが、可動コンタクトプレート16の連結板部18に当接し、また、カバー部材9の支持部9d(嵌合凸部9e下面)が、可動コンタクトプレート16の支持片17dに当接支持されることとなる。
【0036】
その後、各連結板部18の保持部材19で保持されたボルト10を、対応するナット7aに螺合させれば、ステアリングホイールWを組み立てて製造することができる。
【0037】
なお、エアバッグ装置Mをステアリングホイール本体11に組み付ける際には、実際には、ステアリングホイール本体11のボス部Bの芯金12を、車両のステアリングシャフトに接続させた後に、行なうこととなる。
【0038】
このように製造したステアリングホイールWでは、図5に示すように、可動コンタクトプレート16の支持片17dに当接支持されるバッグホルダ5の部位に、合成樹脂製のカバー部材9から延びる支持部9dが配設されており、従来の金属製相互の接触が防止できるため、車両の振動によって生ずるビビリ音等の異音を低減することができる。そして勿論、支持部9d自体は、合成樹脂製であるが、上方を板金製のバッグホルダ底壁6の支持壁6cで支持されるため、変形等の支障は生じない。
【0039】
そして、合成樹脂製の支持部9dは、バッグホルダ5の内部に配設されて螺合部位7aを覆う合成樹脂製のカバー部材9から延設されて構成されていることから、別途、部品を準備しなくとも良く、部品点数の増大を招くことがない。また、支持部9dの配置も、バッグホルダ底壁6の支持壁6cの周縁における支持壁6cを変位させた空間6eから挿入して配置させることができるため、工数がかからない。特に、実施例の場合には、支持部9dの先端下面に、切り欠き孔6dに嵌合する嵌合凸部9eが形成されており、凸部9eの嵌合により、支持部9dの位置合せが容易になるとともに、支持部9dのずれも防止することができることとなる。
【0040】
したがって、実施例のステアリングホイールWでは、エアバッグ装置Mの組立工数や部品点数を増大させることなく、バッグホルダ底壁6の可動コンタクトプレート16による支持部位から発生する異音を低減させることができ、ステアリングホイールWの製造工数・製造コストの増大を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すステアリングホイールの平面図である。
【図2】同実施例の断面図であり、図1のII−II部位を示す。
【図3】同実施例の断面図であり、図1のIII −III 部位を示す。
【図4】同実施例のバッグホルダ、カバー部材、及び、可動コンタクトプレートの斜視図である。
【図5】同実施例の断面図であり、図1のV−V部位を示す。
【図6】同実施例のステアリングホイール本体の平面図である。
【符号の説明】
5…バッグホルダ、
6…底壁、
6c…支持壁、
6d…切り欠き孔、
7…側壁、
7a…(螺合部位)ナット、
9…カバー部材、
9d…支持部、
10…ボルト、
11…ステアリングホイール本体、
15…ホーンスイッチ機構、
16…可動コンタクトプレート、
17d…支持片、
W…ステアリングホイール、
M…エアバッグ装置。

Claims (1)

  1. エアバッグ装置における底壁と側壁とを備えたバッグホルダが、ステアリングホイール本体側に配設されたホーンスイッチ機構の上下動可能な可動コンタクトプレートに対し、前記底壁を支持されつつ、前記可動コンタクトプレートから前記側壁へ螺合されるボルトによって連結されて、前記エアバッグ装置が前記ステアリングホイール本体に取り付けられ、
    前記バッグホルダにおける前記ボルトの螺合部位の内周面側に、前記ボルトの螺合部位を覆う合成樹脂製のカバー部材が配設されているエアバッグ装置を備えたステアリングホイールであって、
    前記バッグホルダの底壁における前記可動コンタクトプレートによる支持部位に、周囲を切り欠いて上方へ変位した支持壁が形成され、
    該支持壁下面に、前記カバー部材から延設されて前記可動コンタクトプレートと当接する支持部が配設されていることを特徴とするエアバッグ装置を備えたステアリングホイール。
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