JP3571159B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のビントレイを有する仕分け装置を具備した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機などで画像形成した用紙をユーザーの意図に従って分類する画像形成装置の仕分け装置が広く用いられている。通常の仕分け装置では、割り込みジョブ用の排出トレイや非仕分け・丁合用の排出トレイであるプルーフトレイは、別個に用意され、仕分け・丁合用のビントレイの紙有り情報はビントレイ全てに対する貫通センサにより検知されるようになっている。
この構成において、プルーフトレイと仕分け・丁合用のビントレイの紙有り情報は、制御上の簡便さおよび確実なビントレイ用紙情報把握のために個別に管理させることができる。また、排出転写用紙を整合(排出紙を揃える)させる為のジョガー機構が装備され仕分け・丁合用ビントレイに排出された用紙が整合される。
しかし、別のプルーフトレイを設けるとコスト高となるため、図12に示す様にビントレイ308の最上位ビンをプルーフトレイ306に割り当てて使用する仕分け装置が提案されている。
この装置ではプルーフトレイ306とビントレイ308が一体となり上下に移動し、全てのビンに対し貫通センサ300により各ビンの何れかに用紙があることを検知する仕分け装置でる。コスト的に従来の仕分け装置に対して有利な一方、以下に示す様な欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
まず、プルーフトレイ306に用紙があり、仕分け等を行うとプルーフトレイ306の用紙に対しても整合(用紙揃え)処理が行われプルーフトレイ306の用紙を破損させる可能性がある。これは例えば仕分け・丁合用ビントレイ308に排出された用紙がA4縦の用紙であり、割り込みジョブ等でプルーフトレイ306にA4横の転写紙を排出している場合を想定する。そして割り込みジョブを終了し割り込みジョブ前に行っていた仕分け処理を続行する場合、割り込みジョブで排出した複写用紙を取り除いて実行することが前提となる。
【0004】
即ち、仕分け・丁合用ビントレイに排出された用紙に対し整合処理(用紙備え処理)を行う場合、上記の様にプルーフトレイ306の用紙幅長さ(用紙排出方向に対し直角方向)が仕分け・丁合用ビントレイ308に排出された用紙幅長さより長いと、整合処理(用紙揃え処理)はビントレイの用紙幅に対して行われるので、プルーフトレイ306の用紙は押し曲げられカールや破損してしまうことになる。そこで、図12の仕分け装置では、プルーフトレイ306の用紙が除去された後に仕分けジョブが実行されることが好ましい。
【0005】
しかしこの仕分け装置は、プルーフトレイ306がビントレイ308の最上位ピンを割り当てられているので、プルーフトレイ306以外のビンに用紙がある場合、プルーフトレイ306に用紙排出後その用紙が除去されたか否かを貫通センサ300である用紙検知センサで識別することができない。
そこで、割り込みジョブを終了し割り込みジョブ前に行っていた仕分け処理を続行する場合、割り込みジョブで排出した複写用紙をプルーフトレイ306から取り除いて実行できるようにすることが望ましい。そこで警告表示等が考えられるが的確なタイミングで警告を行う必要がある。また、操作性や警告による操作者への負担を減らし快適な操作性を実現する為警告を発することを最小限の抑制することも好ましい。さらに、またサイズ混載での転写紙出力においても的確に処理が行われることが望まれる。
【0006】
また、従来例である特開平4−148771号公報記載の発明では、第1のジョブが完了した後、第2のジョブにてソータを使用する場合に関する技術であり、もし第2のジョブもソータビンを使用すなら第1のジョブと第2のジョブの用紙条件により第2のジョブの複写開始を禁止している。さらに、第2のジョブの複写開始禁止解除は、第一のジョブが完結しているのでその用紙のソータからの取り除きを検知してから行うようにしている。
そこで、本発明は、上記の問題を解決しより操作性の向上した仕分け装置を提供するとともに、ミスコピーを防止し信頼性の高い画像形成装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、複写用紙を仕分けするための複数のビントレイを有し、この複数のビントレイを上下に昇降させて複写用紙を収納し、最上位ビンは仕分け・丁合には使用せず割り込みジョブや、非仕分け・非丁合ジョブ時に排出するためのプルーフトレイである仕分け装置を備えた画像形成装置において、前記仕分け装置に収納された複数の用紙を整合するための用紙整合手段と、前記仕分け装置のいずれかのビントレイに用紙があることを検知するビントレイ用紙有無検知手段と、排出される複写用紙毎に用紙サイズを検知する用紙サイズ検知手段と、前記用紙サイズ検知手段の検知結果に応じて、前記プルーフトレイと他のビントレイ排出の用紙サイズを比較する用紙サイズ比較手段と、前記用紙サイズ比較手段にて、前記プルーフトレイへの排出用紙の用紙幅の最大値が、前記他のビントレイへの排出用紙の用紙幅の最大値よりも大きい場合は、前記プルーフトレイの用紙除去指示の警告を行い、他の場合は、前記警告を禁止する警告手段と、この警告手段の警告に基づき用紙が除去された場合、複写動作の開始を指示する複写動作開始指示手段と、を具備したことにより前記目的を達成する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像形成装置の好適な実施の形態を図1ないし図11を参照して詳細に説明する。
図1はこの実施の形態に係る画像形成装置の制御系のブロック図である。
本装置全体の制御は、CPU(中央処置装置)11、ROM(リード・オンリ・メモリ)12、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)13、不揮発RAM14、シリアルインターフェース(I/F)15、タイマ16等を内蔵したメイン制御部10により行われる。このメイン制御部10には、感光体を駆動するためのモータ、給紙ユニット50や両面ユニット60における給紙モータやクラッチなどの各種交流負荷30および各種直流負荷31が接続されている。
【0014】
給紙ユニット50には給紙トレイの用紙サイズを検知するための用紙サイズ検知センサ51が接続されており、メイン制御部10は用紙サイズ検知センサ51の状態により用紙サイズを検出する。また、定着ローラの温度を検出する温度センサなど各種センサ40の入力が接続されている。自動原稿給紙装置(ADF)80、仕分け装置(ソータ)70や操作部20とはシリアルI/F15を介して接続されており、シリアル通信により必要な制御データの授受を行うようになっている。
【0015】
図2にこの装置に接続される仕分け装置(ソータ)70のブロック図を示してある。この図2において、仕分け装置70の制御は、CPU211、ROM212、RAM213、シリアルインターフェイス(I/F)214等を内蔵したソータ制御部210により行われる。ソータ制御部210により、入紙機構220、ビンリフト機構230、ジョガー機構240、チャック機構250、ステープル機構260、用紙有無検知機構270を動作させる。
【0016】
また、本体装置とはシリアルI/F214を介して接続されており、シリアル通信により必要な制御データの授受を行う。入紙機構220は複写用紙のプルーフまたはビントレイへの排出を行う。ビンリフト機構230はビンの上下降を行う。ジョガー機構240は本体装置から受けた用紙サイズに基づきジョガープレートを動作させ用紙揃えを行う。チャック機構250はビントレイに排出された用紙をステープル位置に移動させる。
ステープル機構260は、チャック機構250によりステープル部に送られた用紙をステープルする。そして、用紙有無検知機構270は、プルーフトレイと仕分け丁合用のビントレイの全てのビンに用紙があるかどうかを検出するもので一対の発行・受光センサから構成されている。ビンの用紙の有無の状態が変化した場合、本体装置にビン有無の信号を送信する。
【0017】
次に、仕分け装置70への用紙排出時の動作について説明する。本体装置は最初に排出するビンへの移動信号を送信し、排出するビンへの移動を行わせる。そしてコピーの最初にモータオンを送信し、用紙の排出ごとに用紙サイズ、排出ビン信号を送信する。また、ソートモード時はソートモード信号をプルーフモード時はプルーフモード信号を送信する。
仕分け装置70は、ソートモード信号の受信時、ビンへの用紙の排出が完了した場合は、ジョガー機構240により用紙揃えを行う。プルーフモード信号の受信時は、ビンへの用紙排出後の用紙揃えは行わない。また、ソートモード信号受信時であっても、同じビンに異なる用紙幅のサイズが排出された場合は、用紙の破損を防ぐため用紙揃えを行わない。
【0018】
図3には本装置に具備した操作部20の外観を示してあり、テンキー等のハードキーや液晶上に配置されたタッチパネルキーにより構成されている。テンキー21はコピー枚数などの設定を行う。クリア/ストップキー22は入力したコピー枚数などをクリアしたり、コピー動作を一時中断させるために使用する。液晶表示画面23は、操作の状態やメッセージを表示するタッチパネルである。
ガイダンスキー24は機能の説明や操作の仕方を表示するモードへ移行するときに使用する。プログラムキー25は、よく使う設定の登録や呼び出しを行うときに使用する。輝度調整つまみ26は、液晶表示画面の明るさを調整するときに使用する。モードクリア/予熱キー27は、設定した内容の取り消しや、一定時間以上の連続押下で予熱状態になる設定を行うときに使用する。割り込みキー28はコピー動作中に割り込み、別の原稿のコピーをするときに使用する。スタートキー29は、コピー動作の開始を指示する。
【0019】
図4は表示画面400の一例を示す説明図である。図4において401は「コピーできます」、「おまちください」等のメッセージを表示するメッセージエリア、402は上段にセットした枚数、下段にコピーした枚数を表示するコピー枚数表示部、403は画像濃度を自動的に調整する自動濃度キー、404は転写紙を自動的に選択する自動用紙選択キー、405は転写紙サイズに合わせて自動的に拡大/縮小処理をする用紙指定変倍キー、406はコピーを一部ずつページ順に揃える処理を指定するソートキー、407はコピーをページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、408はソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、409は特殊原稿送りキー、410は変倍キー、411は両面/ページ連写キー、412は消去/移動キー、413は表紙/合紙キーである。
表示画面内の各種キーはタッチパネル構成となっており、表示されている画面を指等でタッチすることによって表示されている項目が入力されるようになっている。
【0020】
図5は電源投入後の仕分け装置70の用紙の処理の手順を示したフローチャートである。
まず、仕分け装置70に用紙が残っているかどうか(ステップ11)は、図2の用紙有無検知機構270により行われる。仕分け装置70に用紙がある場合は、例えば図4の操作部20の表示例に示すメッセージエリア401に「ソータの用紙を取り除いて下さい」等のメッセージを警告表示する(ステップ12)。そして用紙が取り除かれたことをステップ11にて検知されるとステップ12で行った警告を解除する(ステップ13)。
【0021】
さらに、以降、制御で使用する図1のRAM13に格納されているプルーフトレイとプルーフトレイ以外のビントレイに用紙が存在しているかを示すフラグ類fProofPaperExist、fBinPaperExistを0で初期化し用紙が存在しない状態とする(ステップ14)。
fProofPaperExist、fBinPaperExistのフラグは以降でも使用され、仕分け装置70に用紙が無くなった状態で0クリアされる。また、ジョブ開始後プルーフトレイに用紙が排出されるとfProofPaperExistに1がセットされ、プルーフトレイ以外のビントレイに用紙が排出されるとfBinPaperExistに1がセットされる。
【0022】
次に、図5の電源投入後の処理が完了して仕分け装置70に用紙が無くなった状態以降の説明を図6を参照して説明する。図6は、第2の実施の形態に係り、プルーフトレイ用紙有りの状態で、次にビントレイを使用してのジョブが行われる場合、用紙除去のための警告を行う動作を示したフローチャートである。
まず、プルーフトレイ用紙ありの状態で、次にビントレイを使用してのジョブが行われる場合をステップ21とステップ22で表している。仕分け装置70に用紙が無い状態でプルーフトレイを使用したジョブの開始要求が図3のスタートキー29により指示されると(ステップ27;Y、28;Y)、複写動作を実行開始し、ステップ29にてfProofPaperExistに1がセットされる。
【0023】
そのジョブ後、プルーフトレイに用紙ありの状態で(ステップ21)、プルーフトレイ以外のビントレイに用紙が排出されることが認識され(ステップ22)、さらにプルーフトレイに排出履歴があり(fProofPaperExistが1)でプルーフトレイ以外のビントレイに排出履歴がなければ(fBinPaperExistが0)、プルーフトレイに用紙が残っていてプルーフトレイ排出の用紙幅が非プルーフトレイであるビントレイの用紙幅より大きい場合、用紙整合手段でプルーフトレイ排出の転写紙が幅寄せされカールや破損してしまうのを未然に防止するために、用紙が除去されるのが確認されるまで用紙除去の警告を図4に示すメッセージエリア401に行う(ステップ24)。
【0024】
次に、図7のフローチャートを参照して第3の実施の形態を説明する。
このフローチャートは、非プルーフトレイであるビントレイに用紙がある状態でプルーフトレイに用紙が排出され、引き続き実行されるジョブがプルーフトレイ以外のビントレイを使用するジョブである場合の処理を示している。
図6の内容と異なる点は、ステップ43の評価内容と、ステップ44での警告を複写開始要求後ステップ48にて解除している点である。ステップ43では非プルーフトレイであるビントレイに用紙がある状態でプルーフトレイに用紙が排出されると、fProofPaperxist、fBinPaperExistが共に1識別され、引き続き実行されるジョブがプルーフトレイ以外のビントレイを使用するジョブであることはステップ42で示される。
【0025】
これは、例えば非割り込み状態でビントレイを使用したソートモードを実行している途中(仕分け装置70には用紙排出済み)で、割り込みモード実行する場合を想定しており、割り込み復帰で確実にプルーフトレイに排出された用紙を除去しないと、ビントレイに対し整合処理(用紙揃え処理)が許可されている場合、プルーフトレイにA4横の転写紙が排出され、ビントレイにはA4縦の用紙が排出されているとプルーフトレイの用紙を残したままソートモードを行うと、割り込みジョブの転写紙が揃え機構により破損してしまう可能性がある。但し、ステップ43にて整合処理(用紙揃え処理)がビントレイへの排出紙対し行われなければ上記の不具合も発生しないので揃え手段が有効かの条件が加わっている。そこで、ステップ44にて上記の状態の場合用紙除去の警告を図4に示すメッセージエリア401に行う。
【0026】
また、警告OFFのタイミングは、例えば次の複写開始指示が検知された場合が考えられる。この場合、警告OFF時にプルーフトレイの用紙が取り除かれたと認識しfProofPaperExistを0にする。但し、用紙有無検知機構270がプルーフトレイとビントレイを貫通センサにて検知しているのでビントレイの用紙が存在している限り、実際本当にプルーフトレイから用紙が取り除かれたかは認識はできない。さらに、警告OFFのタイミングは、所定の規定時間後にOFFするということもできる。
【0027】
この実施の形態では、仕分け・丁合用ビントレイに排出された用紙がA4縦の用紙であり、割り込みジョブ等でプルーフトレイにA4横の転写紙を排出している場合を想定している。そして割り込みジョブを終了し割り込みジョブ前に行っていた仕分け処理を続行する場合、割り込みジョブで排出した複写用紙を取り除いて実行することが前提となる。これは、仕分け・丁合用ビントレイに排出された用紙に対し整合処理(用紙揃え処理)を行う場合、上記の様にプルーフトレイの用紙幅長さ(用紙排出方向に対し直角方向)が仕分け・丁合用ビントレイに排出された用紙幅長さより長いと、整合処理(用紙揃え処理)はビントレイの用紙幅に対して行われるので、プルーフトレイの用紙は押し曲げられカールや破損してしまうことになるからである。
【0028】
この実施の形態では、プルーフトレイがビントレイの最上位ビンをプルーフトレイに割り当てられているので、プルーフトレイ以外のビンに用紙がある場合プルーフトレイに用紙排出後その用紙が除去されたか否かを貫通センサーである用紙検知センサで識別することはできない。そこで割り込みジョブを終了し割り込みジョブ前に行っていた仕分け処理を続行する場合、割り込みジョブで排出した複写用紙をプルーフトレイから取り除いて実行出来るようにするため、警告を行い事前にプルーフトレイの用紙除去を促しプルーフトレイに対する用紙の整合(用紙揃え)処理が行われないようにする。
以上の構成でオペレータに割り込みジョブで排出した複写用紙をプルーフトレイから確実に取り除いた後に、ビントレイを使用したジョブを継続実行する。そして事前にプルーフトレイの用紙除去を促しプルーフトレイに対する用紙の整合(用紙揃え)処理が行われないようにするので、プルーフトレイの用紙を破損することが防止できる。
【0029】
続いて、図8のフローチャートを参照して第4の実施の形態を説明する。このフローチャートでは「用紙除去の警告」(ステップ67)のタイミングが、非プルーフトレイであるビントレイに用紙がある状態でプルーフトレイに用紙が排出され、引き続き実行されるジョブがプルーフトレイ以外のビントレイを使用するジョブであり、そのジョブの複写動作開始指示時を受けた時警告するようになっている。さらに、複写開始要求(ステップ63)に対し一時複写動作の中断を行い(ステップ66)、警告により用紙の除去を促す、そして再度の複写開始要求で用紙除去が完了したと見なし複写動作を再開する点が図7の処理と相違している。
【0030】
具体的には図7のステップ42、43、44、48に相当する処理が、図8にてステップ63の複写開始要求検知後に評価される。さらにステップ64、65により非プルーフトレイであるビントレイに用紙がある状態でプルーフトレイに用紙が排出され、引き続き実行されるジョブがプルーフトレイ以外のビントレイを使用するジョブであることが検知されると、複写動作の中断処理を行う(ステップ66)。さらに、用紙除去の警告を行う(ステップ67)。そして再度の複写開始指示にて、ステップ67でfProofPaperExistが0されているのでステップ65を経て、ステップ68を移行することになる。また、ステップ67にて警告をしていることを示すフラグfAlarmが1となっているので(ステップ68;Y)、警告が解除される(ステップ69)。
このように図7の第3の実施の形態に比べ警告タイミングをビントレイ使用の次ジョブの複写動作開始指示受け付け時とすることで、ビントレイの再使用に先立ちより確実にプルーフトレイの用紙除去を行うことが可能となる。
【0031】
次に、図9のフローチャートを参照して第5の実施の形態を説明する。この実施の形態では、前記の第3、第4の実施の形態と次の点で相違している。即ち、ビントレイに用紙ありの状態でプルーフトレイ排出コピーをした場合、プルーフトレイの用紙除去の為の警告を行うようにした。しかし、プルーフトレイとビントレイの用紙幅が等しい場合またはプルーフトレイの用紙幅がビントレイ排出の用紙幅よりも小さい場合、プルーフトレイの用紙に対して整合処理(用紙揃え処理)を行ってもプルーフトレイの用紙を破損することはない。
そこで仕分け装置70に排出された用紙サイズの状態に応じて、第3、第4の実施の形態に記載した警告手段による警告が無条件に警告するのを禁止するようにした。
具体的には図8のフローチャートに対しステップ86、ステップ94が追加されている。
【0032】
ステップ94は図10に示す内容であり、複写動作実行により転写紙の排出先がプルーフトレイ排出か、ビントレイ排出かにより(ステップ101、102)、それぞれの用紙サイズデータから仕分け装置70の排出方向に対し直角方向の用紙長さ(用紙幅)を、図1のRAM13に格納されているプルーフトレイとプルーフトレイ以外のビントレイの排出された用紙幅データがストアされている変数ProofPaperWidth及びBinPaperWidthに幅データを書き込む。
【0033】
なお、用紙サイズは、給紙ユニット50の給紙トレイの用紙サイズを検知するための用紙サイズ検知センサ51の状態により検出する。
そして、ステップ94で得られたProofPaperWidth及びBinPaperWidthの用紙幅データによりProofPaperWidth>BinPaperWidthの場合のみプルーフトレイの用紙に対して整合処理(用紙揃え処理を行うとプルーフトレイの用紙を破損する可能性があるので用紙除去の為の警告を行う(ステップ88)。
【0034】
ここでは、図8との対比で説明したが、図7に対しても同様に図7のステップ44の前に図9のステップ86に相当する判断を、図7のステップ53の前に図9のステップ94の処理を追加すれば同様の結果となる。
以上のように構成することで、不用意な警告を防止でき操作者に対する負荷も軽減される。さらに、複写開始指示時一度複写動作を中断させ警告していたのでオペレータが複写指示を2回指示する必要が無くなりより快適で確実な仕分け装置を実現することができる。
【0035】
次に、図11のフローチャートを参照して第6の実施の形態を説明をする。第5の実施の形態に対して、プルーフトレイおよびビントレイに用紙サイズが混載して排出される場合に対応している。
具体的には図9のステップ94の「ソータ用紙サイズストア」の処理を変更している。例えば、プルーフトレイに用紙サイズが混載して排出された場合は、ステップ115、116で示されるように排出用紙の中で用紙幅が最大である用紙幅データをProofPaperWidthに記憶する様にしている。同様にビントレイに用紙サイズが混載して排出された場合はBinPaperWidthに排出用紙の中で用紙幅が最大である用紙幅データを記憶するようにしている。このデータを基に図9のステップ86にて警告を行うか否かを決定する。
【0036】
これは仕分け装置70の各ビントレイの排出用紙の仕分け装置排出方向に対して直交する方向の用紙長さが同一で無い場合(サイズ混載している場合)、揃え処理は排出紙の最大用紙幅にて行われる必要があり(小サイズにて行うと揃え処理で排出転写紙を破損する)それに対応させたためである。
これにより仕分け装置70の各ビントレイ及びプルーフトレイに用紙サイズが混載して排出された場合にも確実に対応可能となる。
【0041】
【発明の効果】
請求項記載の発明では、プルーフトレイと他のビントレイの用紙幅が等しい場合またはプルーフトレイの用紙幅が他のビントレイ排出の用紙幅よりも小さい場合、プルーフトレイの用紙に対して整合処理を行ってもプルーフトレイの用紙を破損することはないため、仕分け装置に排出された用紙サイズの状態に応じて、警告手段による警告が無条件に出されることを禁止する。これにより不用意な警告を防止でき操作者に対する負荷も軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置の制御系のブロック図である。
【図2】仕分け装置のブロック図である。
【図3】操作部の外観を示した図である。
【図4】表示画面の一例を示す説明図である。
【図5】電源投入後の仕分け装置の用紙の処理の手順を表すフローチャートである。
【図6】電源投入後の処理が完了して仕分け装置に用紙が無くなった状態以降の処理を説明するフローチャートである。
【図7】第3の実施の形態の処理の手順を示したフローチャートである。
【図8】第4の実施の形態の処理の手順を示したフローチャートである。
【図9】第5の実施の形態の処理の手順を示したフローチャートである。
【図10】図9のステップ94の処理の手順を示したフローチャートである。
【図11】第6の実施の形態の処理の手順を示したフローチャートである。
【図12】従来の仕分け装置を説明するための図である。
【符号の説明】
10 メイン制御部
11 CPU
20 操作部
50 給紙ユニット
51 用紙サイズ検知サンサ
70 仕分け装置
210 ソータ制御部
270 用紙有無検知機構
400 表示画面
401 メッセージエリア

Claims (1)

  1. 複写用紙を仕分けするための複数のビントレイを有し、この複数のビ
    ントレイを上下に昇降させて複写用紙を収納し、最上位ビンは仕分け・丁合には使用せず
    割り込みジョブや、非仕分け・非丁合ジョブ時に排出するためのプルーフトレイである仕
    分け装置を備えた画像形成装置において、
    前記仕分け装置に収納された複数の用紙を整合するための用紙整合手段と、
    前記仕分け装置のいずれかのビントレイに用紙があることを検知するビントレイ用紙有
    無検知手段と、
    排出される複写用紙毎に用紙サイズを検知する用紙サイズ検知手段と、
    前記用紙サイズ検知手段の検知結果に応じて、前記プルーフトレイと他のビントレイ排
    出の用紙サイズを比較する用紙サイズ比較手段と、
    前記用紙サイズ比較手段にて、前記プルーフトレイへの排出用紙の用紙幅の最大値が、前記他のビントレイへの排出用紙の用紙幅の最大値よりも大きい場合は、前記プルーフトレイの用紙除去指示の警告を行い、他の場合は、前記警告を禁止する警告手段と、
    この警告手段の警告に基づき用紙が除去された場合、複写動作の開始を指示する複写動
    作開始指示手段と、
    を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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