JP3566939B2 - 空気入りタイヤの単位模様配列方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユニフォミティを損ねることなく騒音を減じうる空気入りタイヤの単位模様配列方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
空気入りタイヤのトレッド面には、ブロックパターン、リブパターン、ラグパターン、さらにはこれらを組み合わせた種々のトレッドパターンが形成される。各パターンは、いずれも単位模様がタイヤ周方向に繰り返し配列されることにより形成される。また近年では、前記ブロック列に、タイヤ周方向の長さであるピッチを違えた複数種類の単位模様を用いるとともに、この単位模様のピッチを周期的ないしランダムに変化するよう配列するピッチバリエーション手法が採用されている。これにより、走行中に生じるいわゆるピッチ騒音の周波数分散化を図っている。
【0003】
しかしながら、ピッチが異なる単位模様は、タイヤ周方向のパターン剛性も異なる。このため、ピッチバリエーション手法を採用したタイヤではタイヤ1周においてパターン剛性が常に変動する。このようなパターン剛性の変動は、タイヤの回転中における前後力の変動成分であるタンジェンシャルフォースバリエーション(以下、単に「TFV」ということがある。)や接地荷重の変動成分であるラジアルフォースバリエーション(以下、単に「RFV」ということがある。)などを増加させ、タイヤのユニフォミティを損ねることによって新たに振動などを発生させる原因にもなる。
【0004】
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、ユニフォミティを損ねることなく騒音を減じうる空気入りタイヤの単位模様配列方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド面に、単位模様をタイヤ周方向に並べた単位模様列を複数有する空気入りタイヤの前記単位模様の配列を決定する空気入りタイヤの単位模様配列方法であって、各単位模様列に、周方向の長さであるピッチが異なる3種以上の単位模様を用いてピッチ配列を設定するピッチ配列設定ステップと、少なくとも2つの各ピッチ配列において、タイヤ周方向に並ぶ単位模様ごとに、この該単位模様を含んでタイヤ周方向に連続するn個(但しnは3〜7の中から選ばれる自然数)の単位模様からなる単位模様群を設定し、かつ単位模様群に含まれる単位模様の全ピッチを平均した群平均ピッチを全ての単位模様群について計算することにより群平均ピッチ配列を求める群ピッチ配列設定ステップと、前記少なくとも2つの群平均ピッチ配列において、一方の群ピッチ配列と他方の群平均ピッチ配列とのタイヤ周方向の位相をずらせた複数種類の群パターン配列を設定するとともに、各群パターン配列のピッチ最大変動量又はユニフォミティを検証して一の群パターン配列を決定する群パターン配列検証・決定ステップとを含むことを特徴としている。
【0006】
また請求項2記載の発明は、前記群パターン配列検証・決定ステップは、各群パターン配列について、一方の群平均ピッチ配列と他方の群平均ピッチ配列とを平均したパターン平均ピッチ配列を計算するとともに、前記決定された群パターン配列は、前記パターン平均ピッチ配列のタイヤ周方向のピッチ最大変動量が、最もピッチ最大変動量が大きいパターン平均ピッチ配列の90%以下であることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤの単位模様配列方法である。
【0007】
また請求項3記載の発明は、前記群パターン配列検証・決定ステップは、各群パターン配列について、一方の群平均ピッチ配列と他方の群平均ピッチ配列とを平均したパターン平均ピッチ配列を計算するとともに、前記パターン平均ピッチ配列をフーリエ展開し、特定の次数成分が低いパターン平均ピッチ配列に決定することを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤの単位模様配列方法である。
【0008】
また請求項4記載の発明は、前記個数nは、トレッド面の接地周長さに含まれる単位模様の平均個数に近い自然数であることを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤの単位模様配列方法である。
【0009】
また請求項5記載の発明は、前記単位模様列は、ピッチが周期的に配列されていない非周期配列をなすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤの単位模様配列方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を225/60R16の空気入りタイヤについて図面に基づき説明する。本発明は、図1に示すように、トレッド面2に、単位模様3をタイヤ周方向に並べた単位模様列4を複数有する空気入りタイヤ1の前記単位模様3の最適な配列を決定する方法を提供する。
【0012】
図1に示した空気入りタイヤ1のトレッド面2には、本例ではタイヤ周方向にのびる2本の縦溝5、5と、各縦溝5、5からトレッド端eにのびる横溝6とを設けている。これにより、トレッド面2は、中央のリブ列7と、その両側のブロック列9、9とが形成される。
【0013】
ブロック列9では、一つのブロック10とそのブロック10のタイヤ周方向の一側縁側に形成された横溝6とで単位模様3が構成される。そして、ブロック列9は、この単位模様3をタイヤ周方向に繰り返し配列することで単位模様列4を構成する。なお単位模様3は、このようなブロック10と横溝6との組み合わせに限定されるものではない。例えば図2(A)に示すように、ラグ溝20を有するラグパターンにあっては、一つのラグ溝20と、このラグ溝20のタイヤ周方向の一方側に隣り合う陸部21とで単位模様3が構成される。また図2(B)に示すジグザグ周溝22を有するリブパターンにあっては、ジグザグの1周期に相当する部分を単位模様3として特定しうる。このように、単位模様列4は、ブロック列だけに限定されるものではない。
【0014】
本発明では、先ず単位模様列4である2つのブロック列9、9に、周方向の長さであるピッチLがL1、L2…のように異なる3種以上の単位模様3a、3b、…を用いてピッチ配列を設定するピッチ配列設定ステップを行う。ピッチLは、当該単位模様列4における同一のタイヤ周方向線上での長さであり、本例ではトレッド端eでの長さで示す。
【0015】
前記単位模様3の種類数が3未満であると、ピッチバリエーション手法によるピッチ騒音の周波数を効果的に分散化するのが困難なため騒音を減じ得ない。しかし、単位模様3の種類数が多すぎても、金型などの製造コストが増大する傾向がある。このため、単位模様3は例えば3〜10種類、好ましくは3〜7種類、さらに好ましくは3〜5種類とするのが望ましい。本実施形態では、5種類の単位模様3aないし3d(ピッチが小さい順から3a、3b、3c…とし、3a〜3cのみ図示。)が採用される。
【0016】
また単位模様3は、最長のピッチL5と、最短のピッチL1との比(L5/L1)を、1.20乃至1.70程度の範囲に設定されるのが望ましい。これにより、各単位模様3のパターン剛性差が過大になるのを防止でき、偏摩耗やユニフォミティの著しい悪化を抑制できる。なお本例の単位模様3では、ピッチLが大になるほど、横溝6の溝巾とブロック10のタイヤ周方向の長さとが共に大となるものを例示する。本実施形態で用いた単位模様3の各ピッチは次の通りである。
単位模様3aのピッチL1:21.54mm
単位模様3bのピッチL2:23.12mm
単位模様3cのピッチL3:28.70mm
単位模様3dのピッチL4:32.28mm
単位模様3eのピッチL5:35.89mm
比(L5/L1)=1.67
【0017】
また2つのブロック列9、9に設定されるピッチ配列は、種々の方法で定めることができる。このステップにおいて、各ブロック列9、9には、それぞれ同一のピッチ配列を設定しても良く、また異なるピッチ配列を設定しても良い。本実施形態では、生産性を向上する観点より、各ブロック列9、9には、同一のピッチ配列を設定している。この場合、金型を安価に製作できる点で好ましい。
【0018】
図3には、両ブロック列9、9に採用したピッチ配列A1を理解しやすくするために、縦軸にピッチ(mm)、横軸に空気入りタイヤのタイヤ周方向の位置(単位模様の起点からの番号)を設定したピッチ配列グラフを示している。本例のピッチ配列A1は、ピッチがランダムに変化している。このようなピッチ配列A1は、単位模様数、各ピッチなどをコンピュータに入力し、乱数発生関数、カオス関数などを用いて容易に設定できる。またピッチ配列A1において、単位模様3の総数は、ピッチバリエーションの効果を高めるためにも例えば45以上、好ましくは50以上、より好ましくは60以上とするのが望ましく、上限は生産性の観点より120程度とする。なお表1に、本実施形態のピッチ配列A1を示す。本例では単位模様の総数は74に設定した。
【0019】
【表1】
【0020】
また図4に示すように、ピッチが最小のものから最大のものに徐々に増加するとともに、最大のピッチから再び最小のピッチへ徐々に減少する1周期を繰り返す周期配列を用いたピッチ配列A2を採用することもできる。この周期配列に相反する概念として図3に示すようなランダムなピッチ配列A1を非周期配列と定義する。
【0021】
次に本発明では、群ピッチ配列設定ステップを行う。
このステップでは、先ず前記ピッチ配列A1において、タイヤ周方向に並ぶ単位模様3ごとに、この該単位模様3を含んでタイヤ周方向に連続するn個(但しnは3〜7の中から選ばれる自然数)の単位模様からなる単位模様群12を設定する。
【0022】
従来では、単位模様3の配列を決定する際には、個々の単位模様3のパターン剛性の配列が重要視されているが、本発明者らは、これらとは異なる観点に着目した。すなわち、各ブロック列9においては、図1に示すように、通常、接地面のタイヤ周方向の長さである接地周長さKの中に3ないし7個程度の単位模様3が含まれていることに着目した。そして、タイヤの走行に際して、同時に接地する3ないし7個の単位模様3からなる単位模様群12を一塊りの要素として捉えれば、この単位模様群12が順次接地していくものと考えることができ、この単位模様群12のパターン剛性を限定することは、非常に重要であるとの知見を得た。
【0023】
本実施形態では、ピッチ配列A1において、タイヤ周方向に連続する5個の単位模様3を単位模様群12として設定している。つまり単位模様群12は、例えば一つの単位模様3を特定し、この単位模様3と、そのタイヤ周方向一方側で連続する4つの単位模様3とで構成される。具体的には1番目の単位模様に対しては1〜5番目の単位模様が単位模様群12として設定される。そして、特定する単位模様を一つづつタイヤ周方向に移動することにより、単位模様群12は、ピッチ配列A1を構成する単位模様3の総数と等しい個数で設定しうる。また、本実施形態では、前記個数nを「5」としたものを示すが、これは接地周長さKとの関係で、接地周長さに含まれる単位模様の平均個数に近い自然数として個々のタイヤ毎に適宜定めうる。
【0024】
次に、単位模様群12に含まれる単位模様3の全ピッチを平均した群平均ピッチを全ての単位模様群12について計算することにより、該群平均ピッチの配列である群平均ピッチ配列を求める処理を行う。図5には、図3のピッチ配列A1から、縦軸に群平均ピッチ、横軸にタイヤ周方向の位置を設定した群平均ピッチ配列B1を求めたグラフを示している。図3と図5とを比較すると、個々の単位模様3のパターン剛性分布(図3)とは、異なることが理解できる。表2には、群平均ピッチ配列の詳細を示す。
【0025】
【表2】
【0026】
次に本発明では、群パターン配列検証・決定ステップを行う。
このステップでは、図6に示すように2つの群平均ピッチ配列B1、B1において、一方の群ピッチ配列B1と他方の群平均ピッチ配列B1(本実施形態では、一方、他方の群平均ピッチ配列は共に同じ配列からなる)とのタイヤ周方向の位相φをずらせた複数種類の群パターン配列Ciを設定する。図6は、2つの前記群平均ピッチ配列B1、B1を、タイヤ周方向に単位模様39個分ずらせた位相φを設定した群パターン配列Ciを示している。群パターン配列Ciは、タイヤ軸方向で並ぶ2つの群平均ピッチ配列B1、B1の位相差φを特定することにより種々のものが設定できる。
【0027】
本実施形態では、2つの群平均ピッチ配列B1、B1の起点(タイヤ周方向の位置が「1」のものとする。)を揃えた位相0の状態から両群平均ピッチ配列B1を一つの模様単位毎にタイヤ周方向に位相をずらせかつこれを全模様単位分行うことにより、計78種類の群パターン配列Ciを設定しかつ検証している。なお2つの単位模様列4、4の単位模様の総数が異なる場合には、位相のずれ量は、便宜上、群平均ピッチ配列B1をそれぞれ連続する波形化処理し、一定の周期(角度ピッチ)で行うこともできる。
【0028】
また本発明では、各群パターン配列Ciのピッチ最大変動量又はユニフォミティを検証して一の群パターン配列Ciを決定する処理を行う。本例では先ず各群パターン配列Ciについて、タイヤ軸方向に隣り合う群平均ピッチを平均し、図7に示すように、パターン平均ピッチ配列Dを計算している。図7の縦軸はパターン平均ピッチ(mm)、横軸はタイヤ周方向の位置である。このように本実施形態では、パターン平均ピッチ配列Dを評価パラメータとして採用する。
【0029】
パターン平均ピッチ配列Dは、そのタイヤ周方向でパターン平均ピッチが逐次変化している。このパターン平均ピッチ配列の最大値と最小値との差を群パターン配列のピッチ最大変動量Sと定義する。図7のものでは、そのピッチ最大変動量Sが約10.6mmとなっている。このピッチ最大変動量Sが小さいほど、タイヤ1周での群平均ピッチでのパターン剛性変化が少ないと言える。
【0030】
図8には、縦軸に各パターン平均ピッチ配列におけるピッチ最大変動量(mm)、横軸に位相差(ずらせた単位模様数)を設定したグラフを示している。このグラフから明らかなように、位相φ=0としたパターン平均ピッチ配列は、ピッチ最大変動量が最も大きく、位相φ=24、φ=50としたパターン平均ピッチ配列は、ピッチ最大変動量が最も小さいことが分かる。
【0031】
図8において、位相φ=24又は50のパターン平均ピッチ配列が最もピッチ最大変動量Sが小さいため好ましい。しかし、発明者らの種々の実験の結果、ピッチ最大変動量Sが最も大きい群パターン配列、すなわち本例では位相φ=0の群パターン配列の90%以下、より好ましくは80%以下、さらに好ましくは65%以下のピッチ最大変動量Sとなる位相φを選択すれば、十分にパターン剛性分布を均一化しうることが判明した。このように、本発明では、各群パターン配列からピッチ最大変動量を調べてこの値が比較的小さい群パターン配列Ciを選択し決定する。
【0032】
また、上述の方法で群パターン配列Ciが決定されると、この配列に従う単位模様列形成用の成形面を金型に設けるとともに、この金型で生カバーを加硫することにより、トレッド面2に所望の単位模様列4を具えた空気入りタイヤを製造しうる。
【0033】
次に群パターン配列検証・決定ステップの他の形態として、ユニフォミティを検証する場合について説明する。この形態では、前記と同様に、2つの群ピッチ配列B1、B1を、タイヤ周方向に位相φをずらせて複数種類の群パターン配列Ciを設定し、図7で示したような各パターン平均ピッチ配列を基本波形とみなしてこれをフーリエ展開する。図9には、縦軸に振幅、横軸に次数(周波数)を設定したパターン平均ピッチ配列をフーリエ展開しユニフォミティを表すグラフを示している。
【0034】
一般にタイヤの振動の次数成分は、高次になるほど小さくなるものであるが、TFVやRFVなどには、例えば2次ないし4次程度の次数成分が強く関与しており、この範囲の次数の振幅を小さくすることが望ましいものである。また車両にタイヤを装着した場合、特定の次数成分が車両のバネ系と共振し、特有の振動を生起させる場合も考えられる。そこで、この形態では、各パターン平均ピッチ配列を波形として考え、これをフーリエ展開し、低減しようとする特定次数の振幅が最も小さくなる群パターン配列に決定している。
【0035】
また本例のように、2つのブロック列9、9に同じピッチ配列A1、A1を設定している場合、該ピッチ配列A1から得られた群平均ピッチ配列を波形として考え、これをフーリエ展開し、その群平均ピッチ配列の各次数の振幅を求める。そして、例えばN次の振幅を低減したい場合には、2つのピッチ配列A1、A1のタイヤ周方向の位相φを(360/2N)度に設定して、群パターン配列を定め、検証・決定ステッフを行うこともできる。これにより、N次の振幅を打ち消し合わせ、ユニフォミティを向上しうる。
【0036】
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、その大部分をコンピュータを用いて効率良く行うことができる。また、単位模様配列は、例示のブロック列に限定されるものではない。また上記実施形態では、2つのブロック列で説明したが、3列以上であっても同様に実施できる。
【0037】
【実施例】
表3に示す仕様にて試作した空気入りタイヤを内圧200kPaでリム(7 1/2JJ×16)に装着し排気量300ccの国産乗用車の全輪に装着し、以下のテストを行った。なお実施例1〜3は、2つのブロック列に表1に示した同じピッチ配列を用いたもの、実施例4は、一方のブロック列を表1のものとし、他方のブロック列を表4に示すものとした。また比較例は、群パターン配列・検証ステップを行わず位相を0としている。
【0038】
イ)実車による騒音テスト
スムース路面を速度60km/Hで走行させたときの車内音を、不快感が感じられるか否かを基準とするドライバーの官能で5点法により評価した。点数が大きいほど、騒音が少なく良好であることを示す。
【0039】
ロ)偏摩耗テスト
テストコースを約3000km走行した後、ブロック列に設けられた横溝の溝深さを測定し、最大溝深さと最小溝深さの差を求めた。そして、比較例のタイヤの最大溝深さと最小溝深さの差を100とする指数で表示した。数値が小さいほど良好であることを示す。
【0040】
ハ)ユニフォミティテスト
高速ユニフォミティ試験機を用い、速度120km/hにおいて、1〜4次のTFVを測定し、比較例を100とする指数で示した。数値が小さいほどTFVが小さくユニフォミティに優れている。
テストの結果などを表3〜表5に示す。
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
【表5】
【0044】
テストの結果、実施例のタイヤは、騒音、ユニフォミティに優れることが確認できた。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、ユニフォミティを損ねることなく騒音を減じうる空気入りタイヤの単位模様配列を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するトレッド面の展開図である。
【図2】(A)、(B)は単位模様の他の例を示すトレッド面の略図である。
【図3】本実施形態のピッチ配列を示すグラフである。
【図4】他の形態のピッチ配列を示すグラフである。
【図5】本実施形態の群平均ピッチ配列を示すグラフである。
【図6】群パターン配列を示すグラフである。
【図7】パターン平均ピッチ配列を示すグラフである。
【図8】位相とピッチ最大変動量との関係を示すグラフである。
【図9】群パターン配列をフーリエ展開したグラフである。
【図10】実施例2のパターン平均ピッチ配列を示すグラフである。
【図11】実施例4の他方のピッチ配列を示すグラフである。
【図12】実施例4のパターン平均ピッチ配列を示すグラフである。
【符号の説明】
2 トレッド面
3 単位模様
4 単位模様列
5 縦溝
6 横溝
10 ブロック
12 単位模様群
A1 ピッチ配列
B1 群平均ピッチ配列
Ci 群パターン配列
D パターン平均ピッチ配列
Claims (5)
- トレッド面に、単位模様をタイヤ周方向に並べた単位模様列を複数有する空気入りタイヤの前記単位模様の配列を決定する空気入りタイヤの単位模様配列方法であって、
各単位模様列に、周方向の長さであるピッチが異なる3種以上の単位模様を用いてピッチ配列を設定するピッチ配列設定ステップと、
少なくとも2つの各ピッチ配列において、タイヤ周方向に並ぶ単位模様ごとに、この該単位模様を含んでタイヤ周方向に連続するn個(但しnは3〜7の中から選ばれる自然数)の単位模様からなる単位模様群を設定し、かつ単位模様群に含まれる単位模様の全ピッチを平均した群平均ピッチを全ての単位模様群について計算することにより群平均ピッチ配列を求める群ピッチ配列設定ステップと、 前記少なくとも2つの群平均ピッチ配列において、一方の群ピッチ配列と他方の群平均ピッチ配列とのタイヤ周方向の位相をずらせた複数種類の群パターン配列を設定するとともに、各群パターン配列のピッチ最大変動量又はユニフォミティを検証して一の群パターン配列を決定する群パターン配列検証・決定ステップとを含むことを特徴とする空気入りタイヤの単位模様配列方法。 - 前記群パターン配列検証・決定ステップは、各群パターン配列について、一方の群平均ピッチ配列と他方の群平均ピッチ配列とを平均したパターン平均ピッチ配列を計算するとともに、
前記決定された群パターン配列は、前記パターン平均ピッチ配列のタイヤ周方向のピッチ最大変動量が、最もピッチ最大変動量が大きいパターン平均ピッチ配列の90%以下であることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤの単位模様配列方法。 - 前記群パターン配列検証・決定ステップは、各群パターン配列について、一方の群平均ピッチ配列と他方の群平均ピッチ配列とを平均したパターン平均ピッチ配列を計算するとともに、
前記パターン平均ピッチ配列をフーリエ展開し、特定の次数成分が低いパターン平均ピッチ配列に決定することを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤの単位模様配列方法。 - 前記個数nは、トレッド面の接地周長さに含まれる単位模様の平均個数に近い自然数であることを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤの単位模様配列方法。
- 前記単位模様列は、ピッチが周期的に配列されていない非周期配列をなすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤの単位模様配列方法。
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