JP3562194B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭などで日常的に使用される炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の炊飯器においては、使い勝手がよく、よりおいしいご飯を炊くものが要求されるようになってきている。
【0003】
以下に従来の炊飯器を例に説明する。図7は従来の炊飯器の蓋部の部分断面図を示すものである。図7において、本体開口部に着脱自在に設けた内釜3と本体1開口部上枠の一端を支点として回動し、他端を本体と係合して内釜3の開口部を閉じる蓋部を有するジャ−炊飯器において、内釜の開口部に対抗して蓋部2の下面を構成するフラットな加熱板6と、内釜の開口フランジ面をシ−ルするシ−ルパッキン5と、蓋部2の下面周縁部を構成する加熱板支え4とを蓋部2の外郭を構成する外蓋8側から固定ネジ7で固定してユニット化し、このユニットを外蓋8の内側周縁部に係合固定したものであった。
【0004】
即ち、本体部の内部に着脱自在に内釜を収納し、上部に蓋部2を設け、一方、蓋部2の下面はフラットな加熱板6によって形成し、内釜の開口部に対向させる。またこの加熱板と、内釜の開口フランジ面をシ−ルするシ−ルパッキン5及び蓋部2の下面周縁部を構成する加熱板支え4を、蓋部2の外郭を構成する外蓋8側から固定ネジ7で固定してユニット化する。そしてこのユニットは加熱板支え4の外周縁部に設けた係合部に係合することにより外蓋に固定するような構成であった。また、加熱板6には保温用のヒ−タが配設されていたが、炊飯時にはほとんど使用されず、ご飯を炊く上ではほとんど寄与していなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来構成では、蓋体の内部の保温ヒ−タは炊飯には寄与するだけの加熱量を有しておらず、そのための機構も備えていなかった。
【0006】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、保温ヒ−タも積極的に炊飯時の加熱を行い、鍋の上下からの加熱により、米と水の両周辺から加熱する炊飯器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の炊飯器は、本体上面開口部を覆う蓋体の内部に配置する誘導コイルと、前記誘導コイルの下面に設けられた加熱板とを備え、前記加熱板は、発熱量が増えるように前記誘導コイルに対応する位置に複数の凹部を設けてなり、前記 複数の凹部は、前記ドーナツ状に巻かれた誘導コイルと略同形状に配置されてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1、2記載の発明は、本体上面開口部を覆う蓋体の内部に配置する誘導コイルと、前記誘導コイルの下面に設けられた加熱板とを備え、前記加熱板は、発熱量が増えるように前記誘導コイルに対応する位置に複数の凹部を設け、前記複数の凹部は、前記ドーナツ状に巻かれた誘導コイルと略同形状に配置されたことにより、保温ヒ−タも積極的に炊飯時の加熱を行い、米と水の両方を回りから加熱することができる。
【0009】
請求項記載の発明は、蓋体の下面開口部を覆う外蓋カバ−を設け、誘導コイルは、前記外蓋カバー内に一体成形されてなることにより、上面からの加熱構成の工数を減らすことができる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)
以下本発明の第1の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0011】
図3において、構成を説明すると、本体11には、上枠12のが係合され、さらに、蓋体13が上枠12に係合されて本体11の上部に配置されている。14は、本体11内側に位置して加熱される鍋である。15は、鍋14を支持する保護枠である。16は、鍋14を加熱するヒータである。17は、加熱した鍋14の温度を検知するセンサーである。18は、上枠12前面上部に係合固定した表示板である。19は、表示板18内に固定された炊飯器を制御する制御回路基板である。蓋体13の下方開口部は外蓋カバ−20で覆われている。外蓋カバ−20の内部にド−ナツ状に巻かれた誘導コイル21が配置されている。鍋14の上面開口部を覆う加熱板21が、蒸気の漏れを防止する鍋パッキン23を介して上部に配置されている。
【0012】
また、加熱板22には、第1図、第2図に示すように複数個の凹部23を設けている。この複数個の凹部23はド−ナツ状に巻かれた誘導コイル21と外蓋カバ−20を介して略同形状に配置されている。凹部23は凸形状でもよい。加熱板22は誘導コイル21によって発生する磁力線により発熱する金属材料が使用される。また、加熱板22には、蒸気抜きの穴24が設けられている。また、加熱板22はネジ等により穴25を介して蓋体13に固定される。
【0013】
次に、第4図〜第6図において誘導コイル21の固定方法について説明する。第4図において誘導コイル21はアルミ箔のような電熱性の金属箔26と両面テ−プ27に挟持され両面テ−プ27によって外蓋カバ−20と固定される。第5図において誘導コイル21はアルミ箔のような電熱性の金属箔26aに塗布されたのり状の物質で外蓋カバ−20と固定される。第5図において誘導コイル21は外蓋カバ−20に一体成形され固定される。
【0014】
以上のように構成された炊飯器において、その動作を説明すると、加熱板22には、複数個の凹部23を設けており、この複数個の凹部23はド−ナツ状に巻かれた誘導コイル21と外蓋カバ−20を介して略同形状に配置されているため、誘導コイル21で発生した磁力線は加熱板22を通過する時に渦電流を発生し、加熱板22の材料の抵抗により発熱する。従って、加熱板22の周辺を効果的に加熱できることとなり、鍋14の上部の露付きを防止可能となり、更に鍋14上方の空気の効果的な対流を起こすことが可能となる。
【0015】
また、加熱板22には、複数個の凹部23を設けているため表面積が増加している。このため磁力線が加熱板22を通過する量が増加し、結果渦電流を増加し発熱量が増えるのである。つまり、磁力線の量は同じであるが発熱量が増え効率が良くなりパワ−アップしたのと同じ効果が得られるのである。
【0016】
また、従来第4図において示したように、誘導コイル21はアルミ箔のような電熱性の金属箔26と両面テ−プ27に挟持され両面テ−プ27によって外蓋カバ−20と固定されていた。この工法ではまず最初に誘導コイル21を金属箔26と両面テ−プ27に挟持する必要があり工数がかかった。本実施例では第5図に示すように誘導コイル21はアルミ箔のような電熱性の金属箔26aに塗布されたのり状の物質で外蓋カバ−20と固定されるため、工数が半減する。さらに、第6図に示すように誘導コイル21が外蓋カバ−20に一体成形され固定されるとさらに工数が無くなるのである。
【0017】
以上のような実施例によれば、本体と、前記本体上面開口部を覆う蓋体と、この蓋体の内部に配置する加熱板と、この加熱板に凹部を複数個設け、この複数個の凹部23はド−ナツ状に巻かれた誘導コイル21と外蓋カバ−20を介して略同形状に配置されているため、誘導コイル21で発生した磁力線は加熱板22を通過する時に渦電流を発生し、加熱板22の材料の抵抗によりこの渦電流は金属表面付近で発生する。
【0018】
一方、加熱板22には、複数個の凹部23を設けているため表面積が増加している。このため磁力線が加熱板22を通過する量が増加し、結果渦電流を増加し発熱量が増えるのである。つまり、磁力線の量は同じであるが発熱量が増え効率がアップさせることができるのである。
【0019】
また、蓋体内部に蓋体の下面開口部を覆う外蓋カバ−と、この外蓋カバ−に前記加熱板を加熱する誘導コイルを接着したことにより、誘導コイル21はアルミ箔のような電熱性の金属箔26aに塗布されたのり状の物質で外蓋カバ−20と固定されるため、工数が半減するのである。
【0020】
さらに、加熱板を加熱する誘導コイル21を外蓋カバ−20内に一体成形することにより誘導コイル21を外蓋カバ−20に接着する工程をなくすことができるものである。
【0021】
なお、加熱板22の周辺に行くほど、凹部23の窪みを大きくすることにより、加熱板22周辺からの放熱効果が増し、一層、炊飯時の対流効果を向上させることができるものである。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、請求項1、2記載の発明によれば、蓋体の内部に設けられた誘導コイルと、前記誘導コイルの下面に設けられた加熱板とを備え、この加熱板に凹部を複数個設け、この複数個の凹部はド−ナツ状に巻かれた誘導コイルと外蓋カバ−を介して略同形状に配置されているため、誘導コイルで発生した磁力線は加熱板を通過する時に渦電流を発生し、加熱板の材料の抵抗によりこの渦電流は金属表面付近で発生することができる。
【0023】
一方、加熱板には、複数個の凹部を設けているため表面積が増加しており、磁力線が加熱板を通過する量が増加し、その結果、渦電流が増加して発熱量が増え、米と水の上面より加熱することができ、オ−ブンのように積極的に米と水を回りから加熱することにより、おいしいご飯を提供できるという効果があるのである。
【0024】
さらに、請求項記載の発明によれば、蓋体の下面開口部を覆う外蓋カバ−を設け、誘導コイルは、前記外蓋カバー内に一体成形されたことにより、誘導コイルを外蓋カバ−に接着する工程をなくすことができるという多大な効果があるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の炊飯器の加熱板の要部断面図
【図2】同、炊飯器の加熱板の平面図
【図3】同、炊飯器の破断断面図
【図4】同、炊飯器の誘導コイル付近の要部断面図
【図5】同、炊飯器の別の誘導コイル付近の要部断面図
【図6】同、炊飯器の更に別の誘導コイル付近の要部断面図
【図7】従来例の炊飯器の蓋の分解図
【符号の説明】
11… 本体
13… 蓋体
20… 外蓋カバ−
21… 誘導コイル
22… 加熱板
23… 凹部

Claims (3)

  1. 蓋体の内部に設けられた誘導コイルと、前記誘導コイルの下面に設けられるとともに、前記誘導コイルで発生した磁力線が通過する時に渦電流を発生しうる加熱板とを備え、前記加熱板は、発熱量が増えるように前記誘導コイルに対応する位置に複数の凹部を設けてなり、前記複数の凹部は、前記ドーナツ状に巻かれた誘導コイルと略同形状に配置されてなる炊飯器。
  2. 加熱板の凹部は、加熱板の周辺に向かうに従いその窪みを大きくしてなる請求項1記載の炊飯器。
  3. 蓋体の下面開口部に設けられた外蓋カバーを備え、誘導コイルは、前記外蓋カバー内に一体成形されてなる請求項1記載の炊飯器。
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