JP3558049B2 - 画像ファイル作成プログラム、画像処理プログラム及び画像ファイル作成装置 - Google Patents

画像ファイル作成プログラム、画像処理プログラム及び画像ファイル作成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像ファイルを作成する画像ファイル作成プログラム、この画像ファイルを用いて画像処理を行う画像処理プログラム、及び画像ファイルを作成する画像ファイル作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、画像ファイルに記録されている画像データに対し、パーソナルコンピュータ等の画像処理装置を用いて色合い、明るさ、コントラスト等の変更を加える画像処理が行われている。この場合、画像処理を繰り返すごとに画像データが劣化することになって元の画像データに復元することが困難となるため、元の画像データのバックアップをとっておくようにする等、画像データの管理に細心の注意を払う必要があった。このため、元の画像データと、その画像データに対し所定の画像処理を行った後の画像データとを分けて管理を行うようにすることが提案されている(特開昭63−82553号公報、特開平7−85237号公報、特開2000−57334号公報、特開2000−76474号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記提案されている技術は、元の画像データを保存できるように考慮したものではあるが、画像データの処理に不慣れなユーザにとっては処理操作が困難で、必ずしも短時間で目的とする画像処理結果に到達することができるものとはいい難いものであった。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、短時間で容易に目的とする画像処理結果を得ることができる画像ファイルを作成可能な画像ファイル作成プログラム、画像処理プログラム及び画像ファイル作成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、画像データを記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域及び前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録する第3記憶領域を備えた画像ファイルを作成するための画像ファイル作成プログラムであって、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対する処理目的であってユーザにより入力された当該処理目的を受け付けるステップと、この受け付けた処理目的を前記第2記憶領域に記録するステップと、前記画像データの処理目的に対応してユーザにより入力された前記画像データに対する処理内容を受け付けるステップと、この受け付けた処理内容を前記第3記憶領域に記録するステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴としている。
【0006】
この構成によれば、ユーザにより入力された処理目的が第2記憶領域に記録され、処理目的に対応してユーザにより入力された処理内容が第3記憶領域に記録される。このようにして作成された画像ファイルは、第2記憶領域に画像データの処理目的が記録されているため、画像ファイルの利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に目的とする画像処理結果を得ることができるものとなる。
【0007】
また、請求項2の発明は、請求項1に係るものにおいて、前記ユーザによる処理目的の入力の前に、予め設定されている複数の処理目的をユーザによる表示指示に応じて表示部に表示させるステップをコンピュータに実行させるものであり、前記ユーザによる処理目的の入力は、前記表示部に表示された複数の処理目的のうちから1の処理目的が選択されることで実行されるものであることを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、予め設定されている複数の処理目的が表示部に表示されるため、この表示部に表示された複数の処理目的のうちから1の処理目的を選択するだけで処理目的の入力ができることになり、入力作業が簡素化されて容易に目的とする画像処理結果を得ることができる。
【0009】
また、請求項3の発明は、画像データが記録された第1記憶領域、前記画像データの処理目的が記録された第2記憶領域及び前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容が記録された第3記憶領域を備えた画像ファイルから処理目的及び処理内容の異なる別の画像ファイルを作成するための画像ファイル作成プログラムであって、ユーザにより新たに入力された処理目的を受け付けるステップと、前記第2記憶領域に記録されている処理目的を新たに受け付けた処理目的に書き換えるステップと、新たな処理目的に応じてユーザにより入力された新たな処理内容を受け付けるステップと、前記第3記憶領域に記録されている処理内容を新たに受け付けた処理内容に書き換えるステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴としている。
【0010】
この構成によれば、第2記憶領域に記録されている処理目的がユーザにより新たに入力された処理目的に書き換えられ、第3記憶領域に記録されている処理内容がユーザにより新たに入力された処理内容に書き換えられる。これにより、第1記憶領域に記録されている画像データはそのままで新たな画像ファイルが作成される。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項3に係るものにおいて、前記ユーザによる新たな処理目的の入力の前に、ユーザによる読取指示に応じて前記第2記憶領域から処理目的を読み取るステップと、この読み取った処理目的を表示部に表示させるステップと、予め設定されている複数の処理目的を表示部に表示させるステップとをコンピュータに実行させるものであり、前記ユーザによる新たな処理目的の入力は、前記表示部に表示された複数の処理目的のうちから1の処理目的が選択されることで実行されるものであることを特徴としている。
【0012】
この構成によれば、予め設定されている複数の処理目的が表示部に表示されるため、この表示部に表示された複数の処理目的のうちから1の処理目的を選択するだけで処理目的の入力ができることになり、入力作業が簡素化されて容易に目的とする画像処理結果を得ることができる。
【0013】
また、請求項5の発明は、請求項3又は4に係るものにおいて、前記第3記憶領域に記録されている処理内容は互いに異なる複数の処理内容を含むものであって、前記ユーザにより入力されて書き換えられる新たな処理内容は、前記記録されている複数の処理内容の一部のみであり、残る処理内容は書き換えないようにしたことを特徴としている。
【0014】
この構成によれば、第3記憶領域に記録されている処理内容の一部だけが書き換えられて新たな画像ファイルが作成される。このため、新たな画像ファイルが容易に作成される。
【0015】
また、請求項6の発明は、請求項5に係るものにおいて、前記残る処理内容は、ユーザが設定した画像のトリミング領域であることを特徴としている。この構成によれば、設定作業が比較的煩雑である画像のトリミング領域は書き換えられないので、新たな画像ファイルが容易に作成される。
【0016】
また、請求項7の発明は、請求項5に係るものにおいて、前記残る処理内容は、ユーザが設定した画像の回転角であることを特徴としている。この構成によれば、設定作業が比較的煩雑である画像の回転角は書き換えられないので、新たな画像ファイルが容易に作成される。
【0017】
また、請求項8の発明は、請求項5に係るものにおいて、前記残る処理内容は、ユーザが設定した画像の色変換であることを特徴としている。この構成によれば、設定作業が比較的煩雑である画像の色変換は書き換えられないので、新たな画像ファイルが容易に作成される。
【0018】
また、請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれかに係るものにおいて、前記画像データは、撮像素子で撮像して得た画像データが記録されたものであることを特徴としている。
【0019】
この構成によれば、撮像素子で撮像して得た画像データが取り込まれて第1記憶領域に記録される。なお、撮像素子で撮像して得た画像データは、実質的に解像度を落とさない状態で第1記憶領域に記録されることが望ましい。このように実質的に解像度を落とさない状態で記録されるようにすることで、第1記憶領域に記録されている画像データはそのままの状態で処理目的等を書き換えるだけで新たな画像ファイルを容易に作成することができる。
【0020】
また、請求項10の発明は、請求項1に係るものにおいて、画像データを記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域、前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録する第3記憶領域及び前記画像データを利用した商品の注文データを記録する第4記憶領域を備えた画像ファイルを作成するための画像ファイル作成プログラムであって、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対する処理目的であって通信回線を介して外部装置に対し注文商品を指定する際に前記通信回線を介して当該外部装置から取り込まれた処理目的を受け付けるステップと、この受け付けた処理目的を前記第2記憶領域に記録するステップと、前記画像データの処理目的に対応してユーザにより入力された前記画像データに対する処理内容を受け付けるステップと、この受け付けた処理内容を前記第3記憶領域に記録するステップと、前記画像データを利用した商品を注文するための注文データであってユーザにより入力された当該注文データを受け付けるステップと、この受け付けた注文データを前記第4記憶領域に記録するステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴としている。
【0021】
この構成によれば、通信回線を介して外部装置に対し注文商品を指定する際に該通信回線を介して外部装置から取り込まれた処理目的が第2記憶領域に記録され、処理目的に対応してユーザにより入力された処理内容が第3記憶領域に記録され、ユーザにより入力された商品を注文するための注文データが第4記憶領域に記録される。このようにして作成された画像ファイルは、第2記憶領域に画像データの処理目的が記録されているため、画像ファイルの利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に目的とする画像処理結果を得ることができるものとなる。
【0022】
また、請求項11の発明は、請求項10に係るものにおいて、前記第2記憶領域には、互いに異なる複数の処理目的が記録されることを特徴としている。この構成によれば、第2記憶領域に複数の処理目的が記録されて画像ファイルが作成される。このため、同一の画像データが複数の処理目的に利用され、画像ファイルの効率化が図れる。
【0023】
また、請求項12の発明は、請求項11に係るものにおいて、前記第3記憶領域には、前記複数の処理目的に対して共通の処理内容が記録されることを特徴としている。
【0024】
この構成によれば、第3記憶領域に複数の処理目的に対し共通の処理内容が記録されて画像ファイルが作成される。このため、同一の処理内容が複数の処理目的に利用され、画像ファイルの効率化が図れる。
【0025】
また、請求項13の発明は、請求項10乃至12のいずれかに係るものにおいて、前記画像ファイルは通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名を記録する第5記憶領域を備えたものであり、ユーザにより入力された外部装置名を受け付けるステップと、この受け付けた外部装置名を前記第5記憶領域に記録するステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴としている。
【0026】
この構成によれば、ユーザにより入力された外部装置名が第5記憶領域に記録されて画像ファイルが作成される。このため、通信回線を介して注文を行う場合に注文先を誤らないようにすることができる。
【0027】
また、請求項14の発明は、請求項10乃至13のいずれかに係るものにおいて、前記画像ファイルは通信回線を介して注文を受け付ける外部装置側での処理内容を記録する第6記憶領域を備えたものであり、外部装置側のユーザにより入力された外部装置側での処理内容を受け付けるステップと、この受け付けた処理内容を前記第6記憶領域に記録するステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴としている。
【0028】
この構成によれば、外部装置側のユーザにより入力された処理内容が第6記憶領域に記録されて画像ファイルが作成される。これにより、第6記憶領域に記録された処理内容に基づいて画像処理が実行される。
【0029】
また、請求項15の発明は、第1記憶領域に画像データが記録され、第2記憶領域に前記画像データの処理目的が記録され、第3記憶領域に前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容が記録された画像ファイルを用いて前記画像データに対する画像処理を行う画像処理プログラムであって、前記第1記憶領域から画像データを読み出すステップと、この読み出した画像データを処理用記憶手段に記録させるステップと、前記第2記憶領域から処理目的を読み出すステップと、前記第3記憶領域から処理内容を読み出すステップと、前記処理用記憶手段に記録されている画像データに対し前記読み出した処理目的に応じた処理内容に基づいて画像処理を行うステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴としている。
【0030】
この構成によれば、第1記憶領域から画像データが読み出されて処理用記憶手段に記録され、この処理用記憶手段に記録された画像データに対し画像処理が実行される。このため、第1記憶領域に記憶されている画像データは劣化することがないので、この画像データをそのまま用い、処理目的等を書き換えるだけで新たな画像ファイルを容易に作成することができる。
【0031】
また、請求項16の発明は、請求項15に係るものにおいて、前記画像ファイルは、第4記憶領域に前記画像データを利用した商品の注文データが記録され、第5記憶領域に通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名が記録されたものであることを特徴としている。
【0032】
この構成によれば、画像データを利用した商品の注文データが第4記憶領域に記録され、通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名が第5記憶領域に記録されて画像ファイルが作成される。
【0033】
また、請求項17の発明は、請求項16に係るものにおいて、前記画像ファイルは、通信回線を介して注文を受け付ける外部装置に送信され、当該外部装置に保存されるものであることを特徴としている。
【0034】
この構成によれば、画像ファイルが通信回線を介して注文を受け付ける外部装置に送信され、その外部装置に保存される。このため、外部装置側において画像データに対する画像処理を実行することができる。
【0035】
また、請求項18の発明は、請求項17に係るものにおいて、前記画像ファイルは、第6記憶領域に通信回線を介して注文を受け付ける外部装置における処理内容が記録されたものであり、前記画像処理を行うステップは、前記外部装置において前記第6記憶領域に記録された処理内容に基づき第1記憶領域に記録されている画像データに対し画像処理を行うものであることを特徴としている。
【0036】
この構成によれば、外部装置側で第6記憶領域に記録された処理内容に基づき第1記憶領域に記録されている画像データに対して画像処理が実行される。
【0037】
また、請求項19の発明は、請求項18に係るものにおいて、前記第6記憶領域に記録された処理内容に基づいて第1記憶領域に記録されている画像データに対し画像処理を行った後に、当該画像データを用いて所定の処理を実行するステップをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴としている。
【0038】
この構成によれば、第6記憶領域に記録されている処理内容に基づいて第1記憶領域に記録されている画像データに対し画像処理が実行され、この画像処理の実行された画像データを用いて所定の処理が実行される。
【0039】
また、請求項20の発明は、画像データを記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域及び前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録する第3記憶領域を備えた画像ファイルを作成するための画像ファイル作成装置であって、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対する処理目的及び当該処理目的に対応する前記画像データに対する処理内容を入力する入力手段と、この入力手段により入力された処理目的を前記第2記憶領域に記録させ、前記入力手段により入力された処理内容を前記第3記憶領域に記録させる記憶制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0040】
この構成によれば、ユーザにより入力された処理目的が第2記憶領域に記録され、処理目的に対応してユーザにより入力された処理内容が第3記憶領域に記録される。このようにして作成された画像ファイルは、第2記憶領域に画像データの処理目的が記録されているため、画像ファイルの利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に目的とする画像処理結果を得ることができるものとなる。
【0041】
また、請求項21の発明は、画像データを記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域、前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録する第3記憶領域及び前記画像データを利用した商品の注文データを記録する第4記憶領域を備えた画像ファイルを作成するための画像ファイル作成装置であって、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対する処理目的に対応する前記画像データに対する処理内容及び前記画像データを利用した商品を注文するための注文データを入力する入力手段と、通信回線を介して外部装置に対し注文商品を指定する際に前記通信回線を介して当該外部装置から取り込まれた処理目的を前記第2記憶領域に記録させ、前記入力手段により入力された処理内容を前記第3記憶領域に記録させ、前記入力手段により入力された注文データを前記第4記憶領域に記録させる記憶制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0042】
この構成によれば、通信回線を介して外部装置に対し注文商品を指定する際に該通信回線を介して外部装置から取り込まれた処理目的が第2記憶領域に記録され、処理目的に対応してユーザにより入力された処理内容が第3記憶領域に記録され、ユーザにより入力された商品を注文するための注文データが第4記憶領域に記録される。このようにして作成された画像ファイルは、第2記憶領域に画像データの処理目的が記録されているため、画像ファイルの利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に目的とする画像処理結果を得ることができるものとなる。
【0043】
また、請求項22の発明は、請求項21に係るものにおいて、前記画像ファイルは、通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名を記録する第5記憶領域を備えたものであって、前記入力手段は前記外部装置名を入力するものであり、前記記憶制御手段は、前記入力手段により入力された外部装置名を第5記憶領域に記録させるものであることを特徴としている。
【0044】
この構成によれば、画像データを利用した商品の注文データが第4記憶領域に記録され、通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名が第5記憶領域に記録されて画像ファイルが作成される。
【0045】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像ファイルを作成するための画像ファイル作成装置の外観構成を示す図であり、図2は、画像ファイル作成装置の制御構成を示すブロック図である。これらの図において、画像ファイル作成装置10は、例えばパーソナルコンピュータで構成されたものであり、本体制御部12と、本体制御部12に接続された画像データ読取部14と、本体制御部12に接続されたCRTディスプレイ等からなる表示部16と、本体制御部12に接続された第1入力部であるキーボード18と、本体制御部12に接続された第2入力部であるマウス20と、本体制御部12に接続されたプリンタ22とを備えている。
【0046】
本体制御部12は、演算処理を実行するCPU121、処理プログラムや各種データ等を記憶するハードディスク等の記憶部122、及び、データを一時的に保存するRAM123により構成されている。この本体制御部12には、画像データ読取部14で読み取られた画像データを記録(記憶)すると共に、この画像データの処理目的(使用目的)や画像データに対する処理内容等を記録する原画記憶部124、原画記憶部124から読み出した画像データを一時的に保存し、この保存した画像データに対して画像処理を行うための処理用記憶部125、及び、画像処理された後の画像データを保存する保存用記憶部126が接続されている。これら記憶部124,125,126は、例えばハードディスクで構成されている。
【0047】
画像データ読取部14は、デジタルカメラ等の撮像手段で撮像されて取得された画像データやそれに付随する画像情報等の記録されているメモリが装着可能に構成されたもので、この装着されたメモリに記録されている画像データ等を読み取るものである。この画像データ読取部14で読み取った画像データ等は、原画記憶部124に記録される。なお、デジタルカメラ等の撮像手段をUSBケーブル等により本体制御部12に接続することで、撮像手段に内蔵されているメモリ内の画像データ等を直接取り込むようにすることもできる。また、感光紙等に記録されている被写体像をスキャナ等で読み取り、この読み取った画像データを原画記憶部124に記録することもできる。
【0048】
表示部16は、原画記憶部124あるいは処理用記憶部125から読み出した画像データに基づいて表示面161に画像を表示すると共に、この表示面161に画像を表示した状態で所定の画像処理を行うようにするものである。キーボード18及びマウス20は、原画記憶部124に記録されている画像データの処理目的や画像データに対する処理内容等の各種画像情報を入力するためのものである。これらキーボード18及びマウス20から入力された処理目的や処理内容等の各種画像情報は、一旦RAM123に受け入れられた後に画像データと共に原画記憶部124に記録される。プリンタ22は、原画記憶部124に記録されている画像や画像処理の施された後の画像を記録紙上にプリントアウトするものである。
【0049】
図3は、上記のように構成された画像ファイル作成装置10を用いて画像ファイルを作成し、その作成した画像ファイルに基づいて処理目的を実行する一連の動作概要を説明するためのフローチャートである。なお、ここでは、デジタルカメラ等の撮像手段により被写体を撮影するステップも含めて説明している。
【0050】
まず、デジタルカメラ等の撮像手段により被写体を撮影すると(ステップ#1)、その撮影した画像が例えばCCDRAW形式の画像データとして撮像手段内のメモリに記録される(ステップ#3)。このメモリには、画像データと共に、その画像データの形式や階調数等の関連画像情報が同時に書き込まれる。
【0051】
次いで、撮像手段のメモリに記録された画像データは、そのメモリを画像データ読取部14に装着して読取開始指示を与えることで画像ファイル作成装置10内に取り込まれ、原画記憶部124に記録される(ステップ#5)。ここで、撮像手段のメモリに記録された元の画像データは、極力劣化しない状態(解像度を低下させない状態)で原画記憶部124に記録されるようになっている。
【0052】
そして、キーボード18あるいはマウス20を操作することにより、取り込んだ画像データの処理目的(例えば、プリントアウト)が選択されると共に、画像データに対する処理内容であるサイズ(画像サイズ)が選択され、引き続いて他の処理内容(例えば、トリミング範囲)が入力される(ステップ#7)。
【0053】
ここで、画像データの処理目的として、本実施形態では、上記の「プリントアウト」の他に、「WEB用の画像作成」、「壁紙作成」及び「アイコン作成」が選択可能となっている。また、画像データに対する処理内容として、上記の「サイズ」及び「トリミング範囲」の他に、「色合い」、「明るさ」及び「コントラスト」等が入力設定可能となっている。なお、この処理目的とサイズの選択操作等については後述する。
【0054】
次いで、キーボード18あるいはマウス20を操作してファイルの保存を指示すると、画像データ、処理目的、処理内容等が原画記憶部124の所定の記憶領域にそれぞれ保存され、本発明に係る後述するファイル形式の画像ファイルが作成される(ステップ#9)。
【0055】
次いで、キーボード18あるいはマウス20を操作して処理の実行(例えば、プリントアウト)が指示されると、原画記憶部124に形成された画像ファイルに記録されている画像データが処理用記憶部125に取り込まれ、この取り込まれた画像データに対し画像ファイルに記録されている処理目的及び処理内容に従って画像処理が実行され、その画像処理の実行された画像データが例えばプリンタ22に送信され、プリンタ22で記録紙に対するプリントが実行される(ステップ#11)。
【0056】
その後、必要に応じ、キーボード18あるいはマウス20を操作することで、作成された画像ファイルに記録されている画像データはそのままの状態にし、先に形成した画像ファイルの処理目的や処理内容等を変更した別の画像ファイルの作成を指示すると、別の処理目的(例えば、アイコン作成)とサイズの選択とが可能となるようになっている。このため、上記ステップ#7における操作と同様の操作により処理目的や処理内容等の書き換えが行われ、ファイルの保存を指示することで新たな別の画像ファイルが形成される(ステップ#13)。
【0057】
このように、本発明では、原画記憶部124から読み出した画像データに対して画像処理を実行し、原画記憶部124に記録されている画像データは元の状態で保存するようにしているので、元の画像データのバックアップをとっておく等の必要がないことから画像データの管理が容易となる。また、元の画像データが極力劣化しない状態(解像度を低下させない状態)で原画記憶部124に保存されているので、作成した画像ファイルの処理目的や処理内容等を書き換えるだけで新たな別の画像ファイルを容易に作成することができる。なお、CCDRAW形式の他に、画素補間後のRGB画像データを記録するようにしてもかまわない。
【0058】
図4は、画像ファイル作成装置10で作成される上述の画像ファイルのファイル形式を説明するための図である。すなわち、画像ファイル作成装置10で作成される画像ファイル30は、画像データ読取部14により読み取る等して入力された画像データが記録される第1記憶領域301、第1記憶領域301に記録されている画像データの処理目的が記録される第2記憶領域302、及び、第1記憶領域301に記録されている画像データに対する処理内容が記録される第3記憶領域303を備えている。
【0059】
この第1記憶領域301には、画像データのサイズ(横方向X及び縦方向Yのサイズ)、画像データの形式(例えば、CCDRAW形式)、階調数等が同時に記録され、第2記憶領域302には、処理目的として、プリントアウト、WEB用の画像作成、壁紙作成、アイコン作成等が記録される。また、第3記憶領域303には、複数の処理記録欄が設定されており、各処理記録欄に処理の順番、処理内容、パラメータ等が記録される。なお、処理目的を記録する第2記憶領域302と処理内容を記録する第3記憶領域303との間に画像処理開始のコマンドが書き込まれ、第3記憶領域303の後に画像処理終了のコマンドが書き込まれている。これら各記憶領域301,302,303に対するデータの書き込みは、図3に示すステップ#9において実行される。
【0060】
図5は、上記ステップ#7における操作を説明するための表示部16に表示される操作画面を示す図である。すなわち、キーボード18あるいはマウス20を操作することで図5に示す操作画面が表示部16の表示面161に表示される。
【0061】
この操作画面の上部にはツールバーG0が設定されており、「ファイル」、「編集」、「設定」及び「ヘルプ」の各項目が表示されるようになっている。キーボード18あるいはマウス20により「ファイル」が指定されると、「開く」、「閉じる」、「保存」、「名前を付けて保存」、「印刷」、「終了」及び「フォトサービスに接続」の各操作内容一覧が画面に表示される。
【0062】
この「開く」を指定することにより画像ファイル30を開くことができる。「閉じる」を指定すると、開いた画像ファイル30を閉じることができる。「保存」及び「名前を付けて保存」を指定すると、選択操作ないし指定操作した内容を画像ファイル30の対応する記憶領域に保存することができる。「印刷」を指定すると、処理目的として「プリントアウト」を選択したときにのみプリンタ22によりプリントを実行させることができる。「終了」を指定すると、アプリケーションを終了させることができる。また、「フォトサービスに接続」を指定すると、インターネット等の通信回線を介して外部業者にフォトサービス等を依頼することができる。
【0063】
また、キーボード18あるいはマウス20により「編集」が指定されると、処理目的や処理内容の選択操作ないし指定操作を実行することができ、「設定」が指定されると、プリンタ22の種類や圧縮率等を設定することができる。また、「ヘルプ」が指定されると、種々の操作ガイドが表示される。
【0064】
いま、例えば、「ファイル」を指定して一覧を表示させた上で「開く」を指定し、さらに「編集」を指定することで図5に示す操作画面が表示される。この操作画面の左方上部には目的表示ボックス(リストボックス)G1が設定されており、この目的表示ボックスG1に選択した処理目的が表示されるようになっている。すなわち、この目的表示ボックスG1には、目的表示ボックスG1の右部に設けられている指定ボタンG3に対しマウス20によるクリック操作を繰り返すことで予め設定されている複数の処理目的が択一的に表示されるようになっている。本実施形態では、上述のように処理目的として、「プリントアウト」、「WEB用の画像作成」、「壁紙作成」及び「アイコン作成」が予め設定されている。ここでは、「プリントアウト」が選択された状態となっている。
【0065】
また、目的表示ボックスG1の下方にサイズ表示ボックス(リストボックス)G2が設定されており、このサイズ表示ボックスG2に選択した画像のサイズが表示されるようになっている。このサイズ表示ボックスG2には、サイズ表示ボックスG2の右部に設けられている指定ボタンG4に対しマウス20によるクリック操作を繰り返すことで予め設定されている複数のサイズが択一的に表示されるようになっている。このサイズは、選択された処理目的に応じて選択肢が異なるようになっている。
【0066】
すなわち、「プリントアウト」が選択されたときは、本実施形態では、「A4縦」、「A4横」、「A5縦」、「A5横」、「はがきサイズ縦」及び「はがきサイズ横」が選択可能となっている。また、「WEB用の画像作成」が選択されたときは、本実施形態では、「1024×768ピクセル」、「800×600ピクセル」、「768×512ピクセル」、「640×480ピクセル」、「320×240ピクセル」及び「160×768ピクセル」が選択可能となっている。
【0067】
また、「壁紙作成」が選択されたときは、本実施形態では、「1600×1200ピクセル」、「1200×1024ピクセル」、「1024×768ピクセル」、「800×600ピクセル」及び「640×480ピクセル」が選択可能となっている。また、「アイコン作成」が選択されたときは、本実施形態では、「64×64ピクセル」のみが指定できるようになっている。また、サイズ表示ボックスG2には、「任意」が選択可能になっている。この「任意」を選択すると、図6に示すように、サイズ表示ボックスG2の右方に、縦寸法ボックスG5と横寸法ボックスG6が表示され、これら各ボックスG5,G6に予め設定されている範囲内での任意の値(cm)をキーボード18から入力できるようになっている。
【0068】
また、中央右部に画像表示部G7が設定されており、この画像表示部G7に画像ファイル30に記録されている画像データが読み出されて画像が表示され、この表示されている画像のトリミング範囲がマウス20の操作により設定されるようになっている。本実施形態では、実線と点線とで囲まれた範囲がトリミング範囲となっており、このトリミング範囲は対角上の2点A1,A2の平面座標値で表わされるようになっている。
【0069】
また、中央下部に色合いボタンG8が設定されており、この色合いボタンG8をマウス20でクリックすることで画像の色合いが設定可能となっている。すなわち、色合いボタンG8をクリックすると、本実施形態では図7に示すように、操作画面の中央左部に色合い指定画面が表示され、この指定画面の中央に表示されている円内のドットDをマウス20の操作により円内の所定位置に移動させることで色合いの調節が可能となっている。なお、このドットDを移動させることにより中央右部の画像表示部G7に表示されている画像の色合いが変化するようになっており、この画像を視認しながら色合いを好みのものに調節することができる。
【0070】
また、右方下部(画像表示部G7の下方)に明るさスケールG9及びコントラストスケールG10が設定されている。この明るさスケールG9では、画像の色合い設定可能時に、明るさスケールG9の黒三角で示すインデックスをマウス20により左方に移動させると画像が暗くなる方向に設定でき、マウス20により右方に移動させると画像が明るくなる方向に設定できる。また、コントラストスケールG10では、画像の色合い設定可能時に、コントラストスケールG10の黒三角で示すインデックスをマウス20により左方に移動させると画像のコントラストが弱くなる方向に設定でき、マウス20により右方に移動させると画像のコントラストが強くなる方向に設定できる。
【0071】
また、キーボード18あるいはマウス20の操作により、画像表示部G7に表示されているトリミング範囲内にある画像の「右90度回転」、「左90度回転」、「180度回転」、「左右反転」及び「上下反転」の画像の回転処理や反転処理を行うことができるようになっている。
【0072】
また、左方中央部には実行ボタンG11が設定されており、この実行ボタンG11をマウス20でクリックすることにより、処理目的(この例では、プリントアウト)の選択操作が確定され、この確定された処理目的が画像ファイル30の第2記憶領域302に記録される。また、実行ボタンG11をクリックすることにより、処理内容であるサイズ、トリミング範囲、色合い、明るさ、コントラスト及び画像の回転/反転処理の各選択操作ないしは指定操作が確定され、これら各処理内容が画像ファイル30の第3記憶領域303に記録される。
【0073】
また、操作画面が開かれた状態でツールバーG0の「設定」が指定されると、図8及び図9に示すように、「プリンタ」、「圧縮率」等の一覧が表示されるようになっている。この一覧の「プリンタ」を指定すると、図8に示すように、本体制御部12に接続されているプリンタ22の種類が表示されるようになっており、複数種類のプリンタ22が接続されているときに1つのプリンタ22を指定することができる。また、この一覧の「圧縮率」を指定すると、図9に示すように、複数の圧縮率の一覧が表示され、この一覧の中から1つの圧縮率を指定することができる。これらのプリンタ22の種類や圧縮率も画像データに対する処理内容の1つとして画像ファイル30の第3記憶領域303に記録されるようになっている。これにより、各記憶領域301,302,303に所定のデータが記録され、ユーザの目的とする画像ファイル30が完成する。
【0074】
図10は、上記のようにして作成された画像ファイル30を用い、その第2記憶領域に記録されている処理目的が「プリントアウト」である場合の画像処理を実行するときの処理動作を説明するためのフローチャートである。すなわち、本発明に係る画像ファイル30は、第2記憶領域302に処理目的である「プリントアウト」が記録されているため、画像ファイル30の利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイル30を「プリントアウト」以外の他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができる。以下、このフローチャートを参照して処理動作の概略を説明する。
【0075】
まず、キーボード18が操作され、画像ファイル30に記録されている画像データに対する画像処理の実行が指令されると、第1記憶領域301に記録されているCCDRAW形式の画像データが処理用記憶部125に取り込まれ、この取り込まれたCCDRAW形式の画像データからRGB画像データへ変換するための補間処理が実行され(ステップ#21)、その補間処理が実行された後に第3記憶領域303に記録されているトリミング範囲の画像データが取り出される(ステップ#23)。この取り出された画像データに基づいて表示部16の表示面161に画像が表示される。
【0076】
次いで、第3記憶領域303に記録されている画像データの回転処理あるいは反転処理データに基づいて処理用記憶部125に記録されている画像データに対して回転/反転処理が実行される(ステップ#25)。この回転/反転処理が実行されると、表示面161に回転処理あるいは反転処理された後の画像が表示される。
【0077】
次いで、第3記憶領域303に記録されている色合い、明るさ及びコントラストデータに基づいて処理用記憶部125に記録されている画像データに対して色合い、明るさ及びコントラストの変換処理が実行される(ステップ#27)。この変換処理が実行されると、表示面161に変換処理された後の画像が表示される。
【0078】
次いで、第3記憶領域303に記録されているサイズデータと、プリンタ22の解像度とに基づいて補間倍率が算出決定され(ステップ#29)、処理用記憶部125に記録されている画像データに対して補間処理が実行される(ステップ#31)。そして、プリンタ22の種類に応じてCMYKに変換処理し、γテーブルによって8ビットデータに変換処理される(ステップ#33)。その後、プリンタ22の種類に応じた輪郭強調処理が実行され(ステップ#35)、プリンタ22に対しプリントデータが送信される(ステップ#37)。これにより、プリンタ22は、送信されてきたプリントデータに基づいてプリント処理を実行する。
【0079】
図11は、上記のようにして作成された画像ファイル30を用い、その第2記憶領域に記録されている処理目的が「WEB用の画像作成」である場合の画像処理を実行するときの処理動作を説明するためのフローチャートである。すなわち、本発明に係る画像ファイル30は、第2記憶領域302に処理目的である「WEB用の画像作成」が記録されているため、画像ファイル30の利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイル30を「WEB用の画像作成」以外の他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができる。以下、このフローチャートを参照して処理動作の概略を説明する。
【0080】
まず、キーボード18が操作されて画像ファイル30に記録されている画像データに対する画像処理の実行が指令されると、第1記憶領域301に記録されているCCDRAW形式の画像データが処理用記憶部125に取り込まれ、この取り込まれたCCDRAW形式の画像データからRGB画像データへ変換するための補間処理が実行される(ステップ#41)。この補間処理は、例えば、注目画素の周辺のRGBデータから1画素分のRGBデータが作成されることで実行される。そして、この補間処理が実行された後に第3記憶領域303に記録されているトリミング範囲の画像データが取り出される(ステップ#43)。この取り出された画像データに基づいて表示部16の表示面161に画像が表示される。
【0081】
次いで、第3記憶領域303に記録されている画像データの処理内容に基づいて処理用記憶部125に記録されている画像データに対して回転/反転処理が実行される(ステップ#45)。この回転/反転処理が実行されると、表示面161に回転処理あるいは反転処理された後の画像が表示される。
【0082】
次いで、第3記憶領域303に記録されている色合い、明るさ及びコントラスト処理データに基づいて処理用記憶部125に記録されている画像データに対して色合い、明るさ及びコントラストの変換処理が実行される(ステップ#47)。この変換処理が実行されると、表示面161に変換処理された後の画像が表示される。
【0083】
次いで、第3記憶領域303に記録されているサイズデータに応じた画素数の変換処理が実行され(ステップ#49)、その後にγテーブルによって8ビットデータに変換処理される(ステップ#51)。その後、RGBデータからLCrCbデータに変換処理され(ステップ#53)、Lハイパスフィルタ処理が実行される(ステップ#55)。そして、CrCbローパスフィルタ処理が実行され(ステップ#57)、第3記憶領域303に記憶されている圧縮率に基づいて圧縮処理が実行される(ステップ#59)。このようにして得られた画像データに基づいてWEB用の画像が形成される。
【0084】
図12は、上記のようにして作成された画像ファイル30を用い、その第2記憶領域に記録されている処理目的が「壁紙作成」である場合の画像処理を実行するときの処理動作を説明するためのフローチャートである。すなわち、本発明に係る画像ファイル30は、第2記憶領域302に処理目的である「壁紙作成」が記録されているため、画像ファイル30の利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイル30を「壁紙作成」以外の他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができる。以下、このフローチャートを参照して処理動作の概略を説明する。
【0085】
まず、キーボード18が操作されて画像ファイル30に記録されている画像データに対する画像処理の実行が指令されると、第1記憶領域301に記録されているCCDRAW形式の画像データが処理用記憶部125に取り込まれ、この取り込まれたCCDRAW形式の画像データからRGB画像データへ変換するための補間処理が実行される(ステップ#61)。この補間処理は、CCDRAW形式の画像データの解像度が高いときには、例えば、4画素のRGGBデータから平均化処理によって1画素分のRGBデータが作成されることで実行される。そして、この補間処理が実行された後に第3記憶領域303に記録されているトリミング範囲の画像データが取り出される(ステップ#63)。この取り出された画像データに基づいて表示部16の表示面161に画像が表示される。
【0086】
次いで、第3記憶領域303に記録されている画像データの回転処理あるいは反転処理データに基づいて処理用記憶部125に記録されている画像データに対して回転/反転処理が実行される(ステップ#65)。この回転/反転処理が実行されると、表示面161に回転処理あるいは反転処理された後の画像が表示される。
【0087】
次いで、第3記憶領域303に記録されている色合い、明るさ及びコントラストデータに基づいて処理用記憶部125に記録されている画像データに対して色合い、明るさ及びコントラストの変換処理が実行される(ステップ#67)。この変換処理が実行されると、表示面161に変換処理された後の画像が表示される。
【0088】
次いで、第3記憶領域303に記録されているサイズデータに応じた画素数の変換処理が実行され(ステップ#69)、その後にγテーブルによって8ビットデータに変換処理される(ステップ#71)。その後、フィルタリング処理が実行され(ステップ#73)、引き続いて輪郭強調処理が実行される(ステップ#75)。このようにして得られた画像データに基づいて壁紙用の画像が形成される。
【0089】
図13は、上記のようにして作成された画像ファイル30を用い、第2記憶領域に記録されている処理目的が「アイコン作成」である場合の画像処理を実行するときの処理動作を説明するためのフローチャートである。すなわち、本発明に係る画像ファイル30は、第2記憶領域302に処理目的である「アイコン作成」が記録されているため、画像ファイル30の利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイル30を「アイコン作成」以外の他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができる。以下、このフローチャートを参照して処理動作の概略を説明する。
【0090】
まず、キーボード18が操作されて画像ファイル30に記録されている画像データに対する画像処理の実行が指令されると、第1記憶領域301に記録されているCCDRAW形式の画像データが処理用記憶部125に取り込まれ、この取り込まれたCCDRAW形式の画像データからRGB画像データへ変換するための補間処理が実行される(ステップ#81)。この補間処理は、例えば、64画素のRGGBデータから平均化処理によって1画素分のRGBデータが作成される。そして、この補間処理が実行された後に第3記憶領域303に記録されているトリミング範囲の画像データが取り出される(ステップ#83)。この取り出された画像データに基づいて表示部16の表示面161に画像が表示される。
【0091】
次いで、第3記憶領域303に記録されている画像データの回転処理あるいは反転処理データに基づいて処理用記憶部125に記録されている画像データに対して回転/反転処理が実行される(ステップ#85)。この回転/反転処理が実行されると、表示面161に回転処理あるいは反転処理された後の画像が表示される。
【0092】
次いで、第3記憶領域303に記録されている色合い、明るさ及びコントラストデータに基づいて処理用記憶部125に記録されている画像データに対して色合い、明るさ及びコントラストの変換処理が実行される(ステップ#87)。この変換処理が実行されると、表示面161に変換処理された後の画像が表示される。その後、ぼかしフィルタ処理が実行され(ステップ#89)、さらにγ変換処理が実行される(ステップ#91)。そして、輪郭強調処理が実行され(ステップ#93)、引き続いて縮小処理が実行される(ステップ#95)。このようにして得られた画像データに基づいてアイコン画像が形成される。
【0093】
図14は、上記のようにして作成された画像ファイル30を用い、第1記憶領域301に記録されている画像データは元のままで、第2記憶領域302に記録されている処理目的及び第3記憶領域303に記録されている処理内容を書き換えることにより、新たな別の画像ファイルを作成する場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。すなわち、本発明では、デジタルカメラ等の撮像手段で得られた元の画像データが極力劣化しない状態(解像度を低下させない状態)で画像ファイル30に保存されているので、先に作成した画像ファイルの処理目的及び処理内容、あるいはいずれか一方のみを書き換えることで新たな画像ファイル30を容易に作成することができる。
【0094】
まず、原画記憶部124に保存されている画像ファイル30を読み出して先の図5と同様の操作画面を表示させる。すなわち、ユーザにより画像ファイル30に対する読取指示が与えられることでデータの読み取りが実行され、目的表示ボックス(リストボックス)G1に先に設定された処理目的(例えば、プリントアウト)が表示されるようになっている。このため、指定ボタンG3をマウス20によりクリック操作して別の処理目的(例えば、壁紙作成)を表示させる(ステップ#101)。
【0095】
同様に、上記読取指示が与えられることでデータの読み取りが実行され、サイズ表示ボックス(リストボックス)G2に先に設定されたサイズが表示されるようになっている。このため、指定ボタンG4をマウス20によりクリック操作して処理目的に対応した別のサイズを表示させる(ステップ#103)。そして、先に設定されている各処理内容を読み出し、各処理内容を処理目的に対応させて順次更新する(ステップ#105)。その後、実行ボタンG11をマウス20によりクリックする(ステップ#107)。これにより、第2記憶領域302の処理目的の書き換えが実行されると共に、第3記憶領域303の処理目的の書き換えが実行され、新たな画像ファイル30が作成される。なお、実行ボタンG11は、処理目的の表示内容の更新やサイズの表示内容の更新の都度クリックしたり、各処理内容の更新の都度クリックしたりすることで順次書き換えを行うようにしてもよい。
【0096】
図15は、画像ファイル作成装置10で作成され、インターネット等の通信回線を利用して画像データを利用した商品(例えば、画像を印刷した透明シールを周面に貼り付ける等したマグカップ、画像を印刷したカレンダ等)を注文する場合の画像ファイルのファイル形式を示す図である。
【0097】
すなわち、この画像ファイル30aは、画像データ読取部14により読み取る等して入力された画像データが記録される第1記憶領域301a、第1記憶領域301aに記録されている画像データの処理目的が記録される第2記憶領域302a、第1記憶領域301aに記録されている画像データに対する処理内容が記録される第3記憶領域303a、第1記憶領域301aに記録されている画像データを利用した商品を注文するための注文情報(注文データ)が記録される第4記憶領域304a、通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名(あるいは、URL)が記録される第5記憶領域305a、及び、外部装置側での処理内容を記録する第6記憶領域306aを備えている。
【0098】
この第1記憶領域301aには、図3に示す画像ファイル30の第1記憶領域301に記録される内容と同一の内容が画像データ読取部14で読み取られる等して記録される。第2記憶領域302aには、第1記憶領域301aに記録されている画像データを利用する目的等が記録される。この第2記憶領域302aは、複数の処理目的が記録可能に構成されており、この第2記憶領域302aへのデータは、後述するように通信回線を介して外部から取り込まれることで記録される。
【0099】
また、第3記憶領域303aには、図3に示す画像ファイル30の第3記憶領域303に記録される内容と同様の処理内容がキーボード18等を操作することで入力されて記録される。この第3記憶領域303aに記録される処理内容は、ここでは第2記憶領域302aに記録される複数の処理目的に共通するものとなっている。第4記憶領域304aには、発注者名、発注日及び発注内容がキーボード18等を操作することで入力されて記録される。第5記憶領域305aには、ここではURLがキーボード18等を操作することで入力されて記録される。第6記憶領域306aには、マグカップに貼り付ける透明シールに画像を印刷する場合等のマグカップの下地の色等を加味した加工情報が発注後に外部装置側で入力され、その内容が通信回線を介して取り込まれることで記録される。
【0100】
図16は、この画像ファイル30aを画像ファイル作成装置10により作成する場合の処理内容を説明するためのフローチャートを示す図である。すなわち、デジタルカメラ等の撮像手段のメモリに記録された例えばCCDRAW形式の画像データが画像データ読取部14を介して画像ファイル作成装置10内に取り込まれ、原画記憶部124に記録される(ステップ#111)。ここで、撮像手段のメモリに記録された元の画像データは、極力劣化しない状態(解像度を低下させない状態)で原画記憶部124に記録される。
【0101】
次いで、画像データの処理目的が画面上で商品を発注することで通信回線を介して外部から取り込まれて原画記憶部124に記録される一方、キーボード18等の操作により所定の処理内容や外部装置名等が入力されて原画記憶部124に記録され、さらに外部装置側で入力された処理内容が通信回線を介して取り込まれることで原画記憶部124に記録される(ステップ#113)。
【0102】
そして、キーボード18あるいはマウス20を操作してファイルの保存を指示すると、画像データ、処理目的、処理内容等が原画記憶部124に形成される画像ファイルの所定の記憶領域にそれぞれ保存され、図15に示すファイル形式の画像ファイル30aが作成される(ステップ#115)。
【0103】
図17は、画像ファイル作成装置10をインターネット等の通信回線Nに接続し、外部業者(アプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP))のサーバ等の外部装置31,32に接続可能にした状態を示す図である。ここで、画像ファイル作成装置10は、通信回線Nを介してマグカップに貼り付ける透明シールを印刷するシールプリンタに接続された外部装置31と、カレンダを印刷するカレンダプリンタに接続された外部装置32とに接続されるようになっている。
【0104】
図18は、インターネット等の通信回線Nを利用し、画像ファイル30aに記録されている画像データを利用した商品を注文する場合の表示面161に表示される操作画面を示すものである。すなわち、先の図5等に示すメニューバーG0の「ファイル」をマウス20等により指定すると、「フォトサービスに接続」の画面が表示され、この「フォトサービスに接続」をマウス20等により指定することで画像ファイル作成装置10が外部装置31,32に接続されるようになっている。
【0105】
図19は、画像ファイル作成装置10が外部装置31,32に接続されたときに表示面161に表示される注文画面を例示する図である。この注文画面は、通信回線Nを介して外部装置31,32から取り込まれたもので、写真入りマグカップと写真入りオリジナルカレンダとが同時に注文可能に構成されている。写真入りマグカップのチェック欄をクリックすることで、大小サイズのいずれか一方のマグカップ、あるいは両方のマグカップが注文可能となっている。ここでは、小サイズのマグカップを注文した場合を例示している。また、写真入りオリジナルカレンダのチェック欄をクリックすることで、横型(A)及び縦型(B)のいずれか一方のカレンダ、あるいは両方のカレンダが注文可能となっている。ここでは、横型(A)のカレンダを注文した場合を例示している。
【0106】
また、この注文画面では、発注者の住所、氏名、連絡先、及び、カードで決済する場合のカード番号記入欄が設けられており、キーボード18等の操作により入力するようになっている。また、この注文画面の下部には、注文ボタンG12が設けられており、この注文ボタンG12をクリックすることで注文内容が確定されることになる。この注文ボタンG12をクリックして注文内容が確定すると、その注文内容が通信回線Nを介して画像ファイル作成装置10側に取り込まれ、図15に示す画像ファイル30aの第2記憶領域302aに記録されるようになっている。すなわち、図15に示す処理目的1の欄に、画像データの処理目的が「サイズ小のマグカップへのプリント」であることが記録され、処理目的2の欄に、画像データの処理目的が「カレンダAへのプリント」であることが記録される。
【0107】
このようにして、画像ファイル30aの第2記憶領域302aに処理目的が記録されると、画像ファイル30aが原画記憶部124から読み出されて通信回線Nを介して外部装置31,32に送信される。この画像ファイル30aを受信した外部装置31,32側では、画像ファイル30aの第6記憶領域306aにマグカップに貼り付ける透明シールに画像を印刷する場合のマグカップの下地色等を加味した加工情報が外部装置31側のユーザにより入力されて記録される一方、その記録内容が通信回線Nを介して画像ファイル作成装置10に取り込まれ、原画記憶部124に形成されている画像ファイル30aの第6記憶領域306aに記録される。
【0108】
また、カレンダに画像を印刷するときには、画像ファイル30aの第6記憶領域306aにカレンダの用紙の色等を加味した加工情報が外部装置32側のユーザにより入力されてマグカップの加工情報との書き換えが行われる一方、その記録内容が通信回線Nを介して画像ファイル作成装置10に取り込まれ、原画記憶部124に形成されている画像ファイル30aの第6記憶領域306aのマグカップの加工情報との書き換えが行われる。
【0109】
図20は、注文を受けた外部装置31,32側における処理動作を説明するためのフローチャートである。まず、通信回線Nを介して発注者からの画像ファイル30aを受信することで受注が行われ(ステップ#121)、その後に処理目的1に対応する外部装置31側でのマグカップに対する処理内容が外部装置31側のユーザにより入力され、受信した画像ファイル30aの第6記憶領域306aに記録される(ステップ#123)。
【0110】
次いで、マグカップ用のシールプリンタが作動されてシールプリント処理(所定の処理)が実行される(ステップ#125)。その後、処理目的2に対応する外部装置32側でのカレンダに対する処理内容が外部装置32側のユーザにより入力されると共に、受信した画像ファイル30aの第6記憶領域306aの書き換えが行われ(ステップ#127)、カレンダプリンタが作動されてカレンダのプリント処理(所定の処理)が実行される(ステップ#129)。
【0111】
本発明は、上記実施形態において説明したように、画像ファイル30,30aの第2記憶領域302,302aに第1記憶領域画像301,301aに記録されている画像データの処理目的(例えば、「プリントアウト」、「サイズ小のマグカップへのプリント」)が記録されるようになっているため、画像ファイル30,30aの利用目的が明確になる結果、誤って画像ファイル30,30aを例えば「プリントアウト」や「サイズ小のマグカップへのプリント」以外の他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に目的とする画像処理結果を得ることができるものとなる。
【0112】
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べるような種々の変形態様を採用することができる。
【0113】
(1)上記実施形態では、デジタルカメラ等の撮像手段で得た画像データを画像データ読取部14にメモリを装着する等して取り込むようにしているが、これに限るものではない。例えば、デジタルカメラ等の撮像手段で得た画像データが記録されたフロッピディスクやCD−ROM等の記録媒体を本体制御部12に備わっている図略の読取装置に装着して読み取ることにより、原画記憶部124に記録するようにしてもよい。また、インターネット等の通信回線を利用して外部の装置から取り込むことも可能であり、無線装置により外部の装置から取り込むことも可能である。要は、種々の画像データ入力手段を備えておればよい。
【0114】
(2)上記実施形態では、画像データの処理目的を予め設定されている複数の処理目的から選択するように構成されているが、これに限るものではない。例えば、キーボード18の操作により文字入力するようにしてもよい。また、画像のサイズも予め設定されている複数のサイズから選択するように構成されているが、キーボード18の操作により文字入力することもできる。
【0115】
(3)上記実施形態では、画像ファイル30aは、外部装置名あるいはURLを記録する第5記憶領域305aと、外部装置側での処理内容を記録する第6記憶領域306aとを備えているが、これに限るものではない。例えば、外部装置名あるいはURLを記録する第5記憶領域305a、あるいは外部装置側での処理内容を記録する第6記憶領域306aを有しない構成とすることもできるし、それら両方の記憶領域305a,306aを有しない構成とすることもできる。また、第5記憶領域305aにURLを記録する場合には、画像ファイルからURLを読み出して自動的に該URLに接続させるようにすることもできる。
【0116】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像ファイルの第2記憶領域に第1記憶領域に記録されている画像データの処理目的が記録されるようになっているため、画像ファイルの用途が明確になる結果、誤って画像ファイルを他の目的に使用するといった混乱を生じさせないようにすることができ、短時間で容易に目的とする画像処理結果を得ることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像ファイル作成装置の外観構成を示す図である。
【図2】図1に示す画像ファイル作成装置の制御構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す画像ファイル作成装置の一連の動作概要を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1に示す画像ファイル作成装置で作成される画像ファイルのファイル形式を説明するための図である。
【図5】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表示される操作画面を示す図である。
【図6】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表示される操作画面を示す図である。
【図7】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表示される操作画面を示す図である。
【図8】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表示される操作画面を示す図である。
【図9】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表示される操作画面を示す図である。
【図10】画像データに対し画像処理を実行するときの処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】画像データに対し画像処理を実行するときの処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】画像データに対し画像処理を実行するときの処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】画像データに対し画像処理を実行するときの処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】新たな別の画像ファイルを作成する場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】図1に示す画像ファイル作成装置で作成される別の画像ファイルのファイル形式を説明するための図である。
【図16】図15に示す別の画像ファイルを作成する場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図17】図1に示す画像ファイル作成装置をインターネットを介して外部装置に接続した状態を示す図である。
【図18】図1に示す画像ファイル作成装置の表示部に表示される操作画面を示す図である。
【図19】インターネットを介して商品を注文する場合の画像ファイル作成装置の表示部に表示される注文画面を示す図である。
【図20】注文を受けた外部装置側における処理動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像ファイル作成装置
12 本体制御部(記憶制御手段)
14 画像データ読取部
16 表示部
18 キーボード(入力手段)
20 マウス(入力手段)
30,30a 画像ファイル
31,32 外部装置
124 原画記憶部
125 処理用記憶部
161 表示面
301,301a 第1記憶領域
302,302a 第2記憶領域
303,303a 第3記憶領域
304a 第4記憶領域
305a 第5記憶領域
306a 第6記憶領域
N 通信回線

Claims (22)

  1. 画像データを記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域及び前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録する第3記憶領域を備えた画像ファイルを作成するための画像ファイル作成プログラムであって、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対する処理目的であってユーザにより入力された当該処理目的を受け付けるステップと、この受け付けた処理目的を前記第2記憶領域に記録するステップと、前記画像データの処理目的に対応してユーザにより入力された前記画像データに対する処理内容を受け付けるステップと、この受け付けた処理内容を前記第3記憶領域に記録するステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする画像ファイル作成プログラム。
  2. 前記ユーザによる処理目的の入力の前に、予め設定されている複数の処理目的をユーザによる表示指示に応じて表示部に表示させるステップをコンピュータに実行させるものであり、前記ユーザによる処理目的の入力は、前記表示部に表示された複数の処理目的のうちから1の処理目的が選択されることで実行されるものであることを特徴とする請求項1記載の画像ファイル作成プログラム。
  3. 画像データが記録された第1記憶領域、前記画像データの処理目的が記録された第2記憶領域及び前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容が記録された第3記憶領域を備えた画像ファイルから処理目的及び処理内容の異なる別の画像ファイルを作成するための画像ファイル作成プログラムであって、ユーザにより新たに入力された処理目的を受け付けるステップと、前記第2記憶領域に記録されている処理目的を新たに受け付けた処理目的に書き換えるステップと、新たな処理目的に応じてユーザにより入力された新たな処理内容を受け付けるステップと、前記第3記憶領域に記録されている処理内容を新たに受け付けた処理内容に書き換えるステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする画像ファイル作成プログラム。
  4. 前記ユーザによる新たな処理目的の入力の前に、ユーザによる読取指示に応じて前記第2記憶領域から処理目的を読み取るステップと、この読み取った処理目的を表示部に表示させるステップと、予め設定されている複数の処理目的を表示部に表示させるステップとをコンピュータに実行させるものであり、前記ユーザによる新たな処理目的の入力は、前記表示部に表示された複数の処理目的のうちから1の処理目的が選択されることで実行されるものであることを特徴とする請求項3記載の画像ファイル作成プログラム。
  5. 前記第3記憶領域に記録されている処理内容は互いに異なる複数の処理内容を含むものであって、前記ユーザにより入力されて書き換えられる新たな処理内容は、前記記録されている複数の処理内容の一部のみであり、残る処理内容は書き換えないようにしたことを特徴とする請求項3又は4記載の画像ファイル作成プログラム。
  6. 前記残る処理内容は、ユーザが設定した画像のトリミング領域であることを特徴とする請求項5記載の画像ファイル作成プログラム。
  7. 前記残る処理内容は、ユーザが設定した画像の回転角であることを特徴とする請求項5記載の画像ファイル作成プログラム。
  8. 前記残る処理内容は、ユーザが設定した画像の色変換であることを特徴とする請求項5記載の画像ファイル作成プログラム。
  9. 前記画像データは、撮像素子で撮像して得た画像データが記録されたものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像ファイル作成プログラム。
  10. 画像データを記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域、前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録する第3記憶領域及び前記画像データを利用した商品の注文データを記録する第4記憶領域を備えた画像ファイルを作成するための画像ファイル作成プログラムであって、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対する処理目的であって通信回線を介して外部装置に対し注文商品を指定する際に前記通信回線を介して当該外部装置から取り込まれた処理目的を受け付けるステップと、この受け付けた処理目的を前記第2記憶領域に記録するステップと、前記画像データの処理目的に対応してユーザにより入力された前記画像データに対する処理内容を受け付けるステップと、この受け付けた処理内容を前記第3記憶領域に記録するステップと、前記画像データを利用した商品を注文するための注文データであってユーザにより入力された当該注文データを受け付けるステップと、この受け付けた注文データを前記第4記憶領域に記録するステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする画像ファイル作成プログラム。
  11. 前記第2記憶領域には、互いに異なる複数の処理目的が記録されることを特徴とする請求項10記載の画像ファイル作成プログラム。
  12. 前記第3記憶領域には、前記複数の処理目的に対して共通の処理内容が記録されることを特徴と請求項11記載の画像ファイル作成プログラム。
  13. 前記画像ファイルは通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名を記録する第5記憶領域を備えたものであり、ユーザにより入力された外部装置名を受け付けるステップと、この受け付けた外部装置名を前記第5記憶領域に記録するステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の画像ファイル作成プログラム。
  14. 前記画像ファイルは通信回線を介して注文を受け付ける外部装置側での処理内容を記録する第6記憶領域を備えたものであり、外部装置側のユーザにより入力された外部装置側での処理内容を受け付けるステップと、この受け付けた処理内容を前記第6記憶領域に記録するステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の画像ファイル作成プログラム。
  15. 第1記憶領域に画像データが記録され、第2記憶領域に前記画像データの処理目的が記録され、第3記憶領域に前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容が記録された画像ファイルを用いて前記画像データに対する画像処理を行う画像処理プログラムであって、前記第1記憶領域から画像データを読み出すステップと、この読み出した画像データを処理用記憶手段に記録させるステップと、前記第2記憶領域から処理目的を読み出すステップと、前記第3記憶領域から処理内容を読み出すステップと、前記処理用記憶手段に記録されている画像データに対し前記読み出した処理目的に応じた処理内容に基づいて画像処理を行うステップとをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする画像処理プログラム。
  16. 前記画像ファイルは、第4記憶領域に前記画像データを利用した商品の注文データが記録され、第5記憶領域に通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名が記録されたものであることを特徴とする請求項15記載の画像処理プログラム。
  17. 前記画像ファイルは、通信回線を介して注文を受け付ける外部装置に送信され、当該外部装置に保存されるものであることを特徴とする請求項16記載の画像処理プログラム。
  18. 前記画像ファイルは、第6記憶領域に通信回線を介して注文を受け付ける外部装置における処理内容が記録されたものであり、前記画像処理を行うステップは、前記外部装置において前記第6記憶領域に記録された処理内容に基づき第1記憶領域に記録されている画像データに対し画像処理を行うものであることを特徴とする請求項17記載の画像処理プログラム。
  19. 前記第6記憶領域に記録された処理内容に基づいて第1記憶領域に記録されている画像データに対し画像処理を行った後に、当該画像データを用いて所定の処理を実行するステップをコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とする請求項18記載の画像処理プログラム。
  20. 画像データを記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域及び前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録する第3記憶領域を備えた画像ファイルを作成するための画像ファイル作成装置であって、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対する処理目的及び当該処理目的に対応する前記画像データに対する処理内容を入力する入力手段と、この入力手段により入力された処理目的を前記第2記憶領域に記録させ、前記入力手段により入力された処理内容を前記第3記憶領域に記録させる記憶制御手段とを備えたことを特徴とする画像ファイル作成装置。
  21. 画像データを記録する第1記憶領域、前記画像データの処理目的を記録する第2記憶領域、前記処理目的に応じた画像データに対する処理内容を記録する第3記憶領域及び前記画像データを利用した商品の注文データを記録する第4記憶領域を備えた画像ファイルを作成するための画像ファイル作成装置であって、前記第1記憶領域に記録されている画像データに対する処理目的に対応する前記画像データに対する処理内容及び前記画像データを利用した商品を注文するための注文データを入力する入力手段と、通信回線を介して外部装置に対し注文商品を指定する際に前記通信回線を介して当該外部装置から取り込まれた処理目的を前記第2記憶領域に記録させ、前記入力手段により入力された処理内容を前記第3記憶領域に記録させ、前記入力手段により入力された注文データを前記第4記憶領域に記録させる記憶制御手段とを備えたことを特徴とする画像ファイル作成装置。
  22. 前記画像ファイルは、通信回線を介して注文を受け付ける外部装置名を記録する第5記憶領域を備えたものであって、前記入力手段は前記外部装置名を入力するものであり、前記記憶制御手段は、前記入力手段により入力された外部装置名を第5記憶領域に記録させるものであることを特徴とする請求項21記載の画像ファイル作成装置。
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