JP3558032B2 - 統合検索方法及び装置及び統合検索プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、統合検索方法及び装置及び統合検索プログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、データベースの論理的に独立に構築された複数の表に対し、構造の異なる複数の問い合わせ文を用いて一つの検索結果を取得するための統合検索方法及び装置及び統合検索プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデータベースの統合検索方法は、予め用意した項目対応表を用いて複数の表の垣根を越えて項目を同一視、あるいは、複数の表をレコードに従って結合するといった方法が採られている。これらの方法によって複数の表を結合して、一つの大きな表を作り、それに対して検索を実施することで、統合検索が実現される。
【0003】
データベース問い合わせ言語SQLにおけるUNIONは、複数の問い合わせから得られる検索結果を統合する演算子である。通常、複数の表に対する検索を実施する場合、各表に対して、問い合わせを行い、得られた各結果を利用が整理しなければならないが、図12に示すように、[名簿A]、[名簿B]からUNIONを使用することにより、利用者は一つに統合された検索結果を得ることができる。
【0004】
一方、論理的に独立に構築された複数の表に対する検索を実施し、統合された検索結果を得たいという要求もある。そこで、各表に含まれる同義データ項目を同一視し、それらの列を統合する方法や、各表に含まれる同一レコードに関する検索項目のデータを統合する方法がある。
【0005】
このような統合検索技術として、特開平5−891320「情報検索装置」がある。図13は、項目対応表を用いた項目同一視による検索を示す。この方法は、図13に示すように、同一名称・同一意味の項目対応表を自動的・対話的に予め作成しておき、対応項目を同一視することにより、複数の表に及んで存在する列を統合する。つまり、各情報源に対して同じ構造の問い合わせ
[SELECT 氏名,年齢]
を実施し、結果を統合する。
【0006】
また、特開平11−175552「データベース検索装置及びデータベース検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、図14に示すように、問い合わせ文の検索項目から検索対象となる表(名簿,身体測定)を特定し、各表において同一レコード番号(レコード番号:1)のデータを
[SELECT 氏名,年齢,身長,体重]
により統合する。条件検索は、統合後の情報を対象に条件検索[WHERE年齢<30,体重<70]実施する。これにより、個別の表からは得られない結果
[レコード番号:1,氏名:あいうえお,年齢:20,身長:170,体重:60]
を検索する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法には以下に示すような問題がある。
【0008】
例えば、図15に示す複数の表に対し、図16に示す問い合わせを実施し、図17に示す検索結果を導出することを考える。図15に示す各表(診断、虫垂炎治療、虫垂炎患者)には、患者に関する情報が登録されている。図16に示す問い合わせ文(▲1▼〜▲3▼)は、「虫垂炎患者に関する情報を検索したい」という要求に従って作成されたものである。
【0009】
通常、UNION演算子を用いて複数の検索結果を統合する場合、各問い合わせ文で指定される検索項目は、項目数、順序、各項目のデータ型が一致している必要がある。しかし、図16に示す各問い合わせ文は項目数が一致していないため、UNIONによる統合はできない。
【0010】
また、上記の特開平5−81320及び特開平11−175552では、特定の表に対する検索条件が考慮されていない。つまり、特定の表に対する検索条件が指定できないため、表の統合によって項目や表そのものが持つ意味が消失する場合がある。従って、図16に示す問い合わせが指定されている特定の表に対する検索条件(▲1▼の「WHERE結果=虫垂炎」)は無効になる。図18に示すように、データ項目の統合のみを実施した場合は、問い合わせ内容を満たさないデータが検索結果に含まれる。検索項目と同様に検索条件もすべての表に対して指定した場合は、問い合わせ内容を満たすデータが検索結果から漏れる。いずれの場合も、図17に示す検索結果を得ることはできない。つまり、図18に示す項目対応表に対して、▲1▼のデータ項目の合併のみを実施した場合([SELECT氏名,年齢,性別])、[診断.患者氏名、虫垂炎治療.患者名、虫垂炎患者.氏名]が「氏名」に、[虫垂炎治療.年齢,虫垂炎患者.年齢]が「年齢」に、[虫垂炎患者.性別]が「性別」にそれぞれ統合され、検索対象となる。▲1▼の検索結果からわかるように、項目対応表の「診断」の項目から“虫垂炎”以外の患者(正常)も検索されてしまう。
【0011】
次に、▲2▼検索条件([SELECT 氏名,年齢,性別]、[WHERE結果=虫垂炎])を全ての表に適用すると、表「虫垂炎治療」「虫垂炎患者」の情報が検索されないという問題が発生する。
【0012】
さらに、特願平5−81320では、対応定義は静的であるため、検索対象の表を変更する場合や、利用者が検索要求として入力可能な検索項目名を変更した場合、あるいは、対象の表が同じであっても利用場面を変更した場合など、その都度対応定義を修正する必要がある。予めあらゆる対応を定義しておくことは不可能である。また、定義が多くなるほど検索結果には不要な情報が含まれる可能性が高くなる。
【0013】
また、リレーショナルデータベースにおいて、ビューと呼ばれる概念があるが、データの検索操作は、ベースとなるテーブル(表とも言う)から新しい意味を持つテーブルを作り出すと解釈できる。この操作及びテーブルを実体のない仮想的なものとして定義したのがビューである。ビューは検索操作の結果であるので、データ構造(スキーマとも言う)の異なる複数の表を対象とした検索を実施し、一つに統合された検索結果を得るためには、各表に対する問い合わせ文を調整しなければならない。調整をするためには、表の構造や問い合わせ方法について熟知している必要がある。
【0014】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、論理的に独立に構築された複数の表を対象とした、検索項目の項目数や順序、各項目のデータ型、検索条件の異なる複数の問い合わせ文による検索が可能な統合検索方法及び装置及び統合検索プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的する。
【0015】
本発明の更なる目的は、情報源や検索要求として入力可能な検索項目名、検索の利用場面等の変更に対する検索機能の柔軟な対応が可能な統合検索方法及び装置及び統合検索プログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
【0017】
本発明(請求項1)は、データベースの論理的に独立に構築された複数の検索対象の表を、構造の異なる複数の問い合わせ文を用いて検索し、1つの検索結果を取得するための統合検索方法において、
問い合わせ文入力手段において、利用者から入力される、複数の問い合わせ文を受け付け(ステップ1)、
検索項目取得手段において、問い合わせ文から全ての検索項目を抽出し(ステップ2)、
項目同一視判定手段において、データ項目名の同義語を定義した同義語辞書を、抽出された検索項目に基づいて参照し、データ項目名同士が同義語である項目は同一ものとして同一視の結果を抽出し、利用者に提示し(ステップ3)、
出力用表作成手段において、利用者によって選択された同一視の結果に従って、問い合わせ文から抽出した検索項目をデータ項目として定義した出力用の表を作成してデータベースに格納し(ステップ4)、
問い合わせ文修正手段において、出力用表作成手段で作成された出力用の表のデータ項目に合わせて、問い合わせ文の検索項目の順序を修正し、検索結果を該出力用の表に挿入するための挿入命令を付加し(ステップ5)、
問い合わせ実施手段において、修正された問い合わせ文を用いて、検索対象の表の検索を行い(ステップ6)、
検索結果出力手段において、検索された結果を利用者に出力する(ステップ7)。
【0018】
本発明(請求項2)は、検索対象の表におけるデータ項目間の対応関係は管理せずに、登録語の語彙のみを管理する辞書として、同義語辞書を作成する。
【0019】
本発明(請求項3)は、問い合わせ実施手段において、検索対象の表を検索する際に、一つの表形式で検索結果を導出する。
【0020】
図2は、本発明の原理構成図である。
【0021】
本発明(請求項4)は、データベースの論理的に独立に構築された複数の検索対象の表を、構造の異なる複数の問い合わせ文を用いて検索し、1つの検索結果を取得するための統合検索装置であって、
データ項目名の同義語を定義した同義語辞書180と、
利用者から複数の問い合わせ文を受け付ける問い合わせ文入力手段110と、
問い合わせ文から全ての検索項目を抽出する検索項目取得手段120と、
同義語辞書180を、抽出された検索項目に基づいて参照し、データ項目名同士が同義語である項目は同一ものとして同一視の結果を抽出し、利用者に提示する項目同一視判定手段130と、
利用者によって選択された同一視の結果に従って、問い合わせ文から抽出した検索項目をデータ項目として定義した出力用の表を作成し、データベースに格納する出力用表作成手段140と、
作成された出力用の表のデータ項目に合わせて、問い合わせ文の検索項目の順序を修正し、検索結果を該出力用の表に挿入するための挿入命令を付加する問い合わせ文修正手段150と、
修正された問い合わせ文を用いて、検索対象の表の検索を行う問い合わせ実施手段160と、
検索された結果を利用者に出力する検索結果出力手段170と、を有する。
【0022】
本発明(請求項5)は、同義語辞書180として、検索対象の表における対応関係は管理せずに、登録後の語彙のみを管理する辞書とする。
本発明(請求項6)は、問い合わせ実施手段160において、検索対象の表を検索する際に、一つの表形式で検索結果を導出する。
【0023】
本発明(請求項7)は、問い合わせ文修正手段150において、検索項目の数、順序、各項目のデータ型が同一である問い合わせ文については、演算子UNIONを用いて一つの問い合わせ文にする手段を含む。
【0024】
本発明(請求項8)は、データベースの論理的に独立に構築された複数の検索対象の表を、構造の異なる複数の問い合わせ文を用いて検索し、1つの検索結果を取得するための統合検索プログラムを格納した記憶媒体であって、
コンピュータに、
利用者から複数の問い合わせ文を受け付ける問い合わせ文入力ステップと、
問い合わせ文から全ての検索項目を抽出する検索項目取得ステップと、
データ項目名の同義語を定義した同義語辞書を、抽出された検索項目に基づいて参照し、データ項目名同士が同義語である項目は同一ものとして同一視の結果を抽出し、利用者に提示する検索項目同一視判定ステップと、
利用者によって選択された同一視の結果に従って、問い合わせ文から抽出した検索項目をデータ項目として定義した出力用の表を作成し、データベースに格納する出力用表作成ステップと、
作成された出力用の表のデータ項目に合わせて、問い合わせ文の検索項目の順序を修正し、検索結果を該出力用の表に挿入するための挿入命令を付加する問い合わせ文修正ステップと、
修正された問い合わせ文を用いて、検索対象の表の検索を行う問い合わせ実施ステップと、
検索された結果を利用者に出力する検索結果出力ステップと、を実行させるプログラムを格納した記憶媒体である。
【0025】
本発明(請求項9)は、検索対象の表におけるデータ項目間の対応関係は管理せずに、登録語の語彙のみを管理する辞書として、同義語辞書を作成するステップを更に実行させる。
【0026】
本発明(請求項10)は、問い合わせ実施ステップにおいて、検索対象の表を検索する際に、一つの表形式で検索結果を導出する。
【0027】
本発明(請求項11)は、問い合わせ文修正ステップにおいて、検索項目の数、順序、各項目のデータ型が同一である問い合わせ文については、演算子UNIONを用いて一つの問い合わせ文にするステップを実行させる。
【0028】
上記のように、本発明は、同義語辞書を用意し、構造の異なる複数の問い合わせ文を受け付けた時に、一つの検索結果が得られるように問い合わせ文を変換することにより、各結果を一つの表に統合することにより、容易な統合検索結果の導出を可能とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
図3は、本発明の概要を説明する機能ブロック図である。
【0030】
同図に示す統合検索装置100は、問い合わせ文入力部110、検索項目取得部120、検索項目同一視判定部130、出力用表作成部140、問い合わせ文修正部150、問い合わせ実施部160、検索結果出力部170、データ項目名意味管理辞書180、表190から構成される。
【0031】
データ項目名意味管理辞書180は、各登録語に対して同義語が設定してある同義語辞書を用いて、データ項目名を意味的に管理する。以下、データ項目名意味管理辞書180を同義語辞書と呼ぶ。
【0032】
問い合わせ文入力部110は、検索項目の項目数や各項目のデータ型、検索条件の異なる複数の問い合わせ文を、利用者10から受け付ける。
【0033】
検索項目取得部120は、各問い合わせ文から、全検索項目を抽出する。
【0034】
検索項目同一視判定部130は、検索項目取得部120で抽出された各検索項目について、同義語辞書180を参照して同一性を判断する。項目名が辞書に同義語として定義されている項目同士は同一視する。但し、項目名が同義であっても、実際には、意味が異なる情報を有する項目同士の同一視を防止するため、利用者に同一視可能な項目同士のすべての組合せを提示し、出力として要求する組合せを選択させることも可能とする。これにより、同一視された検索項目の同一視の組合せを導出し、利用者による同一視組合せの選択により、出力用表のデータ項目名を決定する。
【0035】
出力用表作成部140は、検索項目同一視判定部130による同一視の結果を踏まえ、出力用表作成のための命令文を生成し、問い合わせ文から抽出された全データ項目を有する出力用の表を作成する。なお、表の形態としては、実表の他に、データベースにおけるview表(仮想的な表、データの実体はなくそれを作り出す定義のみ)も含む。
【0036】
問い合わせ文修正部150は、検索結果を出力用の表に挿入するように、入力の各問い合わせ文に挿入命令を付加し、当該問い合わせ文の検索項目の順序を修正する。さらに、検索効率の向上を考慮し、検索項目の数、順序、各項目のデータ型が同一である問い合わせ文は演算子UNIONを用いて一つの問い合わせ文にすることも可能とする。
【0037】
問い合わせ実施部160は、各検索対象の表に対して、修正したい問い合わせを実施し、検索結果を順次出力用の表に挿入する。なお、全結果の挿入後、完全に重複する行は削除することも可能とする。
【0038】
検索結果出力部170は、修正した全ての問い合わせの結果が挿入された出力用の表を、複数の問い合わせ文による検索結果として利用者に出力する。
【0039】
表190は、論理的に独立に構築された検索対象の表である。
【0040】
次に、本発明の動作について説明する。
【0041】
図4は、本発明の動作を説明するためのフローチャートである。
【0042】
ステップ101) ステップ102以降の処理を行う前提として、同義語辞書180を設定する。同義語辞書180は、データ項目名の同義語を定義するものであり、項目間の対応は定義しない。この辞書により同義語と判定された複数のデータ項目は、同一視の候補となる。また、利用者10は、この辞書に登録された項目名やその同義語を検索項目として指定することができる。検索対象となる表を追加し、この表に未登録のデータ項目が含まれている場合、あるいは、利用者10が検索項目として指定可能な項目名を追加する場合は、当該同義語辞書180にその項目名と同義語を新規登録する。同義語辞書180には、検索システムの管理者が設定した辞書や、市販のシソーラス辞書を適用することが可能である。
【0043】
ステップ102) 問い合わせ文入力部110において、複数の問い合わせ文を利用者から受け付ける。
【0044】
ステップ103) 検索項目取得部120において、各問い合わせ文から全検索項目を抽出する。
【0045】
ステップ104) 検索項目同一視判定部130において、同義語辞書を参照し、すべての検索項目について同義語を確認し、項目名同士が同義語である検索項目は同一のものとみなす。
【0046】
ステップ105) 出力用表作成部140において、同一視の結果を考慮して、すべての検索項目をデータ項目として有する表を作成する。
【0047】
ステップ106) 問い合わせ文修正部150において、出力用を前提にして、検索項目の順序を修正し(あるいは、NULLを使用して各検索命令文の構造が同一になるように修正し)、検索結果を出力用表に挿入するように修正する。ステップ107) 問い合わせ実施部160において、各情報源に対して修正した各検索命令文を実施する。
【0048】
ステップ108) 検索結果出力部170は、修正したすべての問い合わせの結果が挿入された出力用の表を、複数の問い合わせ文による検索結果として出力する。
【0049】
上記により、検索項目の項目数や各項目のデータ型、検索条件の異なる複数の問い合わせ文による検索を実現することができる。
【0050】
【実施例】
以下、図面と共に本発明の実施例を説明する。
【0051】
以下の実施例では、前述の図4に示すフローチャートに基づいて、前述の図15に示す3つの情報源(診断、虫垂炎治療、虫垂炎患者)を対象に検索を実施する例を説明する。
【0052】
図5は、本発明の一実施例の同義語辞書の例を示す。同図中の*は後方一致を示し、例えば、患者氏名は「*氏名」に含まれる。
【0053】
以下では、ステップ102以降の問い合わせ文入力処理以降について説明する。
【0054】
問い合わせ文入力処理(ステップ102)として、複数の問い合わせ文を利用者から受け付ける。例では、図15に示す3つの情報源から「虫垂炎患者」の検索を目的として、図16に示す3つの問い合わせ文が入力されたとする。なお、各問い合わせを個別に実施した場合、図6に示す検索結果(▲1▼〜▲3▼)がそれぞれ得られる。
【0055】
次に、検索項目取得処理(ステップ103)として、各問い合わせ文からすべての検索項目を洗い出す。例では、3つの問い合わせ文から以下に示す6項目が検索項目として洗い出される。
[診断.患者氏名,虫垂炎治療.患者名,虫垂炎治療.年齢,虫垂炎患者.氏名,虫垂炎患者.性別,虫垂炎患者.年齢]
次に、検索項目同一視判定処理(ステップ104)として、同義語辞書180を参照し、同一視が可能な検索項目の組合せを洗い出す。図5に示す同義語辞書180を参照した場合、最小で3項目にまで纏めることができる。
【0056】
[患者氏名,患者名,氏名は「氏名」,年齢は「年齢」、性別は「性別」]
同一視する検索項目同士の組合せにより、検索結果として出力する表のデータ項目は異なる。そこで、すべての組合せを候補として出力し、利用者の要求に最適な組合せを選択できるようにする。図7に、同一視する検索項目同士のすべての組合せを示す。同図において、同じ番号の項目同士が同一視されることを意味する。このようにして取得した図7に示す検索項目同士の全ての組合せを利用者に提示して、利用者に選択させる。
【0057】
次に、出力用表作成処理(ステップ105)として、利用者により選択された同一視する検索項目の組合せに従ってデータ項目を定義し、検索結果として出力する表の枠組みを作成する。これは、同一視する検索項目の組合せに従った表(仮想的なものを含む)を作成する手段であればよい。ここでは、実際にデータベースに表を作成する例を説明する。図8は、本発明の一実施例の検索結果出力用の表の作成を説明するための図であり、検索項目を3項目にまとめた場合(同一視の組合せとして図7の▲6▼が選択された場合)の、表作成命令文の例を示す。
【0058】
なお、出力用の表における各データ項目のデータ型については、検索対象の表190におけるデータ型をそのまま適用する。同一視を実施したデータ項目については、同一視前の各検索項目のデータ型をすべて吸収可能なデータ型を適用する。例えば、20文字の文字型の検索項目と15文字の文字型の検索項目を同一視した場合、出力用の表におけるデータ項目は20文字の文字型とする。
【0059】
次に、問い合わせ文修正処理(ステップ106)として、検索結果を出力用の表に挿入するように、入力の各問い合わせ文において挿入命令を付加し、検索項目の順序を修正する。修正した各問い合わせ文を図9に示す。また、仮想的な表であるview表の形式で結果を得るための問い合わせ文を図10に示す。
【0060】
次に、問い合わせ実施処理(ステップ107)として、図9に示す命令が挿入された問い合わせ文を用いて、検索対象の表190に対して各問い合わせを実施する。この結果、出力用の表は、図17のようになる。なお、検索効率向上のため、問い合わせ実施の段階で、検索項目の数、順序、各項目のデータ型が同一である問い合わせ文同士は、UNION演算子を用いて一つの問い合わせ文とし、検索を実施する。
【0061】
また、全検索の挿入後、完全に重複する行は削除することも可能である。
【0062】
最後に、検索結果出力処理(ステップ108)として、出力用の表(図17)を、検索結果として利用者に出力する。
【0063】
上記の処理により、本発明では以下のことが可能となる。
【0064】
従来は、構造の異なる複数の問い合わせ文から一つの表を結果として得る検索は実現できないが、本発明では、まず、検索結果の出力用の表を作成し、そこに複数の問い合わせ結果を順次挿入することにより、検索項目の項目数や、各項目のデータ型、検索条件の異なる複数の問い合わせ文による検索を実現することにより、検索結果は常に一つの表として出力されるため、利用者の検索結果成立にかかる負担を軽減することができる。
【0065】
また、従来は、検索対象の表の変更については、項目名を追加した上に、既登録の項目との対応を定義する必要があるが、本発明では、検索対象となる表を変更した場合、データ項目名管理に関する設定は、未対応のデータ項目名と同義の追加登録だけで済むため、検索対象の表の変更に対する柔軟な対応ができる。
【0066】
さらに、従来は、項目対応表を予め用意し、定義された対応に従った静的な統合をのみを実施しており、利用者要求が変更されると、それに従って項目対応表も変更する必要があるが、本発明では、複数の問い合わせ文からすべての検索項目を洗い出し、同義語辞書の参照により同一視が可能な各項目の組合せをすべて出力して、選択可能にすることにより、いつでも利用者の要求する検索結果の統合を実現することが可能となる。例えば、上記の実施例において、情報源「虫垂炎治療」の年齢は、治療時の年齢を指し、「虫垂炎患者」の年齢は、現在の年齢を指している場合を想定する。この場合、これらのデータ項目は同一視するべきではない。本発明では、項目同一視の組合せの選択において、これらを同一視しない組合せを選択することにより、図11に示すような検索結果を得ることができる。従来の項目対応表を利用した検索方法では、このような変更を行うためには、対応表を修正しなければならない。
【0067】
また、上記の実施例では、図4に示すフローチャートに基づいて説明したが、当該フローチャートをプログラムとして構築し、統合検索装置として利用されるコンピュータに接続されるディスク装置や、フロッピーディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にインストールすることにより、容易に本発明を実現できる。
【0068】
なお、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【0069】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、自動生成されたような複数の構造の異なる問い合わせ文による検索により、表の構造などを知らない利用者の要求を満たすことが可能となる。
【0070】
また、情報源や検索要求として入力可能な検索項目名、検索の利用場面等の変更に対して検索機能の柔軟な対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の概要を説明する機能ブロック図である。
【図4】本発明の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例の同義語辞書の例である。
【図6】本発明の一実施例の各問い合わせの実施結果である。
【図7】本発明の一実施例のデータ項目同一視の組合せの例である。
【図8】本発明の一実施例の検索結果出力用の表の作成を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施例の検索実施及び結果の出力表への挿入の例である。
【図10】本発明の一実施例の検索結果をview表として得るための問い合わせ文の例である。
【図11】本発明の一実施例のデータ項目同一視の組合せを変更した検索結果である。
【図12】UNIONによる問い合わせ文結合と統合検索を説明するための図である。
【図13】項目対応表を用いた項目同一視による検索を説明するための図である。
【図14】レコード番号に従ったデータ統合による検索を説明するための図である。
【図15】検索対象情報源の例である。
【図16】構造の異なる問い合わせ文の例である。
【図17】目標検索結果である。
【図18】特定の表に対する条件指定ができない問題を説明するための図である。
【符号の説明】
10 利用者
100 統合検索装置
110 問い合わせ文入力手段、問い合わせ文入力部
120 検索項目取得手段、検索項目取得部
130 検索項目同一視判定手段、検索項目同一視判定部
140 出力用表作成手段、出力用表作成部
150 問い合わせ文修正手段、問い合わせ文修正部
160 問い合わせ実施手段、問い合わせ実施部
170 検索結果出力手段、検索結果出力部
180 同義語辞書(データ項目名意味管理辞書)
190 検索対象の表
Claims (11)
- データベースの論理的に独立に構築された複数の検索対象の表を、構造の異なる複数の問い合わせ文を用いて検索し、1つの検索結果を取得するための統合検索方法において、
問い合わせ文入力手段において、利用者から入力される、複数の問い合わせ文を受け付け、
検索項目取得手段において、前記問い合わせ文から全ての検索項目を抽出し、
項目同一視判定手段において、データ項目名の同義語を定義した同義語辞書を、抽出された前記検索項目に基づいて参照し、データ項目名同士が同義語である項目は同一ものとして同一視の結果を抽出し、前記利用者に提示し、
出力用表作成手段において、前記利用者によって選択された同一視の結果に従って、前記問い合わせ文から抽出した検索項目をデータ項目として定義した出力用の表を作成してデータベースに格納し、
問い合わせ文修正手段において、前記出力用表作成手段で作成された前記出力用の表の前記データ項目に合わせて、前記問い合わせ文の検索項目の順序を修正し、検索結果を該出力用の表に挿入するための挿入命令を付加し、
問い合わせ実施手段において、修正された問い合わせ文を用いて、前記検索対象の表の検索を行い、
検索結果出力手段において、検索された結果を前記利用者に出力することを特徴とする統合検索方法。 - 前記検索対象の表における対応関係は管理せずに、登録後の語彙のみを管理する辞書として、前記同義語辞書を作成する請求項1記載の統合検索方法。
- 前記問い合わせ実施手段において、前記検索対象の表を検索する際に、
一つの表形式で検索結果を導出する請求項1記載の統合検索方法。 - データベースの論理的に独立に構築された複数の検索対象の表を、構造の異なる複数の問い合わせ文を用いて検索し、1つの検索結果を取得するための統合検索装置であって、
データ項目名の同義語を定義した同義語辞書と、
利用者から複数の問い合わせ文を受け付ける問い合わせ文入力手段と、
前記問い合わせ文から全ての検索項目を抽出する検索項目取得手段と、
前記同義語辞書を、抽出された前記検索項目に基づいて参照し、データ項目名同士が同義語である項目は同一ものとして同一視の結果を抽出し、前記利用者に提示する項目同一視判定手段と、
前記利用者によって選択された同一視の結果に従って、前記問い合わせ文から抽出した検索項目をデータ項目として定義した出力用の表を作成し、データベースに格納する出力用表作成手段と、
作成された前記出力用の表の前記データ項目に合わせて、前記問い合わせ文の検索項目の順序を修正し、検索結果を該出力用の表に挿入するための挿入命令を付加する問い合わせ文修正手段と、
修正された問い合わせ文を用いて、前記検索対象の表の検索を行う問い合わせ実施手段と、
検索された結果を前記利用者に出力する検索結果出力手段と、を有することを特徴とする統合検索装置。 - 前記同義語辞書は、
前記検索対象の表における対応関係は管理せずに、登録後の語彙のみを管理する辞書とする請求項4記載の統合検索装置。 - 前記問い合わせ実施手段は、
前記検索対象の表を検索する際に、一つの表形式で検索結果を導出する請求項4記載の統合検索装置。 - 前記問い合わせ文修正手段は、
検索項目の数、順序、各項目のデータ型が同一である問い合わせ文については、演算子UNIONを用いて一つの問い合わせ文にする手段を含む請求項4記載の統合検索装置。 - データベースの論理的に独立に構築された複数の検索対象の表を、構造の異なる複数の問い合わせ文を用いて検索し、1つの検索結果を取得するための統合検索プログラムを格納した記憶媒体であって、
コンピュータに、
利用者から複数の問い合わせ文を受け付ける問い合わせ文入力ステップと、
前記問い合わせ文から全ての検索項目を抽出する検索項目取得ステップと、
データ項目名の同義語を定義した同義語辞書を、抽出された前記検索項目に基づいて参照し、データ項目名同士が同義語である項目は同一ものとして同一視の結果を抽出し、前記利用者に提示する検索項目同一視判定ステップと、
前記利用者によって選択された同一視の結果に従って、前記問い合わせ文から抽出した検索項目をデータ項目として定義した出力用の表を作成し、データベースに格納する出力用表作成ステップと、
作成された前記出力用の表の前記データ項目に合わせて、前記問い合わせ文の検索項目の順序を修正し、検索結果を該出力用の表に挿入するための挿入命令を付加する問い合わせ文修正ステップと、
修正された問い合わせ文を用いて、前記検索対象の表の検索を行う問い合わせ実施ステップと、
検索された結果を前記利用者に出力する検索結果出力ステップと、を実行させるプログラムを格納したことを特徴とする統合検索プログラムを格納した記憶媒体。 - 前記検索対象の表におけるデータ項目間の対応関係は管理せずに、登録語の語彙のみを管理する辞書として、前記同義語辞書を作成するステップを更に実行させる請求項8記載の統合検索プログラムを格納した記憶媒体。
- 前記問い合わせ実施ステップは、
前記検索対象の表を検索する際に、一つの表形式で検索結果を導出する請求項8記載の統合検索プログラムを格納した記憶媒体。 - 前記問い合わせ文修正ステップは、
検索項目の数、順序、各項目のデータ型が同一である問い合わせ文については、演算子UNIONを用いて一つの問い合わせ文にするステップを実行させる請求項8記載の統合検索プログラムを格納した記憶媒体。
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