JP4034503B2 - 文書検索システムおよび文書検索方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自然言語検索システムなどの文書検索システムおよびその検索システムに用いられる文書検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、文書検索の方式としてはキーワード検索システムが良く知られている。このキーワード検索システムは、ユーザが入力したキーワードを含む文書を検索するものである。このシステムで目的とする文書を検索するためには、ユーザは、その目的文書に含まれている適切なキーワードを指定する必要がある。この場合、特に、データベース中に大量の文書がある場合には、単独のキーワードを指定しただけでは多数の候補文書が得られてしまうので、ユーザはさらにキーワードを付加入力して候補を絞りこむといった絞り込み検索を行う必要がある。
【0003】
このような検索方式を用いたものとして、膨大な文書ファイル中からユーザが必要とする文書ファイルを探し出すという全文検索システムが開発されている。この文書検索システムにおいては、検索候補を絞り込むために、ユーザがいくつかの単語を“or”あるいは“and”あるいは“not”で結び、検索式を作成し、それに応じて検索する必要があった。
【0004】
そこで、最近では、登録された文書データを日常的な言葉(自然言語)で効率的に検索可能な自然言語検索システムが開発されている。自然言語検索システムにおいては、日常的な言葉(自然言語)により質問文(クエリー)を入力するだけで、自動的にそのクエリーの内容解析、構文解析、形態素解析、キーワードの重み付け処理、類似度算出などの処理が行われ、これにより適切な文書をデータベースから容易に検索することができる。
【0005】
このような自然言語検索システムにおいては、高度な文書解析処理が必要となるので、検索対象の文書ファイルを予め解析してそれに対応する検索用データを生成し、その検索用データをデータベースに登録しておくことが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、自然言語検索システムを用いた場合であっても、検索はあくまで単語ベースで行われるため、互いに同一テーマで書かれた関連文書を一度にもれなく検索することは困難であり、質問文(クエリー)を変えながら何度も検索を行うことが必要とされた。
【0007】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、関連する登録文書を参照するためのリンク集を検索結果の一覧を用いて容易に作成・登録できるようにし、データベースに登録されている関連文書を一度にもれなく検索することが可能な文書検索システムおよび文書検索方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、クライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて、前記サーバコンピュータに設けられたデータベースに登録されている文書ファイルの検索を行う文書検索システムにおいて、前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて前記データベースに登録されている文書ファイルを検索し、その検索結果の一覧を前記クライアントコンピュータに提示する手段と、前記検索結果の一覧の中から前記クライアントコンピュータによってリンク先文書として選択された文書ファイルそれぞれの識別情報を含むリンク集を作成し、そのリンク集を前記データベースに文書ファイルの一つとして登録するリンク集作成・登録手段と、前記リンク集作成・登録手段によって前記データベースに登録されたリンク集を用いて、前記データベースに登録されているリンク先文書の検索を行うリンク先文書検索手段と、前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて前記キーワードまたは質問文に対応する文書ファイルを前記データベースから検索すると共に、前記検索された文書ファイルと、前記キーワードまたは質問文に対応するタイトルまたはコメントを含むリンク集と、前記検索された文書ファイルをリンク先文書として指定する識別情報を含むリンク集とを、検索結果の一覧として併せて前記クライアントコンピュータに提示するリンク集検索手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
この文書検索システムにおいては、リンク集の作成機能が設けられており、入力したキーワードまたは質問文に応じて検索された登録文書の検索結果一覧の中から該当する文書ファイルを選択するだけで、それら選択された文書ファイルそれぞれに対応するリンク先情報を含むリンク集が作成されてデータベースに登録される。このリンク集を用いることにより、キーワードまたは質問文による検索を何度も繰り返し行うことなく、データベースに登録されている関連文書を一度にもれなく検索することが可能となる。特に、リンク集についても通常の検索対象の文書ファイルの一つとしてデータベースに登録することにより、リンク集の検索をも容易に行うことができる。また、文書ファイルの検索時には、キーワードまたは質問文に応じて前記データベースから検索された文書ファイルと、その文書ファイルをリンク先文書として指定するリンク集とを、検索結果の一覧として併せて提示しているので、通常の文書ファイルのみならず、リンク集をも効率よく検索することが可能となる。
【0010】
また、前記検索結果の一覧の中からリンク先文書として選択された文書ファイルを解析し、その解析結果をキーワードまたは質問文として用いることによって、前記選択された文書ファイルに関連する文書ファイルを前記データベースから検索し、その関連する文書ファイルの一覧を前記リンク先文書の候補として追加提示する関連文書検索手段をさらに設けることが好ましい。このような関連文書検索手段を設けることにより、利用者自身が入力したキーワードまたは質問文に応じて検索された登録文書の検索結果一覧には含まれてない文書についても、それを検索してリンク先文書の候補に加えることが可能となる。
【0011】
関連文書検索手段の代わりに、またはそれに加えて、新たに入力されたキーワードまたは質問文に応じて前記データベースに登録されている文書ファイルを再検索し、その再検索結果の一覧を前記リンク先文書の候補として追加提示する再検索手段を利用しても良い。
【0012】
また、前記リンク集は検索対象の文書ファイルの一つとして前記データベースに登録しておき、且つ前記データベースに登録されている文書ファイルの中からリンク集のみを検索して、そのリンク集の一覧を提示する手段を設けることが望ましい。これにより、リンク集を文書ファイルと同様に検索して利用できるようになるとともに、キーワードまたは質問文を入力せずとも、リンク集の一覧から目的の文書を参照することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る文書検索システムを適用したクランアント・サーバ型のコンピュータシステムの構成が示されている。このコンピュータシステムは、図示のように、サーバコンピュータ11と、複数のクライアントコンピュータ12とから構成されている。サーバコンピュータ11およびクライアントコンピュータ12は、LAN、インターネットなどのコンピュータネットワークを介して接続されている。
【0015】
サーバコンピュータ11には、図示のように、自然言語検索システム111、およびHTTPサーバ112などが設けられている。自然言語検索システム111は、予め登録された文書ファイルを日常的な言葉(自然言語)で効率的に検索可能な検索システムであり、クライアントコンピュータ12からの日常的な言葉(自然言語)による質問文(クエリー)を解析し、さらにその構文解析、形態素解析、キーワードの重み付け処理、類似度算出などの処理を行うことにより、登録文書の中から適切な文書を検索する。この自然言語検索システム111は、検索サーバ201、検索エンジン202、データベース203から構成されている。
【0016】
データベース203には、検索対象として登録された文書ファイルとそれに対応する検索用データ(インデックスデータ)が記憶されている。検索エンジン202は上述の自然言語検索のための処理を行うためのソフトウェアモジュールであり、データベース203の検索用データを用いることにより、自然言語による質問文や入力キーワードで指定された条件に合致する登録文書を検索する。検索サーバ201はHTTPサーバ112を通じてクライアントコンピュータ12に対して検索サービスを提供するためのソフトウェアモジュールであり、本実施形態の特徴とするリンク集の管理を行うリンク集管理部201aを備えている。
【0017】
リンク集は、データベース203に登録されている登録文書の中から互いに関連する文書それぞれに対するリンク先情報の集合であり、通常の検索対象文書の一つとしてデータベース203に登録される。リンク集管理部201aは、リンク集の作成、登録、検索等に関する処理を行うためのものであり、作成されたリンク集毎にそのIDとリンク先文書に対するリンク先情報を管理している。リンク集管理部201aにて各リンク集のIDを管理することにより、データベース203に検索対象文書ファイルとして登録されている文書が通常文書であるかリンク集であるかを区分することができる。
【0018】
各クライアントコンピュータ12のユーザは、Webブラウザ121を通じてサーバコンピュータ11にアクセスすることにより、文書ファイルの検索、リンク集の作成・検索などを行うことができる。
【0019】
図2には、リンク集のデータ構造の一例が模式的に示されている。
リンク集は前述したように一種の文書ファイルであり、「タイトル」、「コメント」、および「リンク先情報」等から構成されている。「タイトル」は該当するリンク集の見出しであり、また「コメント」はそのリンク集の内容を簡単に記述した文書情報である。「リンク先情報」は、リンク先文書として参照すべき文書ファイル(ここでは、文書ファイルA,B,C)それぞれに対するリンクの集合であり、参照すべき文書ファイルのID群などから構成されている。
【0020】
(リンク集の作成・登録)
次に、検索サーバ201によって提供されるリンク集作成機能について説明する。
リンク集作成・登録機能はユーザがWebブラウザ121上で容易にリンク集を作成してそれをデータベース203に登録できるようにするための支援機能であり、検索サーバ201によってWebブラウザ121に提供されるWebページ上で「リンク集作成」の機能を選択することにより、そのための手続きが実行される。
【0021】
この場合、まず、検索サーバ201によってWebブラウザ121にリンク集作成用の画面が提供され、その画面上の操作にしたがって処理が進められることになる。ここで、リンク集作成・登録のための一連の処理を、図3のフローチャート、および図4および図5の表示画面例を参照して説明する。
【0022】
まず、クライアントコンピュータ12にて、リンク集のタイトル、コメント、作成者の入力が行われるとともに、自然言語による質問文(自然文)またはキーワードの入力が行われ、データベース203の登録文書の中からのリンク候補の検索が行われる(ステップS101)。リンク集のタイトル、コメント、作成者の入力操作、および自然文またはキーワードの入力操作は、図4の画面上で行われる。
【0023】
すなわち、図4の画面は、検索サーバ201によって最初に提供されるWebページ上で「リンク集作成」ボタンを押したときに表示されるリンク集作成用の画面であり、ここには、作成対象のリンク集に対応するタイトル、コメント、作成者の入力フィールド群と、自然言語による質問文、キーワードの入力フィールド群が設けられている。「タイトル」の入力フィールドはリンク集のタイトルを登録するためのものであり、入力されたタイトルの先頭には「リンク集:」という文字列が自動的に挿入される。また「コメント」の入力フィールドはリンク集に対するコメントの登録に使用され、「作成者」の入力フィールドはリンク集の作成者名の登録に使用される。
【0024】
「質問文」または「キーワード」の入力フィールドに質問文またはキーワードを入力して、「検索」ボタンを押すと、その情報が検索サーバ201に送られて、データベース201の検索が実行される。そして、検索結果の一覧が検索サーバ201からWebブラウザ121に返される。
【0025】
次いで、クライアントコンピュータ12においては、Webブラウザ121にて表示されている検索結果の一覧表示画面の中から、リンク先文書としてリンク集に登録すべき文書ファイルの選択操作が行われる(ステップS102)。検索結果の一覧表示画面の表示例を図5に示す。この一覧表示画面上では、図示のように、検索された文書ファイルそれぞれの見出しがスコア順に並べて表示される。スコアは「質問文」または「キーワード」に対する一致度を示すものであり、ここでは星印の数および%でスコアが表示される。また、各文書ファイルの見出しの横には図示のようなチェックボックスが設けられており、ここをチェックすることにより、リンク集に登録すべき文書ファイルを選択することができ。
【0026】
次に、図5の検索結果一覧表示画面上の操作に従い、登録/再検索/関連文書検索のいずれの処理に進むかが決定される(ステップS103)。図5の検索結果一覧表示画面上の「登録」ボタンが押されると、現在選択されている文書ファイル(チェックでチェックされた文書ファイル)をリンク先文書として含むリンク集が作成され、それがデータベース203に自動登録される(ステップS104)。この場合、リンク集のタイトル、コメントに対しては形態素解析が施され、その結果に基づいてリンク集の検索に必要な検索用インデックスデータが作成され、データベース203に登録される。また、選択されている文書ファイルそれぞれのIDがリンク先情報として生成され、それがリンク集のIDと一緒にリンク集管理部201aにて管理される。
【0027】
図5の検索結果一覧表示画面上の質問文、キーワードの入力フィールドに新たな質問文またはキーワードを入力した状態で「再検索」ボタンが押されると、その新たな質問文またはキーワードによる登録文書の再検索が実行され、その検索結果を図5の検索結果一覧表示画面上にリンク先文書候補として追加表示される(ステップS105)。この再検索処理では、ステップS102ですでにチェックされた文書ファイルはそのまま検索結果一覧画面上に残され、チェックされていない文書ファイルの一覧の代わりに、再検索によって新たに検索された文書ファイルの一覧が表示される。
【0028】
また、図5の検索結果一覧画面上の「関連検索」ボタンが押されると、現在選択されている文書ファイル(チェックでチェックされた文書ファイル)に関連する文書ファイルをデータベース203から検索して、検索結果一覧画面上にリンク先文書候補として追加表示する関連文書検索処理が実行される(ステップS106)。この場合においても、すでにチェックされた文書ファイルはそのまま検索結果一覧画面上に残され、チェックされていない文書ファイルの一覧の代わりに、新たに検索された文書ファイルの一覧が表示されることになる。また関連文書検索処理では、現在選択されている各文書ファイルに対応する検索用のインデックスデータがデータベース203から読み出され、その検索用のインデックスデータを用いて新たな質問文またはキーワードが自動生成され、その質問文またはキーワードによる検索が実行される。これにより、リンク先候補として選択された文書に類似する関連文書を検索して、それをリンク先候補として提示することが可能となる。
【0029】
このようにして、再検索処理または関連文書検索処理が行われた後は、再びステップS102の文書ファイル選択処理が行われる。そして、「登録」ボタンが押されると、その時点までに選択されている文書ファイルをリンク先文書として含むリンク集が作成され、それがデータベース203に登録される(ステップS104)。
【0030】
(リンク集の一覧表示)
次に、データベース203に登録されたリンク集の一覧を表示するためのリンク集一覧表示機能について説明する。
【0031】
このリンク集一覧表示機能は、質問文またはキーワードによる通常の文書ファイル検索ではなく、データベース203に登録された文書の中からリンク集のみを検索してその一覧を要求元のクライアントコンピュータ12に提供するというものである。リンク集一覧表示機能のサービスは、例えば図4の画面上で「リンク集」ボタンを押すことによって起動される。以下、リンク集一覧表示に係わる一連の処理を、図6のフローチャート、および図7および図8の表示画面例を参照して説明する。
【0032】
まず、前述の「リンク集」ボタンが押されると、登録済みの各リンク集のIDを基にデータベース203からのリンク集の検索が検索サーバ201によって行われ、その検索によって得られたリンク集の一覧が要求元のWebブラウザ121にて表示される(ステップS201)。このリンク集一覧の表示画面例を図7に示す。
【0033】
図7に示されているように、リンク集一覧表示画面では、データベース203に登録されている全てのリンク集それぞれについてのタイトルと、作成者名と、コメントとが並べて表示される。タイトルの先頭には、リンク集作成時に付加された「リンク集:」の文字列が追加表示される。
【0034】
このリンク集一覧表示画面上で、あるリンク集のタイトルが選択されると(ステップS202)、その選択されたリンク集の本文(タイトル、作成者名、文書ID、コメント)とリンク先情報とが検索サーバ201から要求元のWebブラウザ121に提供され、それがWebブラウザ121によって図8のように表示される(ステップS203)。図8では、「リンク集;ナレッジマネージメントの薦め」というタイトルを持つリンク集が選択された場合の表示例が示されている。リンク先情報の表示領域には、リンク先文書それぞれのタイトルが一覧表示される。そして、この画面上で、あるリンク先文書のタイトルが選択されると(ステップS204)、その選択された文書の本文が検索サーバ201から要求元のWebブラウザ121に提供され、それがWebブラウザ121によって画面表示される(ステップS205)。
【0035】
(リンク集の検索)
次に、通常文書と同様に、キーワード、質問文によってデータベース203からリンク集を検索する処理について説明する。
【0036】
前述したように、リンク集についてはそのタイトルとコメントを解析することによって得られた検索用データがデータベース203に登録されているが、それだけでは、十分なヒット率が得られないのでリンク集の検索漏れが生じる場合がある。そこで、本システムでは、キーワード、質問文によってデータベース203から検索された通常文書のIDをリンク先情報として持つリンク文書をも併せて検索して、それを検索結果一覧として提供する仕組みを設けている。以下、リンク集検索のための一連の処理を、図9のフローチャート、および図10の表示画面例を参照して説明する。
【0037】
まず、クライアントコンピュータ12にて、質問文またはキーワードの入力が行われ、それら質問文またはキーワードを基にデータベース203の登録文書の中から該当する文書を検索する処理が行われる(ステップS301)。次いで、検索された文書をリンク先として持つリンク集の検索が行われ(ステップS302)、質問文またはキーワードによって検索された文書とそれをリンク先文書として指定しているリンク集とが検索結果一覧として要求元のWebブラウザ121に併せて提供され、それがWebブラウザ121によって画面表示される(ステップS303)。この表示画面の一例を図10に示す。
【0038】
図10では、質問文またはキーワードによって検索された通常文書に加え、「リンク集;ナレッジマネージメントの薦め」というタイトルを持つリンク集が併せて検索された場合が示されている。このリンク集は、検索された通常文書の少なくとも1つをリンク先文書として含むものである。
【0039】
図10の検索結果一覧表示画面上で、あるリンク集が選択されると(ステップS304)、その選択されたリンク集の本文(タイトル、作成者名、文書ID、コメント)とリンク先情報とが検索サーバ201から要求元のWebブラウザ121に提供され、それがWebブラウザ121によって図8で説明したように表示される(ステップS305)。そして、その画面上で、リンク先情報で指定される文書の中から目的の文書のタイトルを選択することにより(ステップS306)、その選択された文書の本文をWebブラウザ121によって画面表示することができる(ステップS307)。
【0040】
以上のように、本実施形態の文書検索システムにおいては、入力したキーワードまたは質問文に応じて検索された登録文書の検索結果一覧の中から該当する文書を選択するだけで、それら選択された文書それぞれに対応するリンク先情報を含むリンク集を自動的に作成し、それをデータベース203に登録することができる。また、この登録されたリンク集を用いて、リンク先の文書を検索・参照することができるので、キーワードまたは質問文による検索を何度も繰り返すことなく、データベース203に登録されている関連文書を一度にもれなく検索することが可能となる。
【0041】
なお、以上の説明では、本実施形態の文書検索システムをクランアント・サーバ型のコンピュータシステムに適用した場合を例に説明したが、スタンドアロンで使用されるコンピュータにおいても同様にして適用することができる。
【0042】
また、本実施形態の自然言語検索システム111はコンピュータプログラムによって実現されているので、そのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録しておくことにより、その記憶媒体を通じてコンピュータプログラムを通常のコンピュータに導入するだけで、本実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。また、コンピュータプログラムの配布は、記憶媒体のみならず、通信媒体を通じて行うこともできる。
【0043】
また、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、関連する登録文書を参照するためのリンク集を検索結果の一覧を用いて容易に作成・登録できるようにし、データベースに登録されている関連文書を一度にもれなく検索することが可能となる。特に、リンク集についても通常の文書の一つとしてデータベースに登録することにより、リンク集の検索をも容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る文書検索システムを適用したクランアント・サーバ型のコンピュータシステムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で用いられるリンク集のデータ構造を説明するための図。
【図3】同実施形態で実行されるリンク集作成処理の手順を示すフローチャート。
【図4】同実施形態のリンク集作成処理で提供される第1の表示画面を示す図。
【図5】同実施形態のリンク集作成処理で提供される第2の表示画面を示す図。
【図6】同実施形態で実行されるリンク集一覧表示処理の手順を示すフローチャート。
【図7】同実施形態で実行されるリンク集一覧表示処理で提供される第1の表示画面を示す図。
【図8】同実施形態で実行されるリンク集一覧表示処理で提供される第2の表示画面を示す図。
【図9】同実施形態で実行されるリンク集検索処理の手順を示すフローチャート。
【図10】同実施形態のリンク集検索処理で提供される表示画面を示す図。
【符号の説明】
11…サーバコンピュータ
12…クライアントコンピュータ
111…自然言語検索システム
112…HTTPサーバ
121…webブラウザ
201…検索サーバ
202…検索エンジン
203…データベース
201a…リンク集管理部

Claims (8)

  1. クライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて、前記サーバコンピュータに設けられたデータベースに登録されている文書ファイルの検索を行う文書検索システムにおいて、
    前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて前記データベースに登録されている文書ファイルを検索し、その検索結果の一覧を前記クライアントコンピュータに提示する手段と、
    前記検索結果の一覧の中から前記クライアントコンピュータによってリンク先文書として選択された文書ファイルそれぞれの識別情報を含むリンク集を作成し、そのリンク集を前記データベースに文書ファイルの一つとして登録するリンク集作成・登録手段と、
    前記リンク集作成・登録手段によって前記データベースに登録されたリンク集を用いて、前記データベースに登録されているリンク先文書の検索を行うリンク先文書検索手段と
    前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて前記キーワードまたは質問文に対応する文書ファイルを前記データベースから検索すると共に、前記検索された文書ファイルと、前記キーワードまたは質問文に対応するタイトルまたはコメントを含むリンク集と、前記検索された文書ファイルをリンク先文書として指定する識別情報を含むリンク集とを、検索結果の一覧として併せて前記クライアントコンピュータに提示するリンク集検索手段とを具備することを特徴とする文書検索システム。
  2. 前記クライアントコンピュータによって前記リンク先文書として選択された文書ファイルを解析し、その解析結果をキーワードまたは質問文として用いることによって、前記選択された文書ファイルに関連する文書ファイルを前記データベースから検索し、その関連する文書ファイルの一覧をリンク先文書候補として前記クライアントコンピュータに追加提示する関連文書検索手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の文書検索システム。
  3. 前記クライアントコンピュータから新たに入力されたキーワードまたは質問文に応じて前記データベースに登録されている文書ファイルを再検索し、その再検索結果の一覧をリンク先文書候補として前記クライアントコンピュータに追加提示する再検索手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の文書検索システム。
  4. 前記データベースに登録されている文書ファイルの中からリンク集のみを検索して、そのリンク集の一覧を前記クライアントコンピュータに提示する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の文書検索システム。
  5. クライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて、前記サーバコンピュータに設けられたデータベースに登録されている文書ファイルの検索を行う文書検索方法において、
    前記サーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて前記データベースに登録されている文書ファイルを検索し、その検索結果の一覧を前記クライアントコンピュータに提示するステップと、
    前記サーバコンピュータが、前記検索結果の一覧の中から前記クライアントコンピュータによってリンク先文書として選択された文書ファイルそれぞれの識別情報を含むリンク集を作成し、そのリンク集を前記データベースに文書ファイルの一つとして登録するリンク集作成・登録ステップと、
    前記サーバコンピュータが、前記データベースに登録されたリンク集を用いて、前記データベースに登録されているリンク先文書の検索を行うリンク先文書検索ステップと、
    前記サーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて前記キーワードまたは質問文に対応する文書ファイルを前記データベースから検索すると共に、前記検索された文書ファイルと、前記キーワードまたは質問文に対応するタイトルまたはコメントを含むリンク集と、前記検索された文書ファイルを リンク先文書として指定する識別情報を含むリンク集とを、検索結果の一覧として併せて前記クライアントコンピュータに提示するリンク集検索ステップとを具備することを特徴とする文書検索方法。
  6. 前記サーバコンピュータが、前記データベースに登録されている文書ファイルの中からリンク集のみを検索して、そのリンク集の一覧を提示するステップをさらに具備することを特徴とする請求項5記載の文書検索方法。
  7. クライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに、前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて、前記サーバコンピュータに設けられたデータベースに登録されている文書ファイルの検索を実行させるためのコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、
    前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて前記データベースに登録されている文書ファイルを検索し、その検索結果の一覧を前記クライアントコンピュータに提示する手順と、
    前記検索結果の一覧の中から前記クライアントコンピュータによってリンク先文書として選択された文書ファイルそれぞれの識別情報を含むリンク集を作成し、そのリンク集を前記データベースに文書ファイルの一つとして登録するリンク集作成・登録手順と、
    前記データベースに登録されたリンク集を用いて、前記データベースに登録されているリンク先文書の検索を行うリンク先文書検索手順と、
    前記クライアントコンピュータから入力されるキーワードまたは質問文に応じて前記キーワードまたは質問文に対応する文書ファイルを前記データベースから検索すると共に、前記検索された文書ファイルと、前記キーワードまたは質問文に対応するタイトルまたはコメントを含むリンク集と、前記検索された文書ファイルをリンク先文書として指定する識別情報を含むリンク集とを、検索結果の一覧として併せて前記クライアントコンピュータに提示するリンク集検索手順とを前記サーバコンピュータに実行させることを特徴とする記憶媒体。
  8. 前記コンピュータプログラムは、
    前記データベースに登録されている文書ファイルの中からリンク集のみを検索して、そのリンク集の一覧を提示する手順を前記サーバコンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項7記載の記憶媒体。
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