JP3557405B2 - 専用ネットワーク間インターフェース階層ネットワークのプロトコル情報管理 - Google Patents

専用ネットワーク間インターフェース階層ネットワークのプロトコル情報管理 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般にはPNNI(専用ネットワーク間インターフェース)ネットワークのプロトコル情報管理に関する。本発明の実施例は、物理的ATM(非同期伝送モード)ネットワーク・トポロジに対する上位層トポロジの効率的構成を促進する方法及び装置を与える。
【0002】
【従来の技術】
本発明について詳しく説明する前に、背景について説明する。PNNIは、ATMネットワークを対象にATMフォーラムにより定義された階層型動的リンク状態ルーティング・プロトコルである。PNNIプロトコルは、特に、ネットワークが個々のネットワーク・ノードからどのように”見える”か、従ってノードがどのように通信するかを決定するトポロジ情報を作成・配布するシステムを提供する。このプロトコルの基本機能は、スイッチのグループを”ピア・グループ”にまとめる機能である。ピア・グループそれぞれの詳細が1つの論理ノード(”論理グループ・ノード”すなわちLGN)に抽象され、論理ノードがそのピア・グループの外部から見える全てになる。各ピア・グループの1ノードは”ピア・グループ・リーダ”として働き、階層の次の上位レベルにある論理グループ・ノードとしてそのピア・グループを代表する。このシステムは、PNNIが階層上、ネットワーク・トポロジ情報を伝播するように再帰的に適用される。スイッチから利用できるPNNIトポロジ情報は、各スイッチが自体のピア・グループの詳細及びPNNI階層の上位レベルで自体を代表するピア・グループの詳細を見るようなものになっている。この階層トポロジの抽象により、大規模ATMネットワークをサポートするため必要なリソースが少なくなる。
【0003】
PNNIネットワークを通して通信されるトポロジ・データは、PNNIトポロジ状態要素(PTSE)により定義される。PTSEは、ネットワーク・デバイスからアクセスできるノード、リンク、及びアドレスに関するデータを含み、各ノードがそのネットワーク・ビューを定義するトポロジ・データベースを維持するように、ノードにより作成・配布される。PTSEは、ピア・グループのノード間でフラッド(送出)される。これにより、各ピア・グループ・ノードのトポロジ・データベースが同じになり、従ってネットワーク・ビューも同じになる。しかし、階層の次のレベルではピア・グループのトポロジは、前記のように1つの論理ノードに抽象される。論理グループ・ノードは、その子ピア・グループ内でアクセスできるPTSE通知アドレス(advertising addresses)を生成し、階層の次のレベルの近隣(neighbors)に配布するが、ノードの詳細とピア・グループ内のリンクは失われる。論理グループ・ノードによりこのように生成されたPTSEはまた、LGNによりその近隣から受信されたPTSEとともに階層を元の方向へフラッドされ、下位ノードは”先祖”(つまりPNNI階層の上位レベルで下位ノードを代表するノード)を識別でき、そのPNNIトポロジ・ビューを維持することができる。
【0004】
一般に、ネットワークを通してフラッドされたPTSEは、その元ノード(つまりPTSEを発送または生成したノード)しか変更できないが、PNNIは、PTSEの”タイムアウト”システムを定義しており、これにより各PTSEに有効期限(通常は1時間)が与えられる。PTSEの元ノードは、PTSEをその近隣に再配布することによって、PTSEを定期的に”リフレッシュ”することになるので、PTSEは再びネットワークを通してフラッドされる。ただし、PTSEがリフレッシュされないままPTSEの有効期限が切れると、PTSEは有効なトポロジ情報とみなされなくなり、削除されるかまたはネットワークから”フラッシュ”される。従って、例えばリンク障害のためノードにアクセスできなくなった場合、そのノードに関連するPTSEは最終的にはネットワークからフラッシュされる。また1999年8月6日付欧州特許出願第99115580.5号は、ピア・グループ・リーダが自体のピア・グループのアドレスのアクセス可能性をチェックし、そのピア・グループのアドレス・アクセス可能性の変更を近隣ノードに通知するメカニズムを開示している。
【0005】
PNNIは、ATM層での移動性をフルにサポートする(”PNNI Addendum forMobility Extensions v1.0”、ATM Forum af−ra−0123.000、April 1999)。例えばPNNI移性拡張機能では、ATMモバイル・ネットワークを抽象する論理グループ・ノードは、地上系バックボーン・ネットワークのPNNI階層でローミングすることができる。正規のPNNIを通して、モバイル・ネットワークの現在位置を詳しく示すルーティング情報が通知されるので、地上系エンドシステムからモバイル・ネットワークのエンドシステムへのコール及びその逆のコールを確立することができる。またATMネットワークにより、IP(インターネット・プロトコル)情報等の上位層プロトコル情報を伝えることができる。これは、PAR(PNNI増加ルーティング)と呼ばれるPNNIプロトコルの拡張機能を採用することによって簡単に行える。PARについては”PNNI Augmented Routing(PAR)”、af−ra−0104.000、ATM Forum、January 1999を参照されたい。簡単には、PARによりそれ自体はATMネットワークの動作に関連しないIP情報をネットワークに配布することができる。PARは、前述のPTSEを利用して、ATMトポロジ情報に加えてIP関連情報を配布する。ネットワーク内のPAR対応デバイスは、IP情報をPTSEにカプセル化する。これは通常のPNNI方式で配布される。いわゆる”PAR PTSE”のIP情報は、PARに対応していないPNNIノードからは不透明であるが、PARに対応した他のノードはPAR PTSEのIP情報のフォーマットを認識する。従ってネットワーク内にあるPAR対応デバイスは、PAR PTSEによってネットワークを通してIP情報を通信することができ、PARに対応した別のデバイスはそのIP情報を抽出することができる。
【0006】
”Proxy−PAR”と呼ばれるPNNIプロトコルの他の拡張機能では、上位層プロトコル・デバイス、特にルータ等のIPデバイスは、自体がPNNIに参加することなく、ネットワークを通してIP情報を通信することができる。Proxy−PARについても”PNNI Augmented Routing(PAR)”、af−ra−0104.000、ATM Forum、January 1999を参照されたい。Proxy−PARは、いわばシンプルな交換プロトコルであり、IPデバイスをATMネットワークに統合することができ、IPデバイスでPNNIを実行する必要は全くない。IPデバイスは、Proxy−PARサーバとして構成されたPAR対応デバイスを介してネットワークに接続することができる。IPデバイス自体はProxy−PARクライアントとして構成される。Proxy−PARクライアントは、Proxy−PARに従い、それがサポートするIPサービスの詳細をProxy−PARサーバに登録することができる。この情報は前記のようにPAR PTSEにカプセル化され、通常のPNNI方式によりネットワークでフラッドされる。Proxy−PARクライアントはまた、前記のようにPAR対応デバイスによりPAR PTSEが受信されネットワークに接続された他のIPデバイスに関する情報をProxy−PARサーバに要求することができる。このようにしてIP情報は、IPデバイスがPNNIに参加することなくIPデバイス間でやりとりされる。
【0007】
PARとProxy−PARを前記のように使用することで、プロトコル・デバイス、特にIPデバイスは、PNNIネットワーク上のプロトコル情報のこの通信を介して相互確認をすることができ、上位層プロトコル・トポロジの構成に必要なプロトコル情報を各デバイスに手動で入力する必要がなくなる。例えば、ATMクラウドの端にあるIPルータは相互確認ができ、IP隣接点(adjacencies)を手動で構成する必要がなくなる。更に、1999年8月6日付欧州特許出願第99115544.1号は、IPルータのOSPF(Open Shortest PathFirst)インターフェースを動的に構成するメカニズムを開示している。例えばモバイル・ネットワークのルータは、モバイル・ネットワークがローミングし、新しい接続を確立する際、他の(固定またはモバイル)ネットワーク・ルータのOSPFエリアでOSPFインターフェースを動的に構成することができる。OSPFインターフェースが動的に構成されるかどうかにかかわらず、PARとProxy−PARでは、ルータがそのプロトコル情報(例えばIPアドレス、ATMアドレス、OSPFエリア)を、ルータのサービス提供側ATMスイッチに登録することができる。その場合ATMはネットワーク全体にデータをフラッドする。他のルータは、そのサービス提供ATMスイッチに照会することによってこのIP情報を取得することができる。ルータはそこで、ルーティング情報を交換して、通常通り、受信した情報から確認した他のルータとの近隣関係または”ピア”を形成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、前記のようにPNNIネットワークを通したプロトコル・デバイス間プロトコル情報の通信にPARが用いられるとき、物理的ATMネットワークでの上位層プロトコル・トポロジの構成は、PAR対応スイッチによりそのクライアント・デバイスにProxy−PARを介して提供されるプロトコル情報にもとづく。現在、PAR対応スイッチは、そのクライアント・デバイスからのProxy−PARリクエストに応答するため、ネットワークからPAR PTSEで受信されている、要求されたタイプのプロトコル情報を全て提供する。本発明は、これが不要であるという認識をもとにしており、当該プロトコルに関してネットワーク・トポロジの効率的構成を処理することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の側面に従い、PNNI階層ネットワークのPAR対応デバイスのプロトコル情報を管理する方法が提供される。方法は、
PAR対応デバイスによりネットワークから受信されたPAR PTSEをチェックして該PAR PTSEにカプセル化された冗長なプロトコル情報を識別するステップと、
受信されたPAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報を、前記PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスに提供するステップと、を含み、冗長と認識されたプロトコル情報はプロトコル・デバイスに提供されたプロトコル情報から除外される。
【0010】
本発明の第2の側面によれば、PNNI階層ネットワークのPAR対応デバイスのプロトコル情報を管理する方法が提供される。この方法は、
PAR対応デバイスによりネットワークから受信されたPAR PTSEをチェックして該PAR PTSEにカプセル化された冗長なプロトコル情報を識別するステップと、
受信されたPAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報を、前記PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスに提供するステップと、を含み、
更に、プロトコル・デバイスに提供されたプロトコル情報にタグを付け、冗長なプロトコル情報いを冗長ではないプロトコル情報と区別するステップが含まれる。
【0011】
従って、本発明の実施例では、PAR PTSEがPAR対応デバイスによってチェックされ、冗長なプロトコル情報が識別される。実施例によっては、関連付けられたプロトコル・デバイスに提供されたプロトコル情報にタグが付けられ、冗長なプロトコル情報と冗長ではないプロトコル情報が区別されるので(例えば、冗長なプロトコル情報と冗長ではないプロトコル情報のいずれか、または両方にタグを付けることによって)、適宜構成されたプロトコル・デバイスはこの2つを区別でき、例えば冗長な情報を無視することができる。冗長とされたプロトコル情報は、他の好適実施例では、プロトコル・デバイスに提供されたプロトコル情報から除外されるだけである。プロトコル情報が冗長であり得るのは、古いとき、複製されているとき、使用できないとき、または不要なときであり、この冗長な情報を指示することによって、またはプロトコル・デバイスに提供されたプロトコル情報から除外することによって、デバイスのプロトコル情報処理が簡略化され、当該プロトコルについてネットワーク・トポロジの効率的構成が促進される。プロトコル・デバイスに提供された情報から冗長なプロトコル情報を除外することは、”フィルタ”操作とみなすことができ、これを適用することで、関連するプロトコル情報のみプロトコル・デバイスにより受信されるようになる。
【0012】
プロトコル情報は、以下に詳しく述べる好適実施例では、IP情報を含み、PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスはIPデバイス、特にルータである。ただ、IPは、PNNIにより現在サポートされているプロトコルであるが、当業者には明らかなように、PNNIは他のプロトコルも容易にサポートすることができる。従って、プロトコル情報にIPX、NetBIOS(ネットワーク基本入出力システム)、ARP(アドレス解決プロトコル)等の情報が含まれる実施例も考えられる。同様に、PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスは、ルータ、DNS(ドメイン・ネーム・システム)サーバ、ATM ARPサーバ、ディレクトリ・サーバ、ゲートウェイ等、当該プロトコルに従ってPAR PTSEから抽出されたプロトコル情報を使用する任意のデバイスが考えられる。
【0013】
PAR対応デバイスにより様々なチェック・プロセスを実行して冗長な情報を識別することができる。例えば、受信されたPAR PTSEをチェックすれば、そのPAR PTSEの送信元であるネットワーク・ノードが、PAR対応デバイスから見えるPNNIトポロジに存在するか確認することができる。存在しない場合、PAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報は冗長とみなせる。このチェックは、PAR PTSEの送信元ノードIDを、PAR対応デバイスから見えるPNNIトポロジ(デバイスに保存された通常のPNNIトポロジ・データにより定義されている通り)のノードのIDと比較することによって都合よく実行することができる。このチェックにより、アクセスできなくなった(例えば、モバイル・ネットワークが移動し、送信元ノードとPAR対応デバイスの接続がなくなったため)ノードからのプロトコル情報を冗長と識別することができる。
【0014】
また前記に加えて、より好適には、PAR PTSEをチェックすれば、プロトコル情報に指定されたIPサービスのATMアドレスへのネットワークを通したコール・パスをPAR対応デバイスから利用できるか確認することができる。通常のパス選択ロジックでは、ATMアドレスへのコールを受け入れられない場合(例えば、アドレスが到達不能で、パスを計算できないため、利用できるリソースが不十分なため等)、コール・パスは利用できず、プロトコル情報は冗長とみなされる。このチェックは、例えばネットワークが分割され、エンドシステムのアドレスが到達不能になったときに利用できる。このメカニズムは、静的ATMネットワークに適用すれば、リセットされているノードとの接続が、ノードによるそのPTSEのフラッシュが完了する前に削除された”ゴースト”PAR PTSEを防ぐことができる(ATMスイッチがリセットされた場合等)。
【0015】
この他(より好適には)、PAR PTSEをチェックすることで、PAR PTSEの送信元ノードがPNNI階層でPAR対応デバイスの先祖、つまりPNNIトポロジの上位レベルにあるデバイスを代表する論理ノード、であるか確認することができる。先祖ノードである場合、PAR PTSEに含まれるプロトコル情報は冗長とみなせる。このチェックは、PAR PTSEの送信元ノードIDをPAR対応デバイスに保存されたPNNIトポロジ・データの先祖ノードのIDと比較することによって都合よく実行することができる。このチェックにより、先祖ノードによって生成されたPTSEで受信されたプロトコル情報の複製を冗長と識別することができる。
【0016】
前述のProxy−PARによれば、PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスは、Proxy−PARクライアントとして構成された独立したデバイス(つまり、Proxy−PARにより定義されたProxy−PARクライアント動作を実装する制御ロジックを含む)、またはProxy−PARサーバとして構成されたPAR対応デバイス(つまり、Proxy−PARにより定義されたProxy−PARサーバ機能を実装する制御ロジックを含む)でもよい。その場合、プロトコル情報は、Proxy−PARクライアント・デバイスからの通常の定期的リクエストに応答してPAR対応デバイスから提供することができる。ただし、プロトコル・デバイスがPAR対応デバイスと統合された、例えば、ATMスイッチ・ロジックが何らかの内部通信プロトコルを介してIPルータ・ロジックと通信する組み合わせデバイスとして統合された他の実施例も考えられる。その場合、ルータ・ロジックは、PAR対応スイッチ・ロジックのIP情報を定期的にポーリングすることができる。その後IP情報は、Proxy−PARと同様なリクエストに応答してルータ・ロジックに提供することができる。ただし、スイッチ・ロジックはまた、IP情報をルータに自動的に、例えば一定間隔で、またはPNNIトポロジの変更、ネットワークからの新しいPAR PTSEの受信等のイベントに応答して提供することもできる。いずれの場合でも、PAR PTSEのチェック(或いはプロトコル情報のタグ付け)は、プロトコル・デバイスにプロトコル情報が提供されるとき、実装形態によるが、例えばリクエストが受信されたとき実行することも、また場合によっては、PAR PTSEが受信されたとき前もって実行することもできる。
【0017】
本発明の実施例は、固定ネットワーク、モバイル・ネットワークいずれのシナリオにも適用できることは理解されよう。
【0018】
本発明の第3の側面では、PNNI階層ネットワークに接続するPAR対応デバイスが提供される。このデバイスは、
PAR対応デバイスによりネットワークから受信されたPAR PTSEを保存するメモリと、
受信されたPAR PTSEをチェックして、前記PAR PTSEにカプセル化された冗長なプロトコル情報を識別し、冗長とされたプロトコル情報は除外し、受信されたPAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報は、前記PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスに提供するよう構成された制御ロジックと、を含む。
【0019】
本発明の第4の側面では、PNNI階層ネットワークに接続するPAR対応デバイスが提供される。このデバイスは、
PAR対応デバイスによりネットワークから受信されたPAR PTSEを保存するメモリと、
受信したPAR PTSEをチェックして、PAR PTSEにカプセル化された冗長なプロトコル情報を識別し、受信されたPAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報を前記PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスに提供するよう構成された制御ロジックと、を含み、
制御ロジックは更に、プロトコル・デバイスに提供されたプロトコル情報にタグを付け、冗長なプロトコル情報と冗長ではないプロトコル情報を区別するよう構成される。
【0020】
全般には、本発明を具体化した方法を基準に、機能や特徴について説明しているが、本発明を具体化した装置では、対応する機能や特徴も得られ、逆も同様であることは理解されよう。
【0021】
本発明の他の側面では、複数のPAR対応デバイス及び複数のプロトコル・デバイスを含むPNNI階層ネットワークが得られる。PAR対応デバイスはそれぞれ、対応するプロトコル・デバイスに関連付けられ、そのプロトコル・デバイスにより生成されたプロトコル情報のネットワークを通して通信が行われる。PAR対応デバイスは、本発明の第3または第4の側面を具体化した少なくとも1つのPAR対応デバイスを含む。本発明の他の側面では、コンピュータ・プログラム・コード手段を含むコンピュータ・プログラム要素が得られる。プログラム・コード手段は、PNNI階層ネットワークに接続するため、PAR対応デバイスのプロセッサにロードされると、前記のようにプロトコル情報管理方法を実行するようプロセッサを構成する。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の好適実施例について、PARとProxy−PARを通してIPルータ間でIP情報がやりとりされるモバイル・ネットワーク・システムの文脈から説明する。実施例の動作について説明する前に、実施例で扱う問題について、図1及び図2を参照して説明する。まず図1を考える。これはモバイル・ネットワークのシナリオの1例を示す。モバイル・ネットワークは、例えば”部隊”編成であり、見通し線リンク(line−of−sight−links)を介して接触するときには一時的にネットワークを形成することができ、地上の固定ネットワークとの接続は、固定ネットワーク・インフラのアクセス・ポイントとの衛星接続を通して得られる。図のスイッチS1及びS2は、固定ネットワークのアクセス・ポイントを構成し、それぞれ、モバイル・ネットワークを固定ネットワークに接続する衛星リンクをサポートする。アクセス・ポイント・スイッチS1はIPルータR1に、スイッチS2は同様にIPルータR2に接続される。アクセス・ポイント・スイッチS1、S2はそれぞれ、PNNI階層の最下位のレベル(レベル88)にある他の1つ以上のスイッチとPNNIピア・グループ(図の楕円)を形成する。この場合は各ピア・グループに2つのスイッチが示してある。ピア・グループは、ここでは、各ピア・グループの固定ネットワーク・ルータが1つだけになるように定義される。次のレベル(階層のレベル64)では、スイッチS1のレベル88ピア・グループは論理グループ・ノードLGN1.0により代表され、スイッチS2のピア・グループはレベル64の論理ノードLGN2.0により代表される
【0023】
図には2つのモバイル・ネットワークも示してあり、それぞれ簡潔化のため、モバイル・ネットワーク・ルータ(MR1、MR2)に接続された1つのスイッチ(MS1、MS2)により表してある。モバイル・ネットワーク・スイッチMS1、MS2は、図のように、レーザ見通し線リンク(laser line−of−sight link)LSを介して相互接続される。MS1はまた、図のように、固定ネットワークのアクセス・ポイント・スイッチS2に衛星リンクを介して接続される。各スイッチMS1、MS2はPNNIレベル88にピア・グループを形成する。次のレベル(PNNI階層のレベル72)では、MS1のモバイル・ネットワークが論理グループ・ノードLGN2.1.1により代表され、同様にMS2のモバイル・ネットワークはレベル72で論理グループ・ノードLGN2.1.2により代表される。論理ノードLGN2.1.1、LGN2.1.2はレベル72でピア・グループを形成し、従ってこのレベルのモバイル・ネットワークMS2はモバイル・ネットワークMS1の階層を統合することができる。モバイル・ネットワークMS1は衛星を介してアクセス・ポイント・ノードS2に接続されるので、モバイル・ネットワークのレベル72ピア・グループは、階層のレベル64で論理ノードLGN2.1により代表され、このレベルのアクセス・ポイント・ノードを表すLGN2.0とピア・グループを共有する。レベル64は従って、モバイル・ネットワークがアクセス・ポイント・ネットワークの階層を統合できるレベルである。レベル64のLGN2.0とLGN1.0の間に論理接続はない。アクセス・ポイントはPNNIレベル32(”アクセス・ポイント・レベル”)で論理的に接続され、論理グループ・ノードLGN1、LGN2は図に示すようにピア・グループを共有する。
【0024】
各スイッチS1、S2、MS1、MS2はPARに対応しているので、PARPTSEをフラッドすることによってPNNIネットワークIP情報を通知することができ、ネットワークから受信されたPAR PTSEからIP情報を抽出することができる。更に各スイッチは、これに接続されたルータのProxy−PARサーバとして構成され、各ルータはProxy−PARクライアントとして構成される。従ってIP情報は、ルータとそのサービス提供スイッチとの間で、前述のようにProxy−PARに従ってやりとりされる。
【0025】
Proxy−PARでは、ルータがIP情報をそのサービス提供スイッチに登録するとき、範囲を指示することができ、スイッチによりPAR PTSEにカプセル化されたIP情報を、ATMネットワークで、指定範囲に一致するPNNIレベルに通知することができる。本発明の例では、ルータはそのIP情報を、PNNIレベル64に等しい範囲で登録する。得られるPAR通知は、図では便宜上簡略化している。特に図は、ルータR2により登録されたIP情報のルータMR1への転送、及びルータMR1により登録されたIP情報のルータMR2への転送のみ示している。
【0026】
まずルータR2を考えると、ルータR2によりスイッチS2に登録され、IP情報を含むPAR通知は、S2によりPAR PTSEにカプセル化され、スイッチのレベル88ピア・グループ内でフラッドされる。これはレベル64でLGN2.0としてピア・グループを表すピア・グループ・リーダにより受信される。LGN2.0は従ってIP情報のPAR PTSEを生成し、これはそのレベル64ピア・グループ内でフラッドされ、そこでLGN2.1により受信される。このノードは、受信されたPTSEを下へその子ピア・グループまでフラッドし、そこでIP情報は最終的にスイッチMS1(及びスイッチMS2)により受信される。MS1は次に、図のように、IP情報をProxy−PARを介してそのクライアント・ルータMR1に転送する。また同じく図に示すように、MS1は、MR1により登録されたIP情報を自体のピア・グループ内に通知する。これはレベル72でLGN2.1.1として機能するピア・グループ・リーダにより受信される。このノードは次にそのレベル72内でMR1を通知するPARPTSEを生成し、これはLGN2.1.2により受信される。LGN2.1.2はレベル88でその子ピア・グループにPTSEをフラッドし、そこでMS2はIP情報をProxy−PARを介してそのクライアント・ルータMR2に転送する。
【0027】
このように、モバイル・ネットワークMS1はアクセス・ポイントS2との衛星接続を確立し、モバイル・ルータMR1は固定ネットワーク・ルータR2からIP情報(IPアドレス、ATMアドレス、OSPFエリア等)を受信する。MR1はそこで、欧州特許出願第99115544.1号に述べられているように、R2とのOSPFインターフェースを動的に構成することができる。従って、固定ネットワークとの接続が確立されると、MR1は、現在のアクセス・ポイントに関連付けられた固定ネットワーク・ルータ(ここではR2)とのピアになることができる。ただし、モバイル・ネットワークMS1が、アクセス・ポイントS1との衛星接続の圏外に移動したとすると、接続はアクセス・ポイントS2に移る。その場合、モバイル・スイッチMS1はまだ、固定ネットワーク・ルータR1に関連する、前の衛生接続からのPAR PTSEをそのメモリに持つ。前述のように、PAR PTSEを変更できるのは送信元ノードだけであり(ただしここには関連しないが”プロキシ・フラッシュ”の場合を除く)、R1からの情報はPTSEが30分乃至60分後に期限切れになるまでまだMS1にとどまる。その時間の間、MS1は、MR1からの定期的Proxy−PARリクエストに応答してR1とR2両方に関連するIP情報をそのクライアント・ルータMR1に返す。MR1は現在のアクセス・ポイントからの情報と古いアクセス・ポイントからの情報を区別することができず、デフォルト動作は従ってR1、R2両方とのピアになることである。従って、モバイル・ネットワークがローミングし、一連のアクセス・ポイントを介して固定ネットワークに適合する際、PAR情報の履歴をサービス提供側スイッチに蓄積でき、クライアント・ルータは、現在のアクセス・ポイントに関連するPAR情報及び古いアクセス・ポイントに関連するPAR情報を確認する手段を持たない。同様に、図のモバイル・ネットワークMS2がMS1の圏外に移動し、他のモバイル・ネットワークと新しい見通し線リンクを確立した場合、MR2はそのサービス提供スイッチからMR1に関する情報を受信し続け、これは関連付けられたPAR PTSEの有効期限が切れるまで続く。この問題は以下に説明する本発明の実施例で扱う問題の1つである。
【0028】
図2は第2モバイル・ネットワークのシナリオで、実施例で扱う別の問題を示す。ここでは簡潔化のため、3つのモバイル・ネットワークを、それぞれモバイル・ネットワーク・ルータMR1乃至MR3に接続されたスイッチMS1乃至MS3により表す。スイッチMS1乃至MS3は、図のように、モバイル・プラットフォーム間の見通し線リンクLSを介して相互接続される。スイッチMS3は、PNNI階層のレベル88のPNNIピア・グループを表し、スイッチMS1、MS2はレベル88の別のピア・グループを共有する。次のレベル(レベル72)では、スイッチMS3は論理グループ・ノードLGN1.1.1により代表され、MS2のレベル88ピア・グループは論理グループ・ノードLGN1.1.2により代表される。これらのレベル72ノードは、PNNIレベル64のLGN1.1により代表されるピア・グループを共有する。例えば図1のシナリオのように固定ネットワークとの接続があると仮定すると、LGN1.1はレベル64ピア・グループを論理ノードLGN1.0と共有し、レベル88固定ネットワーク・ピア・グループを表す。
【0029】
このシステムでモバイル・ルータMR1に関連するIP情報のやりとりは、図のPAR通知により示される。MR1により登録されたIP情報をカプセル化したPAR PTSEがスイッチMS1により生成され、MS1のレベル88ピア・グループ内にフラッドされ、スイッチMS2により受信される。LGN1.1.2は、同じIP情報と自分自身のPNNIノードIDを用いてレベル72でPAR PTSEを生成することにより、このPTSEを抽象する。LGN1.1.2はこのPTSEをそのレベル72ピア・グループ内でフラッドし、これはLGN1.1.1により受信される。LGN1.1.1は受信されたPTSEを下へその子ピア・グループまでフラッドし、そこでPTSEはスイッチMS3により受信される。LGN1.1.2はまた、このPTSEを下へ自体の子ピア・グループまでフラッドし、そこでこれはスイッチMS1、MS2により受信される。同様に、LGN1.1はLGN1.1.2により生成されたPAR PTSEを抽象し、自体のノードIDでコピーを生成し、このPTSEをそのレベル64ピア・グループでフラッドし、また下へその子ピア・グループまでフラッドする。このPTSEは従って、3つのスイッチMS1、MS2、MS3全てにより受信される。
【0030】
PAR PTSEはPNNI階層の全てのレベルで再生成されるため、スイッチMS3は2つのPAR PTSEを受信し、両方ともMR1に関連する同じIP情報を含む。1つは送信元がLGN1.1.2、もう1つはLGN1.1である。従ってMS3は、Proxy−PAR照会をそのクライアント・ルータMR3から受信したとき、図に示すようにIP情報の2つのコピーをルータに提供する。(簡潔化のため、PAR通知を含むPAR PTSEの送信元ノードのIDは、図では括弧内のLGN番号により示してある。)一方スイッチMS2はこのIP情報で3つのPAR PTSEを受信するので、IP情報の3つのコピーは、図に示すように、MS2によりそのクライアント・ルータMR2に送信される。更にMS1は、LGN1.1.2とLGN1.1により生成された2つのPAR PTSEを受信し、またそのメモリにそれが自体のレベル88ピア・グループ用に生成したPAR PTSEを格納する。従って、図に示すようにMS1はここではIP情報の3つのコピーをMR1に戻す。この例では2つはその先祖ノードから受信されたコピー、1つは自体が生成したPTSEから受信されたコピーである。この例からわかるように、PAR PTSEが異なる階層レベルで再生成されると、各ルータが同じIP情報の複製を受信する。この問題は、全ルータからのPAR通知を考慮すると明らかに大きくなる。この問題はまた、以下に述べる本発明の実施例の対象である。
【0031】
図3は、この実施例の動作に伴うスイッチの主な要素を示す簡略図である。スイッチ1は制御ロジック2、メモリ3、及び回路4を含む。回路4は、デバイスがネットワークの他の部分及び関連するルータと通信するためのインターフェースとスイッチング回路を含む。この実施例のスイッチ1は、PAR対応デバイスであり、関連するルータのProxy−PARサーバとして機能する。制御ロジック2はスイッチの全体的動作を制御し、従って通常のPAR、Proxy−PAR機能、及びPTSE生成・処理、コール・パス選択等の通常のPNNI機能を実装する。また制御ロジック2は、IP情報管理機能を実行する(後述)。制御ロジック2はPNNIに従い、メモリ3にトポロジ・データベースを維持する。トポロジ・データベースは、ネットワーク・トポロジに関するスイッチのビューを定義したトポロジ・データを格納し、PNNI階層でのスイッチの先祖を識別する(後述)。メモリ3はPTSEリポジトリを格納し、リポジトリには制御ロジック2によりネットワークから受信されたPTSEが保存される。保存期間は、PTSEが期限切れになるか、または通常のPNNIプロセスによりフラッシュされるまでである。一般に制御ロジック2は、ハードウェア、ソフトウェア、またはその組み合わせに実装することができるが、通常は、ソフトウェアを実行するプロセッサにより実装され、ソフトウェアは前記機能を実行するようプロセッサを構成する。適切なソフトウェアは、ここでの説明から当業者には明らかであろう。(もちろん、スイッチ・プロセッサはあらかじめ適切なソフトウェアで構成しておけるが、そのようなソフトウェアを構成するプログラム・コードは個別に提供することもできる。その場合プログラム・コードは、デバイスにロードされ、前記のように動作するようプロセッサが構成される。このようなプログラム・コードは、独立した要素として、または複数の制御機能用のプログラム・コードの要素として提供することも可能であり、ディスク等、コンピュータ可読媒体に組み込んで、或いはスイッチにロードするためネットワーク・オペレータに電子的に転送して提供することもできる。)
【0032】
制御ロジック2により実装されるIP情報管理プロセスは、この実施例では3つのフィルタ・メカニズムを含む。各フィルタは、メモリ3に保存されたPARPTSEのチェックを伴う。チェックにより冗長なIP情報が識別され、Proxy−PARリクエストに応答して、クライアント・ルータに提供されたIP情報から除外される。第1フィルタは、スイッチから見えるPNNIトポロジにPAR PTSEの送信元ノードが存在するかチェックする。第2フィルタは、ネットワークでPAR PTSEが関連するIPサービスのATMアドレスまでコール・パスが利用できるかチェックする。第3フィルタは、PAR PTSEの送信元ノードがPNNI階層でスイッチの先祖かどうかチェックする。このように各フィルタが、メモリ3に保存されたトポロジ・データを利用する。トポロジ・データにより定義されるネットワーク・トポロジの簡単な例について、図4を参照して説明する。
【0033】
前述のように、ATMネットワークでのPNNIトポロジ・データの通信は、各スイッチから自体のピア・グループの詳細、及びPNNI階層の上位レベルで代表される任意のピア・グループの詳細が見えるように行われる。図4は、図1のシステムのスイッチMS1から見た、衛星接続のスイッチS1からスイッチS2へのハンドオーバーの後のPNNIトポロジを示す。このトポロジ・ビューでは、MS1はレベル72のLGN2.1.2にアップリンクu1を介して接続される。MS1とS2間の衛星接続のため、MS1はレベル64のLGN2.0にもアップリンクu2を介して接続される。LGN2.1.2は、水平リンクh1を介してレベル72のLGN2.1.1に接続される。LGN2.1.1はアップリンクu3を介してレベル64のLGN2.0に、LGN2.0は、水平リンクh2を介してレベル64のLGN2.1にそれぞれ接続される。同様に、LGN2.0はアップリンクu4を介してレベル32のLGN1に、LGN1は水平リンクh3を介してレベル32のLGN2にそれぞれ接続される。PNNI階層のMS1の先祖(つまり階層の上位層でMS1を表す論理ノード)は図では陰影を付けて示してある。この場合のMS1のトポロジ・データベースは、図のトポロジのリンク、ノードID、及びデバイス・アドレスを定義したデータを、階層の先祖ノードのID(及びATMアドレス)を示すノード階層一覧とともに格納する。
【0034】
ネットワーク・システムでのスイッチ1の動作については、スイッチ1はネットワークからPAR PTSEを受信し、PAR PTSEは制御ロジック2によりメモリ3のPTSEリポジトリに保存される。制御ロジック2は、クライアント・ルータにより定期的に発行されるProxy−PARリクエストに応答して、メモリ3に保存されたPAR PTSEからIP情報を抽出し、このIP情報を通常のPARサービス記述パケットでルータに提供する。このIP情報通信プロセスの一部としてスイッチ制御ロジック2により実行される動作を図5に詳しく示す。図5のステップ10に示すように、ルータからのProxy−PARリクエストの受信後、制御ロジック2はメモリ3のPTSEリポジトリにアクセスし、ステップ11で、ルータにより発行されるリクエストに従って第1のPAR PTSEを選択する。ステップ12で、制御ロジックはPAR PTSEの送信元ノードIDを、前記のように、スイッチのネットワーク・ビューを定義したトポロジ・データのノードIDと比較する。(他の実施例では、制御ロジックはここで、PAR PTSEに指定された送信元ノードのATMアドレスをトポロジ・データベースに保存されたノードのATMアドレスと比較することもできる。)ステップ13の”N”に示すように一致がなければ、送信元ノードは現在のトポロジのスイッチによってはアクセスできなくなっている。これは、例えばモバイル・ネットワークが移動し、新しいトポロジで送信元ノードとの接続が存在しなくなった場合に生じることがある。その場合、動作はステップ14に進み、メモリ3にフラグが設定されて、PAR PTSEにカプセル化されたIP情報は冗長であることが示される。ステップ12、13、14は、このように前記の第1フィルタを構成する。ステップ14から動作はステップ19に進み、メモリ3にチェック対象のPAR PTSEが残っているか制御ロジックによりチェックされる。残っている場合、ステップ20で次のPTSEが選択され、動作はこのPTSEについてステップ12に戻る。
【0035】
ステップ13で一致があったとすると、動作はステップ15に進み、PTSEのIP情報により識別されたIPサービスのATMアドレスへのコール・パスが利用できるか制御ロジックにより確認される。従って、パス選択ロジックでATMアドレスへのパスを計算できない場合(エンドシステムの障害によりIPサービスが到達不能なため等)、またはアドレスへのコールを設定するネットワーク・リソースが不十分な場合(帯域幅、遅延等)、パスは利用できないことがステップ16で確認される。その場合動作はステップ14に進み、IP情報は冗長とのフラグが設定され、前のようにステップ19に進む。ステップ15、16、14はよって前記の第2フィルタを構成する。
【0036】
ステップ16でコール・パスが利用できるとすると、ステップ17で制御ロジックが、前記のように、PAR PTSEの送信元ノードIDをメモリ3のノード階層一覧にあるノードIDと比較する。この実施例では、ノード階層一覧にスイッチ自体のノードID、及び上位レベルの先祖のIDが含まれると仮定している。ステップ18の”Y”に示されるように一致があった場合、スイッチ自体または階層の上位レベルの先祖によりPAR PTSEが生成されている。その場合、動作はステップ14に戻り、IP情報は冗長とのフラグが設定され、動作は前のように継続する。ステップ17、18、14は従って前記の第3フィルタを構成する。(ノード階層一覧は関連ノードのATMアドレス及びこの例のノードIDを含むので、このフィルタは、階層一覧のノードのATMアドレスをPAR PTSEに指定された送信元ノードのATMアドレスと比較することによっても等しく実装することができる。)
【0037】
ステップ18で一致がない場合、現在のPTSEのIP情報は冗長とみなされず、動作はステップ19に進み、ステップ20に続く。ここで次のPAR PTSEが前のように選択される。ステップ19の”N”に示されるように、関連するPTSEが全てチェックされると、制御ロジックはステップ21に進む。ここで、Proxy−PARリクエストに対応した、冗長ではないIP情報がメモリから全て取得され、クライアント・ルータに提供される。プロセスはここで完了する。
【0038】
図6は、図2に似たモバイル・ネットワーク・システムで、各スイッチMS1、MS2、MS3は前記実施例に従ったスイッチ1である。このシナリオでは、図1のシナリオのように、アクセス・ポイント・スイッチS2(関連ルータR2)からの衛星接続のハンドオーバーの後、スイッチMS3に、固定ネットワークのアクセス・ポイント・スイッチS1(関連ルータR1)への衛星接続があると仮定している。PAR通知は便宜上簡略化している。特に図は、モバイル・ネットワークのモバイル・ルータMR1からのPAR通知通信とともに、固定ネットワークからMR3へのPAR通知の通信のみ示している。スイッチMS1乃至MS3により冗長と識別され、従ってモバイル・ルータに送信されたIP情報から除外されたPAR通知は、図に打ち消しの斜線で示している。ここからわかるように、スイッチMS3はそのクライアント・ルータMR3に、固定ネットワーク・ルータR1のPAR通知とLGN1.1.2から受信されたMR1のPAR通知のみ送信する。アクセス・ポイント・スイッチS2(図1のLGN2.0)を表すLGNは、スイッチMS3から見たPNNIトポロジでは見えなくなり、従ってルータR2の”古い”PAR通知は、前記の第1フィルタの動作を通してMR3に送信されたIP情報から除外される。MS3の先祖ノードLGN1.1から発生した複製PAR通知は、前記の第3フィルタによりなくなる。更に、R1へのコール・パスが例えばR1の障害によりMS3により利用できないことがわかった場合、R1のPAR通知は、前記の第2フィルタにより冗長と識別され、MS3によりMR3に提供されない。
【0039】
MS2で、スイッチMS1から受信されたMR1のPAR通知のみクライアント・ルータMR2に提供され、MS2の先祖LGN1.1、LGN1.1.2から受信された複製PAR通知は第3フィルタ・メカニズムにより除外される。MS1の場合、この実施例のノード階層一覧はMS1自体のノードIDを含むため、MR1の全てのPAR通知が、前記のようにMS1自体により生成されたPTSEのPAR通知を含め、この第3フィルタにより除外される。
【0040】
この実施例でルータにより受信されたIP情報の実質的な簡略化は、図6から明らかである。ただし、この利点は、図6に示す選択されたPAR通知だけではなく、PAR通知が全て考慮されるとき劇的に大きくなることは理解されよう。従って、冗長な情報をなくすことによって、PAR対応デバイスにより、関連ルータに提供されるIP情報が大幅に簡略化され、ルータでのデータ処理も容易になり、IPトポロジの最適構成が促進されることは明らかである。
【0041】
本発明の、特に好適実施例について説明しているが、本発明の範囲から逸脱することなく、多くの変更、変形が可能なことは理解されよう。例えば、前記実施例では3つのフィルタ・メカニズムを採用しているが、これらフィルタ・メカニズムの1つまたは任意の組み合わせもまた、必要に応じて他の実施例に採用することができる。更に、フィルタリングは、前記の実施例ではProxy−PARリクエストに応答して実行されるが、実施例によっては、例えばネットワークからPAR PTSEを受信したとき、あらかじめフィルタ・メカニズムを1つ以上適用することもできる。また、前記実施例のスイッチとルータは、Proxy−PARを介して通信する個別デバイスであるが、ルータをPAR対応デバイスと統合した実施例も考えられる。その場合、ルータ・ロジックは、他の何らかの内部通信プロトコルを介してPARロジックと通信することができる。
【0042】
他の実施例では、冗長なIP情報を除外するのではなく、前記のように、スイッチによりIP情報にタグを付け、関連ルータが冗長な情報と冗長ではない情報を区別できるようにすることもできる。また、本発明の例は、モバイル・ネットワークのシナリオをもとに説明しているが、本発明の実施例はまた、固定ネットワーク・システムにも都合よく適用することができ、IPトポロジの自動構成が促進されることは理解されよう。更に前述のように、本発明の実施例は、IP以外のプロトコル、及びIPルータ以外のプロトコル・デバイスにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で扱う問題を示すモバイル・ネットワーク・システムの図である。
【図2】本発明の実施例で扱う問題を示す他のモバイル・ネットワーク・システムの図である。
【図3】本発明を具体化したスイッチを示す図である。
【図4】図1のシステムの1つのスイッチから見たPNNIトポロジを示す図である。
【図5】図3のスイッチにより実装されたIP情報管理方法を示すフローチャートである。
【図6】実施例の動作を示すモバイル・ネットワーク・システムの図である。
【符号の説明】
1 スイッチ
2 制御ロジック
3 メモリ
4 インターフェースとスイッチング回路

Claims (23)

  1. 専用ネットワーク間インターフェース(PNNI)階層ネットワークのPNNIオーグメント・ルーティング(PNNI Augmented Routing;PAR)対応デバイスでプロトコル情報を管理する方法であって、
    前記ネットワークから前記PAR対応デバイスにより受信されたPAR PNNIトポロジ状態要素(PTSE)をチェックし、前記PAR PTSEにカプセル化された冗長なプロトコル情報を識別するステップと、
    受信されたPAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報を、前記PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスに提供するステップと、を含み、冗長と識別されたプロトコル情報は該プロトコル・デバイスに提供されたプロトコル情報から除外される、
    方法。
  2. PNNI階層ネットワークのPAR対応デバイスでプロトコル情報を管理する方法であって、
    前記ネットワークから前記PAR対応デバイスにより受信されたPAR PTSEをチェックし、前記PAR PTSEにカプセル化された冗長なプロトコル情報を識別するステップと、
    受信されたPAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報を、前記PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスに提供するステップと、を含み、
    更に、前記プロトコル・デバイスに提供された前記プロトコル情報にタグをつけて冗長なプロトコル情報と冗長ではないプロトコル情報を区別するステップを含む、
    方法。
  3. 受信されたPAR PTSEの前記チェックは、該PAR PTSEの送信元であるネットワーク・ノードが前記PAR対応デバイスから見たPNNIトポロジに存在するか確認するステップを含み、該ネットワーク・ノードが該トポロジに存在しない場合は、該PAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報は冗長と識別される、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記PAR PTSEの送信元であるネットワーク・ノードが前記トポロジに存在するかを、前記PAR PTSEの前記ネットワーク・ノードを識別するノードIDを前記トポロジ内のネットワーク・ノードを識別する前記PAR対応デバイスに保存されたトポロジ・データのノードIDと比較することによって確認するステップを含む、請求項3記載の方法。
  5. 受信されたPAR PTSEの前記チェックは、前記ネットワーク上に該PAR PTSEにカプセル化された前記プロトコル情報のATMアドレスへのコール・パスが前記PAR対応デバイスから利用できるか確認するステップを含み、該コール・パスが利用できない場合は前記プロトコル情報は冗長と識別される、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の方法。
  6. 受信されたPAR PTSEの前記チェックは、該PAR PTSEの送信元であるネットワーク・ノードが前記PNNI階層の前記PAR対応デバイスの先祖であるか確認するステップを含み、該ネットワーク・ノードが前記PAR対応デバイスの先祖である場合は該PAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報は冗長と識別される、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記PAR PTSEの送信元である前記ネットワーク・ノードが前記PAR対応デバイスの先祖であるか、前記PAR PTSEの前記ネットワーク・ノードを識別するノードIDを、前記PNNI階層の前記PAR対応デバイスの先祖を識別する前記PAR対応デバイスに保存されたトポロジ・データのノードIDと比較することによって確認するステップを含む、請求項6記載の方法。
  8. 前記プロトコル・デバイスからのリクエストに応答して前記プロトコル情報を前記プロトコル・デバイスに提供するステップを含む、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記プロトコル・デバイスからのリクエストに応答して、前記チェックを実行するステップと、前記プロトコル情報を前記プロトコル・デバイスに提供するステップを含む、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記PAR対応デバイスはProxy−PARサーバとして構成され、前記プロトコル・デバイスはProxy−PARクライアントとして構成された、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記プロトコル情報はIP情報を含む、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記プロトコル・デバイスはルータを含む、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の方法。
  13. PNNI階層ネットワークに接続するPAR対応デバイスであって、
    前記ネットワークから前記PAR対応デバイスにより受信されたPAR PTSEを保存するメモリと、
    受信されたPAR PTSEをチェックして該PAR PTSEにカプセル化された冗長なプロトコル情報を識別し、冗長と識別されたプロトコル情報は除外し、受信されたPAR PTSEのプロトコル情報を前記PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスに提供するよう構成された制御ロジックと、
    を含む、PAR対応デバイス。
  14. PNNI階層ネットワークに接続するPAR対応デバイスであって、
    前記ネットワークから前記PAR対応デバイスにより受信されたPAR PTSEを保存するメモリと、
    受信されたPAR PTSEをチェックして該PAR PTSEにカプセル化された冗長なプロトコル情報を識別し、受信されたPAR PTSEのプロトコル情報を前記PAR対応デバイスに関連付けられたプロトコル・デバイスに提供するよう構成された制御ロジックと、を含み、
    前記制御ロジックは更に、前記プロトコル・デバイスに提供されるプロトコル情報にタグを付けて冗長なプロトコル情報と冗長ではないプロトコル情報を区別するよう構成された、
    PAR対応デバイス。
  15. 前記制御ロジックは、前記PAR対応デバイスから見たPNNIトポロジを定義したデータを含むトポロジ・データを前記メモリに維持し、受信されたPAR PTSEの送信元であるネットワーク・ノードが該トポロジに存在するか確認することによって、該受信されたPAR PTSEをチェックするよう構成され、該ネットワーク・ノードが該トポロジに存在しない場合は、該PAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報を冗長と識別する、請求項13または請求項14に記載のPAR対応デバイス。
  16. 前記制御ロジックは、前記PAR PTSEの前記ネットワーク・ノードを識別するノードIDを、前記トポロジ内のネットワーク・ノードを識別する前記トポロジ・データのノードIDと比較することによって、前記PAR PTSEの送信元である前記ネットワーク・ノードが前記トポロジに存在するか確認するよう構成された、請求項15記載のPAR対応デバイス。
  17. 前記制御ロジックは、前記ネットワーク上で、受信されたPAR PTSEにカプセル化された前記プロトコル情報のATMアドレスへのコール・パスが前記PAR対応デバイスから利用できるか確認することによって、該PAR PTSEをチェックするよう構成され、該コール・パスが利用できない場合は前記プロトコル情報を冗長と識別する、請求項13乃至請求項16のいずれかに記載のPAR対応デバイス。
  18. 前記制御ロジックは、前記PNNI階層のPAR対応デバイスの先祖を識別するデータを含むトポロジ・データを前記メモリに維持し、受信されたPAR PTSEをチェックするために、該PAR PTSEの送信元であるネットワーク・ノードが前記階層のPAR対応デバイスの先祖であるか確認するよう構成され、該ネットワーク・ノードが前記PAR対応デバイスの先祖である場合は、該PAR PTSEにカプセル化されたプロトコル情報を冗長と識別する、請求項13乃至請求項17のいずれかに記載のPAR対応デバイス。
  19. 前記制御ロジックは、前記PAR PTSEの送信元である前記ネットワーク・ノードが前記PAR対応デバイスの先祖であるか確認するため、前記PAR PTSE内の前記ネットワーク・ノードを識別するノードIDを、前記PAR対応デバイスの先祖を識別する前記トポロジ・データのノードIDと比較する、請求項18記載のPAR対応デバイス。
  20. 前記制御ロジックは、前記プロトコル・デバイスからのリクエストに応答して前記プロトコル情報を前記プロトコル・デバイスに提供するよう構成された、請求項13乃至請求項19のいずれかに記載のPAR対応デバイス。
  21. 前記制御ロジックは、前記プロトコル・デバイスからのリクエストに応答して、前記PAR PTSEをチェックし、前記プロトコル情報を前記プロトコル・デバイスに提供するよう構成された、請求項13乃至請求項20のいずれかに記載のPAR対応デバイス。
  22. 前記制御ロジックは、前記プロトコル・デバイスからのProxy−PARリクエストに応答して前記プロトコル情報を前記プロトコル・デバイスに提供するProxy−PARサーバ・ロジックを含む、請求項20または請求項21のいずれかに記載のPAR対応デバイス。
  23. 複数のPAR対応デバイス及び複数のプロトコル・デバイスを含むPNNI階層ネットワークであって、PAR対応デバイスはそれぞれ、該プロトコル・デバイスにより生成されたプロトコル情報のネットワークで通信するため該プロトコル・デバイスに関連付けられ、該PAR対応デバイスは請求項13乃至請求項22のいずれかに記載の少なくとも1つのPAR対応デバイスを含む、ネットワーク。
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