JP3556828B2 - パラボラアンテナ - Google Patents

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信一 後藤
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パラボラアンテナに関し、特にコンバータ支持アームの着脱が容易で、かつ、充分な強度をもってコンバータを支持することができる構造のパラボラアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
パラボラアンテナは、一般に、反射板と、コンバータと、コンバータを支持するコンバータ支持アームとによって構成されている。パラボラアンテナは、通常は屋外に設置されるものであるため、次のようなアクシデントが生じ得る。コンバータ支持アームは、反射板の開口前方にコンバータを固定すべく、反射板の下方から前方へ突出するようになっているため、物が引っかかってしまうことがある。特に一般家庭においては、パラボラアンテナはベランダに設置されることが多く、このため、ベランダに干してある洗濯物や布団などが風で飛ばされて、コンバータ支持アームに引っかかってしまうことがある。
【0003】
従来からコンバータ支持アームは、このようなアクシデントに備えて、充分な強度をもって反射板に取り付けられている。例えば、従来のパラボラアンテナは、図6に示すように、コンバータ支持アーム4の取付部4bにねじ孔4c,4dを設け、これらのねじ孔4c,4dを介して、コンバータ支持アーム4を反射板2裏面のアンテナベース3にねじ留めするように構成されているようなものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パラボラアンテナは、作業者が足場を確保できないような場所に設置される場合も多いため、現場においてコンバータ支持アームをいちいちねじ留めしなければならないとすると、作業が煩雑となってしまう。また、パラボラアンテナの設置後において、コンバータやケーブルの交換作業の際にも、作業遅延の原因となってしまう。
【0005】
更に、コンバータ支持アームを反射板の裏面において固定しようとすると、コンバータ支持アームの取付部を反射板裏面まで延設する必要があり、必然的にコンバータ支持アームの全長が長くなってしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであって、上述した従来のものに比べ、コンバータ支持アームの着脱が容易で、コンバータ支持アームの全長も短くてすみ、かつ、充分な強度をもってコンバータを支持することができる構造のパラボラアンテナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明によるパラボラアンテナは、一端にコンバータが取り付けられたコンバータ支持アームの他端から外方へ突出させた取付部を、アンテナベースに設けられた受け口に差し込むことによって、コンバータ支持アームをアンテナベースに取り付けるように構成したパラボラアンテナであって、前記取付部には、凸部が設けられるとともに、前記受け口の内部には、その凸部が嵌合する嵌合孔が設けられ、前記凸部は、前記取付部の長手軸線に直交する方向へ突出させたものであり、更に、前記受け口には、前記取付部の凸部を嵌合孔に嵌合させた状態を固定及び解除することができるロック機構が備えられており、前記凸部の上端と前記取付部の肩部が、受け口の上面の延長線上に位置するように、コンバータ支持アームを傾斜させ、この状態で前記取付部を受け口内に差し込み、前記肩部を軸として前記コンバータ支持アームを回転させると、前記凸部が嵌合孔に嵌合するとともに、取付部の段部と前記ロック機構の段部とが係合し、これにより、前記肩部を中心とする先端部の下方への回動が抑止され、前記凸部が嵌合孔へ嵌合した状態でロックされるように構成されていることを特徴としている。
【0008】
尚、前記ロック機構は、前記受け口の奥部において、前記嵌合孔が形成されている面から、反対側の面に向けて延出するように形成された板状部材に、前記嵌合孔に対向する面を有する段部が設けられてなることが好ましい。
【0009】
また、前記凸部が形成されている面の反対側の面であって、コンバータ支持アームの本体に隣接した部位に、円弧状部が形成されていることが好ましく、これらの特徴によって、コンバータ支持アームをアンテナベースに簡単に、かつ、充分な強度をもって取り付けることができ、また、その取り外しも簡単に行うことができるパラボラアンテナを実現することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明によるパラボラアンテナの実施形態を説明する。図1は、本発明によるパラボラアンテナ1の斜視図である。この図において、2は反射板であり、その裏面にはアンテナベース3が取り付けられている。このアンテナベース3の下方には、反射板2の前方に向かって開口する受け口15が設けられている。
【0011】
4はコンバータ支持アームであり、その本体4aの一端にはコンバータ5が取り付けられ、他端には、取付部4bが設けられている。そして、このパラボラアンテナ1は、取付部4bを受け口15内に差し込むことによって、コンバータ支持アーム4をアンテナベース3に取り付けることができ、反射板2の開口前方においてコンバータ5を固定し、支持することができるようになっている。
【0012】
図2は、図1に示したコンバータ支持アーム4の取付部4bの拡大斜視図であり、図3は、その側面図である。これらの図からも明らかなように、取付部4bの先端部21には、取付部4bの長手軸線Gと直交する方向に突出させた凸部11,11が設けられ、その反対側の面には、凸部11の突出方向と直交する面であって、後述する受け口のロック機構に係合する面(係合面)22を有する段部12が設けられている。
【0013】
また、取付部4bの段部12と同じ側の面(本実施形態においては、下面24)であって、コンバータ支持アーム4の本体4aに隣接した部位には、円弧状部13が形成されている。尚、この円弧状部13は、取付部4bの凸部11と同じ側の面(本実施形態においては、上面23)と本体4aとが連接する取付部4bの肩部14を中心軸とする円弧状をなすものである。
【0014】
図4は、図1に示したアンテナベース3の受け口15の内部構造を示す図である。この図からも明らかなように、受け口15の内部は中空になっており、上面19には嵌合孔17,17が設けられている。また、受け口15の奥部には、上面19から下方へ(反対側の面に向けて)延出するように形成された板状部材に、嵌合孔17に対向する面(対向面)26を有する段部18が形成されてなるロック機構16が設けられている。このロック機構16は、受け口15の上面19以外の面とは接触しておらず、また、樹脂などの可撓性の材料によって形成されている。
【0015】
図5は、コンバータ支持アーム4をアンテナベース3に取り付ける手順の説明図である。まず、(a)に示すように、コンバータ支持アーム4の凸部11の上端と肩部14が、受け口15の上面19の延長線上に位置するように、コンバータ支持アーム4を若干傾斜させる。
【0016】
取付部4bは、このように傾斜させた状態において、段部12の下端から凸部11の上端までの高さ寸法Hが、受け口15の下面25から上面19までの高さ寸法Jよりも小さくなるように設定されているので、(b)に示すように、コンバータ支持アーム4を傾斜させたまま、取付部4bを受け口15内に差し込むことができるようになっている。
【0017】
そして、先端部21が受け口15の奥部のロック機構16に突き当たるまで取付部4bが差し込まれると、ロック機構16は、前述したように可撓性の材料によって形成されるとともに上面19にのみ接続されているので、ロック機構16は、撓んでその下部が外側へ押し出されるようになる。
【0018】
また、取付部4bを傾斜させた状態における円弧状部13の下端から肩部14までの高さ寸法Kは、受け口15の下面25から上面19までの高さ寸法Jとほぼ等しくなるように設定されているので、(b)に示すように先端部21が受け口15の奥部のロック機構16に突き当たるまで取付部4bを差し込むと、肩部14が受け口15の上面19に接触した状態において、円弧状部13の下端が受け口15の下面25に接触するような状態となる。
【0019】
この状態で、コンバータ支持アーム4が水平となるように、取付部4bの肩部14を軸としてコンバータ支持アーム4を回転させると、(c)に示すように、取付部4bの凸部11が、受け口15の上面19に形成されている嵌合孔17に嵌合するとともに、取付部4bの段部12とロック機構16の段部18とが係合するようになる。
【0020】
尚、前述したように円弧状部13は、肩部14を中心軸とする円弧状に形成されたものであるので、取付部4bの肩部14を軸としてコンバータ支持アーム4を回転させる際に、肩部14を常に受け口15の上面19側に押しつける役目を果たし、これによってコンバータ支持アーム4の回転を円滑にするとともに、回転が完了した際にも、肩部14と円弧状部13が受け口15の上面19と下面25の間にそれぞれ隙間なくはまり込んで、安定した取付状態を確保することができる。
【0021】
このようにしてコンバータ支持アーム4がアンテナベース3に一旦取り付けられると、取付部4bの凸部11が受け口15の嵌合孔17に嵌合しているので、コンバータ支持アーム4は、図5(c)に示した矢印Rの方向への動きが制限されることになる。また、取付部4bの段部12とロック機構16の段部18とが係合することによって、段部12の係合面22と段部18の対向面26とが当接し、肩部14を中心とする先端部21の下方への回動が抑止され、凸部11が嵌合孔17へ嵌合した状態でロックされることになる。このようにして、コンバータ支持アーム4を、アンテナベース3にしっかりと取り付けることができる。
【0022】
一方、コンバータ支持アーム4をアンテナベース3から取り外すときは、つまみ20を、図5(c)に示した矢印Lの方向へ引っ張ることによって、取付部4bの段部12とロック機構16の段部18との係合が解除され、これによって凸部11の嵌合孔17への嵌合をも解除することができ、図5(b)に示すような、コンバータ支持アーム4を傾斜させた状態で、取付部4bを受け口15内から引き抜くことができる。
【0023】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のパラボラアンテナによれば、アンテナベースにコンバータ支持アームをワンタッチで簡単に、かつ、充分な強度をもって取り付けることができ、また、その取り外しもワンタッチで簡単に行うことができる。
【0024】
また、本発明のパラボラアンテナは、従来のパラボラアンテナのように、コンバータ支持アームの取付部を反射板裏面にまで延設する必要がなく、従来のものに比べてコンバータ支持アームの全長を短く構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパラボラアンテナ1の斜視図である。
【図2】図1に示したコンバータ支持アーム4の取付部4bの拡大斜視図である。
【図3】図1に示したコンバータ支持アーム4の取付部4bの側面図である。
【図4】図1に示したアンテナベース3の受け口15の内部構造を示す図である。
【図5】図1に示したコンバータ支持アーム4をアンテナベース3に取り付ける手順の説明図である。
【図6】従来のパラボラアンテナ1の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…パラボラアンテナ、
2…反射板、
3…アンテナベース、
4…コンバータ支持アーム、
4a…本体、
4b…取付部、
4c,4d…ねじ孔、
5…コンバータ、
11…凸部、
12…段部、
13…円弧状部、
14…肩部、
15…受け口、
16…ロック機構、
17…嵌合孔、
18…段部、
19…受け口の上面、
20…つまみ、
21…先端部、
22…係合面、
23…取付部の上面、
24…取付部の下面、
25…受け口の下面、
26…対向面

Claims (2)

  1. 一端にコンバータが取り付けられたコンバータ支持アームの他端から外方へ突出させた取付部を、アンテナベースに設けられた受け口に差し込むことによって、コンバータ支持アームをアンテナベースに取り付けるように構成したパラボラアンテナであって、
    前記受け口は、アンテナベースの下方において、反射板の前方に向かって開口するように構成されており、
    前記取付部には、凸部が設けられるとともに、
    前記受け口の内部には、その凸部が嵌合する嵌合孔が設けられ、
    前記凸部は、前記取付部の長手軸線に直交する方向へ突出させたものであり、
    更に、前記受け口には、前記取付部の凸部を嵌合孔に嵌合させた状態を固定及び解除することができるロック機構が備えられており、
    前記凸部の上端と前記取付部の肩部が、受け口の上面の延長線上に位置するように、コンバータ支持アームを傾斜させ、この状態で前記取付部を受け口内に差し込み、前記肩部を軸として前記コンバータ支持アームを回転させると、前記凸部が嵌合孔に嵌合するとともに、取付部の段部と前記ロック機構の段部とが係合し、これにより、前記肩部を中心とする先端部の下方への回動が抑止され、前記凸部が嵌合孔へ嵌合した状態でロックされるように構成されていることを特徴とするパラボラアンテナ。
  2. 前記凸部が形成されている面の反対側の面であって、コンバータ支持アームの本体に隣接した部位に、円弧状部が形成されていることを特徴とする、請求項に記載のパラボラアンテナ。
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