JP3051696B2 - 物干装置 - Google Patents

物干装置

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JP3051696B2
JP3051696B2 JP9120168A JP12016897A JP3051696B2 JP 3051696 B2 JP3051696 B2 JP 3051696B2 JP 9120168 A JP9120168 A JP 9120168A JP 12016897 A JP12016897 A JP 12016897A JP 3051696 B2 JP3051696 B2 JP 3051696B2
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Inventor
勝彦 三嶋
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株式会社川口技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベランダ等に取り付け
て、物干竿を挿通して使用する物干装置に関するもので
あって、簡単に組み立てられて十分な強度が得られるよ
うに改良したものである。
【0002】
【従来の技術】従来例として特開平7−132196号
発明が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、組立方法は明示されておらず、本発明は、簡単に組
み立てられて十分な強度が得られる物干装置を提供する
ことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の問題を解
決するために、支柱には、ガイド部を設けると共に、上
端に蓋具を固着して成り、腕杆は、後端部を除く周縁に
厚さ方向に突出する突条部を設け、突条部は、上突条部
と下突条部を接続突条部で接続し、上突条部の後端部近
傍には抜止部を設けて成り、腕杆の下突条部を蓋具の下
方から挿通し、接続突条部及び上突条部を経て腕杆の抜
止部を蓋具のストッパーに当接させて、腕杆を上方に抜
けないように蓋具に取り付け、この腕杆が取り付けられ
た蓋具を支柱上端に固着して組み立て、腕杆は、ガイド
部によって摺動可能に案内されると共に、抜止具がスト
ッパーに当接するまで上方に摺動した時、回動が可能に
なるようにして成るものである。
【0005】
【作用】本発明は、腕杆を蓋具に挿通し、その蓋具を支
柱に固着すれば取り付けることができる。
【0006】
【実施例】本発明は、ベランダ手摺Tに固定ねじ24で
固着される裏基板22に取付具1をボルト23・23で
固着し、この取付具1に支柱2を摺動可能に取り付け、
さらに支柱2に、竿受部28・・・28を設けた腕杆3
を摺動可能かつ回動可能に取り付けて成るものである。
【0007】取付具1は、押し出し材で、前部に両側外
方に突出する被抱持突条25・25を設け、後部に裏基
板22への取付部を設けてある。取付具1の下部には、
回動可能な係合具15をばね16で前方へ突出するよう
付勢して取り付け、下端部に設けた操作部26を押すこ
とによってこの係合具15をばね16に抗して回動・後
退させることができるようになっている。
【0008】支柱2は、押し出し材で、前部に略蟻溝状
のガイド部10を設けると共に、その相対向する内側面
に突条11・11を設け、後部に略蟻溝状の抱持溝12
を設けると共に、その底面中央に凹溝13を設けその底
板に係合具15が係合する係止孔14・・・14を間隔
をおいて設けてある。そして、支柱2のガイド部10内
に停止具4が取り付けられる。なお、支柱2は、本実施
例の構造に限定されるものではなく、腕杆3を摺動可能
に取り付けられるものであればよい。
【0009】停止具4は、前板部5aの上端に天板部5
bを設けた本体5、両側が一段低くなっている裏板6、
天板部5bに接着する緩衝材7及び本体5と裏板6を結
合する取付ねじ8・8から成り、本体5の挿通孔9・9
に取付ねじ8・8を挿通して裏板6のねじ孔6a・6a
に螺合して結合し、本体5と裏板6で支柱2の突条11
・11を挟み、適当な位置で取付ねじ8・8を締め付け
て支柱2に停止具4を挟着するようになっている。停止
具4の高さ位置を変更するには、取付ねじ8・8を緩
め、停止具4を上又は下に摺動させ、再び取付ねじ8・
8を締め付ければよい。なお、停止具4は、下方に摺動
してくる腕杆3を所定の位置に停止できるものであれば
よい。
【0010】支柱2の上端は斜めに切断してあり、そこ
に受具21を蓋具17と共に固定してある。蓋具17
は、上方の一部及び前方が開口しており、相対向する内
面には、略扇状に内方に突出するストッパー18・18
を設けると共に、その前端上部に、さらに内方に突出す
る受止突起20・20を設けてある。この受止突起20
・20及びその周辺は、腕杆3の突条部27が摺接する
ので、消音及び塗装の剥離防止のため、合成樹脂製のカ
バーが取り付けてある。なお、蓋具17は支柱2に単独
で固定してもよいし、ストッパー18の形状も限定され
ず、腕杆3を回動可能に保持できればよい。
【0011】取付具1の被抱持突条25・25を支柱2
の抱持溝12で抱持させて、支柱2を取付具1にスライ
ド可能に取り付け、取付具1に取り付けた係合具15が
支柱2の係止孔14・・・14のいずれかに係止して停
止できるようになっている。支柱2を下方に移動するに
は、係合具15の先端に突起があるので、その突起をよ
けるまで支柱2を持ち上げ、操作部26を押して係止孔
14から係合具15の係合を外し、支柱2を下方へ移動
させ、適当な係止孔14の位置で操作部26を放せば、
ばね16により係合具15が前方へ回動し別の係止孔1
4に係合して下方調整できる。また、支柱2を上方に移
動するには、操作部26を押さなくても単に支柱2を持
ち上げれば、係止孔14の下縁が係合具15を回動・後
退させるので移動でき、別の係止孔14のところで係合
具15がばね16により前方へ回動した時に、支柱2を
放せばその係止孔14に係合具15が係合し上方調整で
きる。なお、支柱2は、被取付面に固定するものでもよ
い。
【0012】腕杆3は、複数の竿受部28・・・28を
設けると共に、後端部を除く周縁に厚み方向に突出する
突条部27を設けてある。突条部27は、上突条部27
aと下突条部27bを略半円状の接続突条部27cで接
続されている。また、上突条部27aの基端部にさらに
厚み方向に突出する抜止部19を設け、さらにその外側
に、抜止部19よりも厚み方向及び上下方向に少しだけ
大きく突出する表面が合成樹脂製の案内突起29を設け
てある。腕杆3は、案内突起29が支柱2のガイド部1
0に摺動可能に係合するものであり、収納状態では、下
端の抜止部19が停止具4上面の緩衝材7に当接してい
る。腕杆3を上方へ摺動させると、案内突起29及び抜
止部19がガイド部10から外れ、抜止部19が蓋具1
7のストッパー18に当接しながら、腕杆3は前方へ回
動する。そして、腕杆3の後端が受具21に当接し、案
内突起29及び抜止部19が蓋具17の上板及びストッ
パー18に当接し、上突条部27aが受止突起20に当
接して、腕杆3は斜め上向きの使用状態に停止する。な
お、腕杆3は、水平横向きや斜め下向きに停止するもの
でもよいし、また、支柱2にガイド部10によって摺動
可能にガイドされればよいもので、案内突起29と抜止
部19を同一のもので兼用してもよい。
【0013】腕杆3を支柱2に取り付けるには、腕杆3
の下突条部27bを蓋具17の下方から挿通し(図
4)、接続突条部27c及び上突条部27aを経て(図
5及び図6)腕杆3の抜止部19を蓋具17のストッパ
ー18に当接させて、腕杆3を上方に抜けないように蓋
具17に取り付け、この腕杆3が取り付けられた蓋具1
7を支柱2に被嵌し、ビスを受具21に螺合して支柱2
上端に固着する(図7)。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、抜止部を
後から固着しないで一体に形成しておけるので、組立が
簡単であるし、抜止部に力がかかっても十分な強度が得
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付状態を示す全体側面図であって、(1)は
収納状態、(2)は使用状態を示す。
【図2】図1のA部拡大断面図である。
【図3】図2のC−C線断面図である。
【図4】腕杆を蓋具に取り付ける過程を示す図である。
【図5】腕杆を蓋具に取り付ける過程を示す図である。
【図6】腕杆を蓋具に取り付ける過程を示す図である。
【図7】腕杆を蓋具に取り付ける過程を示す図である。
【図8】腕杆を収納している状態の横断面図である。
【図9】支柱を最も高く上げた状態における取付具と支
柱との係止状態を示す縦断面図である。
【図10】図1のB部拡大断面図である。
【図11】図10のD−D線断面図である。
【図12】停止具の分解斜視図である。
【符号の説明】
2 支柱 3 腕杆 10 ガイド部 17 蓋具 18 ストッパー 19 抜止部 27 突条部 27a 上突条部 27b 下突条部 27c 接続突条部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱には、ガイド部を設けると共に、上端
    に蓋具を固着して成り、腕杆は、後端部を除く周縁に厚
    さ方向に突出する突条部を設け、突条部は、上突条部と
    下突条部を接続突条部で接続し、上突条部の後端部近傍
    には抜止部を設けて成り、腕杆の下突条部を蓋具の下方
    から挿通し、接続突条部及び上突条部を経て腕杆の抜止
    部を蓋具のストッパーに当接させて、腕杆を上方に抜け
    ないように蓋具に取り付け、この腕杆が取り付けられた
    蓋具を支柱上端に固着して組み立て、腕杆は、ガイド部
    によって摺動可能に案内されると共に、抜止具がストッ
    パーに当接するまで上方に摺動した時、回動が可能にな
    ることを特徴とする物干装置。
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JP6202852B2 (ja) * 2013-03-29 2017-09-27 株式会社ナガエ 物干装置
JP6328481B2 (ja) * 2014-04-30 2018-05-23 株式会社川口技研 物干装置の取付装置

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