JP3556742B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はビデオカメラ装置に関し、ネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに、使用者による操作を要することなく良好なフィルム画像の撮影ができるように工夫をしたものである。
【0002】
【従来の技術】
光学カメラで撮影して現像処理したフィルム(銀塩フィルム)に写し込まれた画像(フィルム画像)を、ビデオカメラで撮影することが行なわれている。このようにすると、光学的な画像をビデオ信号に変換することができ、このビデオ信号をビデオテープに記録したり、ビデオ信号をテレビシステムに送ってテレビ画像として映し出したりすることができる。
【0003】
フィルム画像を取り込むには、図3に示すように、ビデオカメラ1のレンズ部にフィルムアダプター2を取り付ける。フィルムアダプター2には、照明装置が内蔵されると共に、フィルム4を挟んだフィルムキャリア3が差し込まれる。そしてビデオカメラ1はフィルム4の1駒分のフィルム画像をビデオ撮影する。
【0004】
なおネガフィルムをビデオ撮影するときには、ビデオカメラのネガ・ポジ反転回路によりネガ像をポジ像に電気的に変換するネガ・ポジ反転処理をしなければならない。一方、ポジフィルムをビデオ撮影するときには、ビデオカメラのネガ・ポジ反転回路による反転処理は行わない。またフィルムアダプター2を取り外して通常のビデオ撮影をするときにも、反転処理は行わない。
【0005】
従来ではビデオカメラ1に反転処理作動用のスイッチ(機械的なスイッチ)を備えておき、フィルム4がネガフィルムであるときには、使用者が反転処理作動用のスイッチを投入してネガ・ポジ反転処理を行なわせていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来技術では、使用者がフィルムの種類を判別し、ネガフィルムの画像をビデオ撮影するときには、使用者が反転処理作動用のスイッチを投入する作業を要し面倒であった。
【0007】
本発明は、上記従来技術に鑑み、ネガフィルムの画像を撮影しているのか、またはポジフィルム画像の撮影やフィルム画像の撮影ではない通常の撮影をしているのか、を自動的に判定して、各撮影状況に応じた最適な信号処理をするビデオカメラ装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、
撮像信号に対してネガ・ポジ反転処理をすることのできるネガ・ポジ反転回路と、
撮像信号を信号処理して得た赤信号R,緑信号G,青信号Bを積分して赤積分値IR,緑積分値IG,青積分値IBを求める積算回路と、
緑積分値IGに対する赤積分値IR及び青積分値IBの比IR/IG,IB/IGを求めると共に、比IR/IG,IB/IGを基にホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを求める制御部と、
ホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontに応じて赤信号R及び青信号Bのゲイン調整をしてホワイトバランス制御をするホワイトバランス制御回路とを有するビデオカメラ装置において、
前記制御部は、比IR/IGと比IB/IGを軸としたデータ座標に、ポジフィルムのフィルム画像を撮影したときやフィルム画像の撮影をしない通常の撮影をしたときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるポジモード検出枠と、ネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるネガモード検出枠を設定してなるデータテーブルを記憶しており、比IR/IG,IB/IGの値がポジモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせず、比IR/IG,IB/IGの値がネガモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、
撮像信号に対してネガ・ポジ反転処理をすることのできるネガ・ポジ反転回路と、
撮像信号を信号処理して得た赤信号R,緑信号G,青信号Bを積分して赤積分値IR,緑積分値IG,青積分値IBを求める積算回路と、
緑積分値IGに対する赤積分値IR及び青積分値IBの比IR/IG,IB/IGを求めると共に、比IR/IG,IB/IGを基にホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを求める制御部と、
ホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontに応じて赤信号R及び青信号Bのゲイン調整をしてホワイトバランス制御をするホワイトバランス制御回路とを有するビデオカメラ装置において、
前記制御部は、比IR/IGと比IB/IGを軸としたデータ座標に、カラーポジフィルムのフィルム画像を撮影したときやフィルム画像の撮影をしない通常の撮影をしたときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるポジモード検出枠と、カラーネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるカラーネガモード検出枠と、モノクロネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるモノクロネガモード検出枠を設定してなるデータテーブルを記憶しており、比IR/IG,IB/IGの値がポジモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせず、比IR/IG,IB/IGの値がカラーネガモード検出枠内やモノクロネガモード検出枠に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、
撮像信号に対してネガ・ポジ反転処理をすることのできるネガ・ポジ反転回路と、
撮像信号を信号処理して得た赤信号R,緑信号G,青信号Bを積分して赤積分値IR,緑積分値IG,青積分値IBを求める積算回路と、
緑積分値IGに対する赤積分値IR及び青積分値IBの比IR/IG,IB/IGを求めると共に、比IR/IG,IB/IGを基にホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを求める制御部と、
ホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontに応じて赤信号R及び青信号Bのゲイン調整をしてホワイトバランス制御をするホワイトバランス制御回路とを有するビデオカメラ装置において、
前記制御部は、比IR/IGと比IB/IGを軸としたデータ座標に、カラーポジフィルムのフィルム画像を撮影したときやフィルム画像の撮影をしない通常の撮影をしたときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるポジモード検出枠と、カラーネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるカラーネガモード検出枠と、モノクロネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるモノクロネガモード検出枠を設定してなるデータテーブルを記憶しており、比IR/IG,IB/IGの値がポジモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせず、比IR/IG,IB/IGの値がカラーネガモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせ、比IR/IG,IB/IGの値がモノクロネガモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路により撮像信号のうちの輝度信号に対してネガ・ポジ反転処理を行なわせると共に色信号を出力させないことを特徴とする。
【0011】
本発明では、ホワイトバランス制御のために求めた比IR/IG,IB/IGの値がどの領域に位置するかに応じて、撮影モードを判定し、ネガフィルムの撮影をしているときには自動的にネガ・ポジ反転処理を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0013】
図1は本発明を組み込んだビデオカメラの撮像系を示す回路図である。同図に示すようにレンズ11により形成された光学像がCCD12の受光面に結像され、CCD12からは撮像信号Sが出力される。撮像信号SはAGC回路13によりゲイン調整され、A/D変換器14によりデジタル信号に変換されて信号処理回路15に送られる。
【0014】
信号処理回路15の補間処理回路16は、撮像信号Sを補間処理し、補間処理された撮像信号Sは、色分離回路17により輝度信号Yと色合成信号Cr ,Cb に分離される。
【0015】
第1のネガ・ポジ反転回路18は、後述するように、カメラマイコン19の指令を受けて、カラーネガフィルムやモノクロネガフィルムを撮影するときには輝度信号Yをネガ・ポジ反転処理をしてから、またカラーネガフィルムやモノクロネガフィルムを撮影しないときには反転処理することなく、輝度信号YをD/A変換器20に送る。D/A変換器20は、輝度信号Yをアナログ信号に変換してからビデオカメラの記録・再生系に送る。
【0016】
第2のネガ・ポジ反転回路21は、後述するように、カメラマイコン19の指令を受けて、カラーネガフィルムやモノクロネガフィルムを撮影するときには輝度信号Y及び色合成信号Cr ,Cb をネガ・ポジ反転処理をしてから、またカラーネガフィルムやモノクロネガフィルムを撮影しないときには反転処理することなく、輝度信号Y及び色合成信号Cr ,Cb をRGBマトリクス回路22に送る。
【0017】
RGBマトリクス回路22は、輝度信号Y及び色合成信号Cr ,Cb をマトリクス演算して赤信号R,緑信号G,青信号Bを形成して出力する。ホワイトバランス制御回路23は、カメラマイコン19から送られてくるホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを基に赤信号R及び青信号Bのゲイン調整をすることによりホワイトバランス制御をする。
【0018】
色差マトリクス回路24は、ホワイトバランス制御がされた赤,緑,青の各色信号R,G,Bをマトリクス演算して2種類の色差信号R−Y,B−Yを形成する。エンコード回路25は色差信号R−Y,B−Yをエンコードして色信号Cを出力する。この色信号CはD/A変換器20によりアナログ信号に変換され、ビデオカメラの記録・再生系に送られる。
【0019】
積算回路26は赤信号R,緑信号G,青信号Bを1フィールド毎に積分して赤積分値IR,緑積分値IG,青積分値IBを求める。
【0020】
カメラマイコン19は、積分値IGに対する積分値IRの比IR/IGと、積分値IGに対する積分値IBの比IB/IGを求める。そして
(IR/IG)=(IB/IG)=1
となるようなホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを演算する。更に、詳細は後述するが、カメラマイコン19は、オートモード(後述)になっているときには、比IR/IG,IB/IGの値から、ビデオカメラが次の(1)(2)(3)の撮影モードのうち、どの撮影モードになっているのかを判定する。
【0021】
(1)カラーポジフィルムのフィルム画像を撮影しているか、またはフィルムアダプター2を取り外してフィルム画像の撮影をしていない通常の撮影をしているポジモード。
(2)カラーネガフィルムのフィルム画像を撮影しているカラーネガモード。
(3)モノクロネガフィルムのフィルム画像を撮影しているモノクロネガモード。
【0022】
カメラマイコン19には、オート/マニュアル切換スイッチ27及び反転/非反転切換スイッチ28が接続されている。オート/マニュアル切換スイッチ27を「マニュアル」側に投入している場合には、カメラマイコン19はマニュアルモードになる。そしてこのマニュアルモードのときに、反転/非反転切換スイッチ28を「非反転」側に投入すると、カメラマイコン19の指令によりネガ・ポジ反転回路18,21は反転処理を行なわず、反転/非反転切換スイッチ28を「反転」側に投入すると、カメラマイコン19の指令によりネガ・ポジ反転回路18,21は反転処理を行う。
【0023】
一方、オート/マニュアル切換スイッチ27を「オート」側に投入すると、カメラマイコン19はオートモードになり、撮影モードが上述した3つの(1)〜(3)のモードのうちのどのモードになっているのかを自動判定すると共に、判定したモードに応じた動作指令を行う。
【0024】
ここでカメラマイコン19による撮影モード自動判定方法及び、判定に応じた動作について説明する。
【0025】
カメラマイコン19には、図2に示すようなデータテーブルがあらかじめ記憶されている。つまり縦軸を比IB/IGとし横軸を比IR/IGとしたデータ座標に、ポジモード検出枠A1,カラーネガモード検出枠A2及びモノクロネガモード検出枠A3を設定したデータテーブルを記憶している。
【0026】
ポジモード検出枠A1は、カラーポジフィルムのフィルム画像を撮影したときや、フィルム画像の撮影をしていない通常の撮影をしているときに、比IB/IG及び比IR/IGが検出される領域であり、実験によりあらかじめ求めて設定されている。
【0027】
カラーネガモード検出枠A2は、カラーネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに、比IB/IG及び比IR/IGが検出される領域であり、実験によりあらかじめ求めて設定されている。
【0028】
モノクロネガモード検出枠A3は、モノクロネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに、比IB/IG及び比IR/IGが検出される領域であり、実験によりあらかじめ求めて設定されている。
【0029】
カメラマイコン19は、オート/マニュアル切換スイッチ27が「オート」側に投入されてオートモードになると、スイッチ27の投入時点から数フィールド期間では、ネガ・ポジ反転回路18,21による反転処理を行なわせないよう指令する。
そして反転処理をしていない信号を処理して得た積分値IR,IG,IBを取り込む。
次に比IB/IG,IR/IGを計算する。そして計算した比IB/IG,IR/IGの値を検出する。
更に比IB/IG,IR/IGの値が、検出枠A1,A2,A3のうちのどの領域内に入るのかを検査する。そして値が検出枠A1内に入ったらポジモードであると判定し、値が検出枠A2内に入ったらカラーネガモードであると判定し、値が検出枠A3内に入ったらモノクロネガモードであると判定する。
【0030】
カメラマイコン19は、オートモード時において、撮影モードがポジモードであると判定したら、ネガ・ポジ反転回路18,21による反転処理を行なわせない状態をそのまま保持する。そして反転処理をしていない信号を積分・除算処理して得た比IB/IG,IR/IGを用い、(IB/IG)=(IR/IG)=1となるようなホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを出力する。このホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを基にホワイトバランス制御回路23にてホワイトバランス制御が行なわれる。
【0031】
また、カメラマイコン19は、オートモード時において撮影モードがカラーネガモードであると判定したら、ネガ・ポジ反転回路18,21による反転処理を行なわせるように指令する。そして反転処理をした信号を積分・除算処理して得た比IB/IG,IR/IGを用い、(IB/IG)=(IR/IG)=1とするようなホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを出力する。このホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを基にホワイトバランス制御回路23にてホワイトバランス制御が行なわれる。
【0032】
更に、カメラマイコン19は、オートモード時において、撮影モードがモノクロネガモードであると判定したら、ネガ・ポジ反転回路18,21による反転処理を行なわせるよう指令する。そして反転処理をした信号を積分・除算処理して得た比IB/IG,IR/IGを用い、(IB/IG)=(IR/IG)=1とするようなホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを出力する。このホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを基にホワイトバランス制御回路23にてホワイトバランス制御が行なわれる。
【0033】
なおモノクロネガモードであると判定したときには、カメラマイコン19の指令により、カラー信号処理系(回路21,22,23,24,25)の動作を停止させて色信号Cを出力しないようにし、ネガ・ポジ反転回路18により反転処理した輝度信号Yのみを出力するようにしてもよい。
【0034】
モノクロネガフィルムには、紫色系のベース着色分の影響を受けて紫色系の色成分が多いので、カラー信号処理系を作動させた場合にホワイトバランス制御が不充分であると、再生画像の画質が悪くなるおそれがあるが、カラー信号処理系の動作を停止させたり、色信号のゲインを絞ったりして輝度信号のみを出力させれば、このような不具合のおそれがなくなる。
【0035】
結局オート/マニュアル切換スイッチ27を「オート」側に投入してオートモードにしておけば、ネガフィルムの撮影の際には自動的にネガ・ポジ反転が行なわれ、フィルムの種類に関係なく簡単にフィルム画像の撮影ができる。
【0036】
なお上記実施例のビデオカメラ装置では、オートホワイトバランス制御をフィードバック制御により実行しているが、オートホワイトバランス制御をフィードフォワード制御するタイプのビデオカメラ装置にも本発明を適用することができることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上実施例と共に具体的に説明したように本発明によれば、比IR/IG,IB/IGの値を基にポジモードであるかネガモードであるかを判定し、ネガモードであるときには自動的にネガ・ポジ反転処理が行なわれるため、使用者がスイッチ操作によりネガ・ポジ反転処理指令を出す必要がなくなり、操作が簡単になる。したがってフィルムの種類(ネガフィルムであるかポジフィルムであるか)にかかわらず、使用者としてはフィルム画像の撮影をするためでフィルム画像を良好にビデオ撮影することができる。
【0038】
またモノクロネガフィルムの撮影の際に色信号を出力しないようにすることにより、モノクロ画像の画質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオカメラの撮像系を示す回路図。
【図2】検出枠の領域を示す特性図。
【図3】フィルム画像を撮影するために用いるアタッチメント及びビデオカメラを示す構成図。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ
2 アタッチメント
3 フィルムキャリア
4 フィルム
11 レンズ
12 CCD
13 AGC回路
14 A/D変換器
15 信号処理回路
16 補間処理回路
17 色分離回路
18 ネガ・ポジ反転回路
19 カメラマイコン
20 D/A変換器
21 ネガ・ポジ反転回路
22 RGBマトリクス回路
23 ホワイトバランス制御回路
24 色差マトリクス回路
25 エンコード回路
26 積算回路
27 オート/マニュアル切換スイッチ
28 反転/非反転切換スイッチ
Rcont ホワイトバランス制御信号
Bcont ホワイトバランス制御信号
A1 ポジモード検出枠
A2 カラーネガモード検出枠
A3 モノクロネガモード検出枠
Claims (3)
- 撮像信号に対してネガ・ポジ反転処理をすることのできるネガ・ポジ反転回路と、
撮像信号を信号処理して得た赤信号R,緑信号G,青信号Bを積分して赤積分値IR,緑積分値IG,青積分値IBを求める積算回路と、
緑積分値IGに対する赤積分値IR及び青積分値IBの比IR/IG,IB/IGを求めると共に、比IR/IG,IB/IGを基にホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを求める制御部と、
ホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontに応じて赤信号R及び青信号Bのゲイン調整をしてホワイトバランス制御をするホワイトバランス制御回路とを有するビデオカメラ装置において、
前記制御部は、比IR/IGと比IB/IGを軸としたデータ座標に、ポジフィルムのフィルム画像を撮影したときやフィルム画像の撮影をしない通常の撮影をしたときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるポジモード検出枠と、ネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるネガモード検出枠を設定してなるデータテーブルを記憶しており、比IR/IG,IB/IGの値がポジモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせず、比IR/IG,IB/IGの値がネガモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせることを特徴とするビデオカメラ装置。 - 撮像信号に対してネガ・ポジ反転処理をすることのできるネガ・ポジ反転回路と、
撮像信号を信号処理して得た赤信号R,緑信号G,青信号Bを積分して赤積分値IR,緑積分値IG,青積分値IBを求める積算回路と、
緑積分値IGに対する赤積分値IR及び青積分値IBの比IR/IG,IB/IGを求めると共に、比IR/IG,IB/IGを基にホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを求める制御部と、
ホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontに応じて赤信号R及び青信号Bのゲイン調整をしてホワイトバランス制御をするホワイトバランス制御回路とを有するビデオカメラ装置において、
前記制御部は、比IR/IGと比IB/IGを軸としたデータ座標に、カラーポジフィルムのフィルム画像を撮影したときやフィルム画像の撮影をしない通常の撮影をしたときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるポジモード検出枠と、カラーネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるカラーネガモード検出枠と、モノクロネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるモノクロネガモード検出枠を設定してなるデータテーブルを記憶しており、比IR/IG,IB/IGの値がポジモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせず、比IR/IG,IB/IGの値がカラーネガモード検出枠内やモノクロネガモード検出枠に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせることを特徴とするビデオカメラ装置。 - 撮像信号に対してネガ・ポジ反転処理をすることのできるネガ・ポジ反転回路と、
撮像信号を信号処理して得た赤信号R,緑信号G,青信号Bを積分して赤積分値IR,緑積分値IG,青積分値IBを求める積算回路と、
緑積分値IGに対する赤積分値IR及び青積分値IBの比IR/IG,IB/IGを求めると共に、比IR/IG,IB/IGを基にホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontを求める制御部と、
ホワイトバランス制御信号Rcont,Bcontに応じて赤信号R及び青信号Bのゲイン調整をしてホワイトバランス制御をするホワイトバランス制御回路とを有するビデオカメラ装置において、
前記制御部は、比IR/IGと比IB/IGを軸としたデータ座標に、カラーポジフィルムのフィルム画像を撮影したときやフィルム画像の撮影をしない通常の撮影をしたときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるポジモード検出枠と、カラーネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるカラーネガモード検出枠と、モノクロネガフィルムのフィルム画像を撮影したときに比IR/IG,IB/IGが検出される領域であるモノクロネガモード検出枠を設定してなるデータテーブルを記憶しており、比IR/IG,IB/IGの値がポジモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせず、比IR/IG,IB/IGの値がカラーネガモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路によるネガ・ポジ反転処理を行なわせ、比IR/IG,IB/IGの値がモノクロネガモード検出枠内に入るときには前記ネガ・ポジ反転回路により撮像信号のうちの輝度信号に対してネガ・ポジ反転処理を行なわせると共に色信号を出力させないことを特徴とするビデオカメラ装置。
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