JPH05183805A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH05183805A
JPH05183805A JP4000203A JP20392A JPH05183805A JP H05183805 A JPH05183805 A JP H05183805A JP 4000203 A JP4000203 A JP 4000203A JP 20392 A JP20392 A JP 20392A JP H05183805 A JPH05183805 A JP H05183805A
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JP
Japan
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linear conversion
image pickup
photometric
conversion circuit
conversion means
Prior art date
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Withdrawn
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JP4000203A
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English (en)
Inventor
Izuru Horiuchi
出 堀内
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 疑似輪郭の発生が抑えられ、視覚上好ましい
画質が得られる撮像装置を提供する。 【構成】 測光センサ106の複数の測光領域の内、2
以上の領域の測光値がしきい値Teより小さい場合、ス
イッチ118を非線形変換回路B・117側に切り換
え、またスイッチ121をテーブル変換部119,ディ
ザ処理部120側に切り換えて処理する。非線形変換回
路A・111はガンマ変換回路と同じであり、非線形変
換回路B・117は回路Aより低レベルをもち上げる特
性のものである。この構成により、輝度の低い領域の多
い被写体については、輝度の低い部分がより細かく量子
化され、この低レベル部分はディザ処理されて前記目的
が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号をディジタル
化して処理する電子スチルカメラ,ビデオムービーカメ
ラ等の撮像装置に関し、特にその疑似輪郭の抑制に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像信号をディジタル信号に変換
して記録する撮像装置においては、図4に示すような構
成をとっている。
【0003】図4で、被写体からの入射光をCCD等の
撮像素子104受光面に結像し、光電変換する。撮像素
子104は、R,G,B、Y,Cr,Cb、補色等、カ
ラー・フィルタのタイプにより1種類以上の信号を出力
する。
【0004】CPU307は、シャッタ103,ミラー
102を駆動すると共に、測光センサ306の出力信号
を受け、前記信号データを元にシャッタ速度及び図示せ
ぬ絞りの開閉をコントロールして露出量を調節する。ま
た、必要に応じて、撮像素子出力信号のゲインをAGC
105でコントロールする。
【0005】なお、測光センサ306には、画像内の複
数の領域を測光して、領域毎に重み付けして露出量を判
断する、多点測光が多く用いられる。
【0006】ゲイン調節後の信号は、クランプ108,
サンプル・ホールド109,ホワイト・バランス調節1
10,ガンマ311,ニー112の非線形変換をして、
A−D変換器113に入力し、ディジタル信号に変換さ
れる。
【0007】ディジタル信号処理回路114は、前記デ
ィジタル信号に、フィルタ処理,色信号のデコード等を
する。さらに、圧縮処理回路115は、ディジタル信号
処理回路114出力をADCT(adaptive discrete co
sine transform)方式,DPCM(differential PCM)
方式等で圧縮して出力し、インターフェース回路116
を介して、OMD(光磁気ディスク),メモリカード,
ハードディスク,フロッピーディスク等のディジタル記
録媒体117に記録する。
【0008】なお、機種によっては、オートフォーカス
部を備え、CPU307はオートフォーカスセンサの出
力を受けて、オートフォーカスモータをコントロールす
る信号を出力し、合焦する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のように光電変換素子を用いた撮像装置は、銀塩カメラ
に比べて、ダイナミック・レンジが小さいため、あらゆ
る撮影状況においても、適切な露出補正を行うことは困
難である。
【0010】オーバー気味に露出した場合、飽和して画
質が劣化する。また、アンダー気味の露出になった場
合、結果的にゲイン・アップして再生されることが多
く、S/Nが悪くなる。
【0011】特に、ディジタルに変換する装置では、量
子化誤差によるノイズが、疑似輪郭として現れ、視覚上
好ましくない画質になる。
【0012】この疑似輪郭は、図5に示すように、日陰
の壁のような輝度が低く平坦な部分で目立ち易い。
【0013】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、疑似輪郭の発生が抑えられ、視覚上好ましい
画質が得られる撮像装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、撮像装置を次の(1)〜(4)のとおりに
構成する。
【0015】(1)画像信号を変換する、互に特性の異
なる複数の非線形変換手段と、該複数の非線形変換手段
から一つの非線形変換手段を選択する選択手段と、該選
択手段で選択した非線形変換手段の出力をアナログ−デ
ィジタル変換するA−D変換手段と、前記選択手段で所
定の非線形変換手段を選択した場合で、前記A−D変換
手段でA−D変換されたデータがしきい値以上のとき
は、他の非線形変換手段を選択した場合と同一データに
なるような非線形変換処理を行い、前記データがしきい
値以上でないときは、ディザ処理を行う処理手段とを備
えた撮像装置。
【0016】(2)選択手段は、手動で操作されるもの
である前記(1)記載の撮像装置。
【0017】(3)画像内の複数の領域を測光可能な測
光手段を備え、選択手段は、前記測光手段の所定数の領
域の測光値がしきい値より小さいときに所定の非線形変
換手段を選択するものである前記(1)記載の撮像装
置。
【0018】(4)センサアレイを有するオートフォー
カス手段を備え、選択手段は、前記センサアレイの所定
数のセンサの出力がしきい値より小さいときに所定の非
線形変換手段を選択するものである前記(1)記載の撮
像装置。
【0019】
【作用】前記(1)〜(4)の構成により、輝度の低い
領域の多い被写体については、輝度の低い部分をより細
かく量子化して疑似輪郭が発生しないようにする。
【0020】(2)の構成では、非線形変換手段の選択
が手動で行われ、(3)の構成では非線形変換手段の選
択が、測光手段の出力に応じて行われ、(4)の構成で
は非線形変換手段の選択が、オートフォーカス手段のセ
ンサアレイの出力に応じて行われる。
【0021】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。 (実施例1)図1は、実施例1である“電子スチルカメ
ラ”の要部ブロック図である。図1で、被写体からの入
射光をレンズ101によりCCD104の受光面に結像
し、光電変換する。本実施例において、出力信号はY,
R,Bの3種類が得られる。図において、Y信号の系統
のみを示す。
【0022】CPU107は、シャッタ103,ミラー
102を駆動すると共に、測光センサ106の出力信号
を受け、前記信号データを元にシャッタ速度、及び図示
せぬ絞りの開閉をコントロールして露出量を調節する。
また、必要に応じて、撮像素子出力信号のゲインをAG
C105によってコントロールする。
【0023】なお、測光センサ106は、画像内の複数
の領域を測光して、領域毎に重み付けして露出量を判断
する、多点測光を用いている。
【0024】ゲイン調節後の信号は、クランプ108,
サンプル・ホールド109,ホワイト・バランス110
によって処理される。
【0025】本実施例において、測光センサ106の複
数の測光領域の内、2箇所以上の測光値がしきい値Te
より小さい場合、スイッチ118を切り替えて、非線形
変換回路B・117で処理し、それ以外は非線形変換回
路A・111で処理する。
【0026】非線形変換回路A・111の特性は図2の
実線Aで、非線形変換回路B・117の特性は実線Bで
示される。非線形変換回路A・111は、ガンマ変換回
路(ガンマ=0.45)と同じである。また、本実施例
において、しきい値Teは、輝度15%に設定してい
る。
【0027】非線形変換回路AまたはBの出力は、ニー
変換112により処理され、A−D変換器113によっ
て、ディジタル・データに変換される。
【0028】スイッチ121とスイッチ118は連動
し、非線形変換回路B・117によって処理した場合、
非線形変換回路A・111と等価にする補正処理が実施
される。
【0029】補正処理において、テーブル変換部119
は、ディジタル・データがしきい値Tdより大きい値は
テーブル変換し、その他は0値を出力する。ディザ処理
部120はしきい値Tdより小さい値はディザ処理を実
施して、それ以外は0値を出力する。本実施例におい
て、ディザ処理には誤差拡散法を用いた。
【0030】テーブル変換部119とディザ処理部12
0の出力は、加算器122によって加算される。
【0031】ディジタル信号処理回路114は、ディジ
タル信号に、フィルタ処理,色信号のデコード等をす
る。さらに、圧縮回路115は、ディジタル信号処理回
路114出力をADCT方式で圧縮して出力し、インタ
ーフェース回路116を介して、メモリカード117に
記録する。
【0032】このようにして、輝度の低い領域の多い被
写体については、輝度の低い部分をより細かく量子化
し、量子化後の小さい値はディザ処理しているので、細
かい階調が表現でき、疑似輪郭の発生が抑えられ、視覚
的に好ましい画質が得られる。
【0033】なお、本実施例ではテーブル変換を用いて
いるが、各値毎に計算して求めてもよい。
【0034】また、本実施例において、ディザ処理を誤
差拡散法によって実施したが、ベイヤーのパターン等の
疑似乱数を加える方法でもよいし、その他の方法を用い
てもよい。
【0035】また、本実施例において、Y信号のみに本
発明を実施しているが、他のR,Bの信号に実施しても
よいし、補色タイプ等、他の色の組み合わせについても
適用できる。
【0036】また、本実施例では、非線形変換曲線を自
動選択するが、手動で選択してもよい。
【0037】また、自動選択の手法は、各測光領域毎に
重み付けをしてもよいし、重み付けしなくてもよい。ま
た、非線形変換を3種類以上用意して、きめ細かく選択
してもよい。
【0038】(実施例2)図3は、実施例2である“電
子スチルカメラ”の要部ブロック図である。図示のよう
に、本実施例は、オートフォーカス部を備えており、ス
イッチ118,121の切換えに、オートフォーカス部
のセンサ出力を利用するものである。
【0039】図3において、124はオートフォーカス
用のセンサアレイ、123はオートフォーカス用モータ
で、これらはCPU107と共に、位相差方式のオート
フォーカス部を構成している。
【0040】センサアレイ124の各センサ中、その出
力がしきい値Tyより小さいセンサの数が全センサ数の
50%以上の場合、スイッチ118を非線形変換回路B
・117側に切り換え、50%以上でない場合はスイッ
チ118を非線形変換回路A・111側に切り換えて処
理する。
【0041】本実施例の作用,効果,変形は、実施例1
と同様であり説明を省略する。
【0042】本実施例では、非線形変換の選択基準をオ
ートフォーカス領域で決めているが、オートフォーカス
用のセンサアレイを利用し異なる領域を基準にしてもよ
い。
【0043】なお、各実施例は電子スチルカメラである
が、本発明はこれに限らず、各種のビデオカメラに適用
できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
輝度の低い領域の多い被写体について、疑似輪郭の発生
を抑え、視覚上好ましい画質が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の要部ブロック図
【図2】 実施例1の説明図
【図3】 実施例2の要部ブロック図
【図4】 従来例のブロック図
【図5】 疑似輪郭の説明図
【符号の説明】
107 CPU 111 非線形変換回路A 117 非線形変換回路B 113 A−D変換器 118,121 スイッチ 119 テーブル変換部 120 ディザ処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を変換する、互に特性の異なる
    複数の非線形変換手段と、該複数の非線形変換手段から
    一つの非線形変換手段を選択する選択手段と、該選択手
    段で選択した非線形変換手段の出力をアナログ−ディジ
    タル変換するA−D変換手段と、前記選択手段で所定の
    非線形変換手段を選択した場合で、前記A−D変換手段
    でA−D変換されたデータがしきい値以上のときは、他
    の非線形変換手段を選択した場合と同一データになるよ
    うな非線形変換処理を行い、前記データがしきい値以上
    でないときは、ディザ処理を行う処理手段とを備えたこ
    とを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 選択手段は、手動で操作されるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 画像内の複数の領域を測光可能な測光手
    段を備え、選択手段は、前記測光手段の所定数の領域の
    測光値がしきい値より小さいときに所定の非線形変換手
    段を選択するものであることを特徴とする請求項1記載
    の撮像装置。
  4. 【請求項4】 センサアレイを有するオートフォーカス
    手段を備え、選択手段は、前記センサアレイの所定数の
    センサの出力がしきい値より小さいときに所定の非線形
    変換手段を選択するものであることを特徴とする請求項
    1記載の撮像装置。
JP4000203A 1992-01-06 1992-01-06 撮像装置 Withdrawn JPH05183805A (ja)

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JP4000203A JPH05183805A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 撮像装置

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JPH05183805A true JPH05183805A (ja) 1993-07-23

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JP4000203A Withdrawn JPH05183805A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 撮像装置

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JP (1) JPH05183805A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046407B2 (en) 2000-02-14 2006-05-16 3M Innovative Properties Company Diffractive color filter
US7113231B2 (en) 2000-02-14 2006-09-26 3M Innovative Properties Company Dot-sequential color display system
US7182463B2 (en) 2003-12-23 2007-02-27 3M Innovative Properties Company Pixel-shifting projection lens assembly to provide optical interlacing for increased addressability
JP2012512565A (ja) * 2008-12-12 2012-05-31 アナログ ディヴァイスィズ インク マルチチャンネル画像システムにおける不一致を低減するためのディザリング技術

Cited By (5)

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Effective date: 19990408