JP3556360B2 - 十字軸継ぎ手の組立方法及び組立装置 - Google Patents

十字軸継ぎ手の組立方法及び組立装置

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの被結合軸のヨークの対向アームの軸受孔内に、十字軸の各軸部を支承するための有底円筒状の軸受ケースが配置されており、軸受ケースの底部を介して軸部の端面にヨークの拡開反力が及ぼされている形式の十字軸継ぎ手の組立方法及び組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記の十字軸継ぎ手の組立において、ヨークの軸受孔に軸受を圧入し固定する場合、軸受ケースの内底面と十字軸の軸部の端面との間に適当な予圧を与えておく必要がある。
しかしながら、軸受の圧入がヨークの外面から行われるため、その圧入力によってヨークの対向アームがその間隔を狭める方向に弾性変形し、従って、軸受固定後、上記圧入力を解除すると、上記ヨークが元の状態に弾性的に復帰し、ケース内底面と十字軸の軸部端面との間に与えた予圧が解消するだけでなく、その間に僅かな隙間が発生するという不都合がある。
【0003】
このような不都合を除くために、軸受の上記圧入時に上記ヨークの対向アーム間を一定寸法だけ拡開し、その拡開状態で軸受をヨークに固定し、固定後上記拡開を解除して、上記対向アームを元の状態に弾性復帰させ、軸受ケースの内底面と十字軸の軸部端面との間に予圧を作用させるようにした組立法が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ヨークの対向アームの対向面間の間隔は、製造上、かなりのばらつきを持っている。
このため、上記対向アームにフックを引っ掛けて拡開する際に、拡開後のフックの停止位置(即ち拡開位置)を一定としておいた場合には、ヨークが実際に拡開される量が異なり、予圧にばらつきを生じてしまう。
【0005】
このような問題を解消するために、無負荷状態の対向アーム間にフックを引っ掛けて、弾性変形を殆ど生じさせない程度の弱い力がフックから対向アームの内端面に及ぼされる状態に、フックを対向アームの内端面に当接させて、ヨークのセンタ出しをした後、拡開時に、フックを上記当接位置から一定ストローク量だけ拡開方向に離れた拡開位置まで移動させて、拡開することが提案されている。
【0006】
実際には、上記の拡開位置の規定は、拡開時にフックと共に移動する部材の停止位置を、ロックナット付きの主ナットとボルトの締結位置を調整することにより規定していた。
ところが、調整後にロックナットを締め込む際に、主ナット自身が回ってしまうことも多く、実際上、1回の作業では、締結位置を精度良く調整することができなかった。即ち、所望の締結位置が得られるまで、緩めては締めるという作業を何度か繰り返す必要があった。しかも、上記ボルト・ナットの周囲に十分な作業空間が得られない場合も多く、作業自体が非常に困難であった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、拡開位置の設定に手間がかからず且つ精度良く設定することができる十字軸継ぎ手の組立方法及び組立装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、
(1) 請求項1に係る発明は、2つの被結合軸のヨークの対向アームの軸受孔内に、十字軸の各軸部を支承するための有底円筒状の軸受ケースが配置されており、軸受ケースの底部を介して軸部の端面にヨークの拡開反力が及ぼされている形式の十字軸継ぎ手の組立方法において、無負荷状態の対向アームの内端面に拡開用フックをそれぞれ当接させ、対向アームの芯出しをしてフックの初期位置を検出する工程と、検出された各フックの初期位置に基づいて、各フックの拡開位置を規定する工程と、上記規定された拡開位置まで各フックを移動させてヨークをその弾性範囲内で拡開する工程と、対向アームに対して正しい相対位置に置かれた十字軸の軸部の端面に軸受ケースの底部を当接させた状態で、上記軸受ケースの底部の外周縁に、軸受孔の内周面の少なくとも一部を盛り上げてかしめる工程と、かしめ終了後にヨークを元の状態に弾性復帰させるべく、ヨークの拡開を解除する工程とを備え、上記規定する工程では、フックを拡開位置に停止させるためのストッパの位置を、該ストッパを固定した流体圧シリンダのロッドの突出量に基づいて設定することを特徴とするものである。
【0009】
上記構成によれば、製造誤差により対向アームの内端面の位置がばらついていても、個々のアームの位置を検出し、これを基準にしてフックの拡開位置を設定するようにしたので、ヨークに対して高い位置精度で軸受ケースを固定することができる。特に、拡開位置の規定は、ストッパ位置設定用の流体圧シリンダのロッド突出量を調整するだけで良いので、従来のボルト・ナットの締結位置を調整する方式と比較して、調整精度及び作業性の点で格段に優れている。
【0010】
なお、対向アームに対して正しい相対位置に十字軸を配置するのは、拡開する工程の前であっても後であっても良く、何れにしても、かしめる前に相対位置が調整されていれば良い。
(2) 請求項2に係る発明は、2つの被結合軸のヨークの対向アームの軸受孔内に、十字軸の各軸部を支承するための有底円筒状の軸受ケースが配置されており、軸受ケースの底部を介して軸部の端面にヨークの拡開反力が及ぼされている形式の十字軸継ぎ手の組立装置において、上記対向アームの内端面にそれぞれ引っ掛け可能な拡開用フックと、ヨークをその弾性範囲内で拡開するべく上記フックを拡開位置へ移動させる手段と、上記軸受孔に軸受ケースを圧入することにより、該軸受ケースの底部が十字軸の軸部の端面に当接し且つ十字軸が対向アームに対して正しい相対位置に置かれるように上記フックと協働して位置決めする圧入部材と、各軸受孔に対応して設けられ、軸受孔の内周面の少なくとも一部を盛り上げて、上記位置決めされた軸受ケースの底部外周縁にかしめるかしめ部材と、無負荷状態の対向アームの内端面にそれぞれ当接させ芯出しして検出したフックの初期位置に基づいて、各フックの上記拡開位置を規定する手段とを備え、この拡開位置を規定する手段は、拡開時にフック又はフックと一体に移動する部材に当接してこれらを停止させるストッパと、このストッパの位置を調整する、ロッド突出量をロック可能な流体圧シリンダとを含むことを特徴とするものである。
【0011】
上記構成によれば、無負荷状態の対向アームの内端面にそれぞれ当接させて検出したフックの初期位置に基づいて、各フックの拡開位置を規定し、この拡開位置まで各フックを移動させてヨークを拡開し、次いで、かしめにより軸受ケースを軸受孔に固定した後、拡開を解除する。なお、かしめる前には、圧入部材によって十字軸が対向アームに対する正しい相対位置に置かれている必要がある。上記の拡開位置の規定は、ストッパ位置設定用の流体圧シリンダのロッド突出量を調整するだけで良いので、従来のボルト・ナットの締結位置を調整する方式と比較して、調整精度及び作業性の点で格段に優れている。
(3) 請求項3に係る発明は、請求項2記載の十字軸継ぎ手の組立装置において、上記ストッパは、拡開方向と直交する方向に進退自在であって互いに合致可能な逆向きのテーパ面を有する第1及び第2の楔部材からなり、上記第1の楔部材は、フック又はフックと一体に移動する部材に当接可能であって且つ拡開方向に進退自在であり、上記流体圧シリンダは、第1及び第2の楔部材をそれぞれ進退させると共にそのロッドの突出量をロック可能な第1及び第2の流体圧シリンダからなることを特徴とするものである。
【0012】
上記構成によれば、第2の楔部材の位置をロックした状態で、第1の楔部材を進出させて、フック又はフックと一体に移動する部材と第1の楔部材との隙間を埋めさせた後、第1の楔部材の進出位置をロックする。次いで、第2の楔部材のロックを解除し、第2の楔部材を予め定める量だけ後退させてこの位置にロックする。これにより、フックの拡開位置が規定される。
(4) 請求項4に係る発明は、請求項2又は3記載の十字軸継ぎ手の組立装置において、上記圧入部材を圧入のために移動させる流体圧シリンダをさらに備え、この流体圧シリンダと上記フックを拡開位置に移動させる手段とは、拡開方向と直交する方向に並べて配置されていることを特徴とするものである。
【0013】
上記構成によれば、従来拡開方向に直列的に配置されていたために大型化していた組立装置の配置スペースを大幅に削減することができる。
(5) 請求項5に係る発明は、請求項4記載の十字軸継ぎ手の組立装置において、上記圧入部材を圧入のために移動させる流体圧シリンダと、上記フックの拡開位置を規定する手段とは、拡開方向と直交する方向に並べて配置されていることを特徴とするものである。
【0014】
上記構成によれば、組立装置の配置スペースをより一層削減することができる。
(6) 請求項6に係る発明は、請求項2ないし5の何れか一つに記載の十字軸継ぎ手の組立装置において、各ヨークの各軸受孔に対応した上記かしめ部材をかしめのために移動させる流体圧シリンダをさらに備え、これらの流体圧シリンダは、各かしめ部材を同時に移動させることを特徴とするものである。
【0015】
上記構成によれば、十字軸の4つの軸部に対応する軸受ケースが、同時にかしめ荷重を受けることになるので、既に位置決めされている十字軸と各ヨークとの位置関係がずれることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
まず、組立中の十字軸継ぎ手の一部破断側面図である図7を参照して、十字軸1の軸部2は、被結合軸3のヨーク4のアーム5の軸受孔6内に挿入された軸受ケース7によって支承されている。この軸受ケース7の内周面と軸部2の外周面との間に、ニードル8が転動するようになっている。図7では、拡開用のフック41がアーム5の内端面5aに引っ掛けられており、また、圧入ロッド51が軸受ケース7の底部7aを軸部2の端面2aに押圧しており、さらに、一対のかしめパンチ61が軸受孔6の内周面の一部を盛り上げて軸受ケース7の外周縁にかしめている。
【0017】
全体構成
図1及び図2は本発明の一実施形態に係る十字軸継ぎ手の組立装置(以下、単に組立装置という)の部分断面側面である。図1は組立装置の左半分を表し、図2は右半分を表し、中央部分は若干重複させてある。図3は組立装置の部分断面平面図である。図4及び図5はかしめ工程中の組立装置の左半分と右半分をそれぞれ示している。本組立装置は、十字軸1の各軸部2に対応して全部で4つ設けられている。
【0018】
図1〜図5を参照して、本組立装置は、▲1▼ベース10と、▲2▼このベース10に前後方向に(図においてX方向を前方向という)スライド自在に支持されたかしめユニット20と、▲3▼このかしめユニット20のスライド位置をロックするロック機構30と、▲4▼アーム5の内端面5a(図7参照)に引っ掛けられるフック41を含むフック開閉機構40と、▲5▼軸受ケース7を軸受孔6内に圧入する圧入ロッド51を含む圧入機構50、▲6▼かしめユニット20に対して前後にスライド自在に設けられ、軸受孔6内で軸受ケース7にかしめを行うかしめパンチ61を含むかしめ機構60と、▲8▼フック41の拡開位置を規定するべく、かしめユニット20の後退位置を規定する位置規定機構70とを主要部として備えている。
【0019】
ベース10,かしめユニット20及びロック機構30
ベース10は、底板11と、側板12と、後板13と、スライドレール14と、後述する位置決めストッパ23を保持するプレート15とを備えている。
かしめユニット20は、ベース10の後板13に固定された油圧式のユニット駆動シリンダ81によって前後方向に進退される。ユニット駆動シリンダ81は、両軸シリンダであり、図2において左右に、それぞれロッド81a,81bを有している。
【0020】
左側のロッド81aは、かしめユニット20側に固定され、右側のロッド81bは、上記ロック機構30によってクランプされる被クランプロッド82に固定されている。
図2を参照して、ロック機構30は、▲1▼ベース10の後板13に固定された円筒体31と、▲2▼この円筒体31の内周面に軸方向に移動不能に取り付けられ且つ上記被クランプロッド82をクランプするクランピングスリーブ32と、▲3▼クランピングスリーブ32の外周側に形成された油室33とを備えている。このロック機構30では、上記油室33内に高圧油が導入されることにより、クランピングスリーブ32が被クランプロッド82をクランプし、これにより、かしめユニット20の前後位置がロックされる。
【0021】
図1及び図2を参照して、かしめユニット20の下部には、前後一対のスライダ21が固定されており、これらスライダ21は、ベース10の上記スライドレール14によって前後方向にスライド自在に支持されている。また、かしめユニットの下部には、取付ステー22が固定されている。この取付ステー22には、上記第1油圧シリンダ81のロッド81aが、エクステンションロッド83を介して固定され又はフローティング機構にて連結されており、これにより、ロッド81aの伸縮によって、スライダ21がスライドレール14上をスライドされ、かしめユニット20全体が進退されるようになっている。
【0022】
また、取付ステー22の前面22aは、ストッパ23に当接することにより、ストッパとしての機能を果たす。
かしめユニット20は、上記スライダ21上に固定された可動ベッド28を有しており、この可動ベッド28には、第1の支持体25、第2の支持体26及び第3の支持体27が固定されている。
【0023】
圧入機構50
図1及び図2を参照して、圧入機構50は、▲1▼上記の第1、第2及び第3の支持体25,26,27を貫通した長尺の圧入ロッド51と、▲2▼圧入ロッド51の後端を一方のロッド52aに固定し、且つベース10の後板13に固定された両軸の圧入シリンダ52と、▲3▼この圧入シリンダ52の他方のロッド52bに固定された圧入ロッド51の進出位置を位置決めする位置決め機構53とを備えている。
【0024】
上記圧入ロッド51は、かしめ機構60のかしめパンチ61を先端に形成した長尺のスリーブ62を介して、上記第1、第2及び第3の支持体25,26,27によって軸方向にスライド自在に支持されている。
上記位置決め機構53は、▲1▼ロッド52bの途中部に固定された高圧用ストッパ53aと、▲2▼ロッド52bに軸方向にスライド自在に支持された低圧用ストッパ53bと、▲3▼ロッド52bの先端に固定されたフランジ付きボルト53cと、▲4▼このフランジ付きボルト53cのフランジ部53dと低圧用ストッパ53bとの間に介在し、低圧用ストッパ53bを付勢する皿ばね群53eと、▲5▼各ストッパ53a,53bを当接させて位置決めする位置決め面53hを有し、圧入シリンダ52の反圧入側端面に固定された位置決め板53gとを備えている。
【0025】
低圧用ストッパ53bは、高圧用ストッパ53aを包含する有底筒状をしており、各ストッパ53a,53bが機能していない状態では、低圧用ストッパ53bの筒状部の先端縁は、高圧用ストッパ53aの端面よりも所定のストローク量eだけ突出している。この突出量を規定するための複数のピン53fが、低圧用ストッパ53aに固定されており、これらのピン53fは、低圧用ストッパ53bを貫通して皿ばね53eに当接している。
【0026】
この位置決め機構53の動作について説明する。まず、圧入シリンダ52に低圧の圧油が導入されると、低圧用ストッパ53bの筒状部の先端縁が位置決め面53hに当接し、圧入ロッド51の低圧時圧入位置を位置決めする。このとき、高圧用ストッパ53aは、上記のストローク量eだけ、位置決め面53hから離れている。そして、圧入シリンダ52に高圧の圧油が導入されると、図4に示すように圧入ロッド51が圧入方向へさらに突出され、図5に示すように皿ばね53eが圧縮されると共に高圧用ストッパ53bが位置決め面53hに当接して、圧入ロッド51の高圧時の圧入位置の位置決めがなされる。
【0027】
前記位置決め機構53については、第8図の位置決め機構53’を適用することを可能である。
この位置決め機構53’は、▲1▼ロッド52bの途中部に固定された高圧位置決めナット101と、▲2▼ロッド52bに軸方向にスライド自在に支持された低圧用ストッパ103と、▲3▼この低圧用ストッパ103の位置を調整する低圧位置決めナット102と、▲4▼ロッド52bの先端に固定されたナット106と、▲5▼このナット106のプレート部105と低圧位置決めナット102との間に介在し、低圧位置決めナット102を付勢するスプリング104と、▲5▼各ストッパ53a,53bを当接させて位置決めする位置決め面53hを有し、圧入シリンダ52の反圧入側端面に固定された位置決め板53gとを備えている。
【0028】
低圧用ストッパ103は、高圧位置決めナット101を包含する有底筒状をしており、各ストッパ103,101が機能していない状態では、低圧用ストッパ103の筒状部の先端縁は、高圧位置決めナット101の端面よりも所定のストローク量eだけ突出している。
この位置決め機構53’の動作について説明する。まず、圧入シリンダ52に低圧の圧油が導入されると、低圧用ストッパ103の筒状部の先端縁が位置決め面53hに当接し、圧入ロッド51の低圧時圧入位置を位置決めする。このとき、高圧位置決めナット101は、上記のストローク量eだけ、位置決め面53hから離れている。そして、圧入シリンダ52に高圧の圧油が導入されると、図4に示すように圧入ロッド51が圧入方向へさらに突出され、図5に示すようにスプリング104が圧縮されると共に高圧位置決めナット101が位置決め面53hに当接して、圧入ロッド51の高圧時の圧入位置の位置決めがなされる。
【0029】
かしめ機構60
図1及び図2を参照して、かしめ機構60は、▲1▼かしめパンチ61を先端に形成し、且つ上記第1、第2及び第3の支持体25,26,27によって軸方向にスライド自在に支持されたスリーブ62と、▲2▼このスリーブ62を上記支持体25,26,27即ちかしめユニット20に対して前後方向にスライド駆動する油圧式のかしめシリンダ機構63と、▲3▼かしめパンチ61の往復動に伴って、かしめパンチ61を周方向に所定角度毎(例えば45度ずつ)、旋回させるための旋回カム機構64とを備えている。
【0030】
図1及び図4を参照して、かしめシリンダ機構63は、▲1▼スリーブ62の軸方向中央部の外周に固定されたピストン63aと、▲2▼第1及び第2の支持体25,26間に架設され、上記ピストン63aを包含する油室63cをスリーブ62の外周との間に区画するシリンダ63bとを備えている。第1及び第2の支持体25,26には、ピストン63aの左右の油室に適宜に油供給/油排出するための油路25a,26bが形成されている。この油供給/油排出によってピストン63aを油室63a内で移動させることにより、かしめパンチ61を軸方向に移動させ、かしめ動作を行わせる。
【0031】
図2及び図3を参照して、上記の旋回カム機構64は、▲1▼第3の支持体27に固定されたカムピン64aと、▲2▼このカムピン64aを案内するべく、外周面にジグザグ状の案内溝64cを形成したカムスリーブ64bとを備えている。
フック開閉機構40
図1及び図4を参照して、フック開閉機構40は、▲1▼側面視でくの字形形状をしており、中央部がかしめユニット20の可動ベッド28に軸42によって回転自在に支持され、且つくの字の一端43aに上記フック41を設けた揺動アーム43と、▲2▼揺動アーム43のくの字の他端43bと第2の支持体26との間に介在し、ロッド44aの伸長又は短縮によって揺動アーム43を揺動させて、フック41に引っ掛け動作又は引っ掛け解除動作を行わせる油圧式のフック用シリンダ44とを備えている。
【0032】
図3を参照して、揺動アーム43を回転自在に支持する軸42は、その両端部が、第1の支持体25によって、支持されている。なお、図3において、揺動アーム43の一部は図示を省略してある。
位置規定機構70
図3及び図5を参照して、位置規定機構70は、かしめユニット20の第3の支持体27に固定されたロッド27aを介して、かしめユニット20の位置を規定することにより、フック41の拡開位置を規定する。この拡開位置は、無負荷状態の対向アーム5の内端面にそれぞれ当接させて検出したフック41の初期位置に基づいて、規定されるようになっている。
【0033】
そして、これを実現するための上記位置規定機構70は、▲1▼拡開方向と直交する方向に進退自在であって互いに合致可能な逆向きのテーパ面71a,72aをそれぞれ有する第1の楔部材71と第2の楔部材72と、▲2▼これら第1及び第2の楔部材71,72をそれぞれ進退駆動させる第1及び第2シリンダ73,74とを備えている。第1及び第2の楔部材71,72が、拡開時にロッド27aに当接して、フック41を拡開位置に停止させるためのストッパを構成している。
【0034】
第1シリンダ73は、そのロッド73aを第1の楔部材71のスリット71bにピン73bを介して連結したエアシリンダからなる。スリット71bの働きで、第1シリンダ73のロッド73aは、第1の楔部材71が当該ロッド73aの進退方向と直交する方向に移動できる状態で第1の楔部材71を取り付けていることになる。第2シリンダ74は、そのロッド74aを第2の楔部材72に固定したエアシリンダからなる。また、両シリンダ73,74は、何れもロッド73a,74aの突出量をロックできるように構成されている。第1及び第2シリンダ73,74は、ベース10に固定された一対の側板13b,13cにそれぞれ取り付けられている。
【0035】
かしめユニット20側のロッド27aは、ベース10の後板13に固定された枠状のフレーム13a内に進退するようになっている。第1及び第2の楔部材71,72は、フレーム13aの上下板13d,13eによって進退を案内されるようになっている。第2の楔部材72の背面は後板13によっても案内されるようになっており、アーム拡開時に後退するロッド27aを停止させておくときの荷重は、第2の楔部材72を介して後板13が受けるようになっている。
【0036】
この位置規定機構70では、第2の楔部材72の位置を、図6(a)に示すように、かしめユニット20側のロッド27aから離反した位置にロックした状態で、第1の楔部材71を進出させて、図6(b)に示すように、上記ロッド27aと第2の楔部材72との隙間を埋めた後、第1の楔部材71の進出位置をロックする。次いで、第2の楔部材72のロックを解除し、図6(c)に示すように、第2の楔部材72を予め定める量だけ後退させてこの位置にロックする。これにより、拡開時のロッド27aの後退可能量が設定され、かしめユニット20の後退位置、即ちフック41の拡開位置が規定されることになる。
【0037】
動作
1)まず、図1及び図2に示す初期状態から、圧入シリンダ52に低圧の圧油を導入することにより、圧入ロッド51が前進し、軸受ケース7の底部7aが十字軸1の軸部2の端面2aに当接する状態に、軸受ケース7を位置決めする。各方向の圧入ロッド51の前進により、十字軸1が本装置に対してセンタ合わせされることになる。なお、圧入ロッド51の前進位置は、低圧用ストッパ53bによって規定される。
2)次いで、ユニット駆動シリンダ81の駆動により、かしめユニット20と共に、フック41を前進させ、フック41が、アーム5に引っ掛け可能な、アーム5の上方位置に到達する状態とする。
3)次いで、フック開閉機構40のフック用シリンダ44がロッド44aを伸長させ、フック41をアーム5の内端面に引っ掛けさせる。
4)次いで、ユニット駆動シリンダ81に対向する2軸に等量に分配された低圧の圧油が導入されて、かしめユニット20を後退させる。これにより、フック41がアーム5の内端面に微小の押圧力を及ぼすが、アーム5自体はまだ拡開されていない状態にある。このようにフック41によるアーム5の内端面5aの位置の規定を通じて、対向アーム5間のセンタ位置が本組立装置に対してセンタ合わせされることになる。一方、上記の1)の工程で、十字軸1が既にセンタ合わせされていることから、図7に示すように、十字軸1の中心C1とアーム5間中心C2とがセンタ合わせされることになる。そして、この状態で、ロック機構30を作動させ、かしめユニット20の位置をロックする。
5)次いで、圧入シリンダ52に高圧の圧油を導入することにより、圧入ロッド51を前進させ、軸受ケース7の底部7aが十字軸1の軸部2の端面2aに密着する状態にする。このとき、圧入ロッド51の前進位置は、高圧用ストッパ53aによって規定される。
6)上記の4)及び5)でのフック41の位置が初期位置であり、このようにフック41が初期位置にある状態で、前記した位置規定機構70が作動し、上記した図6(a)〜(c)のようにして、かしめユニット20の後退可能量を設定することにより、フック41の拡開位置を規定する。上記の後退可能量は、アーム5の拡開量に相当すると共に、十字軸継ぎ手の組立完了後に軸受ケース7の底部7aが十字軸1の軸部2の端面2aに押しつけられる力を得るための予圧量に相当する。
7)次いで、ロック機構30がかしめユニット20の位置ロックを解除した後、ユニット駆動シリンダ81に高圧の圧油が導入され、かしめユニット20が、上記ロッド27aが図5に示すように第1の楔部材71と第2の楔部材72を密着させるまで後退すると共に、フック41が拡開位置に移動される。
8)次いで、かしめシリンダ機構63が作動することにより、かしめパンチ61が前進し、図4及び図7に示すように、軸受ケース7の底部7aの外周縁に、軸受孔6の内周面の一部を盛り上げてかしめる。このとき、十字軸1の各軸部2に対応するかしめシリンダ機構63が同時に動作して、かしめるので、既に位置決めされている十字軸1と各アームとの位置関係がずれることがない。また、かしめパンチ61は複数回往復動し、前記した原理によって復動時にかしめパンチ61を円周方向に旋回させ、かしめ位置を円周方向で複数箇所に異ならせてかしめを行う。例えば、円周方向の対向位置に一対あるかしめパンチ61を、45度ずつ回転させて4回のかしめを行うことにより、底部7aの円周方向の8箇所にかしめを行うことができる。このように、複数回に分けてかしめを行うのは、小型のかしめシリンダ機構63を用いて十分なかしめ荷重を得るためである。また、大きなかしめ力によるヨークの異常な変形を避け、また、フック41の劣化を抑えるためである。
9)次いで、かしめユニット20を前進させ、フック41をアーム5から外す。次いで、第1シリンダ71を後退させた後、かしめユニット20をホームポジションに戻し、さらに、第2の楔部材72が後退して、1サイクルが終了する。
【0038】
本実施形態によれば、製造誤差により対向アーム5の内端面の位置がばらついていても、対向するアームのセンターを機械センターに一致させながら、個々のアーム5の位置を検出し、これを基準にしてフック41の拡開位置を設定するようにしたので、ヨーク4に対して高い位置精度で軸受ケース7を固定することができる。特に、拡開位置の規定は、第2シリンダ74のロッド突出量を調整するだけで良いので、従来のボルト・ナットの締結位置を調整する方式と比較して、調整精度及び作業性の点で格段に優れている。
【0039】
なお、対向アーム4に対して正しい相対位置に十字軸1を配置するのは、拡開する工程の前であっても後であっても良く、何れにしても、かしめる前に相対位置が調整されていれば良い。
また、第1及び第2の楔部材71,72を用いることにより、拡開位置を規定するために用いる第1及び第2シリンダ73,74を、拡開方向と直交する状態に配置したので、これら第1及び第2シリンダ73,74に、大きな力が負荷されない。従って、第1シリンダ73や第2シリンダ74としてエアシリンダを用いることが可能となり、また、両シリンダ73,74とも小型のもので良いので、装置全体の小型化に寄与できる。
【0040】
さらに、圧入ロッド51を駆動する圧入シリンダ52と、かしめユニット20を駆動するユニット駆動シリンダ81と、位置規定機構70とを拡開方向と直交する方向に並ぶように(即ち上下に並べて)配置したので、本組立装置の拡開方向の寸法を小型にすることができる。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、位置規定機構70はフック41の位置を直接規定するものであっても良い。その他、本発明の範囲で種々の設計変更を施すことができる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、製造誤差により対向アームの内端面の位置がばらついていても、機械中心にヨーク中心を一致させながら個々のアームの位置を検出し、これを基準にしてフックの拡開位置を設定するようにしたので、ヨークに対して高い位置精度で軸受ケースを固定することができる。特に、拡開位置の規定は、ストッパ位置設定用の流体圧シリンダのロッド突出量を調整するだけで良いので、従来のボルト・ナットの締結位置を変更する方式と比較して、調整精度及び作業性の点が格段に優れている。 請求項2に係る発明によれば、無負荷状態の対向アームの内端面にそれぞれ当接させて検出したフックの初期位置に基づいて、各フックの拡開位置を規定し、この拡開位置まで各フックを移動させてヨークを拡開し、次いで、かしめにより軸受ケースを軸受孔に固定した後、拡開を解除する。上記の拡開位置の規定は、ストッパ位置設定用の流体圧シリンダのロッド突出量を調整するだけで良いので、従来のボルト・ナットの締結位置を変更する方式と比較して、調整精度及び作業性の点が格段に優れている。
【0042】
請求項3に係る発明によれば、第2の楔部材の位置をロックした状態で、第1の楔部材を進出させて、フック又はフックと一体に移動する部材と第1の楔部材との隙間を埋めさせた後、第1の楔部材の進出位置をロックする。次いで、第2の楔部材のロックを解除し、第2の楔部材を予め定める量だけ後退させてこの位置にロックする。これにより、フックの拡開位置が規定される。
【0043】
請求項4に係る発明によれば、従来同軸上に配置されていたために大型化していた組立装置の配置スペースを大幅に削減することができる。
請求項5に係る発明によれば、組立装置の配置スペースを一層削減することができる。
請求項6に係る発明によれば、十字軸の4つの軸部に対応する軸受ケースが同時にかしめ荷重を受けることになるので、既に位置決めされている十字軸と各ヨークとの相対位置関係がずれることがない結果、精度の良い組立が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る十字軸継ぎ手の組立装置の左半分の部分断面側面図であり、初期状態を示している。
【図2】図1の組立装置の右半分の部分断面側面図である。
【図3】組立装置の概略平面図である。
【図4】組立装置の左半分の部分断面側面図であり、かしめ工程を示している。
【図5】図3の組立装置の右半分の部分断面側面図である。
【図6】(a)〜(c)は十字軸継ぎ手の組立過程において、フックの拡開位置を規定する工程を順次に示す概略断面図である。
【図7】かしめ工程での十字軸継ぎ手の要部の部分断面側面図である。
【図8】組立装置に用いられる位置決め機構の別の実施形態である。
【符号の説明】
1 十字軸
2 軸部
3 被結合軸
4 ヨーク
5 アーム
6 軸受孔
7 軸受ケース
8 ニードル
10 ベース
20 かしめユニット
30 ロック機構
40 フック開閉機構
41 フック
44 フック用シリンダ
50 圧入機構
51 圧入ロッド
52 圧入シリンダ
60 かしめ機構
61 かしめパンチ
63 かしめシリンダ機構
70 位置規定機構
71 第1の楔部材(ストッパ)
72 第2の楔部材(ストッパ)
71a,72a テーパ面
73 第1シリンダ
74 第2シリンダ
81 ユニット駆動シリンダ
90 油圧シリンダ

Claims (6)

  1. 2つの被結合軸のヨークの対向アームの軸受孔内に、十字軸の各軸部を支承するための有底円筒状の軸受ケースが配置されており、軸受ケースの底部を介して軸部の端面にヨークの拡開反力が及ぼされている形式の十字軸継ぎ手の組立方法において、
    無負荷状態の対向アームの内端面に拡開用フックをそれぞれ当接させ、対向アームの芯出しをしてフックの初期位置を検出する工程と、
    検出された各フックの初期位置に基づいて、各フックの拡開位置を規定する工程と、
    上記規定された拡開位置まで各フックを移動させてヨークをその弾性範囲内で拡開する工程と、
    対向アームに対して正しい相対位置に置かれた十字軸の軸部の端面に軸受ケースの底部を当接させた状態で、上記軸受ケースの底部の外周縁に、軸受孔の内周面の少なくとも一部を盛り上げてかしめる工程と、
    かしめ終了後にヨークを元の状態に弾性復帰させるべく、ヨークの拡開を解除する工程とを備え、
    上記規定する工程では、フックを拡開位置に停止させるためのストッパの位置を、該ストッパを固定した流体圧シリンダのロッドの突出量に基づいて設定することを特徴とする十字軸継ぎ手の組立方法。
  2. 2つの被結合軸のヨークの対向アームの軸受孔内に、十字軸の各軸部を支承するための有底円筒状の軸受ケースが配置されており、軸受ケースの底部を介して軸部の端面にヨークの拡開反力が及ぼされている形式の十字軸継ぎ手の組立装置において、
    上記対向アームの内端面にそれぞれ引っ掛け可能な拡開用フックと、
    ヨークをその弾性範囲内で拡開するべく上記フックを拡開位置へ移動させる手段と、
    上記軸受孔に軸受ケースを圧入することにより、該軸受ケースの底部が十字軸の軸部の端面に当接し且つ十字軸が対向アームに対して正しい相対位置に置かれるように上記フックと協働して位置決めする圧入部材と、
    各軸受孔に対応して設けられ、軸受孔の内周面の少なくとも一部を盛り上げて、上記位置決めされた軸受ケースの底部外周縁にかしめるかしめ部材と、
    無負荷状態の対向アームの内端面にそれぞれ当接させ芯出しして検出したフックの初期位置に基づいて、各フックの上記拡開位置を規定する手段とを備え、
    この拡開位置を規定する手段は、拡開時にフック又はフックと一体に移動する部材に当接してこれらを停止させるストッパと、このストッパの位置を調整する、ロッド突出量をロック可能な流体圧シリンダとを含むことを特徴とする十字軸継ぎ手の組立装置。
  3. 請求項2記載の十字軸継ぎ手の組立装置において、
    上記ストッパは、拡開方向と直交する方向に進退自在であって互いに合致可能な逆向きのテーパ面を有する第1及び第2の楔部材からなり、
    上記第1の楔部材は、フック又はフックと一体に移動する部材に当接可能であって且つ拡開方向に進退自在であり、
    上記流体圧シリンダは、第1及び第2の楔部材をそれぞれ進退させると共にそのロッドの突出量をロック可能な第1及び第2の流体圧シリンダからなることを特徴とする十字軸継ぎ手の組立装置。
  4. 請求項2又は3に記載の十字軸継ぎ手の組立装置において、
    上記圧入部材を圧入のために移動させる流体圧シリンダをさらに備え、
    この流体圧シリンダと上記フックを拡開位置に移動させる手段とは、拡開方向と直交する方向に並べて配置されていることを特徴とする十字軸継ぎ手の組立装置。
  5. 請求項4記載の十字軸継ぎ手の組立装置において、
    上記圧入部材を圧入のために移動させる流体圧シリンダと、上記フックの拡開位置を規定する手段とは、拡開方向と直交する方向に並べて配置されていることを特徴とする十字軸継ぎ手の組立装置。
  6. 請求項2ないし5の何れか一つに記載の十字軸継ぎ手の組立装置において、
    各ヨークの各軸受孔に対応した上記かしめ部材をかしめるために移動させる流体圧シリンダをさらに備え、
    これらの流体圧シリンダは、各かしめ部材を同時に移動させることを特徴とする十字軸継ぎ手の組立装置。
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