JP3556186B2 - 射出成形機の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ処理部を備える射出成形機の制御装置に関する。
【0002】
【従来技術及び課題】
射出成形機の制御形態は、リレー回路を用いたハードウェアによる制御形態からマイクロコンピュータを用いたソフトウェアによる制御形態ヘ急速に移行しつつある。ソフトウェア制御による機能部は、大きく分けてシーケンス制御を司るPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ:Programable Logic Controller)部と、動作時に必要なパラメータの設定や動作状態及び結果を表示させるためのHMI(ヒューマン・マシーン・インターフェイス:Human Machine Interface)部がある。また、PLC部には、マイクロコンピュータ搭載による汎用PLCやメーカ独自のPLCがあり、PLCを動作させるシーケンスプログラムには、一般に、ラダー言語,マイクロコンピュータやパーソナルコンピュータ環境で知られているC言語,アセンブラ言語等が用いられる。
【0003】
ところで、初期の制御装置では、単一のマイクロコンピュータにより全ての機能を処理していたが、近時、量と質の両面から処理能力向上要求が増加し、その結果、高性能なマイクロコンピュータへの変更、さらには複数のマイクロコンピュータを搭載して機能分担させるマルチシステムへ移行している。具体的には、シーケンス制御や演算処理を実行するユニットとHMI制御を行うユニットに分散(機能分担)させ、両ユニット間を通信機能を用いてデータコミュニケーションを行っている。この形態としては、例えば、米国特許第5062052号が知られており、PLC部とHMI部を接続するインターフェイスに汎用コンピュータを用いている。
【0004】
しかし、この形態を採用する制御装置は、機能分担を図れる反面、ハードウェア及びソフトウェアの双方の量が大幅に増加してしまうため、開発,保守,コスト等での負担が著しく大きくなる。即ち、システムを再構築する場合、シーケンス制御部や制御パネル部をそれぞれ個別に変更し、最後にシステム全体の見直しが必要となるため、リアルタイムでの実施が不可能になるとともに、各機能部は固有のアーキテクチャを有するため、新規の処理技術の導入が限定されてしまう。しかも、アナログ処理部(フィードバック制御部)とシーケンス制御部の多層構造は、処理上の障害となり、制御における処理速度の高速化が困難となるなど、各種の諸問題を包含している。
【0005】
他方、単一の汎用コンピュータを使用することにより、全ての機能を実行させれば理想的であるが、射出成形機の場合には、要求される性能水準の異なる各種制御や各種処理が混在し、全ての制御と処理を単一の汎用コンピュータに処理させるには、CPUに相当の処理能力が要求されることになり、かなりのコストアップを強いられるとともに、一方、コストアップを抑制するには、一部の処理性能を犠牲にしなければならないなど、コスト面と性能面の双方を妥協的に選定せざるを得ない。結局、この形態による制御装置は、装置全体に対して十分なコストダウン及び性能向上(高度成形)を同時に実現することが困難となる。
【0006】
本発明は、このような従来技術に存在する課題を解決したものであり、PLC部とHMI部を分散させることによる諸問題を一掃できることに加え、装置全体に対する十分なコストダウン及び性能向上(高度成形)の双方を同時に実現することができる射出成形機の制御装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】
本発明は、コンピュータ処理部を備える射出成形機Mの制御装置1を構成するに際して、射出工程のプロセス制御処理を実行する高速処理専用の第一コンピュータ処理部2と、この第一コンピュータ処理部2による処理以外の処理を実行するPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)部3a及びHMI(ヒューマン・マシーン・インターフェイス)部3bを有する第二コンピュータ処理部3を備えることを特徴とする。
【0008】
この場合、好適な実施の形態により、第一コンピュータ処理部2は、高速処理専用CPU11を備えるとともに、射出工程を実行するシーケンス制御用プログラム及びフィードバック制御用プログラムを格納する内部メモリ12を備えて構成できる。具体的には、射出工程の物理量を検出するセンサ部の検出信号Siaをアナログ−ディジタル変換して高速処理専用CPU11に付与し、かつ高速処理専用CPU11から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換した制御信号Soaを射出工程の動作を司るアクチュエータ部に付与するインターフェイス13を有するPLC制御系2xを備えている。
【0009】
また、第二コンピュータ処理部3は、PLC部3a及びHMI部3bに用いる汎用CPU21を備えるとともに、PLC部3aを機能させるPLC用プログラム,HMI部3bを機能させるHMI用プログラム,PLC部3aとHMI部3bのタスク管理を実行するマルチタスク・リアルタイム・オペレーション用プログラムをそれぞれ格納する内部メモリ12を備えて構成できる。具体的には、PLC部3aは、スイッチ部の切換データDibを汎用CPU21に付与し、かつ汎用CPU21から得る制御指令データDobをアクチュエータ部に付与するインターフェイス23を有するPLC制御系3xを備えるとともに、センサ部の検出信号Sicをアナログ−ディジタル変換して汎用CPU21に付与し、かつ汎用CPU21から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換した制御信号Socをアクチュエータ部に付与するインターフェイス24を有するPLC制御系3yを備え、さらに、HMI部3bは、少なくとも外部記憶装置31を接続する外部記憶装置用インターフェイス32,出力装置33を接続する出力装置用インターフェイス34,入力装置35を接続する入力装置用インターフェイス36,表示装置37を接続する表示装置用インターフェイス38,通信装置に接続する通信用インターフェイス39の一又は二以上を備えている。
【0010】
これにより、高速処理が要求される射出工程におけるプロセス制御(シーケンス制御及びフィードバック制御)は、高速処理専用CPU11を備える第一コンピュータ処理部2により実行されるため、数百〔μsec〕以下の高速処理が可能となる。特に、高度の成形品、例えば、超薄肉の製品や末端微細の製品を成形するためには、より高速処理(射出速度の高速化)が要求されるが、このような高度成形に対しても柔軟に対応可能になるとともに、一方、射出工程におけるプロセス制御以外の処理を担う高速処理の要求されないPLC部3a及びHMI部3bは、汎用CPU21を備える第二コンピュータ処理部3により実行されるため、従来におけるPLC部とHMI部を分散させることによる諸問題が解消される。よって、装置全体に対する十分なコストダウン及び性能向上(高度成形)の双方を同時に実現可能となる。
【0011】
【実施例】
次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0012】
まず、本実施例に係る制御装置1を搭載する射出成形機Mの概略構成について、図3を参照して説明する。
【0013】
図3中、仮想線は射出成形機Mの外観を示し、機台Mb上に配設された射出装置Miと金型Cを取付けた型締装置Mcを備える。また、機台Mb上には、成形機コントローラ60を配設する。この成形機コントローラ60は、ディスプレイ61及び操作パネル62を備える。この成形機コントローラ60は、本実施例に係る制御装置1の一部となる後述するHMI部3bに含まれる。
【0014】
次に、射出成形機Mに搭載する制御装置1について、図1〜図3を参照して具体的に説明する。
【0015】
制御装置1は、図3に示すように、大別して、高速処理専用の第一コンピュータ処理部2と、この第一コンピュータ処理部2による処理以外の処理を実行する第二コンピュータ処理部3を備え、第一コンピュータ処理部2は、射出工程のプロセス制御処理を実行する機能を有するとともに、第二コンピュータ処理部3は、射出工程のプロセス制御処理以外の処理となるPLC制御を行うPLC部3aとHMI制御を行うHMI部3bを有する。
【0016】
図1及び図2に、さらに具体化した制御装置1のブロック構成を示す。第一コンピュータ処理部2は、図1に示すように、高速処理専用CPU11を備え、このCPU11はPCIバス等のローカルバスを用いたバスライン41に接続する。また、第一コンピュータ処理部2には、CPU11に接続した高速処理専用(PLC制御及び閉ループ制御専用)インターフェイス13を備える。このインターフェイス13は、射出工程の物理量を検出するセンサ部の検出信号Siaをアナログ−ディジタル変換してCPU11に付与し、かつCPU11から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換した制御信号Soaを射出工程の動作を司るアクチュエータ部に付与する機能を有する。この場合、射出工程の物理量には、射出圧力及びスクリュ位置(スクリュ速度)等が含まれるとともに、射出工程の物理量を検出するセンサ部には、圧力センサ及び位置センサ等が含まれる。また、射出工程の動作を司るアクチュエータ部には、不図示の射出用サーボモータ(サーボアンプ)や射出シリンダ(制御弁)等が含まれる。
【0017】
一方、42は、バスライン41を接続するチップセットであり、このチップセット42には、PCIバス等のローカルバスを用いた他のバスライン43を接続する。バスライン43には、内部メモリ12を接続する。この内部メモリ12は、RAM,ROM等の各種メモリ類を総括する。そして、この内部メモリ12には、射出工程を実行するシーケンス制御用プログラム及びフィードバック制御用プログラムを格納する。
【0018】
これにより、第一コンピュータ処理部2は、射出工程の物理量を検出するセンサ部(圧力センサ,位置センサ等)の検出信号Siaをアナログ−ディジタル変換してCPU11に付与し、かつCPU11から得る制御指令データDcをディジタル−アナログ変換した制御信号Soaを、射出工程の動作を司るアクチュエータ部(射出用サーボモータ等)に付与して高速処理専用のフィードバック制御を行うPLC制御系2xとして機能する。
【0019】
このように、第一コンピュータ処理部2は、特に、高速処理が要求される射出工程におけるプロセス制御(シーケンス制御及びフィードバック制御)を、高速処理専用CPU11により実行するため、数百〔マイクロ秒〕以下の高速処理が可能となる。
【0020】
他方、第二コンピュータ処理部3は、図1に示すように、汎用CPU21を備え、このCPU21は、内部バス44を介してチップセット42に接続する。汎用CPU21には、クロック51が付与される。この汎用CPU21は、前述した高速処理専用CPU11ほど処理速度は要求されないため、処理速度がミリ秒程度(又はそれ以上)の水準の汎用CPUを用いることができる。
【0021】
また、バスライン41には、スイッチ部の切換データDibをCPU21に付与し、かつCPU21から得る制御指令データDobをアクチュエータ部に付与するインターフェイス23を接続することにより、PLC部3aにおけるPLC制御系3x(オープンループ制御系,フィードバック制御系)を構成する。この場合のアクチュエータ部には、電磁弁等が含まれる。さらに、射出工程の物理量を検出するセンサ部以外のセンサ部の検出信号Sicを、アナログ−ディジタル変換してCPU21に付与し、かつCPU21から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換した制御信号Socをアクチュエータ部に付与するインターフェイス24を接続することにより、PLC部3aにおけるPLC制御系3y(オープンループ制御系,フィードバック制御系)を構成する。この場合のアクチュエータ部には、計量用サーボモータ(サーボアンプ)や計量用オイルモータ(制御弁),型締用サーボモータ(サーボアンプ)や型締シリンダ(制御弁)等が含まれる。
【0022】
一方、バスライン41には、外部の通信装置(インターネット等)に接続する通信用インターフェイス39を接続するとともに、バスライン43には、外部ユニット52を接続して、HMI部3bを構成する。外部ユニット52を図2に示す。31は、HDD(ハードディスク・ドライブ),CDRW(書換CD)等が含まれる外部記憶装置であり、この外部記憶装置31は、ATA(ATアタッチメント)等の外部記憶装置用インターフェイス32を介してバスライン43に接続する。33は、FDD(フロッピィディスク・ドライブ),プリンタ等が含まれる出力装置であり、この出力装置33は、USB(ユニバーサル・シリアルバス)等の出力装置用インターフェイス34を介してバスライン43に接続する。35は、キーボード,マウス等が含まれる入力装置であり、この入力装置35は、入力装置用インターフェイス36を介してバスライン43に接続する。37は、CRT,LCD(液晶ディスプレイ),PDP(プラズマディスプレイ)等が含まれる表示装置であり、この表示装置37は、VGA(ビデオグラフィックス・アレイ)等の表示装置用インターフェイス38を介してバスライン43に接続する。
【0023】
他方、前述した内部メモリ12には、PLC部3aを機能させるPLC用プログラムと、HMI部3bを機能させるHMI用プログラムと、PLC部3aとHMI部3bのタスク管理を実行するマルチタスク・リアルタイム・オペレーション用プログラムを格納する。この場合、PLC用プログラムは、射出成形機Mにおける射出工程以外の各種工程のシーケンス動作や射出成形機Mの監視等を実現するためのソフトウェアであり、また、HMI用プログラムは、射出成形機Mの動作パラメータの設定及び表示,射出成形機Mの動作監視データの表示等を実現するためのソフトウェアである。これらのソフトウェアは、制御装置1を搭載する射出成形機固有のアーキテクチャとして構築される。
【0024】
これに対して、マルチタスク・リアルタイム・オペレーション用プログラムは、各タスク(プログラム)を予め決められた優先順位で実行させるプログラムであり、例えば、成形機シーケンスプログラムを最優先させ、空時間に動作監視データの表示プログラムを実行させたり、動作監視データの表示処理中に、シーケンスプログラムが実行するスケジュールになれば、処理を中断してシーケンスプログラムが実行できるようにするソフトウェアである。なお、成形機シーケンスプログラムとは、ラダー言語等で射出成形機Mの動作順序,動作処理等が記述されたものであり、例えば、自動運転時には、型締→射出装置前進→射出→計量→射出装置後退→型開→成形品突出し→型締を繰り返し実行させることができる。このようなマルチタスク・リアルタイム・オペレーション用プログラムは、CJinternational社製の「ISaGRAF」やKWsoftware社製の「ProConOs」等の国際規格(IEC61131−3)準拠のシーケンスソフトウェアを用いることができる。以上により、PLC部3aとHMI部3bを有する第二コンピュータ処理部3が構成される。なお、図1中、53は電源部を示す。
【0025】
よって、このような制御装置1を構成することにより、高速処理が要求される射出工程におけるプロセス制御(シーケンス制御及びフィードバック制御)は、高速処理専用CPU11を備える第一コンピュータ処理部2により実行されるため、数百〔μsec〕以下の高速処理が可能となる。特に、高度の成形品、例えば、超薄肉の製品や末端微細の製品を成形するためには、より高速処理(射出速度の高速化)が要求されるが、このような高度成形に対しても柔軟に対応することができる。
【0026】
一方、射出工程におけるプロセス制御以外の処理を担う高速処理の要求されないPLC部3a及びHMI部3bは、処理速度がミリ秒程度となる単一の汎用CPU21を備える第二コンピュータ処理部3により実行されるため、PLC部とHMI部を分散させることによる諸問題、即ち、システムを再構築する場合に、シーケンス制御部や制御パネル部をそれぞれ個別に変更し、最後にシステム全体の見直しが必要となるため、リアルタイムでの実施が不可能となる問題や各機能部が固有のアーキテクチャを有するため、新規の処理技術の導入が限定されてしまう問題、さらにはアナログ処理部(フィードバック制御部)とシーケンス制御部の多層構造が処理上の障害となるため、制御における処理速度の高速化が困難となる問題等、ハードウェア及びソフトウェアの双方の量が大幅に増加し、開発,保守,コスト等での負担が著しく大きくなる各種の問題を解消できる。
【0027】
したがって、本実施例に係る制御装置1によれば、従来におけるPLC部とHMI部を分散させることによる諸問題を一掃することができることに加えて、装置全体に対する十分なコストダウン及び性能向上(高度成形)の双方を同時に実現することができる。
【0028】
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、細部の構成(ハードウェア,ソフトウェア),部品類(スイッチ部,センサ部,アクチュエータ部等),接続機器類(外部記憶装置,出力装置,入力装置,表示装置,通信機器等)及び数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができる。
【0029】
【発明の効果】
このように、本発明に係る射出成形機の制御装置は、射出工程のプロセス制御処理を実行する高速処理専用の第一コンピュータ処理部と、この第一コンピュータ処理部による処理以外の処理を実行するPLC部及びHMI部を有する第二コンピュータ処理部を備えるため、PLC部とHMI部を分散させることによる諸問題を一掃できることに加えて、装置全体に対する十分なコストダウン及び性能向上(高度成形)の双方を同時に実現できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る射出成形機の制御装置のブロック構成図、
【図2】同制御装置における外部ユニットのブロック構成図、
【図3】同制御装置を備える射出成形機の概要図、
【符号の説明】
1 制御装置
2 第一コンピュータ処理部
2x PLC制御系
3 第二コンピュータ処理部
3a PLC部
3b HMI部
3x PLC制御系
3y PLC制御系
11 高速処理専用CPU
12 内部メモリ
13 高速処理専用インターフェイス
21 汎用CPU
23 インターフェイス
24 インターフェイス
31 外部記憶装置
32 外部記憶装置用インターフェイス
33 出力装置
34 出力装置用インターフェイス
35 入力装置
36 入力装置用インターフェイス
37 表示装置
38 表示装置用インターフェイス
39 通信用インターフェイス
M 射出成形機
Sia 検出信号
Soa 制御信号
Sic 検出信号
Soc 制御信号
Dib 切換データ
Dob 制御指令データ

Claims (9)

  1. コンピュータ処理部を備える射出成形機の制御装置において、射出工程のプロセス制御処理を実行する高速処理専用の第一コンピュータ処理部と、この第一コンピュータ処理部による処理以外の処理を実行するPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)部及びHMI(ヒューマン・マシーン・インターフェイス)部を有する第二コンピュータ処理部を備えることを特徴とする射出成形機の制御装置。
  2. 前記第一コンピュータ処理部は、高速処理専用CPUを備えることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の制御装置。
  3. 前記第一コンピュータ処理部は、射出工程を実行するシーケンス制御用プログラム及びフィードバック制御用プログラムを格納する内部メモリを備えることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の制御装置。
  4. 前記第一コンピュータ処理部は、射出工程の物理量を検出するセンサ部の検出信号をアナログ−ディジタル変換して前記高速処理専用CPUに付与し、かつ前記高速処理専用CPUから得る制御指令データをディジタル−アナログ変換した制御信号を射出工程の動作を司るアクチュエータ部に付与するインターフェイスを有するPLC制御系を備えることを特徴とする請求項2又は3記載の射出成形機の制御装置。
  5. 前記第二コンピュータ処理部は、前記PLC部及び前記HMI部に用いる汎用CPUを備えることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の制御装置。
  6. 前記第二コンピュータ処理部は、前記PLC部を機能させるPLC用プログラムと、前記HMI部を機能させるHMI用プログラムと、前記PLC部と前記HMI部のタスク管理を実行するマルチタスク・リアルタイム・オペレーション用プログラムを格納する内部メモリを備えることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の制御装置。
  7. 前記PLC部は、スイッチ部の切換データを前記汎用CPUに付与し、かつ前記汎用CPUから得る制御指令データをアクチュエータ部に付与するインターフェイスを有するPLC制御系を備えることを特徴とする請求項5又は6記載の射出成形機の制御装置。
  8. 前記PLC部は、センサ部の検出信号をアナログ−ディジタル変換して前記汎用CPUに付与し、かつ前記汎用CPUから得る制御指令データをディジタル−アナログ変換した制御信号をアクチュエータ部に付与するインターフェイスを有するPLC制御系を備えることを特徴とする請求項5又は6記載の射出成形機の制御装置。
  9. 前記HMI部は、少なくとも外部記憶装置を接続する外部記憶装置用インターフェイス,出力装置を接続する出力装置用インターフェイス,入力装置を接続する入力装置用インターフェイス,表示装置を接続する表示装置用インターフェイス,通信装置に接続する通信用インターフェイスの一又は二以上を備えることを特徴とする請求項5又は6記載の射出成形機の制御装置。
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