JP3555376B2 - 車両用空気ばね - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアクスルケースの両端部を懸架するバス、トラツクなどに適した空気ばね式懸架機構、特にストロークが小さい時はばね定数が小さく(柔かく)、ストロークが大きくなるとばね定数が大きく(硬く)なる特性をもつ車両用空気ばねに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気ばねに副空気槽(サブタンク)を電磁開閉弁を介して連通・遮断することにより、空気ばねのばね定数を加減する車両用空気ばねは、構成が複雑であり、広い搭載空間を必要とし、製造経費も嵩むという難点がある。
【0003】
普通の車両用空気ばねではストロークが大きくなるとバンプストツパが働き、ばね定数が大きくなるようになつてはいるが、バンプストツパに当つた時に急にばね定数が変化しするので、乗り心地が悪くなる。
【0004】
特開昭61−63048号公報に開示される車両用空気ばねでは、ストロークの増加に応じて上下2つの空気室が連通する状態から遮断される状態に切り換わり、ばね定数が大きくなるようになつている。しかし、2つの空気室は所定のストロークで必ずしも遮断されるとは限らない。例えば、空気ばねが斜めにストロークすると遮断部分に隙間が生じ、2つの空気室を完全に互いに遮断することができない。2つの空気室はゴムの膜により遮断ないし分離されるようになつているので、空気室の間の圧力差が大きくなると、高圧の空気室の空気が低圧の空気室へ洩れてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は上述の問題に鑑み、副空気槽を必要とせず、動作が確実であり、空気ばねのストロークが所定値を超えると、ロツドに案内支持された蓋板が下側の空気室を完全に閉鎖し、ばね定数が大きくなるようにした車両用空気ばねを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の構成はカツプ型の外筒と内筒の互いに対向する開口端に、ベローズの各端部を結合して空気ばね本体を構成し、前記外筒と内筒の各軸心を貫通するロツドに、ばねにより前記内筒の方へ付勢された状態で蓋板を前記ロツドに昇降可能に外嵌支持し、前記蓋板は前記空気ばね本体が所定のストローク以下では前記内筒の開口端縁から離れ、所定のストローク以上では前記内筒の開口端縁に当接することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明では油圧緩衝器などのロツドが空気ばね本体を貫通して配され、ロツドに蓋板が昇降可能に支持され、空気ばねのストロークが所定値を超えると、蓋板が下側の空気室を閉鎖する。蓋板はロツドにより下側の空気室と同軸に案内されるので、蓋板が斜めに傾くことはなく、作動が確実である。
【0008】
上側の空気室と下側の空気室に圧力差が生じても、蓋板が下側の空気室を閉鎖している時、上側の空気室のより高い空気圧により、蓋板が下側の空気室へ押し付けられるので、空気洩れは生じない。
【0009】
蓋板が開く時には上側の空気室と下側の空気室との圧力差が小さくなる傾向にあるので、蓋板の開閉に大きな動作力を必要としない。
【0010】
特に、アクスルケースの両端部を空気ばねにより車枠に懸架する形式の車両では、ばね定数を小さく設定した場合に、直進走行での車体の上下振動に対しては乗り心地がよくなり、また旋回走行で車体が横に傾き、車体荷重が片側の空気ばねに集中する時、空気ばねのばね定数が大きくなり、車体のロールを抑えるように働き、操縦安定性が向上する。
【0011】
【実施例】
図1は本発明に係る車両用空気ばねの正面断面図である。空気ばねは空気室Aを区画する逆カツプ型の外筒13と、空気室Bを区画するカツプ型の内筒20とからなり、両者はベローズ18により互いに連結される。すなわち、ベローズ18の一端が外筒13の下端部に結合され、ベローズ18の他端が内筒20の上端部に結合される。内筒20の底壁20aには、公知の油圧緩衝器23のシリンダ19に結合した取付フランジ22が重ね合され、図示していない複数のボルトにより結合される。緩衝器23のシリンダ19から下方へ突出するロツド24は、取付ブツシユ25を介して例えばアクスルケースまたは懸架腕に連結される。
【0012】
油圧緩衝器23はシリンダ19の内部にピストンを嵌挿してなり、ピストンから上方へ突出するロツド15が空気室Aを経て外筒13の上端壁を貫通し、空気ばねの車体取付部Mへ結合される。すなわち、車体取付部Mは筒体4に底板12を結合されるとともに、外周壁に円錐状のフランジ8を取り付けられる。フランジ8の上にマウントラバー3を介して取付板7が焼き付けられ、取付板7は複数のボルトにより車体に固定されるようになつている。
【0013】
前述したロツド15はロツド15と一体のばね座9を、外筒13の上端壁の内面に当接される。ロツド15の上端は、外筒13の上端壁の外面に当てた弾性座板10と底板12を貫通し、ナツト5を螺合されて外筒13へ締結される。筒体4の上端はキヤツプ6により閉鎖される。
【0014】
本発明によれば、空気室A,Bの間を連通・遮断する蓋板17が、ロツド15に昇降可能に支持され、ロツド15に巻装したばね14がばね座9と蓋板17との間に介装される。ばね14の上端はばね座9に、ばね14の下端は蓋板17にそれぞれ係止され、蓋板17が落下しないように構成される。蓋板17の下面には内筒20の上端縁に当接する環状の弾性シール17aが結合される。
【0015】
次に、本発明による車両用空気ばねの作動について説明する。通常の状態(例えば停車中)では、蓋板17は内筒20の上端縁から十分離れた状態にあり、空気室Aと空気室Bが互いに連通しているのでばね定数が小さく、乗り心地が保証される。公知のように、空気室A,Bには図示してない空気槽の加圧空気が車高調整弁を経て出入口16から供給されるか、空気室A,Bの空気が車高調整弁を経て外部へ排出され、車体荷重と釣り合つた状態にあり、基準の車高を保つている。車両の走行中、路面入力によりロツド24とシリンダ19と内筒20が押し上げられると、内筒20の上端縁が弾性シール17aに当たり、空気室Bが閉鎖される。したがつて、内筒20がさらにばね14の力に抗して押し上げられる時は、空気室Aだけが空気ばねとして働き、ばね定数が大きくなる。
【0016】
本発明では、油圧緩衝器23のシリンダ19とロツド15が、外筒13と内筒20の軸心に配され、蓋板17がロツド15に昇降可能に案内支持されているので、内筒20が押し上げられる時蓋板17が傾くことはなく、常に内筒20の上端縁に確実に当接するので、弾性シール17aの部分から空気室Aの空気が空気室Bへ洩れることはなく、安定したばね特性が得られる。
【0017】
図2に示す実施例では、空気ばねのばね定数が切り換わる時のストロークを、車高、走行条件などに応じて調整できるようにしたものである。ばね座9をロツド15に昇降可能に支持し、蓋板17とばね座9との間に、ロツド15に巻き付けたばね14を介装し、ロツド15に対するばね座9の高さを変更することにより、蓋板17が空気室Bを閉鎖する時期すなわちストロークを加減する。
【0018】
ロツド15の上端部に筒型のねじ軸34が外嵌固定され、ねじ軸34の上端が外筒13の上端壁の内面へ当接される。ねじ軸34にばね座9が螺合され、ばね座9と蓋板17との間にばね14が介装される。ばね14の上端はばね座9に係止され、ばね14の下端は蓋板17に係止される。ばね座9は周縁に歯車9aを形成され、該歯車9aは電動機31により駆動されるピニオン32と噛み合される。
【0019】
いま、原動機31によりピニオン32を駆動し、ばね座9を回転させれば、ばね座9がねじ軸34に対して螺動する。つまり、ばね座9と一緒に蓋板17も昇降する。ばね座9を低くするほど、空気ばねが基準の位置から縮む方向のストロークが小さい内に蓋板17に内筒20が当接し、空気ばねのばね定数が大きくなる。したがつて、道路条件、積載量、走行条件などに応じて空気ばねのばね定数が切り換わるストロークを加減し、乗り心地を損わず良好な操縦安定性が得られる。
【0020】
上述の実施例では、空気ばね本体の外筒が車枠側に支持され、内筒が車軸側に支持されているが、逆に空気ばね本体の内筒が車枠側に支持され、外筒が車軸側に支持されるように構成しても同様の作用効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は上述のように、カツプ型の外筒と内筒の互いに対向する開口端に、ベローズの各端部を結合して空気ばね本体を構成し、前記外筒と内筒の各軸心を貫通するロツドに、ばねにより前記内筒の方へ付勢された状態で蓋板を前記ロツドに昇降可能に外嵌支持し、前記蓋板は前記空気ばね本体が所定のストローク以下では前記内筒の開口端縁から離れ、所定のストローク以上では前記内筒の開口端縁に当接するようにしたものであり、副空気槽を必要としないので、全体として小形になり、製造経費を節減できる。
【0022】
空気ばねのストロークが所定値を超えると、下側の空気室が閉鎖され、空気ばねのばね定数が大きくなるので、旋回走行時の車体のロールが抑えられ、操縦安定性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用空気ばねの正面断面図である。
【図2】本発明の変更実施例に係る車両用空気ばねの正面断面図である。
【符号の説明】
A:上側空気室 B:下側空気室 M:車体取付部 2:ボルト 3:マウントラバー 4:筒体 5:ナツト 6:キヤツプ 7:取付板 8:フランジ 9:ばね座 9a:歯車 10:弾性座板 12:底板 13:外筒 14:ばね
15:ロツド 16:空気出入口 17:蓋板 17a:弾性シール 18:ベローズ 19:シリンダ 20:内筒 20a:底壁 22:取付フランジ
23:油圧緩衝器 24:ロツド 25:取付ブツシユ 31:電動機 32:ピニオン 34:ねじ軸

Claims (2)

  1. カツプ型の外筒と内筒の互いに対向する開口端に、ベローズの各端部を結合して空気ばね本体を構成し、前記外筒と内筒の各軸心を貫通するロツドに、ばねにより前記内筒の方へ付勢された状態で蓋板を前記ロツドに昇降可能に外嵌支持し、前記蓋板は前記空気ばね本体が所定のストローク以下では前記内筒の開口端縁から離れ、所定のストローク以上では前記内筒の開口端縁に当接することを特徴とする車両用空気ばね。
  2. 前記ロツドに形成したねじ軸に前記ばね座を螺合し、該ばね座の回転によりばね座の高さを調整可能にした、請求項1に記載の車両用空気ばね。
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