JP3554210B2 - テープ印刷装置およびその制御方法 - Google Patents

テープ印刷装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理を行うテープ印刷装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のテープ印刷装置は、例えばラベルを作成する際、図10および図11に示すように、テープカッタ等の構造上の要件から、印刷開始位置P1と切断位置P2とが離れているため、テープの前端部分にその間の固定された長さP1〜P2(以下「ヘッドカッタ間の長さLD」という)分が未使用部分として残っていた(図10(a)、図11(a)斜線部)。この未使用部分は、図9(a)に示すように、前端をカットするか、図9(b)に示すように、印刷終了後ハサミ等でカットするためにカットマークを印刷するといった方法(以下前者を「前カット処理」、後者を「前カットマーク印刷処理」という)によって、切り取るようにしていた。
【0003】
ところが、このテープの未使用部分は、無駄となるばかりかカットする煩わしさもあり、できればないほうがよい。そこで、例えば前カット処理の一方法として、テープの前後の余白長が設定できる印刷装置においては、図10(b)に示す方法があった。これは、ヘッドカッタ間の長さLD>設定したテープ前端部分の余白長(以下「設定した前余白長LA」という)の場合、印刷画像データの先頭から長さLA分のデータを読み飛ばして(LD−LA)分の印刷を行い、一旦印刷を中断して、テープの前端をカットした後、残りの印刷画像データを印刷するといった方法であり、前記の方法と比較して、長さLA分のテープが節約される。また、LD≦LAの場合には、図11(b)に示すように、印刷前に前カット処理や前カットマーク印刷処理を行わず、印刷画像データの先頭から長さLD分を読み飛ばすことによって、テープの未使用部分をなくすといった方法があった。また、LD>LAの場合の別の方法として、図10(c)に示すように(LD−LA)分だけ、印刷時と反対方向にテープ送りをした後、印刷画像データの先頭から長さLA分を読み飛ばして印刷を行うといった方法があった。この方法によると、テープの前端をカットする必要がないため、未使用部分が生じず、テープを無駄にすることがなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の構成では、前述したいかなる方法であっても、設定した前余白長LA分しか考慮されておらず、印刷画像データの先頭からそれ以外の空白部分がある場合でも、最大長さLA分の節約しかできなかった。
また、印刷時と反対方向にテープ送りをする方法は、上記の問題は解決できるものの、テープ送りの構造が複雑になってしまうといった問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理を行うテープ印刷装置において、印刷時と反対方向にテープ送りをすることなく、テープ前端部分の無駄(未使用部分)を少なくするテープ印刷装置およびその制御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のテープ印刷装置は、1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データを記憶する記憶手段と、印刷ヘッドにより印刷画像をテープに印刷する印刷手段と、印刷ヘッドからヘッドカッタ間の長さLDの位置に設けられた、テープをカットするカッタと、印刷画像データに基づいて、印刷手段による印刷およびカッタによるカットを制御するとともに、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行う制御手段とを備えたテープ印刷装置において、制御手段は、印刷画像データの先頭からヘッドカッタ間の長さLD分のデータで表現される印刷画像が、空白画像のみから構成されるか否かを判定し、当該判定条件を満たす場合に、テープ前端処理を行う代わりに、印刷画像データの先頭から長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とする。
【0007】
また、本発明のテープ印刷装置の制御方法は、1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データに基づいて、印刷画像をテープに印刷するとともに、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行うテープ印刷装置の制御方法であって、印刷画像データの先頭からヘッドカッタ間の長さLD分のデータで表現される印刷画像が、空白画像のみから構成されるか否かを判定し、当該判定条件を満たす場合に、テープ前端処理を行う代わりに、印刷画像データの先頭から長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とする。
【0008】
印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理や、印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理を行うテープ印刷装置において、例えばラベルを作成する際、印刷画像には、設定した前余白長以外にも種々の空白部分が考えられる。このため、印刷画像データの先頭からヘッドカッタ間の長さLD分のデータで表現される印刷画像が、空白画像のみから構成されるか否かを判定し、当該判定条件を満たす場合は、印刷画像データの先頭から長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することにより、前カット処理や前カットマーク印刷処理を行う必要がない。従って、テープ送りを工夫することなく、テープ前端部分の未使用部分をなくすことができる。
【0009】
本発明の他のテープ印刷装置は、1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データを記憶する記憶手段と、印刷ヘッドにより印刷画像をテープに印刷する印刷手段と、印刷ヘッドからヘッドカッタ間の長さLDの位置に設けられた、テープをカットするカッタと、印刷画像データに基づいて、印刷手段による印刷およびカッタによるカットを制御するとともに、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行う制御手段とを備えたテープ印刷装置において、制御手段は、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであって設定した割付に従って印刷画像に1以上のキャラクタ画像を配置したときの先頭のキャラクタ画像の前端以前の空白部分の長さを含むLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、LD≦LBの判定条件を満たす場合に、テープ前端処理を行う代わりに、印刷画像データの先頭から長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の他のテープ印刷装置の制御方法は、1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データに基づいて、印刷画像をテープに印刷するとともに、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行うテープ印刷装置の制御方法であって、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであって設定した割付に従って印刷画像に1以上のキャラクタ画像を配置したときの先頭のキャラクタ画像の前端以前の空白部分の長さを含むLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、LD≦LBの判定条件を満たす場合に、テープ前端処理を行う代わりに、印刷画像データの先頭から長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とする。
【0011】
印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理や、印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理を行うテープ印刷装置において、例えばラベルを作成する際、印刷画像には、設定した前余白長以外にも種々の空白部分が考えられる。この空白部分を、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLB、また印刷開始位置から切断位置までの長さを、ヘッドカッタ間の長さLDとしたとき、この構成によれば、長さLBと長さLDとの比較によって、印刷制御が行われる。
とくにLD≦LBの関係を満たす場合、印刷画像データの先頭から長さLD分を読み飛ばして印刷することにより、前カット処理や前カットマーク印刷処理を行う必要がない。従って、テープ送りを工夫することなく、テープ前端部分の未使用部分をなくすことができる。
また、ユーザが所望するキャラクタ画像の配置を設定することによって生じる、先頭のキャラクタ画像の前端以前の空白部分の長さが、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBに含まれるため、よりテープ前端部分の未使用部分を少なくすることができる。
【0012】
本発明の他のテープ印刷装置は、1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データを記憶する記憶手段と、印刷ヘッドにより印刷画像をテープに印刷する印刷手段と、印刷ヘッドからヘッドカッタ間の長さLDの位置に設けられた、テープをカットするカッタと、印刷画像データに基づいて、印刷手段による印刷およびカッタによるカットを制御するとともに、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行う制御手段とを備えたテープ印刷装置において、制御手段は、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであってスペースコードによる空白キャラクタ画像の長さを含むLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、LD≦LBの判定条件を満たす場合に、テープ前端処理を行う代わりに、印刷画像データの先頭から長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とする。
【0013】
また、本発明の他のテープ印刷装置の制御方法は、1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データに基づいて、印刷画像をテープに印刷するとともに、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行うテープ印刷装置の制御方法であって、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであってスペースコードによる空白キャラクタ画像の長さを含むLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、LD≦LBの判定条件を満たす場合に、テープ前端処理を行う代わりに、印刷画像データの先頭から長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とする。
【0014】
印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理や、印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理を行うテープ印刷装置において、例えばラベルを作成する際、印刷画像には、設定した前余白長以外にも種々の空白部分が考えられる。この空白部分を、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLB、また印刷開始位置から切断位置までの長さを、ヘッドカッタ間の長さLDとしたとき、この構成によれば、長さLBと長さLDとの比較によって、印刷制御が行われる。
とくにLD≦LBの関係を満たす場合、印刷画像データの先頭から長さLD分を読み飛ばして印刷することにより、前カット処理や前カットマーク印刷処理を行う必要がない。従って、テープ送りを工夫することなく、テープ前端部分の未使用部分をなくすことができる。
また、キャラクタ画像の先頭からの1以上の連続したスペースコードによる空白キャラクタ画像が、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBに含まれるため、よりテープ前端部分の未使用部分を少なくすることができる。
【0015】
本発明の他のテープ印刷装置は、1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データを記憶する記憶手段と、印刷ヘッドにより印刷画像をテープに印刷する印刷手段と、印刷ヘッドからヘッドカッタ間の長さLDの位置に設けられた、テープをカットするカッタと、印刷画像データに基づいて、印刷手段による印刷およびカッタによるカットを制御するとともに、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行う制御手段とを備えたテープ印刷装置において、制御手段は、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであってキャラクタ画像のプロポーションによる空白部分の長さを含むLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、LD≦LBの判定条件を満たす場合に、テープ前端処理を行う代わりに、印刷画像データの先頭から長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とする。
【0016】
また、本発明の他のテープ印刷装置の制御方法は、1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データに基づいて、印刷画像をテープに印刷するとともに、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理および印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行うテープ印刷装置の制御方法であって、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであってキャラクタ画像のプロポーションによる空白部分の長さを含むLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、LD≦LBの判定条件を満たす場合に、テープ前端処理を行う代わりに、印刷画像データの先頭から長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とする。
【0017】
印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理や、印刷画像の前端にテープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理を行うテープ印刷装置において、例えばラベルを作成する際、印刷画像には、設定した前余白長以外にも種々の空白部分が考えられる。この空白部分を、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLB、また印刷開始位置から切断位置までの長さを、ヘッドカッタ間の長さLDとしたとき、この構成によれば、長さLBと長さLDとの比較によって、印刷制御が行われる。
とくにLD≦LBの関係を満たす場合、印刷画像データの先頭から長さLD分を読み飛ばして印刷することにより、前カット処理や前カットマーク印刷処理を行う必要がない。従って、テープ送りを工夫することなく、テープ前端部分の未使用部分をなくすことができる。
また、印刷画像の前端からの空白部分に連続するキャラクタ画像の、プロポーションによる空白部分の長さが、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBに含まれるため、よりテープ前端部分の未使用部分を少なくすることができる。
【0018】
上記において、制御手段は、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、LD>LBの判定条件を満たす場合に、印刷画像データの先頭から長さLB分のデータを読み飛ばして(LD−LB)分を印刷し、一旦印刷を中断して、前カット処理を行った後、残りの印刷画像データを印刷することが好ましい。
【0019】
また、上記において、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、LD>LBの判定条件を満たす場合に、印刷画像データの先頭から長さLB分のデータを読み飛ばして(LD−LB)分を印刷し、一旦印刷を中断して、前カット処理を行った後、残りの印刷画像データを印刷することが好ましい。
【0020】
この構成によれば、印刷画像の前端でテープをカットする前カット処理を行うテープ印刷装置において、例えばラベルを作成する際、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBとヘッドカッタ間の長さLDとの比較によって印刷制御が行われる。
とくに、LD>LBの関係を満たす場合、長さLB分のデータを読み飛ばして(LD−LB)分を印刷し、一旦印刷を中断して、テープの前端をカットした後、残りの印刷画像データを印刷する。このため、テープ前端部分の未使用部分を(LD−LB)分の長さにとどめることができる。
【0021】
これらの場合、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBには、設定した前余白長を含むことが好ましい。
【0022】
また、これらの場合、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBには、設定した前余白長を含むことが好ましい。
【0023】
これらの構成によれば、ユーザが所望する前余白長の設定によって生じる前余白長が、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBに含まれるため、よりテープ前端部分の未使用部分を少なくすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る画像作成方法およびその装置を適用したテープ印刷装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】
図1および図2は、本実施形態におけるテープ印刷装置の全体および開閉蓋を開けたときの外観構成を示し、図3は、その制御系のブロック図である。図1および図2に示すように、このテープ印刷装置1は、上下2分割の装置ケース2により外殻が形成され、装置ケース2の前端部分上面には各種入力キーから成るキーボード3を備え、後部上面の左右にはそれぞれ開閉蓋21とディスプレイ4とが配設されている。
【0032】
また、図3に示すように、基本的な構成として、キーボード3やディスプレイ4を有してユーザとのインタフェースを行う操作部11、印刷ヘッド7やテープ送り部120を有してポケット6内に装着したテープカートリッジ5のテープTに印刷を行う印刷部12、印刷後のテープTの切断を行う切断部13、各種センサを有して各種検出を行う検出部14、各種ドライバを有して各部回路を駆動する駆動部270、および、テープ印刷装置1内の各部を制御する制御部200を備えている。このため、装置ケース2の内部には、印刷部12、切断部13、検出部14などの他、図外の回路基板が収納されている。また、この回路基板には、図外の電源ユニットの他、駆動部270や制御部200の各回路などが搭載され、電源ユニットは、ACアダプタ接続口24や外部から着脱可能なニッカド電池等の図外の電池に接続されている。
【0033】
テープ印刷装置1では、ユーザが、ポケット6にテープカートリッジ5を装着した後、ディスプレイ4により入力・編集結果を確認しながらキーボード3により所望の文字など(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ)の印刷情報を入力して、印刷を指示すると、テープ送り部120によりテープカートリッジ5からテープTを繰り出して、印刷ヘッド7によりテープTに所望の印刷を行い、印刷済み部分はテープ排出口22から随時外部に送り出される。所望の印刷が完了すると、テープ送り部120は、余白分を含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止する。
【0034】
図2および図3に示すように、印刷部12には、開閉蓋21の内側に、テープカートリッジ5を装着するためのポケット6が設けられていて、テープカートリッジ5はこの開閉蓋21を開放した状態でポケット6に対して着脱される。テープカートリッジ5には、カートリッジケース51の内部に一定の幅(4.5mm〜48mm程度)のテープTとインクリボンRとが収容されており、また、ポケット6に配設されたヘッドユニット61に差し込むための貫通孔55が形成されている。また、相異なる幅等のテープTの種別を識別できるように、裏面に小さな複数の孔が設けられ、ポケット6には、この孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサ142が設けられていて、これにより、テープTの種別を検出できるようになっている。
【0035】
テープTは、裏面に接着面が形成され、それが剥離紙によって覆われた構成になっている。テープTとインクリボンRは、貫通孔55の位置で相互に重なり合った状態で走行するとともに、テープTのみが外部に排出され、インクリボンRは内部で巻き取られるようになっている。ヘッドユニット61には、サーマルヘッドから成る印刷ヘッド7が内蔵されており、テープカートリッジ5がポケット6に装着された状態で、印刷ヘッド7が、テープカートリッジ5の貫通孔55から露出しているインクリボンRの裏面に当たるようになっている。そして、印刷ヘッド7を発熱駆動することにより、所望の文字などがテープTの表面に印刷される。
【0036】
また、ポケット6には、環境(周囲)温度を検出して報告するサーミスタなどの周囲温度センサ143が設けられていて、周囲温度を検出して制御部200に報告する。また、装置ケース2の左側部には、ポケット6と装置外部とを連通するテープ排出口22が形成され、テープ排出口22には、送りだしたテープTを切断するテープカッタ132が臨んでいる。また、ポケット6には、装着されたテープカートリッジ5の被駆動部が係合する駆動軸62、63などが設けられており、送りモータ121を駆動源として、これらの駆動軸62、63により、テープカートリッジ5内のテープTおよびインクリボンRの送りが行われ、かつこれらに同期して印刷ヘッド7を駆動することで、印刷が行われる。また、印刷完了後、テープTの送りが続行され所定の切断位置がテープカッタ132の位置まで送られる。
【0037】
なお、印刷ヘッド7の表面に密着してサーミスタなどのヘッド表面温度センサ144が設けられていて、印刷ヘッド7の表面温度を検出して制御部200に報告する。また、送りモータ121の先端には図外の検出開口が形成された円盤が固着され、その検出開口に臨むようにフォトセンサ等を有する回転速度センサ141が設けられていて、送りモータ121の回転速度を検出して制御部200に報告する。
【0038】
切断部13は、テープカッタ132と、任意長印刷などの場合に手動によりテープカッタ132を切断動作させるカットボタン133と、定長印刷などの場合に自動的にテープカッタ132を切断動作させるカッタモータ131と、を備えている。また、これにより、テープ印刷装置1では、モード設定によって、自動/手動を切り替えられるようにしている。このため、手動カットの場合、印刷が完了した時点で、ユーザが、装置ケース2に配設されたカットボタン133を押すことで、テープカッタ132が作動しテープTが所望の長さに切断される。また、自動カットの場合、印刷が終了して余白分だけテープ送りされ、それが停止すると同時に、カッタモータ131が駆動され、テープTの切断が行われる。
【0039】
検出部14は、前述の回転速度センサ141、テープ識別センサ142、周囲温度センサ143、ヘッド表面温度センサ144を備えている。なお、実状に合わせて、これらを省略した構成とすることもできる。
【0040】
駆動部270は、ディスプレイドライバ271と、ヘッドドライバ272と、モータドライバ273とを備えている。ディスプレイドライバ271は、制御部200から出力される制御信号に基づき、その指示に従って、操作部11のディスプレイ4を駆動する。同様に、ヘッドドライバ272は、制御部200の指示に従って、印刷部12の印刷ヘッド7を駆動する。また、モータドライバ273は、印刷部12の送りモータ121を駆動する送りモータドライバ273dと、切断部13のカッタモータ131を駆動するカッタモータドライバ273cとを有し、同様に、制御部200の指示に従って、各モータを駆動する。
【0041】
操作部11は、キーボード3とディスプレイ4とを備えている。ディスプレイ4は、横方向(X方向)約6cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形の形状の内側に、96ドット×64ドットの表示画像データを表示可能な表示画面41を有し、ユーザがキーボード3からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード3から各種指令・選択指示等を入力したりする際などに用いられる。
【0042】
キーボード3には、図外のアルファベットキー群311、記号キー群312、数字キー群313、平仮名や片仮名等の仮名キー群314、および外字を呼び出して選択するための外字キー群315等を含む文字キー群31の他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群32などが配列されている。
【0043】
機能キー群32には、図外の電源キー321、印刷動作を指示するための印刷キー322、テキスト入力時のデータ確定や改行および選択画面における各種モードの選択指示のための選択キー323、並びに、それぞれ上(「↑」)、下(「↓」)、左(「←」)、右(「→」)方向へのカーソル移動や表示画面41の表示範囲を移動させるための4個のカーソルキー330(330U、330D、330L、330R:「カーソル「↑」キー330U」など)が含まれる。
【0044】
機能キー群32には、さらに、各種指示を取り消すための取消キー324、各キーの役割の変更等に用いられるシフトキー325、各種フォームを設定するためのフォームキー326が含まれる。
【0045】
なお、当然ながら、一般的なキーボードと同様に、これらのキー入力は、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー325等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。ここでは、理解を容易にするために上記の分だけキーがあるものとする。
【0046】
図3に示すように、キーボード3は、上述のような種々の指令およびデータを制御部200に入力する。
【0047】
制御部200は、CPU210、ROM220、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)230、RAM240、周辺制御回路(P−CON)250を備え、互いに内部バス260により接続されている。ROM220は、CPU210で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域221の他、色変換テーブルや文字修飾テーブルなどを含む制御データを記憶する制御データ領域222を有している。CG−ROM230は、テープ印刷装置1に用意されている文字、記号、図形等のフォントデータを記憶していて、文字等を特定するコードデータが与えられたときに、対応するフォントデータを出力する。
【0048】
RAM240は、電源キー321の操作により電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくように図外のバックアップ回路によって電源の供給を受けており、各種レジスタ群241や、ユーザがキーボード3から入力した文字等のテキストデータを記憶するテキストデータ領域242、表示画面41の表示画像データを記憶する表示画像データ領域243、印刷画像データを記憶する印刷画像データ領域244、描画登録画像データを記憶する描画登録画像データ領域245の他、印刷履歴データ領域246やその他の色変換バッファなどの各種変換バッファ領域247などの領域を有し、制御処理のための作業領域として使用される。
【0049】
P−CON250には、CPU21の機能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種々の計時を行うタイマ251などもP−CON250内の機能として組み込まれている。このため、P−CON250は、検出部14の各種センサやキーボード3と接続され、検出部14からの前述した各種検出信号およびキーボード3からの各種指令や入力データなどをそのままあるいは加工して内部バス260に取り込むとともに、CPU210と連動して、CPU210等から内部バス260に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部270に出力する。
【0050】
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムに従って、P−CON250を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、CG−ROM230からのフォントデータ、RAM240内の各種データ等を処理し、P−CON250を介して駆動部270に制御信号を出力することにより、印刷の位置制御や表示画面41の表示制御等を行うとともに、印刷ヘッド7を制御して所定の印刷条件でテープTに印刷するなど、テープ印刷装置1全体を制御している。
【0051】
次に、テープ印刷装置1の制御全体の処理フローについて、図4を参照して説明する。電源オン等により処理が開始すると、同図に示すように、まず、テープ印刷装置1を、前回の電源オフ時の状態に戻すために、退避していた各制御フラグを復旧するなどの初期設定を行い(S1)、次に、前回の表示画面を初期画面として表示する(S2)。図4のその後の処理、すなわちキー入力か否かの判断分岐(S3)および各種割込処理(S4)は、概念的に示した処理である。実際には、テープ印刷装置1では、初期画面表示(S2)が終了すると、キー入力割込を許可し、キー入力割込が発生するまでは、そのままの状態を維持し(S3:No)、何らかのキー入力割込が発生すると(S3:Yes)、それぞれの割込処理に移行して(S4)、その割込処理が終了すると、再度、キー入力割込待機状態(S3:No)となる。
【0052】
上述のように、テープ印刷装置1では、主な処理を割込処理により行うので、印刷対象となる印刷画像データができていれば、ユーザが任意の時点で印刷キー322を押すことにより、印刷キー割込が発生して、印刷処理が起動され、その印刷画像データによる印刷ができる。すなわち、印刷に至るまでの操作手順は、ユーザが任意に選択できる。
【0053】
また、テープ印刷装置1では、各種の制御モード等を選択指示するための機能キーを押すと、その機能キーに対応する割込が発生して、それに応じた割込処理が起動され、その選択指示に対応する選択画面がディスプレイ4の表示画面41に表示される。各種選択画面を表示している状態では、カーソルキー330を操作することにより、その選択画面に表示される制御モード等の複数の選択肢のいずれかを反転表示させることができ、その状態で選択キー323を押すことにより、その反転表示された選択肢を選択できる。
【0054】
ここで、テープ印刷装置1における操作について、以下に説明する。
例えば、図4で前述のキー入力割込待機状態(S3:No)で、フォームキー326を押すと、フォームキー割込が発生して、各種フォーム選択処理が起動され、表示画面41に各種フォームの選択画面が表示される。この状態で、カーソルキー330を操作することにより、例えば「印刷フォーム」の選択肢を反転表示させてから選択キー323を押すと、「印刷フォーム」の選択肢が選択されて、次に「印刷フォーム」の選択画面が表示される(以下、カーソルキー330の操作から選択キー323の操作を略して単に「選択する」という)。
【0055】
「印刷フォーム」の選択画面が表示されている状態で、各種選択肢の中から例えば「テープ長」(他の選択肢として「余白長」、「割付」等がある)を選択すると、テープ長モードが設定され、テープ長Lの設定画面が表示される。この状態において、数字キー313のうち任意の数字キーを押すことにより、テープ長Lを入力できる。
【0056】
テープ長はmm単位で入力するようになっており、例えば5cmのテープ長のラベルを作成する場合には、テープ長Lとして「50」が入力され、テープ長L=50となる旨が表示されるので、取り消す場合には、取消キー324を押してから新たな数字キーを入力する。また、テープ長L=50でよい場合には、選択キー323を押すことにより、テープ長L=50が確定して設定され、「印刷フォーム」の選択画面が表示されるので、テープ長のみの設定でよい場合(余白長、割付はデフォルト設定とする場合)は、さらに選択キー323を押して、各種フォーム選択処理を終了し、基準画面であるテキスト入力画面が表示され、キー入力割込待機状態(S3:No)に戻る。この状態で印刷処理を行うと、テープ長L=50、余白長LA=1mm(デフォルト設定)、割付=均等割付(デフォルト設定)に設定される。
【0057】
また、「テープ長」だけでなく続けて「余白長」も所望の長さに設定したい場合は、テープ長Lを確定した後、「印刷フォーム」の選択画面が表示された時点で、「余白長」を選択すると、余白長モードが設定され、余白長LAの設定画面が表示される。この状態において、前述の「テープ長」の設定の場合と同様、数字キー313のうちの任意の数字キーを押すことにより、余白長LAをmm単位で入力する。例えばラベルの前後に2mmの余白長を設ける場合には、余白長LAとして「2」が入力され、LA=2となる旨が表示されるので、取り消す場合には、取消キー324を押してから新たな数字キーを入力し、余白長LA=2でよい場合には、選択キー323を押すことにより余白長LA=2が、確定される。
【0058】
また、続けて「割付」を設定する場合には、「印刷フォーム」の選択画面が表示された時点で、「割付」を選択すると、割付モードが設定され、割付の選択画面が表示される。この状態において、各種選択肢の中から例えば「中寄せ」(他の選択肢として「均等割付」、「前寄せ」、「後寄せ」等がある)を選択すると、割付=中寄せとなる旨が表示されるので、取り消す場合には、取消キー324を押してから新たな選択肢を選択し、割付=中寄せでよい場合には、選択キー323を押すことにより割付=中寄せが、確定される。
【0059】
なお、本実施形態では、以上の手順で「印刷フォーム」の設定を行ったが、いかなる順序で設定を行ってもよく、例えば「余白長」、「割付」、「テープ長」の順に設定してもよい。また、設定がない場合には、全てデフォルト設定(例えば任意長印刷時の設定)でラベルが作成されるとしてもよい。
【0060】
また、上記実施形態では、余白長LAの設定を行わない場合には、デフォルト設定として、1mmが設定されるものとしたが、余白長LAの設定がない場合には、LA=0として、処理を行うようにしてもよい。
【0061】
次に、印刷処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。前述のように、ここでは、印刷フォームが、テープ長L=50、余白長LA=2、割付=中寄せに設定されている。
【0062】
ユーザが印刷キー322を押すと、前述のように、印刷キー割込が発生して、印刷処理が起動され、図6に示すように、まず図3等で前述のテープ識別センサ142からの報告信号(検出信号)により、テープTの種別を取得する(S101)。なお、テープTのテープ幅が1種類しかないなどテープTの種別を取得する必要がない場合には、この処理(S101)を省略してもよい。
【0063】
テープ種別取得(S101)が終了すると、次に、印刷フォームを取得する(S102)。ここでは、前述の通り、テープ長L=50、余白長LA=2、割付=中寄せを取得することになる。
【0064】
印刷フォームの取得(S102)が終了すると、次に印刷画像データを作成する(S103)。印刷画像データは、図5に示すように、キャラクタ画像部分Kと、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBと、印刷画像の後端から連続する空白部分の長さLCとからなる。
【0065】
また、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBは、設定した前余白長LAと、前余白長LA以外であって、印刷画像に1以上のキャラクタ画像を配置したときの、先頭のキャラクタ画像の前端以前の空白部分の長さLEと、キャラクタ画像の先頭から配置された1以上の連続したスペースコードによる空白部分の長さLFと、印刷画像の前端からの空白部分に連続するスペースコード以外のキャラクタ画像のプロポーションによる空白部分の長さLGとからなる。なお、本実施形態においては、前述のように、割付=中寄せに設定されているため、LB=LCとなる。
【0066】
次に、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBを算出する(S104)。印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBは、次式によって求められる。
LB=LA+LE+LF+LG
【0067】
次に本実施形態の印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLB算出後の動作を、切断装置を備えたテープ印刷装置における前カット処理を行う場合および切断装置を備えていないテープ印刷装置における前カットマーク印刷処理を行う場合について説明する。
【0068】
まず、切断装置を備えたテープ印刷装置における前カット処理を行う場合について、図7のフローチャートを参照して説明する。図6で前述のように、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBが算出され、この値LBとヘッドカッタ間の長さLDとが比較される(S201)。ここでLD≦LBと判断されたとき(S201:Yes)は、前カット処理を行わず印刷画像データの先頭からLD分を読み飛ばして印刷が行われ(S207)、終了する(S206)。この場合、テープ前端のカットは行われないため、当然テープの未使用部分は生じない。
【0069】
次に、LD>LBと判断されたとき(S201:No)は、まず、印刷画像データの先頭からLB分を読み飛ばし、(LD−LB)分の印刷を行う(S202)。その後一旦印刷を中断し(S203)、前カット処理を行う(S204)。このときカットされる長さは(LD−LB)となる。続いて残りの印刷画像データを印刷し(S205)、印刷が終了する(S206)。
【0070】
続いて、切断装置を備えていないテープ印刷装置における前カットマーク印刷処理を行う場合について、図8のフローチャートを参照して説明する。まず、前述の前カット処理の場合と同様、ヘッドカッタ間の長さLDと印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBを比較する(S301)。ここで、LD≦LBと判断されたとき(S301:Yes)、前カットマーク印刷処理を行わず、印刷画像データの先頭からLD分を読み飛ばして印刷が行われ(S305)、終了する(S304)。この場合も、前述の前カット処理の場合と同様に、テープの未使用部分は生じない。
【0071】
次に、LD>LBと判断されたとき(S301:No)は、図9(b)に示すような前カットマークが印刷される(S302)。この前カットマークは印刷終了後、ハサミ等でカットする際のカット位置を示すものである。その後、全印刷画像データが印刷され(S303)、印刷が終了する(S304)。
【0072】
以上説明したように、本実施形態によれば、前カット処理を行う場合においても、前カットマーク印刷処理を行う場合においても、ヘッドカッタ間の長さLDと印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBとを比較することによって、制御が行われるためテープの未使用部分をなるべく少なくすることができる。
【0073】
具体的に従来の構成と比べて説明すると、前述したように、従来は、設定した前余白長LAとヘッドカッタ間の長さLDを比較することによって制御を行っていた。そこで、図12における(a)〜(c)の状態について考えると、テープの未使用部分は、長さLDと長さLAを比較している従来の構成の場合と、長さLDと長さLBを比較している本実施形態の場合とでは、図13に示す表のような違いとなる。
【0074】
例えば、パターン▲1▼のLD>LAかつLD>LBの場合(図12(a))はテープの未使用部分が、従来の構成では(LD−LA)、本実施形態では(LD−LB)である。ここで、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBには、設定した前余白長LAが含まれる(図5参照)ため、常にLA<LBが成り立つ。よって、(LD−LA)>(LD−LB)となり、本実施形態の方が、テープの未使用部分が少なくなる。また、その他の場合のテープの未使用部分は、パターン▲2▼のLD>LAかつLD≦LBの場合(図12(b))は従来の構成では(LD−LA)、本実施形態では0となり、パターン▲3▼のLD≦LAかつLD≦LBの場合(図12(c))は従来の構成、本実施形態共に0となる。従って、本実施形態によると、いかなる場合であっても、従来の構成に比べてテープの未使用部分が多くなるということはなく、無駄が少ない。
【0075】
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、ヘッドカッタ間の長さLDは一定としたが、長さを切り換えられるようにしてもよい。
【0076】
また、上記実施形態では、テープの前後の設定した余白長LAを同一としたが、異なった値としてもよい。この場合、前余白の長さをLAf、後余白の長さをLAbとすると、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBは、LB=LAf+LE+LF+LGとして、算出することができる。
【0077】
また、上記実施形態では、本実施形態の印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLB算出後の動作を、切断装置を備えたテープ印刷装置における前カット処理および切断装置を備えていないテープ印刷装置における前カットマーク印刷処理に分けて説明したが、1台のテープ印刷装置において、前カット処理を行うか前カットマーク印刷処理を行うかの切り換えができるようにしてもよい。
【0078】
また、上記実施形態では、印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBとヘッドカッタ間の長さLDとを比較することによって、処理が行われるとしたが、印刷画像の先頭から長さLD分が空白画像のみで構成されるか否かによって、処理が行われるものとしてもよい。この場合、例えば印刷画像データの先頭からLD分が空白を示すドットデータか否かで判断してもよいし、空白長さを示すデータ値から判断してもよいし、その他データの構造に応じていかなる方法でもよい。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のテープ印刷装置およびその制御方法によれば、テープの前端を所定の位置でカットする前カット処理および前記テープの前端をカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理を行うテープ印刷装置において、印刷時と反対方向にテープ送りをすることなく、テープ前端部分の無駄(未使用部分)を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像作成方法およびその装置を適用したテープ印刷装置1の外観斜視図である。
【図2】図1のテープ印刷装置に対応する開蓋状態の外観斜視図である。
【図3】図1のテープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図4】図1のテープ印刷装置の概念的処理を示すフローチャートである。
【図5】印刷画像の一例を示す図である。
【図6】印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBを算出するまでの印刷処理の手順を示す図である。
【図7】前カット処理を行う場合のフローチャートである。
【図8】前カットマーク印刷処理を行う場合のフローチャートである。
【図9】(a)は、前カット処理を行った場合の例を示す図、(b)は、前カットマーク印刷処理を行った場合の例を示す図である。
【図10】ヘッドカッタ間の長さLD>設定した前余白長LAの場合の、従来の構成を示す図である。
【図11】ヘッドカッタ間の長さLD≦設定した前余白長LAの場合の、従来の構成を示す図である。
【図12】従来の構成と本実施形態との比較を説明するための図である。
【図13】従来の構成と本実施形態との比較結果を示す表である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置
3 キーボード
4 ディスプレイ
5 テープカートリッジ
7 印刷ヘッド
11 操作部
12 印刷部
13 切断部
14 検出部
31 文字キー群
32 機能キー群
41 表示画面
141 テープ識別センサ
142 回転速度センサ
200 制御部
210 CPU
220 ROM
230 CG−ROM
240 RAM
241 各種レジスタ群
242 テキストデータ領域
243 表示画像データ領域
244 印刷画像データ領域
270 駆動部
R インクリボン
T テープ

Claims (12)

  1. 1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データを記憶する記憶手段と、
    印刷ヘッドにより前記印刷画像をテープに印刷する印刷手段と、
    前記印刷ヘッドからヘッドカッタ間の長さLDの位置に設けられた、前記テープをカットするカッタと、
    前記印刷画像データに基づいて、前記印刷手段による印刷および前記カッタによるカットを制御するとともに、
    前記印刷画像の前端で前記テープをカットする前カット処理および前記印刷画像の前端に前記テープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行う制御手段とを備えたテープ印刷装置において、
    前記制御手段は、前記印刷画像データの先頭から前記ヘッドカッタ間の長さLD分のデータで表現される印刷画像が、空白画像のみから構成されるか否かを判定し、当該判定条件を満たす場合に、
    前記テープ前端処理を行う代わりに、前記印刷画像データの先頭から前記長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データを記憶する記憶手段と、
    印刷ヘッドにより前記印刷画像をテープに印刷する印刷手段と、
    前記印刷ヘッドからヘッドカッタ間の長さLDの位置に設けられた、前記テープをカットするカッタと、
    前記印刷画像データに基づいて、前記印刷手段による印刷および前記カッタによるカットを制御するとともに、
    前記印刷画像の前端で前記テープをカットする前カット処理および前記印刷画像の前端に前記テープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行う制御手段とを備えたテープ印刷装置において、
    前記制御手段は、前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであって設定した割付に従って前記印刷画像に前記1以上のキャラクタ画像を配置したときの先頭のキャラクタ画像の前端以前の空白部分の長さを含むLBと、前記ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、
    LD≦LBの判定条件を満たす場合に、
    前記テープ前端処理を行う代わりに、前記印刷画像データの先頭から前記長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とするテープ印刷装置。
  3. 1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データを記憶する記憶手段と、
    印刷ヘッドにより前記印刷画像をテープに印刷する印刷手段と、
    前記印刷ヘッドからヘッドカッタ間の長さLDの位置に設けられた、前記テープをカットするカッタと、
    前記印刷画像データに基づいて、前記印刷手段による印刷および前記カッタによるカットを制御するとともに、
    前記印刷画像の前端で前記テープをカットする前カット処理および前記印刷画像の前端に前記テープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行う制御手段とを備えたテープ印刷装置において、
    前記制御手段は、前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであってスペースコードによる空白キャラクタ画像の長さを含むLBと、前記ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、
    LD≦LBの判定条件を満たす場合に、
    前記テープ前端処理を行う代わりに、前記印刷画像データの先頭から前記長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とするテープ印刷装置。
  4. 1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データを記憶する記憶手段と、
    印刷ヘッドにより前記印刷画像をテープに印刷する印刷手段と、
    前記印刷ヘッドからヘッドカッタ間の長さLDの位置に設けられた、前記テープをカットするカッタと、
    前記印刷画像データに基づいて、前記印刷手段による印刷および前記カッタによるカットを制御するとともに、
    前記印刷画像の前端で前記テープをカットする前カット処理および前記印刷画像の前端に前記テープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行う制御手段とを備えたテープ印刷装置において、
    前記制御手段は、前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであってキャラクタ画像のプロポーションによる空白部分の長さを含むLBと、前記ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、
    LD≦LBの判定条件を満たす場合に、
    前記テープ前端処理を行う代わりに、前記印刷画像データの先頭から前記長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とするテープ印刷装置。
  5. 前記制御手段は、前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBと、前記ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、
    LD>LBの判定条件を満たす場合に、
    前記印刷画像データの先頭から前記長さLB分のデータを読み飛ばして(LD−LB)分を印刷し、一旦印刷を中断して、前記前カット処理を行った後、残りの前記印刷画像データを印刷することを特徴とする請求項2、3又は4に記載のテープ印刷装置。
  6. 前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBには、設定した前余白長を含むことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1に記載のテープ印刷装置。
  7. 1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データに基づいて、
    前記印刷画像をテープに印刷するとともに、
    前記印刷画像の前端で前記テープをカットする前カット処理および前記印刷画像の前端に前記テープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行うテープ印刷装置の制御方法であって
    前記印刷画像データの先頭から前記ヘッドカッタ間の長さLD分のデータで表現される印刷画像が、空白画像のみから構成されるか否かを判定し、当該判定条件を満たす場合に、
    前記テープ前端処理を行う代わりに、前記印刷画像データの先頭から前記長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
  8. 1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データに基づいて、
    前記印刷画像をテープに印刷するとともに、
    前記印刷画像の前端で前記テープをカットする前カット処理および前記印刷画像の前端に前記テープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行うテープ印刷装置の制御方法であって
    前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであって設定した割付に従って前記印刷画像に前記1以上のキャラクタ画像を配置したときの先頭のキャラクタ画像の前端以前の空白部分の長さを含むLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、
    LD≦LBの判定条件を満たす場合に、
    前記テープ前端処理を行う代わりに、前記印刷画像データの先頭から前記長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
  9. 1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データに基づいて、
    前記印刷画像をテープに印刷するとともに、
    前記印刷画像の前端で前記テープをカットする前カット処理および前記印刷画像の前端に前記テープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行うテープ印刷装置の制御方法であって
    前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであってスペースコードによる空白キャラクタ画像の長さを含むLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、
    LD≦LBの判定条件を満たす場合に、
    前記テープ前端処理を行う代わりに、前記印刷画像データの先頭から前記長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
  10. 1以上のキャラクタ画像を配置した印刷画像を表現する印刷画像データに基づいて、
    前記印刷画像をテープに印刷するとともに、
    前記印刷画像の前端で前記テープをカットする前カット処理および前記印刷画像の前端に前記テープをカットするためのカットマークを印刷する前カットマーク印刷処理のいずれか一方の処理を、テープ前端処理として行うテープ印刷装置の制御方法であって
    前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さであってキャラクタ画像のプロポーションによる空白部分の長さを含むLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、
    LD≦LBの判定条件を満たす場合に、
    前記テープ前端処理を行う代わりに、前記印刷画像データの先頭から前記長さLD分のデータを読み飛ばして印刷することを特徴とするテープ印刷装置の制御方法。
  11. 前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBと、ヘッドカッタ間の長さLDとの関係が、
    LD>LBの判定条件を満たす場合に、
    前記印刷画像データの先頭から前記長さLB分のデータを読み飛ばして(LD−LB)分を印刷し、一旦印刷を中断して、前記前カット処理を行った後、残りの前記印刷画像データを印刷することを特徴とする請求項8、9又は10に記載のテープ印刷装置の制御方法。
  12. 前記印刷画像の前端から連続する空白部分の長さLBには、設定した前余白長を含むことを特徴とする請求項8ないし11のいずれか1に記載のテープ印刷装置の制御方法。
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