JP3552493B2 - トリムにおける被取付部品の固定構造 - Google Patents

トリムにおける被取付部品の固定構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フロントシート斜め下方に設置されるダッシュサイド等のトリムに発煙筒を保持するホルダ等の被取付部品を手際良く固定できる被取付部品の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、図12に示すように、フロントシートの斜め下方に位置するダッシュサイド1には、発煙筒2を保持するためのホルダ3が設置されている。このダッシュサイド1は合成樹脂の射出成形体からなり、同様にホルダ3も合成樹脂の射出成形体から構成され、このホルダ3をダッシュサイド1に取り付けるには、従来では以下のような構造が採用されていた。
【0003】
すなわち、図13に示すように、ダッシュサイド1に上下方向に延びる長孔4が2箇所に、またその下方に係合孔5が同様に2箇所に開設されている。一方、ホルダ3は、発煙筒2をホールドするホールド部6と、ダッシュサイド1に取り付けるためのフラットな取付用プレート7が設けられ、この取付用プレート7の裏面側には長片状のフランジ8を先端に備えた回転基準軸8aと、ダッシュサイド1の係合孔5内に嵌合する係止用突起9が所定距離離間して突設形成されている。
【0004】
従って、ホルダ3をダッシュサイド1に取り付けるには、ダッシュサイド1の長孔4内にフランジ8を挿入した後、回転基準軸8aを基に略90゜ホルダ3を回転操作し、図14に示すように、ダッシュサイド1の係合孔5内に係止用突起9を嵌合させるとともに、フランジ8が長孔4の裏面側に交差状に係止することにより、ホルダ3がダッシュサイド1に取り付けられることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ホルダ3をダッシュサイド1に取り付けるには、ホルダ3の回転基準軸8aの先端に設けた長片状のフランジ8をダッシュサイド1の長孔4内に挿入した後、回転基準軸8aを基に略90゜回転操作して係止用突起9を係合孔5内に嵌合させるというものであるが、回転基準軸8aは長孔4内を上下にずれる可能性があり、かつ取付作業が盲作業であるため、ホルダ3を90゜回転操作した後、ホルダ3を上下にスライド操作させて回転基準軸8aを正規位置に位置決めしなければ、係止用突起9を係合孔5内に嵌合させることができず、この位置決め作業が面倒であり、作業能率を低下させる大きな要因となっている。
【0006】
更に、ホルダ3の取付作業における作業効率を考えれば、フランジ8を長孔4内に挿入した後、連続して回転操作をするのが好ましいが、回転基準位置を長孔4のほぼ中央に設定した場合、回転基準軸8aの上方に長孔4の略半部分(図中符号aで示す)が位置するため、長孔4が車室内側に露出しないように取付用プレート7の寸法を大きく設定する必要があり、その結果、ホルダ3の材料費が嵩み、また、金型の加工コストがアップするなど、コスト高を招来するとともに、取付用プレート7の外形寸法を大型化させた場合、発煙筒2で被覆しきれず、取付用プレート7が外部に目立ち、意匠性を低下させる要因ともなる。
【0007】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、トリムにホルダ等の被取付部品を手際良く簡単に固定することができるとともに、被取付部品の取付部分をコンパクトにできることから、製作コストも低減でき、かつ意匠性も良好なトリムにおける被取付部品の固定構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、トリムに上下方向に延びる長孔とその下方に係合孔を開設するとともに、被取付部品の取付用プレートに設けた長片状のフランジを長孔内に挿入後、被取付部品を回転操作し、フランジを長孔と交差するように係止するとともに、取付用プレートの係止用突起を係合孔内に嵌合することにより、被取付部品を固定するトリムにおける被取付部品の固定構造において、前記トリムの長孔の側縁部にガイド突起を裏面側に向けて突設形成することにより、被取付部品の回転操作時、フランジがガイド突起にガイドされ、長孔上端部の正規位置に回転基準軸が位置決めされることを特徴とする。
【0009】
以上の構成から明らかなように、本発明に係るトリムにおける被取付部品の固定構造によれば、トリムの長孔に対して被取付部品の取付用プレートに設けたフランジを挿入した後、回転基準軸を基に被取付部品自体を回転操作させれば、回転基準軸先端のフランジはガイド突起により回転基準軸自体が長孔の上方部に位置することになり、回転基準軸の下面がガイド突起の上端部と一致する箇所に位置決めされ、そのため、取付用プレートに設けた係止用突起は常に一定位置に位置し、その位置に係合孔を開設しておけば、係止用突起は係合孔に確実に嵌合することになり、従来のように係合孔と係止用突起の面倒な位置合わせが不要となる。
【0010】
また、ガイド突起により被取付部品の回転基準軸は長孔の上端部分に位置するため、長孔が車室内側に露出しないように取付用プレートを大きく設定する必要がなく、取付用プレートを小型化できる。
【0011】
更に、ガイド突起としてL字状のプレート状リブを採用すれば、フランジを長孔内に挿入した後、回転操作すれば、フランジは付設リブに当接するため、回転操作時における被取付部品のオーバーストロークを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るトリムにおける被取付部品の固定構造の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
図1は本発明に係る被取付部品であるホルダの固定構造を採用したトリムとしてのダッシュサイドを示す外観図、図2は本発明に係るホルダの固定構造の第1実施形態を示す斜視図、図3は同ホルダの固定構造を示す断面図、図4乃至図6は同ホルダの固定構造を経時的に示す各説明図、図7同ホルダの固定構造の変形態様を示す説明図、図3乃至図11は本発明に係るホルダの固定構造の第2実施形態を示すもので、図8はホルダの固定構造を示す斜視図、図9乃至図11はホルダの固定構造を経時的に示す説明図である。
【0014】
図1において、符号10はフロントシート斜め下方の乗員の足下付近に内装されるダッシュサイドであり、このダッシュサイド10は、PP樹脂の射出成形体から構成され、発煙筒20を保持するためのホルダ30が2箇所に設置されている。
【0015】
次に、ホルダ30をダッシュサイド10に固定するホルダの固定構造の第1実施形態について、図2,図3を基に説明する。まず、図2はダッシュサイド10を裏面側から見た斜視図であり、ダッシュサイド10には、ホルダ30の取付箇所に相当して上下方向に延びる長孔11とその下方の所定間隔離れた位置に円形状の係合孔12が開設されているとともに、更に、長孔11の裏面側からみて右側縁部にガイド突起Gが形成されており、本実施形態では、上下方向に延びるプレート状リブ13が裏面側に向けて突設形成されている。
【0016】
一方、ホルダ30は、これもPP樹脂の射出成形体から構成され、ダッシュサイド10の表面に当接されるフラット状の取付用プレート40と発煙筒20の外周面を保持するホールド部50とから形成されており、取付用プレート40の裏面には、長片状のフランジ41を先端に設けた回転基準軸42と係止用突起43が所定間隔を配して取付用プレート40の取付面側に突設形成されている。
【0017】
また、プレート状リブ13は、長孔11の長さに対して短く、具体的には長孔11の上端から最小でも回転基準軸42の直径分は下方(図4にHで示す)にリブ13の上端が位置するように設けている。尚、リブ13の下端は、長孔11の下端に合う位置で設定するのがフランジ41の逆回転を防止する上で望ましい。
【0018】
そして、このホルダ30をダッシュサイド10に取り付けるには、ホルダ30のフランジ41をダッシュサイド10の長孔11内に挿通させた後、略90゜回転操作して取り付けるという作業手順は従来と同様であり、図3に示すように、ホルダ30をダッシュサイド10に取り付けた状態においては、ダッシュサイド10の係合孔12内にホルダ30の係止用突起43が嵌合するとともに、回転基準軸42先端に設けたフランジ41が長孔11と交差状に係合することにより、抜止め機能を持ち、グラツクことなくホルダ30は堅固にダッシュサイド10に取り付けられる。
【0019】
ところで、本発明に係るホルダ30の固定構造は、長孔11の一方側縁部に裏面側に向けて突出するガイド突起Gを設けたことが特徴であり、その作用について図4乃至図6に基づき詳細に説明する。
【0020】
まず、最初にホルダ30のフランジ41をダッシュサイド10の長孔11内に挿入した状態においては、図4に示すように、回転基準軸42は長孔11のほぼ中央に位置している。
【0021】
上記フランジ41を長孔11内に挿入した後、ホルダ30を回転操作するが、このとき、回転基準軸42を基にホルダ30が回転操作され、その際、図5に示すように、フランジ41がプレート状リブ13の上端に当接し、プレート状リブ13により回転基準軸42は、長孔11中央のA点から上端側のB点(正規位置)に移行する。そして、回転基準軸42がB点に位置し、図6に示すように、90゜回転した状態では取付用プレート40の係止用突起43は長孔11の下方所定位置に開設された係合孔12内に確実に嵌合することになる。
【0022】
すなわち、B点と係合孔12との距離(図5中dで示す)とホルダ30における回転基準軸42と係止用突起43との離間距離とを一致させておけば、ホルダ30を90゜回転操作させるだけで確実に係止用突起43を係合孔12内に嵌合固定することができ、回転操作後、上下にスライド操作して位置合わせを行なうという従来の面倒な作業が廃止でき、円滑な取付作業性が期待できるという利点がある。
【0023】
更に、図6に示す取付状態においては、回転基準軸42は長孔11の上端側のB点に位置しているため、従来のように長孔11を被覆するために取付用プレート40を大型化する必要がなく、取付用プレート40を小型化できることから、材料費を節約できるとともに、金型加工も簡素化でき、しかも、取付用プレート40が外部に目立つことがなく、体裁上も好ましい。尚、プレート状リブ13のコーナー部にR加工や面取りを行ない、フランジ41をガイドするガイド機能をより良好なものとしても良い。
【0024】
また、フランジの形状を図7に示すように回転基準軸42を中心として非対称形状として長孔11のフランジ41´の形状に対応した形状(符号11´で示す)にすれば、取付プレート40を逆方向に取り付けようとしてもフランジ41´の向きと長孔11´の向きが合致しなくなるので、誤組付けを未然に防ぐことができる。
【0025】
次に、図8乃至図11は、本発明に係るホルダ30の固定構造の第2実施形態を示すものであり、第1実施形態と同一部分においては同一符号を付しその詳細な説明は省略する。この第2実施形態においては、ガイド突起Gの形状が変更され、L字状のプレート状リブ13を採用している。すなわち、この第2実施形態におけるプレート状リブ13は、上下方向に沿って延びる本体リブ13aと本体リブ13aの上端から水平方向に延びる付設リブ13bを一体化したL字形状をなしている。
【0026】
次に、図9乃至図11に基づいて、この第2実施形態においてホルダ30をダッシュサイド10に固定する作業手順について説明すると、図9に示すように、まず、ホルダ30のフランジ41をダッシュサイド10の長孔11内に挿入した後、図10に示すように回転基準軸42を基にホルダ30を回転操作し、回転基準軸42を長孔11内でA点からB点まで移行させる。
【0027】
このとき、ホルダ30を略90゜回転操作させてホルダ30の係止用突起43をダッシュサイド10の係合孔12内に嵌合させて固定を完了するが、プレート状リブ13はL字状に形成されており、回転基準軸42を基にホルダ30を90゜回転させる際、図11に示すように、フランジ41はプレート状リブ13の付設リブ13bの上面に当接し、それ以上回転することがないため、例えば、ホルダ30の係止用突起43が係合孔12内に一旦嵌合した後、更に乗り越えて過度に回転操作されることがなく、より確実な固定が可能になるとともに、フランジ41をプレート状リブ13の水平方向に延びる付設リブ13bにより保持でき、フランジ41のダッシュサイド10への係合力が強化され、より確実な固定が可能になり、また、本体リブ13aに横方向からの入力が作用しても、付設リブ13bにより支えることができるという利点がある。
【0028】
ここで、ダッシュサイド10は、フロントシートの斜め下方に位置するダッシュサイドパネルに内装されるダッシュサイドトリムを意味し、ダッシュサイドパネルにクリップ等を介して取り付けられる。また、このダッシュサイド10は、保形性とダッシュサイドパネルへの取付剛性を備えていれば良く、PP樹脂等、比較的硬質の合成樹脂の射出成形体が好ましいが、材質や成形工法等はこれに限定するものではない。
【0029】
次に、このホルダ30は、PP樹脂以外、汎用の合成樹脂の射出成形体から構成しても良い。
【0030】
一方、ダッシュサイド10のホルダの取付部に相当する部位に上下方向に沿って延びる長孔11の下方の係止孔12は円形状が好ましいが、特に形状は限定しない。尚、ガイド突起Gは上述したプレート状リブ13の他に、ピン形状,ボス形状のものを採用しても良い。また、ホルダ30を略90゜回転操作させたが、長孔11に対してフランジ41が斜めに交差する構成を採用すれば、操作角度を半減させることができる。
【0031】
以上説明した本発明に係るホルダ30の固定構造は、ダッシュサイド10に対してホルダ30を2箇所に設置して、発煙筒20の前後両端部分を保持する適用例について説明したが、例えば、ダッシュサイド10にホルダ30を1箇所のみに設定しても良く、その場合は、発煙筒20の挿入端部分をダッシュサイド10に設けた膨出部等の保持部で保持すれば良い。このように、発煙筒20を保持するホルダ30を少なくとも一部に使用するホルダ30の固定構造であれば、適宜バリエーションを変えることは本発明の精神を逸脱するものではない。更に、上記実施形態では、発煙筒を保持するホルダを例示したが、これに限らずトリムに取り付けられる例えば、フック部材等の被取付部品であれば同様の固定構造を適用できることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係るトリムにおける被取付部品の固定構造は、以下に記載する格別の作用効果を有する。
【0033】
(1)請求項1,2記載の発明によれば、トリムに開設する長孔の一方側縁に裏面側に向けてガイド突起を設け、フランジを長孔内に挿入し、回転基準軸を基に被取付部品を回転操作した際、フランジがガイド突起によりガイドされ、回転基準軸が長孔の中央から上端部分に移行し、回転基準軸を長孔の正規位置に常に位置決めできるため、係止用突起をトリムの係合孔に常に嵌合させることができ、被取付部品の固定作業における作業性を著しく向上させることができるという効果を有する。
【0034】
(2)請求項1,2記載の発明によれば、トリムに開設する長孔の一方側縁に裏面側に向けてガイド突起を設け、フランジを長孔内に挿入し、回転基準軸を基に被取付部品を回転操作した際、フランジがガイド突起によりガイドされ、回転基準軸が長孔の中央から上端部分に移行し、回転基準軸を長孔の正規位置に常に位置決めできるため、従来のように大型の取付用プレートにより長孔を隠す必要がなく、取付用プレートを小型化でき、材料費の節約、金型加工コストの低減が図れ、製作コストを引き下げることができるとともに、取付用プレートが外部に目立つことがなく、外観意匠性が向上するという効果を有する。
【0035】
(3)請求項3記載の発明よれば、トリムに開設する長孔の一方側縁に裏面側に向けてL字状のプレート状リブを設けるという構成であるため、被取付部品の回転操作時、フランジがプレート状リブにより回転基準軸が上方に移行し、トリムの係合孔にホルダの係止用突起を簡単かつ正確に嵌合固定することができるとともに、回転操作したときフランジがプレート状リブの上面に当接し、回転操作時におけるオーバーストロークを防止でき、より確実な固定作業が期待できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被取付部品であるホルダの固定構造を適用したトリムとしてのダッシュサイドを示す外観図。
【図2】本発明に係るホルダの固定構造の第1実施形態を示すもので、ダッシュサイドの裏面側から見た斜視図。
【図3】図2に示すホルダの固定構造を示す断面図。
【図4】本発明の第1実施形態におけるホルダのフランジをダッシュサイドの長孔に挿入した状態を示す説明図。
【図5】本発明の第1実施形態におけるホルダの回転操作を示す説明図。
【図6】本発明の第1実施形態におけるホルダをダッシュサイドに取り付けた状態を示す説明図。
【図7】本発明に係るホルダの固定構造の第1実施形態の変形態様を示す説明図。
【図8】本発明に係るホルダの固定構造の第2実施形態を示すもので、ダッシュサイドの裏面側から見た斜視図。
【図9】本発明の第2実施形態におけるホルダのフランジをダッシュサイドの長孔に挿入した状態を示す説明図。
【図10】本発明の第2実施形態におけるホルダの回転操作を示す説明図。
【図11】本発明の第2実施形態におけるホルダをダッシュサイドに取り付けた状態を示す説明図。
【図12】発煙筒ホルダを備えた従来のダッシュサイドを示す外観図。
【図13】従来の発煙筒ホルダの固定構造を示す説明図。
【図14】従来の発煙筒ホルダをダッシュサイドに取り付けた状態を示す説明図。
【符号の説明】
10 ダッシュサイド(トリム)
11 長孔
12 係合孔
13 プレート状リブ
13a 本体リブ
13b 付設リブ
20 発煙筒
30 ホルダ(被取付部品)
40 取付用プレート
41 フランジ
42 回転基準軸
43 係止用突起
50 ホールド部
G ガイド突起

Claims (4)

  1. トリム(10)に上下方向に延びる長孔(11)とその下方に係合孔(12)を開設するとともに、被取付部品(30)の取付用プレート(40)に設けた長片状のフランジ(41)を長孔(11)内に挿入後、被取付部品(30)を回転操作し、フランジ(41)を長孔(11)と交差するように係止するとともに、取付用プレート(40)の係止用突起(43)を係合孔(12)内に嵌合することにより、被取付部品(30)を固定するトリムにおける被取付部品の固定構造において、
    前記トリム(10)の長孔(11)の側縁部にガイド突起(G)を裏面側に向けて突設形成することにより、被取付部品(30)の回転操作時、フランジ(41)がガイド突起(G)にガイドされ、長孔(11)上端部の正規位置に回転基準軸(41)が位置決めされることを特徴とするトリムにおける被取付部品の固定構造。
  2. 前記ガイド突起(G)は上下方向に延びるプレート状リブ(13)であることを特徴とする請求項1記載のトリムにおける被取付部品の固定構造。
  3. 前記ガイド突起(G)は、上下方向に延びる本体リブ(13a)の上端に水平方向に延びる付設リブ(13b)を一体化したL字状のプレート状リブ(13)であることを特徴とする請求項1記載のトリムにおける被取付部品の固定構造。
  4. 前記被取付部品(30)はトリム(10)の2箇所に設置され、発煙筒(20)の長手方向の2箇所が被取付部品(30)で支持されることを特徴とする請求項1乃至3記載のトリムにおける被取付部品の固定構造。
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