JP3550980B2 - 電磁リニアソレノイド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マッサージ機やバイブレータの駆動部に用いられる電磁リニアソレノイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来の電磁リニアソレノイドの側面断面図である。図9に示すように、従来の電磁リニアソレノイド1は、非磁性体の円板状のプレート10と、ヨーク11と、コイル12と、コイル12内に固着される固定子14と、固定子14に対して対向配置されるとともに、固定子14に設けられた案内孔14aの内壁を案内とする励磁体からなる可動子15と、可動子15を負荷力に逆らって固定子14側に付勢する弾性体に相当するコイルばね16と、可動子15の先端に固定される非磁性体の棒状のシャフト18とを備える。
【0003】
ヨーク11は、珪素鋼や電磁軟鉄などの磁性金属にて形成した中空の略円柱状のものであり、適宜手段でプレート10に固定される。
【0004】
コイル12は、合成樹脂にて型造されてなるボビン(図示せず)の外周に、表面を絶縁層にて被覆された軟銅線を巻回して形成される。コイル12は、ヨーク11に収納されている。
【0005】
固定子14は、円筒状の磁性金属製のものであり、コイル12の内径に略等しい外径を有する形状に切削加工等により形成される。固定子14の内方には後述する可動子15を同軸上に遊嵌する案内孔14aを有している。
【0006】
可動子15は、固定子14の案内孔14aの内壁を案内として可動する大略円柱状の磁性金属製のもので、反対側にはリング状の鍔部15aを有している。
【0007】
非磁性体の棒状のシャフト18は、可動子15の固定子側端面の中央に立設しており、プレート10を貫通してなり、シャフト18の先端には円板状のばね受け19が固着されている。
【0008】
コイルばね16は、ステンレス等により形成されたコイルスプリングであり、シャフト18に貫通されるとともに、プレート10とばね受け19との間に介在している。また、シャフト18は、黄銅等の非磁性体金属材料により形成され、可動子15に固着されている。
【0009】
上述のように構成される電磁リニアソレノイド1において、コイル12に励磁電流が流れることにより、可動子15に対して負荷力Fに反する方向に電磁吸引力が働き、可動子15は電磁吸引力とコイルばね16のばね力が平衡する位置まで移動する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような構成の電磁リニアソレノイド1にあっては、可動子15のストロークと電磁吸引力との間に図10に示すような関係を有しており、電磁吸引力の大小差が大きく、不均一なものとなるという問題点を有している。
【0011】
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、可動子の移動に伴う電磁吸引力のばらつきを抑え、均一なストローク特性を有する電磁リニアソレノイドを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、コイルと、コイル内に配置された磁性材料よりなる案内孔を有する筒状の固定子と、固定子の案内孔内に移動自在に配置される磁性材料よりなる柱状の可動子と、固定子と可動子との間の磁気的引力に対抗する弾性体とを備える電磁リニアソレノイドにおいて、固定子の外周を案内孔の開口に近い程断面積が小さくなるように案内孔の深さによって断面積を変化させて磁気抵抗を変化させるようにするとともに、固定子の外周部に固定子を保護する非磁性の固定子保護部材を付加するようにし、固定子保護部材は、案内孔の開口に近くなる程固定子と固定子保護部材とによる断面積に占める断面積の割合が増加することを特徴とするものである。
【0013】
請求項2記載の発明は、コイルと、コイル内に配置された磁性材料よりなる案内孔を有する筒状の固定子と、固定子の案内孔内に移動自在に配置される磁性材料よりなる柱状の可動子と、固定子と可動子との間の磁気的引力に対抗する弾性体とを備える電磁リニアソレノイドにおいて、可動子の固定子に対向する側に孔を設け、可動子の断面積が孔の開口に近い程小さくなるように孔の深さによって断面積を変化させて磁気抵抗を変化させるようにするとともに、可動子に設けた孔に可動子を保護する非磁性の可動子保護部材を付加するようにし、可動子保護部材は、孔の開口に近い程断面積が大きくなることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の参考例について図1乃至図3に基づいて、第2の参考例について図4に基づいて、第1の実施の形態について図5に基づいて、第2の実施の形態について図6に基づいて、第3の参考例について図7に基づいて、第4の参考例について図8に基づいて、それぞれ詳細に説明する。なお、従来の技術において図9を基に説明した電磁リニアソレノイドと同等の箇所には同じ番号を付し、その詳しい説明を省略している。
【0020】
[第1の参考例
図1は第1の参考例に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。図2は可動子のストロークと電磁吸引力との関係を表すグラフである。図3は固定子の拡大断面図である。
【0021】
図1に示すように、電磁リニアソレノイド1は、非磁性体の円板状のプレート10と、ヨーク11と、コイル12と、コイル12内に固着される固定子14と、固定子14に対して対向配置されるとともに、固定子14に設けられた案内孔14aの内壁を案内とする励磁体からなる可動子15と、可動子15を負荷力に逆らって固定子14側に付勢する弾性体に相当するコイルばね16と、可動子15の先端に固定される非磁性体の棒状のシャフト18とを備える。
【0022】
図1に示す電磁リニアソレノイド1が、従来のものと異なり特徴とするのは、以下の構成である。すなわち、固定子14の上端外周部を切削し、案内孔14aの深さによって固定子14の断面積が変化するようにしており、本参考例では、案内孔14aの開口に近い程、断面積が小さくなるようにしている。
【0023】
案内孔14aの開口外周部を切削したときの固定子14と可動子15との電磁吸引力と可動子15のストローク量との関係を図2に示す。なお、図2において、例えば、ang=75とは、固定子14の側面断面外周と案内孔14aの開口面と
のなす角度(以下、切削角度と記載)が75°であることを表している(図3参照)。
【0024】
図2に示すように、切削した部分により磁気抵抗が大きく増加するため、従来の電磁リニアソレノイド(ang=0)の場合と比較して、固定子14方向に生じる電磁吸引力の最大値は減少するものの、可動子15の動き始めにおける電磁吸引力は切削角度の増加に伴い増加する傾向にあることが分かる。従って、例えば、切削角度を75°にすれば、ストローク特性の極大値と極小値との差は6.4Kgfから3.0Kgfと小さくなり、不均一なストローク特性が改善される。
【0025】
参考例のように、固定子14の外周を切削し、案内孔14aの深さによって固定子14の断面積が変化するようにし、例えば、切削角度が75°となるようにすれば、電磁吸引力発生のための有効磁束を増加させることが可能となり、磁束方向も可動子が固定子方向に吸引される方向に働くため、電磁吸引力に大小差が生じるのを抑え、均一なストローク特性を有する電磁リニアソレノイドを提供することが可能となる。
【0026】
[第2の参考例
図4は第2の参考例に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【0027】
図4に示すように、電磁リニアソレノイド1は、非磁性体の円板状のプレート10と、ヨーク11と、コイル12と、コイル12内に固着される固定子14と、固定子14に対して対向配置されるとともに、固定子14に設けられた案内孔14aの内壁を案内とする励磁体からなる可動子15と、可動子15を負荷力に逆らって固定子14側に付勢する弾性体に相当するコイルばね16と、可動子15の先端に固定される非磁性体の棒状のシャフト18とを備える。
【0028】
図4に示す電磁リニアソレノイド1が、従来のものと異なり特徴とするのは、以下の構成である。すなわち、可動子15の、固定子14と対向接極する側の一端に孔20を設け、孔20の深さによって可動子15の断面積が変化するようにしており、本参考例では、孔20の開口に近い程、断面積が小さくなるようにしている。
【0029】
参考例によれば、電磁吸引力発生のための有効磁束を増加させることが可能となり、磁束方向も可動子が固定子方向に吸引される方向に働くため、電磁吸引力に大小差が生じるのを抑え、可動子15のストローク特性を均一にすることが可能になるとともに、可動子15の軽量化を図ることが可能となり、可動子15の応答性を改善することが可能となる。
【0030】
[第の実施の形態]
図5は第の実施の形態に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【0031】
図5に示すように、電磁リニアソレノイド1は、非磁性体の円板状のプレート10と、ヨーク11と、コイル12と、コイル12内に固着される固定子14と、固定子14に対して対向配置されるとともに、固定子14に設けられた案内孔14aの内壁を案内とする励磁体からなる可動子15と、可動子15を負荷力に逆らって固定子14側に付勢する弾性体に相当するコイルばね16と、可動子15の先端に固定される非磁性体の棒状のシャフト18とを備える。
【0032】
図5に示す電磁リニアソレノイド1が、従来のものと異なり特徴とするのは、以下の構成である。すなわち、固定子14の上端外周部を切削し、案内孔14aの深さによって固定子14の断面積が変化するようにするとともに、固定子14と磁気抵抗の異なる材料(例えば、非磁性部材等)によりなる固定子保護部材21を付加し、固定子14と固定子保護部材21とによる断面積が案内孔14aの深さによらず略一定となるようにしている。従って、本実施の形態では、案内孔14aの開口に近い程、断面積が小さくなるようにしているので、固定子14と固定子保護部材21とによる断面積において、案内孔14aの開口に近くなる程、固定子保護部材21の断面積に占める割合が増加することになる。
【0033】
本実施の形態によれば、電磁吸引力発生のための有効磁束を増加させることが可能となり、磁束方向も可動子が固定子方向に吸引される方向に働くため、電磁吸引力に大小差が生じるのを抑え、可動子15の不均一なストローク特性を改善することが可能となるとともに、固定子14の切削した部分を固定子保護部材21により保護することが可能となるので、電磁リニアソレノイド1の作成過程において外部からの衝撃等により、固定子14外周の破損等を防止することが可能となる。
【0034】
[第の実施の形態]
図6は第の実施の形態に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【0035】
図6に示すように、電磁リニアソレノイド1は、非磁性体の円板状のプレート10と、ヨーク11と、コイル12と、コイル12内に固着される固定子14と、固定子14に対して対向配置されるとともに、固定子14に設けられた案内孔14aの内壁を案内とする励磁体からなる可動子15と、可動子15を負荷力に逆らって固定子14側に付勢する弾性体に相当するコイルばね16と、可動子15の先端に固定される非磁性体の棒状のシャフト18とを備える。
【0036】
図6に示す電磁リニアソレノイド1が、従来のものと異なり特徴とするのは、以下の構成である。すなわち、可動子15の、固定子14と対向接極する側の一端に孔20を設け、孔20の深さによって可動子15の断面積が変化するようにするとともに、形成した孔20に可動子15と磁気抵抗の異なる材料(例えば、非磁性部材等)によりなる可動子保護部材22を付加した構成となっている。本実施の形態では、孔20の開口に近い程、可動子15の断面積は小さく、可動子保護部材22の断面積は大きくなるようにしている。
【0037】
本実施の形態によれば、電磁吸引力発生のための有効磁束を増加させることが可能となり、磁束方向も可動子が固定子方向に吸引される方向に働くため、電磁吸引力に大小差が生じるのを抑え、可動子15のストローク特性を均一にすることが可能となるとともに、構造上薄肉となる可動子15の開口付近の強度を高めることが可能となる。
【0038】
[第3の参考例
図7は第3の参考例に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【0039】
図7に示すように、電磁リニアソレノイド1は、非磁性体の円板状のプレート10と、ヨーク11と、コイル12と、コイル12内に固着される固定子14と、固定子14に対して対向配置されるとともに、固定子14に設けられた案内孔14aの内壁を案内とする励磁体からなる可動子15と、可動子15を負荷力に逆らって固定子14側に付勢する弾性体に相当するコイルばね16と、可動子15の先端に固定される非磁性体の棒状のシャフト18とを備える。
【0040】
図7に示す電磁リニアソレノイド1が、従来のものと異なり特徴とするのは、以下の構成である。すなわち、固定子14の上端外周部を切削し、案内孔14aの深さによって固定子14の断面積が変化するようにしており、本実施の形態では、案内孔14aの開口に近い程、断面積が小さくなるようにしている。ただし、固定子14の断面積は所定値以上になるようにしており、例えば、図7に示すように、固定子14の側面断面は台形形状をなすようにしている。
【0041】
参考例のように、固定子14の外周を切削し、案内孔14aの深さによって固定子14の断面積が変化するようにすれば、電磁吸引力に大小差が生じるのを抑え、均一なストローク特性を有する電磁リニアソレノイドを提供することが可能となるとともに、固定子14の断面積が所定値以上になるようにすれば、切削に伴う固定子14側面の強度低下を防止することが可能となる。
【0042】
[第4の参考例
図8は第4の参考例に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【0043】
図8に示すように、電磁リニアソレノイド1は、非磁性体の円板状のプレート10と、ヨーク11と、コイル12と、コイル12内に固着される固定子14と、固定子14に対して対向配置されるとともに、固定子14に設けられた案内孔14aの内壁を案内とする励磁体からなる可動子15と、可動子15を負荷力に逆らって固定子14側に付勢する弾性体に相当するコイルばね16と、可動子15の先端に固定される非磁性体の棒状のシャフト18とを備える。
【0044】
図8に示す電磁リニアソレノイド1が、従来のものと異なり特徴とするのは、以下の構成である。すなわち、可動子15の、固定子14と対向接極する側の一端に孔20を設け、孔20の深さによって可動子15の断面積が変化するようにしており、本実施の形態では、孔20の開口に近い程、断面積が小さくなるようにしている。ただし、可動子15の断面積は所定値以上になるようにしている。
【0045】
参考例によれば、電磁吸引力発生のための有効磁束を増加させることが可能となり、磁束方向も可動子が固定子方向に吸引される方向に働くため、電磁吸引力に大小差が生じるのを抑え、可動子15のストローク特性を均一にすることが可能になるとともに、可動子15の軽量化を図ることが可能となり、可動子15の応答性を改善することが可能となる。また、可動子15の断面積が所定値以上になるようにすれば、切削に伴う可動子15の強度低下を防止することが可能となる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、 請求項1記載の発明にあっては、コイルと、コイル内に配置された磁性材料よりなる案内孔を有する筒状の固定子と、固定子の案内孔内に移動自在に配置される磁性材料よりなる柱状の可動子と、固定子と可動子との間の磁気的引力に対抗する弾性体とを備える電磁リニアソレノイドにおいて、固定子の外周を案内孔の開口に近い程断面積が小さくなるように案内孔の深さによって断面積を変化させて磁気抵抗を変化させるようにするとともに、固定子の外周部に固定子を保護する非磁性の固定子保護部材を付加するようにし、固定子保護部材は、案内孔の開口に近くなる程固定子と固定子保護部材とによる断面積に占める断面積の割合が増加するので、固定子と可動子との間に生じる磁束方向を可動子の移動方向に発生させることが可能となるため、可動子の移動に伴う電磁吸引力のばらつきを抑え、均一なストローク特性を有する電磁リニアソレノイドを提供することができ、固定子の外周部に固定子を保護する非磁性の固定子保護部材を有するようにし、固定子保護部材は、案内孔の開口に近くなる程固定子と固定子保護部材とによる断面積に占める断面積の割合が増加するので、電磁リニアソレノイドの作成過程において、外部からの衝撃等により、固定子の外周に生じる破損等を防止することが可能となるという効果を奏する。
【0047】
請求項2記載の発明にあっては、コイルと、コイル内に配置された磁性材料よりなる案内孔を有する筒状の固定子と、固定子の案内孔内に移動自在に配置される磁性材料よりなる柱状の可動子と、固定子と可動子との間の磁気的引力に対抗する弾性体とを備える電磁リニアソレノイドにおいて、可動子の固定子に対向する側に孔を設け、可動子の断面積が孔の開口に近い程小さくなるように孔の深さによって断面積を変化させて磁気抵抗を変化させるようにするとともに、可動子に設けた孔に可動子を保護する非磁性の可動子保護部材を付加するようにし、可動子保護部材は、孔の開口に近い程断面積が大きくなるので、可動子の強度低下を防止することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の参考例に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【図2】可動子のストロークと電磁吸引力との関係を表すグラフである。
【図3】固定子の拡大断面図である。
【図4】第2の参考例に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【図5】第の実施の形態に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【図6】第の実施の形態に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【図7】第3の参考例に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【図8】第4の参考例に係る電磁リニアソレノイドの側面断面図である。

【図9】従来の電磁リニアソレノイドの側面断面図である。
【図10】従来の電磁リニアソレノイドにおける可動子のストロークと電磁吸引力との関係を表すグラフである。
【符号の説明】
1 電磁リニアソレノイド
12 コイル
14 固定子
14a 案内孔
15 可動子
16 弾性体

Claims (2)

  1. コイルと、コイル内に配置された磁性材料よりなる案内孔を有する筒状の固定子と、固定子の案内孔内に移動自在に配置される磁性材料よりなる柱状の可動子と、固定子と可動子との間の磁気的引力に対抗する弾性体とを備える電磁リニアソレノイドにおいて、固定子の外周を案内孔の開口に近い程断面積が小さくなるように案内孔の深さによって断面積を変化させて磁気抵抗を変化させるようにするとともに、固定子の外周部に固定子を保護する非磁性の固定子保護部材を付加するようにし、固定子保護部材は、案内孔の開口に近くなる程固定子と固定子保護部材とによる断面積に占める断面積の割合が増加することを特徴とする電磁リニアソレノイド。
  2. コイルと、コイル内に配置された磁性材料よりなる案内孔を有する筒状の固定子と、固定子の案内孔内に移動自在に配置される磁性材料よりなる柱状の可動子と、固定子と可動子との間の磁気的引力に対抗する弾性体とを備える電磁リニアソレノイドにおいて、可動子の固定子に対向する側に孔を設け、可動子の断面積が孔の開口に近い程小さくなるように孔の深さによって断面積を変化させて磁気抵抗を変化させるようにするとともに、可動子に設けた孔に可動子を保護する非磁性の可動子保護部材を付加するようにし、可動子保護部材は、孔の開口に近い程断面積が大きくなることを特徴とする電磁リニアソレノイド。
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