JP3548053B2

JP3548053B2 - Eyelash curler

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Publication number: JP3548053B2
Application number: JP20511199A
Authority: JP
Inventors: 厚太田
Original assignee: ロゼンスター株式会社
Priority date: 1999-04-12
Filing date: 1999-06-16
Publication date: 2004-07-28
Anticipated expiration: 2019-06-16
Also published as: JP2000354509A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は美容器具に関し、とくにまつげを成形する美容器具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
化粧時、まつげを成形する美容器具は従来から公知である。例えば、登録実案第３０４２７２３号公報に記載されているものや、特開平１０−１９２０３７号公報に記載されているものがあり、いずれも電池を電源とし、把持部（ハンドル）先端のカール部（ブラシ部）の内部に発熱体を内蔵させ、これを電池によって加熱し、加熱されたカール部をまつげに当てて成形するようにしている。
【０００３】
図１２から図１４に一例を示したが、把持部（図示せず）先端に設けた、まつげカ．一ルのためのカール部２２は、棒状の基部である電熱線支持部２２ａに複数のリブ２２ｂを並行に立設し、この各リブ２２ｂに孔２２ｃを二つずつ形成、電熱線２５を往復貫通させてこれを把持部内の電池等の電源部により通電加熱してまつげカーラーとしている。前記のリブにはまつげカール時の櫛やブラシとしての機能を与え、併せてまぶたに熱い電熱線２５を直接触れさせないようなスペーサーとしての機能を持たせている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
電熱線支持部２２ａの上面に往復の電熱線２５を並べて配線する構成であるため、図１２における電熱線支持部２２ａの幅Ｂの寸法は必然的に電熱線２５の間隔Ａだけ大きくしなければならない。これは小型化、軽量化を阻害するものであり、この点からも使い勝手がよろしくないものであった。
【０００５】
さらに、図１４の平面図で理解されるように、リブ２２ｂは前記のようにまぶたに熱い電熱線２５を直接触れさせないためのスペーサーとしての機能を備えさせている関係から、あまり隣接のリブとの間隔を大きくできない。従って電熱線２５の発熱度を使用者が指で触れてテストすることができない。そこで温度で色が変化するような材料を用いてカール部の電熱線支持部を形成したり、あるいはＬＥＤが点灯することによって所定温度に達したことを報知するような手段を備えさせている。このこともまた、コストを押し上げ、小型化、軽量化を阻害する原因となっている。本発明はこのような従来のまつげカーラーを、小型化、軽量化、低コスト化を図り、しかも効率的なカール作業ができるようにすることを課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１のものによれば、上記の課題は、電源部やスイッチ等を収容した筒状の把持部と、その先端寄りに設け電熱線を備えて発熱する、棒状の電熱線支持部を備えるカール部とからなる本体と、前記カール部を主にカバーするように前記本体に被せるキャップとで構成したまつげカーラーであって、前記カール部には、前記電熱線支持部の正面側から、複数のリブを前記電熱線支持部の軸方向に直交するように突出させ一定間隔をおいて並列に形成し、各リブには、前記電熱線支持部の表面に接する箇所にそれぞれに同位置に孔を、また前記カール部の電熱線支持部の裏面には長手方向に溝を、それぞれ形成し、一本の電熱線を、前記各孔を貫通させて電熱線支持部表面に接するように配置し、電熱線支持部先端で折り返し、裏面では前記溝に嵌入させて組み付けるようにしたこと、前記電熱線支持部の裏面の溝の深さは、嵌入した電熱線が裏面表面よりも突出することなく、かつ、前記電熱線に指やまぶたが直接触れることのない深さであり、さらに、その溝の一部に指で電熱線に触れることができるように、浅く形成した箇所を設けるか、あるいは溝の両側を部分的に切り欠いた箇所を設けるようにしたことにより解決される。
【０００７】
さらに上記の課題は、前項の解決手段において、前記電熱線を通電加熱する電源をオンオフするスイッチのツマミは、把持部表面を往復スライドするものであり、スイッチオフ時に前記ツマミに覆われ、オン時に露出する把持部表面部分には、オンであることを表示する色彩が施されていることにより解決される。
【０００８】
また、本発明の第２のものによれば、上記の課題は、電源部やスイッチ等を収容した筒状の把持部と、その先端寄りに設け電熱線を備えて発熱する、棒状の電熱線支持部を備えるカール部とからなる本体と、前記カール部を主にカバーするように前記本体に被せるキャップとで構成したまつげカーラーであって、前記カール部には、前記電熱線支持部のまつげと接する正面側から、電熱線支持部の軸方向に直交するように突出させて一定間隔をおいて形成した複数のリブと、前記リブの複数個にわたり、隣接するリブの基部間に露出するように、小型の短冊型の熱伝導性良好な金属板で形成し前記電熱線支持部内に配置した電熱板と、を備え、前記電熱線は、前記把持部から導出して前記カール部の電熱線支持部のまつげと接する正面側の長手方向に形成した各リブを貫通する溝に嵌入させたのち前記電熱板の背面に接するように配置し、電熱線支持部先端で折り返し、さらに前記電熱線支持部の裏面側の長手方向に形成した溝に嵌入させて前記把持部に至るように組み付けることにより解決される。
【０００９】
また、前項において、電熱板形状は、フラットな板状か、または短辺側の断面がゆるやかな円弧状をなす形状か、あるいは短辺側の断面が部分的な円弧状を有する形状のいずれかとすることで解決される。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本発明のまつげカーラーは、乾電池、充電池等を電源とする電源部や、この電源をオンオフするスイッチ等を収容した筒状の把持部と、その先端寄りに設け電熱線を備えて発熱する棒状のカール部とからなる本体と、カール部を主にカバーするように本体に被せるキャップとで構成される。
【００１１】
カール部の棒状の基部である電熱線支持部は、そのまつげに接する正面側から、複数のリブを電熱線支持部の軸方向に直交するように突出させ一定間隔をおいて並列に形成する。そして各リブには、その根元、電熱線支持部の表面に接する箇所に、それぞれ孔を、すべてのリブに対し直線的に貫通するように設ける。また電熱線支持部の先端と裏面には同部長手方向の溝を幅の中央付近に設ける。そして一本の電熱線を、各孔を貫通させ電熱線支持部表面に接するように組み付け、同部先端でＵ字状に折り返して溝内に嵌入させ、裏面でも長手の溝に嵌入させて組み付ける。
【００１２】
裏面の溝は、その深さを使用者の指や、まぶたが、嵌入された電熱線には触れられないような深さとしておく。あるいは、前記のような深さとしておき、かつ、電熱線の発熱温度を確かめられるように、部分的に、溝を浅くするか、溝の両側の部分を切り欠いておくようにする。このようにすることで、安全を確保し、かつ、使用温度を確認できるものとなる。
【００１３】
電熱線の端末は筒状の把持部内でスイッチ、電源部等に接続されるが、発熱体の所要温度、電源電圧等から電熱線の径や長さが決まるので、電熱線の長さがカール部の往復だけでは長すぎることも考えられる。このような場合は把持部内にコイル状として配置し、処理すればよい。また、電熱線の抵抗値が少なすぎ、過電流となる場合は所要値の抵抗を同様に把持部内で挿入配置すればよい。
【００１４】
電源をオンオフするスイッチのツマミは、本体にキャップを装着したとき、その端部で押されてスイッチがオフとなるような位置に設ける。このようにすることで、スイッチの切り忘れによる不必要な電池の消粍や、不慮の過熱による事故等を防ぐことができる。
【００１５】
電熱線を通電加熱する電源をオンオフするスイッチのツマミとして、把持部表面を往復スライドするものを使用した場合、スイッチオフ時にツマミに覆われスイッチオン時に露出する把持部表面の部分には、オンであることを表示する色彩、例えば目立つように赤等の色彩が施されるようにする。このようにすることで、スイッチの切り忘れによる不必要な電池の消粍や、不慮の過熱による事故等を防ぐことができる、
【００１６】
また、前記とは別の実施の形熊として、電熱線の熱をまつげへ伝達する効果を向上させるため、電熱線に接するようにその前方に熱伝導性の良好な薄い金属板で形成した電熱板を配置するようにする。そしてこの電熱板は電熱線支持部の表面のリブの根元の部分から露出するようにしておく。その長さは、複数のリブが存在する全域にわたることが望ましいが、電熱線支持部の先端がテーパー状に細くなっている場合はその範囲を除外しておく。このような電熱板を介してまつげをカールすることにより、より広い範囲で熱が得られ、カール作業が効率的なものとなる。
【００１７】
電熱線支持部内にこの電熱板を配置する手段として、電熱線支持部裏面側から正面側表面に至る深さの凹部を設けて、正面側表面の隣接するリブ基部間を開口させ、ここに裏面側から電熱板を嵌め込むようにすればよい。この電熱板の裏面表面に電熱線が接するように配設する。さらに凹部の裏面側から開口を塞ぐように電熱線ホルダーを嵌め込み、電熱線をこの電熱板ホルダーの正面側に設けた溝内に収容する。さらに、裏面側に配設される電熱線を収容する溝を電熱板ホルダーの裏面側表面に形成しておく。
【００１８】
電熱板の形状は小型の短冊形とするが、その短辺側の断面は単にフラットなものとしてもよいが、局部的に円弧状のものとしても、または全体的に円弧状のものとしてもよい。このように円弧状の部分を備えるようにすることで、まつげをカールする際、接触面積が増加し、速くやりやすいものとなる。この場合、電熱板を嵌め込むべき電熱線支持部の凹部の最奥部の面の形状を、嵌め込もうとする電熱板の形状に併せて設定しておいた方が効率がよいことはもちろんである。
【００１９】
【実施例】
図１から図１１によって本発明の第１のものについて説明する。図１は全体の外観図であり、１は、まつげカーラーを手で握る部分である把持部と、その先端のカール部とからなる本体であり、２は本体１の先端のカール部に被せるキャップである。
【００２０】
図２（Ａ）、（Ｂ）に、キャップ２を本体１から取り外した状態を示す。図２（Ａ）は正面図、同（Ｂ）は側面図であって、本体１側において、１１は前記把持部であり、概ね円筒状であるが、把持した場合の方向性を考慮して、断面楕円形とするのが望ましい。把持部１１の内部には乾電池や充電池等の電源部、電源をオン、オフするスイッチを含む回路などを収容する。１１ａは内部の電池交換のための電池カバーであり、着脱可能としてある。１２は把持部１１の先端寄りを先細状とした端部に取り付けた棒状のカール部であり、耐熱性の樹脂等で形成され、電熱線で熱せられ、まつげに当ててこれを成形する部分であるが、詳細は後述する。なお、カール部１２は把持部１１の軸心よりも前方に偏るように構成した方が使いやすい。１３は電源をオン、オフするスイッチ（図示せず）を操作するツマミで、その表面は把持部１１の表面になるように配置し、かつ把持部１１面から露出するように構成され、該ツマミ１３は、本体１にキャップ２を装着したとき、その端部２ａで押されてオフ位置に移動するような位置に設けられている。
【００２１】
図３にはカール部１２の断面図を示した。図４の正面図、図５の背面図、さらに前記の図２の全体図と併せてカール部１２の構造を説明する。カール部１２は、基部となる棒状の電熱線支持部１２ａと、同部に対して、その長手方向に一定の間隔をおいて、電熱線支持部１２ａの軸方向に直交するかたちで、スイッチのツマミ１３を備えた正面側方向に突出させて電熱線支持部１２ａから延設した並列、複数の舌片状のリブ１２ｂとからなる。
【００２２】
基部となる棒状の電熱線支持部１２ａの断面は、前記図３に示したように、扇あるいはハート形を逆さにしたような形で、把持部１１がスイッチのツマミ１３を備えた正面側方向を、先細としている。そして、この電熱線支持部１２ａから突出延設した複数のリブ１２ｂの根元、言い換えれば電熱線支持部１２ａの先細側の先端、に接する箇所に各リブ１２ｂともすべて同位置に、それぞれ孔１２ｃが形成され、この孔１２ｃに電熱線１５を貫挿する。電熱線１５はストレートなものの方が挿入しやすい。なお、この孔１２ｃは、その開口の一部が電熱線支持部１２ｂの表面内に浅い溝として入り込んでいるようにしてもよい。
【００２３】
さらに、電熱線支持部１２ａの背面側、把持部１１がスイッチのツマミ１３を備えない方向側の面には、その長手方向に向け、幅の中心に、溝１２ｄが形成され、ここに、電熱線支持部１２ａの先端でＵ字状に折り返した電熱線１５を嵌め込む。なお、電熱線支持部１２ａの先端にも溝１２ｄを延設しておくことが望ましい。
【００２４】
溝１２ｄの深さは、電熱線１５を嵌入させた暢合、やや余裕があり、その部分に使用者の指先や、まぶたが触れても電熱線１５には直接触れることのない程度の深さとする。
【００２５】
図６に、カール部１２の側面図を示す。この図の例ではＣ部が屈曲するように構成し、図２のものと異なるが、このような形に限定されるものではない。図６における断面Ａを図７に示す。このように、溝１２ｄは電熱線１５を嵌入させた場合、余裕があり、この部分に使用者の指先Ｆ（あるいはまぶた）が触れても電熱線１５には触れない程度の深さとしてある。
【００２６】
一方、図６の断面Ｂを、図８に示す。この屈曲部Ｃ付近の部分では、溝１２ｄの深さは、電熱線１５を嵌入させた場合、使用者が指先で発熱状態を感知できるように電熱線１５に軽く触れることができる浅い深さとしてある。
【００２７】
図９は、カール部１２の別の実施例の側面図である。同図のＤ部付近では溝１２ｄ両側の部分を切り欠いて、実質的に溝の深さを浅くして、電熱線１５を嵌入させた場合、使用者が指先で発熱状態を感知できるように電熱線１５に軽く触れることができるような形としてある。Ｄ部付近のＥ断面を図１０に示した。
【００２８】
電熱線１５は普通ニクロム線を使用し、電源の電圧、所要温度等から適切な線径、長さのものを設定する。電熱線１５の両端部を把持部１１内で接続処理する構造については図示説明を省略したが、電圧、電流、所要温度等の関係で電熱線の長さに余剰を生じた場合は一部をコイル状にしておけばよい。また、長さが不足で抵抗値が不足し電流が過剰になるようであれば中間に抵抗を挿入すればよい。いずれの場合も、これらの処理は把持部１１内で行うことができる。
【００２９】
このような本実施例のまつげカーラーによれば、キャップ２を取り外し、スイッチのツマミ１３をオン操作することで把持部１１内の電池（図示せず）等から電熱線１５に通電され発熱、カール部１２によってまつげを所望のかたちに成形することができる。加熱状態は、カール部１２の裏面側に設けた部分的な電熱線１５の露出箇所（図６の例であれば断面Ｂ付近、図９であればＤ部）に指先を軽く触れてテストすることができる。なお、本発明の発明者のテストでは、電熱線１５の表面温度は６０〜８０℃とすることによって効果的な成形が可能となることが判った。
【００３０】
温度が適正であることが確認されたら、まつげを成形する。前記のようにカール部１２の基部、電熱線支持部１２ａの断面は逆ハート形、あるいは逆扇形であるので、正面側は使用範囲が２８０°程度の角度が確保でき、広く、使用しやすいものとなっている。また、カール部１２のリブ１２ｂはまつげガイド片としての櫛のような機能と、加熱された部分が直接まぶた等の人体の部分に当たらないようにするスペーサーの機能とを備えるのでカール作業は効率的であり、かつ安全である。
【００３１】
まつげの成形が終ったら、スイッチのツマミ１３を操作して電源をオフし、キャップ２を被せて格納する。万が一、スイッチのツマミ１３の操作を忘れても、キャップ２を被せると、その端部２ａがツマミ１３の先端を押圧するようになっているので、自動的にスイッチは切られ、電熱線１５が加熱されたままで格納されるようなことがなく、安全である。
【００３２】
図１１は電熱線１５を通電加熱する電源をオンオフするスイッチのツマミ１３の動作を示す。ツマミ１３は、把持部１１の表面を往復スライドする。スイッチオフ時にツマミ１３に覆われ、スイッチオン時のツマミ１３の移動に伴い露出する把持部１１表面の部分には、オンであることを表示する色彩、例えば目立つように赤等の彩色を施すようにする。例えば、赤色のシール１６を貼ったり、同色のチップを嵌め込んだりすればよい。このようにすることで、スイッチのオン状態、図１１（Ｂ）ではシール１６が露出し、視認でき、スイッチのオフ状態、図１１（Ａ）ではシール１６が隠蔽され視認できないので、使用状態が明確に表示され、使用者の注意を喚起し、スイッチの切り忘れによる不必要な電池の消耗や、不慮の過熱による事故等を防ぐことができる。
【００３３】
なお、前記の各実施例では、把持部１１とカール部１２とは別体として相互に取り付けるように脱明したが、設計の構造によっては、一体のものとして設定することも可能である。また、カール部１２は図２のような直線的なものでも、図６や図９のような屈曲したものでも、さらにまた、まつげ付近の顔面の曲線に合わせてカーブしたものとしてもよい。
【００３４】
また、カール部１２のリブを設ける面については、便宜上、把持部１１がスイッチのツマミ１３を備えた面と同方向の面を正面、その反対の面を裏面、と呼称したが、正面と裏面は相対的なものであり、また、スイッチのツマミ１３を備えた面から角度が若干ずれていても何ら支障はないものである。
【００３５】
また、電源部には電池を用いるようにしたが、充電型の電池であても、あるいは商用交流電源を電源とするものであってもよい。
【００３６】
次に、図１５以降の図によって、本発明の第２の発明によるまつげカーラーを説明するが、前述の第１の発明のものとの差は前記のカール部のみにあるので、該部分についてのみ、図示し説明する。この第２の発明によるまつげカーラーは、より効率的にまつげに熱を与えるために、電熱線の前面に、薄く熱伝導の良好な金属板で形成した電熱板を配置するものである。
【００３７】
図１５はカール部の正面図、図１６は同側面図、図１７は図１５のＡ−Ａ断面図、図１８は同Ｂ−Ｂ断面図、図１９は同Ｃ−Ｃ断面図、図２０は同Ｄ−Ｄ断面図であり、各図において、３２はカール部で、基部となる棒状の電熱線支持部３２ａと、同部に対して、その長手方向に一定の間隔をおいて、電熱線支持部３２ａの軸方向に直交するかたちで、正面側方向に突出させて電熱線支持部３２ａから延設した並列、複数の舌片状のリブ３２ｂとを備える。
【００３８】
基部となる棒状の電熱線支持部３２ａの断面は、図１９の断面図に見られるように押し潰したような円形状で、前面と背面とにフラットな部分を有し、前面のフラット部の両端は八の字型に傾斜させてある。３２ｂはリブであって、前面側に円弧状に突出させて形成する。３２ｃ、３２ｄは電熱線支持部３２ａの前面側及び背面側の面に長手方向にそれぞれ設けた各リブ３２ｂを貫通する溝で、ここに電熱線を嵌入させる。
【００３９】
電熱線支持部３２ａの背面側には凹部３２ｅが形成される。この凹部３２ｅは背面側表面からリブ３２ｂの基部まで、言い換えれば電熱線支持部３２ａの前面表面に至るような深さに形成される。また、その幅は電熱線支持部３２ａの断面背面のフラットな部分の幅全体、また、その長さは本実施例では電熱線支持部３２ａの先端がテーパー状に細くなる直前まで、リブ３２ｂの全てにわたるように形成した。従ってこの範囲では、カール部３２を前面側から見た場合、後方が抜けて見えるようになる。図１５において、この開目を３２ｐとして示す。
【００４０】
図２１は前記の凹部３２ｅに嵌め込む電熱板である。電熱板３６は０．２ｍｍ程度の厚さのステンレス材のような熱伝導のよい金属材で形成し、図２１（Ａ）に正面図で示すようなごく小型の短冊状とする。図２１（Ｂ）はその上面図であり、フラットなものとなっているが、図２１（Ｃ）、あるいは図２１（Ｄ）に示すような円弧状の部分ｒあるいはＲを有するものであってもよい。なお、電熱板３６の一方の面、電熱線と接する方の面には、図示は省略したが、薄いポリエステルフィルム等を両面接着テープなどにより貼り付け絶縁しておく必要がある。
【００４１】
図２２は前記の凹部３２ｅに嵌め込む電熱線ホルダーである。電熱線ホルダー３７は電熱線支持部３２ａと同材で形成し、凹部３２ｅの最奥部に前記の電熱板３６を嵌め込んだ後、裏面側から嵌め込んで凹部３２ｅをほぼ埋めることができるような形状寸法である。図２２（Ａ）は正面図、同（Ｂ）は側面図、同（Ｃ）は図２２（Ａ）のＣ−Ｃ断面図であり、３７ｆは２か所に左右一対として突出させた爪で、嵌め込んだ際、凹部３２ｅ内に設けた爪３２ｆと係合して嵌合状態を維持するためのものである。また、３７ｃは凹部３２ｅに嵌め込んだ場合の前面側に相当する面に長手方同に沿って形成した溝であり、電熱線をここに通すためのものである。さらに、３７ｄは凹部３２ｅに嵌め込んだ場合の裏面側に相当する面に長手方同に沿って形成した溝であり、電熱線をここに通すためのものである。
【００４２】
図２３に、この部分の組み立て状態を、図１５のＤ−Ｄ断面図（図２０）に相当する箇所の断面図として示した。前記のように、電熱線支持部３２ａの凹部３２ｅの最奥部に前記の電熱板３６を嵌め込んだ後、電熱線ホルダー３７を裏面側から嵌め込んで両者の爪３２ｆと３７ｆとを係合させ、固定する。このような状態に組み付けたのち、電熱線３５を貫挿する。電熱線３５はストレートなものの方が挿入しやすい。図示はしないが、把持部側に端末を接続され、ここから導出される電熱線３５は、電熱線支持部３２ａの正面側の溝３２ｃに嵌入させつつ嵌挿し、凹部３２ｅに至ると電熱板３６の裏面側に接するようにしながら電熱線ホルダー３７の溝３７ｃ内を挿通し、電熱線支持部３２ａの先端に至り折り返して電熱線支持部３２ａの背面側（把持部がスイッチのツマミを備えない方向側の面）の長手方向の溝３２ｄに、電熱線３５を嵌め込む。なお、電熱線支持部３２ａの先端にも溝３２ｄを延設しておくことが望ましい。続いて電熱線ホルダー３７の背面側の溝３７ｄに電熱線３５は嵌挿され、再び電熱線支持部３２ａの溝３２ｄに嵌挿して把持部方向へ至るように、電熱線３５を配装するようにする。なお、電熱板３６の一方の面、電熱線３５と接する方の面には薄いポリエステルフィルムなどを貼って絶縁してあるが図２３においては、複雑化を避けるため図示を省略した。
【００４３】
なお、前記の工程では、電熱線支持部３２ａの凹部３２ｅの最奥部に前記の電熱板３６を嵌め込み、電熱線ホルダー３７を裏面側から嵌め込んだのち、電熱線３５を貫挿するようにしたが、電熱線ホルダー３７は、電熱線３５を前面側の嵌挿し、先端で折り返したあとから、凹部３２ｅに嵌め込むようにしてもよい。この方が前面側の電熱線３５の嵌挿が容易に行える可能性がある。もちろん、この場合は電熱線ホルダー３７を凹部３２ｅに嵌め込む際、溝３７ｃ内に電熱線３５が収容されるように配慮する必要がある。また、前記二つの場合のいずれにおいても、電熱線ホルダー３７の前面側の溝３７ｃの深さは、あまり深すぎると電熱線３５が電熱板３６に接しないおそれがあり、逆に浅すぎると電熱線３５をホールドできなくなるので、適度の深さに設定しておく必要がある。
【００４４】
溝３２ｃや３２ｄの深さは、電熱線３５を嵌入させた場合、やや余裕があり、その部分に使用者の指先や、まぶたが触れても電熱線３５には直接触れることのない程度の深さとすることは前記第１の発明と同様である。
【００４５】
また、図１７に見られるように、電熱線支持部３２ａの背面側の一部は浅い凹み３２ｇを設けてある。この浅い凹み３２ｇ付近の部分では、溝３２ｄの深さは、電熱線３５を嵌入させた場合、使用者が指先で発熱状態を感知できるように電熱線３５に軽く触れることができる浅い深さとなり、前記第１の発明同様、電熱線の温度を指先で確認することができる。
【００４６】
このような本発明の第２のものにあっては、電熱線３５の熱が、電熱線よりは広い面積を持った電熱板３６に伝達され、この電熱板３６が櫛の歯状のリブの間から露出しているので、電熱板３６とカールしようとするまつげとの接触面が大きくなり、効率的なカール作業を行うことができるものとなる。また、電熱板３６の形状は，短辺側の断面が図２１（Ｂ）のようなフラットなものであってもよいが、図２１（Ｃ）あるいは同（Ｄ）に示すような、短辺側の断面が部分的に円弧ｒを有する形状のもの、あるいは短辺側の断面が円弧Ｒを有するものとすれば、さらにまつげとの接触状態が良好となって、より効率的なカール作業を行うことができるものとなる。この場合、電熱線支持部３２ａの凹部３２ｅの最奥部の面の形状を、嵌め込もうとする電熱板の形状に併せて設定しておく必要があることはもちろんである。
【００４７】
なお、電熱板３６は本実施例では電熱線支持部３２ａの背面側に設けた凹部３２ｅから装着するようにしたが、カール部３２の成形時に、あらかじめ電熱線３５と接する方の面には薄いポリエステルフィルムなどを貼って絶縁してあるものを、インサート成形するようにしてもよい。
【００４８】
なお、この本発明の第２のものにおいても、前記第１の発明同様、カール部の前面側は、その電熱線支持部の断面形状が八の字型に傾斜しているので１８０度以上の広い範囲でカール作業を行える点、あるいは、電熱線を収容する溝の深さは電熱線が溝から突出せず直接手や顔の肌に触れることがなく安全である点、さらに、溝の一部を浅くして温度確認を指先で可能とする点、そして、電源をオンオフするスイッチのツマミは、本体にキャップを装着したとき、その端部で押されてスイッチがオフとなるような位置に設け、スイッチの切り忘れによる不必要な電池の消耗や、不慮の過熱による事故等を防ぐことができる点、電熱線を通電加熱する電源をオンオフするスイッチのツマミとして、把持部表面を往復スライドするものを使用した場合、スイッチオフ時にツマミに覆われ、スイッチオン時に露出する把持部表面の部分には、オンであることを表示する色彩、例えば目立つように赤等の色彩を施してスイッチの切り忘れによる不必要な電池の消耗や、不慮の過熱による事故等を防ぐことができる点などの特徴を利用することが可能である。
【００４９】
【発明の効果】
以上のように本発明の第１のものによれば、電熱線には直接肌が触れないような配慮がなされているとともに、その一部には発熱度を指先で触れてみることができるような郡分を形成してあるので、特別の温度表示手段を用いることなく温度が確認でき、小型化、低コスト化に貢献するものとなる。
【００５０】
さらに、把持部に設けたスイッチのツマミをキャップの装着に連動して移動させてスイッチをオフするようにしたので、スイッチを切り忘れて不慮の事故を招くようなことがなく、また、スイッチオフ時にツマミに覆われ、スイッチオン時のツマミの移動に伴い露出する把持部表面の部分にオンであることを表示する赤等の彩色を施すようにしたので、スイッチのオン状態を視認でき、使用者の注意を喚起し、スイッチの切り忘れによる不必要な電池の消耗や、不慮の過熱による事故等を防ぐことができるものとなった。
【００５１】
さらに、本発明の第２のものによれば、電熱線の熱が、電熱線よりは広い面積を持った電熱板に伝達されるので、カールしようとするまつげとの接触面が大きくなり、効率的なカール作業を行うことができるものとなる。また、電熱板の断面を円弧状の部分を有するものとすれば、さらにまつげとの接触状態が良好となって、より効率的なカール作業を行うことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の全体の構成図である。
【図２】（Ａ）は本発明のまつげカーラーの分解正面図、（Ｂ）は同側面図である。
【図３】カール部の断面図である。
【図４】カール部の正面図である。
【図５】カール部の裏面図である。
【図６】カール部の側面図である。
【図７】図６のＡ部断面図である。
【図８】図６のＢ部断面図である。
【図９】カール部の別の実施例の側面図である。
【図１０】図９のＥ部断面図である。
【図１１】（Ａ）、（Ｂ）はスイッチツマミの動作説明図である。
【図１２】従来のカール部の断面図である。
【図１３】従来のカール部の外観斜視図である。
【図１４】従来のカール部の平面図である。
【図１５】本発明の第２のもののカール部の正面図である。
【図１６】本発明の第２のもののカール部側面図である。
【図１７】図１５におけるＡ−Ａ断面図である。
【図１８】図１５におけるＢ−Ｂ断面図である。
【図１９】図１５におけるＣ−Ｃ断面図である。
【図２０】図１５におけるＤ−Ｄ断面図である。
【図２１】（Ａ）は電熱板の正面図、（Ｂ）はその上面図、（Ｃ）は別の形状の上面図、（Ｄ）はまた別の形状の上面図である、
【図２２】（Ａ）は電熱線ホルダーの正面図、（Ｂ）はその側面図、（Ｃ）は図２２（Ａ）におけるＣ−Ｃ断面図である。
【図２３】電熱線支持部の組み立て状態を説明する断面図である。
【符号の説明】
１本体
１１把持部
１２、３２カール部
１２ａ、３２ａ電熱線支持部
１２ｂ、３２ｂリブ
１２ｃ孔
１２ｄ、３２ｃ、３２ｄ溝
１３スイッチのツマミ
１５、３５電熱線
１６シール
２キャップ
３２ｅ凹部
３２ｐ開口
３６電熱板
３７電熱線ホルダー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a beauty device, and more particularly to a beauty device for forming eyelashes.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Beauty tools for shaping eyelashes during makeup are conventionally known. For example, there are a device described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 3042723 and a device described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-192037. A heating element is built in the brush part), heated by a battery, and the heated curl part is applied to the eyelashes to form the heating element.
[0003]
An example is shown in FIG. 12 to FIG. 14, but the eyelashes provided at the tip of the grip portion (not shown). A plurality of ribs 22b are erected in parallel on a heating wire support portion 22a, which is a rod-shaped base, and two holes 22c are formed in each of the ribs 22b. It is made to penetrate, and this is energized and heated by a power supply unit such as a battery in the gripping unit to form an eyelash curler. The rib has a function as a comb or a brush at the time of curling the eyelash, and also has a function as a spacer for preventing the hot heating wire 25 from directly touching the eyelid.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Since the reciprocating heating wire 25 is arranged and wired on the upper surface of the heating wire support portion 22a, the width B of the heating wire support portion 22a in FIG. No. This hinders miniaturization and weight reduction, and in this respect, the usability is not good.
[0005]
Further, as understood from the plan view of FIG. 14, the rib 22b has a function as a spacer for preventing the hot heating wire 25 from directly touching the eyelid as described above. Can not increase the interval. Therefore, the user cannot test the heating value of the heating wire 25 by touching it with a finger. Therefore, the heating wire support portion of the curl portion is formed by using a material whose color changes with temperature, or a device is provided for notifying that a predetermined temperature has been reached by turning on an LED. This also raises costs and hinders miniaturization and weight reduction. It is an object of the present invention to reduce the size, weight, and cost of such a conventional eyelash curler and to enable efficient curling work.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, the above-described object is achieved by a rod-shaped heating wire support portion which is provided with a heating portion provided near a tip of a cylindrical holding portion containing a power supply unit and a switch, and which generates heat. A main body composed of a curl portion provided with Said An eyelash curler configured with a cap to cover the main body, wherein the curl portion includes, from the front side of the heating wire support portion, plural Ribs Said So that it is perpendicular to the axial direction of the heating wire support Protrude at regular intervals In In parallel Form each rib, Said Holes at the same position at each point in contact with the surface of the heating wire support, Said A groove is formed in the longitudinal direction on the back surface of the heating wire support portion of the curl portion, and one heating wire is arranged so as to penetrate each of the holes and to be in contact with the heating wire support surface. Folded at the tip of the portion, the back surface was fitted into the groove and assembled, the depth of the groove on the back surface of the heating wire support portion, the fitted heating wire does not protrude from the back surface, and the The depth is such that fingers and eyelids do not directly touch the heating wire.Furthermore, a shallow part is provided so that the heating wire can be touched with a finger in a part of the groove, or both sides of the groove are provided. The problem is solved by providing a partially cut-out portion.
[0007]
Further, the above problem is solved by the above-mentioned solution, Said The switch for turning on and off the power supply for energizing and heating the heating wire slides back and forth on the surface of the gripping part. Said The problem is solved by that the grip portion surface portion that is covered with the knob and exposed at the time of ON is given a color indicating that the grip is ON.
[0008]
Further, according to the second aspect of the present invention, the above-described problem is caused by a rod-shaped heating wire which is provided with a cylindrical holding portion containing a power supply unit, a switch, and the like, and a heating wire provided near the tip thereof to generate heat. As a main body composed of a curl portion having a support portion, and mainly covering the curl portion Said An eyelash curler comprising a cap to cover the main body, wherein the curled portion is protruded from a front side of the heating wire support portion, which is in contact with the eyelashes, so as to be orthogonal to an axial direction of the heating wire support portion at a predetermined interval. To Multiple formed A rib and the rib of Over a plurality of, so as to be exposed between the bases of adjacent ribs, a heating plate formed of a small strip-shaped metal plate having good heat conductivity and disposed in the heating wire support portion, wherein the heating wire is Derived from the gripper Said Formed in the longitudinal direction on the front side in contact with the eyelashes of the heating wire support part of the curl part Penetrate each rib After being fitted into the groove, it is arranged so as to be in contact with the back surface of the heating plate, and is folded back at the tip of the heating wire support portion. Said Insert into the groove formed in the longitudinal direction on the back side of the heating wire support Said The problem is solved by assembling to reach the grip portion.
[0009]
In the preceding paragraph, the shape of the electric heating plate is either a flat plate shape, a shape in which the cross section on the short side forms a gentle arc shape, or a shape in which the cross section on the short side has a partial arc shape. It is solved by doing.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The eyelash curler of the present invention has a power supply unit that uses a dry battery, a rechargeable battery, and the like as a power supply, a cylindrical grip that houses a switch for turning on and off the power supply, and a rod-like shape provided with a heating wire provided near the end thereof. And a cap that covers the main body so as to mainly cover the curled portion.
[0011]
The heating wire support portion, which is a rod-shaped base of the curl portion, has a plurality of ribs protruding from the front side in contact with the eyelashes so as to be orthogonal to the axial direction of the heating wire support portion, and is formed in parallel at regular intervals. Each rib is provided with a hole at the base thereof, at a position in contact with the surface of the heating wire support portion, so as to penetrate all the ribs linearly. Further, a groove in the longitudinal direction of the heating wire supporting portion is provided near the center of the width on the front and back surfaces thereof. Then, one heating wire is assembled so as to penetrate each hole and come into contact with the surface of the heating wire support portion, is folded into a U-shape at the tip of the same portion, is fitted into the groove, and is fitted into the elongated groove also on the back surface and assembled. .
[0012]
The depth of the groove on the back surface is set so that the user's finger or eyelid cannot touch the inserted heating wire. Alternatively, the depth is set as described above, and the groove is partly made shallow or cut off on both sides of the groove so that the heating temperature of the heating wire can be confirmed. In this way, safety can be ensured and the operating temperature can be confirmed.
[0013]
The terminal of the heating wire is connected to a switch, a power supply, etc. in the cylindrical holding part, but since the diameter and length of the heating wire are determined by the required temperature of the heating element, power supply voltage, etc., the length of the heating wire is curled. It may be too long just to go back and forth between the clubs. In such a case, it may be disposed in a coil shape in the grip portion and processed. When the resistance value of the heating wire is too small and an overcurrent occurs, a resistor having a required value may be similarly inserted and arranged in the holding portion.
[0014]
The switch for turning the power on and off is provided at a position where the switch is turned off by being pushed at the end when the cap is attached to the main body. By doing so, it is possible to prevent unnecessary consumption of the battery due to forgetting to turn off the switch, an accident due to accidental overheating, and the like.
[0015]
When using a switch for turning on and off the power supply for energizing and heating the heating wire, a switch that slides back and forth on the surface of the gripper is used. A color indicating something, for example, a color such as red is conspicuously given. By doing so, unnecessary battery exhaustion due to forgetting to turn off the switch and accidents due to accidental overheating can be prevented.
[0016]
In addition, as another embodiment of the present invention, in order to improve the effect of transferring the heat of the heating wire to the eyelashes, an electric heating member formed of a thin metal plate having good thermal conductivity in front of the heating wire so as to contact the heating wire. Arrange the boards. The heating plate is exposed from the root of the rib on the surface of the heating wire support. The length is desirably over the entire area where the plurality of ribs are present, but if the tip of the heating wire support is tapered, this range is excluded. By curling the eyelashes through such an electric heating plate, heat can be obtained in a wider range, and the curling operation becomes more efficient.
[0017]
As a means for arranging the heating plate in the heating wire support portion, a concave portion having a depth from the back side of the heating wire support portion to the front surface is provided, and an opening is formed between adjacent rib bases on the front surface, and the back surface is provided here. The electric heating plate may be fitted from the side. The heating plate is arranged so that the heating wire is in contact with the back surface of the heating plate. Further, a heating wire holder is fitted so as to close the opening from the back side of the recess, and the heating wire is accommodated in a groove provided on the front side of the heating plate holder. Further, a groove for accommodating the heating wire provided on the back side is formed on the back side surface of the electric heating plate holder.
[0018]
The shape of the electric heating plate is a small rectangular shape, and the cross section on the short side may be simply flat, but may be a locally arcuate shape or a whole arcuate shape. . By providing such an arc-shaped portion, when curling the eyelashes, the contact area increases, and the eyelashes can be quickly and easily performed. In this case, it is of course more efficient to set the shape of the innermost surface of the concave portion of the heating wire support portion into which the heating plate is to be fitted in accordance with the shape of the heating plate to be fitted. It is.
[0019]
【Example】
The first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is an external view of the entirety. 1 is a main body including a grip portion for gripping the eyelash curler by hand and a curl portion at the tip, and 2 is a cap to cover the curl portion at the tip of the main body 1. It is.
[0020]
FIGS. 2A and 2B show a state in which the cap 2 is removed from the main body 1. FIG. 2A is a front view, and FIG. 2B is a side view. On the main body 1 side, 11 is the gripping portion, which is generally cylindrical, taking into account the directionality when gripping. It is desirable that the cross section be elliptical. A power supply unit such as a dry battery or a rechargeable battery, a circuit including a switch for turning on / off the power supply, and the like are accommodated in the holding unit 11. Reference numeral 11a denotes a battery cover for replacing an internal battery, which is detachable. Reference numeral 12 denotes a rod-shaped curl portion attached to an end portion of the grip portion 11 having a tapered tip portion, formed of a heat-resistant resin or the like, heated by a heating wire, and applied to eyelashes to form the same. However, details will be described later. In addition, it is easier to use the curl portion 12 if the curl portion 12 is configured to be deviated forward from the axis of the grip portion 11. Reference numeral 13 denotes a knob for operating a switch (not shown) for turning on / off the power supply. The knob is arranged so that its surface becomes the surface of the gripper 11 and is exposed from the surface of the gripper 11. Reference numeral 13 is provided at a position where when the cap 2 is mounted on the main body 1, the end 2a is pushed by the end 2a and moves to the off position.
[0021]
FIG. 3 shows a cross-sectional view of the curl portion 12. The structure of the curl portion 12 will be described with reference to the front view of FIG. 4, the rear view of FIG. 5, and the overall view of FIG. The curl portion 12 has a rod-shaped heating wire support portion 12a serving as a base portion, and a predetermined interval in the longitudinal direction with respect to the rod-shaped heating wire support portion 12a, and is orthogonal to the axial direction of the heating wire support portion 12a. It comprises a plurality of parallel tongue-shaped ribs 12b extending from the heating wire support portion 12a so as to protrude in the front side direction with a knob 13.
[0022]
As shown in FIG. 3, the cross-section of the rod-shaped heating wire support portion 12a serving as a base has a shape like an inverted fan or heart shape, and the grip portion 11 has a front side direction provided with a switch knob 13. Is tapered. A hole 12c is provided at the same position as each of the ribs 12b at a position in contact with the base of the plurality of ribs 12b protruding and extending from the heating wire support portion 12a, in other words, at a position in contact with the tapered end of the heating wire support portion 12a. The heating wire 15 is inserted into the hole 12c. A straight heating wire 15 is easier to insert. The hole 12c may have a part of the opening as a shallow groove in the surface of the heating wire support 12b.
[0023]
Further, a groove 12d is formed at the center of the width toward the longitudinal direction on the back surface side of the heating wire support portion 12a and on the surface on the side where the grip portion 11 does not have the switch 13 of the switch. The heating wire 15 folded into a U-shape at the tip of the heating wire support portion 12a is fitted. In addition, it is desirable that the groove 12d is also extended at the tip of the heating wire support portion 12a.
[0024]
The depth of the groove 12d is set so that the heating wire 15 is fitted and there is a little room, and the heating wire 15 does not directly touch the heating wire 15 even if the user's fingertip or eyelid touches that portion. I do.
[0025]
FIG. 6 shows a side view of the curl portion 12. In the example of this figure, the portion C is configured to bend and is different from that of FIG. 2, but is not limited to such a shape. FIG. 7 shows a cross section A in FIG. Thus, when the heating wire 15 is fitted into the groove 12d, there is a margin, and the groove 12d has such a depth that even if the user's fingertip F (or eyelid) touches the portion, the heating wire 15 does not touch.
[0026]
On the other hand, FIG. 8 shows a cross section B of FIG. In the portion near the bent portion C, the depth of the groove 12d is set to a shallow depth that allows the user to lightly touch the heating wire 15 so that the user can detect the heat generation state with his / her fingertip when the heating wire 15 is fitted. is there.
[0027]
FIG. 9 is a side view of another embodiment of the curl portion 12. In the vicinity of the portion D in the same figure, the portions on both sides of the groove 12d are cut out so that the depth of the groove is substantially reduced, and when the heating wire 15 is fitted, the user can sense the heat generation state with the fingertip. The shape is such that the heating wire 15 can be touched lightly. FIG. 10 shows a cross section E near the portion D.
[0028]
The heating wire 15 is usually a nichrome wire, and an appropriate wire diameter and length are set based on the voltage of the power supply, required temperature and the like. The illustration of the structure for connecting both ends of the heating wire 15 in the grip portion 11 is omitted, but if the heating wire length becomes excessive due to voltage, current, required temperature, etc. What is necessary is just to make it into a coil shape. If the length is insufficient and the resistance value is insufficient and the current becomes excessive, a resistor may be inserted in the middle. In any case, these processes can be performed in the holding unit 11.
[0029]
According to the eyelash curler of this embodiment, by removing the cap 2 and turning on the switch 13 of the switch, electricity is supplied to the heating wire 15 from a battery (not shown) or the like in the grip portion 11 to generate heat and curl. The part 12 allows the eyelashes to be formed in a desired shape. The heating condition is tested by lightly touching the exposed portion of the heating wire 15 provided on the back side of the curl portion 12 (near the cross section B in the example of FIG. 6, and the D portion in FIG. 9). be able to. In addition, in the test of the inventor of the present invention, it was found that effective molding can be performed by setting the surface temperature of the heating wire 15 to 60 to 80 ° C.
[0030]
Once the temperature is correct, shape the eyelashes. As described above, since the base of the curl portion 12 and the cross section of the heating wire support portion 12a have an inverted heart shape or an inverted fan shape, the front side can secure an angle of about 280 °, and is wide and easy to use. It has become. In addition, the ribs 12b of the curl portion 12 have a comb-like function as an eyelash guide piece and a spacer function to prevent a heated portion from directly hitting a human body portion such as an eyelid. Targeted and secure.
[0031]
After the formation of the eyelashes is completed, the power is turned off by operating the switch 13 of the switch, and the cap 2 is covered and stored. Even if you forget to operate the knob 13 of the switch, if the cap 2 is put on, the end 2a presses the tip of the knob 13, so that the switch is automatically turned off and the heating wire 15 is turned off. It is safe because it is not stored while it is heated.
[0032]
FIG. 11 shows the operation of a switch 13 of a switch for turning on and off a power supply for energizing and heating the heating wire 15. The knob 13 slides back and forth on the surface of the grip 11. A portion of the surface of the grip portion 11 which is covered by the knob 13 when the switch is turned off and which is exposed with the movement of the knob 13 when the switch is turned on is given a color indicating that the grip is on, for example, a color such as red to be conspicuous. To For example, a red seal 16 may be attached, or a chip of the same color may be fitted. In this manner, the switch is turned on, the seal 16 is exposed and visible in FIG. 11B, and the switch is turned off. In FIG. 11A, the seal 16 is concealed and cannot be viewed. It is clearly displayed, alerts the user, and can prevent unnecessary battery consumption due to forgetting to switch off, accidents due to accidental overheating, and the like.
[0033]
In each of the above-described embodiments, the grip 11 and the curl 12 are separately mounted so as to be attached to each other. However, depending on the design structure, the grip 11 and the curl 12 may be integrally formed. Further, the curled portion 12 may be a straight one as shown in FIG. 2, a bent one as shown in FIG. 6 or FIG. 9, or a curved one according to the curve of the face near the eyelashes.
[0034]
For the surface on which the ribs of the curl portion 12 are provided, for convenience, the surface in the same direction as the surface on which the grip 11 is provided with the switch knob 13 is referred to as the front, and the opposite surface is referred to as the back. Are relative, and there is no problem even if the angle is slightly shifted from the surface provided with the switch knob 13.
[0035]
Although a battery is used for the power supply unit, it may be a rechargeable battery or a commercial AC power supply.
[0036]
Next, the eyelash curler according to the second invention of the present invention will be described with reference to FIG. 15 and subsequent drawings. However, since the difference from the above-mentioned first invention is only in the curled portion, only the curled portion is described. , Will be described. In the eyelash curler according to the second aspect of the invention, in order to more efficiently apply heat to the eyelashes, an electric heating plate formed of a thin metal plate having good heat conductivity is arranged in front of the heating wire.
[0037]
15 is a front view of the curl portion, FIG. 16 is a side view thereof, FIG. 17 is a sectional view taken along line AA of FIG. 15, FIG. 18 is a sectional view taken along line BB of FIG. Is a cross-sectional view taken along the same line DD. In each of the figures, reference numeral 32 denotes a curled portion, and a rod-shaped heating wire support portion 32a serving as a base portion, and a predetermined distance in the longitudinal direction with respect to the portion. A plurality of tongue-shaped ribs 32b are provided in parallel with each other and extend from the heating wire support portion 32a so as to protrude in the front side direction in a direction orthogonal to the axial direction of the hot wire support portion 32a.
[0038]
The cross section of the rod-shaped heating wire support portion 32a serving as a base has a circular shape as if crushed as shown in the cross-sectional view of FIG. 19, has flat portions on the front and back surfaces, and has a flat portion on the front surface. Both ends are slanted in the shape of figure eight. Reference numeral 32b denotes a rib, which is formed to protrude in an arc shape on the front side. 32c and 32d are provided on the front and back surfaces of the heating wire support 32a in the longitudinal direction, respectively. Penetrate each rib 32b The heating wire is inserted into the groove here.
[0039]
A concave portion 32e is formed on the back side of the heating wire support portion 32a. The recess 32e is formed to a depth from the rear surface to the base of the rib 32b, in other words, to reach the front surface of the heating wire support 32a. In addition, the width is the entire width of the flat portion on the back surface of the cross section of the heating wire support portion 32a, and the length of the heating wire support portion 32a in this embodiment is just before the tip of the heating wire support portion 32a is tapered. Formed to cover all. Therefore, in this range, when the curled portion 32 is viewed from the front side, the rear portion can be seen through. In FIG. 15, this opening is shown as 32p.
[0040]
FIG. 21 shows an electric heating plate fitted into the recess 32e. The electric heating plate 36 is formed of a metal material having good heat conductivity such as stainless steel having a thickness of about 0.2 mm, and has a very small strip shape as shown in the front view of FIG. FIG. 21 (B) is a top view thereof, which is flat, but has an arc-shaped portion r or R as shown in FIG. 21 (C) or FIG. 21 (D). Is also good. Although not shown, a thin polyester film or the like needs to be attached and insulated on one surface of the heating plate 36 or the surface in contact with the heating wire with a double-sided adhesive tape or the like.
[0041]
FIG. 22 shows a heating wire holder fitted into the recess 32e. The heating wire holder 37 is formed of the same material as the heating wire support portion 32a. After the heating plate 36 is fitted into the deepest portion of the recess 32e, it can be fitted from the back side to substantially fill the recess 32e. Shape and dimensions. 22 (A) is a front view, FIG. 22 (B) is a side view, and FIG. 22 (C) is a cross-sectional view taken along line CC of FIG. 22 (A). When it is fitted, it engages with the claw 32f provided in the concave portion 32e to maintain the fitted state. Reference numeral 37c denotes a groove formed along the longitudinal direction on a surface corresponding to the front side when fitted into the concave portion 32e, and through which a heating wire is passed. Reference numeral 37d denotes a groove formed along the longitudinal direction on a surface corresponding to the back surface side when fitted into the recess 32e, and through which a heating wire is passed.
[0042]
FIG. 23 shows the assembled state of this part as a sectional view of a portion corresponding to the DD sectional view (FIG. 20) of FIG. As described above, after the electric heating plate 36 is fitted into the deepest portion of the concave portion 32e of the heating wire support portion 32a, the heating wire holder 37 is fitted from the back side, and the claws 32f and 37f of both are engaged. And fix. After assembling in such a state, the heating wire 35 is inserted. A straight heating wire 35 is easier to insert. Although not shown, a terminal is connected to the gripping portion side, and the heating wire 35 led out from this terminal is inserted while being fitted into the groove 32c on the front side of the heating wire support portion 32a. The heating wire holder 37 is inserted into the groove 37c while being in contact with the rear surface of the heating wire holder 37. To The heating wire 35 is fitted into the longitudinal groove 32d on the back side of the heating wire support portion 32a (the surface on the side where the grip does not have the switch knob). In addition, it is desirable that the groove 32d be extended also at the tip of the heating wire support portion 32a. Subsequently, the heating wire 35 is inserted into the groove 37d on the back side of the heating wire holder 37, and is again inserted into the groove 32d of the heating wire support portion 32a so that the heating wire 35 is disposed so as to reach the grip portion. To Note that a thin polyester film or the like is stuck and insulated on one surface of the heating plate 36 and the surface in contact with the heating wire 35, but is not shown in FIG. 23 to avoid complication.
[0043]
In the above step, the heating plate 36 is fitted into the innermost part of the concave portion 32e of the heating wire support portion 32a, the heating wire holder 37 is fitted from the back side, and then the heating wire 35 is inserted. However, the heating wire holder 37 may be fitted into the recess 32e after the heating wire 35 is inserted on the front side and folded at the tip. This may make it easier to insert the heating wire 35 on the front side. Of course, in this case, when fitting the heating wire holder 37 into the recess 32e, it is necessary to take care that the heating wire 35 is accommodated in the groove 37c. In any of the above two cases, if the depth of the groove 37c on the front side of the heating wire holder 37 is too large, the heating wire 35 may not contact the heating plate 36. Since the heating wire 35 cannot be held, it is necessary to set it to an appropriate depth.
[0044]
The depth of the grooves 32c and 32d has a margin when the heating wire 35 is fitted, and the depth is such that the user does not directly touch the heating wire 35 even if the user's fingertip or eyelid touches the portion. This is the same as in the first aspect.
[0045]
As shown in FIG. 17, a shallow dent 32g is provided on a part of the back side of the heating wire support portion 32a. In the portion near the shallow dent 32g, the depth of the groove 32d is such that when the heating wire 35 is fitted, the user can lightly touch the heating wire 35 so that the user can detect the heat generation state with a fingertip. As in the first aspect, the temperature of the heating wire can be confirmed with a fingertip.
[0046]
In the second embodiment of the present invention, the heat of the heating wire 35 is transmitted to the heating plate 36 having an area larger than that of the heating wire, and the heating plate 36 has a comb-shaped rib. Since it is exposed from between, the contact surface between the electric heating plate 36 and the eyelashes to be curled becomes large, and efficient curling work can be performed. The shape of the electric heating plate 36 may be such that the cross section on the short side is flat as shown in FIG. 21B, but the short side as shown in FIG. 21C or FIG. If the cross section on the side has a shape partially having an arc r, or the cross section on the short side has an arc R, the state of contact with the eyelashes is further improved, and more efficient curling work can be performed. What you can do. In this case, it is needless to say that the shape of the innermost surface of the concave portion 32e of the heating wire support portion 32a needs to be set according to the shape of the heating plate to be fitted.
[0047]
In the present embodiment, the heating plate 36 is mounted from the concave portion 32e provided on the back side of the heating wire support portion 32a. However, when the curl portion 32 is formed, the surface in contact with the heating wire 35 in advance is thin. What is insulated by attaching a polyester film or the like may be insert-molded.
[0048]
In the second embodiment of the present invention, as in the first embodiment, the front side of the curl portion is 180 ° or more because the cross-sectional shape of the heating wire support portion is inclined in an eight-shaped form. The curl work can be performed in a wide range, or the depth of the groove for storing the heating wire is safe because the heating wire does not protrude from the groove and does not directly touch the skin of hands and face. The point where the temperature can be checked with your fingertip by making the part shallow, and the switch of the switch to turn on and off the power, when the cap is attached to the main body, is pressed at the end so that the switch turns off. A switch that turns on and off the power supply that energizes and heats the heating wire, and slides back and forth on the surface of the gripping part, as it can prevent unnecessary battery consumption due to forgetting to turn off the switch, accidents due to accidental overheating, etc. It was used If the switch is turned off, it is covered with a knob, and the portion of the grip surface exposed when the switch is turned on is given a color to indicate that it is on, for example, a color such as red so that it is conspicuous. It is possible to take advantage of features such as the ability to prevent battery consumption and accidents due to accidental overheating.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, care is taken to prevent the skin from directly touching the heating wire, and a part of the heating wire can be touched with the degree of heat generation with a fingertip. Since the groups are formed, the temperature can be confirmed without using any special temperature display means, which contributes to downsizing and cost reduction.
[0050]
In addition, since the switch of the switch provided on the grip is moved in conjunction with the mounting of the cap to turn off the switch, there is no possibility of accidental accidents caused by forgetting to turn off the switch, and when the switch is turned off. The handle is covered with a knob, and the surface of the grip portion exposed when the switch is turned on is colored in red or the like to indicate that the grip is on. This alerts the user to prevent unnecessary battery drain due to forgetting to switch off and accidents due to accidental overheating.
[0051]
Further, according to the second aspect of the present invention, since the heat of the heating wire is transmitted to the heating plate having a larger area than the heating wire, the contact surface with the eyelash to be curled becomes large, and the efficiency is improved. It is possible to perform a typical curl work. In addition, if the cross section of the electric heating plate has an arc-shaped portion, the state of contact with the eyelashes is further improved, and a more efficient curling operation can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of the present invention.
FIG. 2A is an exploded front view of the eyelash curler of the present invention, and FIG. 2B is a side view of the same.
FIG. 3 is a sectional view of a curl portion.
FIG. 4 is a front view of a curl portion.
FIG. 5 is a rear view of the curl portion.
FIG. 6 is a side view of the curl portion.
FIG. 7 is a sectional view of a portion A in FIG. 6;
FIG. 8 is a sectional view of a portion B in FIG. 6;
FIG. 9 is a side view of another embodiment of the curl portion.
FIG. 10 is a sectional view of a portion E in FIG. 9;
FIGS. 11A and 11B are diagrams illustrating the operation of a switch knob.
FIG. 12 is a sectional view of a conventional curl portion.
FIG. 13 is an external perspective view of a conventional curl portion.
FIG. 14 is a plan view of a conventional curl portion.
FIG. 15 is a front view of a curl portion according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a side view of the curl portion of the second embodiment of the present invention.
17 is a sectional view taken along the line AA in FIG.
18 is a sectional view taken along line BB in FIG.
19 is a sectional view taken along the line CC in FIG.
20 is a sectional view taken along line DD in FIG.
21A is a front view of an electric heating plate, FIG. 21B is a top view thereof, FIG. 21C is a top view of another shape, and FIG. 21D is a top view of another shape.
22A is a front view of a heating wire holder, FIG. 22B is a side view thereof, and FIG. 22C is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 22A.
FIG. 23 is a cross-sectional view illustrating an assembled state of the heating wire support unit.
[Explanation of symbols]
1 body
11 gripper
12, 32 Curl section
12a, 32a heating wire support
12b, 32b rib
12c hole
12d, 32c, 32d groove
13 Switch knob
15, 35 heating wire
16 seals
2 caps
32e recess
32p aperture
36 Electric heating plate
37 Heating wire holder

Claims

電源部やスイッチ等を収容した筒状の把持部と、その先端寄りに設け電熱線を備えて発熱する、棒状の電熱線支持部を備えるカール部とからなる本体と、前記カール部を主にカバーするように前記本体に被せるキャップとで構成したまつげカーラーであって、
前記カール部には、前記電熱線支持部の正面側から、複数のリブを前記電熱線支持部の軸方向に直交するように突出させ一定間隔をおいて並列に形成し、
各リブには、前記電熱線支持部の表面に接する箇所にそれぞれに同位置に孔を、また前記カール部の電熱線支持部の裏面には長手方向に溝を、それぞれ形成し、一本の電熱線を、前記各孔を貫通させて電熱線支持部表面に接するように配置し、電熱線支持部先端で折り返し、裏面では前記溝に嵌入させて組み付けるようにしたこと、
前記電熱線支持部の裏面の溝の深さは、嵌入した電熱線が裏面表面よりも突出することなく、かつ、前記電熱線に指やまぶたが直接触れることのない深さであり、さらに、その溝の一部に指で前記電熱線に触れることができるように、浅く形成した個所を設けるか、あるいは前記溝の両側を部分的に切り欠いた個所を設けるようにしたことを特徴とするまつげカーラー。Mainly, a main body including a cylindrical grip portion containing a power supply unit, a switch, and the like, and a curl portion provided with a heating wire provided near the end thereof and provided with a heating wire, and having a rod-shaped heating wire support portion. An eyelash curler comprising a cap to cover the main body so as to cover,
In the curl portion, a plurality of ribs project from the front side of the heating wire support portion so as to be orthogonal to the axial direction of the heating wire support portion, and are formed in parallel at regular intervals,
In each rib, a hole is formed at the same position at a position in contact with the surface of the heating wire support portion, and a groove is formed in the longitudinal direction on the back surface of the heating wire support portion of the curl portion. The heating wire is disposed so as to be in contact with the surface of the heating wire support portion through each of the holes, is folded back at the tip of the heating wire support portion, and is fitted into the groove on the back surface to be assembled.
The depth of the groove on the back surface of the heating wire support portion is such that the fitted heating wire does not protrude from the back surface, and the finger or eyelid does not directly touch the heating wire, and furthermore, A shallowly formed portion is provided so that a finger can touch the heating wire with a part of the groove, or a portion in which both sides of the groove are partially cut away is provided. Eyelash curler.

前記電熱線を通電加熱する電源をオンオフするスイッチのツマミは、把持部表面を往復スライドするものであり、スイッチオフ時に前記ツマミに覆われ、オン時に露出する把持部表面部分には、オンであることを表示する色彩が施されていることを特徴とする請求項１に記載のまつげカーラー。The knob of the switch for turning on and off the power supply for energizing and heating the heating wire is one that slides back and forth on the surface of the grip portion. 2. The eyelash curler according to claim 1, wherein a color indicating the fact is given.

電源部やスイッチ等を収容した筒状の把持部と、その先端寄りに設け電熱線を備えて発熱する、棒状の電熱線支持部を備えるカール部とからなる本体と、前記カール部を主にカバーするように前記本体に被せるキャップとで構成したまつげカーラーであって、
前記カール部には、
前記電熱線支持部のまつげと接する正面側から、前記電熱線支持部の軸方向に直交するように突出させて一定間隔をおいて形成した複数のリブと、
前記リブの複数個にわたり、隣接するリブの基部間に露出するように、小型の短冊型の熱伝導性良好な金属板で形成し前記電熱線支持部内に配置した電熱板と、
を備え、
前記電熱線は、前記把持部から導出して前記カール部の電熱線支持部のまつげと接する正面側の面にその長手方向に形成した各リブを貫通する溝に嵌入させたのち前記電熱板の背面に接するように配置し、電熱線支持部先端で折り返し、さらに前記電熱線支持部の裏面側の長手方向に形成した溝に嵌入させて前記把持部に至るように組み付けることを特徴とするまつげカーラー。Mainly, a main body including a cylindrical grip portion containing a power supply unit, a switch, and the like, and a curl portion provided with a heating wire provided near the end thereof and provided with a heating wire, and having a rod-shaped heating wire support portion. An eyelash curler comprising a cap to cover the main body so as to cover,
In the curl portion,
From the front side in contact with the eyelashes of the heating wire support portion, a plurality of ribs formed at regular intervals by protruding perpendicular to the axial direction of the heating wire support portion,
Over a plurality of the ribs, so as to be exposed between the bases of adjacent ribs, an electric heating plate formed of a small strip-shaped heat conductive good metal plate and arranged in the heating wire support portion,
With
The heating wire is drawn out of the gripping portion and fitted into a groove penetrating each rib formed in a longitudinal direction on a front side surface of the curling portion, which is in contact with an eyelash of a heating wire support portion of the curling portion, and then the heating wire is An eyelash which is disposed so as to be in contact with the back surface, is folded at the end of the heating wire support portion, is further fitted into a groove formed in the longitudinal direction on the back surface side of the heating wire support portion, and is assembled so as to reach the grip portion. curler.

電熱板形状はフラットな板状か、または短辺側の断面がゆるやかな円弧状をなす形状か、あるいは短辺側の断面が部分的な円弧状を有する形状のいずれかを使用することを特徴とする請求項３に記載のまつげカーラー。The shape of the electric heating plate is one of a flat plate shape, a shape in which the cross section on the short side has a gentle arc shape, and a shape in which the cross section on the short side has a partial arc shape. The eyelash curler according to claim 3, wherein