JP3547541B2 - 投出紙葉類補充装置を備えた紙葉類投出処理機 - Google Patents

投出紙葉類補充装置を備えた紙葉類投出処理機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙葉類の投出を行う紙葉類投出処理機、例えば紙幣出金機、紙幣入出金機、循環式紙幣入出金機等に係り、特に投出紙葉類の補充装置を備えた紙葉類投出処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】
紙幣等の紙葉類を投出する紙葉類投出処理機では、予め収納部に紙葉類を収納しておき、投出指令に基づいて収納部から必要枚数の紙葉類を繰出して投出するようになされているが、この紙葉類が紙幣のように横長矩形状を有する場合、その紙葉類を長手方向に繰出して投出するものと、短手方向に繰出して投出するものがある。なかでも紙幣投出機の場合は、投出に要するスペースの削減の見地から、近時は短手方向で繰出して投出する機種がある。
【0003】
上記のような紙葉類投出処理機にあっては、その収納部に収納することができる紙葉類の量には限界があり、運用頻度の高い機械においては収納部への紙葉類の補充作業が欠かせぬものとなる。
【0004】
従来から使用されている機械では、収納部への紙葉類の補充時に機械の運用を一旦停止し、機械内の収納部へ紙葉類を補充して再びセットしたのち運用を再開することになるので、機械の運用効率が悪いものであった。
【0005】
このようなことから、機械の運用中であっても紙葉類の補充を可能とするものとして、特開平6−183577号公報に示される紙葉類自動払い出し装置がある。この装置は、装置本体内の所定位置に紙葉類を立位姿勢で整列状態に収納する外側カセットを両端押圧体と共に機体内に残し、この外側カセット内に残存する収納紙葉類を両端押圧体で押圧してその立位整列状態を保持する一方、収納紙葉類を押圧していた中間部押圧体を内側カセットと共に外側カセットから引出して内側カセット内の中間部押圧体の前側に補充用紙葉類を装填し、再び内側カセットを中間部押圧体とともに外側カセット内に押し戻し、中間部押圧体により補充用紙葉類を収納紙葉類が押圧される両端押圧体の裏面へ押圧し、次に両端押圧体を補充用紙葉類の背部側に向けて移動させ、補充用紙葉類の両端部をのり越えて通過したのち再度逆方向に移動させ、収納紙葉類と一緒にされた補充用紙葉類の背面を中間部押圧体と共にこの両端押圧体で押圧するものであり、運用を中断することなく紙葉類の補充を可能とするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに上記装置では、補充紙葉類を繰出し位置へ移行させる際に紙葉類の左右端部を両端押圧体がのり越えて通過することになるので紙葉類に無理な変形を与えることになり、そのため紙葉類を傷めてしまうことが避けられない。また繰出し部に紙葉類を押し付ける押圧手段として中間部押圧体と両端押圧体とを設け、それらの押圧体を別個に移動させなければならず、また中間部押圧体を引き出したのち押し戻して立位状態に補充紙葉類をセットしなければならないので、構造の複雑さの点と補充作業に多くの手数を要する点に加え、補充紙葉類のセットの仕方が悪いと繰出し不良やジャミングを起こすなどの問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、機械の運用中であっても随時紙葉類の補充ができ、かつ紙葉類に損傷を与えることがなく、繰出し不良やジャミングを起こすことのない投出紙葉類補充装置を備えた紙葉類投出処理機を提供することを課題としてなされたものである。この課題を解決する手段として、機体の内部に、投出すべき紙葉類を収納および繰出しする紙葉類収納装置と、補充紙葉類を前記収納装置へ収納させるための投出紙葉類補充装置とを備え、投出指令に基づいて、前記収納装置により紙葉類を繰出して機体前面側の投出口に投出して操作者が受けとるとともに、機体背面側から係員が前記補充装置に紙葉類を補充するように構成された紙葉類投出処理機において、前記収納装置は、紙葉類を集積状態で収納し上部に開口を有する投出紙葉類収納部と、この収納部の下部に設けられた繰出し手段とを有し、前記補充装置は、前記収納部の上部域に補充枠を有し、この補充枠は、機体外の引出し位置まで機体背面側に引出し可能に設けられ、上下が開放されて内部に補充紙葉類の収納空間を構成するとともに、紙葉類の規制をする機体の幅方向左右の側板と、紙葉類の規制をする機体の前後方向の端板に固定されたガイド板と、前記収納空間の上部からの紙葉類を掴む手指の挿入と引抜きのために、機体の前後方向中間位置で前記側板に形成された開放部と、前記収納空間の底部を構成し、閉状態で補充紙葉類を重積状態で支えるとともに、開放により収納されている補充紙葉類を前記収納部へ収納させるためのシャッタと、を有することを特徴としている。
【0008】
こうしたことにより、係員が補充装置の補充枠を機体の背面側から機体外へ引出してその内部に補充紙葉類を装填し、その補充枠を機体に装着したのち所定の時期にシャッタを開放させることで補充紙葉類が収納装置の収納部へ落ち込んで収納され、爾後の繰出しに供される。
【0009】
請求項2に記載の発明は、機体の背面側に、補充枠に補充可能であることを示す表示ランプを備えるので、補充枠のシャッタ開放中のように、機体の背面側で操作者が補充枠の引出し操作を行ってはならないときに引出して機械を故障させるといった問題を防いでいる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0011】
図1は本発明による紙葉類投出処理機の概要の側面を、図2は同背面を、そして図3は平面を示し、紙葉類として紙幣を取扱う機械(特に顧客が機械の前面から紙幣を受けとり、機械の背面側には係員がいて紙幣の回収、紙幣の補充を行う紙幣出金機)とした場合を示している。
【0012】
上記各図において、機体1は横長矩形状の箱形を有し、その前面1a側の上方部には紙幣の投出口2が開口され、これと対応する背面1b側の上方部には回収口3が開口されており、機体1の内部上方には図4、図5に略示断面を示すように繰出されて一時保留されていた投出紙幣を一括して投出口2へ搬送し、その投出紙幣を投出口2に一部突出した状態で停止して保持する搬送装置4が設けられる。またこの搬送装置4は、紙幣を回収口3へ搬送した場合もその紙幣を回収口3から一部突出した状態で停止して保持する。この搬送装置4の下部位置には補充装置5が、その下部位置には収納装置6がそれぞれ設けられている。
【0013】
図示の実施形態では、千円紙幣と万円紙幣との二種類の紙幣を取扱うようにした場合を例示しており、したがって補充装置5は千円紙幣用の補充枠71 と万円紙幣用の補充枠72 とを有し、これらは横並び状とされて機体1に設けられた図示しないガイドレールにそって機体1の背面1b側に各々別々に図1、図3に鎖線で示すように引出し可能とされている。この例では、補充枠71 、72 は機体1から完全には引抜けないようになっており、補充枠71 、72 の後述する収納空間71a、72aの上部開口が完全に露出可能となる位置まで引出せるようになっている。
【0014】
上記収納装置6は、前記各補充枠71 、72 の直下位置に配設される千円紙幣用収納部81 と万円紙幣用収納部82 とで構成され、また補充枠71 、紙幣収納部81 と、補充枠72 、紙幣収納部82 は機体1の背面側域で機体1の幅方向に配置されている。これら収納部81 、82 の機体1の背面側には図2に示すように開閉扉9が横開き自在に取付けられていて、これを開けることにより開閉扉9、9で閉じられる収納部81 、82 の背面側開口81a、82a(図6示)から内部の紙幣の手回収を可能としている。
【0015】
前記各収納部81 、82 には紙幣が重積状態で収納されるもので、各収納部81 、82 の下底部には、図5、図6に示すように紙幣を繰出し口10から1枚ずつ繰出すためのキッカローラ11をはじめ、紙幣を押える押えローラ12、フィードローラ13、これに対設されるゲートローラ14等からなる繰出し手段15がそれぞれ設けられ、この繰出し手段15に続いて搬送経路16(千円紙幣用個別搬送路16a、万円紙幣用個別搬送路16b、合流搬送路16c、リジェクト搬送路16d)がローラ、ベルトの組合わせにより配設されていて、繰出された紙幣を収納部81 、82 の下底部から個別搬送路16a,16bへ送り込み、機体1内の背部側の一側を通る合流搬送路16cへ送り込んで上方へ搬送し、その搬送中に識別部16Aで紙幣の識別を行ったのちさらに上方へ搬送し、正規の紙幣と識別された紙幣は前記搬送装置4の一時保留部17へ供給するようになっており、また識別不能紙幣や二枚重ねの紙幣、斜行紙幣等のリジェクト紙幣は途中分岐爪18の切替えによりリジェクト搬送路16dを通じて前記一時保留部17の直下にあるリジェクトボックス19へ収納されるようになっている。
【0016】
前記押えローラ12は、収納部81 、82 の外側部位置の機体1側に軸20を中心に遊星運動する軸20aにより枢支されたアーム21の先端に軸着されており、このアーム21の揺動により前記押えローラ12は図6に一点鎖線で示すように収納部8内の上部に一部進入した状態で位置して紙幣を押えない退避位置と、二点鎖線で示すように収納部8から完全に退出した退出位置と三点鎖線図示のようにキッカローラ11の上部に移動して収納部81 、82 内の紙幣を押える押え位置とをとるようになっている。
【0017】
このような三位置をとる理由について述べると、補充枠71 、72 から収納部81 、82 への補充紙幣の収納時は押えローラ12は収納部8から完全退去した退出位置をとるが、それ以外は退避位置または押え位置をとり、特に収納紙幣が減少して紙幣の押え動作が必要な場合、迅速に退避位置から押え位置へ移動して押え動作が行なえることを意図しているのである。
【0018】
また前述のリジェクトボックス19は、リジェクト紙幣回収時には機体1の背面方向へ引き出して抜きとり、リジェクト紙幣を取り出した後このリジェクトボックス19を再度機体1背面から挿入して機体1に装着する。
【0019】
前記補充枠71 、72 は左右同じ構成を有するので、一方(補充枠71 )につき説明し、他方にはこれと同一符号を付すことにし、相違符号については説明箇所において註釈を付すこととする。
【0020】
図6、図7、図8において、補充枠71 は機体1の幅方向左右の側板22,22(紙幣の長手縁の規制と紙幣の下方への落下時のガイドの役目を持つ)と機体1の前後方向の端板23,23に固定されるガイド板23a,23a(紙幣の短手縁の規制と紙幣の下方への落下時のガイドの役目を持つ)とで、上下が開放され内部に補充紙幣の収納空間71aを構成する枠形状を有するもので、側板22,22の下部にはシャッタ24が設けられている。そして紙幣はその長手縁が側板22,22にそう方向に向けられて収納空間71aに収納される。
【0021】
このシャッタ24は、図7、図8に示すように一方の側板22の下端に軸25により枢支され側板22の略全域にわたる長さを有するシャッタ板26と、他方の側板22の下端の前後部に軸27,27により枢支された短いシャッタ板28,28とで構成され、各シャッタ板26,28,28は水平位置から略垂直位置(下方が開き勝手の姿勢位置)にわたり軸25,27,27を中心に回動自在とされ、水平位置におかれるときその上面間で紙幣を重積状態で支えるようになっており、略垂直姿勢(シャッタ開状態)に変換したとき紙幣が水平姿勢を保ちながら収納部81 内に落下するようになっている。
【0022】
なお、図8に示すように一方の側板22では、機体1の前後方向中間位置に前後方向および上下方向に貫通する開放部22aが形成され、その開放部22aに合わせて短いシャッタ板28,28とされている。これは、収納空間71aの上部開口部から紙幣を挿入してシャッタ板26,28,28上へ紙幣を載せる際に、開放部22aは紙幣を掴む手指を挿入しやすくするためと、手指をシャッタ板26,28,28の下方まで挿入して紙幣をシャッタ板26,28,28の上面にそわせて置くことができることと、さらには手指を収納空間71a外へ自由に引抜けるためである。S1 ,S1 ,S2 ,S2 は補充枠71 ,72 内の紙幣の有無を検知するための投・受光タイプのセンサである。
【0023】
前記シャッタ24の開閉機構は、基板30Aにより上下動可能に支持される開閉作動板30(図7、図8には図示省略)を有し、この開閉作動板30は図9に示すように下端部に水平方向に突出するアーム部31があってそのアーム部31の両端部に穿設された水平方向に長い長孔32,32にシャッタ板26,28の一端部上面に立設された軸受部33,33のピン34,34が嵌入され、開閉作動板30の中央部縦方向に穿設された長孔35に補充枠71 側の基板30Aに植設されたピン36が嵌入されて上下動が案内され、この開閉作動板30の上方部側面に軸着されたローラ37の下側にモータ38により回動するカム39がバネ40の付勢を受けて当接されていて、カム39の矢印方向への回動により同一半径の高所39aから半径の減少域39bに至るとき開閉作動板30がバネ40により追従下降し、ピン34,34を介してシャッタ板26,28を垂直姿勢に変換させ、カム39の高所39aがローラ37に至ると開閉作動板30が上昇復帰してシャッタ板26,28が水平姿勢(シャッタ閉状態)に変換されるようになっている。
【0024】
上記開閉機構は補充枠71 の前後方向の前後位置(図7、図8の収納空間71a外で、基板30A、30Aの左右域)に設けられており、その同期は図10に示しているようにモータ38により回動するギヤ41によりカム39が一体的に回転されるとともに、このギヤ41から中間ギヤ42を介して回転するギヤ43の軸44が他端側に延び、この軸44の他端のギヤ45、中間ギヤ46、ギヤ47を介して他側のカム39を前記ギヤ47と一体的に回動するようになされており、補充枠71 の前後位置(図7、図8の左右位置)および幅方向位置(図8の紙面に対し上下位置)でシャッタの開閉遅れが生じないようにしている。
【0025】
なお図9においてS3 、S4 は開閉作動板30の位置を検知してシャッタ24の開閉状態を知るためのセンサであり、このセンサS3 はシャッタ24の閉状態を、またセンサS4 はシャッタ24の開状態を検知するものである。
【0026】
また図7、図8において、前記補充枠71 の機体1の背面1b側に位置する端板23には取手48が設けられており、後述する補充枠71 のロック解除がなされたときにこの取手48に手を掛けて補充枠71 を引出せるようになっている。また前記端板23には、図2、図6に示すように補充枠71 の引出し可能な状態を表示する表示ランプ49が設けられており、前記センサS1 ,S1 (補充枠72 ではセンサS2 ,S2 )により紙幣有りを検知したとき(およびシャッタ24が開動作中)は消灯し、前記センサS1 ,S1 (補充枠72 ではセンサS2 ,S2 )が紙幣無しを検知しかつシャッタ24が閉じているときは点灯されるようになっている。なお右側の補充枠72 については、前記センサS1 ,S1 に代えセンサS2 ,S2 によるほかは全く同じである。
【0027】
機体1側には、引出されている補充枠71 が確実に装着位置に位置されるとともに、確実にロックされたことを検知する機能を有するロック機構50が設けられ、前記補充枠71 のシャッタ24が閉じていないとき、および収納空間71a内に紙幣が存在することをセンサS1 ,S1 が検知しているときは補充枠71 を引出せないようにする引出し阻止機構50Aが設けられている。なお、補充枠72 のロック機構50、引出し阻止機構50Aについても補充枠71 のものと全く同じ構造である。このロック機構50および引出し阻止機構50Aは、図7、図11および図12にその一例を示しており、これらを参照して説明する。
【0028】
補充枠71 の機体1の幅方向一側位置の機体1側には、図7に示すようにロック解除レバー51が図示しない基板に固定されたピン52,52と長孔53,53との嵌合により所定のストロークにわたり機体1の前後方向にスライド可能に設けられ、その押動操作部54は補充枠71 の前記取手48に隣り合う位置におかれている。
【0029】
一方、補充枠71 の機体1の前後方向内端部の機体1内にはソレノイド55が設けられ、このソレノイド55のプランジャ56には、中間の屈曲部が軸57により機体1側に枢支されたL形状のロックアーム58の一端が連結され、ロックアーム58の他端のロック部59は、中間部が軸60により機体1側に枢支された補充枠ロックアーム61の上端の係合部62に係脱自在とされており、常時はバネ63により図7において時計方向に付勢されている。したがって上述のソレノイド55、プランジャ56、軸57、ロックアーム58、ロック部59により前記の引出し阻止機構50Aを構成している。
【0030】
上記補充枠ロックアーム61の下方位置の側面には、前記ロック解除レバー51の先端が当接するピン64が突設されている。またこの補充枠ロックアーム61には補充枠ロック爪65が突設されており、補充枠71 の後端側部に突出するロックピン66に係脱自在とされている。このロック爪65の背部は傾斜面65aとされており、補充枠71 の押入時には前記ロックピン66が前記ロック爪65をバネ63に抗して押し下げ、前記ロック爪65に係合されるようになっている。
【0031】
前記補充枠ロックアーム61を枢支する軸60には、第1レバー67と第2レバー68とが共に軸支されている。この第1レバー67はその上端に延びる接触部67aが補充枠71 の挿入時にその補充枠71 の先端域の端面(補充枠71 の機体1前後方向域端面)により押され、機体1の固定部材と第1レバー67との間に張設されたバネ69に抗し垂直方向に変換されるようになっており、第1レバー67には当接部67bが、第2レバー68は一側に立曲部68aがあって軸60に挿通される捩りバネ70の一端が第1レバー67に、他端が第2レバー68に掛けられ、その結果、第1レバー67の当接部67bが第2レバー68の立曲部68aと当接状態におかれている。また上記第1レバー67に付勢を与えるバネ69は、補充枠71 のロックが解かれた際にその補充枠71 を図13においてストロークaだけ若干機体1の背面から押し出す機能を有していて、取手48に手を掛けやすくなっている。
【0032】
図12中、符号71は第2レバー68の戻り位置を定めるストッパ、72は補充枠ロックアーム61のロック時の揺動限を定めるストッパである。また図7において前記ロック解除レバー51の右側方向限は図示しないストッパにより規制され、左側端は補充枠ロックアーム61のピン64に当接するので、通常はこのロック解除レバー51は図示しないストッパとピン64との間に保持されている。
【0033】
前記第2レバー68が垂直姿勢にあるとき、その下端を検知するセンサS5 が設けられ、このセンサS5 により補充枠71 が装着されたことと、補充枠ロック爪65がロックピン66と完全に係合したロック状態にあることの双方を検出するようになっている。
【0034】
上記ロック機構50は、補充枠ロックアーム61、第1レバー67、第2レバー68、バネ63、バネ69、捩りバネ70、ストッパ71,72、補充枠71 のロックピン66等で構成され、その作用を説明すると、補充枠71 が抜きとられているとき(引出し状態を意味し、補充枠71 の一部は機体1内にある状態をいう)は、図12(A)の待機状態におかれ、補充枠ロックアーム61はストッパ72に当って垂直姿勢を保ち、第1、第2レバー67,68はバネ69の付勢によりストッパ71に当って傾斜姿勢におかれている。このとき第1レバー67と第2レバー68とは捩りバネ70により当接部67aと立曲部68aとが当接している。
【0035】
補充枠71 が挿入されると、図12(B)のように補充枠71 のロックピン66が補充枠ロックアーム61のロック爪65の傾斜面65aを押し下げながら進む一方、補充枠71 の先端域端面が接触部67aに接近する。図12(C)の状態になると補充枠71 の先端域の端面が第1レバー67の接触部67aを押し、補充枠ロックアーム61の揺動とは独立した状態で回動する。次いで図12(D)の状態になると、第1レバー67の接触部67cが補充枠71 の先端域端面と接触し、その過程を経て補充枠71 の挿入終端時期に至るとき、すなわち補充枠71 が装着位置に位置されると図12(E)のように補充枠71 のロックピン66はロック爪65に係合してロックされ、また第1、第2レバー67,68は略垂直姿勢になり、第2レバー68の下端はセンサS5 の位置に至ってロック状態が検知される。
【0036】
補充枠71 の収納空間71a内の紙幣の収納部81 への移行中等、シャッタ24が開動作中、および紙幣有無の検知用センサS1 ,S1 (補充枠72 の場合はセンサS2 ,S2 )が収納空間71aに紙幣有りを検知しているときは補充枠71 の表示ランプ49は消灯しており、ソレノイド55も励磁され、ロックアーム58のロック部59が補充枠ロックアーム61の係合部62に係合していて補充枠71 の引出し阻止状態(図12(E))となる。
【0037】
補充枠71 のシャッタ24が閉じられ、かつ補充枠71 内へ紙幣の補充が可能である場合には、ソレノイド55は非励磁でロックアーム58のロック部59は補充枠ロックアーム61の係合部62から外れており、表示ランプ49も点灯して補充可能であることを表示する。
【0038】
紙幣の補充を行うときは、図7および図12(E)においてロック解除レバー51の押圧操作部54を図中左方(機体1の前方)へ押圧すると、その先端域端部が補充枠ロックアーム61のピン64に当ってこれを押すので、補充枠ロックアーム61が軸60を中心にバネ63に抗して図7および図12(E),(F)において時計方向に揺動し、そのロック爪65が補充枠71 のロックピン66から外れ、補充枠71 を機体1から引出すことができる(図12(F))。このとき補充枠ロックアーム61の接触部61aが第2レバー68の立曲部68aに接触して押動し、補充枠ロックアーム61、第2レバー68は一体となって揺動され、第2レバー68の下端はセンサS5 から外れる。こうして引出し位置(図13の二点鎖線図示位置)まで引出された補充枠71 内のシャッタ板26,28,28に跨がらせて補充紙幣を載置する。この引出し位置まで補充枠71 が引出されたとき、収納空間71aの上面は完全露出状態となる。
【0039】
次いで補充枠71 を挿入すれば、図12(A)〜(D)の状態を経て前述のようにロック機構50が作用してロックが掛けられて図12(E)の状態になる。そして補充枠71 が装着位置に正しく装着されたこととロック爪65がロックピン66を完全に係止してロックしたことがセンサS5 により検知され、この検知がなされると、出金処理および補充枠71 から収納部81 への紙幣収納が可能となる。特に収納部81 に収納紙幣が多い場合は補充枠71 から収納部81 への紙幣収納を行なわないまま出金処理が繰り返され、収納部81 の紙幣が減少したときの出金処理終了後の出金処理待機時に押え位置または退避位置に位置する押えローラ12の収納部81 外の退出位置への移動、シャッタ24の開放、シャッタ閉鎖、押えローラ12の押え位置または退避位置への進出が行われ、補充紙幣が収納部81 内へ移行される。なお、出金紙幣が収納部81 に殆どない場合は、出金処理が行なわれる前に押えローラ12およびシャッタ24の前述の動作により補充紙幣が収納部81 内へ移行される。こうしてシャッタ24が閉じられると出金処理が可能となる。
【0040】
なお、ロック爪65がロック位置に位置しているにもかかわらず補充枠71 が装着位置に位置していないときは図12(A)の状態となり、第1レバー67の接触部67aが第2レバー68の立曲部68aに、捩りバネ70により当接され、この第1レバー67、第2レバー68は当接状態のままバネ69の付勢力により一体的にストッパ71に当って止まっている。そのため第2レバー68の下端はセンサS5 から外れた位置となり、非検知となる。
【0041】
また補充枠71 が装着位置に位置しているにもかかわらずロック爪65がロック位置(図12(E)図示)にない場合、すなわちハーフロック位置(ロック爪65がロックピン66に係合しはじめの位置、つまり半ロックの位置……図12(B)、図12(C)、図12(D))かロック解除位置(図12(F))にある場合は、第1レバー67は接触部67cが補充枠71 の先端域端面と接触して補充枠71 の装着位置に対応する位置に位置されるが、補充枠ロックアーム61は、ロック爪65がロックピン66に係合しはじめの状態(図12(B)、図12(C)、図12(D))、あるいはピン64がロック解除レバー51により押動された状態(図12(F))にあり、補充枠ロックアーム61の接触部61aが第2レバー68の立曲部68aを押動せしめ、その結果第2レバー68の下端はセンサS5 から外れて非検知状態となる。
【0042】
このように第1レバー67が補充枠71 の装着位置に対応する位置に位置されていることと補充枠ロックアーム61がロック位置に位置されることとによってはじめて第2レバー68がセンサーS5 の遮蔽位置(検知位置)に位置し、その結果センサS5 は、補充枠71 が装着位置に位置したことの検知と、補充枠ロックアーム61のロック爪65がロックピン66を完全にロックしたこととの両方の検知を行うことになるのである。
【0043】
次に前記搬送装置4について説明する。
【0044】
この搬送装置4は、図4にその概略が示されているように、前記リジェクトボックス19の直上位置に配設さる一時保留部17およびその上方から機体1の前面上部の投出口2にかけて設けられる。
【0045】
前記一時保留部17は、図14、図15に示すように機体1に垂直に固設されたガイドロッド73に摺動自在に嵌合されている摺動体74と、その摺動体74の側部に片持ち状態で結合されて水平姿勢を保ちながら上下動される基台74Aと、この基台74A上で揺動自在に支持される受板76を有し、この受板76には図15のように等間隔をおいて窓孔77,77…が形成されており、この窓孔77,77…から周面の一部が上方に突出するように各窓孔に対応してローラ78,78…が軸支されている。この受板76に関しては、図14、図17に示すように、基台74Aの第1立上部74A1 ,74A1 の上端に挿通されるローラ78の軸78aが受板76のブラケット部76a,76aに挿通され、また受板76の下面と基台74Aの上面との間に圧縮バネ74Bが介装されている。さらに基台74Aの第2立上部74A2 に植設されるピン74A3 が前記ブラケット部76aに形成された円弧状の長溝76bに挿通され、圧縮バネ74Bの付勢により通常はピン74A3 と長溝76bの下端とが係合して基台74Aに対し受板76は水平姿勢を保っている。また受板76上に集積される紙幣によってこの受板76は基台74Aに対し軸78aを中心に圧縮バネ74Bに抗して下方へ揺動されることになる。
【0046】
上記摺動体74は、一端が機体1側に軸79により上下方向揺動自在に支持された揺動レバー80の他端にその長孔81に通す軸75を介して連結されており、この揺動レバー80の中間位置に軸着されたカムフォロワ83がモータ84により回動されるカム85の周面に図示ない引張バネにより当接されていて、このカム85の回動により揺動レバー80が上下揺動され、前記基台74Aおよび前記受板76をストロークbにわたり昇降させるようになっている。
【0047】
上記受板76の長手方向全域をカバーしかつ前記投出口2の直近に至る長さにわたって、換言すると投出口2から回収口3にわたって上部ベルト86が機体1の幅方向に2本並列するように張架され、受板76の投出口2側の端部近傍で一時保留部17の投出口2側の出口からやや投出口2側に寄った位置に設けられるプーリー88A(位置固定)と投出口2近傍に設けられる上下動可能なプーリー88との間には下部ベルト87が張架され、これら上、下部ベルト86,87間で紙幣を挟持して投出口2への送出(または回収口3からの回収)がなされるように構成されている。ここでいう投出または回収は、紙幣を完全に放出してしまうのではなく、投出口2または回収口3から紙幣の一部が外に突出して保持されている状態を意味する。なおプーリー86A,86B,88Aはいずれも位置固定である。
【0048】
それに対し上記下部ベルト87の投出口2側のプーリー88は、その軸88aが両側板1a,1aの長孔1b,1bにそって上下に変位可能に支持されており、図18、図19のように常時はバネ89により上部ベルト86側に偏倚され、紙幣の量に応じて下降するように構成されている。なお90は、下部ベルト87の前後方向中間位置に対応する位置の上部ベルト86の下部走行側上面に接する位置固定の中間ローラで、プーリー86Bと協働して投出口2へ送り出される集積紙幣の上面位置を一定に保持する役目を持つものである。
【0049】
したがって紙幣を投出するときの一時保留動作時は、受板76は下降位置(図14の実線図示位置)におかれており、投出指令に基づいて収納部81 ,82 から繰出し手段15,15によって繰出される紙幣は搬送経路16を通って一時保留部17に送り込まれ、受板76のローラ78,78…上に集積される。なお、収納部81 ,82 の双方の紙幣を投出する場合は、優先順位をもっていずれかの収納部81 ,82 から先に投出動作が行われ、搬送経路16上を紙幣が1枚ずつ所定の間隔をあけて搬送されることになる。
【0050】
こうして所定の金額の紙幣が一時保留され、投出の承認ボタンが押されるとモータ84が起動してカム85が回動し、揺動レバー80を介して摺動体74を上昇させ、受板76上の紙幣が上部ベルト86の下面に押しつけられる(図16)。このとき受板76は、基台74A上で紙幣により揺動姿勢におかれている。次いで上部ベルト86の回動により紙幣Pは上部ベルト86の下面と受板76のローラ78,78…とで挟持された状態で送り出され、上部ベルト86と下部ベルト87との間に受渡されて搬送され、投出紙幣を投出口2から一部突出した状態として停止して保持される。また投出口2に投出された紙幣が取出されずにいてこれを回収する場合には、受板76を上昇位置に位置させたまま上部ベルト86、下部ベルト87を共に逆転させて回収口3へ送り、紙幣の一部が外に突出した状態として停止保持される。また一時保留部17の紙幣を直接回収する場合は、受板76を上昇させたのち上部ベルト86を逆転させることで図17のように回収口3へ投出させ、紙幣の一部が突出した状態で停止保持される。
【0051】
上記紙幣の投出口2への送出においては、投出口2の内方に設けられたセンサS6 ,S6 が紙幣Pの先端を検知してから所定時間経過時に搬送装置4の駆動が停止し、紙幣Pの先端が投出口2から千円紙幣(紙幣長さL1 )の場合はc、万円紙幣(紙幣長さL2 )の場合はdだけ投出口2から突出して停止される。
【0052】
また上記搬送装置4のベルトの駆動速度は図21のように制御されている。すなわち図21において、紙幣Pが50枚未満のときは上,下部ベルト86,87間にくい込む際の速度を速度eのように速くし、タイマー設定により定速(搬送速度f)に移行する。この定速搬送速度fも速い速度v1 とする。紙幣Pが50枚以上110枚(一時保留部17への最大収納量が110枚であるため)までのときは、くい込み速度をgのようにeに比して遅くし、定速搬送速度hも遅い速度v2 とする。なお、紙幣の投出時のくわえ込み域は、紙幣が一時保留部17の出口を出てからプーリー88Aとプーリー90との間の中間位置へ至るまでの期間であり、その期間の速度をeまたはgとしてその期間がタイマーによる時間設定で行われる。
【0053】
このほか他の制御方法として、図22のように紙幣の枚数が50枚未満のときと50枚以上のときとでくわえ込み速度だけをe,g(50枚未満の速度e、50枚以上の速度g)のように変え、定速送りはいずれも速度fの同速v1 としてもよい。また回収時には、図21、図22の例のいずれも枚数にかかわらずくわえ込み速度をgのように遅くされる。
【0054】
なお回収時のくわえ込み期間について説明すると、そのくわえ込み期間は投出時のくわえ込み期間と同じ紙幣長さの期間となるが、回収には二種あり、収納部81 ,82 の紙幣を一時保留部17へ回収して回収する場合と、投出口2へ送り出された紙幣が顧客等の操作者によって取り出されず取り忘れ紙幣として回収される場合がある。前者の場合は一時保留部17から直接回収口3へ回収されるので紙幣くわえ込み期間は受板76上のローラ78,78…78の2個分程の移動距離分となり、後者の場合は紙幣の後端(回収時の先端)がローラ90下に至る迄の期間である。なおくわえ込み期間の速度を紙幣量によって異ならせたり(図21、図22)、定速期間の速度を紙幣量によって異ならせる(図21)のは、集積紙幣の搬送時に紙幣量が多いと紙幣同士が少しずつずれてさしみ状になりやすく、これを防ぐためである。
【0055】
図23は制御ブロック図で、制御部91の搬送制御部92に投出枚数計数部93および搬送開始指令部94からの出金用aまたは回収用bの信号入力により搬送速度設定部95の速度設定がなされ、この設定部95とタイマーを通じモータMが駆動され、駆動伝達手段(図示せず)を通じて上,下部ベルト86,87が等速で駆動され、モータMの速度を変えることにより両ベルト86,87の速度が等速の関係を維持しながら変速制御される。その速度変更指令はタイマーからの指令による。
【0056】
また投出口2へ紙幣Pが投出されたにもかかわらず所定時間経過しても抜きとられない場合には、既に述べたように上,下部ベルト86,87の逆転により回収口3へ送られて回収処理される。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、収納部の上部位置に補充枠を機体から引出し可能に設け、この補充枠内に補充紙葉類を装入して補充枠を挿入装着後その下部のシャッタを開放することにより補充紙葉類を収納部内に収納するようにしたので、機械の運用中であっても随時紙葉類の補充を行うことができ、かつ紙葉類は上方から重積状のまま収納部内へ移行するので、紙葉類を傷めたりジャミングを起こす要因を生じることがなく、投出処理を円滑に継続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す外観側面図。
【図2】図1の右側からみた背面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】図1の略示縦断側面図。
【図5】図4のA−A相当の断面図。
【図6】図2の部分拡大詳細図。
【図7】図6の補充枠および収納部の縦断側面図。
【図8】補充枠の平面図。
【図9】(A)〜(D)はシャッタ開閉機構の一例を示す作用説明図。
【図10】シャッタ開閉機構の駆動伝達機構の説明図。
【図11】補充枠のロック機構および引出し阻止機構の一例を示す平面図。
【図12】(A)〜(F)は同作用状態を示す説明図。
【図13】補充枠の挿入状態から引出した状態を示す説明図。
【図14】一時保留部の構成を示す側面図。
【図15】同、平面図。
【図16】一時保留紙葉類を搬送装置の上部ベルトに押しつけた状態を示す説明図。
【図17】一時保留紙葉類を回収口から回収する状態を示す説明図。
【図18】搬送装置の上,下部ベルトの投出口端の支持構造を示す断面図。
【図19】紙葉類の投出口への投出途上を示す説明図。
【図20】同、投出完了状態時の説明図。
【図21】搬送装置の搬送速度の制御状態を示すグラフ。
【図22】同、他の例を示すグラフ。
【図23】制御ブロック図。
【符号の説明】
1 機体
2 投出口
3 回収口
4 搬送装置
5 補充装置
6 収納装置
1 ,72 補充枠
1 ,82 収納部
15 繰出し手段
16 搬送経路
17 一時保留部
19 リジェクトボックス
24 シャッタ
26,28 シャッタ板
30 シャッタ開閉作動板
38 モータ
39 カム
48 取手
49 表示ランプ
50 ロック機構
51 ロック解除レバー
55 ソレイノド
58 ロックアーム
61 補充枠ロックアーム
65 ロック爪
66 ロックピン
67 第1レバー
68 第2レバー
74 摺動体
76 受板
78 ローラ
80 揺動レバー
84 モータ
85 カム
86 上部ベルト
87 下部ベルト

Claims (2)

  1. 機体の内部に、投出すべき紙葉類を収納および繰出しする紙葉類収納装置と、補充紙葉類を前記収納装置へ収納させるための投出紙葉類補充装置とを備え、
    投出指令に基づいて、前記収納装置により紙葉類を繰出して機体前面側の投出口に投出して操作者が受けとるとともに、機体背面側から係員が前記補充装置に紙葉類を補充するように構成された紙葉類投出処理機において、
    前記収納装置は、紙葉類を集積状態で収納し上部に開口を有する投出紙葉類収納部と、この収納部の下部に設けられた繰出し手段とを有し、
    前記補充装置は、前記収納部の上部域に補充枠を有し、
    この補充枠は、機体外の引出し位置まで機体背面側に引出し可能に設けられ、上下が開放されて内部に補充紙葉類の収納空間を構成するとともに、
    紙葉類の規制をする機体の幅方向左右の側板と、
    紙葉類の規制をする機体の前後方向の端板に固定されたガイド板と、
    前記収納空間の上部からの紙葉類を掴む手指の挿入と引抜きのために、機体の前後方向中間位置で前記側板に形成された開放部と、
    前記収納空間の底部を構成し、閉状態で補充紙葉類を重積状態で支えるとともに、開放により収納されている補充紙葉類を前記収納部へ収納させるためのシャッタと、
    を有することを特徴とする、投出紙葉類補充装置を備えた紙葉類投出処理機。
  2. 前記補充紙葉類補充枠は、前記機体の背面側に、補充可能を示す表示ランプを有している請求項1記載の投出紙葉類補充装置を備えた紙葉類投出処理機。
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