JP3547249B2 - 照光式スイッチ装置 - Google Patents

照光式スイッチ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3547249B2
JP3547249B2 JP04746696A JP4746696A JP3547249B2 JP 3547249 B2 JP3547249 B2 JP 3547249B2 JP 04746696 A JP04746696 A JP 04746696A JP 4746696 A JP4746696 A JP 4746696A JP 3547249 B2 JP3547249 B2 JP 3547249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
slider
light source
display
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04746696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09245567A (ja
Inventor
和敬 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP04746696A priority Critical patent/JP3547249B2/ja
Publication of JPH09245567A publication Critical patent/JPH09245567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3547249B2 publication Critical patent/JP3547249B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Slide Switches (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器のオンオフや機能を切換えるためのスイッチ装置に関し、特に、内部に備えた光源手段により操作体の位置や切換え状態を表示する照光式スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
機器のオンオフや設定された複数の機能を切換えるためのスイッチ装置は従来より種々提供されている。これらスイッチ装置はまた、機器の小型化や限られた狭いスペースに設置される場合には、スイッチ装置の小型化も要求される。そこで、1つの操作体の操作で複数のスイッチ素子を選択的に動作させることにより、多数の機能の設定を行える小型のスイッチ装置も提供されている。
【0003】
このようなスイッチ装置の一例として、自動車の車体に備えられる左右のミラーの角度等をモータの駆動力で運転席から遠隔操作するために用いられるミラースイッチ装置がある。このミラースイッチ装置は、左あるいは右ミラーに切換える切換えスイッチと、切換えられたミラーの傾斜角度を上下左右方向に調整するため任意の方向に傾斜可能な1つのつまみを備えた角度調整用のスイッチとが1つの筐体内にまとめられている。
【0004】
一方、このような車両に搭載されたスイッチ装置は、夕暮れや夜間等暗くなった時期において操作することがあり、暗い場所でもスイッチ装置の位置や現状等が判るように照明装置を組み込んだ照光式スイッチ装置が使用されている。特に上述したミラースイッチ装置のように2つのスイッチが近接して組み込まれているような場合には、切換えスイッチの現状位置、あるいは上下左右の操作位置等が暗くても容易に判別できるように照明することが望まれている。
【0005】
従来の照光式スイッチ装置の一例としては、例えば実開昭62−153719号公報がある。この従来例は、スイッチ本体の底部の一端側に1つの発光体を設け、この発光体上をスライドするようにスライドノブを設けている。このスライドノブは、スイッチ本体上に突出するつまみ部と、一端がつまみ部に位置し、他端はスライドノブが一方向にスライドした時に発光体の上方に位置するように配置された透光性部材とを有している。したがって、発光体の上方に透光性部材の端部が位置するようにスライドノブを移動させることによりつまみ部が照光するので、スイッチのオンあるいはオフ状態を判別することができる。
【0006】
しかしながら、一方の状態の時のみ照光するのでは、照光していない状態時は暗やみの中ではスイッチ装置の設置場所すらも判別できず、極めて不便である。そこで上記の従来例においては、スイッチ本体の底部の両端にそれぞれ発光色の異なる発光体をそれぞれ設け、透光性部材は一方の発光体からの光を受光している時は他方の発光体からの光は受光しないようにし、いずれの状態においても照光されるようにすることも提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来例においては、いずれの方向に切換えても照光されるようにするためには2つの発光体が必要となり、コストアップとなってしまう。また、つまみ部の点灯色で、いずれの状態に切換っているかを識別するしかなく、その状態を把握するには機器の使用になれる必要がある。更に、点灯色の切換えのみであり、オンやオフ等のスイッチの表示を切換えることはできず、機器の使用になれていない人には判り難い等の問題点がある。
【0008】
本発明の第1の課題は、一方にスライダをスライドさせると、スライドスイッチ表示部に切換えによって動作する機器や方向あるいは機能を表示されて、暗い場所で使用しても確実に切換え状態を認識することができ、また、中立位置にある時は何れのスライドスイッチ表示部も照光させて、暗い場所でも簡単にスイッチ装置の状態を認識できる照光式スイッチ装置を提供することである。
【0009】
本発明の第2の課題は、前記第1の課題を解決し、かつ1つの光源手段により2つのスイッチ部の表示部を照光することができる照光式スイッチ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第1の課題は、スライド自在に配設され、そのスライド方向に間隔をおいて2つの表示部を配設したスライダと、前記スライダのスライドによって切り換えられる接点部と、前記スライダの前記表示部に光を投光する光源手段と、前記スライダのスライド方向側の前記表示部への前記光源手段からの光を遮蔽する一対の遮蔽部と、前記一対の遮蔽部間に形成され、前記光源手段からの光を前記スライダの前記表示部へ透過して前記表示部を照光させる開口部とを備え、前記スライダが中立位置にあるときは、前記光源手段からの光を前記開口部を透過して前記両表示部を照光させ、前記スライダを一方にスライドさせたときは、スライド方向側の前記遮蔽部によって前記光源手段からの光を遮ってスライド方向側の前記表示部を照光させず、もう一方の前記表示部は前記開口部に対向し前記光源手段からの光によって照光されている第1の手段により解決される。
【0011】
上記第2の課題は、四方向にパドルノブを操作して多方向のスイッチの切換を行える四方向スイッチ部と、前記四方向スイッチ部の下部に配設された1つの光源手段と、前記光源手段を位置させて露出させる開口部を形成すると共に、前記四方向スイッチ部の外方方向に配設された導光体と、前記パドルノブに設けられ、前記導光体の開口部から露出された前記光源手段からの光によって照光される四方向スイッチ表示部と、前記光源手段の光を前記導光体を通って入射させ、かつ前記導光体の長手方向と直交する方向にスライドするスライダを有するスライドスイッチ部と、前記スライダにスライド方向に間隔をあけて配設されたスライドスイッチ表示部と、前記スライダに前記スライドスイッチ表示部に対応して設けられ、前記導光体からの光を前記スライドスイッチ表示部へ反射する反射面と、前記スライダのスライド方向側の前記スライドスイッチ表示部への前記光源手段からの光を遮蔽する一対の遮蔽部と、前記一対の遮蔽部間に形成され、前記光源手段からの光を前記スライダの前記スライドスイッチ表示部へ透過して前記スライドスイッチ表示部を照光させる開口部とを備え、前記導光体の開口部から露出された前記光源手段からの光によって四方向スイッチ表示部を照光するとともに、前記光源手段からの光を前記導光体によって前記スライダの前記反射面に導き、前記スライダが中立位置にあるときは、前記光源手段からの光を前記開口部を透過して前記両表示部を照光させ、前記スライダを一方にスライドさせたときは、スライド方向側の前記遮蔽部によって前記光源手段からの光を遮ってスライド方向側の前記表示部を照光させず、もう一方の前記表示部は前記開口部に対向し前記光源手段からの光によって照光されている第2の手段により解決される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。ここで説明する実施の形態においてはミラースイッチ装置に適用した場合を例にとっている。
図1はこの実施の形態を分解して示す分解斜視図、図2はその平面図、図3は図2のA−A線に沿って切断して示す縦断側面図、図4は導光体とスライダを詳細に示す斜視図、図5はハウジングの底面図、図6はつまみが中立位置にある場合を示す縦断面図、図7は図6の位置からつまみが一方向に切換えられた状態を示す縦断面図である。
【0013】
図1に示すようにこのミラースイッチ装置は、下端が開放したハウジング1と、左右のミラー駆動用モータ(図示しない)の選択制御するスライドノブ2と、ミラーの上下左右方向を設定する操作体であるパドルノブ3と、スライドノブ2に光を送るための導光体4と、複数の固定接点のパターン等が印刷されたプリント基板5と、ハウジング1とともに、導光体4やプリント基板5等を固定するカバーである底板6とから主に構成されている。
【0014】
ハウジング1には、その上面部にスライドスイッチ部のスライドノブ2の下部が挿入される開口部11と、開口部11の両側でスライドノブ2のスライド方向に形成された一対の遮蔽部19,19と、四方向スイッチ部のパドルノブ3の下部が挿入される略矩形の収納凹部12と、上面部の各辺に形成された側面14,14…が設けられている。
この収納凹部12の略中央部には、後述するようにパドルノブ3の下部を揺動自在に支持する支持台13が一体的に形成されている。ハウジング1の側面14の一方の相対する両側面14の下部には、それぞれ一対の係止凹部15が所定の間隔をおいて穿設されている。
【0015】
スライドノブ2はハウジング1の上面部の上に配設され、ハウジング1の開口部11内にその長手方向にスライド可能に嵌挿されている。このスライドノブ2には、その上面中央に操作時に指をかけるつまみ部16が形成され、このつまみ部16の両側でスライド方向には、方向を示す矢印や文字、記号を表示する透光性のある表示部(スライドスイッチ表示部)18,18が2成分モールド成形されている。また、スライドノブ2の中央下面には四角筒状の連結部が突設され、連結部の対向壁に係合凹部20,20が形成されている。
【0016】
ハウジング1内には、スライドノブ2と一体化されているスライダ体7がスライド可能に収納されている。これらスライドノブ2とスライダ体7によってスライダが構成されている。
このスライダ体7は、透明な合成樹脂で作られており、図3から図6に示すように、その上面中央には連結部21が突設されている。このスライダ体7の連結部21はハウジング1の開口部11に挿通されてスライドノブ2の連結部に嵌合され、スライダ体7の連結部21の係合突起部21aがスライドノブ2の係合凹部20,20と係合されてスライドノブ2とスライダ体7はスナップ結合されている。スライドノブ2の表示部18,18の下とスライダ体7の間には隙間がそれぞれ設けられ、これらの隙間にハウジング1の遮蔽部19,19が配設されている。
これにより、ハウジング1の上方からスライドノブ2を開口部11に沿って往復動させると、スライダ体7も同方向に往復動する。スライダ体7の移動方向長さは、一方向に移動させて連結部21が開口部11の一端部に係止した時には、連結部21の反対方向に位置する部分が開口部11の下に位置することができる長さになっている。
また、スライダ体7の移動方向と直交する方向の側面にはつまみ部16の肉厚分に相当する長さの間隔をおいて2つの矩形の凹部22が略水平に穿設されている。これら2つの凹部22の先端部は底部から上面部に向かい傾斜させ、これら凹部22の開口部が位置する側面と相対する側面から光を当てた時、その光を上方に反射させる傾斜状の反射面23が形成されている。図3に示すように、この反射面23は凹部22の底部からの上面部に向かって手前方向に傾斜している。スライダ体7の両端側の下面には可動接点収納凹部24,24が間隔をおいて形成されており、これら可動接点収納凹部24,24には板状の可動接点25,25が収納されている。スライダ体7の凹部22が開口している側の側面には盲孔(図示しない)が穿設され、この盲孔にはスプリング26を介してボール27が収納されている。このボール27は、スライドノブ2の移動方向に平行で且つ近傍に位置するハウジング1の側面14に弾性的圧接して2つの切換え位置及び中立位置にスライドノブ2がクリック触感をもって保持されるように動作するためのものである。
【0017】
パドルノブ3は、略円筒状をした本体部31と、この本体部31の上面を覆う上面部32と、本体部31の下端から略水平に延在する裾部33とを有している。上面部32は4つに区分けされ、それら区分け部の略中央には上面部32の下面に位置する透光性の材料で作られた表示部34が2成分モールド成形されている。パドルノブ3の上面部32の下面中央4箇所には、支持台13の縁に係合する係止爪35が垂設され、また上面部32の下面には、後述するゴム接点板8を押圧するための7本の作動杆36が所定の間隔をおいて支持台13を囲むように垂設されている。
【0018】
導光体4は、透光性を有する合成樹脂で作られ、ハウジング1の支持台13の中央部に位置する入射部37と、この入射部37の一側面から延在し、端面がスライダ体7の凹部22の開口部が位置する側面と相対する側面に近接して対向する導光部38とを有している。入射部37の中央部は上下方向に貫通する開口39が穿設されている。この導光体4は、ゴム接点板8の上に載置される。
【0019】
ゴム接点板8は、絶縁性と透光性を有するゴムあるいは合成樹脂シートで作られ、組み立てられた時パドルノブ3の各作動杆36の下端と相対する位置に突設されたスカート部であるゴムばね部41と、導光体4の開口39内に嵌入される照明ドーム42とを有している。各ゴムばね部41の頂点部は各作動杆36の下端と接触しており、これによりパドルノブ3は弾性的に保持された形になる。各ゴムばね部41の頂点部の内面には可動接点(図示しない)が設けられている。
【0020】
プリント基板5には、ゴム接点板8のゴムばね部41がパドルノブ3の作動杆36により押圧された時その可動接点と接する位置に複数の固定接点45と、スライダ体7の可動接点25と接触する2組の固定接点46が形成されている。固定接点45で囲まれた部分の略中央には照明用ランプ47が挿通するための丸孔48が穿設されている。これら固定接点45,46の引き回しパターンは、後述するコネクタピン52に接続される。49はそのコネクタピン52を挿通するための小孔である。
【0021】
底板6は、ハウジング1の開放端部に嵌合されてスイッチ装置の外殻を形成するもので、プリント基板5を載置する底面部51にはコネクタピン52が立設されるとともに、照明用ランプ47の保持部53が一体的に形成されている。底板6の周縁部には、ハウジング1の各係止凹部15に係止されるよう対応する数の係止爪54が形成されている。
【0022】
次に、このように構成されたミラースイッチ装置の作動を照明用ランプ47が点灯している場合について説明する。なお、この照明用ランプ47は運転時は常時、あるいはヘッドライトの点灯に連動して点灯させてもよい。
【0023】
ハウジング1の上部に突出するスライドノブ2が、図6に示すように、中立位置にある場合には、パドルノブ3の押圧に拘らず、ミラー駆動用のモータが駆動することはない。この時、図6に示すように、スライダ体7も中立位置にあり、連結部21も開口部11の略中央部に位置している。
したがって、つまみ部16の両側に位置する表示部18,18には照明用ランプ47からの光が導光体4の入射部37から導光部38を通り、導光部38の端部からスライダ体7の側面を照光する。そしてこの光はスライダ体7の2つの反射面23により上方に反射され、開口部11から両表示部18,18を照光することになる。このように中立位置では両表示部18,18が明かるくなっていることにより、運転者はミラースイッチ装置が中立位置にあることを容易に理解することができる。なお、パドルノブ3においては、照明用ランプ47からの光がゴム接点板8の照明ドーム42からパドルノブ3の上面部32に位置する表示部34を照光しているので、全ての表示部34,34…は明かるくなっている。
【0024】
この中立位置から図7に示すように、スライドノブ2を右方向に移動させると、右側の可動接点収納凹部24に収納されている可動接点25がプリント基板5の2つの固定接点46の内、図1において右側の固定接点46に接触し、右側のミラー駆動用のモータは駆動待機状態となる。この時のスライドノブ2及びスライダ体7は、図7に示すように、右側の表示部18の下方に右側の遮蔽部19が差し込まれて光路を遮蔽する。したがって、スライドノブ2の右側の表示部18は暗くなる。
一方、左側の表示部18は左側の遮蔽部19から外れて開口部11の上方に位置するので、スライダ体7の左側の反射面を反射した照明用ランプ47からの光はスライドノブ2の左側の表示部18に到達し、この左側の表示部18を照光する。このように照光されるのは、反対側の表示部18であるので、左側に表示部18の表示マークは右方向を示す表示とし、つまり、動作する方向を指す表示が反対側の表示部に表示されている(図2参照)。
【0025】
このようにして、右側のミラー駆動用のモータが駆動待機状態になった後は、パドルノブ3の任意の位置を押圧すると、押圧された部分の下方に位置するゴム接点板8のゴムばね部41が変形し、その部分の可動接点がプリント基板5の固定接点45と接触してオン状態となり、そのオン信号に基づいて右側のミラー駆動用のモータが正逆何れかの方向に回転し、その駆動力が図示しない動力伝達系を介して、右側のミラ−に伝達され、駆動される。この場合、ゴム接点板8のゴムばね部41が変形するため、操作者は所定のクリック感触を伴ってオン動作を確認することができる。また、ゴムばね部41に対する押圧力を解除すると、パドルノブ3はゴムばね部41の復元力により、図3の状態に戻り、スイッチはオンからオフ状態へと切換えられる。
【0026】
上述した実施の形態においては、スライドノブ2の表示部18の表示マークは動作する方向を三角の頂点の方向で示すようにしているが、例えば、図2において、上方の表示部18を左を表す「L」として、下方の表示部18を右を表す「R」と表示するようにしてもよい。
【0027】
上述した実施の形態においては、ミラースイッチ装置を例に取って説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種のスイッチ装置に適用することができる。なお、スライドノブ2により異なる機器を動作させる場合には、表示部18には動作させる機器名やシンボルマーク等を設ければよい。
【0028】
このような前記実施の形態にあっては、スライド自在に配設され、そのスライド方向に間隔をおいて2つの表示部18,18を配設したスライダ(2,7)と、スライダ(2,7)のスライドによって切り換えられる接点部(25)と、スライダ(2,7)の表示部18に光を投光する照明用ランプ47と、スライダ(2,7)のスライド方向側の表示部18への照明用ランプ47からの光を遮蔽する一対の遮蔽部19,19と、一対の遮蔽部19,19間に形成され、照明用ランプ47からの光をスライダ(2,7)の表示部18へ透過して表示部18を照光させる開口部11とを備え、スライダ(2,7)が中立位置にあるときは、照明用ランプ47からの光を開口部11を透過して両表示部18を照光させ、スライダ(2,7)を一方にスライドさせたときは、スライド方向側の遮蔽部19によって照明用ランプ47からの光を遮ってスライド方向側の表示部18を照光させず、もう一方の表示部18は開口部11に対向し照明用ランプ47からの光によって照光されているため、スライダ(2,7)のスライドにより照明用ランプ47からの光はスライド方向と反対側に位置する表示部18に対向する開口部11から投光され、スライド方向とは反対側の表示部18を照光し、他方の表示部18を遮蔽部19によって遮光するので、表示部18,18には切換えによって動作する機器や方向あるいは機能を表示しておけば、暗い場所で使用しても確実に切換え状態を認識することができる。
また、中立位置にある時は何れの表示部18,18も照光されるので、2つの表示部18,18が同時に照光している時は例えばスイッチ装置がオフであるというように暗い場所でも簡単にスイッチ装置の状態を認識できる。
【0029】
また、前記実施の形態にあっては、四方向にパドルノブ3を操作して多方向のスイッチの切換を行える四方向スイッチ部と、四方向スイッチ部の下部に配設された1つの照明用ランプ47と、照明用ランプ47を配して露出させる開口部11を形成すると共に、四方向スイッチ部の外方方向に配設された導光体4と、パドルノブ3に設けられ、導光体4の開口部39から露出された照明用ランプ47からの光によって照光される四方向スイッチ表示部と、照明用ランプ47の光を導光体4を通って入射させ、かつ導光体4の長手方向と直交する方向にスライドするスライダ(2,7)を有するスライドスイッチ部と、スライダ(2,7)にスライド方向に間隔をあけて配設されたスライドスイッチ表示部18と、スライダ(2,7)に表示部18に対応して設けられ、導光体4からの光を表示部18へ反射する反射面23と、スライダ(2,7)のスライド方向側の表示部18への照明用ランプ47からの光を遮蔽する一対の遮蔽部19,19と、一対の遮蔽部19,19間に形成され、照明用ランプ47からの光をスライダ(2,7)の表示部18へ透過して表示部18を照光させる開口部11とを備え、導光体4の開口部39から露出された照明用ランプ47からの光によって四方向スイッチ表示部34を照光するとともに、照明用ランプ47からの光を導光体4によってスライダ(2,7)の反射面23に導き、スライダ(2,7)が中立位置にあるときは、照明用ランプ47からの光を開口部11を透過して両表示部18を照光させ、スライダ(2,7)を一方にスライドさせたときは、スライド方向側の遮蔽部19によって照明用ランプ47からの光を遮ってスライド方向側の表示部18を照光させず、もう一方の表示部18は開口部11に対向し照明用ランプ47からの光によって照光されているため、上記作用効果に加えて、照明用ランプ47からの光は導光体4によってスライドスイッチのスライダ(2,7)の反射面23に導かれて表示部18を照光する一方、照明用ランプ47の上方の四方向スイッチ表示部34を設けているので、1つの照明用ランプ47により2つのスイッチ部の表示部18,34を照光することができる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、スライダのスライドにより光源手段からの光はスライド方向と反対側に配して対向する開口部から投光され、スライド方向とは反対側のスライドスイッチ表示部を照光し、他方のスライドスイッチ表示部を遮光するので、スライドスイッチ表示部には切換えによって動作する機器や方向あるいは機能を表示しておけば、暗い場所で使用しても確実に切換え状態を認識することができる。
また、中立位置にある時は何れのスライドスイッチ表示部も照光されるので、2つの表示部が同時に照光している時は例えばスイッチ装置がオフであるというように暗い場所でも簡単にスイッチ装置の状態を認識できる。
【0031】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明により生じる効果に加え、光源手段からの光は導光体によってスライドスイッチのスライダの反射面に導かれてスライドスイッチ表示部を照光する一方、光源手段の上方の四方向スイッチ表示部を設けているので、1つの光源手段により2つのスイッチ部の表示部を照光することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を分解して示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿って切断して示す縦断側面図である。
【図4】本発明の実施の形態における導光体とスライダを示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態のハウジングの底面図である。
【図6】本発明の実施の形態においてつまみが中立位置にある場合を示す縦断面図である。
【図7】図6の位置からつまみが一方向に切換えられた状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 スライドノブ
3 パドルノブ
4 導光体
5 プリント基板
7 スライダ体
18 表示部
21 連結部
23 反射面
25 可動接点
34 表示部
47 照明用ランプ

Claims (2)

  1. スライド自在に配設され、そのスライド方向に間隔をおいて2つの表示部を配設したスライダと、
    前記スライダのスライドによって切り換えられる接点部と、
    前記スライダの前記表示部に光を投光する光源手段と、
    前記スライダのスライド方向側の前記表示部への前記光源手段からの光を遮蔽する一対の遮蔽部と、
    前記一対の遮蔽部間に形成され、前記光源手段からの光を前記スライダの前記表示部へ透過して前記表示部を照光させる開口部とを備え、
    前記スライダが中立位置にあるときは、前記光源手段からの光を前記開口部を透過して前記両表示部を照光させ、前記スライダを一方にスライドさせたときは、スライド方向側の前記遮蔽部によって前記光源手段からの光を遮ってスライド方向側の前記表示部を照光させず、もう一方の前記表示部は前記開口部に対向し前記光源手段からの光によって照光されていることを特徴とする照光式スイッチ装置。
  2. 四方向にパドルノブを操作して多方向のスイッチの切換を行える四方向スイッチ部と、
    前記四方向スイッチ部の下部に配設された1つの光源手段と、
    前記光源手段を位置させて露出させる開口部を形成すると共に、前記四方向スイッチ部の外方方向に配設された導光体と、
    前記パドルノブに設けられ、前記導光体の開口部から露出された前記光源手段からの光によって照光される四方向スイッチ表示部と、
    前記光源手段の光を前記導光体を通って入射させ、かつ前記導光体の長手方向と直交する方向にスライドするスライダを有するスライドスイッチ部と、
    前記スライダにスライド方向に間隔をあけて配設されたスライドスイッチ表示部と、
    前記スライダに前記スライドスイッチ表示部に対応して設けられ、前記導光体からの光を前記スライドスイッチ表示部へ反射する反射面と、
    前記スライダのスライド方向側の前記スライドスイッチ表示部への前記光源手段からの光を遮蔽する一対の遮蔽部と、
    前記一対の遮蔽部間に形成され、前記光源手段からの光を前記スライダの前記スライドスイッチ表示部へ透過して前記スライドスイッチ表示部を照光させる開口部とを備え、
    前記導光体の開口部から露出された前記光源手段からの光によって四方向スイッチ表示部を照光するとともに、前記光源手段からの光を前記導光体によって前記スライダの前記反射面に導き、前記スライダが中立位置にあるときは、前記光源手段からの光を前記開口部を透過して前記両スライドスイッチ表示部を照光させ、前記スライダを一方にスライドさせたときは、スライド方向側の前記遮蔽部によって前記光源手段からの光を遮ってスライド方向側の前記スライドスイッチ表示部を照光させず、もう一方の前記スライドスイッチ表示部は前記開口部に対向し前記光源手段からの光によって照光されていることを特徴とするの照光式スイッチ装置。
JP04746696A 1996-03-05 1996-03-05 照光式スイッチ装置 Expired - Fee Related JP3547249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04746696A JP3547249B2 (ja) 1996-03-05 1996-03-05 照光式スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04746696A JP3547249B2 (ja) 1996-03-05 1996-03-05 照光式スイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09245567A JPH09245567A (ja) 1997-09-19
JP3547249B2 true JP3547249B2 (ja) 2004-07-28

Family

ID=12775935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04746696A Expired - Fee Related JP3547249B2 (ja) 1996-03-05 1996-03-05 照光式スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3547249B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09245567A (ja) 1997-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5813519A (en) Lighted switch apparatus
US7550686B2 (en) Rotary switch in a motor vehicle
US6635832B1 (en) Electrical switch
JP2005011672A (ja) 押しボタンスイッチ
EP1758138A2 (en) Push button switch with backlight function
US7488909B2 (en) Lighted switch apparatus
JP3578882B2 (ja) 自動変速機用操作装置
JP3693857B2 (ja) 照光式スイッチユニット
EP1339080B1 (en) Switch device
JP4317741B2 (ja) 4方向スイッチ装置
US4408104A (en) Lever switch arrangement for motor vehicle
JP3547249B2 (ja) 照光式スイッチ装置
JP4532296B2 (ja) 車両用パワーウインドスイッチ装置
US20020189925A1 (en) Seesaw type switch
JPH041616Y2 (ja)
JPH08129935A (ja) イルミネーション付きスイッチ装置
JPH0680236U (ja) イルミネーション付きスイッチ装置
JPH11185558A (ja) スイッチ装置
JP2003086050A (ja) 押釦スイッチ
JPH09102234A (ja) イルミネーション付きスイッチ装置
US4755644A (en) Switch position indicator
JPH0336009Y2 (ja)
JPH08195145A (ja) スイッチ装置
JPH067982Y2 (ja) 車両用操作装置
JP4426040B2 (ja) スイッチ装置及びスイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees