JP3543033B2 - 靴底洗浄装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、汚れた靴の底を自動的に洗浄する靴底洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、靴の底についた泥などの汚れを落す装置として、丸ブラシの複数を並列させて、この各丸ブラシを回転させるようにしたものが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような、複数の丸ブラシで靴底の汚れを除去する装置は、靴を履いたままでブラシ上に載るための支持手段が必要であり、この支持手段上に載った靴の底に接触するのは丸ブラシの円弧状となった上側部だけであるから靴底を万遍なくブラシでこすれないので、ブラシ上を移動しなければならないという問題がある。
【0004】
そこで、この発明の課題は、上記のような従来の装置の問題点を解決して、スノコ上に載っているだけで靴底をきれいに洗浄できる装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、上部開放の洗浄液槽上に多数の開口を有するスノコを上下動自在で上昇位置への移動弾性を付勢した状態で設け、その下部には、上記各開口内に移動自在にはまり込む多数のブラシを上面に植えたブラシ板を、ブラシ板駆動手段で水平振動させるように配置すると共に、前記スノコ上に加わる荷重で上記スノコが下降している間に作用して、上記ブラシ板駆動手段を作動させるセンサを設けた靴底洗浄装置において、上記ブラシ板を洗浄液槽内に、この洗浄液槽内に設けたブラシ受台で前後左右に移動できるように支持して配置し、上記洗浄液槽の外部にモータの駆動で等速回転する二本のブラシ駆動軸を直立に設け、この二本のブラシ駆動軸にそれぞれ設けた偏心ピンと、上記ブラシ板に洗浄液槽の外部に突出するよう設けた連結板のピン孔を、ブラシ駆動軸の回転で上記ブラシ板が前後左右に水平振動して上記各ブラシが上記スノコの各開口内において前後左右に振動するように回転自在に係合させた構成を採用したものである。
【0006】
また、請求項2の発明は、上部開放の洗浄液槽上に多数の開口を有するスノコを設け、その下部には、上記各開口内に移動自在にはまり込む多数のブラシを上面に植えたブラシ板を、ブラシ板駆動手段で水平振動させるように配置すると共に、前記スノコ上に加わる荷重で上記スノコが下降している間に作用して、上記スノコ上の靴を検出して上記ブラシ板駆動手段を作動させるセンサを設けた靴底洗浄装置において、上記ブラシ板を洗浄液槽内に、この洗浄液槽内に設けたブラシ受台で前後左右に移動できるように支持して配置し、上記洗浄液槽の外部にモータの駆動で等速回転する二本のブラシ駆動軸を直立に設け、この二本のブラシ駆動軸にそれぞれ設けた偏心ピンと、上記ブラシ板に洗浄液槽の外部に突出するよう設けた連結板のピン孔を、ブラシ駆動軸の回転で上記ブラシ板が前後左右に水平振動して上記各ブラシが上記スノコの各開口内において前後左右に振動するように回転自在に係合させた構成を採用したものである。
【0007】
上記した各発明において、洗浄液槽には、ブラシの上面が水没する量の洗浄液が充填されるようになっている。
【0008】
ここで、請求項1の発明は靴を履いたままでスノコ上に載ると、下降したスノコでセンサが作動し、ブラシ板駆動手段を起動してブラシ板を前後左右に振動させる。
【0009】
上記によりスノコの各開口上に突出したブラシの上端が靴底に接触し、洗浄液中に浸漬した靴底をこすり、上記の作用により靴底が十分に洗浄されたのち、スノコ上から降りるとこのスノコは上昇位置に戻り、ブラシ板が停止する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0011】
図に示す実施例において、1は上部開放の方形箱状のケース、2は上記ケース1の内側に装着した上部開放状の洗浄液槽であり、この液槽内にブラシ3とその上部にスノコ4が収納されている。
【0012】
上記洗浄液槽2の内部底面には、図3のように、ブラシ板5の下面を受ける複数のブラシ受台6を設け、該ブラシ板5を前後左右に自由に移動できるようにする。
【0013】
上記ブラシ板5の上面には、ナイロンなどのポリアミド系のプラスチックのモノフィラメントのように軟質で弾性のある材料からなる多数の毛体を平面形が小円状になるように植毛した多数のブラシ3を適宜の間隔で千鳥状に配置して設けられている。
【0014】
上記スノコ4には、その直下のブラシ板5上に設けた各ブラシ3がはまる多数の矩形開口7が平面的に並んだ構造を有する。この各開口7の幅は各ブラシ3の直径の略2倍として開口7内のブラシ3が円を画いて前後左右に移動できるようにする。
【0015】
ケース1の内部で液槽2の外側には、ギヤボックス8を有するモータ9を設け、このギヤボックス8の下部に突出した出力軸にはプーリ10を固定すると共に、モータ9と液槽2間の位置に二本のブラシ駆動軸11、12を直立状で回転するよう配置し、両駆動軸11、12はプーリとベルト13で等速に連動し、一方駆動軸11をギヤボックス8の出力軸とプーリ及びベルト14で連動し、モータ9の起動で両駆動軸11、12を等速で回転させるようになっている。
【0016】
前記ブラシ板5の一側には連結板15を固定し、上記両駆動軸11、12の上側には回転中心から同じ方向に同じ寸法だけ偏心した偏心ピン16をそれぞれ固定し、この各偏心ピン16を連結板15の両端近くのピン孔に回転自在に係合させ、ブラシ板5を前後左右に水平振動させる機構を構成する。
【0017】
前記スノコ4は、両側の前後位置に上方へ立上った後両側外方に向けて突出するアーム17が固定され、各アーム17の先端がケース1内に立設した垂直のガイド軸18で一定範囲の上下動可能に支持され、かつ、各アーム17はショックアブソーバ19で支持され、常時上昇位置に復帰する弾性を付勢され、下降限位置はストッパー20によって設定される。
【0018】
図3(A)は、スノコ4が上昇限位置にある状態を示し、該スノコ4の上面がブラシ3の上面よりも少し上方に位置している。なお、液槽2内に充填した洗浄液aの液面は、ブラシ3の上面が水没する程度に設定されている。
【0019】
図3(B)は、スノコ4が下限位置にある状態を示し、該スノコ4の上面はブラシ3の上面よりも下方に下降することになる。
【0020】
図1と図3に示すように、アーム17の下方位置に、スノコ4が下降動したときアーム17で押されて作動するセンサ21(スイッチ)が配置され、該センサ21はアーム17で押されている間、モータ9への通電状態を維持し、ブラシ板5を回動させることになる。
【0021】
前記液槽2内に対する洗浄液aの供給は、図3(A)、(B)に示すように、ケース1内でモータ9と反対側の位置に補給水タンク22を設置し、該タンク22の下部に設けたバルグ23の下端を液槽2内に臨ませ、液槽2の液面の低下と共に、給水が自動的に行なえるようにしている。
【0022】
この発明の洗浄装置は上記のような構成であり、洗浄を行なわないときは、図3(A)に示すように、スノコ4は上昇位置にあり、ブラシ3は上面が洗浄液a内に浸漬した状態になっている。
【0023】
いま、靴を履いた人がスノコ4上に載るとその荷重でショックアブソーバ19が圧縮されてスノコ4が図3(B)の如く下降するので、センサ21が働いてモータ9が回転し、ブラシ3はブラシ板5とともに前後左右に振動して靴底をこすって靴底の油などの汚れを洗い落す。洗浄液aはブラシ3の上面が水没する量になっているので、靴底は洗浄液a内に浸漬した状態でブラシ3によりこすられ、洗浄が効率よく行なえる。
【0024】
靴底の洗浄が終り、スノコ4から人が降りて荷重が除かれると、ショックアブソーバ19によりスノコ4が上昇し、センサ21が切れモータ9が止まる。
【0025】
上記、液槽2内の洗浄液の除去は、ポンプ等による吸上げによって行なえばよい。
【0026】
なお、図示省略したが、スノコは固定配置として上下動しないようにし、このスノコ上に靴が載ると、スノコに取り付けたり、ケース内の適所に取り付けたセンサでこれを検出し、ブラシ板駆動手段を作動させるように構成してもよい。この場合、ブラシは上端をスノコの上面に所定長さ突出させ、洗浄液はブラシの上面が水没する量となるようにする。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、水平に振動するブラシ板により洗浄液に浸漬した靴底をこすりながら洗浄するので、靴底の油などの汚れが能率よく落され、振動も少ないので安定した状態で靴底の洗浄が行えるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】靴底洗浄装置の平面図
【図2】同上要部の分解斜視図
【図3】(A)は図1のIII −III 線に沿う断面図、(B)は同上のスノコ下降状態を示す断面図
【図4】(A)は図1のIV−IV線に沿う断面図、(B)は図1のV−V線に沿う断面図
【符号の説明】
1 ケース
2 液槽
3 ブラシ
4 スノコ
5 ブラシ板
7 開口
9 モータ
Claims (2)
- 上部開放の洗浄液槽上に多数の開口を有するスノコを上下動自在で上昇位置への移動弾性を付勢した状態で設け、その下部には、上記各開口内に移動自在にはまり込む多数のブラシを上面に植えたブラシ板を、ブラシ板駆動手段で水平振動させるように配置すると共に、前記スノコ上に加わる荷重で上記スノコが下降している間に作用して、上記ブラシ板駆動手段を作動させるセンサを設けた靴底洗浄装置において、
上記ブラシ板を洗浄液槽内に、この洗浄液槽内に設けたブラシ受台で前後左右に移動できるように支持して配置し、上記洗浄液槽の外部にモータの駆動で等速回転する二本のブラシ駆動軸を直立に設け、この二本のブラシ駆動軸にそれぞれ設けた偏心ピンと、上記ブラシ板に洗浄液槽の外部に突出するよう設けた連結板のピン孔を、ブラシ駆動軸の回転で上記ブラシ板が前後左右に水平振動して上記各ブラシが上記スノコの各開口内において前後左右に振動するように回転自在に係合させたことを特徴とする靴底洗浄装置。 - 上部開放の洗浄液槽上に多数の開口を有するスノコを設け、その下部には、上記各開口内に移動自在にはまり込む多数のブラシを上面に植えたブラシ板を、ブラシ板駆動手段で水平振動させるように配置すると共に、前記スノコ上に加わる荷重で上記スノコが下降している間に作用して、上記スノコ上の靴を検出して上記ブラシ板駆動手段を作動させるセンサを設けた靴底洗浄装置において、
上記ブラシ板を洗浄液槽内に、この洗浄液槽内に設けたブラシ受台で前後左右に移動できるように支持して配置し、上記洗浄液槽の外部にモータの駆動で等速回転する二本のブラシ駆動軸を直立に設け、この二本のブラシ駆動軸にそれぞれ設けた偏心ピンと、上記ブラシ板に洗浄液槽の外部に突出するよう設けた連結板のピン孔を、ブラシ駆動軸の回転で上記ブラシ板が前後左右に水平振動して上記各ブラシが上記スノコの各開口内において前後左右に振動するように回転自在に係合させたことを特徴とする靴底洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18942095A JP3543033B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 靴底洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18942095A JP3543033B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 靴底洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928415A JPH0928415A (ja) | 1997-02-04 |
JP3543033B2 true JP3543033B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=16240968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18942095A Expired - Lifetime JP3543033B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 靴底洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3543033B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109044237A (zh) * | 2018-10-24 | 2018-12-21 | 张魁 | 精确刷鞋机构以及精确刷洗非浸泡式洗鞋机 |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP18942095A patent/JP3543033B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0928415A (ja) | 1997-02-04 |
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