JP3542685B2 - マルチトーンをもつバイナリ画像の圧縮及び復元のための装置及び方法 - Google Patents

マルチトーンをもつバイナリ画像の圧縮及び復元のための装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタ、インクジェットプリンタ、複写機及びビットマップディスプレイ装置のようなデジタル画像形成装置に関わり、また、デジタル画像処理を行うコンピュータシステムにも関わり、特に、マルチトーンをもつバイナリ画像を圧縮し且つ復元するための技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル画像形成装置の多くは、ドットと空白を表したバイナリデータの形式で画像を疑似的に表現する。この種の装置により形成されたマルチトーンのバイナリ画像では、通常、画素つまりピクセルの各々が複数のドット領域に区分され、各ピクセルのトーンは各ピクセル内のドットの個数に反映される。
【0003】
図1に示す例では、ピクセルPCが2つのドット領域D1、D2に区分され、ピクセルPC内のドットの個数により3段階のトーンP=0、1、2が表現される。また、図2に示す別の例では、ピクセルPCが3つのドット領域D1、D2、D3に区分され、4段階のトーンP=0、1、2、3が表現される。
【0004】
より一般的には、1ピクセルをN個のドット領域に区画することにより、N+1段階のトーンP=0〜Nを表現できる。このように1ピクセルをN個のドット領域に区分したマルチトーンバイナリ画像を、以下、「N倍密」画像と呼ぶ。
【0005】
さて、原始的なN倍密画像では、各ピクセルは一つのドット領域に1ビットが対応したNビットコードとして表現される。しかし、このN倍密画像はデータ量が膨大であり大容量メモリを必要とするため、これを圧縮してデータ量を減らすために幾つかの方法が考えられている。
【0006】
これら圧縮方法のうち最も基本的なものは、ピクセル内の可能なドットパターンの全てを識別できる圧縮コードを用いる方法である。例えば、図2に示した2倍密画像の場合、可能なドットパターンは図示された4種類であり、また、図3の3倍密画像の場合、可能なドットパターンは図示された6種類である。一般的には、N倍密画像における可能なドットパターンは2N種類である。この2N種類のドットパターンを識別できる圧縮コードが用いられる。例えば、図2に示した2倍密画像の場合、4種類のパターンを識別する2ビットの圧縮コードが用られる。図2に示した3倍密画像の場合、6種類のパターンを識別できる3ビットの圧縮コードが用いられる。さらに、4倍密画像の場合、8種類のパターンを識別できる3ビットの圧縮コードが用いられる。圧縮コードのビット数は、圧縮コードの「深さ」と呼ばれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の基本的な圧縮方法には次のような問題点がある。
【0008】
第1に、N=2、3の場合には、圧縮コードの深さが原始的なピクセルデータのビット数Nと同じであり、圧縮の効果は実際には得られない。Nが4以上の場合にのみ圧縮の効果が得られる。
【0009】
第2に、圧縮コードのままで画像の編集を行うことが難しい。例えば、マルチトーン画像の代表である写真の処理では、ポジ写真をネガ写真に変換する、写真の上に文字を重ねる、写真中から文字の形を白抜く、写真で文字を描く、等の編集がよく行われる。これらの編集を圧縮コードに対して行えるようにするためには、それら編集で用いられる論理演算を圧縮コードに施した場合の結果と、ドットパターンに施した場合の結果とが一致していなくてはならない。
【0010】
例えば、ポジ写真からネガ写真への変換では、圧縮コードにNOT演算が行われる。写真に文字を重ねたり、文字を白抜いたり、写真で文字を描いたりする編集では、全ビットが1又は0のコードを写真の圧縮コードに論理和する演算が行われる。上記の論理和演算の結果をドットパターンに同じ演算を施した結果と一致するようにすることは簡単である。即ち、ドット数が0個のドットパターンに対し全ビットが0の圧縮コードを割り当て、ドット数がN個のドットパターンに対し全ビットが1の圧縮コードを割り当てればよい。しかし、上記のNOT演算の結果をドットパターンに同じ演算を施した結果と一致するようにすることは、上記基本的な従来の圧縮方法では難しい。結果として、圧縮コードに対する編集ができないという問題が生じる。
【0011】
更に、上記の基本的圧縮方法の他にも、幾つかの圧縮方法が知られている。しかし、それら他の圧縮方法は処理が複雑である。
【0012】
従って、本発明の目的は、Nが小さくても圧縮効果が得られるN倍密画像の圧縮技術を提供することにある。
【0013】
本発明の別の目的は、N倍密画像の圧縮コードに対して編集を行うことができるようにすることにある。
【0014】
本発明の更に別の目的は、N倍密画像の圧縮及び復元を簡単な処理で実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に従えば、N倍密画像の各ピクセルの圧縮コードとして、N倍密画像がもつN+1トーンが識別可能なMビットの深さをもったコードが用いられる。圧縮コードから各ピクセルのドットパターンを復元する処理では、各ピクセルの圧縮コードの他に、各ピクセルの両側の2つの隣接ピクセルの圧縮コードも参照される。復元された各ピクセルのドットパターンは、各ピクセルの圧縮コードにより表されたトーンに対応した個数のドットを含み、且つ、そのドットが両側の隣接ピクセルのうちトーンの暗い方の隣接ピクセルの側に寄って配置されている。本発明が従来技術より圧縮率が高くなる一般的な条件は、圧縮コードの深さMが、(N+1)≦(2のM乗)<(2N)の関係を満たすことである。
【0016】
本発明では、圧縮コードは、N倍密画像がもつN+1トーンが識別するのに十分なビット数をもてばよい。例えば、N=3、つまり3倍密画像の場合、3+1=4トーンを識別できればよいから、圧縮コードの深さMは2ビットで十分である。この2ビットの深さは、前述した従来の基本的な圧縮方法による2倍密画像のための圧縮コードの深さと同じであり、また、従来の3倍密画像のための圧縮コードの深さよりも1ビット少ない。よって、本発明に従う圧縮された3倍密画像は、従来技術に従う圧縮された3倍密画像と比較してデータ量において2/3倍小さく、また、同じデータ量をもつ従来技術に従う2倍密画像に比較して識別可能なトーン数において4/3倍多い。このように、本発明によれば、N=3という低密度のN倍密画像においても圧縮効果が得られる。
【0017】
勿論、Nが大きい場合にも圧縮効果が得られる。例えば、N=7の場合、従来技術によれば、2×7=14種のドットパターンを識別できる4ビットの圧縮コードが必要なところ、本発明によれば7+1=8トーンが識別可能な3ビットの圧縮コードで十分である。
【0019】
本発明に従い復元されたN倍密画像の各ピクセルのドットパターンは、各ピクセルの各ピクセルの圧縮コードが表すトーンに対応した個数のドットを含み、そのドットは両側の隣接ピクセルのうちトーンの暗い方の側に寄って配置されている。例えば、3倍密画像の場合、2ビットの圧縮コードにより濃度P=0、1、2又は3が表現されているから、ドット数が0個、1個、2個又は3個の4種類のドットパターンが生成される。それらのうち、中間的トーンを示すドット数が1個又は2個のパターンでは、その1個又は2個のドットが、両側に隣接するピクセルのうち暗い方のピクセルの側に寄って配置される。このような復元方法により、2ビットの圧縮コードから図2に示したような6種類のドットパターンが復元できる。
【0020】
より一般的に言えば、N+1種類の圧縮コードから、2N種類のドットパターンが復元される。従って、N倍密画像を復元することが可能となる。
【0021】
しかも、こうして復元されたドットパターンに対するNOT演算の結果と、圧縮コードに対するNOT演算の結果とは、後の実施形態の説明で検証するように、完全に一致する。従って、圧縮コードみ対して画像の編集を行うことが可能である。
【0022】
また、本発明によれば、ドットパターン内のドットが、隣接する暗い方のピクセル側に寄ってその隣接ピクセルのドットと接合するため、文字や線図や物体の輪郭線等がクリア且つ滑らかに表現できるというメリットも得られる。
【0023】
尚、後述する好適な実施形態では、N=3としているが、他のNの値に対しても本発明は適用することが可能である。また、その実施形態はプリンタでの画像処理に本発明を適用したものであるが、プリンタ以外の機器、例えばコンピュータや複写機等における画像処理にも本発明は適用することが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】
図3は、本発明に従うプリンタ用の画像処理システムの一実施形態の構成を示す。
【0025】
圧縮部1は、マルチトーン画像のソースデータを受け取る。このソースデータでは各ピクセルは、256トーンが表現できる8ビットコードである。圧縮部1は、ソースデータの各ピクセルの8ビットコードを、4トーンが表現できる深さ2ビットの圧縮コードに変換する。この変換方法には幾つかの方法が採用でき、その一つはディザマトリックスを用いる方法であり、その詳細は後に説明する。圧縮部1からの2ビット圧縮コードの形式の画像データはメモリ3に格納される。
【0026】
ビットマップ発生部5は、圧縮された画像データをメモリ3から読み出し、これを3倍密画像のドットパターンに対応したビットマップデータに変換する。即ち、ビットマップ発生部5は、メモリ3からの各ピクセルの2ビット圧縮コードを、各ピクセル内の3個のドット領域のドットパターンを表した3ビットコードに変換する。プリントエンジン7は、このビットマップデータを受取り、このビットマップデータに忠実に対応したドットパターンを用紙上に形成し、それにより3倍密画像をプリントアウトする。
【0027】
圧縮部1はプリンタ内に設けられてもよいし、プリンタに接続されたホストコンピュータのプリンタドライバ内に設けられていてもよい。ビットマップ発生部5も同様である。また、圧縮部1及びビットマップ発生部5の各々は、ソフトウェアの実行によって実現されるプロセスであってもよいし、専用のハードウェア回路であってもよい。本実施形態では、圧縮部1はホストコンピュータ内のプリンタドライバ又はプリンタ内のコントローラが行なうプロセスであり、また、ビットマップ発生部5は、プリンタ内の専用ハードウェア回路である。
【0028】
図4及び図5は、本実施形態で行なわれる画像圧縮及び復元の原理を説明している。図4は、3倍密画像内の或る一つのライン上に存在する連続した3個のピクセルPC1、PC0及びPC-1を示し、それらのピクセルPC1、PC0及びPC-1はトーンP1、P0及びP-1をそれぞれ有している。図5は、中央のピクセルPC0に関してのトーンP0と圧縮コードとドットパターンの関係を示している。
【0029】
図5に示すように、3倍密画像において、ピクセルPC0の可能なトーンP0のバリエーションはP0=0、1、2、3の4トーンである。最も明るいトーンP0=0に対しては2ビット圧縮コード“00”が割当てられる。2番目に明るいトーンP0=1に対しては圧縮コード“01”が割当てられる。3番目のトーンP0=2に対しては圧縮コード“10”が割当てられる。最も暗いトーンP0=3に対しては圧縮コード“11”が割当てられる。このように、圧縮コードは、ピクセルPC0のトーンP0に1対1で対応している。
【0030】
また、最も明るいトーンP0=0に対してドットが無く空白のみのドットパターンが割当てられ、最も暗いトーンP0=3に対してはドットのみで空白が無いドットパターンが割当てられる。
【0031】
2番目に明るいトーンP0=1には1個のドットと2個の空白を有する2種類のドットパターン、つまり、そのドットが右側に寄ったドットパターンと左側に寄ったドットパターン、のうちの一方が割当てられる。ドットが中央にあるドットパターンは使用されない。ドットパターンの選択は、左右の隣接するピクセルPC1及びPC-1のトーンP1及びP-1の大小によって決まる。つまり、より暗いトーンをもつ隣接ピクセルの側にドットが寄ったパターンが選択される。左右の隣接ピクセルのトーンが同じならば、いずれのパターンを選択してもよいが、本実施形態ではドットが右側に寄ったパターンを選択する。
【0032】
3番目のトーンP0=2には2個のドットと1個の空白を有する2種類のドットパターン、つまり、それらのドットが右側に寄ったドットパターンと左側に寄ったドットパターン、のうちの一方が割当てられる。ここでも、より暗いトーンをもつ隣接ピクセルの側にドットが寄ったパターンが選択される。
【0033】
注目すべきは、P0=1及び2のような中間的なトーンに関して、同じトーンを表す2種類のドットパターンのうち、左右の隣接ピクセルの内のより暗い方のピクセルの側にドットが寄ったドットパターンを自動選択することである。それにより、ピクセルの4種類のトーンを識別したにすぎない圧縮コードから、ピクセルの可能な6種類のドットパターンの全てを再生することができる。圧縮コードの深さは2ビットで十分であるから、圧縮効果が得られる。
【0034】
図6は、圧縮部1が行う、256トーン画像の各ピクセルの8ビットデータを上述した2ビット圧縮コードに変換する処理の流れを示す。図7はこの変換処理の具体例を示す。
【0035】
圧縮部1は、まず、ディザ法を用いて、256トーン画像を、ビットマップデータの形式の3倍密画像に変換する。このディザ法の変換処理では、例えば図7Aに示すような縦6ピクセル×横6ピクセルのサイズをもった閾値マトリックスが用いられる。この閾値マトリックスは、縦6×横18の閾値から構成され、各閾値は縦6ピクセル×横6ピクセルの領域内の各ピクセル内の各ドット領域に対応している。この閾値マトリックス内の閾値の個数は108個であるから、圧縮部1は256トーン画像の各ピクセルのトーンPを正規化して0〜107の範囲のトーンP’にする(S1)。つまり、P’=P・108/256の変換を行う。
【0036】
次に、圧縮部1は、正規化された画像内の縦6ピクセル×横6ピクセルの区域の1つ1つに上記閾値マトリックスをオーバレイし、その区域内の各ピクセルのトーン値P’と各ピクセルに対応する3つの閾値とを比較する。そして、トーン値P’より小さい閾値に対応するドット領域にバイナリ値1(ドット)をセットし、トーン値P’と等しい又は大きい閾値に対応するドット領域にバイナリ値0(空白)をセットする。このようにして、各ピクセルのトーンP’は、3つのドット領域のドットパターンを表した3ビットコードに変換される。例えば、図7Bに示すような正規化されたトーン値P’を持った縦6ピクセル×横6ピクセルの区域は、図7Cに示すような縦6ドット×横18ドットの3倍密画像のドットパターンに変換される。
【0037】
次に、圧縮部1は、各ピクセル内の値1(ドット)の個数をカウントする(S3)。カウントされたドットの個数は図5に示したトーンP0を表している。例えば、図7Cに示したドットパターンにおける各ピクセルのドット個数は、図7Dに示したもののようになる。次に、圧縮部1は、各ピクセルのトーンP0(ドット個数)を図5に示した2ビット圧縮コードに変換し(S4)、この圧縮コードをメモリ3に書込む。
【0038】
図8は、ビットマップ発生部5が行う、各ピクセルの2ビット圧縮コードを図5に示したドットパターンに変換する処理の流れを示す。
【0039】
まず、メモリ3内の圧縮された画像からラスタスキャンの順序で、各ピクセルの2ビット圧縮コードを順番に読出す(S11、S22)。次に、読み出した圧縮コードからそのピクセルPC0のトーンP0を認識する(S12)。その結果、圧縮コード=「00」つまりP0=0であれば空白のみのドットパターンを発生し(S13)、圧縮コード=「11」つまりP0=3であれば、ドットのみのドットパターンを発生する(S14)。
【0040】
他方、圧縮コード=「01」又は「10」、つまりP0=1又は2のときは、次に、そのピクセルPC0の左右の隣接ピクセルPC1及びPC-1のトーンP1及びP-1を比較する(S5、S6)。その結果、P1≧P-1の場合は、右側にドットが寄ったドットパターンを発生し(S7、S9)、それ以外は左側にドットが寄ったパターンを発生する(S8、S10)。
【0041】
以上の処理が全部のピクセルについて繰り返される(S21)。
【0042】
図9は、ビットマップ発生部5のハードウェア構成を示す。
【0043】
ビットマップ発生部5はクロックパルスに同期して動作し、クロックパルスの1周期毎に1ドット又は1空白を表した1ビットコードを出力する、つまり、クロックパルスの3周期毎に1ピクセルのドットパターンを表した3ビットコードを出力する。
【0044】
カウンタ11は、クロックパルスに応答してカウントアップする2ビットの3進カウンタである。初期的に、カウンタ11はリセットパルスを加えられて、そのカウント値を「00」にリセットする。以後、クロックパルスに同期して、そのカウント値は「00」、「01」、「10」、「00」、…と変遷していく。カウント値が「00」に戻る度に、カウンタ11からキャリーパルスが出力される。
【0045】
コードジェネレータ12は、カウンタ11からの2ビットカウント値に応答して、次のような6ビットのコードを発生する。
【0046】
カウント値=「00」の時:6ビットコード=「000111」
カウント値=「01」の時:6ビットコード=「001110」
カウント値=「10」の時:6ビットコード=「011100」
この6ビットコードはパラレルにコードセレクタ14に入力される。
【0047】
コードセレクタ14は、パラレル入力された6ビットコードのうち、選択された1つの桁のビットのみを出力する。例えば1桁目(右端)のビットを選択している間は、カウント値が「00」、「01」、「10」と変遷するのに伴い、「100」という3ビットコードを出力する。この3ビットコードは、図8のステップS17に示したドットパターンを表している。また、例えば6桁目(左端)のビットを選択している間は、カウント値が「00」、「01」、「10」と変遷するのに伴い、「000」という3ビットコードを出力し、この3ビットコードは図8のステップS13に示したドットパターンを表している。このように、6ビットコードの桁の選択が、ドットパターンの選択を意味する。
【0048】
シフトレジスタ13は、2ビット3段シフトレジスタである。このシフトレジスタ13は、カウンタ11からのキャリーパルスに同期して、シフト動作を行い且つメモリ3から新たなピクセルの2ビット圧縮コードを入力する。従って、シフトレジスタ13には、図4に示した連続する3つのピクセルピクセルPC1、PC0及びPC-1の圧縮コードが保持される。最初のステージST-1には左側のピクセルPC-1の圧縮コードが保持され、2つ目のステージST0には中央のピクセルPC-1の、そして、3つ目のステージST+1には右側のピクセルPC+1の圧縮コードがぞれぞれ保持される。この3つの圧縮コードはコードセレクタ14によってモニタされる。
【0049】
コードセレクタ14は、シフトレジスタ13の中央ステージST0からの中央ピクセルPC0の圧縮コードが「00」のときは、コードジェネレータ12からの6ビットコードの6桁目(左端)のビットを選択し、上記圧縮コードが「11」のときは、3桁目のビットを選択する。また、中央ピクセルPC0の圧縮コードが「01」のときは、最初及び3つ目のステージST-1、ST+1からの圧縮コードを比較し、そして、前者が後者より大きければ5桁目のビットを、そうでなければ1桁目のビットを選択する。また、中央ピクセルPC0の圧縮コードが「10」のときは、最初及び3つ目のステージST-1、ST+1からの圧縮コードを比較し、そして、前者が後者より大きければ4桁目のビットを、そうでなければ2桁目のビットを選択する。結果として、図5に示したような中央ピクセルPC0ドットパターンを表した3ビットコードがシリアルにコードセレクタ14から出力される。
【0050】
ビットマップ発生部5から出力された3倍密画像のドットパターンは、図5を参照して明らかなように、圧縮コードに対するNOT演算(反転)の結果と、それに対応するドットパターンに対するNOT演算(反転)の結果とが完全に一致する。例えば、圧縮コード「00」及びこれに対応するドットパターンのNOTは、圧縮コード「11」及びこれに対応するドットパターンとなる。また、圧縮コード「01」及びこれに対応するドットパターンのNOTは、圧縮コード「10」及びこれに対応するドットパターンとなる。従って、圧縮コードでの画像編集が可能である。
【0051】
また、この出力された3倍密画像は、圧縮部1がディザ法により生成した3倍密画像と実質的に同一である。例えば、図7Cに示した圧縮部1が生成した3倍密画像は、図7Eに示すようにビットマップ発生部5から出力される。両者の相違は、四角でマークした1ピクセルにおけるドットの配置である。しかし、このピクセルのドットの個数つまりトーンは同じである。しかも、特にレーザプリンタや複写機の場合は、静電的に形成されたドットの性質のために、孤立した微小のドットは近傍の大きいドットの塊に引き寄せられて融合しやすいため、仮に図7Cに示すドットパターンを出力したとしても、図7Eに示すドットパターンのように印刷される可能性が高い。更に、個々のドットのサイズは極めて小さい(例えば、600dpiのエンジンの場合、1ピクセルの1/3のドットの直径は約0.01mmである)ので、人間の目は1ドットの配置のずれは殆ど認識しない。
【0052】
更に、出力された3倍密画像では、ドットが隣接ピクセルのうち暗い(濃い)方のピクセルの側に寄せられてその隣接ピクセルのドットと融合するため、文字や線図や物体の輪郭線等がクリア且つ滑らかに表現できる。
【0053】
図10は、7倍密画像(N=7)の場合のピクセルのトーンP0と圧縮コードとドットパターンとの対応関係を示している。圧縮コードは、0〜7の値をもつ8トーンを識別するのに十分な3ビットである。この8種類の圧縮コードから、14種類のドットパターンが生成できる。圧縮コードのNOT演算結果とドットパターンのNOT演算結果とは完全に一致するから、圧縮コードに対する編集が可能である。
【0054】
Nが上記例示以外の値であっても、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2倍密画像のドットパターンを示す図。
【図2】3倍密画像のドットパターンを示す図。
【図3】本発明に従うプリンタ用の画像処理システムの一実施形態の構成を示すブロック図。
【図4】隣り合う3つのピクセルのデータを示す図。
【図5】3倍密画像のピクセルのトーンと圧縮コードとドットパターンの対応関係を示した図。
【図6】圧縮部が行う変換処理の流れを示したフローチャート。
【図7】圧縮部の変換処理の具体例を示す図。
【図8】ビットマップ発生部が行う変換処理の流れを示したフローチャート。
【図9】ビットマップ発生部のハードウェア構成を示した図。
【図10】7倍密画像のピクセルのトーンと圧縮コードとドットパターンの対応関係を示した図。
【符号の説明】
PC ピクセル
D1、D2、D3 ドット領域
1 圧縮部
3 メモリ
5 ビットマップ発生部
7 プリントエンジン

Claims (6)

  1. 圧縮のときに、ソースデータの各ピクセルのビットコードに基づいて、N+1トーンが識別可能なMビットの深さをもち、且つN+1トーンを持つ画像内の各ピクセルのトーンのみを表した圧縮コードを発生する圧縮コード発生手段と、
    復元のときに、各ピクセルと各ピクセルの両側の隣接ピクセルの圧縮コードを受け、ドット及び空白の何れか一方をそれぞれ示すN個のドット領域を有し且つ前記ドットを示すドット領域の個数が各ピクセルの前記圧縮コードに対応しているドットパターンを発生するドットパターン発生手段と、
    を備え、
    前記圧縮コードの深さMが、
    (N+1)≦(2のM乗)<(2N)
    の関係を満たし、
    前記ドットパターン内の前記ドットを示すドット領域が、前記両側の隣接ピクセルのうちトーンの暗い方の隣接ピクセルの側に寄って配置されていることを特徴とする圧縮されたマルチトーン画像を復元するための装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記Nの値が、3又は7であることを特徴とする圧縮されたマルチトーン画像を復元するための装置。
  3. 圧縮のときに、ソースデータの各ピクセルのビットコードに基づいて、N+1トーンが識別可能なMビットの深さをもち、且つN+1トーンを持つ画像内の各ピクセルのトーンのみを表した圧縮コードを発生する圧縮コード発生手段と、
    復元のときに、各ピクセルと各ピクセルの両側の隣接ピクセルの圧縮コードを受け、ドット及び空白の何れか一方をそれぞれ示すN個のドット領域を有し且つ前記ドットを示すドット領域の個数が各ピクセルの前記圧縮コードに対応しているドットパターンを発生するドットパターン発生手段と、
    を備え、
    前記圧縮コードの深さMが、
    (N+1)≦(2のM乗)<(2N)
    の関係を満たし、
    前記ドットパターン内の前記ドットを示すドット領域が、前記両側の隣接ピクセルのうちトーンの暗い方の隣接ピクセルの側に寄って配置されていることを特徴とするプリンタ。
  4. 請求項3に記載の装置において、
    前記Nの値が、3又は7であることを特徴とするプリンタ。
  5. 圧縮のときに、ソースデータの各ピクセルのビットコードに基づいて、N+1トーンが識別可能なMビットの深さをもち、且つN+1トーンを持つ画像内の各ピクセルのトーンのみを表した圧縮コードを発生するプリンタドライバを有するホストコンピュータと、
    復元のときに、前記ホストコンピュータから各ピクセルと各ピクセルの両側の隣接ピクセルの圧縮コードを受け、ドット及び空白の何れか一方をそれぞれ示すN個のドット領域を有し且つ前記ドットを示すドット領域の個数が各ピクセルの前記圧縮コードに対応しているドットパターンを発生するプリンタと、
    を備え、
    前記圧縮コードの深さMが、
    (N+1)≦(2のM乗)<(2N)
    の関係を満たし、
    前記ドットパターン内の前記ドットを示すドット領域が、前記両側の隣接ピクセルのうちトーンの暗い方の隣接ピクセルの側に寄って配置されていることを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 圧縮のときに、ソースデータの各ピクセルのビットコードに基づいて、N+1トーンが識別可能なMビットの深さをもち、且つN+1トーンを持つ画像内の各ピクセルのトーンのみを表した圧縮コードを発生する過程と、
    復元のときに、各ピクセルと各ピクセルの両側の隣接ピクセルの圧縮コードを受け、ドット及び空白の何れか一方をそれぞれ示すN個のドット領域を有し且つ前記ドットを示すドット領域の個数が各ピクセルの前記圧縮コードに対応しているドットパターンを発生する過程と、
    を備え、
    前記圧縮コードの深さMが、
    (N+1)≦(2のM乗)<(2N)
    の関係を満たし、
    前記ドットパターン内の前記ドットを示すドット領域が、前記両側の隣接ピクセルのうちトーンの暗い方の隣接ピクセルの側に寄って配置されていることを特徴とする圧縮されたマルチトーン画像を復元するための方法。
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